安部キミ子 参議院議員
4期国会発言一覧

安部キミ子[参]在籍期 : 3期-| 4期|
安部キミ子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安部キミ子参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

安部キミ子[参]本会議発言(全期間)
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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第24号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私は日本社会党を代表してただいま上程されました核兵器実験禁止決議案に賛成いたします。  本院は、過去数回にわたって原水爆実験禁止を決議しましたが、このたび、あらためて新しい決議をすることは、重大な意義を持つものと確信するのであります。顧みまするに、一九五七年は重大な年でありました。それは、ソビエトに大陸間弾道弾と人工衛星スプートニクが出現した年であるからであります。また、今年に入って、さらに新しい情勢の一つの重要な原動力は、ソ連政府の最高会議で決定された核兵器実験を一方的に停止するという今度の宣言であります。この宣言は、日本が世界各国の先頭に立って努力してきた核兵器実験禁止運動……

安部キミ子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

安部キミ子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 資料の点で、実は北海道の冷害がひどいので、当然私どももこれは臨時国会を開いてもらいたいというふうに考えておったのですが、参議院は委員会が開かれてないし、本会議があのままになっておりましたので、どうにもならなくて、調査にも出られなかったことは残念だと思います。で、北海道もそうでございますが、山口県の私の方でも大へん塩害がひどくて、まるでソバの色のようになっているあの実情を一目見てもらいたいという農民の声が非常に強かったわけです。けれども委員会も、それから本会議もございませんので、できなかったんですが、資料を整えられますときには、山口県のそうした資料も十分用意していただきたいという……

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 条約局次長にお尋ねしますけれども、河野さんがこの条約を締結されますに当っては、あなたも当然河野さんと下打ち合せができておったと思うのです。そのときにあなたは、条約の原案を、おそらく日本側の原案としてこういうことは入れてもらいたいというふうなことで、海里の問題にも河野さんに進言されたかどうか。そういう点で、河野さんはその説はだめだ、こういうふうに、そうして向うとの交渉はだめだというふうになったのかどうか。ちょっとその間のことを話していただきたいのです。
【次の発言】 長官も条約局次長も、この領海の問題は次の委員会できめるというふうな御発言でありましたが、その委員会が開かれる期日は……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 一つあります。
【次の発言】 実は三十日に、農水と外務の合同委員会で農林大臣の御答弁をいただきたいと思って待っておりましたけれども、私の質問時間でそれが許されなかったので、大臣がおいでにならなかった。それでその三十日の質問と関連して農林大臣にお尋ねいたすわけなんですが、こうして日ソの共同宣言も批准されまして、大体において戦犯の方とかあるいは抑留者の方が、みんな来年の正月までには帰って来られる見通しがついたと思うのです。ただ一つ、韓国の漁夫の問題、漁船の問題だけが取り残されておる現状でございますので、この問題を早急に解決してもらいたいと、私どもみんな国民が期待しておる。そこで総理……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 二十五国会も十三日で終りますと、あと二日しかないわけですが、実は今日新聞を見ますと、ソ連の戦犯引揚者の中で近衛さんはなくなっておられますね。そういうことを考えてみますと、私はすぐ、韓国の抑留漁夫の問題が解決していないで、大へん心せかれるように思うのですが、先日もこの委員会で河野農林大臣に相当強い要請をして、誠意のある言葉をいただいておるのですが、その返事が一向にないのです。今日も河野農林大臣においでになっていただいて、お尋ねするのが順序でございますが、おいでがないので、明日は河野農林大臣にも出ていただくし、そのことをあなたからもおことずけいただきまして、この国会で約束した通りの……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1957/06/06、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 一つ委員長。先ほど長官は、需給均衡価格という言葉を言われましたね。この言葉は、私は新米ですからよく知らないのですが、新しい言葉のようにも思うし、また今度の調査会のねらいと政府のねらいが、この言葉の中に非常に意味深く含まれているように思いますが、この意味を説明していただきたい。
【次の発言】 そうしますと、生産者米価と消費者米価のこの均衡を近づけていって、一つのものにしたいという考え方に基いたこの解釈になるのですか。

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/01/29、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 時間がありませんので、私簡単に質問いたします。  今、私どもが問題にしていることは、結論的に言いますと、生産者の米価が今のような価格ではやりきれなくなるということと、消費者の米価はやっとこの間現状維持ということになりましたけれども、これがつまっていくところは、結局また値上げという結論になってくるということは、結局インフレの要因になるということを日本経済の中で私ども心配するのです。そういう意味で、鉄道当局の方では、こういう値上げを、ただ自分の経営を主体に考えておいでになるんでしょうけれども、日本経済とすれば、重大な問題なんですね。そういう観点から、硫安が一俵十円も上るということを……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1957/06/08、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 この日韓問題は大へん長い問題でありまして、岸総理も渡米前には必ず解決すると、こういうふうにおっしゃいまして、いろいろ当局でも折衝が重ねられているかに聞いておりますが、昨日金大使と岸総理がお会いになって、相当突っ込んだ話し合いまでできているかに聞き及んでおりますが、一応その経過について御説明していただきたいと存じます。
【次の発言】 その意見の合わない点が二つあるという、その二つの内容はどういうものでしょうか。
【次の発言】 その字句の点といえば、大筋はすでに解決できておるけれども、字句の点で解決がつかないということであれば、どちらかが歩み寄っていけば、早急に実現できるということ……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/05、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 緊急質問があるのです。今の問題に関連いたしまして、韓国に最近またたくさんの人が拿捕されました。先年の暮にすでに解決するやにこの委員会でも御報告がありましたので、大へん期待しておりましたが、何の効果もなかったわけなんですが、この問題を緊急に解決してもらいたいと思いますが、農林大臣の御所見はいかがなものでしょうか。
【次の発言】 時間がありませんので、恐縮ですけれども、聞きますところによりますと、この間の拿捕の状態は、韓国の人と日本の漁夫とがなぐり合いになって、三名の重傷者が出ておるというような報告も、おととい聞いたのですが、そういう重大な問題もございますので、真相を十分御調査下さ……

第26回国会 農林水産委員会 第5号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 第三班委員派遣報告。  九州班の報告を申し上げます。九州班は、堀委員長と北條委員と安部の三人で、福岡、熊本の両県に出張して参りました。  一月二十一日朝風号で東京を立ち、二十二日まず福岡県庁で県下の農業委員会、農協再建整備の実情を伺いました。県下の農業委員会は現在二百委員会あり、選挙委員二千五百五十五人、選任委員七百三人、事務職員五百九十九人で事業を行なっております。しかるに昭和三十年現在県下の農業委員会の取り扱った事務処理件数は、耕地の交換分合、農業改良事業をも加え、合計十一万六千件をこえ、年々増加の傾向にあります。また県農業会議は地方選出議員十五人、推薦会議員十五人、事務局……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 しませんがね、緊急な問題があるのですよ、李承晩ラインの問題が。この次にしますから、岸外務大臣と農林大臣と一緒に、委員長の方でそろえてもらって……。お約束していただきたいと思います。きょうは保留します。

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私はおそく参りまして聞きませんでしたが、農林省の機構ですね、今度変えられるのですか。
【次の発言】 政府では、前国会でも機構改革の問題が出ましたが、農林省の今の機構に、さらにまた足りないところを補足するという意味で、今のあなたの御説明になった通りだと思うのですが、そういう今の機構で、農林省の機構としてはりっぱなものだ、何ら事務を遂行するに支障はないというふうに考えておいででしょうか。
【次の発言】 私がお尋ねしたいことは、まあ今農林省の問題なんですが、農林省の今ある機構で、あなたがいろいろな仕事の上から、何ら支障はない、やはり何とか機構改革を根本的にせにゃならぬというふうな必要……

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 まず委員長にお尋ねしますが、きょうは外務大臣もお願いしておいたと思いますが、どういうわけで御出席になりませんか。
【次の発言】 それでは、外務省からどなたかかわりの方が出ておいでになりますか。
【次の発言】 それでは、外務大臣の御質問はまた後日に讓りますから、必ずこの次には外務大臣を呼んでいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、農林大臣に出ていただきまして、私は日韓問題につきまして、非常に切迫している事態がありますので、お尋ねいたしたいと思います。  この問題は、前内閣のときから早急に解決されなければならないし、すでに昨年末の留守家族の上京の際に当りましても、政府当局は……

第26回国会 農林水産委員会 第9号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 昨日の当委員会で、日韓問題に関する質問をいたしましたら、さっそく問題解決のために大臣が御尽力下さいまして、まことにありがとうございました。その後の経過報告をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 問題が問題だけに、いろいろと大臣の方でも政治的配慮がありまして、全部詳しくこの席では御報告できない点もあるかと思います。私もそれは了承したいと思います。ただ、大臣が水産行政の最高責任者としておられますにつきまして、この問題を解決する根本的な理念といいましょうか、そういうものを要点だけ申していただきたい。
【次の発言】 さきに参議院の本会議で、外務大臣が施政演説の中で、こういうふうなこと……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 下関の吉見の水産講習所の予算は、この中でどれに入っておりますか。
【次の発言】 資料を出していただきたいのですが、吉見の水産講習所の来年度の予算の資料と、それから三十一年度の予算ですね。決算はまだ出ておりませんから。資料を出していただきたい。  それから委員長にお願いします。きょうは、私は質問しようと思ったら、すでに牽制するかのような態度であのように言われましたので、私は、たくさん質問を持っていますけれども、保留します。そのかわり、この次は大臣と水産庁をお呼び下さいまして、私はトップに質問を許していただきたい。

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 今までの説明の中で、漁業対策というものが一つも出ていないように見ますが、振興局じゃやらないんですか。
【次の発言】 そうしますと、新農山漁村建設総合対策というその「漁」という字は要らないのでしょう。なぜ看板を掲げてありますか。
【次の発言】 それには予算は何ぼくらい組んでありますか。予算はないのですか。
【次の発言】 振興局という看板の建前から今お話がありましたように、漁村も入れての対策をお立てになるということには間違いないのですね。
【次の発言】 それらのことについていろいろ研究したり、補助金を出したり、奨励したりという事業があると思うのですが、非常に漁村というものが軽視され……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 先ほど清澤先生から黄変米のことと、それから倉庫料の事柄について資料要求をされましたから、私はその質問は省きます。  先ほどのお話の中で、黄変米が今十一万七千トンもあるという報告でしたが、一年間に二万七千トンの処理ができ、あとは置いておいても、黄変米は拡大しないんですか。
【次の発言】 そんな金のかかる黄変米を、国民の税金でかかえておるという管理のやり方に対しては、私は疑義があると思うのです。そういうふうなことをなさるから、毎年赤字はますますふえる。おそろしい悪いものだったら、早く処理をして……。このデータでは何年くらい古い米があるかわからないけれども、この資料も私は出してもらい……

第26回国会 農林水産委員会 第15号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 ただいま審議しております輸出検査法案の提案説明の中で、説明の第二の項に、「輸出検査を適格に行うため、特に必要がある品目につきましては、その材料または製造中の検査を行い得ることとしたことであります。」こういう意味のことを書いてありますね。これはどういう場合にそういう検査をなさるのですか。
【次の発言】 それで農水産物の中では、こういうことは考えておいでにならないのですね。
【次の発言】 その場合、予告でもして検査なさるのか、不意に行って検査なさるのか。
【次の発言】 そうしますと、検査を受ける者は何にも被害はなくて、むしろ善意で、そういうでき上ってからやり直すということができない……

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 今の課長さんの説明だと、今までは干拓するのには農地法によって干拓された。一反当りの値段というものが大よそきまっていたと思うんです。一万円程度でなかったかと思うんですが、今後は一体何ぼくらいになるのですか。その土地の状況なんかで変ってくるでしょう、負担が多いから。そんなことわかりませんか。
【次の発言】 たとえば、同じ山口県の中でも、干拓しまして、ほんに五町かあるいは一里にも足らないところで、二つの干拓をする。一つの干拓は非常に金がかかってでき上った。コストが高くなって、五万円以上にもなるという結果になる可能性が出てくるのじゃないか。それから一つの方の干拓のコストは、三万円くらい……

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 早う資料を配って下さい。資料なしに話聞いたって、何にもなりません。
【次の発言】 さっき島村委員からも御指摘なさいました下関とそれから大阪市場、あるいは東京市場の割引の比率が、長崎と同じでは、だれが考えてもおかしいと思い、納得のいかぬところですが、いろいろ弁解らしいことをおっしゃいましたけれども、そういうことでもうきまったのですか。この点はもう、はっきりきまったのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、具体的に言いますと、同じたとえば下級鮮魚を長崎から送る運賃と、それから下関から東京へ送る運賃とは、どうなんですか、キロによって。

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私は、この日本の国土の状況を見てみまして、山の木が非常に切られておりまして、終戦直後の状態と現在とあまり変っていないような印象を受けるのです。で、終戦直後に林野庁では、あの戦時中に切ったいわゆる過伐の状態について何とか対策を立てなければいけないというふうなお考えを持っておられたと思いますが、最初に、林野庁がこの森林政策にどういう手を打たれたのでしょうか、それをまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 昭和二十六年に森林法が強化されまして、その効果が一体あったのですか、ないのですか。
【次の発言】 先ほどあなたの提案説明を聞いておりましても、このままでほおっておいたら大へ……

第26回国会 農林水産委員会 第20号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 聞くところによりますと、広葉樹がパルプ材になるということなんですが、ほんとうでしょうか。
【次の発言】 パルプ会社の一カ年の使用量は、国内パルプ会社の一カ年の使用量ですね、その国内と国外と合せて幾らぐらいですか。
【次の発言】 この法案が出された理由の一つとして、薪炭業者の頭打ちというふうな関係もあってと、こういうふうに提案の説明がなされておるのですが、この法案が出て一番仕合せなのはパルプ会社じゃないかという話を、私はけさいなかの方からずっといろいろの所を回って帰ったのですが、どうでしょうか、この心配について。
【次の発言】 針葉樹の国内量も限度に来たということで、業者の人たち……

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 今までの質疑応答の中で一番問題になるのは、私は今、「同意」という言葉がほしかった、字句がほしかったということなんでしょうけれども、問題は、この法案を通して流れているものは、建設大臣に権限がみんな集まってしまった、非常にウエートが大きくなってきた、こういうことと思うのです。それが私は非常に心配なんです。と申しますのは、先ほどいろいろお話がありましたが、日本は開国以来、瑞穂の国と申しまして、水利権は農民が何はおいても太古から持っておったのですが、それが後に、電気事業だの水道事業だの工業用水だのというふうに、水が引っぱりだこになった。そして水資源が枯渇するという心配があるので、いろい……

第26回国会 農林水産委員会 第22号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 責任だから、その補償は当然なさるということですね。
【次の発言】 処理しなければならぬということは、補償を出すということでしょう。簡単に言って下さい。
【次の発言】 しませんよ、大臣に聞きたいのだから。
【次の発言】 私は、委員長の態度、非常に遺憾だと思います。しかし、過ぎたことですから、河川局長が大臣の発言と同じような責任をもっての発言であれば、私は了承します。  そこで責任をもって下さると思いますが、審議会というものは近々お作りになるのですか。先ほどから審議会の話が、大臣の方からしばしば出ております。
【次の発言】 でなしに、補償も運営の面も、それから建設の面も、昨日来いろ……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 農業の方も審査認定、被害の認定ということが大へん困難だということはわかるのですが、私は漁業の方はなお困るのじゃないかと思うのです。それでも、漁業の方も被害の認定は市町村長の認定で、最後の確定ということになるのですか。
【次の発言】 暴風雨などで、沿岸だとか、あるいは港の近海で被害があったときには、調査もできましょうが、沖で被害があったときには、どういう方法で調査なさるのでしょうか。
【次の発言】 漁に出てから途中で、たとえば暴風雨になったので、網を揚げるのをほおって帰ったというようなことがあるのですよ。そういうときには、どういう被害の調査が確実に行われますか。

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 最近、岸総理が韓国の抑留者の釈放の問題の解決は……。韓国の問題、わかりますか。
【次の発言】 ちょっと、外務省がわからなければ、水産庁の方も全然他人事じゃないだろうし、この問題は前からいきさつがあるから、ある程度のことはもちろん……。
【次の発言】 総理大臣はアメリカへ行く前に、この問題を解決する、李承晩大統領も、あちらの方からこれを応ずる、それから金公使とアジア局長との間に事務的折衝までしておるという話を、最近しておられますが、水産庁の方ではこの問題について、いつごろできるかという見通しを持っておられるのですか。御相談でもありましたか、その点だけ。

第26回国会 農林水産委員会 第35号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 今の答弁ですけれどもね、小林委員がおっしゃるのは、たとえば一カ町村あるいは一市に調査が完了して、そうして、まあ延びたか縮んだか、その結果は大体延びるだろうという想定の方が強いわけですね。それで、土地の評価も変ってくるというわけですね。そうすると、資産税が高くなるという考え方に立って、今質問しておられるのですよ。それでね、全国何百町村とあるのが、全部終らなければ、その済んだ所からそれを上げていくというふうなことは不均衡だ、不公平だ、全国済んでから時期を見て税制改革するなら改革するということになればいいんじゃないかという、こういう問いなんですよね。それで、あなたの御答弁は一体どうな……

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私はこの一部改正案ができましたことは、前のやり方より進歩しておるだろうと思います。しかし、常襲地帯の災害について、この法だけで処理しようとしても、取り残される所があるんじゃないか。山口県のように、毎年もうきまって災害があるのでございますが、それでその災害の個所も大体、去年もあって、ことしもあって、また来年もあるという所が多いのです。で、そういう意味では、この共済組合が非常に役には立ちますけれども、しかし、共済金額というものは、実害ですね、実害の数より少いのですね。そうしますから、どうしても農民の負担が毎年々々上回っている。この共済金もらっても、それだけでは解決できないというのが……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1958/06/03、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 ちょっと関連して。今、長官のおっしゃいました話では、そういう考え方の中で十二日までにこの問題が解決できる、こういう確信を持っておられるかどうか、これは大へん重大な問題であります。そうして、もしそういう形で解決ができなくて、無協定のままで今後これをやっていくということになったときには、どういう心がまえでおいでになるのか、私は、昨年も中国へ行きまして、中国政府の意向というものをいろいろ聞いておりますが、非常に複雑でありますし、そう日本のわれわれが考えておるような簡単な考え方には立っておられない。しかし、今あなたがおっしゃいましたように、これは漁業の問題は漁業の問題として解決ができる……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 ただいま有益鳥獣の保護育成のことについて、禁猟区の実績が上っておると、こうおつしゃいましたが、そういう鳥をふやす方法というだけではなくて、そういう鳥が住む環境がだんだんこわれていっている。というのは、木がなくなっているということですね。そういうことが一番大きな原因じゃないかと思うのです。そこで、東京にしましても、私どもが若いときに東京へ出たときには、まだまだ芝公園でも木がたくさんあったし、日比谷公園でも木がたくさんあり、ところどころにはうっそうとしたところがあったのに、今度東京へ出たときには、これは戦争のおかげもありましょうけれども、ずいぶん殺風景になって、日比谷公園でも今日で……

第28回国会 農林水産委員会 第8号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 きょうは、農林大臣と外務大臣とそろっておられるところで質問したいと思っておりましたが、残念にも外務大臣が御出席にならないので、アジア局長が出席と聞いておりますが、アジア局長の発言は、資格の上では局長というのでありましょうけれども、その発言においての責任は、外務大臣の責任とみてよろしいかどうか、初めにお尋ねしておきます。
【次の発言】 まず最初に、韓国問題についてお尋ねしたいと思います。長い問の懸案であった日本の漁夫の抑留者が釈放される件につきましては、さきの二月一日に三百人が帰って参りました。引き続いて、十五日までにあとの六百人が帰るだろうということで、大へん留守家族の人たちも……

第28回国会 農林水産委員会 第9号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 関連して。私は、今漁業問題が出ましたので、先ほどの千田先生の質問に関連してですね、今問題になっております安全操業の問題について、いつまでたってもこのまま解決しないのでは、現地の漁民も非常に困ると思うのです。それでソ連側の意向は、安全操業と領土と平和条約の問題がスムーズに解決するには、基本である平和条約を早く締結することだと、その平和条約が締結されれば、あとの二つの問題は自然に答えが出るのだと、こういうふうな考えに立って、なかなか向うの主張は強いし、今の様子では譲りそうにもないのでしょう。このまま譲らないで、日本側といつまでも対立しているということになりますと、一番困るのは漁民で……

第28回国会 農林水産委員会 第10号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 狩猟を全部廃止したら、どんな結果になるでしょうか。と申しますのは、昔は日本の国にもいろんな獣や何か多くて、それで十分生活ができたと思うんですが、今日では必ずしもそれだけでは生活は困難だと思うわけです。それと同時に、昔はおそろしい獣もおったでしょうけれども、今日ではそう獣もおるとは思われぬし、まあ、たまたま北海道あたりでクマが被害を与えたとか、あるいは山の奥にもそういうようなのがたまにはおるでしょうが、そういう人は一部限定して、今日のように、たくさんもう何もかもとらなきゃ生活ができないというようなことになっておると思いますので、しばらく狩猟を全部やめてしまう、そうしたら、もう少し……

第28回国会 農林水産委員会 第11号(1958/03/01、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 それじゃお尋ねしますが、今まで失敗に終ったということの原因が、概してあなたの、あなたというよりは会社の生い立ちから矛盾があって、そういう積み重ねが今日こういうことになったというふうにおつしゃいますが、それ以外に、私が聞くところによると、政治資金に金を流したとかいうような問題も聞いておりますが、そういうことはなかったのですか。
【次の発言】 私は簡単に述べます。  あなたのお話は大体わかりましたが、こういう問題は、私は、今抜本的な対策を立てなければいけないと思う。そこで、経済局長にお尋ねしたいのですが、個人の会社ではないにしても、こういう蔬菜の流通面において、今のようなやり方では……

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 この法律ができて、三者を考えた場合に、たとえば、土地所有者と費用負担者と造林者の三者を考えたときに、一番強いのはだれかということを考えるわけです。そうしますと、結局は造林社である土地を持たない、あるいは資本を持たない人が一番弱い。こういうふうに考えていきますと、最初に契約を結びましても、五十年先あるいは三十年先というふうな約束をしておっても、この造林者の中には、あるいは日雇いの労働者みたいな人も含まれていることがあり得ると思うわけなんですが、人生は長いものでありますから、この三者の中で、その土地にいつかなくて、あるいはよそへ行かなければならぬとかというふうになって、自分の意図に……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私ちょっとおくれまして、前者の方々のお話を聞かなかったんですが、先ほど伊東さんから、大へんいい腹案があるようなことをおっしゃいましたので、ちょっとその点聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 もうちょっと具体的に何か、それでどういうふうにするか、もうちょっと具体的に。
【次の発言】 その公社の資金ですね。その資金はどこから出されますか、どういうふうに。
【次の発言】 川野先生にちょっとお尋ねしますが、市場法というものが従来あって、いろいろの不備の点から今日また改正するという問題になったと思うんですね。今この法案では新しい三点を目がけてまた改正してよいものにしようと、こう……

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 大臣がおいでになりましたから。実はこの問題は、昨日の参考人のお話を聞きましてもいろいろ問題があると思うし、私たちが市場調査に広島に参りましたときに、消費者、生産者、仲介人、卸売、小売人と、あらゆるこの法案に関係のある人たちの陳情なりそれから状況を聞きましても、大へん不備な点が多いと思うのです。今、この三つの改正点が出されましたからというても、これが完全なものでないということは今大臣がおっしゃった。そこで、大臣の方でも、政府の方でも根本的な改正をすると、こうおつしゃいますが、これが非常に国民の生活の上には大事な問題であります。日々の生活に、しかも国民全体の生命に関連のある問題であ……

第28回国会 農林水産委員会 第34号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 この今の提出案には、二つの支所を設けると言われますけれども、予算が何も出ていませんが、定員や、予算の説明も何もないのですか。
【次の発言】 それじゃよろしいです。
【次の発言】 今大阪と、それから鹿児島ですが、将来はまたふやされる見通しがありますか。
【次の発言】 日中貿易の見通しは今頓挫しておりますけれども、早晩これは円満に解決しなければならない日本の立場としては困ると思うのです。そういうことになれば、日本の貿易の将来は何といっても六億を有する中国の市場というものが重大なわけでありますが、そうなりますと、日中貿易を対象としての今後の検査所ばどういうところに置いたらいいというお……

第28回国会 農林水産委員会 第36号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 提案者にお尋ねしますが、御承知のように、もう解散も近いこのまぎわに、きょうでもないでしょうが、お出しになりまして、本格的に今から審議するということになるんですが、本国会に参議院が上って、衆議院が通過するという見通しがおありなんでしょうか。
【次の発言】 たれが提案しようとも、いいものはいいものとしてね、私どもも真剣に区取り組むわけなんですが、こういう法案ば、私ども社会党でもいい法案として異存はないと思います。まだ正式には社会党の意見は聞いておりませぬけれども、それでこの提案者のお名前を見ますと、発議者のお名前が自民党の皆さん、それからそれに賛成なさっている方々が自民党の皆さんで……

第28回国会 農林水産委員会 第37号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 議事進行につきまして。  きょうの委員会に総理大臣と外務大臣を呼んでいただくように、きのう事務当局にお話ししておきましたのに、きょう出て来られないということでありますが、どういう意味で出られないのか、委員長はその手はずをされたのか、事務局も、十分その手配をされたのか、御答弁を願います。
【次の発言】 それじゃいけません。本国会になって、日ソ漁業問題、海洋法会議問題、オーストラリヤの真珠採取制限の問題、李ラインの問題、アリューシャン海域の問題、米国、カナダの海域の問題等々、この農林水産委員会においては、重大な問題をかかえているのに、総理大臣も外務大臣も、一度も末席に御出席にならな……

第28回国会 農林水産委員会 第38号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私は、社会党を代表してという言葉を使わなければならぬような委員会は、はなはだもって好ましくないと思います。だれもが質問をする機会を得たいと思っておりましたが、仕方なくて、他の社会党の委員が質問できないということでありますので、私が代表でお伺いいたします。  そこで今度、今国会においては重大な問題がたくさんありました。いわく、日ソ漁業交渉を初めとして、日、米、加漁業問題、李ライン問題、アラフラ海問題、海洋法会議等々がありましたが、どれも満足な日本側の意向がとり入れられなかった。概して、私は失敗の積み重ねじゃないかと、こう思うわけなんです。そうした失敗というものが、どういうわけでこ……

第28回国会 農林水産委員会 第39号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 一点だけごく簡単に。時間ですから大へん恐縮ですが、一点だけごく簡単にお伺いします。お答えもごく簡単でもけっこうです。それから都合が悪ければ速記をとめていただいてもけっこうです。  大臣、大へん御苦労様でした。いろいろ詳しい報告を先刻聞きまして、私どもも大へん満足しております。これに対しての考え方はいろいろありますけれども、今は申しません。ただ一点、大臣がソ連政府のいろいろな方にお会いになって、そして、交渉の過程においてこの平和条約ということと並行して話をなさったならば、よりいい成果が得られたのではないかという点、大臣の感じとしてそういう感じはお持ちにならなかったか。それからソ連……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私は日中貿易協定について副総理、外務、通産、法務各大臣にお尋ねいたします。  このたび第四次日中貿易協定が結ばれまして、長い間の貿易の麻痺状態が解け、今後飛躍的な日中貿易の発展を見ることと思いますが、この貿易協定を成功させるために、直接その関係にある業者はもちろんでありますが、間接的にも今後のこの協定の積極的な協力をされる立場にある各大臣は、いかなる心がまえを持っておられますか、決意のほどを伺いたいと思います。
【次の発言】 政府は一致して協力するということをお誓いになったと思います。私もこの点ではまず安心いたしました。ところが、御承知のように、この協定の締結に当っては、幾たび……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 関連質問。ただいま日中貿易の国旗の問題なんでございますが、今度代表部ができまして、それで中国の国旗を掲げることに、向うの方では当然掲げられるという考え方に立っておられると思います。すなわち、当然掲げられると思いますが、この国旗の安全保障はそれでは日本政府はしない、こういう考え方ですか、極端に言いますと。
【次の発言】 もう一ぺん、あやふやなんですが、すみませんが、そうすると、事実上の処置としては、たとえばまあこれは悪い例なんですけれども、今度の日中貿易の協定につきましても、台湾政府から抗議が出たりあるいはいろいろな妨害が事実あっておるのですね。それに対して岸総理も大へん苦心をし……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 中共の貿易の額が今のままでほうっておかれると産業に非常に影響すると思いますが、この問題に対して政府はどのような手を打っておいでになりますか。

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 今の問題と関連しまして。今、長官は、日韓交渉の中でこの問題が解決できると、こういうお話がございましたが、その解決のできる基本問題として、政府は、これは水産庁も外務省も込めて、日本政府として、この李承晩ラインをどういうふうに見ておられるか。基本的に認めるか認めないかという根本的な態度についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 それではおかしいじゃないですか。交渉しようという段階にきていて、日本の基本的な態度というものもきまらないで、どうして交渉ができますか。私は、この問題は、きょう三浦農林大臣に、三浦行政に対する根本問題として聞きたかったんです。けれども三浦大臣がおいでになら……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 関連して。  大臣は、先ほどから所信のことについて説明があり、また小林委員の質問に対しては、提起された具体的な問題があれば、それの方針をはっきりすると、こういうふうな発言がありましたが、この所信表明には、今、千田委員が質問になりました中国のこの緊急な問題、それから私がその次に関連して質問したいと思う韓国の李ラインの問題とそれに付随した拿捕船と、それから漁夫の釈放の問題、それから今、日韓会談が開かれておりますこの問題の中で、李ラインを日本政府はどういう考え方で韓国と折衝しているか、ひいては竹島の問題をどう考えておるかというふうな、具体的な、しかも重大な緊急な問題については、何も所……

第29回国会 農林水産委員会 第5号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 そうしますと、来年七月一日から必ず上げるということで、一年間延期するという、そういう建前ですか。
【次の発言】 了承しました。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 農林水産委員会 第3号(1958/10/03、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 一と二の法案は、今お話を聞きましてわかりましたが、前国会から問題になっておりました汚水防止法案はどういう経過になっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、三十回臨時国会に提出される見通しがありますか。
【次の発言】 お話を聞きまして、大体了承できましたが、私は山口県でございますが、山口県も、御承知のように瀬戸内海沿岸はほとんど工場地帯でございまして、その被害は実に大きいのです。で、先国会のおしまいに千葉県の問題が起きましたけれども、ただあの問題は千葉県だけの問題でなくて、全国至るところにそういう被害が起きておりますので、ぜひともこの法案を早く出してくれという国民の声が切なる……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私は、山口大学における不当処分について、この問題は緒方局長も、去る十月の二十八日の文教委員会で、いろいろわが党の委員から質問がありましたので十分御承知であると思うし、またその後もいろいろ詳しいことを調査しておられると思いますが、このことについていささか質問したいと思います。  今、勤評に関連してという言葉がありましたように、一番この処分を問題にしているのは、大学の学長なりあるいは理事者の方で処分しようとするところの先生たちのいわゆる勤評ですね、勤評が正しいものであったかどうかということに基礎を置いてこの問題が発展していると思うのです。そういう意味で、この問題の概略について、緒方……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 関連して。ただいま畑作振興に関連しまして、実は一月の十五日から二十五日にかけて山口県萩市を中心に非常な寒波に襲われまして、夏ミカンの被害が甚大であったわけです。私は一月の二十五日から二月の五日にかけて各地方を調査し、農業協同組合の幹部の方とも各地で懇談いたしまして、そういう人たちの意見を聞いたわけなんですが、そういう話を長々としますと時間がかかりますから、要点だけを申したいと思います。で、概算でございますが、その被害面積の成果――なっている見込みは、今年度は三百万貫あったそうです。ところが、落ちた夏ミカンの実害量は二百万貫、三百万貫に対して二百万貫が被害をこうむった。これは当時……

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 この法案の提出に当って、あなたの方ではこれを作ることによって、今日の政治経済における矛盾、ことに農林漁業における矛盾が完全に解決できると、こういうふうにお考えになっているんでしょうか、今の社会機構、政治機構の中で解決できるとお考えになっておりますか。
【次の発言】 そういう範囲内において、それを完徹するためには、さきに同僚の清澤、東両委員がお話しになりましたように、農林漁業基本法というものにまで発展しなければこの問題は解決できないというふうにお考えにはなりませんですか。そこまで持っていかなければなまぬるいものになって目的が完遂できないのじゃないかと私は思うのですが、いかかですか……


安部キミ子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院4期)

安部キミ子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/11/30、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 鳩山首相はこの臨時国会が終りましたら間もなく退陣なさるというお話でございますので、こうした大事な問題を首相にお尋ねする機会がないかと思いますので、首相が在任中にぜひ御自分の責任において解決していただかなければならない問題である対韓対策の問題について二、三質問いたしたいと思います。  御承知のようにただいま日本の漁船漁夫が、漁船は百二十五隻、漁民は八百三十名の多数が韓国に抑留されておりますですが、この抑留に対して外務省は再三いろいろなことを言って一向解決の域に達していないのでございます。今年も留守家族の人たちが大挙上京いたしまして、早くこれらの人を帰してもらいたいという言葉に対し……

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 時間が過ぎまして、まことに恐縮でございますが、一点だけお答えいただきたいと思います。北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約という第一条で、「1この条約が適用される区域(以下「条約区域」という。)は、日本海、オホーツク海及びベーリング海を含む北西太平洋の全水域(領海を除く。)とする。」と、こう書いてあります。この日本海ということが書いてありますが、この日本海と申しましても、ただいま私どもの通念としては、日本海の中には北鮮の領海もあれば、李承晩の領海もあるという形になっております。そうしますと、この日本海の解釈でございますが、北鮮の領海……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 私は最初に、今、日ソ交渉の漁業問題の中で、資源保護という問題が非常に、日ソだけの関係でなくて、今度は日米の間でも、またカナダの間でも、およそ海を持っている国の、各国の問題になりつつあると思いますが、当面日本は今、日ソ漁業交渉の中で、ソ連の方は相当科学的にいろいろなデータが出ているので、日本が向うを張って、それに太刀打ちするだけの資料がないということが、この交渉のうまくいかない問題の一つになっていると思うのですが、農林省は、この資源保護についての科学的な研究なり陣営なり、どういうふうに対処しておられますか。ソ連に向うだけの十分な陣容ができて、資料があるかどうか、その点をお答え下さ……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 関連しまして大臣にお尋ねしますが、今日の交通は、まあ汽車あるいは船ということもいわれましようけれども、何といっても航空機――飛行機の時代になってきたと思うわけですね。そこで、中国とはあの通り貿易協定もできまして、文化の交流もしげくなりましたし上ますので、早く日本航空、国際航空が、文化協定でも結ばれまして、北京との航空路を開こうというお考えはお持ちにならないか。それと同じように、ソ連政府の方では、東京との交通を開きたいという意向があるやに聞いておりまするし、これもあわせまして早急に開くという御意思はないか。また、そういうふうに努力をしようという御意思はないか、お尋ねしたいと思いま……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○安部キミ子君 大臣がちょうどおいで下さいましたので、この前一般質問のときに質疑したいと思いましたが、きょうその機会を得ました。  私は、関門トンネルの料金についてお尋ねしますが、御承知でもありますように、関門トンネルが昭和十四年から工事を始めまして、二十六年まで国庫で負担して予算を出して作らしたのですね。その後公団の経営になったのでありますが、本質からいえば、東海道本線と九州の本線を結ぶ非常に大事な、いわば、人間にたとえれば、頭と首をささえた背骨と言ってもいいほど、日本の国にとっては大事な役割を持つトンネルだと思うのです。で、こういうふうに、過去の経験からしましても、国庫が莫大な金を投じてお……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(安部キミ子君) この前一般質問のときに、科学技術振興に関連して大臣にお尋ねしたかったのでありますが、時間がありませんので……。きょう主査の方から時間を与えて下さいまして、まことにありがとうございました。  きょうは、下関水産講習所を国立単科大学に移管する件についてお尋ねいたしたいと思います。  大臣は御承知でもありますように、下関の水産講習所というのは、かつては釜山の水産専門学校が今日こういう形になっておるのでありますが、東京水産大学は第一水産講習所、下関は第二水産講習所というのでありましたが、終戦直後は、そういう形で出発したのでありますが、途中で、東京の方が大学になって、文……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

安部キミ子[参]在籍期 : 3期-| 4期|
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