伊能繁次郎 参議院議員
4期国会発言一覧

伊能繁次郎[参]在籍期 : 3期-| 4期|- 5期
伊能繁次郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは伊能繁次郎参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

伊能繁次郎[参]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第9号(1959/01/28、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。  お尋ねの日米安全保障条約改定に関する政府の見解につきましては、ただいま総理大臣から詳細申し上げた通りであります。特に私からつけ加えることはございません。(拍手)

第31回国会 参議院本会議 第10号(1959/01/29、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 航空機用の燃料のアルキレーションについてのお尋ねでありますが、昭和三十二年四月に、東亜燃料の和歌山の工場でアルキレーションの生産施設が一基完成いたしまして、現在では日産二百キロを生産いたしております。そしてこれによりまして、防衛庁の航空機用の燃料の自給自足はもちろんのこと、なお一般の航空機用の燃料にも使用される状態でございます。(拍手)

第31回国会 参議院本会議 第11号(1959/02/06、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答えを申し上げます。  当初にお尋ねの防衛庁に関する会計検査の件でございまするが、御指摘のような点も時折ございました。最近におきましては、昭和三十年度において十六件、三十一年度におきましては十三件、三十二年度十三件と、逐次減少をいたして参っておりまするが、私も就任以来、特に物品購入並びに本庁の経理につきましては、職員の厳正な取扱いを要望いたし、今後においても、これらの問題につきましては庁員を督励して万遺憾なきを期したいと存じておる次第でございます。  次に機種の問題でございまするが、この点については御承知のごとく、日米共同生産協定―昭和三十年六月の協定並びに昭和三……

第31回国会 参議院本会議 第27号(1959/05/01、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。  お尋ねの第一点は、本年度の民生協力に関する重点予算、なかんずく委託工事等、自衛隊法第百条に基く工事等につきましては、御承知のように、地区施設隊五、建設隊一を増設いたしまして、これに対して、従来大体年間五億程度の国もしくは地方公共団体の土木あるいは通信工事を委託を受けて実施をいたしておりましたが、御指摘のように、今後これらの隊の増備によりまして、民間一般土建業者と業務の競合を来たさないように、その調和をとれる範囲においては、御指摘のような方向にでき得る限り進めて参りたい、かように考えておる次第でございます。  次の技術開発のGMの問題でございま……

伊能繁次郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

伊能繁次郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) 委員長からお許しをいただきまして、この機会に一言発言を許していただきたいと思います。  ただいま、本委員会において御決議をいただきました揮発油税増税反対の決議でございますが、御承知のように、自動車交通事業は戦後長い間苦難の道を歩んで参りまして、最近ようやく安定の域に到達しようというやさきでございます。たまたま、臨時税制調査会そのほかにおいて、巷間伝うるところによりますると、非常に大幅な増税が審議をされておるということでございまして、われわれ政府部内といたしましても、ことに運輸省といたしましては、この点については、自動車交通事業界の安定発展のために、巷間伝えられるよう……

第25回国会 議院運営委員会 第7号(1956/11/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繋次郎君) 私から御説明を申し上げたいと存じます。  運輸審議会委員松浦薫及び同じく三村令二郎両君が、去る七月三十日任期満了と相なりましたが、その後任といたしまして、武田元及び深水六郎の両君を本年八月四日付で任命をいたしましたのでありますが、運輸省設置法第九条第三項の規定に基きまして、両院の御承認を求めるため本件を提出いたした次第でございます。  お手元の履歴書で御承知のように、武田君は、昭和八年大学を卒業後逓信省に入り、自来、札幌逓信局海事部長、函館地方海員審判所長、神戸海務局監理部長等を経まして、十七年九月、陸軍司政官に任命され、終戦後には四国海運局次長、同運航部長、商船大……

第25回国会 議院運営委員会 第11号(1956/11/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) ただいまのお尋ねに対しましてお答え申し上げます。  御指摘のように、たまたま御両人の経歴が、かつて逓信省、あるいは郵政省時代の逓信局長であったということに対して御質疑のようでありますが、御承知のように、運輸審議会は七人の委員をもって構成されまして、うち一名は運輸事務次官がこれに当ります。その他の六名につきましては、運輸省設置法九条にもありますように、広い経験と問い識見とを持った人々の中から選んで、内閣総理大臣が国会の御同意を得て任命するということに相なっておりまして、率直に申し上げますと、運輸審議会は御承知のように陸海空の交通事業、運輸事業の免許、あるいは陸海空の運……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1957/07/12、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 私ども占部秀男君、加賀山之雄君、不肖伊能繁次郎三名が北海道班として地方行政事情調査の御報告を申し上げます。  われわれは六月二十日から二十八日まで九日間にわたりまして、北海道におもむいて、今回の委員派遣の目的たる地方行財政上の諸問題についてその実情調査を行なって参りましたので、以下その概略を御報告申し上げます。  今回の調査は往復に要しました日数を除けば、正味わずかに五日間の短期間でありまして、かけ足とでも申しますか、道内を飛び回って数個所を瞥見いたした程度でありまするので、特に深く問題を掘り下げて検討するだけの時間的余裕に乏しい上に、地方行政の問題はその範囲が御承知のようにき……

第26回国会 地方行政委員会 第7号(1957/03/05、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 私はいずれ大臣に詳細をお伺いしたいと思うのですが、地方財政関係の基礎となる地方税については、何といっても奥野税務部長が責任の地位におられますので、基本的な問題を大臣にお尋ねすると同時に、伺っておきたいのですが、前回の国会において、今回地方税法の改正で御提案なさった軽油引取税については、衆参両院とも付帯決議がついておる。私は、他の付帯決議については、たとえば百貨店法であるとかその他の法律等については、付帯決議の趣旨は、政府が、率直に申し上げると、必要以上に尊重し守っておる。ところが、今回地方税法の改正に際して、軽油引取税については衆参両院の付帯決議があるにもかかわらず、その点が尊……

第26回国会 地方行政委員会 第18号(1957/03/31、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 大臣にお伺いしたいのでありますが、軽油引取税について、本税の創設以来いろいろの問題があるわけでありますが、私どもは、本税創設の趣旨から見て、各方面、課税を避けたいという気持には、これは変りはないわけでありますが、少くともこの種税金については、課税の公正ということと同時に、課税をする業態に対する実質的な十分な検討、調査が伴わなければならない、かように考えて、前国会においても、軽油引取税については、いろいろな角度から論議が展開せられて、衆参両院、ことに参議院においては、明確な付帯決議がつけられたわけです。その付帯決議のつけられた趣旨については、これは、前国会において公聴会その他開か……

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 ただいま長官は、目的税については明らかに自然増収があるというお話、私は、前の委員会においても、この点を明確に指摘したわけです。そうすると、奧野税務部長は、本年度の自然増収は四億程度だろうというお話があった。私は、この点については、すでに政府その他で計算されておるところでも、一月末で四十五億、三月下旬においては五十億をこえるだろう、揮発油税関係に関しては五十億をこえるだろうということが当然予想されておる、これは明確に資料に出ております。ところが、一万一千円の揮発油税と地方道路税の二千円、これを比べますと、比率は四・五分の一、五分の一であれば一万円、一万一千円に対して二千円でありま……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 今森先生は、「消費状況の推移」にかんがみという細郷課長のお答えに対して再質問されたのでありますが、それは、衆議院の付帯決議であって、参議院の付帯決議においては、「軽油引取税については、税率の軽減その他適切な措置を講ずる」と、「消費状況の推移」なんということは書いてないのです。これは、衆議院の付帯決議と、その後に行われた参議院の審査の状況においては、非常に参議院においては慎重をきわめて、この問題を審議した結果、こういう付帯決議にしたのであって、今のお答えでは、少くとも参議院のわれわれはまだ了承できないと思うのですが、参議院の付帯決議について、明確な御答弁をいただきたい。


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 議院運営委員会 第閉会後4号(1958/09/26、4期、自由民主党)

○委員外議員(伊能繁次郎君) ただいま野溝委員から御報告がございましたことに関連いたしますブラジル親善議員団、並びに第四十七回の列国議会同盟会議に出席いたしましたので、それらの関係について御報告を申し上げたいと思います。  御承知のように、本年の第四十七回列国議会同盟会議は、七月二十四日から八月一日まで、南米ブラジルの首府リオディジャネイロ市で開催せられたのであります。わが国からは、衆議院から南條徳男君を団長とする五名、及びわが参議院からは不肖私、斉藤昇、小林孝平、島清、奥むめおの五君が派遣せられました。なお、参議院におきましては、私が団長に選任せられまして、事務局から宮坂次長が同行いたしまし……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第8号(1959/03/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 昭和三十二年度決算検査報告の御説明を申し上げます前に、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  私、今回はからずも防衛庁長官を拝命いたしまして、まことに責任の重大なことを痛感する次第でございまするが、何分微力でございまするので、今後わが国の防衛という重要な職務に対してあらゆる努力をいたして御期待に沿いたい、かように存じておる次第でございまするが、所管事項等につきましてもいろいろ問題のあることもございまするので、どうぞ従前に倍しまして皆様の御協力と御指導を賜わりたいと思う次第でございます。  それでは、ただいまから昭和三十二年度の防衛庁経費の決算の概要について御説明……

第31回国会 決算委員会 第12号(1959/04/01、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) ただいまお尋ねの点につきましては、あるいは官庁もしくはこれに類似の公社との間の問題でございまするので、御指摘のようなことがあるとはとうてい考えられませんので、おそらく回線使用のとった時期等について食い違いがあったのではないかと、かようにも存ぜられまするので、この点は、詳細な数字等、また、いつの時期を基準にとったかというような詳細については、政府委員から御説明をした上でさらにお答えをいたしたいと存じます。
【次の発言】 七十六条の発動につきましては、御承知のように有事の際の発動でありまして、われわれとして現在まで、そういう事態が発生しないことを希望しますと同時に、現在……

第31回国会 内閣委員会 第8号(1959/02/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 議事に際しまして、一言ごあいさつ申し上げます。  私、去る一月の十二日に防衛庁長官を拝命いたしまして、従来本委員会におきましては、日本の防衛につきましては、いろいろと御審議を賜わり、御協力をいただいておりまするので、今後とも従前通り御指導、御鞭撻を賜わりたいと思います。  御承知のように、最近の世界情勢は緊張緩和の方向へ進みつつあるとは申せ、なお依然として、国際間の対立も解消いたさないというような状況でございまするので、わが国の防衛につきましても、これらの国際情勢とにらみ合せて、今後万全を期して参りたいと存ずる次第でございます。  つきましては、本委員会を通じまして……

第31回国会 内閣委員会 第11号(1959/03/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 百里ケ原飛行場は三十一年度に計画をいたしまして、工事を始めましたのは三十二年度からでございます。それから第二点の目的につきましては、御承知のように、関東地区に適当なジェット航空基地がありませんものでございますから、従来昭和三十二年度の防衛計画整備目標設定の当時から考究いたしました結果、百里ケ原付近が最も適当である、かように考えまして計画いたした次第であります。
【次の発言】 機数といたしましては約五十機、人員千二百名程度の予定でございます。
【次の発言】 大体今日まで経費として使用いたしましたものは五億七千万円、また今後に使用いたします滑走路工事並びに用地取得費等合……

第31回国会 内閣委員会 第17号(1959/03/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) ただいま議題となりました防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  最初に、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、現下の情勢に対処し、国力に応じて防衛力を整備する必要があることを認め、防衛庁の職員の定員を一万二千八十二人増加し、現在の定員二十四万二千七百十七人を二十五万四千七百九十九人に改めることといたしました。この一万二千八十二人の増加分のうち、八千八百三十三人が自衛官で、残りの三千二百四十九人が自衛官以外の職員であります。自衛官の増加分は、海上自衛官に……

第31回国会 内閣委員会 第21号(1959/04/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) ただいま矢嶋委員お尋ねのような経緯で、当面の三省二十名の問題につきましては、政府部内におきまして責任をもってこれを本年度処理をするということについては、大体具体的にも問題なく処理されるように、私どもの方としては準備を整えております。旧来考慮せられましたような厚生年金関係への転出並びに広く防衛五内における欠員の補充による消化、そのほかに御承知のように今回法律が通りました首都高速道路公団、これらの職員のうち土地関係、建物関係の処理の問題につきましては、御承知のごとく調達庁の職員は、不動産部その他従来この種の仕事に専念して参った練達の士が数多いものでありますから、これらの……

第31回国会 予算委員会 第4号(1959/03/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。  御承知のように、わが国の自衛力の基本的な問題については、一昨年の国防基本方針に基いて、防衛力の整備目標というものが定められまして、昭和三十五年度、一部は昭和三十七年度でありまするが、陸上自衛力十八万人、海上自衛力十二万四千トン、航空機の自衛力千三百機ということに相なっておりまして、現在それに向って努力をいたしておりまするが、もちろん、これは御指摘のごとく、あくまでも自衛の範囲を出ないのでございます。またさいぜん来、総理並びに外務大臣から御説明がございましたように、安保条約その他につきましても、また日本をめぐる国際情勢等から申しましても、国際の……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。ただいま御指摘の総額で千八百四十億という数字について、私どもさようには考えておらないのでありますが、ことに航空機の購入費については三百十八億というのはお間違いではないかと思います。三十一億八千万円、かように考えておりますが、お尋ねの繰り越し明許の額でございますが、これにつきましては御承知のように、事業の継続性――事業と申しますか、装備の継続性という性質から、人件費以外は大部分繰り越し明許を常に与えられておりまして、器材費の大部分、艦船建造費の大部分、施設整備費の一部、合計大体五百五十億見当かと存じます。さらに本年度の米国よりの供与の額でございます……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。私も、ただいま外務大臣がお答えしたと同様な見解を持っております。
【次の発言】 お答えを申し上げます。ただいま藤山外務大臣がお答え申し上げましたように、また自衛隊については憲法上の制約がございますので、日本領土内ということになっておりますが、特に条約上必要があってさような事態を免ずる場合においては、ただいま外務大臣がお答えのように協議をする場合が起るかと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。防衛庁の考え方としては沖縄、小笠原については現在の防衛力をもってしては含めることは困難である、かように考えております。

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答えを申し上げます。せんだって私が申し上げましたことは、速記録等でも明白でございまするが、政府としては核武装はしないということは一貫した見解でございます。ところが、せんだってのお尋ねは、憲法上の解釈の問題として自衛上のもの、また、ただいま総理からも御説明がありましたように、原子爆弾、水素爆弾というようなものは攻撃用のものであるから、当然自衛の立場からは持ち得ない、しかし、憲法上の解釈としては、自衛上必要最小限度のものについては私どもは持ち得ると、その具体的な例はどうかと、憲法上の解釈としての具体的な例について、特に例をあげて説明せよということでございましたので、オ……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。お尋ねの内容がきわめて一般的でありますので、具体的内容を持ちませんと防衛上何とも御返事がいたしかねる次第でございますが、規定される条約の内容によっておのずからきまることと私ども考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいまのお尋ねは、アメリカから要請があった場合ということでございまするが、条約上、沖縄を入れるかどうかという問題と分けてお答え申し上げておりますが、日本の領土として守るということについては、これは日本自身の領土としては可能である、かように私は考えております。
【次の発言】 アメリカの問題は別として、守るか守らないかという……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答えいたします。  昨日、私も同様な答弁をいたしましたが、憲法の解釈につきまして、ただいま法制局長官が述べましたのは、政府の統一的解釈と御理解をいただきたいと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。  しばしばお答え申し上げましたように、わが自衛隊は、憲法九条に規定しております防衛上、自衛上、最小限度の力を保持するということを私どもは認められておると考えておりますが、その内容につきましては、御承知のようにきわめて微力でございますので、現在の国力、国情に応じまして漸増の方針をとっておるわけでございますが、しかし、この力をもってしてはとうてい日本を守ることができ……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。  昭和三十二年の参畿院内閣委員会で、御指摘のように核兵器について統一解釈をいたした際の趣旨は、「現在、核兵器といわれておるものは、原水爆が代表的なものであるが、その他のものも、伝えられるところによれば、多分に攻撃的性質を持つもののようである。」もしこの前提が正しいとすれば、核兵器を持つということは違憲であると概略的に当時申し上げた次第でございまするが、すべての核兵器について、「多分に」と申しておりますが、一切を網羅的に断定した趣旨のものではないと、私どもは解釈をいたしております。従いまして、オネスト・ジョンにつきましては、昭和三十年におきまして……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。政治的な問題につきましては、岸総理が政府を代表し、また私ども核兵器は持ち込まない、かように明確に弁答をいたしておりますので、その他の条約上の問題については外務大臣が、さいぜん来、法制局長官のお話しのごとくに、協議によって解決されることと存じます。

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 御指摘の磁電管の問題につきましては、他の委員会におきましてもお尋ねもありましたので、当方においても詳細に検討いたしました結果、現在の施設は、ただいまお言葉の百メートルというお話がございましたが、当方といたしましては、有害と認められる距離の二十倍のアローアンスをとりまして、百四十メートル以外では絶対に人体に当らないように、建物につきましても、レーダー・サイトの地域、これは非常に広いものでありますが、さらにその磁電管を使用します実際のレーダー・サイトのハウス、そのハウスの回りにはさらに二重の柵も設けまして、それから出ます電波につきましては、百四十メートル以外では絶対に人……

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。まだ私ども詳細な公文に接しませんので、何ともお答えを申し上げかねますが、先般来新聞等で論議になっておった点等につきましては、日本の希望について十分私どもの方から申し上げておる次第でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。せんだって、去る二十三日と記憶いたしておりまするが――二十二日の夕刊であったか、詳細な記憶はございませんが、ドレーパー・ミッションの報告で、日本に対する軍事供与は削減をするという新聞が出ました。私があわてて行ったという事実は全く無根でございまして、私は就任以来在日米軍の幹部にごあいさつをする予定をいたしておりましたが、幹部……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 私からも矢島委員のお尋ねに対してつけ加えてお答えを申し上げたいと存じますが、今回の国防会議懇談会の開催につきましては、つとに国会において各委員の方々から、次期戦闘機種の選定については慎重にしかも早急に決定すべきであるという、強い御希望的な御質問が数回ありました。私もできるだけ早く決定をいたしたいということを申し上げ、総理もこの点についてはできるだけ早く決定いたしたいということを御回答申し上げておることは、これは委員会の速記録その他をごらんいただけばはっきりと御指摘申し上げることができると思います。従いまして、今回私どももできるだけ早くこの問題はきめていただくことが、……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵・地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 同僚議員から詳細にいろいろお尋ねがありましたので、私は大蔵大臣に本日の質問でちょっと腑に落ちなかった一点だけお尋ねをいたしたいと思います。それは、さいぜんから主税局長並びに大蔵大臣から、政府の決定に基き、三百九十万キロリッターについては、通産大臣みずから衆議院において答弁せられて、この数字で必要にして十分である。こういう御説明がありました。ところが、さいぜん大蔵大臣は同僚大沢議員の質問に対しまして、本法律が未だ成立しないために毎日徴税に不足を生じておる、その際に増収分を除いて三千七、八百万円くらい毎日徴税上の不足が出る、また地方税については四、五百万円という御回答があったのでご……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/03/23、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お許しを得ましたので、昭和三十四年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。  昭和三十四年度の防衛庁の歳出予算の総額は千三百六十億四千万円でありまして、これを昭和三十三年度の歳出予算額千二百億六千万円に比べますと、百五十九億八千万円の増加となっております。このほか国庫債務負担行為として航空機の購入について三十一億八千二百万円、器材の整備について百三十二億四千六百万円、施設の整備について十四億九百万円、艦船の建造について二十億四千八百万円、計百九十八億八千七百万円、さらに継続費として昭和三十四年度乙型警備艦建造費総額三十五億三千四百万円、うち昭和三十五年……



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データ更新日:2022/12/18

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