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伊能繁次郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは伊能繁次郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊能繁次郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1954/09/16、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 只今、委員長からお話の明日のスケジユールでございますが、最前理事会を開きまして、いろいろと各派御懇談を願つたのでありますが、その際に、総理の出席の問題でございまするが、私ども自由党を除く各会派から、只今委員長お話のように、本院で指揮権発動の撤回の院の決定もあり、かたがた昨日閣議によつて総理の外遊の事情も決定されたので、明日の午前に、副総理にいろいろと臨時国会開会要求の問題その他当面の問題について質疑を尽した後に、午後総理の出席を要求するというお話合いでございましたが、私としては院と政府との連絡につきまして十分に意を尽しておらないという事情も申上げた、又どういう形で院と政府との関……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1954/09/17、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 只今小笠原君の動議については、私どもも官房長官からいろいろ御事情も伺いまして、大変御苦慮もしておることは一応わかるわけでございまして、政府のほうでも研究をしてみようということでありますので、官房長官があれだけ言つておられますので、我々は官房長官が研究してみようということについては了承できるのでありますが、動議というような固苦しいことでなしに、官房長官のお言葉に信頼して御研究願うというような考え方で、動議には賛成いたしかねます。
【次の発言】 最前懇談の際に、小笠原さんから、私の本日の午後における政府への折衝状況について、私どもの自由党側としての行き方についてのお尋ねがありました……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1954/09/18、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 最前、委員会が休憩になりまして、当時の模様についていろいろお話がございましたが、休憩後、私ども緒方副総理に皆様の今日におけるお話の趣旨を更にいろいろと懇請をいたし、又緑風会から加賀山委員も個人的に緒方副総理とも会いまして、当の二十日を含めて、成るべく早い機会に総理の出席について何とかできるだけ早く御回答を願いたいということで御相談願つたのであります。  副総理は、ここ二、三時間ということで政府部内、又関係方面と相談をして御返事をするということは困難であるが、小笠原委員のお話のごとく、又最前委員長から、いろいろお話もございましたように、二十日を含めて、できるだけ早い機会に総理の出……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1954/09/20、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 一昨日来の経過に鑑みまして、殊に一昨日の申合せの趣旨に基きまして、私ども何とか本日経理が本委員会に出席して外遊の趣旨を説明されるように努力いたしたのでございます。ところが今朝委員長に、政府の意向として緒方副総理から、本日の都合が総理がつかんということで、明日以後目下鋭意政府部内において従来の計画との調整を研究中であるという御趣旨のお話が委員長にあつ、たそうで、私委員長からお話を伺いまして、それではどうも済まんということで、早速副総理のところに参りまして、何とかその間の調整はつかんかというお願いをいたしたわけであります。ところが只今申上げたような事情で、今日はどうしても都合がつか……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1954/09/15、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 ちよつとお尋ねしたいんですが、都市の消防についてはお差支えがないように聞いておりますが、町村などで相当大きな火事のあつたときの応援の消防と地元の消防との協力関係の確立というような問題がどうもうまく行つておらんようですが、そのために消防の水の問題その他について、ときに機宜を失するようなお話も伺つておりますが、その辺のところは実際にはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 実は先だつての山梨県の河口湖畔のあの火事の際にそういうような問題があつて、地元としても又県としても何か臨機に処置が適切にとれるような具体的な協力体制というものが考えられないかという意見が出ておりましたが、……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 税の問題に関連してですが、揮発油譲与税は、御承知のように制定当初各府県の道路の改修に使うということで、地方税として揮発油譲与税ができたのですが、それが道路に使われないということがいろいろ言われておる。何か地方自治庁のほうでそういう御指示もあつたやに言つておる県もあるのですが、この点は如何ですか。
【次の発言】 私どもも今課長の御説明のように理解もし、又そう当然ならなくちやならんと思つておるのですが、自治庁からそういうような内示的なものがあつたというようなことを言つておる県会議員もおるのでございますが、その辺がどうも理解ができないので、そういうことを建設省方面で聞きますと、だから……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 関連質問なんですが、実は最前お話の十幾つか現在申請があつて、今日から御審議になるわけですということ、今伊能委員からお話されたように、若しお説のように伊能委員も言われましたが、現在の状況において増設されること、増加されることは好ましくないということで、仮に殖やさないということになると、一層今伊能委員の言われたような問題が起つて来るのじやないかと思うのでございます。ということは、持つておるところだけが利益をして、初めに始めたところはうまいことをしておるが、あとからやろうとしてももうやれないということになろと、非常に不公平が生ずるという問題が今度の恐らく十六、七十た、私たちいろんなこ……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 楽に答えになつたらいいでしよう。
【次の発言】 大体最後の松澤委員のお尋ねで、私の伺いたいと思つた点は尽されていて、最前どなたか地域人民闘争だとか、そういう事態にまで発展しそうだとか、行われているという、そういつた問題も、熊野本部長のお話ではそういう事態はないということで、一般的な治安の確保についても、大変御心労願つている点は、我々も非常に結構だと思つております、又社宅街についての特別警備の問題にまで十分御配慮を願つているということで、恐らく室蘭市民も最近では安心しておるだろうと思うのですか、一つ池浦さんに重ねてお伺いしたいのは、最前同僚の伊能委員からもいろいろお尋ねがあつたの……

第19回国会 地方行政委員会 第14号(1954/03/26、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 恐れ入りますが、今度の改正案でバス事業だけが外形標準課税が所得課税にならなかつたという基準について、ほかのトラツク、タクシー、ハイヤー、通運事業等と運賃基準については私は同じだと思うのですが、これについても同じであるかないかは数字で明らかにして頂かなきやいけないので、各事業の運賃算定基準がどういうように見込まれておるかということを明らかにして頂きたい。その資料を各業種別に一応お出しを頂ければ大変有難い。  それから各地方別に外形標準課税をトラツクその他について取つて、バスについて取らなかつた事情が、バスについて収益が他の事業より余計あるやにお考えになつておられるのじやないかと思……

第19回国会 地方行政委員会 第16号(1954/03/30、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 ちよつと山崎さんにお伺いしたいのでございます。先ほど農業倉庫との関係で触れられたように思いましたが、沿岸倉庫のほうへ農業倉庫の進出が逐次出て来て、一般沿岸倉庫を圧迫しておるという、非課税その他の特別な恩恵のために圧迫をしておるという現実の例がございましようかね。

第19回国会 地方行政委員会 第23号(1954/04/16、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 ほかに御質問がなければ、たつた一点提案者に伺いたいのですが、自動車の問題なんですが、前回の国会のときに、衆議院では自動車税について政府提案よりも著しく増加なさつたという事実があつたと思うのですが、今回僅かながら衆議院においては政府提案のものを減らされて修正をされたについて何か事情がおありかどうか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 御修正について各業種別の業態調査、或いは収益率その他について十分の御検討を遂げられた結果でございますか。
【次の発言】 そうすると、各業種別について詳細な収益率、事業の実態なんかについて一々細かくお当りになつたというわけでもないということでござ……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/04/23、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 今の小林委員の質問に関連して伺いたいのですが、今自動車局長と税務部長のお話を両方伺つておりますと、自動車交通事業というものに対する基本的な考え方が少し政府部内でぴつたりしてないのじやないかという感じを受けるのですが、この点について私は税というだけのものでなく、自動車交通事業というものはどうあるべきか、それから税はどういうようにとらるべきかということについては、政府部内でもう少し明確な一致した御見解が欲しいと考えておるのです。実は塚田長官はお忘れかと思うのですが、私は先般本件について長官、鈴木次長、奥野税務部長お三方のほうに陳情に伺つたことがあるのであります。今回の政府原案の自動……

第19回国会 地方行政委員会 第37号(1954/05/15、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 その点に関連してお伺いしたいんですが、買収とこう言うんですけれども、現実に本当に一票幾らで買うという買収なんというものは今あり得ないので、恐らく弁当代とか交通費の問題だろうと思うんですが、現実の買収というようなことが果してどのくらいあるのか、私どもはどうも自分たちがやつた経験でもそういう感じを持つているんですが、部長の買収という今言われた範囲というのはどの程度にお考えになつておるか。要するに公職選挙法に基く費用を超過したものはすべて買収と、こういうことでしようか。
【次の発言】 それからもう一つ伺いたいのですが、映画会社が映画の切符なんかをばらまくという問題ですね。これは平素で……

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 参考人のかたがたのお集りの席上でお尋ねをするのもどうかと思うのでありますが、先般の理事会で御相談を願つた結果と、本日おいでを願つた参考人のかたがたの人選との間に我々了承しかねる点がありまするので、この点委員長にお尋ねをしたいと思います。先だつての理事会において私どもが承知するところでは、町村関係の警察について佐敷の警察署長から、都市警察の関係については横浜の警察本部長から、国都警察の問題について田中警視総監、更に只今委員長がお話のあつた警察学校における特高警察の関係については警察大学校長をお呼びを頂く、そしてその教育を受けた関係の人については委員長任という了解の下に私どもは了承……

第19回国会 地方行政委員会 第51号(1954/06/09、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 大臣おいでですから、先般伺つたのでありますが、もう一度、特にその後に御意見があられるかどうかお伺いしたいのは、この譲与税は本年度だけのものとしておるのですか。七十九億、これを純粋の一年だけの立法だとすると、来年度以降について、その後自治庁として何か特に財政措置としてお考えをしておられるかどうか、最後に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 富樫局長に伺いたいのですが、五ヵ年計画自体としては、本年度の四十八億のような形のものは依然として残るような感じがするのですが、その点はどうでありますか。
【次の発言】 富樫局長に伺いたいのですが、大蔵省、建設省、運輸省、この三省間においては……

第19回国会 地方行政委員会 第52号(1954/06/10、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 最後に一つ政府にお伺いしたいのですが、衆議院の修正案が出て住居の推定に関する解釈の違いが、かように出たのちにおいて、政府においては学者にこの推定についていずれが通牒の解釈か、という点について問われたことはありますか。

第20回国会 議院運営委員会 第3号(1954/12/02、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 只今矢島委員から御提案になりました件につきましては、私どもとしては厚生常任委員会において本案が決定せられました経緯に鑑みまして、本決議案を審査省略して上程することにつきましては反対でございます。

第21回国会 議院運営委員会 第2号(1954/12/13、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 只今、矢嶋委員からお尋ねした点、並びに根本官房長官からお答えになつた点を判断いたしますと、年内には政府としては国会において何らの意思表示をされないやに伺つたのでありますが、最前来、御両所の質疑を拝聴しておりますると、来春早早の政治情勢並びに国会の運営については、官房長官御自身明確な見通しがまだない。具体的な明確な見通しがつかん。勿論新内閣であるから、予算は出すべきである。又政府の所信を表明したい。併し政府情勢によつては、それが困難にならないとも限らんことが予想されるというお話もございましたので、さような情勢から行き、又民主党内閣が民主主義の基本原則を貫いて行きたいという御声明も……

第21回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/21、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 道路の車両制限の問題につきまして、同僚委員の小林武治君が運輸省、建設省の方々にお尋ねをしたいということで昨日おいでを願う予定でありましたところ、お役所のほうの御都合で昨日お見えがございませんでしたので、小林委員は公務で出かけられましたので、私、意を受けまして代つてお尋ねをいたしたいと思つております。先般来政府部内でいろいろと施策が御考慮になられておるうち、建設省運輸省関係で最近の交通事故なかんずく自動車交通の事故頻発に鑑みられまして、道路の車両制限に関する政令を御公布になろうというような御計画があるやに伺つておるのでございます。私も一、二関係の向きからお話も伺い、大体の政令案の……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1955/07/31、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 今の藤田さんのお言葉を返すようですが、実は私議長と委員長が議長室へはいられて、いろいろな方がはいって来られるうち、自由党では私が一番先にはいった。菊川氏ども話をかわしましたし、吉田法晴氏とも私はちょっと議論をいたしました。皆さんが大ぜいでここの会議の跡始末について委員長に迫っておった。委員長ただ一人で、議長はそばでごらんになっておられたからおわかりだ。ただ一人で大きな声で皆さんからやられておるのでは、委員長とてもたまらんと思うので、私は委員長に、呼んで来るからと言って自由党に帰って、松岡現委員長初め皆さんが来て、あの処理は円満にしないと委員長に済まないということで帰って、数名の……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1955/09/08、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 関連して。  ただいま天田委員から再度にわたってお尋ねした際に、官房長官は、特に地方財政の問題を強調してお答えになっておられるのでありますが、最前の当初のわが党の日比賠償、日ソ交渉の問題は、先般の特別国会終了後において新たな各種の問題が発生したことについてのわが党の国会開会要求、この点についての御答弁であれば、それは一部了承できない筋でもないのでありまするが、地方財政の問題については、お話の地方財政再建特別措置法案、地方交付税法案については、すでに特別国会においても、いろいろと論議も尽されたのでありますが、その結果、地方交付税については衆議院、地方財政再建促進特別措置法案につき……

第22回国会 議院運営委員会 第37号(1955/07/09、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 お話を伺っておりますと、法律案が国会に、参議院に提案された以前のお話ばかりをされておるようでありますが、それは当事者間において別途お話し合いを願って、本委員会においては法案が提出された後の問題について御審議を願うのが筋道じゃないか。

第22回国会 地方行政委員会 第2号(1955/03/30、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 今年度で例の揮発油税の他方への委譲がなくなる。その後の問題については何か地方道路税とか何とかいろいろなことをお考えのようですが、何か案でもまとまったお考えができ上ったかどうか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 実は財政部長の方の財政関係にもこの問題は関連があると思うのですが、先般本年度七十九億の問題が起った当時、私はこの委員会でもお話をしたのですが、本年度の揮発油税の予定徴税額は二百五十六億円、こういうようになって、その三分の一と、こういう形になったのですが、例年の例で私どもは別に法律改正をしなければならぬと思っておるのですが、今年度の決算面における徴税実額ですね、これ……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1955/09/23、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 去る九月の十四日から十八日まで、私と赤松常子議員並びに福永専門員、田中法制局主事等で大阪府市、大阪府警察部、並びに京都府市、京都府警察部の各所を視察いたしまして、その結果について詳細はいずれ報告書をもって御報告いたしまするが、概略御報告申上げますと、大阪府について特に顕著であった事実は、警察部の市から府への移管によりまして約三十六億円が新たな大阪府の負担となり、これによって大阪府としては従来富裕府県であったということが一変する情勢にあるというような、資料の内容その他によっていろいろと要望がありましたが、私どもが提出された資料によって判断いたしましたところでは、なお大阪府の財政事……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1955/10/14、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 先般政府におきまして、交通事故防止対策本部ができてから、いろいろと交通事故防止について御尽力を願っておるやに伺っておるのですが、それに関連いたしまして、定路線自動車運送事業について、法律に基かずして地方公安委員会が道路の状況その他について免許基準の前提として調査をする、その調査がなければ免許の採否の決定ができないような行政措置を、内閣の交通事故防止対策本部で独断的になされたという点を伺っておるのですが、この点についてまず建設省の道路局長にお伺いいたしたいのでありますが、道路管理者は定路線自動車運送事業についてどういう調査をなされるのかということをまず私お伺いいたしたいと思います……

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/07/08、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 実は、せんだって政府の次官会議において、自動車交通事業に関する認許可の問題については、国家公安委員会の意見を聞かなければならないという閣議決定をされたということが新聞その他に発表されておるわけですが、これはいかなる法律的根拠に基いてそういう次官会議がなされたかということを私はお伺いしたい。大臣からちょっと……。
【次の発言】 まあ両者の意見が一致したかしないかというような点は、今日はお尋ねしないことにいたします。私がお伺いいたしたいのは、そういうことがいかなる法律の根拠に基いてなされたかということを伺いたい。意見を問うということの法律的根拠。

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 矢崎さんにお伺いしたいのでございますが、資料を拝見いたしますと、現在の営業倉庫の坪数は百六十万坪というように出ておりますが、戦後に焼失、もしくは荒廃したものがどのくらい回復されているか、現在の全体の比率との割合がおわかりになりますか。またさらに昭和二十五年度に固定資産税ができて、非常なその後、資料によりますと四百数十倍、四百六十何パーセントというような税負担が過重されているという、二十五年以降において倉庫の新設というようなものがどのくらい行われたか、この辺の資料をお持ちでございましたらお答え願いたい。
【次の発言】 それで倉庫の償却等については、これは他の不動産と何ら変りがない……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、自由党)

○伊能繁次郎君 関連して。ただいまの秋山委員の御質問に対して川島長官並びに地方自治庁から御答弁があったのですが、どうも内容が明確でないように私ども考えられますのですが、先般の連合審査のときにおいても同僚議員からいろいろと御質問申し上げたと思うですが、もちろん将来の問題についてお説のようにアンナン・ファクターもかなりあるということはわかりすが、この種税金が過去の実例に徴しましても、道路以外の用途にしばしば使われておったということは私ども聞いており、また事実あったということも聞いておるわけでありまするが、本来目的税性格のものが強かったが、本税のガソリン税並びにこれから派生した地方道路税並びに地方道……

第23回国会 運輸委員会 第4号(1955/12/13、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) 大体三十億余りでございます。

第23回国会 運輸委員会 第5号(1955/12/15、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) さいぜん来石井経理局長、観光局長から、お尋ねに対しまして経過並びに国鉄の考え方は申し上げました通りで、私も拝承いたしておりましたが、沿革的には石村先生御指摘のように、この推薦旅館制度は戦前においては本来の趣旨は若干違っておりましたが、国鉄旅館指定制度から発展して、戦後の日本の観光旅客並びに国鉄関係、その他一般関係旅行者の利便をはかるためにできまして、今日まで大きな功績を残したことは、国鉄当局としてもさいぜん申し上げた通りでありまして、たださいぜん石村先生御指摘の、今般国鉄がその運営について各方面からいろいろときびしい御批判をいただいておる。従ってみずから反省して御批……

第24回国会 運輸委員会 第2号(1956/01/31、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) 本日は運輸大臣が衆議院本会議に出席中でございますので、私、かわりまして当委員会へ出席をいたした次第であります。よろしく御了承をいただきたいと思います。  ただいま委員長からお話のございました、日本国有鉄道に対する運営の改善策等につきまして、運輸省といたしましては昨年来、日本国有鉄道経営調査会を設置いたしまして、広く内外の官民の学識経験者から意見を徴しておりましたが、旧臘その答申も提出いたされました。  ただいま委員長のお話のように、答申に先立ちまして、経営調査会としての考え方の概要については、すでに当委員会において御報告があった通りでありまするが、私ども日本国有鉄道……

第24回国会 運輸委員会 第4号(1956/02/14、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) 先般の、平林委員から大へんありがたいお話をいただきまして、私どもとしてはその趣旨に向って目下鋭意努力中でございまして、お説のごとく、予算措置といたしましては財政投融資百二十七億、利子補給三十一億数千万円ということに相なっておりまするが、この内容につきましては、すでに予算に提出いたしました資料にも明らかであると存じますが、財政資金五割、民間投融資五前という標準で予算が計上されておる次第でございまするが、一方民間側、市中銀行側においては、昭和三十年度においては財政資金八割、民間資金二割ということで、今直ちに、五割というような高額な貸し出しをすることは非常に困難であるとい……

第24回国会 運輸委員会 第9号(1956/03/09、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) ただいま委員長からお話のありました道路運送法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げたいと思います。本件については大臣から御説明を申し上げるはずでありましたが、衆議院の本会議の方へ出席をいたさなければならなく相なりましたので、私かわりまして御説明申し上げることをお許しをいただきたいと存じます。  ただいま議題になりました道路運送法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  終戦後の国民経済の復興とともに、自動車運送は急激な発展を遂げ、今や交通運輸の分野においてきわめて高い地位を占めていることは周知の事実であります。しかしながら、自動車運送の急激……

第24回国会 運輸委員会 第10号(1956/03/15、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) その点につきましては、御承知のように、本法律案の要綱にもございますが、自動車運送事業者に対しましても輸送安全準則というものを定めておりますが、かような、ある程度形式的なものではなくして、実体的に、御指摘のように、運転者が安んじて作業に従事できるという裏づけの客観的な面も運輸省としては十分考慮しなければならぬ。ことに小酒井先生御承知かと存じますが、一般交通事業、なかんずく鉄道交通等についての機関士、電車運転手等の資格要件並びに待遇、給与等につきましては、従来機関士等のごときは恩給その他についても特殊な恩典が与えられるというような面とも比較をいたしまして、目下まだ十分熟……

第24回国会 運輸委員会 第19号(1956/04/24、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) 私から、鉄道監督局長のお答えで十分尽くしておると思いますが、ただ基本的に大事な点は、監査委員会自体も日本国有鉄道の組織の一つであるということが、まあさいぜん来、そういう言葉では申し上げませんが、議決機関、執行機関、さらに監査の機関として監査委員会があるという建前から、議決機関としての理事会の体系、執行機関としての総裁、副総裁、技師長、常務理事の運営の体系、さらにそれに見合った監査委員会の体系と、大体の組織内容というものを全部を一応にらみ合せた上でその機構を考えましたので、御指摘のように、実質的には広く国民的な監査の意味も含まれるということは申し上げましたが、形式的に……

第24回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1956/10/22、3期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(伊能繁次郎君) 第九号並びに第十二号台風につきましては、大体大蔵省との事務的折衝を終えまして、近く最後的決定を見て関係各省に配賦しようと思っておりますのは一億八千五百万円程度であります。災害復旧についてはそれだけでございますが、北海道の冷害対策につきましては、御承知のように米が非常な不作でありますので、北海道民に米穀等の不安を与えてはいけないということで、政府としてもこの十月から来年の十月までに三十万トンの米を北海道へ輸送してやるということで、本月が二万七千トン、来月が四万トンということで、大体平均三万トン程度北海道へ米を輸送することにいたしております。その内容は、非常に国鉄輸送繁忙……

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/04/26、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。ただいまお尋ねの放射能観測の仕事につきましては、現在日本全国におきまして主要な気象台の基準観測関係が五ヵ所、簡易観測が十ヵ所、さらにそのほかに力圧震動観測所を八カ所設けまして、原水爆等の爆発に関する気象の関係、気流の関係、また空気の中に包含される放射能、あるいは雨の中に包含されます放射能等の観測を実施をいたしております。と同時に、気流観測もそれによってたえずいたしておりまするので、現在におきましては、毎日四回中央気象台から気象無線通報によってその実情を放送いたしておりますが、そのうち二回は気流観測の放送をいたしておるような状況でございまして、今回……

第24回国会 地方行政委員会 第20号(1956/04/13、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) ただいまお尋ねの点につきましては、全くその通りでありまして、従来、ガソリン自動車と軽油自動車との差異は、御承知のように、軽油自動車は、価格におきましても、また修理費、従って償却等においても、一般よりは高いのでありまして、そのために、政府としては、軽油自動車に対する生産上の、あるいは助成保護措置をとって参ったわけでございましたが、今回一躍六千円の課税がされますと、これによって運賃採算の面におきましても、ただちに四%もしくは五%の重大な影響を受けることに相なりまして、われわれ政府部内におきまして、この点につきましては、御承知のように、数次にわたって折衝いたし、その間に、……

第24回国会 文教委員会 第16号(1956/04/17、3期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) ただいま矢嶋先生から義務教育と国鉄の五割引運賃との問題につきまして御意見があったわけでありますが、お説のような御意見も一説かと存じますが、御承知のように、国鉄の運賃の建前は、沿革的にもいろいろ諸外国その他との例も徴しまして定めておりまして、長い沿革上、何と申しますか国によっては十才まで、あるいは十四才までというような国もございますが、一番多いのは十二才までということが、大体世界のいわゆる小人五割引というものの通例のようでございます。従いまして、わが国におきましても、国有鉄道においては長い慣例で六才以上十二才未満は五割引、さらに六才未満は無料、この六才未満につきまして……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) 委員長からお許しをいただきまして、この機会に一言発言を許していただきたいと思います。  ただいま、本委員会において御決議をいただきました揮発油税増税反対の決議でございますが、御承知のように、自動車交通事業は戦後長い間苦難の道を歩んで参りまして、最近ようやく安定の域に到達しようというやさきでございます。たまたま、臨時税制調査会そのほかにおいて、巷間伝うるところによりますると、非常に大幅な増税が審議をされておるということでございまして、われわれ政府部内といたしましても、ことに運輸省といたしましては、この点については、自動車交通事業界の安定発展のために、巷間伝えられるよう……

第25回国会 議院運営委員会 第7号(1956/11/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繋次郎君) 私から御説明を申し上げたいと存じます。  運輸審議会委員松浦薫及び同じく三村令二郎両君が、去る七月三十日任期満了と相なりましたが、その後任といたしまして、武田元及び深水六郎の両君を本年八月四日付で任命をいたしましたのでありますが、運輸省設置法第九条第三項の規定に基きまして、両院の御承認を求めるため本件を提出いたした次第でございます。  お手元の履歴書で御承知のように、武田君は、昭和八年大学を卒業後逓信省に入り、自来、札幌逓信局海事部長、函館地方海員審判所長、神戸海務局監理部長等を経まして、十七年九月、陸軍司政官に任命され、終戦後には四国海運局次長、同運航部長、商船大……

第25回国会 議院運営委員会 第11号(1956/11/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能繁次郎君) ただいまのお尋ねに対しましてお答え申し上げます。  御指摘のように、たまたま御両人の経歴が、かつて逓信省、あるいは郵政省時代の逓信局長であったということに対して御質疑のようでありますが、御承知のように、運輸審議会は七人の委員をもって構成されまして、うち一名は運輸事務次官がこれに当ります。その他の六名につきましては、運輸省設置法九条にもありますように、広い経験と問い識見とを持った人々の中から選んで、内閣総理大臣が国会の御同意を得て任命するということに相なっておりまして、率直に申し上げますと、運輸審議会は御承知のように陸海空の交通事業、運輸事業の免許、あるいは陸海空の運……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1957/07/12、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 私ども占部秀男君、加賀山之雄君、不肖伊能繁次郎三名が北海道班として地方行政事情調査の御報告を申し上げます。  われわれは六月二十日から二十八日まで九日間にわたりまして、北海道におもむいて、今回の委員派遣の目的たる地方行財政上の諸問題についてその実情調査を行なって参りましたので、以下その概略を御報告申し上げます。  今回の調査は往復に要しました日数を除けば、正味わずかに五日間の短期間でありまして、かけ足とでも申しますか、道内を飛び回って数個所を瞥見いたした程度でありまするので、特に深く問題を掘り下げて検討するだけの時間的余裕に乏しい上に、地方行政の問題はその範囲が御承知のようにき……

第26回国会 地方行政委員会 第7号(1957/03/05、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 私はいずれ大臣に詳細をお伺いしたいと思うのですが、地方財政関係の基礎となる地方税については、何といっても奥野税務部長が責任の地位におられますので、基本的な問題を大臣にお尋ねすると同時に、伺っておきたいのですが、前回の国会において、今回地方税法の改正で御提案なさった軽油引取税については、衆参両院とも付帯決議がついておる。私は、他の付帯決議については、たとえば百貨店法であるとかその他の法律等については、付帯決議の趣旨は、政府が、率直に申し上げると、必要以上に尊重し守っておる。ところが、今回地方税法の改正に際して、軽油引取税については衆参両院の付帯決議があるにもかかわらず、その点が尊……

第26回国会 地方行政委員会 第18号(1957/03/31、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 大臣にお伺いしたいのでありますが、軽油引取税について、本税の創設以来いろいろの問題があるわけでありますが、私どもは、本税創設の趣旨から見て、各方面、課税を避けたいという気持には、これは変りはないわけでありますが、少くともこの種税金については、課税の公正ということと同時に、課税をする業態に対する実質的な十分な検討、調査が伴わなければならない、かように考えて、前国会においても、軽油引取税については、いろいろな角度から論議が展開せられて、衆参両院、ことに参議院においては、明確な付帯決議がつけられたわけです。その付帯決議のつけられた趣旨については、これは、前国会において公聴会その他開か……

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 ただいま長官は、目的税については明らかに自然増収があるというお話、私は、前の委員会においても、この点を明確に指摘したわけです。そうすると、奧野税務部長は、本年度の自然増収は四億程度だろうというお話があった。私は、この点については、すでに政府その他で計算されておるところでも、一月末で四十五億、三月下旬においては五十億をこえるだろう、揮発油税関係に関しては五十億をこえるだろうということが当然予想されておる、これは明確に資料に出ております。ところが、一万一千円の揮発油税と地方道路税の二千円、これを比べますと、比率は四・五分の一、五分の一であれば一万円、一万一千円に対して二千円でありま……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 今森先生は、「消費状況の推移」にかんがみという細郷課長のお答えに対して再質問されたのでありますが、それは、衆議院の付帯決議であって、参議院の付帯決議においては、「軽油引取税については、税率の軽減その他適切な措置を講ずる」と、「消費状況の推移」なんということは書いてないのです。これは、衆議院の付帯決議と、その後に行われた参議院の審査の状況においては、非常に参議院においては慎重をきわめて、この問題を審議した結果、こういう付帯決議にしたのであって、今のお答えでは、少くとも参議院のわれわれはまだ了承できないと思うのですが、参議院の付帯決議について、明確な御答弁をいただきたい。

第29回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1958/09/26、4期、自由民主党)

○委員外議員(伊能繁次郎君) ただいま野溝委員から御報告がございましたことに関連いたしますブラジル親善議員団、並びに第四十七回の列国議会同盟会議に出席いたしましたので、それらの関係について御報告を申し上げたいと思います。  御承知のように、本年の第四十七回列国議会同盟会議は、七月二十四日から八月一日まで、南米ブラジルの首府リオディジャネイロ市で開催せられたのであります。わが国からは、衆議院から南條徳男君を団長とする五名、及びわが参議院からは不肖私、斉藤昇、小林孝平、島清、奥むめおの五君が派遣せられました。なお、参議院におきましては、私が団長に選任せられまして、事務局から宮坂次長が同行いたしまし……

第31回国会 決算委員会 第8号(1959/03/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 昭和三十二年度決算検査報告の御説明を申し上げます前に、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  私、今回はからずも防衛庁長官を拝命いたしまして、まことに責任の重大なことを痛感する次第でございまするが、何分微力でございまするので、今後わが国の防衛という重要な職務に対してあらゆる努力をいたして御期待に沿いたい、かように存じておる次第でございまするが、所管事項等につきましてもいろいろ問題のあることもございまするので、どうぞ従前に倍しまして皆様の御協力と御指導を賜わりたいと思う次第でございます。  それでは、ただいまから昭和三十二年度の防衛庁経費の決算の概要について御説明……

第31回国会 決算委員会 第12号(1959/04/01、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) ただいまお尋ねの点につきましては、あるいは官庁もしくはこれに類似の公社との間の問題でございまするので、御指摘のようなことがあるとはとうてい考えられませんので、おそらく回線使用のとった時期等について食い違いがあったのではないかと、かようにも存ぜられまするので、この点は、詳細な数字等、また、いつの時期を基準にとったかというような詳細については、政府委員から御説明をした上でさらにお答えをいたしたいと存じます。
【次の発言】 七十六条の発動につきましては、御承知のように有事の際の発動でありまして、われわれとして現在まで、そういう事態が発生しないことを希望しますと同時に、現在……

第31回国会 内閣委員会 第8号(1959/02/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 議事に際しまして、一言ごあいさつ申し上げます。  私、去る一月の十二日に防衛庁長官を拝命いたしまして、従来本委員会におきましては、日本の防衛につきましては、いろいろと御審議を賜わり、御協力をいただいておりまするので、今後とも従前通り御指導、御鞭撻を賜わりたいと思います。  御承知のように、最近の世界情勢は緊張緩和の方向へ進みつつあるとは申せ、なお依然として、国際間の対立も解消いたさないというような状況でございまするので、わが国の防衛につきましても、これらの国際情勢とにらみ合せて、今後万全を期して参りたいと存ずる次第でございます。  つきましては、本委員会を通じまして……

第31回国会 内閣委員会 第11号(1959/03/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 百里ケ原飛行場は三十一年度に計画をいたしまして、工事を始めましたのは三十二年度からでございます。それから第二点の目的につきましては、御承知のように、関東地区に適当なジェット航空基地がありませんものでございますから、従来昭和三十二年度の防衛計画整備目標設定の当時から考究いたしました結果、百里ケ原付近が最も適当である、かように考えまして計画いたした次第であります。
【次の発言】 機数といたしましては約五十機、人員千二百名程度の予定でございます。
【次の発言】 大体今日まで経費として使用いたしましたものは五億七千万円、また今後に使用いたします滑走路工事並びに用地取得費等合……

第31回国会 内閣委員会 第17号(1959/03/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) ただいま議題となりました防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  最初に、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、現下の情勢に対処し、国力に応じて防衛力を整備する必要があることを認め、防衛庁の職員の定員を一万二千八十二人増加し、現在の定員二十四万二千七百十七人を二十五万四千七百九十九人に改めることといたしました。この一万二千八十二人の増加分のうち、八千八百三十三人が自衛官で、残りの三千二百四十九人が自衛官以外の職員であります。自衛官の増加分は、海上自衛官に……

第31回国会 内閣委員会 第21号(1959/04/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) ただいま矢嶋委員お尋ねのような経緯で、当面の三省二十名の問題につきましては、政府部内におきまして責任をもってこれを本年度処理をするということについては、大体具体的にも問題なく処理されるように、私どもの方としては準備を整えております。旧来考慮せられましたような厚生年金関係への転出並びに広く防衛五内における欠員の補充による消化、そのほかに御承知のように今回法律が通りました首都高速道路公団、これらの職員のうち土地関係、建物関係の処理の問題につきましては、御承知のごとく調達庁の職員は、不動産部その他従来この種の仕事に専念して参った練達の士が数多いものでありますから、これらの……

第31回国会 予算委員会 第4号(1959/03/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。  御承知のように、わが国の自衛力の基本的な問題については、一昨年の国防基本方針に基いて、防衛力の整備目標というものが定められまして、昭和三十五年度、一部は昭和三十七年度でありまするが、陸上自衛力十八万人、海上自衛力十二万四千トン、航空機の自衛力千三百機ということに相なっておりまして、現在それに向って努力をいたしておりまするが、もちろん、これは御指摘のごとく、あくまでも自衛の範囲を出ないのでございます。またさいぜん来、総理並びに外務大臣から御説明がございましたように、安保条約その他につきましても、また日本をめぐる国際情勢等から申しましても、国際の……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。ただいま御指摘の総額で千八百四十億という数字について、私どもさようには考えておらないのでありますが、ことに航空機の購入費については三百十八億というのはお間違いではないかと思います。三十一億八千万円、かように考えておりますが、お尋ねの繰り越し明許の額でございますが、これにつきましては御承知のように、事業の継続性――事業と申しますか、装備の継続性という性質から、人件費以外は大部分繰り越し明許を常に与えられておりまして、器材費の大部分、艦船建造費の大部分、施設整備費の一部、合計大体五百五十億見当かと存じます。さらに本年度の米国よりの供与の額でございます……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。私も、ただいま外務大臣がお答えしたと同様な見解を持っております。
【次の発言】 お答えを申し上げます。ただいま藤山外務大臣がお答え申し上げましたように、また自衛隊については憲法上の制約がございますので、日本領土内ということになっておりますが、特に条約上必要があってさような事態を免ずる場合においては、ただいま外務大臣がお答えのように協議をする場合が起るかと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。防衛庁の考え方としては沖縄、小笠原については現在の防衛力をもってしては含めることは困難である、かように考えております。

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答えを申し上げます。せんだって私が申し上げましたことは、速記録等でも明白でございまするが、政府としては核武装はしないということは一貫した見解でございます。ところが、せんだってのお尋ねは、憲法上の解釈の問題として自衛上のもの、また、ただいま総理からも御説明がありましたように、原子爆弾、水素爆弾というようなものは攻撃用のものであるから、当然自衛の立場からは持ち得ない、しかし、憲法上の解釈としては、自衛上必要最小限度のものについては私どもは持ち得ると、その具体的な例はどうかと、憲法上の解釈としての具体的な例について、特に例をあげて説明せよということでございましたので、オ……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。お尋ねの内容がきわめて一般的でありますので、具体的内容を持ちませんと防衛上何とも御返事がいたしかねる次第でございますが、規定される条約の内容によっておのずからきまることと私ども考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいまのお尋ねは、アメリカから要請があった場合ということでございまするが、条約上、沖縄を入れるかどうかという問題と分けてお答え申し上げておりますが、日本の領土として守るということについては、これは日本自身の領土としては可能である、かように私は考えております。
【次の発言】 アメリカの問題は別として、守るか守らないかという……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答えいたします。  昨日、私も同様な答弁をいたしましたが、憲法の解釈につきまして、ただいま法制局長官が述べましたのは、政府の統一的解釈と御理解をいただきたいと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。  しばしばお答え申し上げましたように、わが自衛隊は、憲法九条に規定しております防衛上、自衛上、最小限度の力を保持するということを私どもは認められておると考えておりますが、その内容につきましては、御承知のようにきわめて微力でございますので、現在の国力、国情に応じまして漸増の方針をとっておるわけでございますが、しかし、この力をもってしてはとうてい日本を守ることができ……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。  昭和三十二年の参畿院内閣委員会で、御指摘のように核兵器について統一解釈をいたした際の趣旨は、「現在、核兵器といわれておるものは、原水爆が代表的なものであるが、その他のものも、伝えられるところによれば、多分に攻撃的性質を持つもののようである。」もしこの前提が正しいとすれば、核兵器を持つということは違憲であると概略的に当時申し上げた次第でございまするが、すべての核兵器について、「多分に」と申しておりますが、一切を網羅的に断定した趣旨のものではないと、私どもは解釈をいたしております。従いまして、オネスト・ジョンにつきましては、昭和三十年におきまして……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。政治的な問題につきましては、岸総理が政府を代表し、また私ども核兵器は持ち込まない、かように明確に弁答をいたしておりますので、その他の条約上の問題については外務大臣が、さいぜん来、法制局長官のお話しのごとくに、協議によって解決されることと存じます。

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 御指摘の磁電管の問題につきましては、他の委員会におきましてもお尋ねもありましたので、当方においても詳細に検討いたしました結果、現在の施設は、ただいまお言葉の百メートルというお話がございましたが、当方といたしましては、有害と認められる距離の二十倍のアローアンスをとりまして、百四十メートル以外では絶対に人体に当らないように、建物につきましても、レーダー・サイトの地域、これは非常に広いものでありますが、さらにその磁電管を使用します実際のレーダー・サイトのハウス、そのハウスの回りにはさらに二重の柵も設けまして、それから出ます電波につきましては、百四十メートル以外では絶対に人……

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お答え申し上げます。まだ私ども詳細な公文に接しませんので、何ともお答えを申し上げかねますが、先般来新聞等で論議になっておった点等につきましては、日本の希望について十分私どもの方から申し上げておる次第でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。せんだって、去る二十三日と記憶いたしておりまするが――二十二日の夕刊であったか、詳細な記憶はございませんが、ドレーパー・ミッションの報告で、日本に対する軍事供与は削減をするという新聞が出ました。私があわてて行ったという事実は全く無根でございまして、私は就任以来在日米軍の幹部にごあいさつをする予定をいたしておりましたが、幹部……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) 私からも矢島委員のお尋ねに対してつけ加えてお答えを申し上げたいと存じますが、今回の国防会議懇談会の開催につきましては、つとに国会において各委員の方々から、次期戦闘機種の選定については慎重にしかも早急に決定すべきであるという、強い御希望的な御質問が数回ありました。私もできるだけ早く決定をいたしたいということを申し上げ、総理もこの点についてはできるだけ早く決定いたしたいということを御回答申し上げておることは、これは委員会の速記録その他をごらんいただけばはっきりと御指摘申し上げることができると思います。従いまして、今回私どももできるだけ早くこの問題はきめていただくことが、……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1959/08/01、5期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 ちょっと関連。さいぜん機種問題で矢嶋委員から御質問があって、それが新しい方向へ別の案件に進まれるようでございますから、機種問題のさいぜんの矢嶋委員の質問の中でちょっと理解しがたい点がありましたから、その点だけお尋ねをしておきたいと思います。その内容は、さいぜん矢嶋委員がお尋ねの際に、防衛庁長官は、源田調査団の報告をそのまま国防会議に防衛庁長官が報告される。その上で機種決定についてさらに国防会議から要求があれば防衛庁としての意見を提出する、こういうお話がありましたが、そうすると源田調査団の報告と防衛庁の見解というものの関係がどうなるのかという点について、私理解に苦む点がありますの……

第33回国会 内閣委員会 第2号(1959/11/12、5期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 関連。私の名前も矢嶋委員から出たようでありますし、私もこの事態を解明するについて、お尋ねかたがた希望を申し上げたいと思いますことは、さいぜん矢嶋委員、本年六月十五日、最終のあの国防会議の決定につきましてお話がありましたが、その点はただいま防衛庁長官がお答えになった通りで、私ども当時の責任者の一人としては、当時の資料の上においてはグラマンを変更すべき資料が現われておらない。しかしながら、当時すでに西ドイツにおいては104Cを採用決定しておる。またカナダにおいてもグラマンとロッキード、104Cとの間においていずれを採用すべきかという実際の研究がなされておったのでありますが、104C……



各種会議発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第26回国会 大蔵・地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○伊能繁次郎君 同僚議員から詳細にいろいろお尋ねがありましたので、私は大蔵大臣に本日の質問でちょっと腑に落ちなかった一点だけお尋ねをいたしたいと思います。それは、さいぜんから主税局長並びに大蔵大臣から、政府の決定に基き、三百九十万キロリッターについては、通産大臣みずから衆議院において答弁せられて、この数字で必要にして十分である。こういう御説明がありました。ところが、さいぜん大蔵大臣は同僚大沢議員の質問に対しまして、本法律が未だ成立しないために毎日徴税に不足を生じておる、その際に増収分を除いて三千七、八百万円くらい毎日徴税上の不足が出る、また地方税については四、五百万円という御回答があったのでご……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/03/23、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(伊能繁次郎君) お許しを得ましたので、昭和三十四年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。  昭和三十四年度の防衛庁の歳出予算の総額は千三百六十億四千万円でありまして、これを昭和三十三年度の歳出予算額千二百億六千万円に比べますと、百五十九億八千万円の増加となっております。このほか国庫債務負担行為として航空機の購入について三十一億八千二百万円、器材の整備について百三十二億四千六百万円、施設の整備について十四億九百万円、艦船の建造について二十億四千八百万円、計百九十八億八千七百万円、さらに継続費として昭和三十四年度乙型警備艦建造費総額三十五億三千四百万円、うち昭和三十五年……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

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