木下友敬 参議院議員
4期国会発言一覧

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木下友敬[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは木下友敬参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

木下友敬[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第22号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は、ただいま上程されました健康保険法、船員保険法並びに厚生年金保険法の一部改正及び自由民主党提案の修正案に対し、日本社会党を代表しまして、絶対反対の討論をいたすものであります。(拍手)  まず第一に、これらの法案が今国会に提出されましたことは違法であります。すなわち健康保険法第二十四条の二、社会保障制度審議会設置法第二条の二によりますと、社会保障制度に関する企画及び立法等をいたします際には、総理大臣及び関係大臣は、あらかじめその大綱を社会保険審議会並びに社会保障制度審議会に質問しなければならないことが義務づけられておるのでありますが、今日上程されておりますこれらの法案は、遺憾な……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第25号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提案の国民年金法案に対し、反対の意見を表明するものであります。  御承知の通り、わが日本社会党は、早くから国民年金制度の必要を認め、昭和三十一年には慰老年金法案並びに母子年金法案を国会に提出し、さらに総合的で高度な年金制度としての国民年金法案を第二十八、二十九、三十国会に提出いたし、その後さらに検討を重ねました結果、あらためて本国会に、「国民年金法案」及び「国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案」を提出いたしたのでありますが、このわが党提出の法案は、多数を頼む自由民主党の諸君の無理解によって、衆議院段階……

木下友敬[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

木下友敬[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 社会労働委員会 第5号(1956/11/26、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今御提案になっています提案者にまず質問をいたしますが、国民健康保険では二〇%、日雇労働者の保険では一〇%、これは国庫から負担するということになっておる。今回御提出になりましたのには一〇%の国庫負担という、そういう法律案を出しておられます。ことに三十一年度にはこれを三十億と読みかえるというようなことになっておりますが、厚生省はかつて推定したところによりますと、三十一年度には六十七億の赤字が出るんだということで大へんあわてていたのでございますが、そうしますと、この三十億を計上しましてもあとまだ足らない分が相当あるわけであります。これについてはどういうような措置をすることをお考えになっ……

第25回国会 社会労働委員会 第11号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○木下友敬君 先ほどから保険と結核の問題が論ぜられておりましたが、結核については結核予防法で国と都道府県と市町村で負担して結核患者を取り扱っていくということがきめられておりますけれども、近来地方公共団体の財政が非常にまずくなってきて、そのために地方公共団体はこれをまかない切れぬ、それが逆に上ってきて政府予算もだんだん逐年これを縮小していかなければならないというような形になっておることは御承知の通りでございますが、こういうふうに結核行政が下しほみになってくるということは非常に遺憾なことと考えておりますが、これについて厚生大臣は何かこれを立て直していきたいというようなお考えをお持ち合せではないかと……

第25回国会 社会労働委員会 第13号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は、今山本君の提出されましたこの駐留軍関係労務者の離職対策に関する決議案に賛成いたします。
【次の発言】 ちょっとお伺いしておきたいのは、従来もあったことですが、引き揚げてきた人が果して向うで医師の免許証を持っておったかどうかということがあいまいなことが起り得るわけです。そういう場合にこれからどういう処置をとられるかということだけを、一つお伺いしておきたいと思います。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1957/06/10、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今水道課長の簡単の報告を聞きましたが、その簡単な報告だけでみましても、先ほどから部長さんのきわめて消極的なお話とはずいぶん違う。これは現地に行って実情を見ておられるから、非常にそういう気を強くされたのでしょうが、ことに検査をすればするほどだんだん範囲が広がるというようなことも、これは重大なことです。それから日々水質の状況が変ってくる。こういうことも、部長さんの頭にかつて考えられなかったことでしょう。これは非常に重大なことでありまして、私ども何とか早く現地に行って調査をして、福岡市民の不安をとりたいと思いますが、課長さんが向うに行ってお調査になったことを、皆が出かける前に資料として……

第26回国会 社会労働委員会 第2号(1957/02/08、4期、日本社会党)

○木下友敬君 結核の病床を一千床増すのは、現在空室が方々に見られるけれども、それは地域的であるから、新たに一千床増すということでございますから、私は資料をお願いしたいのは、地域的に空床のある状況がわかるような資料と、なおかつその部屋があくというのは、たとえば結核の外科的治療をしているところは空床がないけれども、外科的治療をしておらぬところは空床があるのだというようなこともあるかもわからない。そういうことがわかる資料を一つ作っていただきたいということと、それともう一つ、これも資料に関係しますが、四十一ページの十三、十四、十五、十六というようなところで、高血圧、あるいはガン、小児麻痺とか、心臓病の……

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1957/07/04、4期、日本社会党)

○木下友敬君 ちょっとお伺いしますが、一つの船がとった魚の中に練り製品に使うものとそうでないものと二種類あり得ますか。
【次の発言】 そういたしますと、船の中に貯蔵してある氷は二通り持って行かなければならない。そういうことになりますか。
【次の発言】 そこで、今度は陸揚げの際、監督が要ると思いますが、その監督の構想はどういう監督をされるような構想になっておりますか。
【次の発言】 現在でも保健所の人員というものは非常に手薄でございまして、それは御存じの通りでございますが、あらためてこういうような事態が起って、監督を厳重にしなければならぬというようなことであれば、当然増員するとかというようなこと……

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1957/08/09、4期、日本社会党)

○木下友敬君 防疫のことでちょっとお尋ねしますが、この書きものの一番終りに、防疫薬に、「予防薬ビタクリン、クレオソートを全戸に配付した。」とありますが、ビタクリン、クレオソートというのは、何の予防薬でありますか。
【次の発言】 もう一度、ビタクリンというのは何ですか。
【次の発言】 それはどこのお金でお買いになつたんですか。
【次の発言】 そうしますと、「全戸に配付した」というのは、厚生省の手で、厚生省が金を出して配付したというのではなくして、県が配付したのを書いてあるわけですか。
【次の発言】 そうすると、これは厚生省あるいは国の金でないから、よその金でやつたんだからいいようなものだけれども……

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1957/08/10、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は前の厚生大臣のお話でも単価が上って医療費が上るというようなことははっきり言っておられたと思います。それから新しい大臣も言葉の端々から言えば、改正すれば医療費は上るものだという認識のもとにお話をしておられるように考えておりますが、これは話の過程であったが、高田保険局長の先ほどのお話の中にはいろいろ作業してみて安過ぎるという結論が出たならばという言葉がありますが、あれは誤まりであると思うのでありますが、堀木厚生大臣は、今度の改正によって医療費はとにかく上るということをお考えになっておるものと認めてよろしゅうございますか。

第26回国会 社会労働委員会 第5号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○木下友敬君 この改正案を見ておりますと、今、山下議員の指摘しましたように、取締りということが一つのおもな点にもなっていますけれども、第八章罰則を全部坂ってしまったというようなことからみますと、また、業者の自主的な面に非常に依存しているというような気がするのであります。特にこの食品衛生管理者というようなものに非常に重点があるように思うのでございますから、この管理者について少し簡単な質問をしたいと思いますが、現在厚生大臣の指定した食品衛生管理者の養成施設というようなものは、これはどの程度の仕事をし、どういうふうな養成をされているかということを伺いたいと思います。というのは、これが第一には、医師、……

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後6号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○木下友敬君 話がちょっと変りますが、今生活保護の出先、たとえば福祉事務所で一番困っている問題は、第三国人の問題だろうと思うのです。これは御承知でもございましょうが、最初生活保護を申請するときから、所によっては大勢見えてしゃにむに許可を得るというような事態が方々にありますが、それで調査要綱の中にも外国人の調査には二人行けということが書いてございます。これは将来といえどもこの問題はなかなか困難な問題だと思いますが、なおかつ一方では、生活保護を受けておる人員あるいは経費の面を見ますと、第一、三国人の密集しておる地域では、生活保護を受けておるのが三国人の占める位置は非常に多い、パーセンテージが多いと……

第26回国会 社会労働委員会 第11号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は健康保険法等の改正案は、今度の国会でも相当重要視すべき問題だと思うし、また、昨今の社会情勢から見ましても、この委員会での審議は、よほど慎重になさらなければならないと思いますが、そのために私は、これは総理大臣に出席してもらって、じっくり御相談を申し上げたいと思いましたが、きょうお見えになっていない。委員長は何か、もう少しこの法案の、失礼ですけれども、少くも社労の委員長さんであるから、こういう場合には、総理大臣をぜひ連れてきて、ここでわれわれにじっくり話をさしてもらいたい、そのくらいの御努力をお願いしたいと思うのでございますが、まことに私残念に思うのですが、御見解を伺いたい。

第26回国会 社会労働委員会 第12号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今の問題は、この前の委員会で私が質問をいたしたことでございますが、今野澤さんの釈明と申しますか、お言葉を聞きまして了承いたすことにいたします。と申しますのは、国民皆保険というものは国民全部の要望であるということは常識でございますから、そうおっしゃるのが当りえでありまして、自民党の中でも有数な代議士であるところの野澤さんが、健康保険の改正案が国民全部の要であるというようなことを断言なさることはあるべきはずでないと私思うのでございますから、これはあつさおっしゃる通りに私も了承する方がいいのだと考えますので、喜んで了承ることにいたします。(「異議なし」呼ぶ者あり)

第26回国会 社会労働委員会 第14号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○木下友敬君 議事進行……、私ども、せっかく総理がお見えになりましたので、いろいろお聞きしたいこともありますし、ことに、総理は十分に審議をしてほしいということも言っておられますので、ぜひお尋ねしたいと思うのですが、大へんお急ぎのようでございますので、落ちついて御質問する時間もないようでございますから、あらためて総理に出ていただくということを前提といたしまして、ここらで休憩に入ることに私は賛成いたします。

第26回国会 社会労働委員会 第15号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○木下友敬君 大臣おりませんか。
【次の発言】 じゃ質問をいたします。  質問の前に局長さんにお願いしておきますが、法律ですから非常に固くなって話さなければいかぬのでしょうけれども、もう少し、にこにこして、やわらかく一つお願いしたい。私は申し上げておきますが、この健保の改正案を打ち破ってやろうとか、そういう初めからの考えで言っているのではない。あなた方のお示しに従っていろいろの方面からこれを批判して、そうしてこれでいいということであれば、今日にでも両手をあげて賛成したいという気持ですから、私が申し上げますることは、こいつを打ち破ってやろうとか、三百代言的につるし上げてやろうというのでなくして、……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 さっきの社会保険病院のことですが、社会保険病院というのは、施設は厚生省がして、経営は地元の経営団体にまかしてあるというふうに私は考えておりますが、大体その五十三の病院が全部そんな形のものでしょうか。直接厚生省がこれらの経営に当っておるという病院もございますか。その点一つ。
【次の発言】 そうしますと、その経営の内容あるいは会計の状態などの監督、監査というようなものは、面接の責任者はどこにあるのですか。
【次の発言】 実際に厚生省がその経営の内容、ことに会計面の検査を厚生省がじきじきにお調べになるというようなことが現在まであっているかどうか。それから、それがあっているとすれば、一体……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 社会労働委員会 第3号(1958/02/06、4期、日本社会党)

○木下友敬君 資料の要求について。  全国の医療施設の一覧表ですね、たとえば国立病院、済生会病院、日赤、鉄道病院というのがたくさんございますが、これを東京都ならばそれはどういうふうに配置をされているかという配置図、これは、全国のものを一覧表にして提出を願います。国立、公立及び百ベッド以上の私立の、あるいは法人立の病院など、とにかく厚生省はふだんそういうことははっきりわかっていると思うが、そういうものを一目でわかるようなものを、そして願わくば人口二十万以上の都市では配置図もほしい。そういうものは厚生省はできておると思うがほんとうは、それを一つ。ただ写しを出していただけばいいと思うのです。ないはず……

第28回国会 社会労働委員会 第4号(1958/02/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は、大臣にお尋ねいたしたいと思います。従って、衆議院の予算委員会の関係で、大臣がお立ちになれば、そこで私は、私の質問を打ち切ることの失礼をあらかじめ御了承願いたいと思います。  私どもは、これからの日本は、平和で民主的な福祉国家の方向に通まなければならないと考えております。そして福祉国家の建設のためには、これは申すまでもないことですが、りっぱな社会保障制度を確立することが第一の仕事である、こう考えておる。この点については、堀木厚生大臣も、御就任の早々の御発言の中でも、抱負をお述べになっておられるところでありまして、私どもは、堀木厚生大臣には、大きな期待をもってお迎えしたわけでご……

第28回国会 社会労働委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○木下友敬君 結核の問題で質問をいたしたいと思いますが、その前に、この間からずいぶんやかましくなっていた医療費の問題について、一言大臣に質問しておきます。単価の値上げで、ずいぶん日本医師会、日本歯科医師会、あるいは病院協会その他と厚生省との間でやりとりがあっておりまして、どうなることかと思っておりましたが、ついに予算がきまりまして、八・五%の値上げが十月からあるということになっております。ところが、これは神田さんが大臣のころでございましたが、当時、七、八月までには結論を出すのだということを言っておられ、次には、おくれたけれども、秋までには単価の値上げができるというようなことで、私ども非常に喜ん……

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今、松澤委員からお尋ねになっていました、業とする問題がさっそく出てくるわけでありますが、血液銀行のような場合は、業として成り立っておりますが、一体、現在、角膜移植をすれば目が見えるようになるという対象が、現在どれくらいあるかということと、毎年どれくらいずつ発生してきているかということを、これを一つお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 そうすると、そういう手術のできるお医者さんは全国に普及しておるかどうか、そういう機関が普及しておるかどうかということと、それから、角膜を移植すれば、どれくらい持つか、遠隔成績ですね、十年も二十年もその目はそのまま見えていくのか、あるいは途中で濁っ……

第28回国会 社会労働委員会 第20号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○木下友敬君 これは、もうだいぶ前のことですから、言うても帰らぬことですが、予防接種に当った開放性のお医者さんというのは、これは、どういう種類のお医者さんですか。どこかへお勤めになっておられるのですか。開業しておられる方ですか。
【次の発言】 医師が治療するときは、患者と非常に近いところにおって向き合ってやるのです。患者者が、ひどい感染源を持っておる患者であれば、医者の方が危険であるし、医者がそういう病気を持っておれば、学校における先生が病気を持っておる以上に、非常に近いから危険である。ですから、これは、業者が取り締られると同じように、医者自体も、たくさんの人に面接するのですから、ほんとうは、……

第28回国会 社会労働委員会 第24号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○木下友敬君 民間の篤志家が身寄りのない子供を集めて、乳児院というようなものを作ったり、あるいは養護院というようなものを作ってやっておるのが実情でございますが、保育院などは保育料を取りますが、捨子というようなものを集めたり、また親が二人とも死んでしまって身寄りのないのを集めている、これはどこからも収入がないわけです。そこで赤い羽根というようなものから寄付してもらって、また公けの面からも補助をいただいて、そうして経営をしておる。非常に経営は危ない基礎のない状態でずっときておる。そこでだんだん子供が大きくなってきて、義務教育まで学校に通わせて終らせると、私が調査したところでは、そこでは三輪車の運転……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○木下友敬君 大臣に、医療の問題で少しお尋ねをしたいのです。大体は山下議員ので了解した点がございますが、なるだけ重複しないように御答弁をお願いしたい。と申しますのは、簡単に申し上げますが、おかげさまで、三十五年度では国民皆保険という線もほぼできるだろうと思われる。完全でなくても、ほぼそれに近づいていくと思いますが、そうすれば、わが国の医療問題も大きな成果を上げるということになるのです。ということは、一方では、医療問題が非常に社会化されたということになると思うのです。医療問題が社会化されたということと、医療に対する国家管理が非常に強くなってくるということは、これは非常に似たような状態でございます……

第29回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今の御答弁を聞いておりますと、診療機関に甲表、乙表をはっきり表示させる。それから、一般大衆に向っても、甲表の方が合理的であるということをPRする、こういうことでしたね。そこで、予想されるところによると、一般開業医がおそらく乙表を選ぶであろうということははっきりしておる。結果から見ますと、政府はPR活動と、甲乙の表示によって患者の取捨選択の際、甲表を取り扱っておる診療機関に患者を吸収し、その結果においては、一般開業医を圧迫していくということになるおそれが十分あると思います。そういういき方を政府はあえてとろうとしておるのか。この点を一つはっきりお答えを願いたいと思います。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 社会労働委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 このプリントの所信表明の中の第三をちょっと見たのですが、これを見ると、「第三は、疾病対策の強化でありますが、特に結核につきましては、近年その死亡率等に関し著しい改善をみたのでありますが、いまだに多数の患者が存し、国民の健康と生活を脅かしておりますので、健康診断、患者管理、感染源遮断に工夫をこらし、今後十年間に結核問題の解決をはかりたいと考えております。また、結核対策実施の基盤ともいうべき保健所についてもその機能の強化に努めたい所存であります。」こう言っておられます。これを見ると、今後十年間に結核の問題を解決したいと、こういうふうなおぼしめしのようであります。ところが、この九月十八……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今定員を充足ができないということの理由に、大臣は医師の給与が悪いということをあげられまして、もちろん、それも一つの原因になると思う。ところが、実際に当ってみますと、大学の教室等におきまして、現在結核を専攻する学生が少くなってきた。これは事実なんです。これが一番大きな原因であって、結核療養所に結核の研究をしなかった医師を迎えたって実際の役に立たない。員数だけ合わしたって効果がないということも考えられますが、なぜ教室で結核を専攻することを希望する学徒が少くなってきたかということについて、これは私は厚生省にも一部の責任があると思う。もちろん文部省においてもこれは責任があり、大学当局にお……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 社会労働委員会 第5号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○木下友敬君 一、二簡単に質問をいたしたいのですが、この出ている国民健康保険法案、これは二十八国会、それから三十国会、三十一国会と出てき気持だけであって、実際はこう名前を変えたところで中身は変っていないと思いますが、中身が変ったというところを一つ御指摘が願いたい。
【次の発言】 それはその通りですが、どこでどう明らかにしてあるかということなのです。
【次の発言】 つもりでありましょうけれども、お医者さんたちに重点があるということが――三十六条、七条のどこがそれに該当するかということです。これなら、前と同じじゃないかということを私は言うわけです。なぜそこがそう意味が変ってきておるのかということを……

第31回国会 社会労働委員会 第9号(1959/02/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下友敬君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  未帰還者に関する特別措置法案を議題といたします。提案理由の説明を願います。衆議院海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員長田口長治郎君。
【次の発言】 御質疑を願います。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、社会福祉事業法の一部を改正する法律案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案に関する質疑は次会以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第31回国会 社会労働委員会 第10号(1959/02/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下友敬君) ただいまから、社会労働委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。公共企業体等労働関係法等の一部を改正する法律案を議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。公共企業体等労働関係法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者から提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案に関する質疑は、次回以後にいたしたいと存じまが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、労働情勢に関する調査の一環として、昭和三十四年度労働省関係予算に関する件を議題といたします。御質疑を願います。

第31回国会 社会労働委員会 第12号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は山口県の埴生療養所の問題についてお尋ねしたいと思うのでございますが、この問題につきましては、過日この委員会で阿具根、小柳両委員からも御質疑があって御答弁をいただいておりますが、私は、その御答弁でまだわからないところがあるから、続いてお尋ねをしたいと思うのでございます。  埴生の療養所とは、きわめて規模の小さい療養所ではございますが、しかもそのわずか数人の医者がおればいいところを、約一年間も医者がいなかった。常駐の医者が得られないからという理由のもとでいなかった。患者も次第に減る傾向であったのでございますが、ことしの正月でございましたか、やっとのことで所長さんもきまり、付近にあ……

第31回国会 社会労働委員会 第15号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○木下友敬君 けっこうなことに思うのですが、小笠原と南千島には現在邦人はいないのではないかと思いますが、たとえば小笠原に帰りたいという同島出身の人がたくさんおってそれに対するいろいろの処置がなされておると思いますが、その実情を少し説明してもらいたい。
【次の発言】 小笠原に帰ったのは百五十名ですか、百三十名。
【次の発言】 そうしますと、あとに残っておるのが七千七百だそうでございますが、第一に伺いたいのは、その当時、百三十五名帰した当時は、もっとたくさんの人が帰りたいと申し出たものの中から百三十五名だけ許されて帰ったのか、当時これだけが帰りたいと言って申し出た者が百三十五名で、全部が許可されて……

第31回国会 社会労働委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○木下友敬君 八木衆議院議員が御提出になっています国民年金法外二件は、これは私どもも社会党のものとして十分理解があるわけでございまして、ことさら特別の質問をするのもどうかと思いますけれども、この際、政府の案と対照してはっきりしておきたいということがございますので、一つお答えを願いたいと思います。  私は、今の日本の社会保障というこの大きな社会保障という一かたまりの政策を見てみますと、見方はいろいろあるかもわかりませんけれども、何か社会保障というよりも保険というような傾向が非常に多いように思います。これは世界的に見ても、やはり社会保障といっても保険という傾向はあるにはあるのです。国民年金にしまし……

第31回国会 社会労働委員会 第25号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 非常に大事な、議論のあっておるところですが、私は大蔵大臣に会うことが、めったにお目にかかることができないから、一点だけ具体的な問題をお聞きしておきたいと思うのです。  表にも出ておりますように、二十年後には積立金は一兆何千億ということになる。そこで大蔵大臣は一体この金をどういうふうに使うていこうと思っておられるか、具体的に構想だけをちょっと示しておいてもらわぬと私は不安を感じる。これを今まで通りに大きな会社――電源開発などもけっこうですが、ときによっては選挙のときはどんどん資金を供給をしてくれるような大きな会社に貸してやるというようなこと、ばかり依然としてやられると、どうも私ども……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/04/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下友敬君) 次に、労働省当局から細部説明を願います。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○木下友敬君 近藤先生と清水先生にお尋ねをいたします。  近藤先生、私これは聞き違いがございましたら、どうぞ御指摘を願いますが、一部負担について近藤先生は、これが赤字対策であるならば自分は反対である、あるいは好ましくないと思う、これからの社会保障を推進していくためのものならば賛成だ、というようなことを初めにおっしゃったように思います。それからまた、たとえば初診時の百円にしましても、これは手数料として取れば給付外であるから差しつかえないように思う、こういうふうにおっしゃったように思うのです。それで、自分は一部負担には賛成であるというふうにおっしゃったように思うのです。またもう一つ、三十円の入院の……



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データ更新日:2022/12/18

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