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木下友敬 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

木下友敬[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは木下友敬参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木下友敬参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第5号(1956/11/26、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今御提案になっています提案者にまず質問をいたしますが、国民健康保険では二〇%、日雇労働者の保険では一〇%、これは国庫から負担するということになっておる。今回御提出になりましたのには一〇%の国庫負担という、そういう法律案を出しておられます。ことに三十一年度にはこれを三十億と読みかえるというようなことになっておりますが、厚生省はかつて推定したところによりますと、三十一年度には六十七億の赤字が出るんだということで大へんあわてていたのでございますが、そうしますと、この三十億を計上しましてもあとまだ足らない分が相当あるわけであります。これについてはどういうような措置をすることをお考えになっ……

第25回国会 社会労働委員会 第11号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○木下友敬君 先ほどから保険と結核の問題が論ぜられておりましたが、結核については結核予防法で国と都道府県と市町村で負担して結核患者を取り扱っていくということがきめられておりますけれども、近来地方公共団体の財政が非常にまずくなってきて、そのために地方公共団体はこれをまかない切れぬ、それが逆に上ってきて政府予算もだんだん逐年これを縮小していかなければならないというような形になっておることは御承知の通りでございますが、こういうふうに結核行政が下しほみになってくるということは非常に遺憾なことと考えておりますが、これについて厚生大臣は何かこれを立て直していきたいというようなお考えをお持ち合せではないかと……

第25回国会 社会労働委員会 第13号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は、今山本君の提出されましたこの駐留軍関係労務者の離職対策に関する決議案に賛成いたします。
【次の発言】 ちょっとお伺いしておきたいのは、従来もあったことですが、引き揚げてきた人が果して向うで医師の免許証を持っておったかどうかということがあいまいなことが起り得るわけです。そういう場合にこれからどういう処置をとられるかということだけを、一つお伺いしておきたいと思います。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1957/06/10、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今水道課長の簡単の報告を聞きましたが、その簡単な報告だけでみましても、先ほどから部長さんのきわめて消極的なお話とはずいぶん違う。これは現地に行って実情を見ておられるから、非常にそういう気を強くされたのでしょうが、ことに検査をすればするほどだんだん範囲が広がるというようなことも、これは重大なことです。それから日々水質の状況が変ってくる。こういうことも、部長さんの頭にかつて考えられなかったことでしょう。これは非常に重大なことでありまして、私ども何とか早く現地に行って調査をして、福岡市民の不安をとりたいと思いますが、課長さんが向うに行ってお調査になったことを、皆が出かける前に資料として……

第26回国会 社会労働委員会 第2号(1957/02/08、4期、日本社会党)

○木下友敬君 結核の病床を一千床増すのは、現在空室が方々に見られるけれども、それは地域的であるから、新たに一千床増すということでございますから、私は資料をお願いしたいのは、地域的に空床のある状況がわかるような資料と、なおかつその部屋があくというのは、たとえば結核の外科的治療をしているところは空床がないけれども、外科的治療をしておらぬところは空床があるのだというようなこともあるかもわからない。そういうことがわかる資料を一つ作っていただきたいということと、それともう一つ、これも資料に関係しますが、四十一ページの十三、十四、十五、十六というようなところで、高血圧、あるいはガン、小児麻痺とか、心臓病の……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1957/07/04、4期、日本社会党)

○木下友敬君 ちょっとお伺いしますが、一つの船がとった魚の中に練り製品に使うものとそうでないものと二種類あり得ますか。
【次の発言】 そういたしますと、船の中に貯蔵してある氷は二通り持って行かなければならない。そういうことになりますか。
【次の発言】 そこで、今度は陸揚げの際、監督が要ると思いますが、その監督の構想はどういう監督をされるような構想になっておりますか。
【次の発言】 現在でも保健所の人員というものは非常に手薄でございまして、それは御存じの通りでございますが、あらためてこういうような事態が起って、監督を厳重にしなければならぬというようなことであれば、当然増員するとかというようなこと……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1957/08/09、4期、日本社会党)

○木下友敬君 防疫のことでちょっとお尋ねしますが、この書きものの一番終りに、防疫薬に、「予防薬ビタクリン、クレオソートを全戸に配付した。」とありますが、ビタクリン、クレオソートというのは、何の予防薬でありますか。
【次の発言】 もう一度、ビタクリンというのは何ですか。
【次の発言】 それはどこのお金でお買いになつたんですか。
【次の発言】 そうしますと、「全戸に配付した」というのは、厚生省の手で、厚生省が金を出して配付したというのではなくして、県が配付したのを書いてあるわけですか。
【次の発言】 そうすると、これは厚生省あるいは国の金でないから、よその金でやつたんだからいいようなものだけれども……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1957/08/10、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は前の厚生大臣のお話でも単価が上って医療費が上るというようなことははっきり言っておられたと思います。それから新しい大臣も言葉の端々から言えば、改正すれば医療費は上るものだという認識のもとにお話をしておられるように考えておりますが、これは話の過程であったが、高田保険局長の先ほどのお話の中にはいろいろ作業してみて安過ぎるという結論が出たならばという言葉がありますが、あれは誤まりであると思うのでありますが、堀木厚生大臣は、今度の改正によって医療費はとにかく上るということをお考えになっておるものと認めてよろしゅうございますか。

第26回国会 社会労働委員会 第5号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○木下友敬君 この改正案を見ておりますと、今、山下議員の指摘しましたように、取締りということが一つのおもな点にもなっていますけれども、第八章罰則を全部坂ってしまったというようなことからみますと、また、業者の自主的な面に非常に依存しているというような気がするのであります。特にこの食品衛生管理者というようなものに非常に重点があるように思うのでございますから、この管理者について少し簡単な質問をしたいと思いますが、現在厚生大臣の指定した食品衛生管理者の養成施設というようなものは、これはどの程度の仕事をし、どういうふうな養成をされているかということを伺いたいと思います。というのは、これが第一には、医師、……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○木下友敬君 話がちょっと変りますが、今生活保護の出先、たとえば福祉事務所で一番困っている問題は、第三国人の問題だろうと思うのです。これは御承知でもございましょうが、最初生活保護を申請するときから、所によっては大勢見えてしゃにむに許可を得るというような事態が方々にありますが、それで調査要綱の中にも外国人の調査には二人行けということが書いてございます。これは将来といえどもこの問題はなかなか困難な問題だと思いますが、なおかつ一方では、生活保護を受けておる人員あるいは経費の面を見ますと、第一、三国人の密集しておる地域では、生活保護を受けておるのが三国人の占める位置は非常に多い、パーセンテージが多いと……

第26回国会 社会労働委員会 第11号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は健康保険法等の改正案は、今度の国会でも相当重要視すべき問題だと思うし、また、昨今の社会情勢から見ましても、この委員会での審議は、よほど慎重になさらなければならないと思いますが、そのために私は、これは総理大臣に出席してもらって、じっくり御相談を申し上げたいと思いましたが、きょうお見えになっていない。委員長は何か、もう少しこの法案の、失礼ですけれども、少くも社労の委員長さんであるから、こういう場合には、総理大臣をぜひ連れてきて、ここでわれわれにじっくり話をさしてもらいたい、そのくらいの御努力をお願いしたいと思うのでございますが、まことに私残念に思うのですが、御見解を伺いたい。

第26回国会 社会労働委員会 第12号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今の問題は、この前の委員会で私が質問をいたしたことでございますが、今野澤さんの釈明と申しますか、お言葉を聞きまして了承いたすことにいたします。と申しますのは、国民皆保険というものは国民全部の要望であるということは常識でございますから、そうおっしゃるのが当りえでありまして、自民党の中でも有数な代議士であるところの野澤さんが、健康保険の改正案が国民全部の要であるというようなことを断言なさることはあるべきはずでないと私思うのでございますから、これはあつさおっしゃる通りに私も了承する方がいいのだと考えますので、喜んで了承ることにいたします。(「異議なし」呼ぶ者あり)

第26回国会 社会労働委員会 第14号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○木下友敬君 議事進行……、私ども、せっかく総理がお見えになりましたので、いろいろお聞きしたいこともありますし、ことに、総理は十分に審議をしてほしいということも言っておられますので、ぜひお尋ねしたいと思うのですが、大へんお急ぎのようでございますので、落ちついて御質問する時間もないようでございますから、あらためて総理に出ていただくということを前提といたしまして、ここらで休憩に入ることに私は賛成いたします。

第26回国会 社会労働委員会 第15号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○木下友敬君 大臣おりませんか。
【次の発言】 じゃ質問をいたします。  質問の前に局長さんにお願いしておきますが、法律ですから非常に固くなって話さなければいかぬのでしょうけれども、もう少し、にこにこして、やわらかく一つお願いしたい。私は申し上げておきますが、この健保の改正案を打ち破ってやろうとか、そういう初めからの考えで言っているのではない。あなた方のお示しに従っていろいろの方面からこれを批判して、そうしてこれでいいということであれば、今日にでも両手をあげて賛成したいという気持ですから、私が申し上げますることは、こいつを打ち破ってやろうとか、三百代言的につるし上げてやろうというのでなくして、……

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 さっきの社会保険病院のことですが、社会保険病院というのは、施設は厚生省がして、経営は地元の経営団体にまかしてあるというふうに私は考えておりますが、大体その五十三の病院が全部そんな形のものでしょうか。直接厚生省がこれらの経営に当っておるという病院もございますか。その点一つ。
【次の発言】 そうしますと、その経営の内容あるいは会計の状態などの監督、監査というようなものは、面接の責任者はどこにあるのですか。
【次の発言】 実際に厚生省がその経営の内容、ことに会計面の検査を厚生省がじきじきにお調べになるというようなことが現在まであっているかどうか。それから、それがあっているとすれば、一体……

第28回国会 社会労働委員会 第3号(1958/02/06、4期、日本社会党)

○木下友敬君 資料の要求について。  全国の医療施設の一覧表ですね、たとえば国立病院、済生会病院、日赤、鉄道病院というのがたくさんございますが、これを東京都ならばそれはどういうふうに配置をされているかという配置図、これは、全国のものを一覧表にして提出を願います。国立、公立及び百ベッド以上の私立の、あるいは法人立の病院など、とにかく厚生省はふだんそういうことははっきりわかっていると思うが、そういうものを一目でわかるようなものを、そして願わくば人口二十万以上の都市では配置図もほしい。そういうものは厚生省はできておると思うがほんとうは、それを一つ。ただ写しを出していただけばいいと思うのです。ないはず……

第28回国会 社会労働委員会 第4号(1958/02/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は、大臣にお尋ねいたしたいと思います。従って、衆議院の予算委員会の関係で、大臣がお立ちになれば、そこで私は、私の質問を打ち切ることの失礼をあらかじめ御了承願いたいと思います。  私どもは、これからの日本は、平和で民主的な福祉国家の方向に通まなければならないと考えております。そして福祉国家の建設のためには、これは申すまでもないことですが、りっぱな社会保障制度を確立することが第一の仕事である、こう考えておる。この点については、堀木厚生大臣も、御就任の早々の御発言の中でも、抱負をお述べになっておられるところでありまして、私どもは、堀木厚生大臣には、大きな期待をもってお迎えしたわけでご……

第28回国会 社会労働委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○木下友敬君 結核の問題で質問をいたしたいと思いますが、その前に、この間からずいぶんやかましくなっていた医療費の問題について、一言大臣に質問しておきます。単価の値上げで、ずいぶん日本医師会、日本歯科医師会、あるいは病院協会その他と厚生省との間でやりとりがあっておりまして、どうなることかと思っておりましたが、ついに予算がきまりまして、八・五%の値上げが十月からあるということになっております。ところが、これは神田さんが大臣のころでございましたが、当時、七、八月までには結論を出すのだということを言っておられ、次には、おくれたけれども、秋までには単価の値上げができるというようなことで、私ども非常に喜ん……

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今、松澤委員からお尋ねになっていました、業とする問題がさっそく出てくるわけでありますが、血液銀行のような場合は、業として成り立っておりますが、一体、現在、角膜移植をすれば目が見えるようになるという対象が、現在どれくらいあるかということと、毎年どれくらいずつ発生してきているかということを、これを一つお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 そうすると、そういう手術のできるお医者さんは全国に普及しておるかどうか、そういう機関が普及しておるかどうかということと、それから、角膜を移植すれば、どれくらい持つか、遠隔成績ですね、十年も二十年もその目はそのまま見えていくのか、あるいは途中で濁っ……

第28回国会 社会労働委員会 第20号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○木下友敬君 これは、もうだいぶ前のことですから、言うても帰らぬことですが、予防接種に当った開放性のお医者さんというのは、これは、どういう種類のお医者さんですか。どこかへお勤めになっておられるのですか。開業しておられる方ですか。
【次の発言】 医師が治療するときは、患者と非常に近いところにおって向き合ってやるのです。患者者が、ひどい感染源を持っておる患者であれば、医者の方が危険であるし、医者がそういう病気を持っておれば、学校における先生が病気を持っておる以上に、非常に近いから危険である。ですから、これは、業者が取り締られると同じように、医者自体も、たくさんの人に面接するのですから、ほんとうは、……

第28回国会 社会労働委員会 第24号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○木下友敬君 民間の篤志家が身寄りのない子供を集めて、乳児院というようなものを作ったり、あるいは養護院というようなものを作ってやっておるのが実情でございますが、保育院などは保育料を取りますが、捨子というようなものを集めたり、また親が二人とも死んでしまって身寄りのないのを集めている、これはどこからも収入がないわけです。そこで赤い羽根というようなものから寄付してもらって、また公けの面からも補助をいただいて、そうして経営をしておる。非常に経営は危ない基礎のない状態でずっときておる。そこでだんだん子供が大きくなってきて、義務教育まで学校に通わせて終らせると、私が調査したところでは、そこでは三輪車の運転……

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○木下友敬君 大臣に、医療の問題で少しお尋ねをしたいのです。大体は山下議員ので了解した点がございますが、なるだけ重複しないように御答弁をお願いしたい。と申しますのは、簡単に申し上げますが、おかげさまで、三十五年度では国民皆保険という線もほぼできるだろうと思われる。完全でなくても、ほぼそれに近づいていくと思いますが、そうすれば、わが国の医療問題も大きな成果を上げるということになるのです。ということは、一方では、医療問題が非常に社会化されたということになると思うのです。医療問題が社会化されたということと、医療に対する国家管理が非常に強くなってくるということは、これは非常に似たような状態でございます……

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今の御答弁を聞いておりますと、診療機関に甲表、乙表をはっきり表示させる。それから、一般大衆に向っても、甲表の方が合理的であるということをPRする、こういうことでしたね。そこで、予想されるところによると、一般開業医がおそらく乙表を選ぶであろうということははっきりしておる。結果から見ますと、政府はPR活動と、甲乙の表示によって患者の取捨選択の際、甲表を取り扱っておる診療機関に患者を吸収し、その結果においては、一般開業医を圧迫していくということになるおそれが十分あると思います。そういういき方を政府はあえてとろうとしておるのか。この点を一つはっきりお答えを願いたいと思います。

第30回国会 社会労働委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 このプリントの所信表明の中の第三をちょっと見たのですが、これを見ると、「第三は、疾病対策の強化でありますが、特に結核につきましては、近年その死亡率等に関し著しい改善をみたのでありますが、いまだに多数の患者が存し、国民の健康と生活を脅かしておりますので、健康診断、患者管理、感染源遮断に工夫をこらし、今後十年間に結核問題の解決をはかりたいと考えております。また、結核対策実施の基盤ともいうべき保健所についてもその機能の強化に努めたい所存であります。」こう言っておられます。これを見ると、今後十年間に結核の問題を解決したいと、こういうふうなおぼしめしのようであります。ところが、この九月十八……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○木下友敬君 今定員を充足ができないということの理由に、大臣は医師の給与が悪いということをあげられまして、もちろん、それも一つの原因になると思う。ところが、実際に当ってみますと、大学の教室等におきまして、現在結核を専攻する学生が少くなってきた。これは事実なんです。これが一番大きな原因であって、結核療養所に結核の研究をしなかった医師を迎えたって実際の役に立たない。員数だけ合わしたって効果がないということも考えられますが、なぜ教室で結核を専攻することを希望する学徒が少くなってきたかということについて、これは私は厚生省にも一部の責任があると思う。もちろん文部省においてもこれは責任があり、大学当局にお……

第31回国会 社会労働委員会 第5号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○木下友敬君 一、二簡単に質問をいたしたいのですが、この出ている国民健康保険法案、これは二十八国会、それから三十国会、三十一国会と出てき気持だけであって、実際はこう名前を変えたところで中身は変っていないと思いますが、中身が変ったというところを一つ御指摘が願いたい。
【次の発言】 それはその通りですが、どこでどう明らかにしてあるかということなのです。
【次の発言】 つもりでありましょうけれども、お医者さんたちに重点があるということが――三十六条、七条のどこがそれに該当するかということです。これなら、前と同じじゃないかということを私は言うわけです。なぜそこがそう意味が変ってきておるのかということを……

第31回国会 社会労働委員会 第9号(1959/02/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下友敬君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  未帰還者に関する特別措置法案を議題といたします。提案理由の説明を願います。衆議院海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員長田口長治郎君。
【次の発言】 御質疑を願います。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、社会福祉事業法の一部を改正する法律案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案に関する質疑は次会以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第31回国会 社会労働委員会 第10号(1959/02/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下友敬君) ただいまから、社会労働委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。公共企業体等労働関係法等の一部を改正する法律案を議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。公共企業体等労働関係法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者から提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案に関する質疑は、次回以後にいたしたいと存じまが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、労働情勢に関する調査の一環として、昭和三十四年度労働省関係予算に関する件を議題といたします。御質疑を願います。

第31回国会 社会労働委員会 第12号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○木下友敬君 私は山口県の埴生療養所の問題についてお尋ねしたいと思うのでございますが、この問題につきましては、過日この委員会で阿具根、小柳両委員からも御質疑があって御答弁をいただいておりますが、私は、その御答弁でまだわからないところがあるから、続いてお尋ねをしたいと思うのでございます。  埴生の療養所とは、きわめて規模の小さい療養所ではございますが、しかもそのわずか数人の医者がおればいいところを、約一年間も医者がいなかった。常駐の医者が得られないからという理由のもとでいなかった。患者も次第に減る傾向であったのでございますが、ことしの正月でございましたか、やっとのことで所長さんもきまり、付近にあ……

第31回国会 社会労働委員会 第15号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○木下友敬君 けっこうなことに思うのですが、小笠原と南千島には現在邦人はいないのではないかと思いますが、たとえば小笠原に帰りたいという同島出身の人がたくさんおってそれに対するいろいろの処置がなされておると思いますが、その実情を少し説明してもらいたい。
【次の発言】 小笠原に帰ったのは百五十名ですか、百三十名。
【次の発言】 そうしますと、あとに残っておるのが七千七百だそうでございますが、第一に伺いたいのは、その当時、百三十五名帰した当時は、もっとたくさんの人が帰りたいと申し出たものの中から百三十五名だけ許されて帰ったのか、当時これだけが帰りたいと言って申し出た者が百三十五名で、全部が許可されて……

第31回国会 社会労働委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○木下友敬君 八木衆議院議員が御提出になっています国民年金法外二件は、これは私どもも社会党のものとして十分理解があるわけでございまして、ことさら特別の質問をするのもどうかと思いますけれども、この際、政府の案と対照してはっきりしておきたいということがございますので、一つお答えを願いたいと思います。  私は、今の日本の社会保障というこの大きな社会保障という一かたまりの政策を見てみますと、見方はいろいろあるかもわかりませんけれども、何か社会保障というよりも保険というような傾向が非常に多いように思います。これは世界的に見ても、やはり社会保障といっても保険という傾向はあるにはあるのです。国民年金にしまし……

第31回国会 社会労働委員会 第25号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○木下友敬君 非常に大事な、議論のあっておるところですが、私は大蔵大臣に会うことが、めったにお目にかかることができないから、一点だけ具体的な問題をお聞きしておきたいと思うのです。  表にも出ておりますように、二十年後には積立金は一兆何千億ということになる。そこで大蔵大臣は一体この金をどういうふうに使うていこうと思っておられるか、具体的に構想だけをちょっと示しておいてもらわぬと私は不安を感じる。これを今まで通りに大きな会社――電源開発などもけっこうですが、ときによっては選挙のときはどんどん資金を供給をしてくれるような大きな会社に貸してやるというようなこと、ばかり依然としてやられると、どうも私ども……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/04/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下友敬君) 次に、労働省当局から細部説明を願います。


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○木下友敬君 先ほど派遣委員の高野君から御報告になった中の埴生療養所の問題、あれで少しお尋ねをしたいのですが、埴生の療養所は昨年の三月、前の池田所長ほか医員が二人か三人いましたのが、全部やめてしまいました。それからあとお医者さんがなかなかない、ほとんど医者が空席、これは現在おそるべきことなんですが、療養所があって、当時は患者がおそらく百人ぐらいおったと思いますが、お医者さんは一人もいない、ほかの療養所から、山陽荘という療養所の所長さんが兼任して所長をやり、医員も一人程度のが交代で加勢に来る、これも非常に不十分な状態であったので、これは私は昨年の十月の委員会あるいは今年三月の委員会で追及したので……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1959/09/08、5期、日本社会党)

○木下友敬君 診療報酬の問題では大臣とじっくり御相談をしたいと思っていたのですが、非常にお忙しいようですから、簡単に質問をいたします。そこで大臣においては、普通の答弁用語でなくて、直截な御返事を願いたいと思います。きわめて簡単にお願いしたいと思います。  第一にお尋ねしたいのは、甲乙二表の問題ですが、あれは大臣はどうですか、今のところ、甲乙二表はあのままで二本建てでいくというようなお考えですか。あるいは一本にするようなお考えになっていますか。それともまだ研究してみないと二木建てでいくのか、一本でまとめるのか、まだそこまで考えがまとまっていないというようなところなのか、そこを一つお聞かせを願いた……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1959/10/02、5期、日本社会党)

○木下友敬君 今ちょうど加藤さんのおなくなりになったことに関連して監査の問題が出ておりますが、私も長い間医師会の運営に関係しておったことがございますが、監査も昔に比べるとよほど民主的になってきました。もとはまるで罪人を扱うようなことをやっていましたが、その点は幾分よくなってはきましたけれども、大体本省の考え方からして現在の監査というものは違反者をあげるという、そういう方向に傾いていて、どうしたらば違反がなくなるかというようなことをあまり考えていない。そういう処置をとっていない、私はこれは大きな欠陥だと思います。私は医師会を心配しているときから、悪質の違反をした会員を助けるという運動は一つもしま……

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○木下友敬君 そういう毒物を扱う者については特殊検診の道が開かれておるということですが、現在まで、現在というよりもベンゾールが問題になるまでの間を境にしてもいいのですが、どういう特殊検診が従来行なわれてきたか、その状況、範囲、方法等について一つ述べていただきたい。
【次の発言】 今のベンゾールですが、ベンゾール以外についても何かそのような特殊検診をずっとやっておるかどうかということです。
【次の発言】 それはあとで報告してもらうといたしまして、ベンゾールなどが大阪で問題になってから特殊検診をしたのですか。ああいうベンゾールのりなどを使っておるのはこの二、三年じゃなくてだいぶ前から使っておると思……

第33回国会 社会労働委員会 第7号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○木下友敬君 質疑の行なわれる前に、厚生省の方に一言申し上げておきたいのですが、私は人のきらうことは言いたくないのですが、たびたびこういうことがあるのですから申し上げておきますが、今朝私は十時来こうやって待ってますが、厚生省の方は一人も見えない。委員長からは事務局を通じて要請してあったはずでございます。しかし、どういうわけで今までお出にならないか、私は委員会を軽視するもはなはだしいと思う。 この点については一つ納得のいくような釈明をまずしてもらわないと私は審議に入ることはできない。お互いに忙しいことは忙しいのです。しかし、当局が出ない委言貝会は成り立たぬのだ、一つ釈明してもらいたい、説明しても……

第33回国会 社会労働委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○木下友敬君 戦時中の特例でございますけれども、この人たちは、戦時中は満州その他の地で相当献身的な働きをしておった人でございますし、医師以外にはおそらく生計の道を立てる方法を知らない人たちではないかと思うのです。それで、こういうような、毎年一年ずつ延ばすというようなことが行なわれておりますが、一体現在こういう方がどのくらいおられるか。
【次の発言】 私がざっと聞きましたところでは、三百四、五十人おろうかというようなことも聞いたのですが、そのうちで、八十三人と十五人がこの秋に受験したということから見ますと、そういう方々はおそらく受験をする勉強ができない方であろうと思う。私もこの間、ここ数年間の試……

第33回国会 社会労働委員会 第13号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○木下友敬君 ちょっと関連して……。私はうかつで、大ていのクリーニング屋には洗たく機程度のものはあると思っていましたが、現在ないのが多いんですか。一体どれぐらいの設備になっておりますか。
【次の発言】 今のその数字は、アウトサイダーを入れた全体的な統計ですか。
【次の発言】 長谷川先生の今の御答弁で私は安心するわけだけれども、しかし、私は何かクリーニングの料金は、早晩とは言わぬけれども、上がってくるおそれがあると思うが、先先のように言っていると、非常に業者では迷惑する。消費者は喜ぶかもしれないけれども、業者が迷惑するという事態が起こらないとも限らないと思うのですが、この法案を通すためにそういう……

第34回国会 地方行政委員会 第9号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○木下友敬君 駅の構内もやはり道路に入るのですか。たとえば、地下道をずっと通ってホームに上がる、あの長い地下道ですが、あれも道路ですか。
【次の発言】 さっき、大学の例をとって言っておられまして、門を閉じてあるときと閉じてないときと違ってくるような話でしたが、公共の建物で、何かそれに類したものがございますか。たとえば、国会の場合は、むろんこれは、門を閉じてあろうとあけてあろうと、構内であって、道路でないように私は思いますが、道路と見てあるかどうか。あるいは地方の県庁だとか、あるいは何か役所というようなもののそばを、構内であるけれども通り抜けるようになっておる。たとえば、ここでいう国鉄、あれなん……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○木下友敬君 それに関連して。現在たとえば鉄道その他で、一つのまっすぐの通路があって、それを横断しておる二つ、三つのプラットホームに行く出口があるとします。そういう場合は、左右に口がある場合は、ほんとうはどっちを通っても困ることはないわけですね。左がふさがっておれば、それは右通行にするという場合もあるだろうけれども、左右に口がある場合にはどっちをきめてもいいと、こう考えられる。実際には、それがそういう場合に、ここでは左通行ということが書いてあるのを私見たんです。それだから、今の松永委員の最後の注文に応じられるためには、あなた方の方で、一つ国鉄あるいはその他のところで現在そういうふうな個所がある……

第34回国会 地方行政委員会 第11号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○木下友敬君 大体似たようなことですが、今の問題ですが、これは、具体的に言いますと、どうですかね。住宅地などでは、荷物の積みおろしでもない、たとえば、三輪車とか四輪の小さい貨物自動車に商品を一ぱい載せて移動八百屋さんなどがおりますね。首相の岸さんの近くに行っても、ああいう住宅地に行けば、これがおるわけです。しかもあれは、曲がりかどでちょっと自動車の先を見せておくと、奥さん方が走ってきやすい、わかりやすいからといって、よく曲がりかど近くでもって、あの辺を通るときに困るということが実際問題としてありますが、ああいうのは、これから絶対やれないことになりますか。荷物の積みおろしでない。物を販売する。そ……

第34回国会 地方行政委員会 第12号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○木下友敬君 十四条のときにやかましく論議された問題ですが、十三才未満だと、道路で遊ぶことには、非常に保護者に責任があるようになっておりますね。そいつが、紙一重で、十四才になると、今度はある場合には凶器になるようなものを飛ばして歩くことができるというのは、何かそこに割り切れないものがありますね。これは一つ、相当論議されたことには違いないですけれども、こういうはっきりしたことには、やはり当局としても、もっと考えたいというような意思表明ぐらいはこの際した方がいいんですよ。これは、十三才と十四才というのは、それはそう年できめられぬ問題でしょうけれども、保護者の場合、その誕生が過ぎると、すぐ明けの日か……

第34回国会 地方行政委員会 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○木下友敬君 関連して、そのことについてお尋ねしておきたいのですが、運転手は、行政処分と司法処分と両方受けるということが当然起こってくるわけですが、実際の場合において、行政処分は受けた、裁判はおくれるという場合がある。行政処分ではかなりひどい処分を受けたが、裁判をし、その裁判がもう一つ高裁に行ったというようなことで、結果的には裁判の方が行政処分に比べてやさしい。そうすると、運転手は、ひどい行政処分を受けたために非常に迷惑をしておる。こういうことがあり得ると思うし、私どももそういう経験を持っておるものですが、何かそういうことについて運転手の方は補償されるというようなことは考えていませんか。

第35回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1960/08/11、5期、日本社会党)

○木下友敬君 今の時間的の関係、御存じないようだが、私は見ておるのです。それを参議院の面会所の前に僕らはいすに腰かけており、僕らのうしろには警官が数名おった。そこでお尋ねしたいのですが、参議院の面会所におった警官は、あれはどこの所属、部隊長はどこにおり、どういう人であるか。構内々々といいましても、門の中におるのと、それから面会所の石段の上におるのでは、もう構内と構外との境におるわけだから、目の前で傷害事件を見ておって動かなかった警官があるのだけれども、あれはどこに属しておった者かということだけは知りたい。
【次の発言】 僕らの前でトラックが、私は全速力と思ったが、あとで聞くと、あれは全速力じゃ……

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/15、5期、日本社会党)

○木下友敬君 関連して聞きますが、防衛庁は今、自衛隊は特車を持っていますね。私のところには新しい資料がございませんが、持っているのでは特車が八百五十三台、これはアメリカから供与だとなっておりますがね。三十四年の資料によったのですが、その中の軽特車M24、中特車M4A3の数はとうなっていますか。
【次の発言】 三十四年のは八百五十三になっておりますが、今のは七百五十十三になりますが、あとは廃棄したんですか。その差は……。
【次の発言】 その四百七十四の軽特車及び二百九十九の中特車の製作年月日はどうなっておりますか。
【次の発言】 あれは普通自動車などはエンジンなどでもいつ作ったものだと書いてあり……

第38回国会 決算委員会 第7号(1961/02/22、5期、日本社会党)

○木下友敬君 重要美術のことでちょっと聞きたいのですが、何か文化財保存のことで、永仁の壷という事件がございましたね。あのいきさつは新聞で読んでおったけれども、文部省関係から少し詳しく経過を話していただければけっこうです。
【次の発言】 大臣に先にお尋ねしますが、国宝の問題ですが、奈良などへ行ってみますと、お寺がたくさんあって、そこに重要な国宝がたくさんございまして、これは国でも相当保護をしていましょうが、また火災に対する準備などもしてございますが、その保存は、入場料でずいぶん補っておるという状態であるし、今のままにしていたならば、いつ火事で焼けてしまうかというようなおそれもあるし、この間も、あ……

第38回国会 決算委員会 第8号(1961/02/27、5期、日本社会党)

○木下友敬君 私は委員長にちょっとお尋ねしますが、大蔵大臣に出てもらうように頼んでおきましたが、何も御通知ございませんか。大蔵省からだれか来ておりますか。
【次の発言】 お忙しいというのですから、注文通りに御出席願えぬことは間々あることですが、そういうときは礼儀としても、出席できないことをあらかじめ委員長から報告してもらい、そうしてかわりにだれが来ているくらいは言ってもらわないといけないと思います。では大蔵大臣に対する質問は後日にいたしまして、厚生省、特に医務局関係で厚生大臣及び医務局長にお尋ねしますが、昨年来日赤を初めとして病院従業者のストライキがひんぱんに行なわれておりました。一体、あの経……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○木下友敬君 先に局長にお尋ねしますが、失業対策事業費補助金の経理当を得ないものということについてのあなたの説明を聞いていると、「三十四年中に全国一、一六二事業主体のうち約四〇%に当たる北海道ほか三一都府県、四三七市町村計四六九事業主体について国庫補助金の経理状況を実地に検査したところ、前年度と同様補助の対象として算入してはならない経費、すなわち就労していない者に支払った賃金または認証外事業に使用した賃金等」そういう不当の事実があるということを言っておられます。言葉を聞いておりますと、これは昨年も一昨年もずっとその種の間違いが繰り返し起こされているというように私も存じているし、あなたの言葉の中……

第38回国会 決算委員会 第18号(1961/04/12、5期、日本社会党)

○木下友敬君 きょうおいでになっている関係の方、どなたですか。
【次の発言】 取り締まりの警察関係を頼んでおきましたが、まだ来ておりませんか。
【次の発言】 政務次官、売春防止法はあれはいつから施行されましたか、自分で答えて下さい。何年からですか、売春防止法が施行されたのは……。わかっています。ちょっと今ためしてみたのです。そうしたらそばについておるあなたが一となたでしたかね。
【次の発言】 まことにおそれ入ったことでございまして……。
【次の発言】 それでは、今の状態をお聞きのことと思いますが、委員長からも、あらためてしかってもらいたいと思う。政務次官は御存じないことだろうと思って、ちょっと……

第38回国会 決算委員会 第19号(1961/04/14、5期、日本社会党)

○木下友敬君 話が全然違うのです。私は、小さい銀行の話を少しお尋ねしたいと思うのですが、相互銀行というのがございますね。あれは、何ですか、審査といいますか、監査といいますか、毎年ずっとやっておりますか。やっておられるとすると、その結果、健全なものばかりであるか、不健全なものも幾らかあるか。確かに今七十以上ありましょう、相互銀行。その中にもし不健全なものがあるか、まあ、もし不健全なものがある場合、あれは大きな企業家を相手にするものでなく、私どものようなごく零細な者を相手にしておるから、こういう場所での、不健全なものがあるというような御発言が、非常に国民大衆に及ぼす影響があるとすれば、それは速記を……

第38回国会 建設委員会 第9号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○木下友敬君 大体今までの田上君その他の質問で出たことですが、再確認の意味で、この改正案についてお尋ねしておきますが、今度、託児所とか貸し倉庫とか、そういうものをやる事業に対して資金を融資するといわれますのは、それはどうしても付帯事業として公団自体はやれないというような何かきらんとしたお考えございますか。
【次の発言】 それから託児所、貸倉庫等のその等の中に、今、構想として入っているのはどんなことですか。
【次の発言】 そうすると、先ほどちょっと第二会社というような言葉が出てきましたが、これを作ることについては、公団がイニシヤチブをとって作らせるというような形ですか。あるいはそういうことをやり……

第38回国会 建設委員会 第10号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○木下友敬君 ただ一つお尋ねしておきますが、先生は公団というようなものの末端のサービスということには、大体見切りをつけておられる、そういうように受け取れるのです。要求してもだめだから、ほんとうは望ましくないけれども、この場合は、民間にやらした方がいいのではないかというふうに私は受け取ったのです。  その点で、私は非常に、大体公団のもとに、第二会社を作るということは反対だという意見で、この間も質問しているのですけれども、先生の言うように、官庁あるいは公団などのサービスが悪いということに見切りをつけて解釈されておると言われたことには、一応の敬意を表する。ただ一つ私はお聞きしたいのは、公団は、これは……

第38回国会 建設委員会 第11号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○木下友敬君 日ごろ私そう考えているのですが、今も問題になりました、質問がありましたが、大阪で十五万人も収容できるような大きな団地ができる。非常にけっこうなことであります。ただ、私、東京の公営を見ておりますと、団地ができると、その周囲の地価が上がるということが、これが現実の問題である。この間まで安かったのがあそこに団地ができてからにわかに土地が上がった。もし私どもが郊外で生活しようと思っても、団地のある方面に行けば、もう手に入らないということが実際にあるようです。あなた方はそれをどう考えておられるか。非常に便利な住宅を提供してもらうが、その近くの地価が上がって、団地に入れない人たちはかえって困……

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○木下友敬君 ちょっと関連。今度金利の上がる分は、六分五厘であったのが年七分になったり七分五厘になったりするのは、私もこれは今、武内君が言ったように、金利は全般的に下がっているのに、住宅金融公庫だけは上げてきているというのは、何か時代逆行のような気がするのです。何か納得のいく説明がございませんか、どうしても上げなければならぬというような。
【次の発言】 資金のコストが高いから逆ざやになっておるということでありますから、まあその点は一応納得ができるわけだけれども、これは根本的にいえば政府の資金運用部の金を使ってなお逆ざやになるということがうそであって、むしろその資金運用部の利子を値切っていくとい……

第38回国会 建設委員会 第13号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○木下友敬君 私もちょっと困ってきました。この前この問題で質問しましたときは、今のお話の中の多少上がるけれども、それでたくさんの人にしあわせがいくようにされるからということで私は納得しておった。ところがきょう聞いてみますと、坪当たり百円ぐらいしきゃ高くならない、しかしそれを今買っておけば二〇%か三〇%か毎年土地の値は上がっているから損はないじゃない、という考えがあるように思う。ということは、土地の値上がりを見越して、これは戦時あるいは戦後の買いだめと同じ思想なんですよ。今ちょっと高いものを買っておけば、土地は高うなるから一つじゃ私も買いますという、そういう考えでいけば買ってもいいわけです。そう……

第38回国会 建設委員会 第21号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○木下友敬君 関連。今の問題ですね。実際に私はそれを経験していますがね、共有部分を担保にとって……。だから非常に困った例があるのですよ。私自身が困っておる。これは土地に関連してですがね。だから建物の部分でもあり得ないことはないと思うのだ。故意に、これは高利貸にひっかかった。高利貸に持っていって担保に入れれば取るのです、喜んで。わざと取るのです。ある部分を高利貸みたいなのに占有されると、担保に取った場合には全体的に非常に困る。故意にゆする種にやられるということがある。これは私の場合は土地を言っていますけれども、同じ人ならば、そういう人ならば、私は建物の場合でもやりかれないから、それをただ社会通念……

第38回国会 建設委員会 第28号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○木下友敬君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっている防災建築街区造成法案に対し賛成の討論をいたしますが、それにはあとでお示しするような付帯決議をつけることが条件でございます。  本案は、防火建築帯造成を主眼として都市の不燃化を目ざしてきた耐火建築促進法の実施の経験と反省から、同法を全面的に改廃して、さらに高度の都市防災に踏み出そうとするもので、一歩前進であることは間違いございません。ただ、忌憚なく申しますと、思い立ちがあまりにもおそかった。過去を振り返ってみますと、政府の都市造成に対する意欲がきわめて消極的であったと申しますか、行政の力が弱かったと申しましょうか、耐火建築促進法のご……

第38回国会 建設委員会 第29号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○木下友敬君 一つだけお尋ねしたいのですが、別表の第二に、「原動機を使用する工場で作業場の床面積の合計が百五十平方メートルをこえるもの」と、下にカッコして、「(日刊新聞の印刷所及び作業場の床面積の合計が三百平方メートルをこえない自動車修理工場」と書いてありますが、この自動車工場と書いてありますが、この自動車工場を商業地域内に制限を緩和された理由を説明して下さい。私はむしろこれは制限すべきだと思っておるのが緩和されたので、げせないところがあるから説明していただきたい。
【次の発言】 以前百五十平方メートルで規制した、その理由はどうなんですか。

第38回国会 建設委員会 第32号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○木下友敬君 私からも田上委員と同じことをお尋ねするわけなんですが、五十万以下のところがだんだん発達してきて、五十万になったらばこの法律を適用するということになると、今三十万とか四十万のところが、だんだん、この間、防災街区のときの討論で申しましたように、ほったらかしておいて、だんだんだんだん手のつけられぬようになったから法律でカバーした、こういくというような行き方は、私はとるべきでなくて、五十万の都市であろうと四十万の都市であろうとなるたけこれは早めに手をつけて、そうして将来を見越して、こういう法律を適用していくというようにしないと、もう手のつけられないようになったのは手おくれなんですよ。そう……

第40回国会 決算委員会 第2号(1962/01/31、5期、日本社会党)

○木下友敬君 四国班の報告をいたします。  四国班は、去る一月十日から十六日までの七日間、野本委員と私が参りまして、香川、徳川、高知、愛媛の四県で、社会保険や福祉事業、災害復旧事業、塩事業の整備状況などを調査、視察して参りました。  以下二、三の点について申し上げますと、  国民健康保険では、弱小保険者の財政を調整するため、療養の給付費をもとにして、国から調整交付金を出しておりますが、これが実際には赤字の保険者よりもむしろ黒字の保険者に割多くいっているようなことがございます。  また、母子家庭や低所得層に対する福祉資金の貸付では、貸付の資金もあり、申し込みも多いのに、実際に借りられる人は限られ……

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○木下友敬君 ただいまの発言に関連してですが、私どもも大蔵大臣その他に質問をしたいと思いますが、話によると、大蔵大臣はあしたのこの会議にはお出にならぬということでございます。それでは、あした総括質問をやる決算委員会を開くということに意義がないわけなんです。だから、あした決算委員会を開くならば、総括質問じゃなくて、個々の質問に切りかえるか、あるいはあしたの決算委員会はやめて、大蔵大臣なりその他の大臣各位が出られるような日に――まだ日にちがありますから、決算委員会としては、あしたの委員会を取りやめて、そういう方々の出られる日に切りかえてもらうというようなことを、委員長あるいは理事会において協議して……

第40回国会 決算委員会 第6号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○木下友敬君 今のお話に関連するわけですが、現在軍需工場と言っていいようなのは、どんなのがありますか。民間の工場で、いわゆる軍需丁工場と言って、防衛庁からいろいろなものを注文を受けて仕事をしておるというようなものには、どんなものがありますか。
【次の発言】 専門でなくても、防衛庁で必要とするいわゆる兵器の種類を特に注文している会社ですね。たとえば三菱関係であるとか川崎であるとかいうものの名前、どういうものを頼んでおるかということですね。それをひとつ。
【次の発言】 兵器は非常に精密なも一のですから、どこへでも頼むというわけにいかないと思いますが、それらの工場に頼むのは、おそらく何会社には何を頼……

第40回国会 決算委員会 第7号(1962/04/23、5期、日本社会党)

○木下友敬君 専売関係で質問したいと思いますが、まず最初に、近年の専売利益の問題から入ってみたいと思います。たばこの利益金は、たとえば昭和三十年には千二百十六億円、昭和三十三年には千二百七十七億円、順調に伸びてきておりますが、今度その利益金を政府に納付するというときになりますと、昭和三十年には千百八十億、三十三年には千二百六十億というように、せっかく利益を上げたものが、今度は専売事業全体としては少なくなってきておる。それはなぜ、だろうと思って調べてみますと、ショウノウのほうがマイナスになっておるし、近年は塩専売のほうもマイナスになっているというのが理由のようでございます。で、ショウノウの専売に……

第40回国会 決算委員会 第9号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○木下友敬君 たいへんお互いに時間がありませんから、簡単に御答弁を願いたいと思います。大臣だけにお尋ねしておきますが、ここ数年医師会との問題が非常にこんがらがっていまして、国民としては非常に不安を感ずる。なぜこういうふうになっておるかということは、お話ししていただけば非常に長い問題になると思いますが、実はきのう衆議院で、支払側、医療担当者側及び学識経験者から、おのおの一人をお呼びになって、委員会で参考意見をお聞きになったような次第もありまして、非常に今おもしろくない状態に陥ってきているように思いますが、かいつまんででいいですから、われわれ決算委員会も、多額の国費を出している保険問題等に関しまし……

第40回国会 決算委員会 第10号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○木下友敬君 農林漁業金融公庫の報告書の中で、漁業につきましては貸付決定額は四十二億ということになっておりまして、業務概況によりますと、漁船貸付額は四十億幾ら、そうすると、その四十三億と四十億との差の貸付の科目はどういうところに貸し付けてあるか。
【次の発言】 漁港関係で個人負担となりますと、共同の関係ですわね。共同の中の個人の出資に貸すというわけですか。
【次の発言】 そこで、漁船の部分だけをとってみましても、沿岸漁業が約四十七億ですか、全貸付の中の一割程度ですが、漁業の大きさからいけば、生産からいけば、大企業のほうがもちろん全生産のうちで大きな部分を占めておると思いますが、こういう貸付金の……

第40回国会 決算委員会 第11号(1962/04/30、5期、日本社会党)

○木下友敬君 これはもうこちらからお尋ねしたり、あるいは激励したりしないでも相当力を入れておられることと思いますが、ことに、東京都内あるいは東京周辺の通勤時の交通の輻湊している状態は、これは非常に困ったものだと思いますし、私どもも少し遠くから通ってくる場合は、もみくちゃになるという状態でまあもみくちゃになってもまだ乗り得るほうがしあわせだというふうな状態ですが、このままでいったら一体どうなるかと心配しているのです。国鉄ないし運輸省としては、一体通勤、通学時の混雑をどのようにして解決していこうというお考えがあるかどうかですね、あるいは時差出勤というようなこともやっておられましたが、そういうような……

第40回国会 建設委員会 第14号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○木下友敬君 これは大臣にお尋ねしておきたいのですが、あの手この手で住宅対策をやっておられます。よくわかりましてこれもその一環だと思うのですが、そうやっておられてもなかなか間に合わぬのですね。一体何年ぐらいこういう努力を続ければやれやれというところまでいくというような何か見通しがございますか。
【次の発言】 おそらくその十年というのも、いろいろの十年計画というようなああいう行き方であって、非常に基礎的な計算が固まっておるとは私考えておりませんが、何かもう少し住宅公団を大きくするとか、あるいは住宅協会などをもっと助成するとか何とかして非常に急いでもらいたいというのが希望なんです。ただその場合に、……

第40回国会 建設委員会 第20号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○木下友敬君 ちょっと関連。その転換のために必要な金融措置というので要求された額はどれくらいですか。そして同時に、一体どれくらいあればここ二年間に転換ができるかということの積算等について詳しいものを知りたい。
【次の発言】 その積算の基礎は、たとえば建築物の単位面積について、どれくらいの金があればタワーができるかというようなことですね。それと大阪の現状、大阪はこの間陳情にも見えましたように、非常に必死になっておられるから、私はそのあなた方の要求が通らなかったということは、非常に残念と思うから聞くのですが。
【次の発言】 ついでに聞いておきますが、まあ一応大阪にしておきますが、東京にもたくさんご……

第40回国会 建設委員会 第24号(1962/04/19、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下友敬君) 休憩前に引き続き、首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律の一部を改正する法律案、首都圏市街地開発区域整備法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題といたします。両案につきまして、午前に引き続き資料の説明聴取並びに質疑を行ないます。御質疑の方は御発言願います。
【次の発言】 では資料7の説明を願います。
【次の発言】 では次には資料の6、8、9、10、11、これを一括いたしまして水野事務局長から説明を求めます。
【次の発言】 田中委員にちょっと申し上げますが、大臣帰ってもいいですか、道路局長と一緒ですが。

第40回国会 建設委員会 第26号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○木下友敬君 この法案を見ますと、どこでしたかね、要綱でしたか何かに、ある一定の大きさ以上の樹木または樹木の集団についてと書いてありましたから、あまり小さいものでなくてだれが見てもこれはというようなもの、ということになるのでしょうが、現在われわれがここで目につくようなものについて、これに該当するようなものを何か例があげられますか、あれだとか、これだとか……。
【次の発言】 質問があったかもわかりませんけれども、なんでしょう、街路樹にはりっぱなものがあっても街路樹は都のものであって、これには該当しないことですし、それからまたもう天然記念物になっているようなものもこれには該当しない。そうするとわれ……



各種会議発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第26回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○木下友敬君 近藤先生と清水先生にお尋ねをいたします。  近藤先生、私これは聞き違いがございましたら、どうぞ御指摘を願いますが、一部負担について近藤先生は、これが赤字対策であるならば自分は反対である、あるいは好ましくないと思う、これからの社会保障を推進していくためのものならば賛成だ、というようなことを初めにおっしゃったように思います。それからまた、たとえば初診時の百円にしましても、これは手数料として取れば給付外であるから差しつかえないように思う、こういうふうにおっしゃったように思うのです。それで、自分は一部負担には賛成であるというふうにおっしゃったように思うのです。またもう一つ、三十円の入院の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

木下友敬[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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