このページでは北条雋八参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○北條雋八君 私は、質問するに先立ちまして、去る十二日に惜しくも凶刃に倒れられました社会党委員長淺沼稻次郎君の御逝去に対しまして、衷心より哀悼の意を表し、つつしんで御冥福をお祈りするものでございます。 さて私は、昨日行なわれました池田総理大臣の施政演説並びに閣僚の演説に対しまして質問したいと思います。 質問の第一は、暴力の追放と議会政治の擁護についてであります。去る十二日、三党首公開演説会場において淺沼委員長が凶刃に倒れましたことは、党派に対する感情をこえて、国民あげての怒りであり一大痛恨事であります。たび重なるテロ事件の横行に対し、政府並びに取り締まり当局に対して、強くその責任を追及する……
○北條雋八君 私も今加賀山さんの言われた通りでございます。これはほんとうに党派の問題ではございません。参議院議員としての非常に重大な問題だと思いますから、少くともこういう疑惑を持たれておるこの際渡航するということは、病気のいかんにかかわらず、やめてもらうように御善処をお願いしたいと思います。
○北條雋八君 私は、当日は現場を見ませんので、新聞その他皆さんのお話で伺っておるだけなんでございます。今度の陳情につきましては、国会のしかも議長に会うということで話し合いがついておった。あの正門を入るときに一応その人たちを誘導して入ったわけであります。それに続いてその次にすぐ百名くらいの者が入った。そのときにそれを先導していった人が、すぐ停止をして約束以外の者が入ってきたのを食いとめたかどうかということが、非常に今後の審議の上に重大な関係を持つのじゃないかと思うのです。その間の事情を伺いたいと思ったのですが、実際そのときの現場を、警備局長がいなければ、こちらの警務部長が知っているならその説明を……
○北條雋八君 私も実は現場を見ませんので、映画で見ましても断片的でございまして、秩序立って初めからわかりませんが、この問題は、私この間もお尋ねいたしました通り、今お話がありました陳情団を案内された淺沼さんその他の方の入った入口と正門と違うということは知っておりましたが、初めに横の方の入口から案内されて誘導された、そのあけたときに、本来なら約束が三十名ということで、人数ははっきりしませんけれども、その陳情団が案内されて入りましたが、これを入れて締めようとしたときに、百人以上の者がなだれ込んだというふうに聞いているのです。それは正門じゃなかったかもしれませんけれども、その点が非常に問題になる点だと……
○北條雋八君 私は先ほど理事会で申し述べましたように、今の慎重審議の問題でございますが、衆議院で昨日やったような、ああいうような審議の仕方は、参議院では、あれを埋め合わせるために、一そう時間をかけて衆知を尽くして、また意見をできるだけ聞きましてやりたいと思います。そうして参議院の権威を高めなければならない重要な法案でございますから、その点を重ねてこの際申し上げまして、皆さん方の御希望に沿える無理のない審議を進めていただきたいと思います。
○北條雋八君 私は、昨日のこの委員会でも申し上げましたが、地方行政委員会に付託した方がいいと思う。理由の第一点は、本案はきわめて重要な法案でございますから、慎重審議をすべきことはもちろんでありまして従ってそのためには相当の審議日数が必要であるということが理由の一つでございます。第三には、本案の目的は国会審議権の確保に置かれておるのでありまするが、この主たる方法といたしましては、院外である国会周辺道路その他におきまする警察権による一般大衆のデモ規制を規定しておるので、議長の有する院内警察権との関係等で本案について違憲の疑いがある。また取り扱い上の間違い等が起こらないように、主として警察権の問題を……
○北條雋八君 私が伺いたいことは、前の椿委員その他の委員から言われまして、かかる重要な法案の審議、特に衆議院では単独審議をされたようなわけでありまして、それだけに参議院といたしましては、一そうこの法案につきましては慎重に慎重を重ねてやらなければならないと思います。特に先ほど来のお話のありましたように、この違憲の問題、憲法第二十一条の問題が特に大事なことであります。またこのような法案は、憲法の第九十五条による住民投票が必要ではないかというようなこともございますし、いずれにいたしましても、よほどこれは慎重審議の上で立法しなければならないと思います。なおヨーロッパその他アメリカあたりでこういう規制法……
○北條雋八君 関連して。四条の一項でございますけれども、これは無届けの場合には適用がないのでございましょうか。
【次の発言】 そうすると適用がないわけですね。
【次の発言】 先般の十一月二十七日のデモは無届けだという話を聞きましたが、いかがでございますか。
【次の発言】 そうすると、ああいうものには、この法案は適用できないのでございますか。
【次の発言】 この第四条に、許可の取り消しあるいはその他適切な措置をとるように要請することができるという文句を入れれば、無届けの場合でもこの第四条の一項が生きてくるのじゃないかと思うのですがいかがですか。
○北條雋八君 私は、ただいま議題となりました国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案につきまして、修正案及び原業に、それぞれ反対いたしまして、以下簡単にその理由を申し述べます。 その第一は、憲法二十一条によりまして保障されておりまする国民の基本的人権を尊重するということは、現民主主義、平和憲法の根幹であるということは申し上げるまでもないことでございます。しかるに、本法案におきましては、第四条におきまして、議長の要請要件の規定が、たとえば「国会の審議権の公正な行使に著しく影響を与えるおそれがあると認められる場合においては、」というふうに、はなはだ抽象的であるのを見てもわかりまする通り、……
○北條雋八君 私も本法案につきましては、附帯決議を含めまして賛成いたします七 ただ、この運営にあたりましては、農林、建設、緊密なる連絡をとりまして、どこまでも治山と治水の根本の目的を達成されるようにお願いいたしたいと思います。
○北條雋八君 私はただいま議題になりました昭和三十三年度の決算外三件について、無所属クラブを代表しまして承認を与えるものでございます。 承認にあたり若干希望をして討論にかえたいと存じます。 累年決算の審議にあたり、会計検査院より相当多くの指摘事項があげられておることは、予算の執行上幾多の問題点を含むものでありまして、毎年これを繰り返しておることはまことに遺憾と存ずる次第でございます。執行の責任を有する各行政省庁の猛省を心から望むものであり、いやしくもこれについては百年河清を待つがごときことは許されるものではないと思うのであります。かかる中にあって昭和三十三年度決算における指摘事項が前年度の……
○北條雋八君 私は、内閣提案の農業基本法案に賛意を表するものでございます。 しかしながら、今までの熱心なる審議の過程におきまして明らかになりましたように、本法案がいわゆる農業憲章ともいわれ、あるいは宣言法であると称せられるように、内容が抽象的で具体性を欠きまして、肝心な農民の中に、本法が施行されることに非常に不安を抱いたり、あるいは戸惑っている者が相当あることは事実であります。いまだ本法趣旨の解明が末端にまで徹底していないうらみがあるばかりでなく、内容におきましても、経営規模拡大の対策、農地取得のための財政金融措置、金利の問題、特に林業を主とした農家並びに山間僻地の零細農家に対する特別な施策……
○北條雋八君 私は、主として農林行政について、農業構造の改善、米価問題、林業政策、河野構想を伺いまして、最後に、輸出の振興について若干質疑をしたいと思います。制限された時間内で多くの質問をしたいと思うのでありますの、で、質問はなるべく簡単にいたしますけれども、御答弁はできるだけ詳細にお願いしたいと思います。 第一は、農業構造の改善に関しまして、四点ばかり伺いたいと思います。その一点は、経営規模の拡大がはたしてできるかどうかということにつきまして、総理大臣並びに農林大臣に伺いたいと思います。農業基本法は、その関連法案がまだできでおりませんので、実施の段階に入っておりませんけれども、農業基本法の……
○北條雋八君 今までいろいろ審議されましたが、できるだけ少額に、また有効に使われるように希望いたしまして、賛成いたします。
○北條雋八君 私も今山田委員のおっしゃる通り、同感でございます。もともと予算を適正に使ったかどうか、また、その使い方によって今後の予算の編成に役立てるための重要な決算といいますか、徹底的に今おっしゃいましたように、国会と会計検査院との関係をはっきりいたし、また衆議院の決算と、それから参議院の決算と、ばらばらでないような審議の仕方を究明していただく必要がある。そのやり方については、相澤委員のおっしゃったように、まずもって林さんの御意見を伺って、それで順次進めていきたいというふうに思います。
○仮委員長(北條雋八君) これより決算委員会虎の門公園地に関する小委員会を開会いたします。
慣例によりまして、年長のゆえをもって、私が選挙管理者の職務を行ないます。
それでは、これより小委員長の互選を行ないたいと思いますが、小委員長の互選は、成規の手続を省略しまし
て、便宜選挙管理者において指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、私より木内四郎君を小委員長に指名いたします。(拍手)
○担当委員外委員(北條雋八君) 今まで伺った中で、一番最後の問題ですね。審査方法といいますか、これは一番大事なことだと思うのですが、これで拝見しますと、今までどおりとあまり変わっていないのですが、これは室長の御意見でありましょうか。
【次の発言】 これで拝見しますと、調査室になっておりますが、この委員会でいろいろ議論されたのと照らし合わせてみまして、林さんから話を聞きましたけれども、これは指摘事項を中心にして、今までどおりやるような形に見えるのですが、そうでなしに、決算というものはむしろ予算に対して実行がどういうふうに使われているか、分量的にも、また経費的にも、そういうようなことを決算でうまく……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。