米田勲 参議院議員
5期国会発言一覧

米田勲[参]在籍期 : | 5期|- 6期
米田勲[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは米田勲参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

米田勲[参]本会議発言(全期間)
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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 参議院本会議 第6号(1961/10/04、5期、日本社会党)

○米田勲君 私はただいまの鍋島君の動議に賛成をいたします。
【次の発言】 私は、ただいまの鍋島君の動議に賛成いたします。

第39回国会 参議院本会議 第9号(1961/10/18、5期、日本社会党)

○米田勲君 私は、ただいまの鍋島君の動議に賛成いたします

第39回国会 参議院本会議 第13号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○米田勲君 台風常襲地帯対策審議会委員並びに九州地方開発審議会委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第2号(1961/12/15、5期、日本社会党)

○米田勲君 私は鍋島君の動議に賛成いたします。

第40回国会 参議院本会議 第7号(1962/01/24、5期、日本社会党)

○米田勲君 私はただいまの鍋島君の動議に賛成をいたします。

第40回国会 参議院本会議 第8号(1962/02/09、5期、日本社会党)

○米田勲君 私は、ただいまの鍋島君の動議に賛成いたします。

米田勲[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

米田勲[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 議院運営委員会 第4号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○米田勲君 この委員は再任になるわけですが、これはどういう角度からこの委員を選考しているわけですか。ほかに適任者がいなかったわけですか。
【次の発言】 それは、その適任者がそのほかに見当らないので再任ということですか。

第32回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1959/07/04、5期、日本社会党)

○米田勲君 ただいま委員長からごあいさつがありましたが、あなたが常任委員長になられて初めてのことでありますので、今後の委員会運営のこともありますから、委員長の所見を最初にお伺いをしておきたいと思います。  私がいまさらここで事あらためて申し上げるまでもなく、参議院というところは、一般にも良識の府だといわれておるわけでありますが、衆議院が議決する案件などについて、行き過ぎだとかあるいは誤まりがあれば、これを良識をもって十分に審議を尽して是正をしていく任務を持っているのだと、われわれ考えているわけですが、ところが、今日の状況では、衆議院は、自由民主党と社会党の二大政党対立の構成だとはいわれてはおり……

第32回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○米田勲君 固定費産税の問題についてちょっと。  固定資産税の制限税率の引き下げで、昭和三十四年度中における市町村の税の減収は、全国的に見て総額幾らになるかということと、それから、全国的にどれくらいの市町村が該当するか、それをお聞きしたいのです。
【次の発言】 これは、私も多少調べたのですが、今度の制限税率の引き下げで、実際被害を一番受けているのは北海道の市町村なんです。この問題について、前の国会では、三十四年度の減収については、三十五年度で元利ともとにかく国の方で見てくれるということになっているのですね。
【次の発言】 ところで、その三十五年度以降の問題です。これはまあ附帯決議で検討すること……

第32回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○米田勲君 それでは、せっかく政務次官来られたのですから、この前の委員会でお尋ねをしてあった、問題で、きょうは答弁されるような方が来られないような実情にあるのですから、控えようと思いましたが、実は固定資産税の制限税率引き下げの問題が起ってきた。三十四年度の分については、これは解決がつく方針が立っておる。三十五年度以降この制限税率引き下げで実は痛手を受けている市町村の大部分は、御承知のように北海道なんです。北海道の知事選挙にからんで、この問題が突然飛び出してきたのですが、ところが、北海道の知事は、まだ固定資産税の制限税率を引き下げるということを言っておるのです。三十五年度以降です。今回の引き下け……

第32回国会 地方行政委員会 第閉会後4号(1959/10/09、5期、日本社会党)

○米田勲君 警察法関係で、ついでにちょっとお聞きしたい。  警察の動員されておる人たちが救助作業に集中されておるのだろうと思いますがね。どうもいろいろな状況を聞くと、盗難が頻発しておるというように伝えられておりますが、そういう取締りの方面については、特に考慮されて指示をしておるかどうか、そういう状況はどうなっているか、ちょっと御説明していただきたい。
【次の発言】 重複するかもしれませんが、自治庁の方にお伺いしたいのですが、地方自治体の方から、災害に対する国の援助措置のいろいろ陳情、要請があると思うのですが、自治庁の災害対策の具体的な方針をちょっと簡単にお聞きしますが、そういう自治体から要請し……

第32回国会 地方行政委員会 第閉会後5号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○米田勲君 先ほどから、各委員から、いろいろこまかい点についても質問があり、御答弁があったのですが、益谷国務大臣に、特に今度の災害の対策本部長でもあり、副総理でもありますので、この機会に私はお話をいたして、十分な対策を立てていただきたいと考えますので、申し上げたいと思うわけです。  先ほどから聞いておりますと、問題点になりそうなようなことに相なりますと、どうも現在検討中であるということで、はっきりした方針を伺うことができません。もちろん、お話を聞きますと、二十五、六日ごろの閣議で、今度の臨時国会に出す災害予算というものの最終的な結論が出るのでありますから、今の段階で、そういうことをはっきり答え……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 議院運営委員会 第2号(1959/10/28、5期、日本社会党)

○米田勲君 その国務大臣の演説について、内容等については今お話がなかったのですが、わが党の方から、国民が非常に重大な問題として考えている安全保障条約の改定交渉の中間報告をぜひしてもらいたいということを強く要求をしておるのです。その点については考慮をされて行われるのかどうかという問題についてお尋ねをしたい。
【次の発言】 それはしかし、どうなるのかわからぬというようなことではちょっと困るね。
【次の発言】 それでは今の話は、演説か終わったあとに、われわれが考えて、要求してあったことがさっぱり考慮されていないという結果が出たと仮定した場合に、議運の理事会でそのことを事後処置ができるような責任を持っ……

第33回国会 議院運営委員会 第4号(1959/10/30、5期、日本社会党)

○米田勲君 ちょっと事務総長にお聞きしたいのですが、請暇書の理由は何と書いてありますか。
【次の発言】 私、国会法だとか参議院規則は、議員は積極的に誠意をもって守っていかなくちゃならないと思うのです。ところで、私たちの理事がそういう発言をしておりますが、大体私この問題はどうも不思議なんですね。われわれは国会が開かれておるときには自分の家で勝手な行動はとれないはずなんです。そこで、最初会期中の請暇書を出しておいて、急に一週間と直した。この百八十七条には、出席のできないようなときにはあらかじめその理由と口数を記した請暇書を議長に出さなければならないと、ちゃんときめられておるのです。それなのに、どう……

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○米田勲君 今官房長官から、きのうの事情について簡単な説明がありましたが、私はどうもその話に納得できない。さらにいろいろお聞きしたいと思います。大体きのうは、重要な災害対策の予算をわが党も協力してとにかく本会議で打ち上げようということで、お互いに約束して、そうしてベルを鳴らしたのであります。今聞いていると、官房長官は、きのうのような事態が起こったことを、参議院の議事の進行に支障を来たしたことはまことに遺憾である、そんな言葉できのうの事態に対する責任を考えているようなふうにもし思っていたのだったら、とんでもない間違いだ。大体私らに言わせると、自民党の理事さんとわが党の理事とちゃんと約束した通りに……

第33回国会 議院運営委員会 第10号(1959/11/30、5期、日本社会党)

○米田勲君 田中理事の発言についてちょっと。今、田中委員の方からいろいろお話があったのですが、その言葉の中に、安全保障条約改定阻止のああいう国民集会を社会党が指導をして云々という言葉と、それからデモ隊というか、暴徒を先導して国会の構内に社会党議員が先頭になって入った、この二つの言葉を、私やはりこの際田中委員の考え方についてもお聞きしなければならぬし、私もまた社会党の所属議員として、今の言葉はそのまま聞きのがしておくことがちょっとできがたい気がしますので、関連してお話しします。  私は、この国民会議の有力なメンバーとしてわが党が参画しておるということは事実であります。国民会議が、安全保障条約改定……

第33回国会 議院運営委員会 第11号(1959/12/02、5期、日本社会党)

○米田勲君 発言中だけれども、そういうところまで言っていいのか。そういうところまで言っていいという約束か。約束通りにやってもらわなければ困る。

第33回国会 議院運営委員会 第13号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○米田勲君 ただいま問題になっておる会期の延長のことですが、大体自民党さんの側は忘れておらぬだろうと思うが、国会の運営は与党の私たちが責任を持ちます、だから議長も副議長もお前らにはやれない、委員長も全部よこせ、国会の運費の責任はあげて自民党がやります、こう言ったことは、あなた方覚えているだろうと思うのです。しかも、この臨時国会は五十日ということを考え出したのは、あなた方の方なんです。五十日と考えたのは、これで国会の運営は、諸問題をかかえているが、責任を持ってりっぱにやり遂げられますという見通しに立って、あなた方持ち出してきた。われわれもそれに賛成した。それを今ごろになってから、各委員会の法案の……

第33回国会 議院運営委員会 第17号(1959/12/25、5期、日本社会党)

○米田勲君 しつこいようですが、慎重審議をするのだということで理事全体の意見の一致を見たというお話でございますが、非常に慎重審議という言葉は実は具体性がないのです。それで、委員長にだめ押しのようなことになって恐縮ですが、衆議院の方でこの法案を審議した際には、どういう審議の仕方をしましたかと、衆議院に聞いたら、きっと慎重審議して上げました、こういうふうに答えるかもしれないのです。しかし私自身の判断では、非常に時間的にいっても短いし、しかも提案された会派の人たちだけの手によって最終的に打ち上げられたということですから、私の判断はどうも慎重審議したというのに不十分ではないが、こう思うのですよ。そこで……

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/26、5期、日本社会党)

○米田勲君 各会派の方々の御意見がありましたが、私たちは今衆議院から回ってきたこの法律案の審議を尽くすのにどうするかということを考えているのですから、その法案以外のことを――関連してとはいいながら、法案以外のことをも審議することを配慮して、扱う委員会をどこにするかという御意見は、意見としてはそういう意見があるかもしれませんが、やはり私としては、純粋な本案自体の審議を尽くす場所はどの委員会が妥当なのかということを、それ一本で考えればいいものだと思います。そこで私は、この法律案の持っておる性格がどうであるのかということを見きわめて、どの委員会がその審議をするのに妥当であるかという慣行論も考えて決定……

第33回国会 地方行政委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○米田勲君 僕は、委員長に最初にお伺いしたいと思うんですが、こういう委員会で、僕らが大臣だとか政務次官だとか局長にいろいろなことをお尋ねする。その答弁は、とにかく、最善を尽くして実行に、行動に移されなければならぬものである。そういう責任のある立場で答弁が行なわれておるのだというふうに私は理解しておる。これは私の理解が正しいでしょうね。
【次の発言】 そうでしょうね。それじゃ、自治庁の政務次官も来られておりますから、お聞きしますが、八月十日と九月十日と二度にわたり、九月十日のときには、大蔵政務次官にお尋ねしたわけです。八月十日の委員会では、私質問をいたしまして、石原大臣も同席をしたところで、税務……

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○米田勲君 関連して。ただいまの警察庁長官の説明をお聞きして、ちょっと関連してお聞きしたいのですが、実は、当日私は、国会議員のたすきをかけて、首相官邸の下の特許庁の方から請願に上がって来た人たちの方に私はいたわけです。私のいた位置は、警察官が防いでいたうしろにいた。ところが、当日車で、ジープや何かでたくさん鉄かぶとを持って来ている、それから、請願に上がって来る人たちを押えるために、トラックや車をあの狭い道路に三列に押えて、私のうしろから見ていた状況だと、一番右側の方は、大人が二人通れないくらいの幅であり、まん中の所は、一人がやっと車の間を通れるという幅なんです。そこで、若い人たちが先頭に立って……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○米田勲君 それでは、私は、この際石原自治庁長官に対し御質問をいたしまして、所見をお伺いしたいと存じております。  その第一は、私たちが本委員会において地方自治体に関する行財政の諸問題について検討するにあたって、その当面の責任官庁である自治庁の態度、方針、意見などを徴する必要があって、自治庁長官や政務次官あるいは自治庁の関係局長、課長などの出席を求めて、いろいろ答弁を願っているわけでありますが、本委員会におけるこれらの答弁について、自治庁長官自身が答弁したことはもちろんでありますが、たといそれが長官自身の答弁でなく、自治庁の局長、課長などの答弁でありましても、最高責任者である自治庁長官が十分責……

第33回国会 地方行政委員会 第11号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○米田勲君 この前の委員会では、石原長官の発言が、どうも八月十日にこの委員会で述べられた金丸前税務局長と石原長官との答弁内容からいって、非常に大事なところがかけ離れている、食い違っておるということを、ずいぶんしつこく私も会議録によって申し上げたのであるが、依然としてそれを肯定されないまま留保されて、本委員会で、私は徹底的に八月十日の会議録を一語々々解明して、私が申し上げておる通りであるということを立証しようと計画をして来たんです。しかし、まあ事前にお話があったので、そこまではきょうやる必要がないようでありますが、どうもあなたの今答弁をしていることでは、私は非常に不満であります。はっきりしない点……

第33回国会 地方行政委員会 第12号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○米田勲君 関連して。鈴木委員から重ねてこのことを何度となくお聞きしているのに、どうもお聞きしておって、なぜそういうふうな答弁や態度であるのかということに、非常に疑問に思って聞いているわけです。岐阜県の条例を取り上げて話はされているが、私は、岐阜県の条例という特定したものを今考えないで、一般的な問題として、自治庁の見解というものは明らかにされてしかるべきだとまず思うわけです。  それから、もう一つは、先に専従休暇に関するモデル条例ういうものが自治庁の見解として各県に示された、過去において。そして現在の時点においては、この問題について、その内容を変更するかどうかということについては検討中で、結論……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会 第9号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○米田勲君 前の委員会で、なぜこのような違憲の疑いの濃厚な法律案を、しかも強引に早急に立法化しようとするのか、というわが党の同僚議員の質問に対して、佐々木議員は、会議録によってそれを見ますと、概括的にこういうことを申されております。警職法の問題が起こったとき、国会が非常に混乱をした。そこで両党間で国会の正常化についての申し合わせ事項を、もちろんこれは原則ですが、確認された。しかし、その申し合わせ事項の一部を除いては話し合いが具体化せず、従って実践されなかった。特に、そのうちの集団的な要請行動の規制については、両党間の話し合いは全く進捗せず、そのままの状態に放置されている。時たまたま昨年十一月二……

第34回国会 議院運営委員会 第10号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○米田勲君 ただいまの答弁について関連して申し上げますが、公安委員会や警視総監は、むやみに常識で警察権を発動するわけじゃないわけです。警職法や都の公安条例に基づいて、その権限の範囲内においてしか警察権は発動できないわけです。そこで椿委員が質問をなさったように、私はもう一度あなたにはっきりしておいてもらいたいことは、両院の議長が要請をしたその要請に基づいて警視総監や都の公安委員会は、全く自主的な立場に立って警察権を発動する、その警察権を発動した際に、この警職法のワク外、公安条例のワク外にわたってまで警察権を発動できるような、そういう根拠規定をこの法律は全く含んでおらない、こういうことをはっきり答……

第34回国会 議院運営委員会 第14号(1960/03/04、5期、日本社会党)

○米田勲君 あなたの今答弁しておられることを、それを強弁と言います。あなたは議員ですから、体面を保持するために執着なさっておるわけだ。大体、一般的な総括質問といっても、本法の行条文を頭に描かない質問がありますか。私は、しかも今から申し上げる個所の質疑応答のときには、委員長にも記憶があると思いますが、この条文に立って答えてもらいたいということを繰り返し何べんも言っているのですよ。条文と離れた答弁では困ると言っている。何かあなたは、議運のときの審議は総括質問であるからそういう誤解が起こった、というようなことでお逃げになっておられるけれども、私はむしろ逆に、あなたにあの際に、速記録を読んでごらんなさ……

第34回国会 議院運営委員会 第19号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○米田勲君 質問に入る前に、一、二の点について簡単に皆さんの了解を得ておきたいと存じます。  その第一は、前回の委員会で、同僚委員の質問が終わるや、突然塩見理事から質疑打ち切りの動議が出されましたが、自民党のかかる態度はきわめて遺憾であります。皆さんに言わせれば、十分日数をかけて慎重審議をしたではないかというでありましょう。しかし、これはみなさんにもよく考えてもらわなければなりません。それは、本法案の審議に入ってから、相当期間を経過した三月四日の委員会の最終午後三時三十二分になって、本法案審議上、最も重要な問題の一つである法案の基本的な性格について、提案者か従来の審査で終始答弁をしていたこごと……

第34回国会 議院運営委員会 第21号(1960/03/21、5期、日本社会党)

○米田勲君 私は、本委員会で審議をいたして参りました国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案に対し、日本社会党を代表して強く反対をいたします。  本法案は、一見、何人も首肯させるような名称こそ用いておりますけれども、その正体は、本法条文でも明らかなように、憲法に保障せられている国民の基本的な権利、すなわち表現の自由並びに請願権に対して、新たなる警察権力をもって強い規制を加えようとする、きわめて反動的な性格を持つ法案なのであります。しかるに、提案者は、本法案は単に議長要請権をうたったものであって、決して国民の権利に対して新たなる制約を加えたり、警察官に対し現行法のワクを越えて新たな権限を……

第34回国会 議院運営委員会 第27号(1960/04/20、5期、日本社会党)

○米田勲君 理事会でどういうことを話し合ったかは別として、われわれは委員として意見を述べるのですが、昨年末の臨時国会のときのあの問題で、わざわざ総理が本会議ではっきりした発言をして約束をしているのです。しかも、今官房長官の話を聞くと、出席できない理由は何なんだと言ったら、理由はつまびらかではない、よくわからないと言っている。しかも、塩見さんの話でも、いろいろな事情で出席できない、何ですか、これは。理由はつまびらかでない、いろいろな事情で出席ができない、こういうことで、こちらは本会議をやる、向こうは委員会をやっている、その場合には本会議の方に優先して出るのだということを総理自身が答弁をして、参議……

第34回国会 地方行政委員会 第6号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○米田勲君 それでは、長官に質問をしたいと思いますが、この法案をずっと見せていただきましたが、こういうような法律案は、非常に一般の国民に関係が深いわけです。生活に直結している。だから、この法律案のねらっている交通の安全とか、事故をなくしたいということの成果をあげるためには、国民が十分これを理解し、協力するという態勢ができない限り、法律ができてもなかなか成果はあがらぬということは、だれも考えるのです。そこで私、この法律案に手をかけたのは去年の八月ごろではないかと思うのですが、それ以来――それ以来か、それ以前でもいいのですが、国民の世論を起こし、あるいは国民の世論の反映をこの法律案作成の過程におい……

第34回国会 地方行政委員会 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○米田勲君 先ほど松永委員から質問があったことで大体明らかになりましたが、この百三条の免許の効力の停止を受けた場合、この停止期間というのは、先ほどの答弁では、新たに政令できめられるが、そのきめられる内容というのは、現在の総理府令以上に過酷なものにはわたらない考えであり、さらに、あまりその幅があることについては十分また考慮をするのだ、こういうお話があったんですが、それに関連して、政令で定める範囲内で免許の効力停止の期間を短縮することができると、こう思うのですね。そこで、ここのところはこういうふうに解釈をして正しいのかどうか。それは、免許の効力の停止を受けた者、それから申し出によって、講習を受けた……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○米田勲君 関連して。今それぞれ御答弁がありましたが、私は、聞いていてちょっと納得ができないのです。ここの提案の理由にも、自主的の組織を整備するということをうたっていながら、法律で強制的に設立を縛り、加入を縛るというやり方は、少し行き過ぎではないかというふうに感ずるわけです。もちろん、先ほどの質問に、憲法の問題との関連で御答弁がありましたが、公共の福祉に深い関係があるので、ということになると、国民の職業の全部が大体公共の福祉に重要な関係を持っているのであって、私の考えでは、その業務運営を適正にやらせるとか、料金の問題を合理化するとか、いろいろのことがあるとしても、それはお互いの間の自主的な組織……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1960/08/11、5期、日本社会党)

○米田勲君 ちょっと関連して。人事院の勧告に即応して公務員の給与の引き上げが行なわれるということは、もう必至だろうと思うのです。その場合の自治省として最終的な地方公務員の給与引き上げの結論を得る時期ですね。それはいつごろの予定ですか。
【次の発言】 筋から言えばそうだが、実際自治省としては、地方公務員の給与の改善の問題については当然責任がある場所でしょう。だから、国家公務員の方がきまったらそれに準じてやるのですというようなことでは、あまりに消極的な立場ではないか。自治省としては、地方公務員を今度の勧告に即応してこうしたい、ごうすべきだというやはり結論が一応得られなければならない。何か、国家公務……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 地方行政委員会 第2号(1960/10/24、5期、日本社会党)

○米田勲君 ちょっと関連質問さしていただきます。奥野局長にお伺いしたいのですが、前に給与担当相の高橋国務大臣、それから前の山崎自治大臣と、ともに本委員会で発言があるのですが、人事院勧告を尊重して国家公務員の給与を改訂する、そういう方針である、それに準じて地方公務員も給与引き上げを行なうというふうに話があった。ところが、本委員会では一年ぐらいかかって地方公務員の給与実態を調査した結果、民間給与とはもちろんだが、国家公務員との給与の間にも非常に差があった。これは何とか是正しなきゃならぬというのが本委員会の結論です。そこで、先ほどあなたの占部委員に対する答弁を聞いておると、国家公務員は一四%現状より……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 議院運営委員会 第3号(1961/01/30、5期、日本社会党)

○米田勲君 光村理事の方からお話がありましたが、この議運の委員会に席を置いて一年間暮らして、私は何回か、どうも衆議院の方のやり方が参議院の立場を無視したようなことを決定して、ごたごたが起こると、最後は、まあそれ以上押してもしようがないからというので、今のようなことでケリをつけて毎回きているわけです。今度もまたそういうことでケリをつけて、また幾ばくか時期が過ぎたら同じようなことをされるような懸念がある、今までの傾向から見て。で、私は、衆議院の議運の方でああいう一方的なことをきめた直後に、私の希望としては、少なくも運営委員長は、理事会でそのことが問題になって、各会派からけしからぬではないかという話……

第38回国会 議院運営委員会 第26号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○米田勲君 僕らは議運へ来てから三年ほどたつのですが、その間に、どの委員会に付託するのかというような問題で与党と野党の意見が対立したというのは、これは二度目です。ほとんどもう理事会で円満に話し合いの上で解決がついて、われわれが参加するときは、もう形式的に賛成というだけで物事が進められてきておる。この二つの場合を考えると、前に出ているデモ規制法、これだって、もうどう考えても、今光村委員の言っているように、わが方の主張が正しいのです。いまだに与党が数を頼んで押し切ったと考えている、そのときの都合で。今度も理事会でおそらく相当論議になったのに、意見が一致しないで、与党は野党の主張を了解しないでここに……

第38回国会 議院運営委員会 第30号(1961/05/24、5期、日本社会党)

○米田勲君 この会期延長の問題は一番初めにどこから発議されたのですか、一番最初は。
【次の発言】 ただいまお聞きしますと、自由民主党の方の理事から会期延長の話が最初に出されたということがございました。ところで、もう一つお聞きしますが、延長の日数は十五日間ということが初めて出されたのはどこですか。
【次の発言】 会期延長の考え方を出したのも、その日数を十五日間延長するといったのも、これは言い出したのは自由民主党側であるということがはっきりしました。一体、この十五日間という日数はどういう理由で割り出したものか、その理由が聞きたい。
【次の発言】 それでは自民党の方にお伺いしますが、十五日間の会期を……

第38回国会 議院運営委員会 第34号(1961/06/08、5期、日本社会党)

○米田勲君 ちょっと待ってもらいたい。僕がさっき発言をもらっているんだ。
【次の発言】 今、岡理事の言われていることについてぜひ委員長に考慮してもらいたいということがまず第一。  それから第二番目に、自由民主党の諸君は先ほど意思表示をちょっとしたが、そろって継続審査をすべきだということを言っておる。私は、あなた方にはっきり申したいことは、先般会期延長の問題がこの委員会にかかったときに、私は前田理事から、自民党の党議でございますと言って明確にこの場所で会議録に残している言葉がある。それは、会期延長の発議をした党はどこだ。自由民主党です。それから、それを十五日間でよろしいという発議をしたのはどこか……

第38回国会 文教委員会 第4号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○米田勲君 二月三日の参議院本会議において、わが党を代表する矢嶋委員の質問に対して行なわれた荒木文部大臣の答弁の中に、不見識もはなはだしいと思われる発言がありますので、われわれはこれを重大視して種々検討を加えた結果、きょうは荒木文相の発言の理非を明らかにするために、ただいまから質疑を行ないたいと思います。  まず、本題に入る前に、私は初めて文教委員会に入りましたので、念のために荒木文相の発言に対する態度をすなおによく理解するために、以下数点にわたってあらかじめお尋ねをいたします。  あなたは、文部大臣として今までたびたびにわたって記者会見を行ない、談話や見解を発表しているようでありますが、記者……

第38回国会 文教委員会 第6号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○米田勲君 荒木文相がすでに新聞に公表をし、当委員会に対しても資料として提出をしておるところの、「日教組のILOへの申立に対する日本政府の見解」これでありますが、これをよく検討をいたしてみますと、その内容は、事実の判断を誤認し、国際的な労働慣行を軽視し、あるいは問題の発端や経過などについてはこれを全く省略をして、結果的な部分的なものだけをことさらに一方的に強調をしておる。そうして、日教組に対する悪意に満ちた感情的な記述さえも見られる。私は国際的な機関であるILOの場でこの政府の見解をそのまま提出することは、日本の国際的な信用を著しく失うおそれがあると強く考えるので、この政府見解を直ちに撤回する……

第38回国会 文教委員会 第11号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○米田勲君 先般私は、文部大臣の方から日教組が暴力団体だとか、あるいは破防法すれすれの団体だとか言って誹謗しておる、その証拠として出された、日教組は憲法秩序をくつがえそうとしておる根拠はこれだというのと、教師の倫理綱領の中にある教育の政治的中立性を否定している個所はこれだという証拠について、文部大臣の偏見をただそうと思って詳細倫理綱領第一項の内容についてあなたと意見交換をしましたけれども、ほとんどあなたの頑迷な考え方を是正することができませんでした。しかし私は、党派を越えてこの委員会並びにこの委員会に出席をされておる多くの人々が、文部大臣の答弁はきわめて非論理的であるということを痛感しておると……

第38回国会 文教委員会 第13号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○米田勲君 関連質問。お伺いしますがね。教育大学にも、入学試験に関して、何か問題があったように聞いているのですが、そういう事実がありましたか。
【次の発言】 これは私、先ほどから各委員から話が出ておりますが、間違いの起こらないように注意を喚起するというような措置以上には、現在のところ手がないのかもしれないけれども、どうもこう今回の入学試験に関して、ひんぴんとという言葉はちょっと過ぎるかもしれませんが、問題が発生しているということは、私は何らかのそこに傾向といいますか、そういう間違いを引き起こすような傾向とか原因とかいうものが考えられるのではないか。単に偶然に間違いがあっちこっちに起こったという……

第38回国会 文教委員会 第15号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○米田勲君 内藤局長にお伺いしますが、愛媛県の研究協議会のメンバーは、愛媛県教職員組合に入っている組合員は入れない、絶対に入れない。研究協議会に入りたいのなら抜けてこいと言ってやっている、その研究協議会にはあなたの方から金が出ている。こういうことは、同じ愛媛県の教職員でありながら、愛媛県教職員組合に入っているメンバーは入れないと言って門を閉ざしておる研究協議会に、あなたの方から研究のためだといって金が出ているということは、これは不当な金の出方ではありませんか。実態が、愛媛県の教員に公平に研究をさせる条件があるなら、それは入る、入らぬは自主的ですが、入りたいと思っても、教職員組合のメンバーは絶対……

第38回国会 文教委員会 第16号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○米田勲君 私はきょうの委員会に、また大学入試問題にかかわる事件を質問として出さなければならないことを非常に遺憾に思っております。先にお伺いをいたしますが、九州大学、東大、教育大学、北大等、各大学の入試に関する事件が相次いで惹起をしまして、当委員会でもこの問題を取り上げて種々話し合いが行なわれたわけですが、われわれの側からも強く文部当局に対して善処方を要望したはずであります。そこで、今日まで文部省で大学入試に関する各大学の事件の内容調査に当たって仕事が運ばれたと思いますが、その調査の結果はどういうようになっているかということをお伺いしたいわけです。ただ、私はお答えになる場合に、調査はまだ完了し……

第38回国会 文教委員会 第19号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○米田勲君 私は午前中に豊瀬委員の質問に引き続いて、私もこの問題についてはお尋ねをしたいと思っておったのですが、昼からの分に回されましたので、できるだけ時間を倹約しながら、要点をお尋ねしたいと思います。  ところで、私がこの質問をするに至った動機といいますか、それは一昨日文部省に教職員の人たちが相当数行って、文部大臣と話し合いをしたいということについて何か問題が起こって、果ては警察官が相当数入り込んでこれを排除するというような事件が起こった。その事件は、私は労働者の立場を十分理解する一人であるけれども、日本の教育の上から立って考えると、ああいう事件が繰り返されるということは非常に困ったものだと……

第38回国会 文教委員会 第21号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○米田勲君 内藤初中局長にまずお尋ねをいたしますが、憲法二十六条にあるところの義務教育は無償とするというこの憲法の解釈を、先般、局長が何かの機会に公式に発表していることが報道されておりましたが、この義務教育は無償とするという憲法の規定は、授業料は徴収しないということである、こういうふうに限定をして解釈をしていることが発表になっておりました。  一体、授業料は微収しないということが憲法にいう義務教育は無償とするという意味であると特に限定した根拠が知りたいのです。私はそういう解釈をとっておらないので、この際、まずその点についてお伺いをいたします。

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/09、5期、日本社会党)

○米田勲君 ちょっと答弁の前に質問があるのだが、文部大臣が何のために今退席したのか、委員長わかっていますか。こういう大事な参考人に来ていただいて、貴重なる意見を聞くめったにない機会に、理由もなしに退席をしているのであれば、直ちに呼んで来てもらいたい。態度が悪い。不見識ですよ。
【次の発言】 文部大臣に少しく見解をお聞きしておきたいと思いますが、第一は、今かかっているこの法律案は、中央教育審議会の正式な答申を待たないまま提案をされているわけですが、私は、戦後日本の教育制度として立てられた六・三・三・四のこの教育制度の体系を、今回初めてこの養成所設置に関する法律案によって一部くずされようとしている……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○米田勲君 関連質問。大西参考人にお伺いをしますが、結論的には、あなたの責任をもって文部省に出された調査書は疎漏ではないかという結論です。それは、人権擁護委員会が調査をされたその報告書には、その事実をありと報告されておるわけです。あなたの出された報告書はその事実はないとされておるわけです。この二つを対照してみますとですね、あなた自身は現地に行かれて必要な手続をとられて調査をされたのでないとしても、あなたは教育長という立場において、その報告書に全責任を負わなければならないという立場でありますから、私はただいまの矢嶋委員が読み上げた手紙等も勘案して、並びに人権擁護委員会の調査報告書を照らし合わせて……

第38回国会 文教委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○米田勲君 この金曜日に、定例日でないのにやるということをきめたのは、私の了解するところでは、これは連休のときに出てきてやらなければならぬ日があったわけです。それをとにかく皆さんの都合で、連休はとにかく、飛び飛びにあったが、それを休んでしまって、そのかわりをどこかで埋めようという了解をしておったので、やむを得ずあすやるということを了解したのです。こういうふうに考えておるわけです。私は、僕らの方では月曜日、先週でしたか、今週でしたか、月曜日にその分をやろうではないかという話をしたら、与党の方では、月曜日は困るというので、その日は取りやめになって、金曜日ということになったんだから、まずこれで連休の……

第38回国会 文教委員会 第29号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○米田勲君 ただいま議題となりました公立の盲学校、聾学校及び養護学校の幼稚部及び高等部の整備に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  御承知の通り、盲、聾、肢体不自由、身体虚弱等の児童、生徒の教育は、盲学校、聾学校及び養護学校のそれぞれの幼稚部、小学部、中学部及び高等部において行なわれております。そのうち、盲学校、聾学校の小学部と中学部はすでに義務制であり、養護学校の小学部と中学部も義務制に準ずることとなっておりますから、これらについては、義務教育費国庫負担法、義務教育諸学校施設費国庫負担法及びさきに本院文教委員会提案により成立した公立養護学校整備特別……

第38回国会 文教委員会 第30号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○米田勲君 ただいま議題となりました法律案の審査を行なっていくに際して、私は、すでに昭和三十年八月の五日に施行になっております女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律、この現行法に関連をして文部大臣にいろいろ御質問をいたしたいと思うわけです。  日本の教育を前進をさせなければならないということは、これは何人も考えておるところであります。その日本の教育全般の水準を上げ、振興をはかっていくためにいろいろな政策が考え出され、また、その政策を実施に移すための予算等が考えられていくわけであります。そこで、私はすでに昭和三十年に法律として生まれたこの女子教育職員の産前産……

第38回国会 文教委員会 第31号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○米田勲君 委員長ちょっと。異議があるわけではないが、その理事会というのは十時ごろに開かれたんだと思いますが、その時点で考えた本日の委員会の運営と、その後われわれの思っていなかった事態が起こって、非常にきょうは時間がおくれているのですが、朝の打ち合わせの通りにきょうは最後までやるということではないでしょうけれども、この点はどうなんですか。今読み上げられたのは全部朝の打ち合わせの通りなんでしょう。それだけやるというのですか、どうなんですか。その点はお互いの間で話しにならぬのかね。
【次の発言】 ああそうですか、はい、わかりました。

第38回国会 文教委員会 第32号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○米田勲君 野本委員からも今質問の際にお話しになったように、私たちの考え方としては、日本における各学校の教育水準、教育の条件をできるだけ全体的に上げていくという立場を考えなければならない。ところが、今までずっと経過してきた状況を見ますと、たとえばこういう盲聾学校、養護学校などについても、中学部、小学部の関係については、定数法でも義教法でも、施設負担法でも先に行なわれていく、それから入学している生徒、児童の数が非常に義務教育の普通の小中学校、高校の場合は多い関係もあってか、従来ともこういう盲聾学校、養護学校の問題については、何年かづつあとに回ってそれが整理されているというのが過去の常態なわけです……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 議院運営委員会 第3号(1961/09/29、5期、日本社会党)

○米田勲君 昨日これらの委員の選任を承認してもらいたいということで、説明がそれぞれありましたが、関係者にお聞きをいたします。こういう委員の選任の場合には、選考する場合に必ず一定の基準というものがあるであろうと推定していたわけですが、あるであろうと思う。それで、各委員の選任の際にどういう選考の基準に立ってこれを選任したのか。それぞれ説明してもらいたい。
【次の発言】 そうですね。
【次の発言】 抽象的でしたが、大体わかりましたが、さらにお伺いしたいのは、日本放送協会の経営委員佐々木、三輪両君は今回再任にならなかったのでありますね。このならなかったのに理由があるのじゃないかと思う。ほかの人は再任に……

第39回国会 議院運営委員会 第4号(1961/10/03、5期、日本社会党)

○米田勲君 今、服部さんからお話がいろいろありましたが、次官会議を開いたり人事課長会議を開いたりして適宜措置をしたことについては了解いたしますが、これは私に批判させれば、おそきに失している。こんなことは毎回問題になっているのであるから、当然そうした慎重な手続を経なければならないのであったのに、じんぜん今日までそういうことが行なわれなかったということは、やらないよりはおそくてもましであるが、そういう点で、はなはだ遺憾である。  それから次にお聞きをしたいのですが、この間私は日本放送協会の経営委員会の委員に新たに選任された岡田さんと勝沼さん、この人については問題はございませんが、佐々木さんと三輪さ……

第39回国会 議院運営委員会 第10号(1961/10/25、5期、日本社会党)

○米田勲君 今そういう答弁なんですが、われわれが前々から言っていることを、考慮する、善処するなどと言っておったが、いつの時期になってそういうことが実現するのか全く見通しつきませんが、今のような答弁を平気でするようでは、私どもこれは納得できなくなりますね。

第39回国会 文教委員会 第2号(1961/10/05、5期、日本社会党)

○米田勲君 九月二十六日には全国的に小学校並びに高等学校の一部抽出法による学力テスト、十月二十六日には全国の中学校二、三年の生徒を対象として一斉に学力テストがそれぞれ実施され、または実施される予定と聞いておるが、今日、文部省によって行なわれるこれらの学力調査の実施をめぐって激しい論議が戦わされておりますが、国家権力による学力調査は日本の教育に甚大なる影響を与えるということでは、文部省と私はその認識を異にしております。また、本問題をめぐる事態は文部当局が考えているような平穏無事なものでは決してなく、また、その論議されておるものの中には幾多の疑義もあるわけでありますので、この際、私は詳細に文部大臣……

第39回国会 文教委員会 第3号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○米田勲君 前回の当委員会で、文部省実施にかかわる学力調査に関する私の質疑に対する荒木文部大臣の答弁から痛感されましたことは、文部大臣がみずから強行しようとしておる学力調査なるものが、直接、間接に日本の教育の現在及び将来にどんな悪影響を与えるかという教育的見地に立つ理解や配慮に著しく欠けているということであります。しかも、その学力調査の実施の指示と結果の報告を教育委員会に強制的に要求していることが、明らかに文部省の行政権限を逸脱した違法措置であるにもかかわらず、歪曲した法解釈で合法的立場を強弁していることは、きわめて憂慮にたえないところであります。しかも、違法にして教非育的な学力調査が強行され……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○米田勲君 前のこの委員会で、相当長時間にわたって学力調査の問題をめぐって私は種々の角度から質問をいたし、文部大臣がそれに対して答弁をいたしました。その答弁内容について、私は現在の段階では疑義を持つに至ってきたわけです。それで、この委員会の当初の計画を多少変更してもらって質問さしていただいたわけですが、最初に確認をしたいことは、文部大臣も私の見解と一致した点は、こういうことだったと思うのです。学力調査というのは、子供の教育活動、学習がなされておる一年のうちのたった一日に限られる。しかも、一教科についてはわずかな時間の間に調査される。しかも、この学カテストなるものは、ペーパー・テストの方式がとら……

第39回国会 文教委員会 第6号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○米田勲君 私、一番先に内藤局長にちょっと御注意を申し上げますが、あんた委員の質問に答える際に、たばこを持って答えるのだけはやめなさいよ。お互いなごやかでいいかもしれぬが、少なくとも答えるときはたばこを置いて答えなさい。見ていると非常に感じが悪いですよ。  さて、私の質問ですが、私は冒頭に文部大臣に言いたいことは、この法律改正案は前の国会に出されてずいぶん論議をしました、私たちは。そしてこの法律の中にある非常に重要なポイントについての欠陥は、文部大臣も内藤局長もよく知っているはずだ、僕が指摘しているところは。それで、この国会には再提案された、あらためて。だから、もしこの委員会の討論を十分に尊重……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 議院運営委員会 第12号(1962/02/23、5期、日本社会党)

○米田勲君 私は、二、三の点について質問をいたします。  この日本銀行法第十三条ノ二によって政策委員会の任務が明らかになっておりますが、一体、現在の日本銀行政策委員会の運営の実態はどういうようになっておるのかということ、これは長い話では時間がありませんから端的にお聞きしたいのですが、わが党の中にはいろいろ意見があって、どうも現在の日銀の政策委員会の運営は、本来の法に定めた任務を十分に自主性を発揮して果たしておらないような傾向がある、情性に流れてこの委員が任命され、その委員によって任務が遂行されているような傾向があるのだが、そういうことはないのかどうか、運営の実態についてお伺いをいたしたいことが……

第40回国会 議院運営委員会 第21号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○米田勲君 どうも議運に人事案件がかかる場合に、何回となく官房副長官が特に来て言いましたが、兼職の多い人をさらにわずらわして委員になってもらうということは、活動の上からいっても思わしくないので、そういうことについては再検討するとかたく約束している。特に、兼職が多い人については、兼職をやめてもらってまで委員に任命した最近の例もあるくらい約束をしたはずです。それからもう一つは、天田さんから話が出ている手当のことについても、千円から五百円くらいの差のついたものがたくさんあるので、これは総合的に検討をして統一をしていくということについても約束をしているはずです。そういう約束が毎回の人事案件について守ら……

第40回国会 文教委員会 第4号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○米田勲君 それでは私はこの国立高等専門学校の設置について、それぞれの文部省で設置個所を決定をしたので、これに基づく問題について数点質問をいたします。  まず第一に、この法案が国会で審議されている最中から、方々の地方自治体からぜひ私のほうに設置をしてもらいたいという陳情が、相当われわれのもとにも来たし、文部省にも殺到したんじゃないかと思うが、 一体その設置を陳情、要請に来た県、市町村、地方自治体の実情は具体的にどれほどであったか、どういう実情であったかということを一つお聞きします。官房長からでいいでしょう、文部大臣はあまりよくわからないから。

第40回国会 文教委員会 第7号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○米田勲君 ただいま議題となりました高等学校の建物の建築等に要する経費についての国の補助に関する臨時措置法案について、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  御承知のおとり、戦後のベビー・ブーム期に生まれた子供たちが、中学校を卒業して高等学校へ入る時期、すなわち昭和三十八年度から昭和四十年度へかけての三年間は、高等学校への進学希望者が急激に増加することが予想されます。さきに文部省が発表した数字によりましても、昭和三十八年度から四十年度にかけては、生徒が年々四十万人、五十二万人、三十一万人と増加を続け、昭和四十年度のピーク時においては、昭和三十五年度に対比して、百二十三万人増加することと……

第40回国会 文教委員会 第8号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○米田勲君 前回、私の質問がいろいろな事情から途中で打ち切りになっているわけですが、その終わりのほうで、大学の研究費の単価の問題についていろいろ見解をお聞きしておったんですが、きょうは、そこのところから続けてお聞きをいたします。  大学の研究費が、現在、講座制と学科制とで単価を区別している。この区別しておる理由が、この間の答弁ではどうもはっきり納得のできるような御説明がいただけなかったので、あらためて、この講座制と学科制とで研究費の単価に相当大きな差をつけておるという理由は何であるかということをお聞きいたします。
【次の発言】 非常に簡単な答弁ですが、そういうことは私も大体わかっているんですけ……

第40回国会 文教委員会 第9号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○米田勲君 関連質問。文部大臣に一つお話をしたいのは、先日の文教委員会に、予算委員会との関連があって、どうしても文部大臣の出席を向こうで要求しておるので何とか協力してくれないかという野本理事の話もあったので、僕らとしては、従来そういうことを承知したことはないのであるが、文部大臣が特に予算委員会のほうに行くことを了承して、そうして政務次官と福田初中局長がそこにかわってすわった。そうして、われわれの千葉委員の質問に福田初中局長の答えたことは、少なくとも今、大臣が答えたことは全くその熱意において違う。特に彼の答弁した中で気に食わないのは、この「事務職員を置かなければならない。」というのと、ただし書き……

第40回国会 文教委員会 第10号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○米田勲君 関連質問。文部大臣にお尋ねしますが、私学の紛争を解決するために、しかも現在においては、ただ一つの私学の紛争を解決するためにこの法案を出してきているわけです。現行法規でこの私学の紛争をなぜ解決できないのか。今までいろいろ対策が講ぜられたと思うが、なぜ現行法規の範囲内で、この紛争が解決できなくて、新しく法律案を提案しなければならなくなったのか、大臣の見解をお聞きします。
【次の発言】 この法律案を成立させることによって私学の紛争、現在起こっておる紛争を解決できるという見通しに立っておるのかどうか、 これが一点。もう一つは、こういう法案を出すと、大学の自治との関係がなかなか問題になってく……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○米田勲君 私はただいまの文部大臣の答弁とは非常に考え方が違っております。野本委員は、高校全入の運動の問題に関連して意見を交えて述べておられますが、まず第一に、私は国民の間に起こっておる高校全入の運動というものは正しいと思っております。教育の分野にまで優勝劣敗の資本主義的な物の考え方を持ち込んでくる必要はないので、親も子供を教育したい、子供も教育を受けたいと考えている者が高校に学べるような条件を作ってやるというのは、国の当然の責任である。そういうふうにして一般国民の知能のレベルをより高く、広くしていくことは何ら差しつかえのないことである。差しつかえのないというよりも、むしろそういう方向を目ざす……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会公聴会 第1号(1960/03/02、5期、日本社会党)

○米田勲君 ただいま四人の先生方から非常に明快なそれぞれの立場に立つ御意見を拝聴いたしまして、感謝にたえません。  私は、特に杉村先生や沼田先生が、われわれが今日まで議運や連合審査会で主張をしてきたその主張を、理論的に法律論的に裏づけをしていただいたという点について、きわめて力強く感じた次第であります。非常に明快な御意見をいただいたので、さらに御質問を申し上げるのはどうかと思いますが、実は、私たちの提案者を中心にした論議の中で、幾たびも紆余曲折、全く複雑怪奇な経過をたどって論議が進められて参ってきておりますので、この機会に、私は杉村先生と沼田先生に、私のこの意見が間違っておるかどうかについて特……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○米田勲君 それでは、最初に、予算案の内容に入る前に、一般的な教育行政の面について若干質問をしたあと、予算に入りたいと思います。  最初に、教育基本法は、日本国憲法の精神にのっとり、教育の目的を明示して、日本の教育の基本を確立したものであります。そして法律に定める学校の教職員は、ここに明示された教育の目的を達成するために、教育の現場における多くの困難を克服して、職責遂行のためにたゆみなく教育活動が続けられておるわけであります。教育基本法の第十条に示されているように、文部大臣は、これらの教職員の教育活動が教育の目的を遂行するのに必要な諸条件をよりよく整備確立するため、教育行政に全力を尽くす責任を……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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