このページでは米田勲参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○米田勲君 私は、ただいまの鍋島君の動議に賛成をいたします。
○米田勲君 私は、ただいまの鍋島君の動議に賛成をいたします。
○米田勲君 私は、ただいまの鍋島君の動議に賛成をいたします。
○米田勲君 私は、ただいまの鍋島君の動議に賛成いたします。
○米田勲君 ただいまの文部大臣の答弁中には、不適当かつ不必要な言辞があったと思います。議長においてこの点を調査の上、善処されんことを望みます。
○米田勲君 本選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○米田勲君 ただいまわが党の秋山議員の質問に対して、篠田自治大臣から答弁がありました。その答弁のうち、にせ証紙を張って選挙ポスターを掲示した大野伴睦氏を取り調べる必要があるのではないかという質問があったのに対して、
○米田勲君 私は、日本社会党を代表して、池田総理並びに関係各大臣に対し、きわめて重要な政治的課題について質問をいたさんとするものであります。 私が質問いたしたい第一の点は、憲法に対する総理の基本的な考え方についてであります。特にわが国の憲法には、国民が人間として尊重されなければならず、その生命、自由及び幸福の追求に対する権利は、国政の上で最大限に尊重され、政治的、経済的または社会的関係においても、決して差別されてはならないと、厳粛にうたっているのであります。しかしながらわが国の現状は、池田内閣の推進した高度成長政策によって、大企業を中心とした飛躍的な経済繁栄がもたらされた反面、中小企業や農林……
○米田勲君 私は、日本社会党を代表して、法務委員長中山福藏君を解任するの決議案を提案いたします。(拍手) まず、決議案文を朗読いたします。 決議(案) 本院は、法務委員長中山福藏君を委 員長の職より解任する。 右決議する。 以下、本決議案を提案いたしました理由について、若干の説明をいたしたいと存じます。 まず最初に、これを要約いたしますと、中山法務委員長は、暴力行為等処罰法改正案の審査にあたって、その第一は、議事の取り運びが、慎重に審議をすることをあえて妨げる、はなはだしく不当なものであったということであります。その第二は、委員長の議事の取り運びは、国会法並びに参議院規則を無……
○米田勲君 私冒頭に大臣にひとつ質問があるのですが、午前中に会計課長のほうから一わたり三十八年度予算の概算要求の内容について説明を受けたのですが、詳細な質問に入る前に、三十七年度予算並びに法案を審議した過ぐる通常国会で、この文教委員会は幾つもの決議を満場一致で上げているわけです。その後、臨時国会にもいろいろ文教委員に対して計画実施について明確な答弁が行なわれておる。そこで大臣も、これらの決議を上げた際に、誠意をもって努力をするというふうなたしか発言があったと思うのであるが、あの決議について三十八年度の概算要求の内容をまとめる際にどういう検討を加えてそれぞれ決議に対する結論を出したのかということ……
○米田勲君 すみませんが関連質問させて下さい。ちょっと大臣に聞きたいのですが、今の局長の話を聞いていると、災害の復旧について寄付のことを否定していないのです。そういう指導方針で文部省が災害復旧のことを考えているということは、これは問題だ。そういう一般の寄付を当てこんでいるような指導はしないという建前で、災害の復旧を推し進めるべきであって、今の局長の話を聞いていると、われわれはちょっとその寄付は納得できないのですが、大臣はどういう考えですか。
【次の発言】 重ねてお話ししておきますが、教育のことに関して、国や自治体が当然責任をもって進めなければならぬはずである経費が、父兄の負担に大幅にかかってお……
○米田勲君 私は緊急に発言を要求します。 私は冒頭に皆さんにひとつお話をしたいことがあります。それは委員会の運営の問題であります。一昨日の文教委員会では御承知のように法案が一件質疑が行なわれました。自民党側の強い要望もありましたので、私たちのほうとしては、国会対策に、種々の党内では意見もございましたけれども、協力する意味でこれは切り離して法案を上げることに賛成をする態度で臨んだんです。御承知のように法案は円満に上がりました。しかるところ、その法案が上がるやいなや、自民党の諸君は二人の理事と一人の委員を残して全員退場されました。理由の、あるいは事情はいろいろあったと思います。私は従来とも委員会……
○米田勲君 関連質問。あなたの先ほどからの説明を聞いておると、前の国会でわれわれが作った法律ですね、ここで審議をして作った法律のときの大臣の答弁とだいぶ違いますね。あんたらの答弁を聞いていると、処置ない、今のところどうにもならぬという印象ですよ。あのとき文部大臣は――われわれは文部省に対して、こういう学校紛争に法律を作って権限を与えることを好まなかった。しかし、この法律ができれば、他の大学に適用する考えはないが、名城大学に限って早急に問題を解決する自信がありますと、はっきり言った文部大臣は。それなのにあの法律ができて、もうよほどたっているのに、今の話だと、何が何だかわからぬということでしょう。……
○米田勲君 この案件をずっと所管のとおりに並べてあるのですが、このうち参議院先議になるのは、どこかに、しるしがついているのですか。
【次の発言】 いつごろに大体結論が出るか、先議案件について。
【次の発言】 それから今概括的な説明の中には、提出するかどうか検討中のものなど含めてだいぶあるようですが、実際今までの参議院の審議状態を考えてみると、いつでも会期のほとんどを衆議院が費して、会期末になると一括してこちらへたまり込むというような状況で、非常に参議院は毎回迷惑をしているわけです。それで、こういう提出するかどうかまだ検討中で、結論を容易に出せないような問題を、あまり長い期間検討されておって、そ……
○米田勲君 お伺いをいたしますが、文化財保護委員会というのはもちろん重要な役目を果たしている委員会でありますが、この河原春作さんと矢代幸雄さんは、すでに明治二十三年生まれですから相当の年配になっていられる。いずれも文化財保護委員会の委員としては、従来もりっぱな働きをされてきたこととは思うけれども、こういう保護委員会の活動をさらに積極的に、新たなる角度から努力をしてもらうというような意味においても、もう少し若い年配の人の中から人材を求めて選任をしていくという考え方にはならないものかどうか。私の質問は、この二人の人物が適当でないとか、りっぱでないとかいう意味ではなく、ただいま述べたような立場から、……
○米田勲君 これは先ほどから問題になっている日銀政策委員の報酬のことから発展をして、いろいろ理事会でも問題になって資料が出てきたのですが、この資料は、内閣総理大臣よりも高い公庫、公団の役員の給与の状懸を明らかにする資料を求めたところ、相当数の公庫、公団の役員の給与が出てきたわけであります。その中には、低いランクのところは総理大臣よりも低額にあるけれども、大体五つのランクになっておる。しかし、このランクを五つにして若干づつ差をつけてあるということについては、いろいろ今まで調査したところによると、合理性がないと判断される。そこで、今後検討をする際には、もっと合理性のあるような再検討の仕方をしてもら……
○米田勲君 この提案された問題については賛成をいたしますけれども、先ほど図書館小委員会でいろいろ質疑をし、意見を申し上げたとおり、いろいろ問題がありますので、できるだけ近い将来に、図書館の運営全体について、小委員会なり何なりを聞いてもらって、十分審議ができるようにお計らいを願いたいということを希望申し上げておきます。
○米田勲君 今、八田さんのほうから抽象的な答弁があったのですが、僕らのほうでいろいろ論議しているのは、利用者ということになると、だれでも利用していることになりますので、それだけではばく然としておりますが、電信電話の利用者の中で大衆の立場を代表するようなそういう角度から人物を選考して、そういう者を加えて経営委員会を成立さすということなので、その点は大体次回のときには十分に考慮されるものだというふうに考えますが、もう一度ひとつ。
【次の発言】 どうも今、副長官から聞いたことよりも、今の官房長の答弁は納得できないところがある。よくわからぬと、われわれの質問している立場がよくわからんでおいて答弁してい……
○米田勲君 そういう質問があったからといって、理事会の打ち合わせ事項によるべきことまでここで委員長が答弁するのはちょっと不穏当ではないですか。そのことは今後検討して、理事会できめるということでなければならぬはずです。
○米田勲君 この際、与党の理事並びに議運の委員長に対して本院における議会運営の諸問題について、この機会に所見をただすとともに、われわれの考え方を少しく述べたいと思います。 委員長も長い間議運の理事をなさった経歴もあるしするので、本院の毎国会におけるその置かれている立場というものを、何度も苦労をして苦心をされていると思うのである。それは大体衆参両院があるのですが、政府から出してくる法律案のほとんどが衆議院先議であるということにあまりに片寄っている関係上、衆議院から打ち上げて参議院に回ってくる法律案の時期というものが、常に非常におそい。衆議院においてはその法案が相当長い期間慎重に審査されるので、……
○米田勲君 昨日、各会派の会長あるいは国対委員長等を議長が集められまして、国会の正常化について話し合いをなさる機会を持たれたと聞いておりますが、その際に議長から、議長の所信表明という形で所信の表明があったということを報告を受けております。この際、この議院運営委員会で、このことをさらにお聞きいたしたいと考える次第であります。
【次の発言】 ただいまの議長の所信表明の中に、中間報告の問題に関連して、このような議事の進め方は避けるようにいたしたいというお言葉があるわけですが、この避けるようにするということは、具体的にどういうことであるのか、この際お聞きをしておきたいと思います。
○米田勲君 先ほど課長の答弁の中に、北海道の学芸大学は五つの分校になっている関係上、その運営に非常に円滑を欠くという言葉があったのだがね。その理由は何ですか。遠隔の地にそれぞれあるからという意味なのか、それともその以外の理由があるのか。
【次の発言】 そうしますと、今答弁にあった以外の理由は考えているわけではないのですね。大体今述べられたような理由なんですね。運営の円滑を欠いているというのは。
【次の発言】 異常――異常と言われたのですか。
【次の発言】 その今答えた言葉の中に、ちょっと問題があるが、それはあと回しにして、この教授会というものを、五つの分校に遠く離れているために、十分開くことが……
○米田勲君 後刻なんて言ってもだめだよ。文部大臣の先ほどからの答弁はきわめて不まじめだし、その言い方は事実に反しているとみんなが言っている。僕もそう思っている。彼はほんとうの気持を言わない。ほんとうの計画を言わない。そうして外側だけつくろおうとするからつじつまが合わない。だから録音を聞こうじゃないかということになる。自民党の委員の方たちは真実がわからないのだよ。委員長も知らないのだよ。大臣の答弁はまともに行なわれていると思っている。委員長も社会党の議員が無理を言っていると思っている。だから後刻と言わないで、直ちにそのことを相談をして、みんなの認識をとにかく一致さして下さい。いかにこの文部大臣が……
○米田勲君 ただいま議題となりました高等学校の建物の建築等に要する経費についての国の補助に関する臨時措置法案について、提案の理由との内容概略を御説明申し上げます。 今日高等学校生徒急増期の第一年目を迎えんとして各所にいろいろと問題が起こり、該当の子弟や親たちが非常に心配したり、悩んだりしていることは御承知のとおりであります。この高校急増対策につきましては、政府も昭和三十七年度の予算並びに地方財政計画等において第一年目の措置をいたしました。しかし、その内容は、産業教育振興法に基づく工業高校の施設、設備に対する国庫補助を除いては、すべて交付税と起債でまかなうという方式がとられ、その上、計画数字そ……
○米田勲君 私は前回の委員会で小林委員の質問に関連をして質問をしたいということを委員長のほうに申し入れましたが、そのときのいろいろな都合できょうまで延び延びになっておりましたが、今から、あのときに直ちに行なわれた関連質問であれば端的にお聞きしてもよいかとも思いましたが、だいぶ時日を経過しておるので、お互いに認識を一致させるために少し詳しく関連質問をしたいと思います。 そこで、まず第一に文部大臣にお尋ねをいたしますが、最近、学校教育においても、社会教育においても、道徳の問題が論議されておるし、道徳教育の問題も真剣にいろいろ議論が戦わされておるわけです。文部大臣の考えておる内容は、われわれには十……
○米田勲君 ちょっと関連。文部大臣にお伺いしますが、今のお話を聞いておって、今十五名の学者の名前があげられておるのですが、それらの学者は、哲学の領域において、あるいは社会学の領域において、教育学の領域において、それぞれ専門に学者として現在まで研究を進めてこられておる人ですね。そこで今、文部大臣が問題にしておる倫理綱領、これはまた別の機会に論議を必要とするようになってきておるような格好ですけれども、そのことは抜きにして、倫理綱領というものは、この学者の学問を研究している範疇から見れば、その一部の所論だと私は感ずるのです。ところが、こういうことはどうかと思うのですが、ある特定のAならAという人が、……
○米田勲君 国立学校設置法の一部改正法案について、今から質問をいたしますが、最初に、この法案の内容を審議する前に、昨年十二校の国立高専校の設置をいたした次第ですが、その後の学校の建設の進捗状況はどうなっておるのか、その概要を話して下さい。
【次の発言】 この十二校の国立高専校の設置の問題で、地元に寄付問題で紛争が起こっていることを聞いているのですが、何カ所にどういう問題が起こっているか、具体的に説明して下さい。
【次の発言】 それはおかしい。これは校舎の建築の問題よりも土地の問題で紛争が起こっている。それを詳細わからぬというのはどういうわけですか、土地の寄付の問題で紛争が起こっていないというの……
○米田勲君 前回のこの議題に対する質疑応答をいろいろ検討をしてみたのですが、特に国立高専校十七校の設置問題に関係する質疑応答の中には、納得のできないところがだいぶあるので、そのことをあらためてお聞きをいたします。 第一に問題なのは、どうも文部省が提案をしてくる法案の出し方並びにそのことを審査する際に答える答弁、これが支離滅裂になっておるということを指摘したい。例を具体的にあげると、去年、この法案と内容は、違うが、国立学校の設置法の一部改正の法案を出してきたときに、その内容に、旧制大学が全部廃止になるという内容のものがあった。そのときに、海務学院だけは、失念をしたのじゃなくて意識的に残してあっ……
○米田勲君 ただいま議題になりました二法案につきまして、提案者を代表してその提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 まず、学校教育法の一部を改正する法律案から申し上げます。 去る昭和三十一年、第二十四回国会におきまして、参議院文教委員会の提案にかかる公立養護学校整備特別措置法が制定されまして以来、地方公共団体による養護学校の設置が漸次進展し、同法制定の当時わずかに六校に過ぎなかった養護学校が、三十七年五月現在では六十四校を数えるに至りました。しかしながら、その収容人員はいまだ八千二百八十二人の少数にとどまり、これを学齢にある特殊児童生徒のうち養護学校に就学すべき該当者の推計二十五万余……
○米田勲君 義務教育において学齢に達した児童生徒を教育をしていくという建前をとって日本の教育は進んできているのですが、特に義務教育の中で考慮をしなければならないのは、普通の精神的にあるいは肉体的に正常な状態にある児童生徒と、それから何らかの故障があって不正常な状態にある子供とが同じ学級に入って教育を受けているという状態は、質問者も十分おわかりだろうと思いますが、十分な義務教育の徹底を期しがたいいろいろな障害にぶつかるということから、日本においてもこの精神薄弱の児童生徒あるいは肢体不自由な児童生徒、病弱者、身体虚弱者等の学童を、別に養護学校を作って、そこで教育をやっていく、その教育を通じて、この……
○米田勲君 質問の真意がちょっと直感的に理解できないのですがね。今のところはあれでしょう、学校教育法では「特殊学級を置くことができる。」といういわば消極的なきめ方ですね。したがって、現状のようにあまり十分に置かれていない。それをやはり義務的に、法律上置かねばならぬようにしていって、この教育の充実をはかりたいという考え方なんですね。これは特殊学級を設置してどういう運営をするかというようなことについては、今私、直接的には、こういう構想を持っておる、特殊学級の運営について。そういう点については今のところ申し上げるような材料はないのです。こういうふうに運営したいというようなことについては。
○米田勲君 質問者の質問と大臣の答弁は違うじゃないか。ちょっと注意せよ。得意であんな答弁させちゃだめだ。批判を聞いてるんですよ、質問者は。
【次の発言】 ちょっと関連質問。文部大臣は、今、小林委員の質問に対して、今は答える能力がないと、「今は」という言葉に何べんか力を入れて言っておるのだが、この質問が出てくるのは、どうもあなたの出してきた法律案が、あなたの言うがごとき憲法や基本法の立場を明確に踏まえた法案とは考えられない節が各所にあると思う。それを問題にしなくちゃならない。その問題を論ずる前に、あなたは一体どういうことを考えておるのかということを理解した上で法案の内部にある問題点を指摘したいか……
○米田勲君 その今の委員長の言っておる、この委員会でこれから教科用図書の無償措置に関する法律案の質疑を行なうということは理事会で決定をしたものかどうか、その点はっきりして下さい。理事会で決定をしてそういう扱い方になるのか、そういう意味なのか。
【次の発言】 これは委員長理事打合会でそういう本日の委員会の運営を取りきめても、われわれは異議がある。したがって、そのとおり進めるにしても、われわれは意見をひとつ言わしてもらいたい、この委員会の運営について。なお、同僚委員の豊瀬君が、先ほど、一分間くらいで資料要求のことを先にやらしてくれ、こう言っていますから、そのことは一言で尽きるのだと思いますから先に……
○米田勲君 この委員会は、政府提案の教科書無償措置法案について今日まで審議を続けてきました。われわれはこの法案がもし成立した場合に、日本の教育に対して重大な事態を引き起こすことを非常に憂慮して、あらゆる角度から検討を加えるために、特に文部大臣、福田局長等の答弁をわずらわしておる次第であります。しかし、私はこの法案を今日さらに進めるには、あらかじめ明らかにしなければならないことがありますので、その点に質問をまず集中していきたいと思います。 最初に、法制局長に対して私は質問をいたします。法制局長の答弁は、現在の日本の法規の正確な解釈の立場に立って私の質問に簡潔にお答えをいただきたいことをあらかじ……
○米田勲君 きょうは文部大臣、あるいは政務次官等も出席してもらって、当面している幾つかの問題について質問するつもりでありましたが、何か理事の話を聞くと、予算委員会への出席でやむを得ないということでしたので、主として福田初中局長に対して質問をいたします。 まず最初にお聞きをいたしますが、福田初中局長も知っているように、昭和三十四年度から昭和三十八年度までの五ヵ年間、われわれの立場から言わせると、日本の経済成長の実績の状態から言っても、あるいは世界の先進諸国の教育の実情から言っても、きわめてこれは消極的な計画であるとは考えたけれども、とにもかくにも小、中学校における学級編制については逐次改善して……
○米田勲君 私、あらかじめ三つ申し上げてあったんですが、「等」という中に含まれていると思いますから、まず第一に、産炭地域の、この前の委員会で、暫定期間特別措置をとるべきだという問題について、実は大臣以外は繰り返しの私の話で、他の方にはちょっと御迷惑をかけることになりますが、事情を申し上げまして結論だけお聞きしたいわけです。それは御承知のように、石炭産業の合理化あるいは閉山という問題で非常に政治的、社会的に問題になっていることは、大臣も御承知のとおりですが、この閉山や合理化で急速に産炭地の小中学校においては学童が減っていっておるわけですね、親の転職等によって。ところが、これをしゃくし定木に、子供……
○米田勲君 法案の質疑に入る前に、私、先ほど午前中にわが党の同僚委員が質問をし、政府側の答弁をしておるのを聞いておって、この農林水産委員会というのは、妙な委員会だと思って感じました。何かこの国内の甘味資源の問題について持てあましているといったような感じがするのです。政務次官に端的にお聞きしますが、一体、日本の甘味資源というのは、現在耕作農民が耕作をしているからやむを得ず対策を立てなくちゃならんというような、何か準備態勢というか、計画とかいうようなものをお聞きしておると、きわめて消極的な感じを受けるわけですが、いっそのこと、国内の甘味資源なんというものは切り捨てて、全部輸入にしてやっていくといっ……
○米田勲君 先日の約束に従って出された資料は、これでしょうか。
【次の発言】 私の主張し要求しておった資料が、これだとすると、この内容をひとつ概略説明していただきたいと思います。
【次の発言】 私、先ほど、資料の説明を求めたところで、あと、関連質問のほうに移っていきましたので、私から、ちょっと質問いたしたいと思います。
ただいま、御説明いただいた資料によりますと、これは念のためにお聞きしますが、四十三年の、いまから五年後の経済成長が七%に達した場合、百九十四万三千トンの総需要量であると、こういうことですね。総需要量の説明は、五年後の経済成長が七%成長したときの場合を想定すると、百九十四万三千……
○米田勲君 緊急に質問。私は、この際、九月一日の文教委員会の問題について、特に委員長にお尋ねをいたしたい。 この日の文教委員会は、御承知かとも思いますが、午前中われわれは予定どおり委員会を開くつもりで集まった。ところが、文部大臣の問題で衆議院の文教委員会がいささか紛糾をして、そして向こうの託し合いが進まない状態の中で、文部大臣を早急に参議院の文教委員会に出席をしてもらうことができない事情にあったわけです。この間いろいろ係のほうの連絡をとってもらい、こちらも最善の努力をしたが、とうてい午前中の文部大臣の出席は見込みがないという見通しに立たざるを得なくなった。そこで、この委員会では、みんなの申し……
○米田勲君 ただいま議題となりました教育職員免許法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 御承知のとおり、盲学校、聾学校及び養護学校の教員はその資格、要件として、これらの学校の教員としてのそれぞれのいわゆる特殊免許状のほかに、幼稚部から高等部までの各部に相当する学校の教員としてのいわゆる基礎免許状を有しなければならないという、二重免許状の制度になっております。したがって、昭和二十四年教育職員免許法の制定以来、盲、聾も養護の諸学校における教員の免許状収得の方法は、基礎免許状については同法の別表第三により、また、特殊免許状については別表第七によって実施……
○米田勲君 関連。小林先生の円満な質問の進展を妨げるような関連質問になったら恐縮ですが、私はこの際、先ほどの大臣の発言に意見を述べて少しはっきりしてもらいたいことがある。それは先ほどお二人の間の話し合いを聞いていると、文部大臣は、日本の教師の中に真剣に教育に取り組んでくれていないものがいるという話から発展して、道徳教育の問題、時間特設の道徳教育の問題が出てきたわけです。私は総理の所信表明の中で、時間が二十七分という限られた時間でございましたから、文教の問題についても的確なことを申し上げて質問する時間はなかった。その中で、抽象的にしか私は触れませんでしたが、いまの文部省の文教行政の姿勢の中に危険……
○米田勲君 関連。これは政務次官にお聞きしますが、いまの質問について課長の話を聞いておると、これから四百数十名のところまでは、まあまあいまのところ消化できそうだ。しかし、あとはこれから。検討中だという話、しかし、これはますに入っているものをそのままにしておいては、ちょっとこれはなかなか積極的な消化の対策は出てこないのじゃないかという感じがするのです。あなたの話だと、最初に相当思い切った対策を講じなければならぬような発言があるのだが、一体、一千百数十名ですか、それは少なくとも何とかしなければならぬ人員だと小林君は言っているわけです。可能性はどうなんですか。ただ検討しているだけであって、五百名程度……
○米田勲君 最初に官房長に一つお尋ねをします。文部省は行政執行にあたってガラスばりの行政といいますか、そういうことをたてまえとしておるのではないかどうか、それをお聞きします。
【次の発言】 それではお尋ねしますが、さきにこの委員会で私が問題にして取り上げた分限免職の示達の問題でありますが、これは特別国会の中で、結論的に、文部大臣から分限免職の示達は撤回をし、直ちに主管課長会議を開いて、地方における教育委員会のこのような行為は一切責任を持って中止をさせる、こういう約束ができたことは官房長も知っておるとおりであります。ところがその後、文部省は私に対して、この分限免職の示達文書を渡した人間を血眼にな……
○米田勲君 きょうは文部大臣も出席をいただいたので、前回質疑を進めました問題について、局長のほうから概略のお話をお聞きしていると思いますが、実は先般の特別国会で修正議決になった義務教育教科書の無償措置に関する法律の行政指導にあたって、重大な法律上疑義を生じておる問題を発見をいたしましたので、事の重大性を考えて実は質疑を始めたのであります。この前の質問の際の冒頭に、修正議決された法律の内容について、文部省内、特に初中局長の法律解釈の立場と、立法者のわれわれの立場との間に食い違いがあるのではないか、その食い違いのために行政措置上間違いが発生したのではないかという疑点から、実は初中局長に法律について……
○米田勲君 この私の提案している今度の法律案の内容は、一見して御理解いただけると思いますが、現在の免許法全体か、どういうふうになっているか、あるいは特殊学校の教員の資格は、どういう養成のやり方で、どういう資格の取得の仕方をしておるかというような問題は、これは文部省のほうから詳しくお聞きいただきたいと思います。
○米田勲君 前の二回の委員会で、この教科書主管課長会議において文部当局が指導を加えたその指導の内容に法律上きわめて疑義があり、ところによっては明らかに違法であると思われる指導があったことについて事態を深く憂慮いたしまして、詳細な点にわたって質問をし、法の誤りのない行政指導の確立を願って、相当、長時間にわたって質問をしたわけです。いま文部大臣の報告をお聞きしますと、前回の委員会では、私もよく事情を承知しておらないので、十分調査の上、もし誤りがあるなら是正をいたしましょうという約束に基づいて文部大臣のただいまの発言があったものと考えます。私はこの段階になってから、もうこれ以上問題について追及するこ……
○米田勲君 ただいま議題となりました産炭地域における公立の小学校及び中学校の学級編制及び教職員設置に関する特別措置等に関する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。 主として世界的なエネルギー革命に基因する石炭鉱業の構造的不況は、石炭鉱業の急激な合理化整備を伴い、多数の炭鉱の休廃止、関連産業の倒産、炭鉱離職者の大量の発生等を招来いたしましたことは御承知のとおりであります。この事態に対して、従来から石炭企業の合理化対策、離職者対策、産炭地域振興対策等が行なわれてまいりましたが、離職者の生活環境、年齢構成、技能程度等の諸条件から、他産業への再就職にはおのずからきびしい……
○米田勲君 この文教委員会の審査の経過に非常な関係を持っている問題が文部省の初中局から発行されている教育委員会月報の三月号に登載されているのであります。その文章の内容は、詳細に私も検討いたしましたか、きわめて重要な問題を含んでおり、本委員会の運営についても、今後慎重に考慮を払う必要があると思われますので、この際、私は質疑を通じて問題を究明したいと思うのであります。 第四十五国会の十二月十二日、この文教委員会で、昭和三十八年十一月二十二日、文部省が招集開催した都道府県教育委員会の人事給与主管課長会議に文部省側から資料という形式で出された、いわゆる分限免職に関する指示事項の内容について、私は福田……
○米田勲君 この前の委員会で、「教育委員会月報」に載っていた文章の問題で、国会における議員の発言を取り扱うのについて、文部省当局のやり方は不当であるという点を、例をあげていろいろ話をいたしました。それについて、私はできるだけ時間を短縮しようと思って、自分の主張をまとめ上げて話をし、一番最後に強く要望を述べてあったわけですが、そのことについて、どういう結論が出されているのかお伺いをした上で、納得ができなければ、私はさらにこの問題を究明したいし、また、前にたな上げしてある分限免職のあの問題についても、内容を全部、疑義のある点については明らかにしてもらわなければならぬ仕事が出てくるわけです。それでま……
○米田勲君 関連質問。文部省に見解をお尋ねしますが、いま加瀬委員のほうから提案をしておる寮母に学校教育法に基づく一定の資格を与えて、身分を安定させるし、将来は待遇を改善し、人材も得たい、こういう方向に向かっていきたいということをるる説明されているわけです。そこで、文部省は、免許法の一部改正を今度出してきているのです。その前段のほうは、高等学校の教諭に対して特例を開こうとしているわけです。このものの考え方を、いまの寮母問題と両方対応して見ると、ぼくは当然、文部省は、こういう免許法の一部改正の道の特例を開いている立場から考えるならば、寮母についても同じような考え方に発展すべきではないかと思うのです……
○米田勲君 委員長から、いま話がありましたように、私のほうから提案をしている教育職員免許法の一部改正法案と、政府提案にかかわる教育職員免許法の一部改正法案というのが同時に問題に出されておるわけですが、そのうち政府提案にかかわる法案の内容を見ますと、これは前回、同僚の委員からも問題が出たそうですが、内容が二つあるようでありまして、第一のほうは高校教諭の免許状に特例を設けようとするものであり、第二のほうは小、中、高校及び幼稚園の教員の免許資格を上進するために必要とされておる在職年数の取り扱いを改めようとするものであります。その第二の内容を見ますと、私がさきに提案をした改正法案の内容とほとんど同じも……
○米田勲君 関連。いま加瀬委員と政府側の質疑応答が重ねられておりますが、私が聞いておってちょっと問題があると思うのは、留学生を迎え入れる場合に、日本の政府と当該国政府との間に、留学中における学生の生活あるいは学習、それらの環境条件、そういったものについてあらかじめ詳細な了解を求める努力をし、両国政府の間でそういうことについて十分な了解をし合った上で留学生を派遣し、留学生を迎え入れるという従来の措置ではないのかどうか。聞いておりますと、受け入れた大学当局の何か自主的な判断でさまざまな対策が講ぜられるというところに私は問題があるんじゃないか。せっかく国費を投じて外国の留生を迎え入れるんですから、か……
○米田勲君 いまの質問の題目が変わるようですから、この際関連して質問します。
あなた、二木委員がいま問題にされたテレビやラジオや映画に、チャンバラやピストルを撃ち合ったりしておるというが非常にはんらんしておるということ。これはどうですか、青少年の非行化の問題に相当大きな影響があるという認識を持っていますか、いかがですか。
【次の発言】 そういたしますと、最近、映画、テレビに出てきておる拳銃の撃ち合い、あるいは切り合いが、日本刀による切り合いのような写真というのは、青少年のためにはいい影響を与えておらぬという見解を持たれていることは一応わかりました。
それでは私次のことをお聞きしたいのです。……
○米田勲君 ちょっと委員長、答弁の前に……。
【次の発言】 今の局長の答弁について私は疑義があります。議員の質問に対して、旧刑法を論ずるならまた私もあらためてやりますといったような開き直り方をしたり、私は治安維持法を提案しておるのではないから云々といったような、そういう答弁のしかたは、局長の答弁としてはまことに当を得ていない。議員が提案をされている法案について、自由な意思で必要と思われる判断に基づいて質問を続けておるのである。したがって、それに対して質問がどうのこうの、旧刑法を論ずるなら私もひとつやりましょうとか、私は治安維持法を提案しておるのではないからそういう聞き方をされては困るといったよ……
○米田勲君 委員長、ちょっと関連して。
【次の発言】 関連質問でお伺いしますが、いま稲葉君から暴力団の活動の資金源の問題が取り上げられて、そのうち政治家が暴力団に何らかの形で結果的には資金のルートを援助するようなことになりそうな金の供与があったのではないかということの質問から発展して、だんだん刑事局長のほうの質問にまで発展していったのですが、いま刑事局長は、資金源の問題については、どうもいままでの調査でははっきり明確なものはわからない、だから答弁はいまここではできないということになるのだろうと思うが、そこで私質問があるんです。
この暴力団の資金源問題は、今に始まったことではない。これはもう数……
○米田勲君 委員長、関連質問。
【次の発言】 警察庁にお尋ねいたしますが、昨年末に警察庁が発表した暴力団の数、五千何がし、人員十八万何がしのこのメンバーが申請をした場合には、所持を許可するという方針でいままできておったのか、許可しないという方針できたのか、それを明確にしてください。
【次の発言】 ちょっともう一問、関連質問。
いま、示達といいますか通達の内容を、もっと明確に具体化させるために検討中だという先ほどの答弁がありましたが、その新たに出される通達ないし指示内容には、先ほど私が聞きました、警察庁がすでに暴力団体と認定をしている五千何百団体並びに十八万何がしの暴力団員と個人個人を大体リス……
○米田勲君 委員長、関連。
【次の発言】 いま局長が発言したうち、私はそういうことに興味を持っておらないので云々ということばは、委員長のもとで善処してもらいたい。いま稲葉君の質問をしたことは、この法案が通ると、これは警察庁の手によって警察職権として行使されることを当然予想しなきゃならない。その場合に、犯罪の構成要件というものが当然問題になるわけです。これが明確にならなければ、警察職権は非常に拡大した形でふるわれることになるおそれが十分あるから、そこで、われわれはそれを懸念して、構成要件を明確に説明を聞いた上で妥当かどうかの判断をしようとして、いまこの質問が出ている。そのことを承知しながら、経験……
○米田勲君 私は、ただいま議題になっております法律案に関する質問に入る前に、委員長に対し強い要望があります。 一つは、きょうの朝のテレビのニュースを見ますと、自由民主党は、本日の法務委員会において、社会党が何と言おうと強行採決を行なう、こういう報道であります。しかし、この法案のただいままでの審査過程をお互いに考えてみますと、わが党の稲葉議員が最初質問を行ない、公明会の和泉議員が質問を行なって、きょう私は初めて第三番目の質問に入る指名を受けたわけであります。御承知のように、稲葉委員の質問についても、まだ相当究明をしておかなければならない問題を持っておることは御承知のとおりであります、しかも、私……
○米田勲君 委員長、関連質問を一つだけ。
【次の発言】 どうもその段階になると当局ははっきりものを言いたがらないと思うのですが、この際お聞きをいたします。この間、公安委員長の発言にからんで、松葉会の問題については、警察庁長官が、リストに載っておる五千何がしの暴力団体と目されておるもののリストに松葉会は入っておるということは明確に答弁された。そこで、もう一つの縁結びの相手の団体、これはどうなんですか、長官。あなた方が現在暴力団体だとみなされるその概念規定が私との話の中でほぼ確認されているわけで、こういう構成要件、こういう生態、こういう日常の活動を行なうものを暴力団だと言っておるということはきのう……
○米田勲君 私は、前置きを抜きにして単刀直入に総理大臣にお尋ねをいたします。
政府は、直接侵略、間接侵略に対して、日本を防衛する自衛戦力の保有は違憲でないと現在まで主張してきておるのですが、この場合の直接侵略とは、他国の軍事的攻撃を意味するのかどうか。
【次の発言】 それでは、自衛戦力というふうに限定をして合憲を主張しておるのであるから、いかなる戦力を保有しても合憲だとは言っておらぬと、この点はいかがですか。
【次の発言】 そうしますと、政府の考えは、いかなる戦力をも保有できる、合憲だと言っておらない限り、直接侵略を阻止するための武力行使や戦闘行動は、自衛のためであるというワクがかかっておる……
○米田勲君 池田内閣の経済成長政策は、わが国の経済に偏向と格差を生み、急激な変化をもたらす、向こう見ずな政策でありまして、総理が過去いろいろな機会の答弁にいかに巧みにこれを答弁しようとも、動かしがたい現実として、国際収支を悪化させ、物価の高騰を誘発し、経済の二重構造を深め、生産設備と社会資本の不均衡を増大し、労働力の需給関係にもはなはだしいアンバランスをもたらすなど、国民大衆の生活に不安と苦痛を与えていることは、もはや否定できない事実となっているのであります。だから、私たちの立場で申しますと、総理としては、施策の失敗によって起こった国内経済、国民生活面の不均衡、矛盾、苦悩をまず解決するというこ……
○米田勲君 久方ぶりで発言の機会を与えられましたので、懸案の限度政令問題について、私の質問を続行いたします。 この限度政令の問題は、ここにおすわりの自由民主党の文教部会のメンバーも、裏面はとにかくとして、少なくもわれわれと同じような立場におかれてその経過があるわけです。しかも、自民党の文教部会の首脳部とわれわれとの何回かの会談の最終会談においても、社会党とこの問題について約束をしたことについては、社会党側の言い分に間違いはない、したがって、わが党のほうでも、関係者にはその事実を明確に理解をしてもらって、共通の立場でこの問題に対処できるような責任をとる配慮をいたしてまいりたい、こういうことを稲……
○米田勲君 関連。総理の答弁に関連して……。ただいま総理の発言がございましたが、総理のいまの答弁とは、実際は非常に違う問題がございます。それは法案について与野党の間でこれを通過させるためのいろいろな話し合いの際に、政務次官が加わり、別室には大臣まで待機している。そしてお互いが協議して、その法案を通過させるためのある一つの前提になるべき条件をとりきめた。お互いに固い約束をした。そして社会党は政府与党に協力して法案を通過させた。法案が通ってしまったあとに、この約束を破ってやらないということを政府がやった場合には、総理のいまの発言とはたいへんな違いが起こってくるわけです。実際に私のほうで、一つそうい……
○米田勲君 私は日本社会党を代表いたしまして、政府に対しただいまから質問を行ないます。
予定した質問の前に、私は緊急に実は質問をして確かめたいことがございます。それは、昨夜防衛庁から、三月十日の日付をつけられた「昭和三十八年度統合防衛図上研究(三矢研究)について」という文書がわれわれの手元に配付になったわけです。そこでこの内容を見てみましたが、幾つかの疑問が起こるのであります。そこで防衛庁長官にお尋ねをしますが、この資料を提出した政府の立場と考え方を御説明願いたい。
【次の発言】 参議院の予算委員会が国政調査権を発動して、この予算委員会の決定として、政府に三矢研究そのものの資料を提出要求した……
○米田勲君 高松先生にわざわざおいでいただきまして、貴重な御意見を伺いましたが、先生のお話の中にありました中小企業と農業の革新的な近代化の問題ですね。先生のいまの御批判ですと、はたしてこれで、この予算で、そういうことができるかという疑問をつけられた消極的な表現でしたが、私は一般会計、財投含めて、今度の三十九年度のこの財政のあり方では、はたして近代化ができるであろうかという疑問よりは、最近の中小企業や農業の実情から見て、逆にマイナスの現象が、この予算執行に当たって起こってくるということを強く考えるわけですが、その点が一つであります。 それから、これは先生にお聞きできるのかどうか、ちょっと判断に……
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