安田敏雄 参議院議員
5期国会発言一覧

安田敏雄[参]在籍期 : | 5期|- 6期
安田敏雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安田敏雄参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

安田敏雄[参]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 参議院本会議 第34号(1961/06/05、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私は、政府の提出いたしました農業基本法案に対しまして修正案を提出したいと思っております。  それは、政府提出の基本法案の第十七条の見出しにありますところの「協業の助長」という言葉を改めまして、「協業の促進」というようにすることであります。もう一つは、第十七条の条文の中にあります「国は、家族農業経営の発展、農業の生産性の向上、農業所得の確保等に資するため、生産行程についての協業を助長する方策として、」云々とありますが、この「協業の助長」を「協業の促進」に改めるという提案であります。  ただいま亀田議員から説明がありましたように、私どもはきわめて低い姿勢で、この「助長」を「促進」に改……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第20号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております農地開発機械公団法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行ないたいと思います。  反対の討論をいたしますにあたって、本法律案を提出されました直接の責任者でありますところの河野農林大臣が、サケ・マス漁業交渉のために訪ソいたして不在でありますので、私は反対の討論をしても意味がないと思いまして、差し控えようと思いましたが、農業構造の改革が重大な課題となっている今日の農業の現状からみて、重大な責任と任務を有する農地開発機械公団の機構や業務運営があまりにも不当でありますから、国民の税金につながる問題として、国会を通じ、国民……

安田敏雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

安田敏雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 建設委員会 第閉会後3号(1959/09/05、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっとお伺いしたいのですが、先日の災害で建設大臣は、特に現地視察をして、そのあと今の治水五カ年計画についての趣旨を強調しているわけであります。しかし、従来の砂防対策としての行政的なあり方といえば、非常に不足するものがあるではないかということを私たちは感じているわけです。  というのは、やはり今度の災害の大きな事例を見ましても、渓流と山腹と、それからその下にある小河川、さらに中河川となっていくわけでございますが、そういう面において、農林当局と建設省両当局との間においての行政に食い違いがある。こういう点が、非常におくれておったために、ついに今回の災害をより多くしたという事例がたくさ……

第32回国会 建設委員会 第閉会後6号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 二、三お伺いしたいのですが、この災害復旧は国土の保全の上からも、とりあえず災害復旧するについては、災害を受けた地方公共団体やあるいは被災害者の立場に立ってその要望を満たしてやる、ということが私は重要じゃないかと思うのです。そういう観点から、現在までに七号台風で被害を受けた者について、まあ十五号台風についてはこれはまだ調査中の点がたくさんございますので、なかなか被害もふえるだろうし、あるいは今後の対策という問題につきましても相当まだいろいろ難点があろうと思いますけれども、そういう意味において八月の豪雨で受けた台風被害について、実は九月一ぱいに建設省では査定するんだということを言明し……

第32回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1959/08/29、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっと、その前に大臣に聞きたいと思いますが……。
【次の発言】 実は、今度の災害について、中部山岳地帯を襲った災害としては未曾有の災害なんです。このことは、もう政府当局も認めていることであると思います。先日の新聞に、建設大臣の方では今後の災害対策については、治水事業として三千五百億円の予算で五カ年計画で対策をしていくんだというような談話を発表されております。しかも、それは、農林省当局との間においてはっきり打ち合せがされているのだというふうなことを言っておりますが、また、本日の新聞を見てみますというと、やはりそういうような点がぼやけておるということが載っておりますが、この点につい……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 建設委員会 第6号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 この請願の関係する地域といいますと、私はよく知っておるので、いろいろ土地の事情も知っておりますけれども、問題は、橋本から道志経由平野、山中へ抜けるというこの線につきましては、確かに、非常に風光明媚な所でありますし、またいろいろ開発をしなければならぬ所があるわけであります。そういう意味からいって、むしろこの中央道については、従来の方針通り、八王子経由大月、都留、吉田という方向へ行って、むしろこの道志線の方については、やはり東京都の近郊として、特にオリンピックも控えておるときにおいて、吉田側の岳麓の開発については、別な新しい構想によって、そちらの方は、別個の開発計画を立てることが、む……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第2号(1959/10/31、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっと簡単にお伺いしますが、ただいまの農林大臣の、被害激甚地の市町村の指定について、総被害額を戸数で割って一戸当たりの標準額をきめる、こういうことを言っておりましたが、この問題にあくまで固執していくかどうか、そういう点を一つお聞きしたい。もしそういうことだとするならば、すでに緊急査定が終わって、補正予算を組んでおるわけでございますから、大体一戸当たりの標準額というようなものが、大体腹の中にきちっときまっておるだろうと思いますが、果してきまっているかどうか、そういう点も第二点としてお伺いしたい。もしそういうことを固執していくならば、今の市町村の単位というものが、その構造上、非常に……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第3号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私は、ちょっと今の説明の中で、もう一度十分説明してもらいたいところがありますのでお伺いいたしますが、三の(1)の農地等小災害関係、それから(2)の土木施設等小災害関係、この中における「事業費の農地十分の五、農林水産業施設十分の六・五(被害激甚地にあってはそれぞれ十分の九)の範囲内において、地方債の発行を認め、」とありますが、これは、たとえば十あるものを十分の六・五しか地方債を認めないということなんですか。その点をちょっとお聞きしておきます。それからもう一つは、その次に「国が元利補給をする」ということがありますが、その地方債について全額これは元利補給する意味かどうかをちょっとお伺い……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第5号(1959/11/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 どうも私ども、諸先生方の質問を聞いて、答弁を聞いておりますと、納得ができないのでございますけれども、もう少しそのものずばりで答えていただきたいと思いますが、十月十八日現在を二五%の査定額で、これに見合って今回の予算措置をとったということであります。従って、これから激甚地の指定であるとか被害の増大が判明したときに、当然この予算では足りなくなる。従って、本日ここでは、大蔵大臣がいないから、補正予算を組めるとか組めないとかいうことは説明できないかもしれませんが、もし足りなくなったときに、政務次官はこの補正予算をしたいという意思表示ができるかどうか、その点をそのものずばりで一つ答えていた……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第9号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連して。そうしますと、大臣が始終言っておるように、今度の災害は二十八年災害を下回らないということを言っておるわけですよ。そうすると、今のお答えによりますと、客土については二十八年を下回るというような結論が出てくるわけなんですが、この点どうなんですか。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第10号(1959/11/13、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 お伺いいたします。これの中にはございませんけれどもも、現在地方公共団体の中には種々の開発工事の中で、自治庁から起債を受けて工事を進工中なんです。それが工事半ばにして今度の七号、十五号の台風によって壊滅に頻したような場所があるわけです。そういうようなところにつきましても、今後における資金のワクの拡大と申しますか、追加と申しますか、そういうようなものについての措置を考えているか、ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの私の質問に関連してですが、御説明は、内容によりましてはというような局長の説明があったのでございますけれども、地方財政法の節五条の第一項の中で三つばかりご……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第13号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 住宅局長にお伺いしますが、度の災害で住宅金融公庫の貸付の対象になるところの個人災の被害の程度は、大体二割以上は貸付の対象になるということを聞いておりますけれども、その通りでいいですか。
【次の発言】 今度の七号あるいは十五号等で災害を受けた人たちは、むしろ低所得居に非常に多くて、二割以上五割未満というようなものが非常に多いわけです。ところが、この人たちはふだんの生活程度も低いし、収入も少ないわけでございます。ところが現実には、各市町村で二割以上災害を受けたものは、すぐに市役所なり町村役場に行って証明書をもらって、住宅金融公庫すなわち地方では金融機関等が当たっているわけでございます……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第14号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 任意共済の点についてお伺いしますが、今度の災害で、まあ金額の点は別といたしまして、迅速に建物共済についていろいろと改良になった点については、地方の農業共済組合連合会においては賛意を表しているわけでありますけれども、先ほどお示しになった数字の中で、群馬、山梨、岐阜、愛知、三重がこれから必要とする額がここに三億九千二百万円になっている。これは戸数にして各県別の戸数がわかるんだったらお示し願いたいと思います。と同時に、この合計三億九千二百万円という額が、各県の共済連合会の要求によって算出されたものか。そうでないとするならば、これはどういうような算定基準から出たものであるか、ちょっとお示……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第17号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 実はちょっとお伺いしたいのですが、これは具体的な問題として、場所をあげますけれども、山梨県の韮崎市に起きた問題でございますが、七号台風のときに、韮崎市は非常な堤防決壊で被害を受けたわけでございます。ところが、この堤防の復旧に当たりまして、建設省が直轄で請負工事をさして仮堤防を作ったわけです。ところが、この仮堤防が、もう大丈夫だということでそのときに安心感を与えるような工事をしたわけでございますけれども、たまたま伊勢湾台風で、すなわち十五号台風で、今度はまた増水いたしまして、その仮堤防が決壊してしまったわけであります。このためにその地帯の住民というものは災害を受けて、私まだその災害……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第20号(1959/11/30、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました災害関係二十七法案について賛成の討論を行なうものであります。  本年は七月及び八月の水害、八月及び九月の風水害が連続して発生し、特に伊勢湾台風は記録的台風でありまして、その物的損害は五千八百億円に達し、さらに人的損害においては、死者、行方不明五千三百余人、負傷者三万七千余人を算し、五十年来かってない大惨害であります。  この打ち続く災害にあたって、岸総理初め関係閣僚は、災害地を見舞い、その惨状にこたえて、「心配するな、対策には幾らでも金を出す」と言い、また、国会においては「二十八年災を下回らない対策を講ずる」と約束されまし……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第21号(1959/12/14、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 河川局にお聞きします。査定の実施ですが、現在八〇%進捗しておるということですが、この中に、各県で完了したものがあるわけでしょう、全国的にどのくらい完了しておるんですか。
【次の発言】 査定をまだ完了しておらない県は。
【次の発言】 激甚地指定の問題に関連するわけですが、査定を完了した県については、激甚地指定の問題は、市町村にわたるまで事務が進行してもよかりそうなものなんですが、そういうふうにはかどっているわけですか。
【次の発言】 そうしますと、現在査定を完了しておる県も、この間の特例法あるいは政令指定の基準によって、まだ査定の事務が、その激甚地指定の事務が進んでおらないというこ……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会 第9号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今の問題でちょっとお聞きしますが、それでは全学連が警視庁に逮捕されたその根拠とする理由はどういうものですか。
【次の発言】 今佐々木議員は、あのときの不穏の状態というものは、公安条例あるいは国会法並びにこれに関連する請願法に違反したらというようなことを言っておられるわけであります。しからば、その何によって、どの法律によって全学連が逮捕されたということを、あなた調べてあるはずじゃないかこう思うわけでありますが。
【次の発言】 またこの問題はあとで……。

第34回国会 議院運営委員会 第10号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今まで質問に対する答弁を聞いておったのですけれども、議長の要請が公安委員会や警視総監に義務づけるものではないというお答えでございます。この論議は、きょう時間がありませんからあとの問題にいたしまして、私の聞きたいのは、議長の要請が公安条例の権限の発動を促しているものだ、この法律が。この点についてはどうですか。公安条例の権限の発動を議長要請が促しているものである。そういうことについての答弁を願いたいと思います。

第34回国会 議院運営委員会 第15号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 三月四日の本委員会において、提案者であります佐々木議員から、米田さんの質問に対しまして趣旨の弁明が行なわれました。私はあの佐々木さんの弁明を見まして、これまでの本委員会の審議及び議運・地方行政・法務の連合審査会で審議してきたその過程からいたしまして、先日の時点では、佐々木さんがとった態度というもの、さらにはあの趣旨弁明につきましては了解いたしますが、これから審議するにあたりまして、あの弁明につきまして責任が今後はたして持てるかどうかということを、まずもってお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それならば、今後この法案を審議する際に、今後も質疑応答が相当繰り返されていくということ……

第34回国会 議院運営委員会 第19号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連してお伺いしますが、この四条の二項の「国会議員の登院と国会の審議権の公正な行使が」その「又は」のあとで、「阻害されるおそれがあると認められる場合」というのは、これはまだ集団示威運動が開始されておらないという状態なんですね。その点はどうですか。
【次の発言】 そうしますと、まだ行なわれていない状態なんですから、そういう場合には、東京都の公安条例の第四条を見ましても、明らかに警視総監は警告、制止をする権限がないように思われますが、この点は、警視総監、どうですか。
【次の発言】 そうしますと、まだ集団示威運動が行なわれておらない場合には、警視総監は、東京都の公安条例第四条の規定にあ……

第34回国会 建設委員会 第5号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 要点だけ質問申し上げますけれども、質問に入る前に、実は私は建設部会の方へ入りましてからいろいろの問題があるわけですが、まず第一に建設省の予算は非常に大きいわけでございますから、これについて予算執行上請負業者というようなものの間の関係もいろいろあるわけです。そこで建設の委員をしておって、国内における請負業者の名前もよく知らぬというようなことでは非常にわれわれとしても恥かしいわけでございます。従って現在建設省に登録されておるところの請負業者、建設業者の社名といいますか、事業名を知りたいとこう思うわけです。その中で、特にA級とかB級とかC級とかD級とかたくさんあろうかと思うのでございま……

第34回国会 建設委員会 第9号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今の田上さんの質問に関連しているわけですが、海岸法を見ますというと、今河川局長の御説明では、「当該海岸管理者の意見をきかなければならない。」ということは、結局、話し合いによるんだ、こういうように受け取れたわけです。しかし、話し合いをするにいたしましても、何かそこの一つの基準がないと、話し合いがまとまらないと思うわけなんです。そこで、この法文の第一号に書いてありますように「工事の規模が著しく大であるとき。」というときに、一体その「規模が著しく大」ということはどういうことをさしているのか、そういうような点が明らかになっていないと話し合いが進まないのじゃないかと思いますが。

第34回国会 建設委員会 第14号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 この昨年、国土建設の現況という本をいただいて見ますと、この中に、昭和二十八年度に内閣に設置された治山治水対策協議会で決定された基本計画のおもなる事業を遂行していく過程で、この治水費のところを見ますと、昭和二十五年から三十三年度までの数字をあげて、治水事業費投資の状況は比較的一般水準を保持しているとはいうものの、国の財政上公共的投資額中に占める割合は漸次低下しているという前提がうたってあって、その次にいって、しかしながら今後もこの程度の投資額で推移するものとすれば、基本計画の達成にはなお三十年を必要とするということが書いてあるわけなんです。従って、そういうのを見て、今度のこの措置法……

第34回国会 建設委員会 第16号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっと資料の点で。河川局長、この三千六百五十億の内訳ですが、河川費、砂防費、ダム、どのくらいになっているのですか。
【次の発言】 この計画書を見て参りますと、残事業のうちの河川費が六千百八十億に対して、ことし二百七十億予算としてあるわけです。予算書を見ますと、砂防費については三千五日九億のうち八十四億、ダム賞は千三百八十一億の残事業に対して、百四十五億なんです。その残事業の中から引きますと、砂防費だけが、特に低いわけなんですね。非常に低いわけなんです。こういう点が、さっき砂防を強化するといいながら、内村委員の質問に答えて、まあ、やっていくんだといいながらも、特に低いので、私は、……

第34回国会 社会労働委員会 第27号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連して質問いたします。保育所ですが、これは十二カ所の中へみんな警官が占拠しておるわけだけれども、実はこれはあらかじめ会社が争議があって警察官が泊まるところがないからということで、その施設を提供するように、園児の入園を延期するよう組合に申し入れてある。そうして、組合側ではこの交渉を受けたから、だから目下交渉中で物別れになっておるわけだ。その物別れになっている中へ、この警官を入園さして、占拠さしておるということはまことに不当だと、こう思うわけです。至急に厚生省においては、こういうような措置をすぐ中止させるように私は特に要望しておくわけでございます。この点どうですか。


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 建設委員会 第閉会後2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 この「新計画における道路整備の基本方針」を見ますると、大体一級国道についてはおおむね完了する。しかし二級国道については、緊急を要する区間の整備を完了する。特に3の、地方幹線道路の整備をはかるのは、観光上であるとか、産業の開発ということが主体であるように書いてありますけれども、これによる方針に従って、十一ページの表を見ますというと、二級国道については、大体今の倍ちょっと上、都道府県道については、地方道を含めて大体今の倍以下、こういうことになっているわけなんです。先ほど来から説明を聞いておりますというと、何か輸送量の需要の増大にかんがみて、日本の経済の伸び率を考えて道路整備を拡充して……

第35回国会 建設委員会 第閉会後3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 道路局長、私は田中理事のお供をして行ってきたわけですよ。私が痛切に感じたのは、たとえばあの気仙沼で九月三日から大型イワシが解禁になるわけです。そのイワシを取ってもこれを塩釜港へ持っていきますと、ガソリン代がかかったりなんかしまして一日延期になるので、その最盛期において、このイワシやサンマをみんな田の肥料に捨てちゃう。で問屋が引き取ってくれるのは一尾二円くらいなんだ。交通が非常に悪いから関東の地区へ出荷できない状態なんです。で、私たちの山梨県ですけれども山奥ですから、東京の人はその所得が多いだろうし、平均いなかよりか……。まあ東京出荷ということで新しいサンマが食えるわけだ。いなかへ……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1961/09/11、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ただいまの山本委員の質疑の中から、自衛隊に返還をすることが目的だ、そしてあとで随時米軍に期間を限定して使わせるのだと、こういうことを米軍当局としても特別委員会の中で了承しておる。そしてその具体的な問題については今後調整するのだ、こういう御答弁なんですが、昨年の江崎長官の公約は、演習場を早期返還する、入会慣行は尊重するということで、これは地元民に公約したことなんです。そこで、これは山梨県であるとか、その他の関係市町村に公約したことではないわけなんです。ですから、先ほどの山梨県に協議会を作ることを勧奨して、その中で問題を処理しようという問題とは、これは明らかに違っているわけなんです、……

第38回国会 内閣委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私は、この際、先ほどの報告に関連して、報告の中に接収について法的の経過を明らかにしなければならないという項が一つあったわけなんです。従って、過去の経過について、私どもの考え方によれば、違法に、かつ、不当にあそこの土地を米軍が使っておるわけなんです。そういう点について一つ明らかにしていきたいと思いますので、質問させていただきたいと思います。  その前に、先ほど山本委員の方から質問がありましたが、昨年の八月九日に、北富士の演習地の忍野村忍草の住民が、三十年のあの営門突破の闘いに引き続いて、第二回目のすわり込みをしたわけなんです。その事態に対処いたしまして、当時の江崎長官は、早急に返還……

第38回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1961/07/01、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっとこの件に関連してお伺いしますが、先ほどの説明の中で、農林省当局は、県の当局に対して、まあいろいろ勧告を申し上げておる、注意を申し上げておるということがあったんだが、県当局は、末端の市町村に対しても、そういうような行動をやっているのですか、準じて。
【次の発言】 特にこの請願の要旨の、配付された説明書にもあるのですが、農地被買収者問題調査会設置法案が成立したこの機会を期して、非常に地方では、単にこれは香川県だけの問題でなくて、地主の土地の取り上げの問題や、まあ物価の値上がりに便乗したかどうか知りませんけれども、小作料の値上げの問題が非常に出ておるのですよ、各地方に。従ってそ……

第38回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1961/08/31、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 それでは第一班の長野県、愛知県、静岡県の調査報告をいたします。派遣委員は、藤野委員長、棚橋委員と私の三名で、八月二十一日から二十七日まで七日間、主として酪農事情、果樹農業及び果実加工業事情、愛知用水事業並びに豊川用水事業の実況及び農業基本法の反響について、それぞれの関係当局から説明を聞くとともに、時間の許す限り現地を視察して参りました。  それではまず長野県について申し上げます。本県の視察個所は横町共同養豚組合と大池畑作振興組合、林業指導所、長野トマト株式会社、東洋食品株式会社及び上伊那、下伊那両地方の災害の視察、松筑地方の加工蔬菜栽培についてであります。松本市を中心とする畑作地……

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今の小林委員の質問に答えて、大臣は選択的拡大ということを盛んに主張しておられるようだけれども、それでは一体米の今のそういう統制がはずれるような、はずしていかなければならぬというような危険性も一部にはあるという中において、一体米は選択側に立たせられるのかどうか、その点を一つはっきり答えていただきたい。

第38回国会 農林水産委員会 第閉会後5号(1961/09/01、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 さっきの清澤さんの質問に関連するわけですが、こういうように非常に需要が多くなって、その需要の面を埋め合わせるために、たくさん、二カ年間にここに数字で示されたような増伐をしていくわけです。そうして価格を安定させようというわけですが、これは将来、国内における経済成長の問題やら、あるいは民間の設備投資の問題やらを考えますと、たとえ、供給の方をまかなえて一時的にバランスがとれても、また再びくずれるおそれが出てくるわけなんです。従って、問題はたくさんあるわけでございますけれども、従前の、さっき長官の説明では、払い下げ問題については時価の問題が出たわけなんです。その時価のきめ方は、これはどう……

第38回国会 農林水産委員会 第8号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私は本委員としては新米でもありますので、当分皆さんの御意見を拝聴しよう、こういう気持でおりましたが、実は最近農業基本法が政府から提出になるというような問題を含めまして、ときどき選挙区が近いから選挙区の方に帰りますというと、三年ばかり前、繭の値段が非常に下がった。ところが政府や県が補助金を出して、桑をこげ、こういうことを奨励した。そのとき正直にこいだところが、その翌年今度は貫当たり千円ぐらいのものが二千円くらいになつてしまつた。こういうようなことが出てきた。最近また政府は果樹を奨励してきている。ブドウやリンゴあるいはその他を植えても、非常に競争率が激しくなってしまい、だんだん市場の……

第38回国会 農林水産委員会 第15号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 これは、一昨年できた草地制度研究会というのがあるわけですが、その草地制度研究会の答申に基づいたのが、第二表の草地造成年次目標ですか。
【次の発言】 これは農林省自体か、あなたの方だけの試案なんですか。

第38回国会 農林水産委員会 第16号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今度の法案についての提案理由の説明を見ますというと、昭和二十五年度に比し、昭和三十四年度はおおむね三倍に近い伸びを示しておる、こういうように説明しておるわけでございますけれども、このような生産の伸びを示していることは、いかなる原因と情勢の推移に基づいてきたものかということを、まずもってお尋ねしたいと思うわけでございますが、それはなぜかと言いますというと、今度この法案に基づいて特に今後の長期計画のもとに新しい計画を作らなければならない、そういう前提に立てば、やはり過去の生産の伸びてきたという原因を明らかにしていただかなければならないだろうと思うのです。そういうことについての一つ御見……

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/17、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 きのうもお尋ねしたのですが、補足説明の中に「農業生産法人をも果樹園経営計画の作成主体として本法案の対象とすることについては、別途農地法の一部改正法案の附則で所要の措置を講じている。」こういうふうに書いてある。そこで、農地法の一部改正法律案を見ますというと、「「農業生産法人」とは、農業生産協同組合、合名会社、合資会社又は有限会社で」と、こう規定してある。で、この人たちに対しまして今度はその農地法の一部改正法案の附則では、一番最後のところへいって、「果樹農業振興特別措置法の一部を次のように改正する。」、こう書いてあるわけですが、なぜそうしなければならないか。こういう理由について、一つ……

第38回国会 農林水産委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 実は先日質問大体しきった予定でございますが、なお二点ばかり産地の要望もありますので質問したいと思いますが、その一点は、中央卸売市場における卸業者の果実に対する市場手数料でございますが、これは中央卸売市場で八分の手数料を取っている。先日の振興局長の答弁では、出荷奨励交付金を出しているということでございますが、これは現在一分生産者へ返っているわけでございますが、この一分のうち、大ていは県段階における果実販売連合会とかあるいは単協へ返っておって、ほとんど生産者のもとに一分返っておらないというのが、大体の実情のようでございます。さらにこのほかに市場でせり買いをするところの仲買に対しまして……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 先ほどの北村さんの御質問の中から、公庫の方にちょっとお聞きしたいのですけれども、自創の資金を先ほど最高限度額三十万と言っておりましたが、大体各地区の地域の事情にもよりまして、土地の時価は違いますけれども、価格は違いますけれども、大体公庫の場合は畑の場合は一反歩についてどれくらいの融資をするのか、あるいは田についてはどれくらいの融資をするのかちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで今まで、田では最高どのくらい貸したか、あるいは畑では最高何反歩ぐらいまで貸したか。
【次の発言】 話を変えてもう一つ問いておきたいことがあるわけですが、この三十六年度の計画の中でこの法案を見……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 実は、この法案に関連いたしまして、地域的な特徴的な災害でございますけれども、昨日富士山の北麓におきまして、雪代における被害が発生したわけでございますけれども、この点について少しく当局にお尋ねしたいと思うわけでございます。私は、きのう所用があって富士吉田へ参りましたところ、夕方でございますが、自衛隊や消防団が出動しておりまして、河川へはんらんいたしました土砂の流出作業をやっておりまして、この災害は昨日の午前零時ごろから起きたものでございまして、非常な暖気とそれから強風と雨を伴いまして、富士山の小御岳付近から発生いたしまして、三合目あたりに積もっておりました雪に亀裂を生じまして、それ……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 岡村さんにお尋ねいたしますが、先ほど費用負担方式の説明の中で、ドイツの例、宮城、岩手のパルプ植栽に関する例をあげられまして、その中で公団のとっておる費用負担方式と、例示したものの中の負担方式では、質的に異なる、こういう御説明があったわけでございますが、あなたの考え方としては、どういう方法が一番森林開発の建前上理想的であるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それから第二点といたしまして、今度の公団がやるようになりますというと、公団に移管されるというと、分収歩合の説明の中で、造林者に対するところの義務規定、義務内容ですか、そういうものが明らかにされておらないということを説明さ……

第38回国会 農林水産委員会 第45号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 第八条の「需要及び生産の長期見通し」ということでございますが、これは単に現状というものの推移を見て、将来こういうようになっていくのだということを公表するのか、それとももっと農業生産を積極的に発展させるためには、内容的に政策を盛り込んだものを公表するのか、こういう点があると思いますが、この点について一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、そういういろいろの条件を含めてそういう条件を十分考慮して、ただいま説明されたような条件ですけれども、経済成長だとか人口増加あるいは食性活の改善、輸入の状況こういうような問題が考慮されるということでございますけれども、そういう問……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/05/26、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 実は私は先日の質問は、その前に、委員会にいなかったために、第二章と第三章、第二章についておもに質問申し上げたわけなんでございますが、きょうは、構造改善の問題について質問する前に、その前提として、少しく聞いておきたいわけでございますが、第一条の、国の農業に関する政策の目標という項について、まず、構造改善に入る前にお伺いしたいと思います。この第一条の後半、後段の方に、「農業従事者が所得を増大して他産業従事者と均衡する生活を営むことを期する」「ことを目途と」すると、こういうようにうたってあるわけでございますが、先ほどの長野県の聴聞会ですかにおける報告書の内容の御説明の中にもありましたよ……

第38回国会 農林水産委員会 第50号(1961/05/29、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私はこの間大臣がいなかったので、はっきりしない点をお聞きしたいと思います。  この基本法の第一条と、それから第十五条は深い関連があると思うわけなんですよ。第一条には「他産業との生産性の格差が是正されるように農業の生産性が向上する」、という点と、それから「農業従事者が所得を増大して他産業従事者と均衡する生活を営む」というように、二重の目標を掲げておるわけなんですね。この目標を裏づけるためには、第十五条の家族経営を発展させるのだと、そしてその家族経営を発展させるには、また二つの性格をうたったところの「正常な構成の家族のうち」云々という問題と、「当該農業従事者が他産業従事者と」以下云々……

第38回国会 農林水産委員会 第51号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 大臣、答弁は座ったままでけっこうですから……。先ほど答弁の中で、臨時工、社外工という制度は好ましくない、誤りである、これを是正するように考えておると、こういう答弁があったわけなんですが、確かにそれはよいことであると思います。しかし、実際そのちょっとこれは的確な統計かどうかわかりませんけれども、雇用の実態というものは、ほとんど臨時工、常用工に対する臨時工の比率は、製造業を見ましても、三十一年度の八%四に対して、三十四年度は一一%九というふうに、臨時工が非常に多くなっているわけなんだ。そういう実態から見まして、はたして大臣の言うようなことが可能かどうか。要するに誤りであるということが……

第38回国会 農林水産委員会 第52号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 通産大臣にお聞きしたいのですけれども、私はすわったままでやりますから答弁もすわったままでけっこうでございます。  実は、農業基本法が制定されるということで、選挙中与党側の候補者は、結局この問題に対してはよく農村において、農村からはみ出るところの農民にとっては就職の先といたしまして工場を地方へ分散させるからということで、相当選挙民から関心を得ておるわけなんです。ところが、今日の地方へ工場を分散しておる姿というのはきわめて無統制であって、非常に地方の農民はそういう分散によって被害を受けておるわけなんです。特にそういうことのために非常に農耕地が転用されておるということで非常な暴騰を来た……

第38回国会 農林水産委員会 第54号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連してお尋ねしたいのですが、韓国ノリを輸入する場合に、先ほど二割の関税を四割にしたと言いますけれども、関税抜きの場合の価格は一じょうどのくらいになっておりますか。関税を含めてどのくらいになりますか。
【次の発言】 関税を入れましてですね。
【次の発言】 そうすると、現在の国内価格は、大体、今、四十円から五十円くらいだということで、特に昨年あたりの、今までの論議を聞いておりますと、大体五0%くらい下がっておるわけです。国内のものよりも高いものを仕入れるわけですね。
【次の発言】 そうしますというと、大体今までの説明を聞きますというと、国内の生産者価格よりも高いものにつくというわけ……

第38回国会 農林水産委員会 第55号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 この前の金曜日、委員長理事会のお打ち合わせもあったのでございますが、従って私はその精神に従ってこの審議につきましては協力するつもりでございます。そこで、質問申し上げたいのは、私は、漁業、沿岸漁業の方は全然しろうとでわからないわけでございますけれども、この調整組合の問題については、大体中小企業の各業種別の、かつて調整組合が出たことの経緯からして質問申し上げたいと思うのであります。そこで、第七条と第二条と関連しておるわけでございますけれども、第三条の「漁業を営む個人」、あるいは「漁業を営む漁業協同組合」、「漁業生産組合」、「漁業を営む法人」、こういう四つの部門が「中小漁業者」だという……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私はちょうど防衛庁長官、それから調達庁長官と不動灘部長が来ておりますから、お聞きしたいわけですが、実はこんな問題を聞くのは、私自身がいやなんです。いやなんだけれども、事態が少しも進展していないように承っておりますから、質問をしなければならないということになるわけなんですけれども、九月の十二日に、防衛庁長官と北富士演習場地内の忍野の入会組合の組合長さんとの間に覚書をかわしております。したがって、そのことが、覚書の精神を生かして年内に片づく――まあこれまでにはいろいろの経過があったろうと思いますが、年内中に片づける、こういうことが言明せられるならばあえて私はこれからいやな質問をしたく……

第39回国会 農林水産委員会 第3号(1961/10/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 農林大臣に大体四点ばかりお尋ねしたいのですが、大臣は今度、再度の大臣に就任したわけでありますけれども、前の河野農政のときには、新農村建設計画であるとかというようなものが発表され、そうして全国的に各府県において実施せられてきておるわけでありますが、そのときには、よく国民の中には、当時の河野農政は安上がり農政であるとか、あるいは農村の上層部の大体三割ぐらいを対象に農政をやっておるのだというような、非常に風当たりがあったわけであります。そうして、ここ数年を経て今度新しく、池田内閣の実力者内閣の中の特に実力を買われて農林大臣になったわけであります。当時の農村の実情というものは、相当今日の……

第39回国会 農林水産委員会 第11号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 局長にお尋ねしますが、馬事公苑の隣接地の国有地払い下げの五千坪というのは、これはオリンピック組織委員会で決定されたものですか。
【次の発言】 この国有地は、政府としてもそういうオリンピック組織委員会の要請に基づいて五千坪を払い下げるということに大体意向は決定せられたのですか。
【次の発言】 この馬術競技に使用する土地をどこを指定するかということについて、まあ東京付近といいますが、首都圏の範囲内で各候補地を農林省で調査したようでございますが、そういう予定の対象になった地域はどことどこか、ちょっとお知らせを願いたい。
【次の発言】 四種類の馬術競技をやる場合の一つにこの馬事公苑の隣接……

第39回国会 農林水産委員会 第13号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 先ほど北村さんと森さんの類似市場における許可規程といいますか、そういうようなものを早急に作れという、こういうような要求に対して、局長は、そういうことについては政府も困った問題であるから、目下検討中で、その問題については対処していくのだ、こういう答弁をしている半面、中央市場の整備計画を十カ年で遂行して、何かそういう中へ吸収していくのだ、こういうような答弁と二色しているのであります。だから、この点をはっきりと明確にもう一度御答弁願いたい、こういうことであります。
【次の発言】 そうしますと、今度の調査会の答申に基づいて、本来ならば抜本的な改正をするのだけれども、現在のところ、時間的に……

第39回国会 農林水産委員会 第14号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 この自作農維持創設資金融通法の一部改正法が今度衆議院に緊急に議員提案で提出されたわけですね、議員立法で。そこで、聞くところによれば、この法案の全面的な検討を農林省当局ではしておって、そしてその抜本的な改正をするというようなことも聞いております。そういう準備をしている際に議員立法で提案してきたというそのことについて、ちょっと説明を聞きたいと思うのですね。本来なら委員長に聞くわけなんですがね、農林省当局の見解でいいですよ。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1962/06/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連して。今の北富士の入会補償の問題につきましては、私が地元だから、これはもう接収以来十数年間よく知っているわけなんですよ。そこで、江崎長官が三十五年の八月九日、昨年三十六年の九月十二日に地元に約束したわけなんですね。で、そのときのいわば約束は、覚書第三項の対象事項というのは、稲わらに関する問題、それが第一点、それからソダに関する問題が第二点、それから産出額の二割打ち切りですから、八〇%を補償額とする問題、この三つに限定されておることを確認しておるわけです。ところがその後、この交渉を地元の組合とやっておったところ、政府から六月覚書をいただいて以来七十二回交渉しておる。ことしになっ……

第40回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1962/05/31、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 前の国会中に、この問題を取り上げましたときに、神奈川県の県立の試験場で、はたしてイーグル・コーリア号が加害者であるかどうかということについては、試験の結果が明らかでないために、加害者かどうかということはきめ手がなかったというような状態であったわけですね。で、今のお話によりますというと、両方が補償額について話し合いを進めているということになりますというと、イーグル・コーリア号は加害者であるということをはっきりと認めたという形になるわけですけれども、その点はどうですか。
【次の発言】 今、補償額についての内容は明らかでないけれども、まあ話し合いが進んでいるということでございますけれど……

第40回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1962/06/01、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今度の、大臣がお出かけになって、そしで交渉の結果、一応今の力関係あるいはまた過去の経緯からいってその交渉が妥結したということは、私はまあ現段階においては、あの交渉でやむを得ないと思います。しかしながら、大臣がおいでになる前に、これは新聞にちょっと出ておったわけでございますけれども、事北洋漁業にとってはソ連は保守的であると、こういうような新聞論評が出ておった。ところが、交渉して妥結して帰ってきますというと、その論評が、河野さんのほうの交渉は勝負に勝って相撲に負けたのだと、こういうような評が出ておったわけなんです。そういうようなことを受けますというと、ソ連が、非常に、新聞を見ますとい……

第40回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1962/07/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっと質問しますが、審議会は農林省で試算したこの米価は、数字、指数は全然諮問しなかったのですか。
【次の発言】 きのう最終の答申案が出た。しかし、きのう以前にあなたのほうで試算米価を発表しているのですよo
【次の発言】 そうしますと、この資料まだ見ないからわかりませんが、きのうそういうアウトラインについての意見が答申出たわけです。そうすると今明日中に決定するわけですか。
【次の発言】 この前六月一日ですか、日農の代表が農林大臣に会ったときに、農林大臣は米価の問題、ことしは米価の価格そのものについては諮問しないということを言っておったが、そういうことで非公開でやってきたのです。た……

第40回国会 農林水産委員会 第4号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 農地局長に、今の小笠原委員の問題で関連ですが、激甚地指定というのは、大体その県、あるいは市町村を指定するわけですね。県全体の中で指定する場合と、市町村を指定する場合があるわけですね。
【次の発言】 そこで、実は同じ河川の流域で、甲の市町村のところが激甚地指定になる、乙の場合はそう災害がなくて、その流域については激甚地指定を受けない、こういう場合があるわけです。特にはなはだしい場合においては、部落が所属する市町村が違っておって、そういう進度の違う被害を受けた際には、片方のほうは激甚地指定で十分の九の補助を受ける、片方のほうは十分の六だというようなことで、今の市町村では末端にいくと問……

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 質問じゃないんですが、養豚から多頭出荷から芝浦の問題が出まして、これが今後の豚の値段をきめるときに重要なるウエートを持ってくる上うにも考えられるわけです。したがって、省でもって芝浦の取引内容、今後改善すべき省としての考え方、そういうようなものが一ぺん示されるように委員会にひとつ何か資料を提出してもらいたいと思います。

第40回国会 農林水産委員会 第9号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっと資料のことでお聞きしたいのですが、この補足説明の末尾に、「寒地におけるテンサイ糖の政府の買い入れ等の措置を継続することとしたのであります。」として、またこの表で見ると、一番うしろ、十八ページですか二二十五年でずっと少なくなって、三十六年ゼロとありますが、これはどういうことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、この補足説明では玖府の買い入れの措置を継続することになっておるのですね、こっちのほうで今度は買い入れないという表が出ておりますけれども……よくわからぬのです。

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今問題になっておるのは、もと入植した者が結局営農ができないということで離農して、開拓地すなわち山から下って転業してしまったと、こういうような問題があるわけなんです。そこで、それに対するこの離農者に対しての負債があるわけですが、この負債の整理の問題が地方で出ておるわけです。そういうことからして、この補足説明書には、現在入植して農業経営を営んでいる農家は約十四万八千戸ということになっておりますが、戦後開拓地へ入植した農家数はどれくらいになっておるでしょうか。
【次の発言】 この下山六万戸のうちでいいますというと、大体地方別に見てどういう地域が一番多いでしょうか。たとえば北海道、東北、……

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 先日の小笠原委員の質問に関連しているわけですが、沿岸漁業の構造改善対策事業を実施するために、この法案の一部改正が行なわれたわけですが、そこで沿岸漁業振興法というような、構造改善事業の根本となる法律を提出する大体見通しというものは、どうなっているのでしょうか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今国会に間に合うのですか。
【次の発言】 それから経済局長にお尋ねしますがね、この補足説明に自作農維持創設資金、林業経営維持改良資金、こういうものと勘案して年率を五分五厘にきめたとありますが、林業経営資金は四分五厘ですな。そこでそれと勘案して五分五厘というのはどういう経路をたどっており……

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 実は政府でも、農林省でも、林業の基本問題調査会の答申案も出ておることだし、それからそういう面からいって、林業の構造改善というようなことで、相当抜本的な対策を講ずる、そのためには、今のわれわれの推察する状態からするならば、当然林業の基本的な問題の解決として、基本法というようなものを策定しなければならない段階ではないか。こういうように判断もでき得る状況にあるわけなんです。したがいまして、そういう中で今度の一部改正法案が提出されたわけでございまして、この内容についてはいろいろと問題点があろうかと思うわけでございますが、そういう立場に立って、この法案を審議するにあたりまして、一応われわれ……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっと関連して。  ただいま小笠原委員の関連ですがね。成立した農業基本法の二十二条には、こういうことが出ているのですよ。構造改善にかかわる施策を講ずるにあたっては、農業を営む者があわせて営む林業についても必要な施策をするように考慮を払わなければならない、ということがあるわけです。そういうような関係からいきますというと、当然この林業を営むという問題をとらえるならば、これは単に山林所有者だけが林業を営むのではなくて、もっと林業という問題を広範囲に考えたときには、そこに従来の古い封建的な関係で働いている農家の人たちも、やはり林業に従事しておるという解釈がつくわけなんです。したがって、……

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/23、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 今までの経過からいって、参議院段階における審議は、本法案についてはいよいよ大詰めにきたような感がするわけなんです。そこで、衆議院の農林水産委員会で本法案に対して附帯決議をつけておられるわけです。この附帯決議について、当局の考え方及び今後の対策というようなものを一応御説明願うことが必要ではないか、こういうように考えておるわけなんです。  これはなぜそういうことを申し上げるかというと、今までの本委員会における審議に際しましても、これは当然与党側におきましてもそうでございますけれども、基本問題調査会の答申が出ておる際、あるいは中央森林審議会の答申も出ておる際におきましては、いわゆる森林……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 清澤さんに関連して。今の水と油の問題ですけれども、水分が多くて油の濃度が少ないということが誤解を招いているわけなんです。そこのところかwら取った水か海水の中に、濃度の問題でなくて、全然油が含まれておらなかったということなら、これはわかるわけなんですよ。ところがその水と油の関係で、濃度の問題で、水分が非常に多いということになるから、清澤さんがそういう質問をするのじゃないかと思うわけなんです。たまたま取ったのに、油が全然取れなかったということなら、これは分離することができないからよくわかるわけなんですよ。いわば少量過ぎてわからないということ、それならわかるわけなんですね。その点はどう……

第40回国会 農林水産委員会 第21号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 このいただいた資料についてちょっとお聞きしたいのですが、四ページの上欄の自給目標ですがね。四十三年度の目標が百五十二万トンです。百五十二万トンで、まあこれを十年後として三十六年度が百五十五万三千トン、十年先のほうが減るわけですか、総需要量は。
【次の発言】 そうしますと、十年先の総需要量をあらためて検討しなければならぬということになりますと、この百五十二万トンというのは相当高い数字になることになるのですけれども……。
【次の発言】 そうしますと、私これは何かで見たのですが、日本の砂糖類の消費量は国民一人当たりが十四キロですか、ちょっと端数の数字はありますが、そのくらいでもって、大……

第40回国会 農林水産委員会 第24号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 清澤さんの質問はね一従来の公正競馬の四億の中で、運営費とかその他を引くと二億円しか残らないだろう、そういうような少ないもので、今後この第二十三条の三にあるような目的を達成するためには、そのくらいの金ではどうにもならないじゃないか、こういうことを聞いている。
【次の発言】 畜産局長にお伺いしますが、今までいろいろ質疑を聞いておりますというと、この政府の答弁でも私にはまだわからぬですけれども、一体競馬の目的はどういうことになるのですか、ひとつ御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 これはその過去の経過であって、はっきり目的がないのですね。私はよくわからぬですけれども、ほかの法律を……

第40回国会 農林水産委員会 第25号(1962/04/06、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連してちょっと。今真珠の漁業権の問題が出ておったので、まあ当局の答弁によりますると、高度の技術であるとか、合理的な経営規模だとか、こういうようなことを言って、一番あとで資本の問題を出しているのですが、現在のところ、実際には地元の漁業協同組合に漁業権を与えるようになっているけれども、実際は運営の面においては形式的であって、ほとんどまあ地元の外から資本が入ってやっているというのが、真珠の経営実態じゃないですか。
【次の発言】 そこでこの資料で、漁協に漁業権を与えているのが百四十二あるわけですが、実際にその百四十二は、漁協でみずから経営しているわけですか。

第40回国会 農林水産委員会 第27号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 この前の競馬法の一部改正法案のときに、やはりその目的はまああの法律にはなかったのですが、畜産振興をはかるということがいわれておるわけです。また、この事業団のほうでも畜産の振興をはかると、こういうことになっておるわけですけれども、畜産の振興に対して何か法律の面でも、あるいはその他の面におきましても、何か窓口がたくさんあるというような感じを受けるわけです。畜産の法律が出るというと、何でも畜産の振興をはかるというようなことでもって、何かしらこう一元化されていないような感じを受けるわけなんですけれどもね。競馬法にいうところの畜産の振興と、事業団ではかる畜産の振興というようなものを明確にど……

第40回国会 農林水産委員会 第28号(1962/04/13、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 厚生省……。
【次の発言】 最近牛乳が非常に加工品が多くなってきておるわけです。そこで、実際農家から業者が買うときには、脂肪率が三・三を基準にして上下あるわけですが、そういうのが市販される場合におきましては、一応白い牛乳でも脂肪率が二・五ぐらいに低下してしまう、こういうことを問いておるわけです。さらにまた、最近は非常にジュースを入れたりあるいはコーヒーを入れたりというような工合で、加工品が盛んに多くなってきておる。そういうことで、それらの加工品の脂肪率は〇・五ぐらいしかない、こういうことを聞いておるわけです。そういうような加工品がどんどん出てきたり、あるいはまた白い牛乳の脂肪率が……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 本法案につきましては、私ども日本社会党といたしましては反対の意思を表明いたします。  反対の理由は、まず、この畜産物の価格安定等に関する法律は、過ぐる臨時国会の終末におきまして、会期その他の国会審議の都合によりまして、十分な審議が当時の状況としてはでき得ませんでした。したがって、本院におきましては、当時の法案につきまして九項目の附帯決議をつけたわけであります。特に、私どもは農家の再生産を保障するという、こういう立場を堅持いたしまして、衆議院のほうにおきましても、そういう立場からいたしまして、本法案につきましては賛成をして参ったわけでございました。その後、畜産物の価格安定につきまし……

第40回国会 農林水産委員会 第30号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 それでは、お聞きいたしますが、いただいた資料の「農業機械化関係資料」、この十二ページの「従業員数別農機具工場数の推移」という欄がありますがね、この、各、五百人以上の工場、三十五年、十七、それから百人以上三百人が四十五、三十人以上九十九人が百十五、二十人以上二十九人が七十四、合計二百三十一とありますがね。大体まあ、これは全部農機具専門の工場ですか、製造が。
【次の発言】 そうしますと、これは専門工場ですか、全部。農機具のほかに何か工作機械を作っておるのですか。
【次の発言】 この生産高は大体おわかりになるんですか。農家の持っておる資本形成はわかっていますけれどもね。

第40回国会 農林水産委員会 第31号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連。そうしますとね、局長。その三十年当時、公団の発足当時は世銀から借款をする場合に、そういう土地造成をするということだけでは借款ができ得なかった。そこで、その土地造成をして、それを活用するためにジャージーを導入していくのだと、こういうことで世銀の借款が一応成立したと、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうしますと、土地造成をして、そのために近代的な大型機械を入れるための借款に世銀を対象とした、しかしながら、ジャージーを輸入するということは、これは別問題のわけですね。そうすると、世銀から借款するときに、そういう土地の造成のための機械購入をするには貸すが、しかしながら、この日……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 この間、前の委員会の私の質問の中で、公団の赤字が累計して一億一千二百三十五万というように私が言っておるけれども、これは配られた行管のプリントが違っておりまして、一億七千二百三十五万円ですから訂正しておいてもらいたいと思います。そうですね、一億七千二百三十五万円……。  そこで行管のほうは来ているのですか。
【次の発言】 衆議院のほうの審議の状況を見ますというと、公団の赤字は何によって生じたかという問題について、農林大臣が終始機械の稼働率が非常に低かったということを言っておる。そして同時に、大規模事業を完了したあとで農林省当局にも適切な事業計画が樹立されておらなかったということで、……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 実は今国会に政府から各種法案が提出されて参りまして、私どもこの審議に際しまして農林大臣の出席を要求をして参ったわけでございますが、そのつど御多忙その他の都合のために、今日まで出席が可能でなかったということは、まことに審議の上からいって、私どもとしては遺憾な点が多かったと思うわけでございます。まあそういうことだけを申し上げておいて、それから最近の新聞の報道によりますというと、農林大臣は、北洋漁業の問題で来月早々ソ連へ出向する、こういうことも承っておりますし、そのことも確実性がある、こういうことですが、大体北洋漁業につきましては、高碕代表とソ連との間において非常に難航しておる。そうい……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 関連して質問しますがね。今度の改正案では農業経営を行なわないで、農業にかかわる共同利用施設の設置とか、あるいは農作業の共同化に関する事業のみを行なう団体も農事組合法人として資格を与えているわけですね。そうしますと、ただいまの答弁の中で、農協はまあ法律の定めるところによって農作業の共同化等を実施することができるわけです。現にやっているところがあるわけで、飼育の共同だとか、こういうようないろいろな共同施設を農協自体がやっておるわけですね。そうしますと、今度新しく出た、私が前段申し上げましたものとの調整が出てくるわけでしょう調整の問題が起こるわけですね。これは必ず問題になるわけですよ。……

第40回国会 農林水産委員会 第36号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 ちょっと関連して。経済局長、今森委員から出ておりますが、あなたは農業協同組合の本来の建前を根本に考えて御答弁なさっておるわけです。しかし、実際農協というものを見ますと、農民のほんとうに自主的な組織として組合員である農民に奉仕の考え方でもって運営しているものと、現実には組合の経営安定に主を置いているという、こう二つありゃしないかと思うわけですよ。ですから、本来の建前だけで問題が将来ないとは言えないと思うんですね。むしろ、農協が経営安定のほうへ第一の目的を置いてやっているところは、必ず将来私は農事組合との間に摩擦が生じてくるという場合が考えられるわけです。これを私は森先生が盛んに聞い……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私は日本社会党を代表いたしまして、議題になっております農地法の一部を改正する法律案並びに農業協同組合法の一部を改正する法律案に対しまして反対の意見を申し述べたいと思います。  今回の改正案は、農地法の基本原則に沿いつつ、自立農家の育成、協農化の促進をはかり、また農業従事者の転職を容易ならしめるように農地の流動化を確保するものであるということを明らかにしておりますが、農地法の原則とはどんなものであろうかという点があるわけでございます。農地は、その耕作者みずからが所有することを最も適当であると認めて、耕作者の農地の取得を促進し、その権利を保護する、こういうように農地法というものは述べ……

第40回国会 予算委員会 第20号(1962/03/26、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 まず農林大臣にお伺いいたしますけれども、農業構造の改善の問題について、実は農林水産委員会でこの問題を小笠原委員初めその他の委員から質問されたのでありますけれども、たまたま大臣の出席がないので、予算委員会の席をおかりいたしまして、あらためて質問をしたいと思う次第でございます。  そこで、前国会で成立いたしました農業基本法に対して、その考え方とかあるいはかまえというようなものの是非は別といたしまして、農業基本法は一般に農業憲法とも言われておりますけれども、この点についてのまずお考えをお聞きしたいと思うわけでございます。
【次の発言】 憲法という考え方を持つならば、当然基本法の定める各……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 風水害対策特別委員会農林水産小委員会 第1号(1959/11/28、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 先ほどの森委員の農地の復旧の問題に関連して、まだ少しわからないところがありますからお聞きしたいのですけれども、大体来年の作付までに農地を九割復旧しないと作付ができないわけです。従ってまあ市町村なり、土地改良区なりは、県当局があっせんして、その金を出してやって、あるいは九割の復旧できるようにはするけれども、問題は三、五、二の比率になっておりますから、ことしの予算ではその復旧費について三割しか金がいかないわけです。そうすると、あぜ道とかそういうところを残しても、九割復興するとすれば六割が来年残るわけです。県が信連なり、あるいは市中銀行なり、あるいは県でまあ適当にあっせんして貸してやっ……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会公聴会 第1号(1960/03/02、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 簡単にいたします。実はこれまでの国会の審議の中では、この法案が治安関係の法案であるかないかということが論議の対象になっておる。そこで、ただいま三先生の御見解を聞きますというと、北岡先生は、むしろこの法案はなまぬるい、しかしながら、警職法の百分の一ぐらいの復活である、こういうことを言っている。また次に毛利先生は、議長要請ということは、必ずしも義務づけるものではないが、公安委員会に新たな責務を生じさせるものである、また警職法の改正に通ずるものである、こういうように仰せられております。また野田先生は冒頭において、これは憲法十六条、二十一条の内容に関係があるし、新聞社でも明らかにこれはデ……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 私はあとでまあ復旧の問題についてお聞きしたいことがあるのですが、官房長官の先ほどのお話では、何か途中で帰ってしまうというようなことを言っておるわけですが、終わりまでいるのですかどうですか。そうすればあと質問の際に官房長官に聞きたいことがあるのです。
【次の発言】 官房長官に対する関連質問なら自席でやって下さい。
【次の発言】 私の質問する点については重複している点がございますし、先ほど羽生委員あるいはまた田中委員の方から質問申し上げておりますからきわめて簡単に申し上げたいと思います。  実は臨時国会の開会の問題でありますが、すでに一昨年の伊勢湾台風のときには災害が発生すると同時に……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○安田敏雄君 お尋ねしたいことは、去る二十八日の新聞に発表されたわけですが、富士山の八合目以上の所有権をめぐって、静岡県の富士宮市の富士山本宮浅間神社が三十二年二月、国の代表機関である東海財務局を相手取って、国有境内地譲与申請不許可処分の取り消し請求を名古屋地裁へ出しておりましたが、二十七日午前十時からこの五年間にわたる判決が、これは神社に帰属さすべきだと、こういう判決が出ました。国有にしておくべき公益上特別の必要が認められない、八合目以上の全部を神社に譲与すべきだ、こういうことでございますが、これに対する今後の大蔵省当局の対策並びに厚生省あるいはまた文部省の諸対策をお聞きしたいと思うわけでご……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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