安田敏雄参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○安田敏雄君 私は、政府の提出いたしました農業基本法案に対しまして修正案を提出したいと思っております。 それは、政府提出の基本法案の第十七条の見出しにありますところの「協業の助長」という言葉を改めまして、「協業の促進」というようにすることであります。もう一つは、第十七条の条文の中にあります「国は、家族農業経営の発展、農業の生産性の向上、農業所得の確保等に資するため、生産行程についての協業を助長する方策として、」云々とありますが、この「協業の助長」を「協業の促進」に改めるという提案であります。 ただいま亀田議員から説明がありましたように、私どもはきわめて低い姿勢で、この「助長」を「促進」に改……
○安田敏雄君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております農地開発機械公団法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行ないたいと思います。 反対の討論をいたしますにあたって、本法律案を提出されました直接の責任者でありますところの河野農林大臣が、サケ・マス漁業交渉のために訪ソいたして不在でありますので、私は反対の討論をしても意味がないと思いまして、差し控えようと思いましたが、農業構造の改革が重大な課題となっている今日の農業の現状からみて、重大な責任と任務を有する農地開発機械公団の機構や業務運営があまりにも不当でありますから、国民の税金につながる問題として、国会を通じ、国民……
○安田敏雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま説明のありました農業基本法に基づく昭和三十七年度農業年次報告及び昭和三十八年度農業施策に関連して、政府の農業政策に対する方針並びに具体策について、質問を行なうものであります。 質問に入ります前に、報告と施策について少しく意見を申し上げます。 年次報告は、農業白書ともいわれるものであって、農業基本法施行後第二回目の公表であります。公表後の新聞その他の世論によれば、「農政当局のみずからの慰め」「見せかけの繁栄と白書」「達成にほど遠い農基法の課題」及び「農業政策はこれでよいのか」というように、痛烈な批判を浴びております。特に、格差縮小の問題、価格……
○安田敏雄君 私は、日本社会党を代表して、来たる六月十一日をもって有効期間を満了する日米加漁業条約について、政府の所信をただすものであります。 この漁業条約は、一九五三年すなわち昭和二十八年六月十二日の効力発生以来、来たる六月十一日をもって、十年間に及ぶ有効期間を満了するものでありますが、広大な北太平洋のサケ、マス、オヒョウ等の漁場から一方的に日本漁業を締め出したばかりでなく、その影響は、李承晩によって李ラインを正当化するために利用せられたり、日ソ漁業交渉に際してわが国の立場を弱めるなど、わが国の漁業に、はかり知れない打撃と損失をもたらしたことは、いなめないところであり、世界にもまれな不平等……
○安田敏雄君 私は、藤田進議員に続きまして、ただいま議題となっております職業安定法及び緊急失業対策法の一部を改正する法律案に対して中間報告を求めるの件に対しまして、提案者である草葉隆圓氏に対しまして、若干の質問をいたしたいと思います。 今回の動議は、前代未聞である、あるいはまた、横車を押したんだという、こういう批判を受けているのであります。縦車を押すならば、これは車はスムーズに動きますけれども、横車を動かすために、これはどうしても動かない。そこには抵抗があるということは、これはだれしも認めるところであります。特に私は、戦前のころ、あの藤森成吉氏の書いた、「何が彼女をそうさせたか」ということを……
○安田敏雄君 私は日本社会党を代表して、おもに政府提出の林業基本法案に対して質問を申し上げます。 昭和三十五年に林業の基本対策が答申せられてから、すでに足かけ五年の長きを費やし、今日ようやく基本法案が国会へ提出されたとは申せ、この間、林業をめぐる諸条件は急速に変化していることは、周知のとおりであります。政府はこれに対し、鋭意、基本対策と具体的方策を講ずべきであったにもかかわらず、怠慢というか意識的と言おうか、今日まで放置していた態度は、まことに遺憾なことであります。しかも池田内閣の大資本本位の高度経済成長政策は、林業において紙パルプ資本や大山林地主等の利益を野放しにしたままに、零細な林業従事……
○安田敏雄君 ただいま議題となりました二件について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本改正案は、同法第三条の規定によって別に法律で定めることとなっております東北自動車道、中国自動車道及び北陸自動車道の予定路線については、同法別表の基準のとおりとし、九州自動車道については、経過地のうち、日田市付近を削除すること。また、すでに決定を見ております中央自動車道の予定路線については、経過地の静岡県安倍郡井川村付近を諏訪市付近に変更しようとするものであります。 本委員会におきましては、中央道の……
○安田敏雄君 ただいま議題となりました六法案について、建設委員会における器機の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、河川法案について申し上げます。 現行の河川法は、明治二十九年の制定にかかるもので、今日まで数回の部分的改正のみで、その大宗は変更することなく、連綿と七十年の命脈を保ってきた法律であります。 昨年、第四十三国会において、現行法を廃止して新法案が衆議院に提案され、参議院におきましても、政府から提案趣旨の説明が行なわれ、これに対して、各会派から質問が行なわれたのであります。しかし、同法案は、衆議院で修正可決されましたが、本院の段階で審議未了となり、続いて策四十四国会に再提出……
○安田敏雄君 ただいま議題となりました三法案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、河川法施行法案について申し上げます。 本法案は、昨日、本院において修正議決されました河川法案を母法とし、同法の施行のために必要な経過措置を定めるとともに、関係法律の整理を行なったものであります。その大要は、新河川法施行の際、すでに現行法に基づく適用河川または準用河川は、一級河川に指定されているものを除き、二級河川になることとし、昭和四十五年三月三十一日までに施行される一級河川の改良工事に要する費用については、国が四分の三、都道府県が四分の一を負担すること等であります。 ……
○安田敏雄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 本法案は、最近の公庫の貸し付け業務の実情にかんがみ、業務の範囲を拡大しようとするものでありまして、 第一は、市街地の高度利用をはかるための施策として、従来、法人に対してだけ行なってまいりました賃貸または分譲の中高層住宅建設資金の融資を、個人に対してもできるようにしたこと、また、公庫の貸し付けを受けて建設される賃貸住宅等と一体として建設される中高層耐火建築物内の店舗、事務所等に対する貸し付けの限度を、七割五分から八割に引き上げたこと、並びに土地所有者等が中高層耐火建築物を建設……
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