このページでは松本治一郎参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○松本治一郎君 本日、ここに、諸君を代表いたしまして、前議長松野鶴平君の追悼の言葉を述べなければならないことは、私の最も悲しみとするところであります。 顧みますれば、松野鶴平君は、昭和三十一年四月、わが参議院四代目の議長に御当選以来、実に六年有余にわたってその重職を全うせられ、去る八月、議員諸君に惜しまれつつ議長の職を退かれましたことは、私どもの記憶に新たなるところであります。 同君は、昨年五月末ごろから健康がすぐれず、日本医科大学付属病院において御養生に努めておられましたが、その間も議長の重責を強く感ぜられ、病をおして病院から御登院になり、その職務遂行に渾身の努力を払われていたのでありま……
○松本治一郎君 ただいま議題となっておりまする皇室経済法施行法の一部を改正する法律案に対して質問をしたいのでありますが、きょうは質問する前に資料を要求したい。資料を要求する前に一言したいことがあるのです。 昨年の十二月二十一日、皇居で開かれた皇室経済会議で、現行の皇族の基準額年四百二十万円を四百七十万円に、現行の内廷費年五千八百万円を六千万円に今後増額することがラジオや新聞その他の報道機関等によって報ぜられるや、多くの国民の中にはまたかといわんばかり不満を込めた批判が流されているのであります。知らないのはいわゆる雲の上の人だけではないかと思います。元来、皇室に関する会議などは昔どおりの、よら……
○松本治一郎君 今説明された分は大体わかっておったんですが、けれどもわかったようなわからないような気持を持つのです。それは私一人ばかりじゃないと思う。説明しにくい面があるのではないか、内々はね。かつての総理であった芦田君が、皇室経済会議の際、私が、議長、道理が通っていないじゃないか、こう言いますると、芦田君は、松本君、ここは普通の道理の通らないところでありますと、こう言った。これが真相ですよ。別天地だと言ったのも今はそれがよくわかるように思われるのであります。去る一月二十一日の週刊新潮を読んでそれがはっきりわかるようになったのであります。宮内庁の小畑皇室経済主管と申しまして、この人は内廷費、宮……
○松本治一郎君 私は、一昨日伊藤委員から本委員会で熱心な質問があっておりまするから、重複を避けまして本筋であると思う分を若干質問というより教えてもらいたいという気持ちでお尋ねするのであります。その第一は、主権在君と主権在民との異なる点を詳細に説いてもらいたい、熱心に私たちは聞きたいのであります。
【次の発言】 説明はその程度で終わりですか。
【次の発言】 主権者が国民ですね。それで、この天皇が、昭和二十一年の十一月三日憲法公布の日に「朕は、日本国民の総意に基づいて、」「朕は」というのが公式の場で使われることはこれが終わりだと思いますがね。そうしてその次はどうなっておりますか、国民の総意によって……
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