このページでは天埜良吉参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○天埜良吉君 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となっております海運二法案に対し、賛成の討論を行なうものであります。 申すまでもなく、海運業は、基幹産業として、わが国国民経済上きわめて重要な役割をになうものでありますが、戦時補償の打ち切りなど諸般の事情によりまして、海運業の企業内容は極度に悪化し、企業基盤は著しく脆弱化し、現状のままでは、発展途上にある国民経済の要請に応じて所要船腹の整備をはかることは、きわめて困難な事情にあります。ここ二、三年来、各界におきまして、国民経済的立場から日本海運強化に関する意見がほうはいとして提唱されるに至りましたことは、まことにゆえなしとしないところであり……
○理事(天埜良吉君) どうですか、急いで……。
○天埜良吉君 今のあれは、願意妥当として、これを内閣へ取り次いでおるわけなんですね。ですから、また同じ請願が出てきたという場合には、せっかく政府が来ておるのですから、だから、そういうものについてどうなっておるか聞くということでいいのじゃないでしょうか。また、その請願の扱う場所でなくとも、そういうことがさらに、運輸省なら運輸省においてどういうふうになっておるのか、国鉄なら国鉄においてどういうふうになっておるのかということであれば、これは運輸事情の調査というときに、あらためてそれを議題にして、聞いてみたらいいじゃないか、こういうふうに思うのです。ですから、本日のところは、これはその後どうなっておる……
○天埜良吉君 木船再保険法の一部を改正する法律案の提案理由の説明の中に、保険料が特別会計において余剰を生じておるということが書かれておりますが、この木船保険で対象にしておる隻数というものはどのくらいありますか。
【次の発言】 それで、特別会計で黒字が出ているということですが、それの特別会計ができてからの経緯はどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 赤字の年度はないといいますが、どのくらいの黒字になっておるか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 これを、今度の法律改正によって、木船船主の保険料から生じたものであるから、木船船主に還元したい、こういうことですが、それもさることながら、保険料……
○天埜良吉君 この前に続いて二、三お尋ねしたいと思います。
改正案によりますと、今までの定期検査、中間検査をしておったものの一部については、随時の検査に変更していくという点がございます。これは、随時というのはどういうふうにするのですか。また、それによって非常に検査のほうの準備その他がよけいにかかるのじゃないかという点も考えられるのですが、その点はどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 今の定期検査、中間検査で今までやっているのが、随時検査になる部分があるわけなんですが、随時検査のほうがひんぱんに検査するということになるのではないでしょうか、あるいは中間検査、定期検査よりも間を置いて検査……
○天埜良吉君 港湾の中の木材の貯木の仕方ということは非常に大切なことで、最近の台風あるいは高潮の場合に、これがあばれ出して、非常な災害を起こしておるということから見て、貯木場の整備が非常な大事なことになっておるわけですが、ただいまのところわが国全体における貯木場の状況はどんなふうにできておるのでしょうか。
【次の発言】 それで、先ほどの補足説明で、従来は単独に地方債あるいは自己資本を投じてやってきたということですが、この三十七年度にはどのくらいの実績がありまして、三十八年度にはまたどのくらい、この法案が通りまして、それによってやっていこうという計画でしょうか。
○天埜良吉君 前回の補足説明でもございましたが、自動車行政の改善の方策については、昨年の三月末ごろに自動車審議会から運輸大臣に答申があったはずであります。この答申と今回の改正との関連をいま少しく詳しく御説明をいただきたい。
【次の発言】 この法律は、昨年の五月の通常国会でも改正されておりますが、今回も改正をするというわけです。大体答申に沿った改正が行なわれて、今回の改正が行なわれれば、もうこれで大体満足すべき法的整備ができるわけでありますか、その点はどうですか。
【次の発言】 そこで、前回の改正がありましてからやがて一年近くになってきているわけでございますが、前回の改正後の実施状況はどういうふ……
○天埜良吉君 港域法における港域をきめていくには、どういうふうにきめられていますか、管理者から申請が出てやるのですか、それとも運輸省のほうでそういうようなところをきめたいということでいかれるのですか、その点はどうですか。
【次の発言】 港域法によってきめられた港域内では、主としてどういうような便利といいますか、どのようなことがあるのでしょうか。
【次の発言】 日本には非常にたくさんの港がありまして、今回もかなりの数の港域の変更というようなことがあるわけですが、今後もやはりこういうように相当の数に上ってくることを考えなければならぬ。
【次の発言】 港域法による規制が、それほど端的に国民の権利義務……
○天埜良吉君 私は、自由民主党を代表しまして、ただいま議題となっております船舶職員法の一部を改正する法律案に賛成をするものであります。 わが国の海運企業は、ただいま再建すべき岐路に立っているのでありますが、この現状にかんがみ、船舶通信士の法定乗組員を航行の安全に支障を来たさない範囲におきまして諸外国並みに改めることは、まことに当を得たことであり、ことに、その適用にあたっては特例措置がとられておることによって、急激な変化による何らの支障も生じ得ないものと思われるものであります。なおまた、船舶通信士の資格に関する制度を合理化することも、この際必要なことと信ずるものでありまして、よって、私は本法案……
○理事(天埜良吉君) それでは、ただいまから委員会を開会いたします。
本日は、金丸委員長が出席できませんので、私が委員長の職務を行ないます。どうぞよろしく御協力のほどをお願いいたします。
初めに委員の異動について報告いたします。
去る四月二十六日付をもって吉武恵市君、川上為治君及び鍋島直紹君が辞任し、その補欠として井野碩哉君、野上進君及び前田佳都男君が委員に選任されました。
【次の発言】 最初に、海運業の再建整備に関する臨時措置法案及び外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を便宜一括して議題といたします……
○天埜良吉君 私は、自由民主党を代表して、海運二法案に対し賛成の意を表明するものであります。 わが国の基幹産業として、海運業は国民経済上きわめて重要な地位にあるのでありますが、戦時補償の打ち切り等の諸般の事情によりまして企業内容は極度に悪化しております。企業基盤は著しく脆弱化しておるのであります。このままでは、発展途上にある国民経済の要請に応じて所要船腹の確保をはかることはきわめて困難な事情にあります。すなわち、海運業の再建整備をはかることは喫緊の要務であると思われるのであります。 そこで、この二法案は、海運業界に対し集約再編成と徹底した合理化を要請し、政府、金融機関及び海運会社の三者が一……
○天埜良吉君 私は、各派共同提案の次のような附帯決議をつけることを提案いたします。これを朗読いたします。 政府は、観光基本法制定の精神に従い、本法に基づく諸施策の実施のために鋭意必要な法制上、財政上及び金融上の措置を講ずるとともに、行改組織の整備及び行政運営の改善に努力すべきである。 以上です。
○天埜良吉君 ただいま港則法の一部改正をする法律案の提案理由の説明を聞いたのでありますが、大体八項目ぐらいの改正するところがあるようであります。最近非常に海難事故が多いのでありますが、各項目について、そのために起こったというような例をひとつお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 第五番目にあげてある姫路港及び松山港を特定港とし、住ノ江港及び口之津港を特定港の指定からはずすということになっていますが何かこの特定港にするには一定の基準というようなものがあるのでしょうか。
【次の発言】 住ノ江港などは五百トン以上の船が今でも入っているんじゃないかと思いますが、事情は変わっておりますか。
○天埜良吉君 私は、自由民主党を代表して、本法律案に賛成の意を表するものでありますが、各派の賛同を得て、次の附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読します。 ふくそうする船舶航行の安全確保のため政府は次の諸点についてすみやかに必要な措置を講ずべきである。 一、船舶運航の現状にてらし、港湾施設の整備を促進すること。 二、港湾における信号所、通信設備、標識、巡視艇、消防艇の整備を促進するとともに、これが要員の確保をはかること。 終わります。
○政府委員(天埜良吉君) 中央更生保護審査会委員大塚今比古君は七月二十四日、同委員巣山末七君は八月十一日、それぞれ任期満了となりましたが、九月十三日付をもって大塚今比古君を再任、巣山末七君の後任として松岡武四郎君を任命いたしましたので、犯罪者予防更生法第五条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため、本件を提出いたしました。
両君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも中央更生保護審査会委員として適任であると存じます。何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認されるようお願いいたします。
【次の発言】 公安審査委員会委員長山崎佐君は九月十三日辞任いたしま……
○政府委員(天埜良吉君) 法務政務次官に就任しております天埜良吉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 この問題は非常に特異な例でございまして、先ほどからも説明を申しておりますように、非常に本人の話が変わって参りまして、そういう点で、自動的に送り返すということにはなっておりますものの、その辺の関係がまだ十分信頼できるような程度にもならないというような点もございますし、まあそういうような点を十分見きわめるまでこれは処置をするようにしていかなきゃならぬというふうに考えております。
【次の発言】 自動的になっても、それはそういうことになります。
○政府委員(天埜良吉君) 中央更生保護審査会委員尾崎士郎君は本年二月十九日死亡しましたので、その後任として藤野庄藏君を同審査会委員に任命いたしたく、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。
同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、多年山岡荘八の筆名で活躍している作家でありますので、中央更生保護審査会委員として適任であると存じます。
何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されますようお願いいたします。
【次の発言】 説明員に説明いたさせます。
○政府委員(天埜良吉君) 公安審査委員会委員廣瀬豊作君は、本年四月十二日死亡いたしましたので、その後任として櫻田武君を同審査委員会委員に任命いたしたく、公安審査委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、公安審査委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されますようお願いいたします。
○政府委員(天埜良吉君) ただいま大蔵大臣がお話しになりましたように、法務省といたしましても、過去の三十四年、三十五年のおおむね平均人員を予定して、これを昭和三十七年度における定年退職該当者数に加算して見込んだのでありましたが、しかしながら、三十七年度におきましては、当初の予想に反して、普通退職希望者のみならず、勧奨退職の希望が多く、特に高額所得者の多かったことなどによりまして、成立予算に不足を生ずるようになりましたので、この関係で約四億四千八百万円というような予備費の使用になったのでございます。 退職者の職種はどんなのが多いかと申しますと、刑務官と申しますか、矯正関係が最も多く、これに次い……
○政府委員(天埜良吉君) 公安調査ということについては非常に重要な意義があるのでありまして、これに対して不全を期していきたいということはわれわれの念願しているところであります。
ただ、その公費について非常にいかがわしいところがあるように思うというようなお話でございまでが、これについては、われわれとしては極力公正な妥当な行使によって公安調査の能率を上げていきたいというふうに念願をして努力をいたす覚悟でございます。
【次の発言】 話はよくお聞きしておらなかったのでございますが、どういうふうな事実がございますか、その点もよく確かめた上でいろいろ調査をしてみたいというふうに考えております。
○政府委員(天埜良吉君) ただいま議題となりました不動産登記法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。 この法律案の趣旨は、不動産登記事務の適正迅速な処理をはかるために、不動産登記法の一部を改正して登記手続を合理化及び簡素化することにあるのでありますが、そのおもな内容を申し上げますと、 第一点は、抵当権その他の担保権の登記手続を合理化及び簡素化することであります。しかして、 その第一は、抵当権その他の担保権の登記において現在登記事項とされております元本及び利息に関する弁済期の定めの登記は、その実益がきわめて乏しいのにかかわらず、申請人及び登記所に多大の煩瑣な手数を……
○政府委員(天埜良吉君) 売春防止法を改正すべきであるという意見がございますし、法務省当局といたしましては、事務当局にも売春防止法の運用の実態をよく把握するように、そして規定の不備、欠陥等についてはよく検討するようにと言ってあるのでございます。わが国の売春防止法というのは、各国の立法例と比較いたしてみましてもきわめてすぐれた立法に属するものでございまして、また、その基調とする廃娼主義というのは国際条約の理念にも合致するものでございます。これを改正するということにつきましては慎重な態度で臨むべきであるというふうに考えておるところでございます。
○政府委員(天埜良吉君) 人権擁護については、法務省としては特に力を入れておりまして、予算その他についても十分に拡充をしていきたいというふうに考えております。しかし、本件につきましては、いま慎重に調査をしておる段階でありまして、慎重に調査をした上すみやかに結論を出して公平な裁定をしたいというふうに考えております。
【次の発言】 先ほども申し上げましたが、本件についてはただいま慎重に調査をしている段階でございます。慎重に調査をいたしまして、なるべくすみやかに結論を出して、公平な裁定をしたいというふうに考えております。
【次の発言】 前にも申しましたように、人権擁護ということについてはきわめて重大……
○政府委員(天埜良吉君) お話しのとおり、各省庁緊密な連絡をとらなければ実効があがらないことは、仰せのとおりでございます。法務省といたしましては、常に連絡をとっておりまして、たとえば警察庁と連絡をとるとかいうようなふうにして実効をあげるべく努力をいたしております。
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