渡辺勘吉 参議院議員
7期国会発言一覧

渡辺勘吉[参]在籍期 : 6期-| 7期|
渡辺勘吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渡辺勘吉参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

渡辺勘吉[参]本会議発言(全期間)
6期-| 7期|
第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 参議院本会議 第12号(1965/12/09、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 私は、ただいま、大和、稲葉、久保、亀田、横川の五議員によって提案されました重宗議長不信任決議案の提案の説明に対して、以下若干のお尋ねをいたしたいと思います。  まず、第一に、条約の承認権を有する国会の議長としての重宗議長の態度は、いかなるものであるべきか。また、重宗議長は、従来の言動からして、真に議長の重責に値するものであるやいなやについて、提案者稲葉議員にまずお尋ねをいたしたいのであります。一九五九年十二月十六日、砂川事件に対する最高裁の判決は、安保条約の違憲性について判定することを避けて、「本件安全保障条約は、主権国としてのわが国の存立の基礎にきわめて重大な関係を持つ高度の政……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 参議院本会議 第9号(1966/02/02、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 私は、日本社会党を代表し、政府の所信演説に関し、総理並びに関係大臣に対し、農業並びに社会保障問題等を中心に、若干の質問をいたさんとするものであります。  わが国経済は、高度経済成長下、第三期症状の経済不況の中でも、卸売り物価は下がらず、消費者物価は天井なしに騰貴する主要原因の一つに、私は、わが国農業生産の停滞と食糧供給の不安定にありと指摘せざるを得ない。これは農業の構造的矛盾たるにとどまらず、高度経済成長政策がこの段階で遭遇した矛盾であり、その根源は、独占寡占資本にのみ奉仕するわが国政治経済構造の矛盾につながる構造的危機に、いまや直面していると断ぜざるを得ないが、総理のこの点に関……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 参議院本会議 第8号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる農業白書について、政府に若干の質問をいたします。  わが国の資本主義が、農業、中小企業等を踏み台にして成長を続け、今日においても、政府の独占資本に奉仕する政策によって、低生産性部門の著しい立ちおくれや物価の上昇を招くなど、構造的矛盾が拡大する一方であります。農業白書に示された農業の動向は、このことを如実に反映して、暗い面ばかりがいやおうなしに国民に映し出されます。所得格差是正、生産性向上という農業基本法の目標は、比較生産性で見ましても、また一人当たり家計費で見ても、ほとんど改善されておりません。年率二・五%で伸びている農業……

渡辺勘吉[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

渡辺勘吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 議院運営委員会 第5号(1965/08/03、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。官房長官や総裁の答弁を聞いていると、非常にどうも「ふ」に落ちないので、関連して一、二お伺いしますが、たとえば、小林章君の前の勤務地であった仙台地方局、ここが特に力を入れて、前の局長、現在の職員部長の山口方夫なるものがトップになって、仙台地方局の局内に選挙対策委員会のようなものを設置している。そしてこれには、行動力のある部長、部長代理クラスが中核分子になって、局内各部、工場、病院などで構成されている。しかも、選対委員会の中で特に活発に動いたのは、調達部、生産部、販売部とこういうことが、るる――これは仙台地方局でありますから、宮城県警の参議院選挙取締本部の添間英治捜査二課長の談……

第49回国会 議院運営委員会 第6号(1965/08/04、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。私は、きのう委員会が休憩になってから、秘密理事会ということで、引き下がっておったのですが、きのうはその後再開に至らず、けさ再開されたんです。まず私は、関連して伺う前に、ふしぎに思いますのは、きのうあれだけ具体的に――専売公社としてこれだけの大きな法律違反を犯している事態について、具体的に専売公社として掌握した資料を、納得のいくものを出してもらいたいということを言うておいたはずであります。そのうちの一つの例として、山口支局の文書収受簿の証拠隠滅、出張命令簿の焼却という、刑法百四条の証拠隠滅がなされて、これでまた大量の検挙者を出している、それを専売公社としてどう確認をされている……

第49回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1965/09/10、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 去年十一月に、国有鉄道基本問題懇談会から意見書が出て、国鉄運賃の値上げということを中心とする問題が世論をにぎわし、一般消費者大衆をはなはだしく刺激をいたしております。この意見書を見ますと、運賃収入の要増加率というものを二六%に見ておりますけれども、新聞報道等によりますと、国鉄当局は、本年に入ってから、経済不況、あるいはベースアップというようなその後の事情から、この意見書をさらに上回る少なくとも三〇%以上に引き上げたいという意向が新聞等通じて世間に流布されておるようであります。またこれを、公共料金を直接所管する藤山経済企画庁長官の新聞発表を通じての意見を見ますと、少なくとも政府管掌……

第49回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1965/10/04、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 第三班の調査結果を報告いたします。  第三班は、仲原委員長、青田委員及び私の三名をもって編成され、それに星野調査員が同行し、八月十七日から同二十二日まで六日間にわたりまして、左記の調査目的をもって、鳥取及び兵庫の順で両県へ行ってまいりました。すなわち、農林漁業の実情、特に酪農、肉牛、養鶏並びに鳥取県における果樹農業と兵庫県における都市近郊農業その他についてであります。  鳥取県における日程は、境港市、県営大山放牧場、県立種畜場、東伯郡赤碕町安田地区と八頭群河原町の構造改善事業、赤碕町果実協同組合と東郷町果実協同組合の共同選果場、東伯町伯耆酪農協同組合、北条町砂丘畑地と湖山砂丘畑地……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第8号(1965/12/02、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 具体的にお尋ねをすることにしますが、漁業協定の第一条に、「両締約国は、それぞれの締約国が自国の沿岸の基線から測定して十二海里までの水域を自国が漁業に関して排他的管轄権を行使する水域として設定する権利を有することを相互に認める。ただし、一方の締約国がこの漁業に関する水域の設定に際し直線基線を使用する場合には、その直線基線は、他方の締約国と協議の上決定するものとする。」――第一条の第一項にそうあるわけですが、まず、外務大臣に伺いますが、このいわゆる専管水域、この際に直線基線というのがあるわけですね。この直線基線の問題については、一九五八年の海洋法会議にわが国からも出席して、そうしてこ……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第9号(1965/12/03、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。農林大臣に伺いますが、問題処理の前進の手段の方法として、竹島を専管水域に設定するというただいまの中村委員の質問に対して、あなたはつつしんでその意を体すという意味の答弁があったのですが、この関連する水域の設定、法律に基づく政令が準備されていると思うのですが、現在ではどういう構想がこの政令の案になっているか、まず、それを伺います。  第二点は、もしも、その案に竹島の水域設定の問題が取り上げられていないとしたならば、この問題を積極的に解決する手段の大きな手がかりとして、いまの意見のように、今回の政令にもこれを盛る意思があっての御発言のように、前向きに理解したのですが、第一点と第二……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 農林水産委員会 第2号(1965/12/27、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 若干の資料要求をします。  昨年の九月に、臨時行政調査会で各般にわたる行政についての意見を出しておりますが、その中で、現在提案されておる二つの法案に関係のある部分について、抜粋して資料として御提出をお願いしたい。  それは第一は、行政機構の統廃合に関する意見、この中に蚕糸局その他のものが意見として出ております。その部分だけでけっこうですから、抜粋をした資料の提出を第一。  次は、同じく臨時行政調査会で、公社、公団等の改革に関する意見で、この蚕繭事業団について触れております。そういう関係のある部分を抜粋した資料、第二点。  それから、この蚕繭事業団、従来のこれの役員の氏名、経歴、現……

第51回国会 農林水産委員会 第3号(1965/12/28、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。  どうも人ごとのような答弁で、私はきわめて不満であります。大体いまをときめく福田大蔵大臣が、かつて農林大臣のときに、「さらに、いきさつから申しますと、これも、私、十億円を追加するということを考えております。その時期、方法等につきましては、一般財政との関係もあり、その必要とする時期のタイミングも考えてやりますが、これはもう予定の計画というふうに考えておる次第でございまして、これを増資する方向において整備拡充して将来に備えたい、こういう考えでおります。」ということを、三十四年十二月八日の衆議院の農林水産委員会で明確に農林大臣が答弁をしておる。しかも、その時期とはいつか、タイミ……

第51回国会 農林水産委員会 第6号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 わが国の農業は、現在、非常に重苦しい幾多の課題をになって、農業基本法が制定されましてからただいままで五カ年の歳月をけみしたわけであります。基本法制定前後のあのバラ色の農業というものは、いま農村のどこにも見受けられない実態である。日本農業が曲がりかどに立ったといわれてから、すでに久しいのであります。毎年毎年曲がりかどを曲がり曲がって、もはや袋小路に追い詰められた実態であると言わざるを得ないのであります。しかし、大臣はそうではないと、いろいろな、ダークエモーションの中にも明かるい面もあるということを、あるいは指摘されるでありましょうが、現に農村の若者たちは農村を捨て、米づくりは停滞し……

第51回国会 農林水産委員会 第7号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。私はこの点はやはり明確にすべきだと思うのは、韓国の国会でこの問題を李農林部長官が明らかにしている点は、これらの日本からの経済協力をかちとった前提に立って、これは去年の国会でありますから、今後三年の間に日本の漁業に追いつき、三年を経過すれば日本漁業を追い越すということを言うておる。なお、国会に韓国で出しておる漁業白書とでも称すべきものを見ますと、たとえば一例を言えば、ノリの日本に対する輸出は、従来の一つの為替規制のワクをこえて、年間五億枚というものを日本に輸出することを強くこれは意欲的なものとして出しておる。アジ、サバの世界における消費市場は日本が中心であるから、これをまた日……

第51回国会 農林水産委員会 第8号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 ちょっと関連して大臣に伺いますが、いまの林野庁長官の御答弁によりますと、従来原野であったものが山林に変わっている。また、畜産局長の答弁の中には、山林であったものが放牧適地として、これはまたそういう理解のしかたがあるということでありますが、聞いておると、それなりにわかる気はいたすのでありますが、そういうふうに基本的に地目が変換されたのですか。  それから、私は大臣にもしばしばお伺いしておるのでありますが、こういうことも間々あり得るので、もっとこれは、単に農林大臣というようなことではなしに、閣僚の一員としてお尋ねしたいのは、国土を高度に利用するというために、もっと調査費を投入して、国……

第51回国会 農林水産委員会 第9号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 委員長、ちょっとその前に、きょう始まる前に当然きのう要求した資料が出るものと期待したのですが、その後出ないからただすのですが、森林面積はいまの冒頭の答弁等を確認した内容で、これは資料の提出は必要がないということは、私も質疑を聞いて理解しましたが、きのう私が中村委員の発言に関連して、従来自然退職が毎年一千人ある、新規採用についてはわからぬという、きわめて無責任な答弁に終始したことに基づいて、しからば過去の実績をひとつ出してほしい、自然退職が一千人であるかどうか、新規採用は一体どうなのか、並びに四十一年度の計画を出してもらいたいということを言うたはずです。きょうの委員会に先立ってそう……

第51回国会 農林水産委員会 第11号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 これは来週火曜日までに出していただけるかな。
【次の発言】 関連して一つ大臣に伺いますが、これは政府委員の答弁では、調査をしてそのデータによって融資条件も前向きに考えるという意味のうまい答弁なんですけれども、きのうも後藤政務次官が答弁されたように、私はもうそういう調査の段階ではないと思う。というのは、内閣におけるところの経済審議会で三十九年に答申している中にも、同じ農業でも劣悪な立地条件にある地帯に対しては融資の率、あるいは償還期限の延長等は地域の実態を踏まえて特別に考慮しなければならぬということが答申してあるわけです。これは大きなやはり日本農政の政策課題であると思う。だからそう……

第51回国会 農林水産委員会 第12号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 国有林経営の問題につきましては、すでに本委員会においてもしばしば質疑を通じてきた経過があるわけでありますが、この際、大臣としての責任ある答弁を承りたい。  国有林経営のあり方については、政府におきましては、中央森林審議会から出された答申について、これを尊重し、具体化について目下検討中であるという言明にとどまっております。しかしながら、この問題は、国有林野事業の今後の方向いかんによって、多くの労働者、地域農民、木材関係中小企業者にとっては、きわめて重大な影響を持つものであります。したがって、今日、国有林野事業の民主的経営について多大の関心が寄せられている段階で、中央森林審議会の答申……

第51回国会 農林水産委員会 第14号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連して一点伺いますが、その数字の検討で、標準偏差の三倍でこれを、料率を改訂すれば、今後の再保険の機能も十分できるという、その資料はちょっといただけませんでしょうか。それをやはり、見ないと、われわれもわからぬのですが。  それから、いま森中委員が取り上げた前提について、私は大臣に、関連ですから簡単に伺いますが、結果的に出てきた十二億の、いわゆる余剰というものを元本として、それから生ずる利子所得で、中央会が新たな政府の委託を受けて事業をやるというのだが、これは一体、こんな一億足らずの金で、そういう所期の目的が達成すると、私は思わぬのです。もっとやはり、一般会計からこういう海難救助そ……

第51回国会 農林水産委員会 第15号(1966/04/01、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 いま、大臣の答弁の中に、まず、米については、ここ二、三年とおっしゃったと思いますが、生産が多少減少ぎみであると、その原因はともかくとしてということで、次のお話に移られたようでありまするが、私は、米なら米の食糧の自給度を維持すると、向上というところまでは明らかに理解しがたい従来の大臣の答弁でありましたが、かりに維持するということにおきましても、なぜこれが減少したかという理由をもとより大臣は明らかに踏まえておられると思うのでありますから、その減少の理由というものをいかように分析し、その現状認識の上に立って具体的な施策はどういうものであるかということを、この際明らかにしていただきたいの……

第51回国会 農林水産委員会 第16号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案に関連して、資料の提出を求めます。順序不同でありますが、いわゆる畜安法で、四月一日に指定食肉にかかる豚の枝肉の安定上位価格、安定下位価格が告示されたわけでありますが、これが積算の基礎を明らかにした資料をまずお願いします。  それからまた、先月の二十五日、この委員会で大臣に私がお尋ねをして、大臣の答弁には断じて納得ができないままで打ち切りになっておりました、原料乳価格の同じく安定上位価格、安定指標価格ですか、それと保証価格、取引基準価格、それぞれが四月一日に告示されたわけでありますが、この告示をした価格の積算内容を詳細に内訳をつけ……

第51回国会 農林水産委員会 第19号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 私、いただいた資料で、わからぬ点を関連して伺うのですが、屠殺の資料の中で、乳牛の屠殺が、三十七年の成牛では十万一千頭を屠殺している。それから三十八年には十五万一千頭の乳用牛の成牛を屠殺している。それから三十九年は、ほぼ二十万頭近い乳牛を屠殺している、十九万七千五百頭。それから四十年度では、推計ではあるが、もう二十三万頭近いものが屠殺すると推定されておる。逐年乳用牛の成牛が屠殺されておるその数が累加をしておる。この事実というものをやはりどう理解するかという理解のしかたが収益性の高い、低いのいまの論議にもつながる基本的な現状の認識のこれは数字だと思うのであります。で、伺う点は、老廃の……

第51回国会 農林水産委員会 第20号(1966/04/20、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、近代化資金の中枢機関をになう農協自体について、一、二まずお伺いをいたしたいのでありますが、農業協同組合の体質改善という声が、組織の内部はもとより外部からも提起されて、かなりの年月を経過いたしておるのでありますけれども、なかなかその実態は、体質改善が十二分に行なわれていないうらみを私は感ずるわけであります。ありていに申しますと、いまの農協はさか立ちをしておる実態ではないか、購買事業というものは現実には組合員の必要な生産、あるいは生活資材を協同組織で購買するから購買事業と言っているのでありますけれども、実態は農協から組合員にこれを売り渡す販売事業……

第51回国会 農林水産委員会 第22号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 現行の乳業資金制度は、去る三十六年に公庫法附則に規定が追加されて、五カ年を限度として今日まで運用されてきたものでありますけれども、この制度が置かれた当初の趣旨は一体どういうところにあったのか。その点からまずお伺いをいたしたいわけです。
【次の発言】 政府のほうからの法律上の点はまあけっこうです。で、データを持っておると思いますから、政府から伺いたい点は、しからば一体この制度によって、現在までの施設資金の融資の実態というものは一体どうなっているのか。あわせて融資ワクが毎年五カ年間設定されたわけですが、それに対する消化は一体どうなっているのか。それから今回法律を一部改正して五カ年を延……

第51回国会 農林水産委員会 第23号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 私も一つ審議会について大臣にお尋ねしますがね。畜産局関係の審議会を一本にする、大臣としては近来珍しいはっきりした答弁をしている。私はその四つを一つにするとか、そういうことではなしに、この審議会の従来の政府の持ち方というものを基本的に反省して、顔を洗って出直すべきだということを中心として、大臣にお尋ねをしたい。鶴園委員も言ったように――これは何も鶴園委員も四本を一本に必ずしもせよというのじゃなしに、たとえば、いま具体的に問題の出ておる飼料の審議会にしても、会長が農林大臣だなんという、全くどうもあいまいな審議会の性格からして問題なわけで、要するに、審議会というものの性格は、行政庁の独……

第51回国会 農林水産委員会 第26号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 どうもいまの答弁では非常にあいまいに受け取れるのですが、従来の既存の業者がやっていたその実績が五、六千トンないし一万トン、そういう実績の範囲ということだが、それは五千トンでも実績というふうにもとれるし、一万トンでも実績というふうにとれる。一体どっちを既存の実績として考えているのかということですね。この問題の前に、いま中村委員も指摘したように、非自由化品目である牛肉の輸入ということ、そういうものが果たす役割りというのは、当然そのことによって、輸入した場合に、国内価格にかなりの影響を与えて消費者価格の高騰を規制するという意図があるはずであるのに、従来の実績と称する流通の機能の中にはそ……

第51回国会 農林水産委員会 第27号(1966/05/27、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。大臣に伺いますがね、私いままで聞いておって、非常にどうもわかりにくくなっていることが農林省の中である。というのは、いま取り上げている国有林野に働く労務者の同じ職種、同じ労働というようなものを無理にこじつけているように私は思う。しかし、答弁はなかなかもっともらしいような答弁が職員部長から出ている。これはひとつこれで、一応そういう答弁を聞いて、私は非常に不可解に思いますのは、これは大臣も記憶に新たでしょうが、酪農家の投下した労働を評価するにあたって、あなたの前任者の赤城農林大臣は、同じ原料乳地域における他産業労働者の労働賃金に、これの実態を調査して評価がえをするということを私に……

第51回国会 農林水産委員会 第28号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 資料を要求します。  公的年金制度における既裁定年金の種類別、制度別、年次別平均年金額です。まず、第一表として提出をしてほしい。で、公的年金制度でありますが、国家公務員、地方公務員それぞれの共済組合、公共企業体共済組合、私学共済、厚生年金、農林年金、この六つについて、三十六年度から四十年度までの五カ年間の退職年金、障害年金、遺族生金について、それぞれ既裁定年金の平均年金額の一覧表をまず一表として資料を提出を求めます。  次は、スライド制に関係のあることでありますが、たしか厚生省所管の社会保険審議会で厚生年金部会が持たれ、その中にまた懇談会をもってスライド制の研究会を持っておるので……

第51回国会 農林水産委員会 第29号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 最初の三年を遡及した平均が二万円と見た場合を前提として言っておるのですから、その場合に、二十年間の通算が七一・六五三%に当たると、そういう指数で、これは七割にかけて出したのだが、そういう場合を想定して農林省はどう計算したかと質問しているのです。

第51回国会 農林水産委員会 第30号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 農林年金の旧法期間に新法を適用する、そういうことについて、この際政府の見解を伺いたいのであります。私はこの二月二十四日の本委員会におきまして、この問題について昭和三十九年の農林年金法改正にあたっての附帯決議を、一体政府はどう受けとめておるかということに関連して、世界的な水準であるILO百二号条約とか、あるいは公務員の年金制度に対するマイヤース勧告等を引用いたしまして、支給率を新法並みに改定することは何ら不当なことではなくして、当然過ぎるほど当然な措置であってしかるべきであるということを強調したはずであります。ところが、今次の農林年金法の改正案には、支給率の改正は何らこの法案の中に……

第51回国会 農林水産委員会 第35号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。いまの御答弁、どうも私はよく理解できないのでありますが、と申しますのは、本委員会が昨年の十月四日に開かれております。その際に私は果樹共済についての政府の準備の進捗状況等を詳細に伺ったのでありますが、その際の政府委員の説明は、「三十八年度から果樹の試験調査を実施しておりまして、この調査が四十年度をもって、すなわち本年度をもって終わることになっております。」云々という答弁がある。そこで四十年度に調査が完了するので、四十一年度にそれを実施するかどうかということについて私がお尋ねをしておるわけであります。それに対して後藤政務次官は次のように答弁をしておる。速記録を読みますが、「説明……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 決算委員会 第閉会後10号(1966/11/17、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 冒頭に農林大臣が概況を報告したものを、資料として、再開までに提出をしてほしいと思います。委員長にお願いしておきます。

第52回国会 決算委員会 第閉会後11号(1966/11/18、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 三十八年の八月、自民党政府が、砂糖の完全自由化という、世界にもほとんど類例のない暴挙をあえてしたわけであります。基本的なこうした矛盾の上に発生した、今次共和グループ不正融資問題に関する報告書が、昨日本委員会に提出されたのでありますが、第一に、政府の甘味資源対策に確固とした一貫性がない。時々刻々に激動する自由化のあらしを受けた糖業界の動向、なすすべをほとんど知らない、朝令暮改の失政に対するきびしい自己批判がまず欠けているということを指摘せざるを得ないのであります。  第二は、金融機関の、昨日、矢山委員があるいは大森委員が従来の委員会で指摘したような数々の不正融資の実態も、政府の糖業……

第52回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1966/09/10、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 ちょっと関連して。  この業者の意向というものは、一応いまの局長の答弁で、考え方がわかったような気がするのでありますが、しかし、原料乳の不足払いの暫定法律が国会に上程される前後から、特に森永では、ばく大な費用を投じてこれに反対のPRをして、いろいろな資料を頒布しておる。その中に、原料乳に対して政府が価格に介入するということは、乳価に対して国家権力が介入することであって、私企業の自由をはばむ逆コースのものであるという意味のパンフレットを流された経緯があるわけであります。この会社の副社長は、あなた方の先輩の渡部、もとの次官が、その経営の中心を牛耳っておる。したがって、そのときの思想が……

第52回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1966/10/25、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連。どうも、いままでの経過を聞いていると、貴族の商法の代表的な態度で融資をしておるとこれは指摘せざるを得ないと思うのです。そうじゃないというなら、反論をひとつ示してもらいたい。大体、精製糖あるいはブドウ糖工業の一つの製造過程は、共通してブドウ糖の施設を精製糖に転用できる要素が全体の七割を占めておる。詳細を必要なら、図表もありますから、示してその点を明らかにしてもいいですけれども、最初からブドウ糖と精製糖はその機械設備において共通部門が七割以上占めておる。したがって、こういう一つの制度金融として臨まなければならぬ点は、かりに融資を受ける団体が善意をもってそのことに当たる場合といえ……

第52回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1966/10/26、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 昨日、私は農林大臣に対して二点をお尋ねをいたしましたが、いずれも答弁は私の質問に対しては体をなさぬわけです。すなわち、第一点は、細島甘味コンビナートの総合施設のうち果糖製造部門に対して、農林省は融資機関である農林中央金庫に対して何らかの融資依頼をいたしておるはずでありますが、その間の明確なる答弁をきょう約束をいたしたはずであります。  なお、第二点といたしましては、農林中央金庫を中心としてかなり多額のこの共和グループに対する運転資金が融資をされておるのでありますが、共和グループの中でブドウ糖を製造する製品を仕上げるまでの一貫の運転資金が適正に運営されるならばどれだけの運転資金が要……

第52回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1966/11/01、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 ちょっと次の質問の前に関連して。私は、大臣に少しはっきりした責任を明らかにしてもらいたい。国有林の交換については、申請の目的には、いま現実に高槻が問題になっているが、それが放牧地になっておる。しかし、交換したあとそれが何にされようと、その件に関する限りは規制がない。今後改めると言うけれども、従来きわめて枚挙にいとまのないほどこの交換問題についてはいわゆる黒い霧というか問題が内在しておる。私は、いやしくも国有林を管理する、その最高責任者である農林大臣は、今後はその基準を明確にし云々ということは今後の問題である。しかし、従来こういうルーズな処理をした責任は、これは免れることができない……

第52回国会 農林水産委員会 第閉会後5号(1966/11/25、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 ただいま政府から共和製糖と東洋果糖に対する各三機関の融資についての調査報告を伺いましたが、私は、この調査報告に基づきまして、従来本院の決算委員会なりあるいは当委員会で触れましたことと極力重複を避けてこれからお尋ねをいたしたいと思いますが、かなり時間の制約がありますので、質問も簡潔にいたすつもりでありますが、政府御当局あるいは参考人の御答弁も質問そのものに直接簡明にお答えになっていただきたいと、あらかじめお願いをいたしておきます。  まず、三十八年の十月一日付をもって、東洋果糖株式会社取締役社長菅貞人から、当時の食糧庁長官斎藤誠氏に対して、「ぶどう糖合理化工場建設資金融資斡旋依頼に……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/20、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 昭和四十一年の生産者米価がいわゆる政府の買い入れ価格が、最終的には佐藤総理の裁断で、百五十キログラム当たり一万七千八百七十七円に決定し、告示を見たのでありますが、総理が一万七千八百七十七円と裁断したその根拠なり、また、その金額を算出するにあたっての方式なりを、総括的にまず伺います。総理から伺います。裁断した当事者から。
【次の発言】 総理に、その裁断のそこに至らしめたことを伺ったのです。裁断はどういう根拠でそうなったのか。
【次の発言】 いま総理と農林大臣の答弁を伺いますと、必ずしも一致した見解ではないように受け取ったわけであります。総理は、指数化に三百九十円を必ずしも加算して出……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 農林水産委員会 第2号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 乳価について、特に原料乳関係の価格を中心としてお尋ねをいたしますが、最近の酪農というものを展望いたしますと、生産はきわめてその伸びが停滞をし、一方、需要は予想を上回った拡大傾向をたどっておる。したがって、国内で必要とする乳製品の不足を補うために、アメリカを中心とする諸外国の乳製品の輸入にまたなければ国内の需給の調整ができない。しかも、諸外国といえども、乳製品のストックは、その傾向は停滞の方向にある。酪農家が購入するえさの価格の値上がり等々、あらゆる角度からいって、酪農は、政府のキャッチフレーズである選択的拡大というにかかわらず、現実は崩壊寸前にあり、危機的様相をあらゆる面において……

第55回国会 農林水産委員会 第10号(1967/06/02、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 きょうは、大臣の御都合で午後二時に衆議院の本会議にとられておりますので、きわめて時間の制約がございます。したがって、きょうは、私は、あまり事務的なことではなしに、また、米価そのもの、あるいは算定方式とか、そういうことには一切触れませんで、大臣の率直な常識的な判断を中心としたお答えをいただきたいわけであります。  まず、第一に大臣にお伺いいたしたいのは、米価審議会の構成の問題について、従来、国会議員が学識経験者として農林大臣の依頼を受けて国会で選ばれてその審議会のメンバーに参画をしておったわけでありますが、これが七日の日に期限切れになるわけです。もう一週間もない。こういう差し迫った……

第55回国会 農林水産委員会 第12号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 一つだけ関連して伺いますが、森林害虫防除員千三百名のうち、専任がたったの五十人、それに対する質問に対して、あるいは林業普及指導員なり森林組合の技術員なりその他等々の動員というような意味の話もありましたけれども、私、現地でいろいろなこういう問題に取っ組んでおるなまの声を聞きますと、そういう答弁でまあいろいろ言いわけをされるようなことをやる前に、本来あるべき指導体制が、一体、いまの千二百五十名の臨時的な体制で十分であると思っておられるのかどうか。千三百名のうち、わずか五十名が専任職員で、あとは一体どういう待遇でどれだけの機能を期待しておるのか。本来的な防除の体制というものの中核体でし……

第55回国会 農林水産委員会 第13号(1967/06/09、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 少し要約してお伺いをいたしたいと思いますから、答弁も要点だけを簡潔にひとつお願いいたしたいと思います。  まず、ただいま提出をいただきました資料について、農林省の災害対策本部から七日現在の干ばつ被害状況の集計が出ておりますから、それのトータルだけでけっこうでありますから、ひとつ御説明をお願いします。
【次の発言】 もう一つ、応急対策事業の経費……。
【次の発言】 気象庁長官にお伺いしますが、短期予報、今後の一週間あるいは三週間、あるいは三ヵ月、そういうものをお伺いをいたしたいのと、時間がありませんから、まとめてお伺いしますが、最近の過去十ヵ年間を見ましても、三十三年、三十五年、三……

第55回国会 農林水産委員会 第14号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 一体、それは、何年から信憑性を問題として、その資料をいつから確実を求めて報告を提出さして、それがどうなっていますか。
【次の発言】 三十六年からとっておって、それが、いつ確実なものに修正をさせて、政府の責任で国会へ出せるような資料になってきておりますか、おりませんか。三十六年もまだだめ、三十七年もだめ、三十八年もだめ、三十九年もだめ、四十年もだめ、一切がそういうあいまいもことした実態の中にこういう法律を出しておるのですか。
【次の発言】 何もたいへん申しわけないという話じゃなくて、それはあなた方の当然の仕事の一部じゃないんですか。三十六年はこういう点で市町村の固有の補助事業につい……

第55回国会 農林水産委員会 第15号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 質問の前に、この前の委員会で要求した資料について後ほどお尋ねをする便宜上、きょう出された資料について修正をしたものを試算をしておいていただきたい。それが出次第この資料についてお尋ねをしたいということでお願いします。  それは、一の「六億円増資の場合の農業共済基金の収支見込み積算基礎について」という資料ですが、無利息欄が四十五年から多少減額になっておりますが、これは政府としてはいろいろな積算の経過があるでしょうが、それはあとでお伺いするとして、これをずっと四十五年から五十一年まで二十四億六千七百万そのものとした場合の計算がどうなるのか、収支にどう影響するのかということを、全部直した……

第55回国会 農林水産委員会 第20号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連して若干お尋ねをいたしますが、零細性という実態の中に生産性を上げていくという困難さ、これが基本的な問題の一つだろうと思うのですが、それに対して、一昨年は予備費から、本年は本会計から二億五千万の財政を投下して、大型機械を導入しておる。私、どうもしろうと的に不思議でならないのですが、こういう零細な、平均して二十アール未満の各農家の零細経営に対して、どうして生産性を高めるためにこういう大型機械がスムーズに活用されていくのかという点を疑問に思うのですが、その実態はどういうことにあるのか。これが可能であれば、また非常に明るい展望が見い出されると思うのです。その点はいかがなものでしょう。

第55回国会 農林水産委員会 第21号(1967/06/30、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 簡単に大臣にお尋ねいたします。  大臣も御承知のように、米は直接統制でありますけれども、これは予約制を内容としておるわけでありますが、その予約制のたてまえは、当時の米穀懇談会が政府に答申しておる内容からも明らかなように、作付前に価格をきめるべきであるという太い柱を政府に答申しておるわけであります。したがって、予約制を尊重される立場からいえば、当然作付前に米価を決定して、安心してその決定した価格を受けとめて農家が生産に従事をするべきものでありますけれども、この予約制がとられてから昨年までの経過を見ますと、ことしも同様でありますが、意識的にか無意識的にか、生産者米価の決定は、国会の会……

第55回国会 農林水産委員会 第27号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 関連ですから、資料抜きで簡単に申し上げますが、私の身近な岩手大学の毎年の獣医科の卒業生の就職先の動向を見ますと、あれだけ酪農なりあるいは肉畜に県是として重点を置いているにもかかわらず、地元に新卒の獣医師資格者がほとんどと言ってもいいくらい残らないで、大半は大資本の中の獣医師の受け入れ体制に就職をしており、地元のそういう条件の悪いところには来手がない、こういう実態なわけです。私は、たくさん最近の実例も持っておりますし、待遇その他の具体的なデータもありますが、そういうことを県の実態から見ますと、やはり相当思い切った獣医師に対する政府の畜産振興のさらに先駆的な大きな課題としてこれを現地……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 質疑に入る前に、私、委員長に一言、その考え方を尋ねておかなければならぬのでありますが、すでに午前中から、この委員会の持ち方について、午後一時から質疑に入るということを全体で確認したにもかかわらず、定刻にはすでに宮澤長官以下政府関係者が出席をしておる。野党も過半数が定刻に出席をしておる。しかるに、過半数を占める与党がこういう状態で、一体この委員会を、はたして委員長は今後真剣に運営の衝に当たっていく自信がありますか。
【次の発言】 先ほど長官のごあいさつにありました本委員会に対するごあいさつの中で、経済発展の長期的構想に触れられたのであります。なお、これに関連して、総合計画局長から、……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1967/09/29、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 私は、過般の国会が終わりましてからただいままで、もっぱら岩手県下のビート栽培地帯を文字どおりくまなく回って歩きました。あるいは農家の縁側で、役場の町長室で、そして農協の営農指導員に、あるいはまた県の農業改良普及員に、どの村でも、そして夜は必ずといってもいいほどビート問題に焦点をしぼった座談会を持ちまして、ビート生産農家のなまの声を率直に聞く機会を持ってただいままでまいったわけです。  その中の一、二の例を拾って申し上げますと、九戸郡に大野村という村がありますが、この村に柏木畑という部落がありまして、岩手県でもかなりビートの栽培面積の大きい農家があると聞きましたので、その農家まで行……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 農林水産委員会 第2号(1967/12/22、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 限られた時間でありますが、大臣に、二、三の点にしぼってお尋ねをいたしたいのであります。  あたかも来年度の予算編成期を目睫に控えて、いま全国の生産者農民の関心は、この編成の基本的な方針、またその具体的な内容に大きな関心を払っていることは周知のとおりであります。私はその中で特に農産物の根幹をなす米の価格を中心として若干のお尋ねをいたしたいのでありますが、いろいろ政府当局から予算編成を控えて、アドバルーンが上げられまして、また世論の抵抗によって、このアドバルーンが引き下げられ、また異なるアドバルーンが上げられておる。最近において国民の知り得た範囲の問題は、この米価のきめ方等をめぐって……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 逓信委員会 第9号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 郵政業務をスムーズに運営していく基本的なあり方は、かかって労務管理の適正化にありと私は思うのでありますが、このことについての郵政大臣の所信をまず承っておきます。
【次の発言】 労働大臣にお尋ねをいたしますが、昭和二十七年から最近時までの十七年間におきまして、公労委で受理しておりますところの不当労働行為に対する救済の申し立て件数、これが郵政が五十八件、専売が二十九件、国鉄十七件、林野十六件、電電公社五件、印刷三件、三公社五現業については、過去十七年間に百二十八件の救済の申し立てが出ておるわけであります。なお、公平委員会で受理をしておりますところの不利益処分に対する審査請求の動態を見……

第58回国会 農林水産委員会 第4号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 私は西村農林大臣とは初めての出合いですから、大臣の基本的な考え方をまずお尋ねをしたいのです。  大臣は国会における意思表示をされた場合に、それをどう受けとめられる基本的な態度であるか、そういうところをまずしかと承りたい。
【次の発言】 その根拠はどこにありますか。その発言を尊重する、意思表示を尊重するという、大臣のその所信の基本となるものはどこにありますか。
【次の発言】 それでは具体的に伺いますが、その前に、きょう本委員会に配られた乳価に関する資料、これは大臣、責任を持ってこの資料は確認をされておりますね。
【次の発言】 いや、その資料は大臣が確認をされて出されたのかどうかを伺……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1967/12/27、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。


渡辺勘吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院7期)

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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 運輸、農林水産、商工、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○渡辺勘吉君 わが日本社会党は、今回の国鉄運賃値上げには、同僚委員がすべて衆議院、参議院を通じて述べておるように絶対反対であります。  しかし政府案には、いろいろとまた問題点が内在をしております。特にまた農林水産業の立場から見ますと、幾多の矛盾点が、この提出された法案の内容には内在していると指摘せざるを得ないのであります。したがって、私は、まずこれらの疑問や矛盾点を、審議を通じて明らかにいたしたいと思うのであります。農林漁業の立場から、まずこの法案について伺いたいのでありますが、農林漁業がその産業としての性格の上からいって、他の第二次あるいは第三次産業に比べて、発展の度合いが総体的におくれてお……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

渡辺勘吉[参]在籍期 : 6期-| 7期|
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