このページでは片山武夫参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○片山武夫君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました法律案について質問をいたします。 いままで衆議院あるいは当本会議におきましていろいろ質問がされておりまして、重複している点が幾つかあるかと存じますけれども、少し変わった角度から御質問を申し上げたいと思いますので、御迷惑とは思いますが、ひとつ十分に御答弁をお願いしたいと思うのであります。 この案は、四月七日、選挙制度審議会より答申を受けましてから改正案が国会に提出されたのは六月の二十二日であります。佐藤総理は、当初、国民の要望を率直に受けとめて、しばしば、答申を尊重して――小骨大骨論が出ておりますが、小骨一本も抜かないの……
○片山武夫君 一つだけちょっとお尋ねしたいのです。
どなたか御質問になったかしれませんが、この交通安全の中で盲人対策、こういうものが考えられておるかどうかということなんです。それからそれに付随して、事故数の中に盲人の方がどのくらい含まれているか、この二つお伺いします。
【次の発言】 いまのお話わかりましたが、今度交通安全施設をするというわけでして、特に交通の量の多いところ、そういうところに対して、よく私、耳にするのですが、警鐘というのですか、ベルですか、ベルがあれば非常に便利だということをよくいわれるのですが、ベルのついている個所もあると思いますが、そういうものについての配慮をこの場合に考え……
○片山武夫君 関連。いまの先ほどからずっと御答弁聞いておりまして、いろいろ矛盾が出ておる点があるのですけれども、もう少し理解を深めるために質問したいと思います。 その一つは、いまちょっと五百七十円の算定基礎の問題について御答弁になったわけですけれども、これは確かに低いことは事実だと思います。それで、その算定基礎をもう少し明らかにしてもらいたい、比較の上において明らかにしてもらいたいことが一つ。 それから、先ほど次官がお答えになりまして、まあ低いから上げるように努力をしよう、個人的にはやりたいという御答弁があったわけですけれども、公私を問わず、低いという観点には相違はないと私は思う。近いうち……
○片山武夫君 私、今度の新潟県、石川県の水害調査の一員として、いろいろ御質問を申し上げたいわけであります。各委員からも御質問が出ておりますので、重複を避けまして一つだけ大臣にお伺いしたいことは、先ほどダム建設の問題について大臣がお答えになった内容、これをちょっと私、大いに疑問がありますので、再度確めたいと思っておりますが、現在ダム建設が経済的に功利的に行なわれております。したがって、そういうことが結果していろいろ問題が起きるかのごとき御発言があったと思うのでありますけれども、おそらくそれについては、国なり、県なり、それぞれ指導的な立場で水利あるいは治水の問題については指導を十分行なって、そして……
○片山武夫君 だいぶ長い質問が続けられております。時間もだいぶおそくなっておりますので、これから質問いたしますけれども、ひとつ簡単にイエスかノーか御答弁お願いできればけっこうだと思います。 その質問に入ります前に、今回の二十六号、二十四号の台風にあたりまして、まことにその被害をこうむられ、特になくなられた方々に対しては、心から弔意を表したいと思います。同時にまた、この災害の復旧に当たられている方々の御尽力に対して心から感謝を申し上げたいと思うのであります。 そこで質問に入ります前に、委員長にちょっとお伺いしたいわけでありますが、この本委員会がこれで正常な形で運営されておるという御認識をお持……
○片山武夫君 時間もないようです。簡単に一言お伺いしたいのです。 実は今度、問題になりました特別会計設置の問題、これは需要喚起をするために大きなウエートを持っておる、こういうふうにわれわれ考えておるのですが、現在需要者向けに重油、石油の税金の還付制度が行なわれております。あれは誤った方針であったということは、これは大臣自身もおっしゃっておられたのですが、これは四十一年度中あのままの形で続けるつもりでおられるのかどうか、これが一つです。これは大体電力向けに重油の輸入税の還付、こういった形でいま行なわれておると思うのでありますが、それは結局、重油あるいは石油を買った量に応じて還付されておる。これ……
○片山武夫君 私は、民主社会党を代表して、ただいま議題として出されましたアジア開発銀行設立に関する国内二法案に対し、賛成の立場で討論を行ないます。 まず第一に、この問題は、従来からわが国が率先して本銀行実現のために積極的な役割りを果たしてきた国際的な立場を一応是認したいと思うのであります。 第二には、アジアにおける後進諸国の経済発展は、これは一刻を急を要する問題であろうと思います。わが国の繁栄と平和はここから第一歩を踏み出すものと信じます。同時に、それらの参加国は、この銀行の発足に多大の期待を寄せており、同時に、この銀行の活動は日本の国益に合致する、かように考えるからであります。 最後に……
○片山武夫君 今回の下水道法の改正にあたりましてようやく一元化の方向がとられたわけでありますが、これに対して、この事業の補助率の問題に関係して、地方債の一元化という問題についてどういう方法がとられようとしているのか、御所見をお伺いしたい。
【次の発言】 建設委員会の調査室で出されている資料の中に、準公営企業債と特別地方債の二つに分かれておるらしい。それの一元化を要望されておったわけですけれども、それは一体どういうふうになっているのか、お伺いしたいわけです。
【次の発言】 そうすると、この建設委員会調査室で出した今後の要望みたいなものがあるのですが、この中で指摘されているのは、これは一体どういう……
○片山武夫君 時間がありませんので、簡単に質問申し上げますが、いまも御質問がありましたように、昨年の十一月から労災法適用がなくなって、今日までいろいろこの患者の方の中に問題があるようであります。すでに治癒認定者が相当いるわけでありますけれども、その方々の中に、すでに訓練に入っている方もある、あるいは、また、病院に残っている方もある。これは何らかの工作が行なわれたのか、あるいは患者自身が自発的にそういうふうに分かれる形になったのか、この辺私は非常に問題が残されておるのでありますが、これらの問題を解決しないと、これからせっかくできたこの法案も、なかなか実施にあたっていろいろ問題が起きるのではないか……
○片山武夫君 私は、資本自由化と特に物価問題との関連において、二、三質問をしたいと思います。 総理は日ごろ物価安定政策を積極的に推進するということを常々言明しております。現在大企業は生産から販売に至るまで一貫して系列化に集中する傾向が強い、かように考えておるわけであります。それが独占価格を形成する原因になっておりますし、また、独立した中小企業、こういったものを圧迫し、同時にこれが倒産にもつながるという大きな影響を与えていると思います。こういったような矛盾、悪循環、これを根本的にいかにして解決するか、基本的な決意をまず総理にお伺いしたいと存じます。
○片山武夫君 大臣にお伺いします。 今度の国鉄の経理、いろいろ決算上に出ておりますが、三十九年度から四十年度にかけて急激に赤字がふえております。さらに四十一年、四十二年赤字が累積しておるわけでありますが、四十年度の決算の際に、この原因は収入の増加率の減少とそれから経費の増加率の激増というか、そういうものによって赤字が非常にふえてきたというふうに言われておるのですけれども、その中で収入の増加率がなぜ減ったか、いわゆる予想以上に減ったということだろうと思う。なぜ減ったか、その原因についていろいろ分析されておると思うのです。これは三十九年度からこの赤字が出てきたわけでありますが、その三十九年度のこ……
○片山武夫君 医療費の問題でちょっとお伺いしたいんですが、今度の厚生省の諮問案の中の甲表の再診料についてですけれども、これは聞くところによると、何か内容的に矛盾がある点があるのだ、こういうことがいわれて、私も実は質問を受けて、ちょっとその内容を耳にしまして、非常にわからない点がありますので、一点だけお聞きしたいと思います。 それは、いわゆる甲表で基本診療料が十点というようにきめられておるようでございます。今度これが二点加算することになるわけなんですけれども、具体的な問題として、この診察を受けたときには十二点になるのだけれども、実際に処置をした場合には十点に減らされる、こういったような矛盾があ……
○片山武夫君 関連。きょう新しいまた資料が出されまして、前回見込みの累積赤字が千四十六億円、決算が九百七十八億円、こういったような数字が出されました。私もずっと今日まで厚生大臣あるいは担当の方からいろいろ今度の改正の法律案について説明を受けたわけなんでありますが、説明を聞いていればいるほど、何かこの根拠に混乱があるのではないかという印象を強めるばかりで、少しも理解の足しにならない、非常に私は残念だと思うのであります。そういう立場で、先ほど来問題になっておりました二百二十五億の国庫補助、この問題でありますが、これは医療保障なのか、あるいは保険方式なのか、これについては、これはもう見解の相違だろう……
○片山武夫君 総理に御質問をしたいわけですが、今日まで特例法について政府見解をいろいろと聞いたわけなんですが、私も冷静に聞いておりまして、いろいろ混乱していることがたいへんはっきりしたわけです。ということは、特にきょうも総理が発言せられておりますように、この暫定措置を講ずる場合、三つの柱がある。その三つの柱、特に新しい薬価負担の問題なんですが、いわゆる抜本策を考える場合に、当然この暫定措置の中でそういうことも十分考えないで処置するようなことはできない、こういう御答弁を私は記憶しております。したがいまして、当然その抜本策というものの中にこの制度の一つがすべり込んでいくということはあり得るのだとい……
○片山武夫君 先ほどからいろいろ政府委員の御答弁がありました。この前の三十八年の三井の大災害、あのときにも、大臣は直截に再びこういつたような事故は起こさないということを言われておった。今回また冒頭に、再びこのような災害は起こさないように努力する、これはもう通りことばになってしまって、事故はやっぱりこういうふうに起きておるわけです。私はそれについては、安易な気持ちで、再び……というようなことばは私は使ってもらいたくないわけです。また使うには使うだけの十分な措置が講じられなければならないと思うのです。こうした事故について、先ほどいろいろ保安についての対策等が述べられておりますが、これは述べられただ……
○片山武夫君 総理にお伺いしますが、今日までいろいろと沖繩の問題については論議がかわされております。私もまあ十分聞いたつもりなんですが、これは聞いているときは確かにお話はわかるんですが、あとで考えてみると、何か結論がないんですね、非常に私困っておるので、その点、三つお伺いしますので、簡単にひとつお答えを願いたいと思います。 それは第一の問題は、日米共同声明、まあ、この問題については相当権威のあるものだというふうに総理はおっしゃっておりますけれども、これは、私の理解するところでは、これはもう条約以上の効果を確かにあらわす場合もあれば、また政治的な意味合いを持つ場合もあり得るというふうに私は考え……
○片山武夫君 関連。私も、この耳鼻咽喉科の問題は、前回御質問申し上げたんですが、これは専門的なことで、私はしろうとでよくわからないんですが、わからないままにいろいろ矛盾を実は感じているわけなんです。この表を見せていただいたんですが、その前にある眼科の処置は、三点・三点で、「単純なもの」は前回同様。ところが、耳鼻咽喉科のほうは二点に減っている。それほどまあ違うものなのか、われわれよくわからないんですが、あんまり違わないんじゃないかと、こういう感じを持つんですが、これは点数が減ったということでだいぶ不満があるようですし、先ほど、中医協の中でいろいろ長い間審議されて出された結果だと、こういうことが言……
○片山武夫君 私はまず佐藤総理に質問したいと思いますが、質問の第一は、総理が東南アジア訪問をなさいました、それに関する問題であります。 総理は、国事多端なおりからみずからアジア諸国を歴訪され、相互理解と認識を深くした、これはたいへんけっこうなことだと思いますし、また御苦労さまであったと申し上げたいわけであります。これがただ独善になってはいけない、私はさよう思うわけであります。特に訪問された諸国が戦後処理の終わった国あるいは経済協力に相当関係の深い国が多かったと思うのであります。外務省の報ずるところによれば、総理はたいへんな歓迎を受けたということも報ぜられております。またたいへんな成果をあげて……
○片山武夫君 二つ三つ御質問申し上げたいと思います。 都市計画法案をつくるにあたりまして、私もこの法案が確かに出されている時期としては、おそいきらいがあると思うのであります。この都市計画法案の問題以前の問題が山積しているように実は私は思うのであります。まずそれは地価の問題あるいは人口問題、こういったような問題がいまだに解決されないまま、この都市計画法案がたとえば立案されても、なかなかその効果があがらないのじゃないか、こういう考えがするわけであります。特に御承知のように都心に集まってくる人は、いわゆる若年層、学校を卒業したての人が非常に多いと思う。そうしてその人は将来家庭を持つ、したがって、人……
○片山武夫君 今度核燃料加工事業の問題が出ているんですが、これと動燃事業団との関係についてちょっとお伺いをしたいと思うんです。 この動燃事業団、これは出発したばかりですから事業の内容のはっきりしないものもあるかと思うんですが、しかし、核燃料加工業というものを、それほど急速に認可していかなければならないというような事態があるのかどうかということが一つ疑問なんです。そういうことはまだおそらく委託加工程度のものじゃないかと私は思うんですが、すでに民間でも電気事業者がそれぞれ原子力発電所を建設しておりますが、燃料は全部向こう持ちということで開発されているわけですね。したがって、直接ここで加工をしてみ……
○片山武夫君 私、郵政大臣に基本的な問題の一つとして、ひとつお伺いしておきたいのですが、大臣は記者会見などにおいて、何か郵政事業の公社化、公営化こういうことについていろいろ述べておられるようですが、これはやはり郵政事業に携っておるものも非常に心配しておると思いますが、特にその具体的な構想とそのねらい、そういうものをここで発表できるならば、ひとつしていただきたい。なお、その可能性と見通し、こういうものも一言触れていただきたい、かように思います。
【次の発言】 次に、今度の四十三年度の予算の中で郵便貯金あるいは簡易保険、これは非常に大幅に目標が立てられているようです。増額されておりますけれども、こ……
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