このページでは北条浩参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○北條浩君 私は、公明党を代表いたしまして、先般の所信表明に対しまする質問を行ないます。 まず、総理の所信表明を伺っておりますと、「清潔な責任政治の確立」とか、「人間尊重の社会の建設」など、きわめて美辞麗句をもってつづられておりますが、現実とは全く遊離したものでありまして、内外の情勢容易ならざる今日、まことに慨嘆にたえないのであります。戦後二十年、時代は新しい局面を迎えようとしております。しかも、内には深刻な経済の不況をかかえ、外には南ベトナムを焦点といたしまして、アジアの戦火がまさに世界戦争への危険をはらんで燃え続けておるのであります。一国の総理といたしまして、この現状を切り開き、日本並び……
○北條浩君 ただいま議題になりました公職選挙法等の一部を改正する法律案につきまして、公明党を代表し提案の理由及びその要旨を申し上げます。 まず、公職選挙法の改正について申し上げます。 民主政治の確立は、明るく正しい選挙の執行並びに国民の政治意識の高揚とその不断の積み重ねいかんにかかると申さなければなりません。国民と政治を結ぶ最大のきずなが選挙であります以上、選挙制度は、まず国民大衆の真摯な欲求を満足させるものでなければなりません。しかるにわが国選挙界の現状は、選挙のたびごとに腐敗の度を加え、選挙は、何よりも取り締まりの対象としてのみ考えられ、国民から遊離しているばかりでなく、数々の疑惑と恐……
○北條浩君 関連。ただいままでの質問で一番基本的な問題である申告主義か職権主義かということが論議されておりますが、おっしゃることは一応わからないこともありませんけれども、むしろ問題はいままでの職権主義をここでもって申告主義に変えるのです。大きな変革であるわけです。特に最初のスタートが私は問題であると思うのです。先ほど大臣のお答えでありますと、最初につくる永久名簿というものを脱漏がないように、二重登録がないように完ぺきを期すると、こういうふうにおっしゃいますけれども、はたしてこれで具体的にはどのようになさるのか、具体的な方法を示されなければ、なるほど脱漏を防げる、ああそれならば二重登録を防げると……
○北條浩君 関連して質問したいのですが、いまの最初の、永久名簿をつくるときに短期間でおやりになるということを伺ったわけですが、その最初の永久名簿の閲覧ないし縦覧ですね、これに対してはどうなっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、ここに「政令で定めるところにより、」とありますね。具体的にはまだきまらぬわけですね、大体二週間と、いま伺いますと。要するに二週間といいますと、これはこのようないままで論議されておったような非常な変革ですね、新しく名簿ができるわけです。そうしますと、有権者としてははたして自分の名前が登録されているかどうか、これは実際に区役所なり市役所の窓口に行かなければ、これはわか……
○北條浩君 最初に、ただいま審議されております永久選挙人名簿に関しまして、私は二、三お尋ねします。 今回の改正によりますと、従来の職権主義から申告主義に、大幅に考え方が変わっているわけです。そもそも、いわゆる選挙権というのは、国民に与えられた権利であって、いわゆる名節というのは、それを確認する手段にすぎない、こう考えるわけでありますが、今回申告主義になりますと、たとえば二十歳に達しましても、申告をしないと登録をされないという、こういう考え方になるおそれがあるわけでございます。いままでの本委員会におきましても、申告主義に対して大幅に職権主義を併用するようにということは、私たち申してきたわけでご……
○北條浩君 二、三点質問いたします。
最初に、いまも問題になったんですけれども、このたび地震保険ができますと、地震による間接的火災の場合ですね、これはやっぱり問題になると思うわけです。その場合に、ただいまのお話を伺っておりますと、総合保険の場合には自動加入ですから、間接的な火災と認定された場合にはこれはどうなるのですか、その点をまず。
【次の発言】 そうしますと、現に松代では毎日ゆれているわけですね。かりにある家でこんろの不始末で火災になった。ところが、しょっちゅうゆれているわけですから、本来ならば、たとえば百万円の総合保険に加入している場合ですね、かりに地震保険がない場合には、これは百万円……
○北條浩君 私は最初に第五次審議会がそろそろ発足するように聞いておりますが、具体的にいつどういうメンバーで発足する御予定か、それを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま伺いますと、第四次審議会のメンバーはそのまま引き継いでおやりになる予定だと。わかりました。
そこで伺いたいのは、八月をもって第四次審議会が一応任期満了して、答申も出さずに終わったわけです。その間、本来ならば、こういう重要問題につきましての審議会ですから、これは当然すぐ第五次が発足してもいいように思うんですが、いままで長い間延びていたと。聞くところによりますと、矢部さん等は非常に固辞をしておられたというふうに伺っております……
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