北条浩参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○北條浩君 私は、公明党を代表いたしまして、先般の所信表明に対しまする質問を行ないます。 まず、総理の所信表明を伺っておりますと、「清潔な責任政治の確立」とか、「人間尊重の社会の建設」など、きわめて美辞麗句をもってつづられておりますが、現実とは全く遊離したものでありまして、内外の情勢容易ならざる今日、まことに慨嘆にたえないのであります。戦後二十年、時代は新しい局面を迎えようとしております。しかも、内には深刻な経済の不況をかかえ、外には南ベトナムを焦点といたしまして、アジアの戦火がまさに世界戦争への危険をはらんで燃え続けておるのであります。一国の総理といたしまして、この現状を切り開き、日本並び……
○北條浩君 私は、公明党を代表して総理並びに関係閣僚に若干の質疑を行なうものであります。 総理は、先日の施政方針演説において、「明治百年を終え、新しい百年に向かって第一歩を踏み出したわが国は、多くの分野で転換期を迎えつつある」と述べておられます。当然政治の分野にありましても大きい転換期が訪れていることを、総理みずから認められたことばと思うものであります。 昨年は、国の内外に権威の失墜が相次いで起きました。ドルの威信地に落ち、ソ連の権威昔日の面影なく、東大紛争は明治百年の旧時代に終えんを告げて、ここに新しい百年の幕があけたのであります。一方、人間がやがて月へ到着するという時代に、この地上には……
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