達田竜彦 参議院議員
7期国会発言一覧

達田竜彦[参]在籍期 : | 7期|- 8期
達田竜彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは達田竜彦参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

達田竜彦[参]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 参議院本会議 第16号(1967/06/14、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、日本社会党を代表し、ただいま報告されましたいわゆる漁業白書に対し、内閣総理大臣並びに関係大臣に若干の質問をいたしたいと存じます。  昨年九月、内閣総理大臣官房において、沿岸、沖合い、遠洋のすべての漁業について、漁業協同組合に関する世論調査を行なっておりますが、その中に、今日の漁業が今後よくなるか悪くなるかという質問がございます。これに対して、よくなると答えた者はわずかに一三・三%でありますが、悪くなると答えた者は驚くなかれ四六・二%もあり、半数に近い数字を示しているのであります。この数字が示しているように、これが現実に漁業に携わる人たちの漁業の今日と将来に対する実感でありま……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 参議院本会議 第22号(1968/05/17、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、日本社会党を代表して、今日、国民の重大な関心と大きな政治問題となっております、アメリカの原子力潜水艦ソードフィッシュ号にかかわる異常放射能事件に関して質問を行なうものであります。  すでに一部報道され、国会でもたびたび取り上げられているように、この事件は御承知のとおり、去る五月六日、佐世保港においてアメリカ原子力潜水艦ソードフィッシュ号の入港中に起こった異常放射能にかかわる事件であります。私はこの問題を本会議で取り上げるにあたり、政府に対し、強い憤りと不信を表明するものであります。(拍手)  それは、六日、佐世保における測定の結果、異常放射能が認められたにもかかわらず、政府……

達田竜彦[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

達田竜彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 建設委員会 第8号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、まず第一に、建設行政の基本施策に対しまして、大臣に、所信表明演説の中から若干質問をしたいと考えておるのであります。私、まだしろうとでございますから、できるだけ懇切丁寧に質問に答えていただきたいと考えておるわけでありますけれども、まず、大臣は所信表明演説の中で、今日の建設行政のあるべき姿として、産業、経済、文化等のすべてにわたる国民生活の基礎をつくり上げるところに建設行政の使命がある、さらに、わが国の経済はこの数年来非常に高度の成長を遂げたあまりに、建設行政はその中にあって非常に立ちおくれをしておる、さらには、経済の高度成長政策の中にあって大きなひずみが出てきておる、このひず……

第51回国会 建設委員会 第9号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 まず、質問いたしたいのでありますが、この都市開発資金の貸付けに関する法律案でありますが、さきに首都圏の整備法というものがつくられました。あるいは近畿圏の整備法もそうでありますけれども、大都市の整備というものが非常に必要であるということで進められておるわけでありますが、この首都圏ないしは近畿圏整備法の中において、今回のこの都市開発資金が計画の中でどう位置づけられ、どういう関連性を持っておるのか。整備計画の中で見てまいりますと、この近郊地帯の設置の問題であるとか、あるいは市街地内の開発区域の問題、その他いろいろ首都圏を開発するための計画が盛られておるわけでありますけれども、この計画と……

第51回国会 建設委員会 第10号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 一点だけ関連で御質問をいたしておきます。  この今回の改正で首都圏、近畿圏における工業団地の造成ですね、これを今回住宅公団に入れようと、こういうわけですね。そうしますと、これは元来法制局が、こういう住宅を建てる公団の法案に対して、これは公共施設の用地の確保、造成ということについては、この法律の中でこなすことは性格上まだ許せると思うのでありますけれども、工業団地の造成まで含める、しかも、今回の場合には、首都圏整備あるいは近畿圏の工業団地という大きな団地をつくっていくものまで今回含めるということについては、これは法の体系、法の性格からいっても非常に異論のあるところではないかという気が……

第51回国会 建設委員会 第11号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 この前の委員会で資料の提出を求めて、それでいただいたのでありますけれども、この計画によりますと、初年度の買い上げ予定地というのは、東京と大阪でおのおの一カ所が工場あと地の買い上げ予定地になっておりますが、そこで、一つは、一体これに要する費用はどのくらいになるのか。それから第二点としては、公共用地の買い上げを考えておるわけでありますけれども、この公共用地を買い上げるいわゆる大都市とは、一体どういう範囲の都市を言うのか。しかもその中で、道路、公園、緑地その他の公共施設の買い上げを具体的にどういったところを買い上げようといたしておるのか、そういう具体的な計画があればお示しをいただきたい……

第51回国会 建設委員会 第16号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 この首都圏近郊緑地保全法案でございますが、前の委員会でわが党の村田委員が質問いたしておりますけれども、なお多くの問題点のある法案でありますので、重ねて質問を行ないたいと考えております。  まず、この首都圏の今日までの整備計画あるいは実行計画、この内容について、若干まず御質問をしておきたいんでありますけれども、それは首都圏整備法において整備計画が着々と進められておるわけでありますけれども、一体この整備計画の根本になるのは、都市の過密化を防ぐための分散ということが、その基本になっているわけでありますが、今日一体首都圏整備法によって、首都圏の適正な収容人員といいますか、特に首都の収容人……

第51回国会 建設委員会 第17号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 この縦貫道路の問題ですが、本日は資料等をある意味で求めて、次の機会に重点的に質疑を進めていきたいと、こう思っております。  それでまず第一に、現在までの高速道路の概況でありますけれども、すでに名神高速道路ができておりまして、さらにまた四十三年度までには、東名あるいは中央の二つの高速道路が完工する予定になっておるようでありまして、この東名、中央の今日の計画と進捗状況、それからさらに予算規模、まずこれをお伺いをいたしておきたいと思います。
【次の発言】 それで次に名神高速道路の今日の利用状況ですね、予定と実績は一体どうなっておるのですか。特に料金収納の関係あるいは自動車等の使用種類の……

第51回国会 建設委員会 第19号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 実は本日の質問は、前回の委員会で資料の提出を求めておりまして、昨日おそく私の手元には資料が、それもごく一部ですが、一部のものだけ来たという状況であります。全体の資料がまだ整っていない段階であります。さらにまた、この資料それ自体についても、まだ一回もこまかな御説明も受けていないのでありまして、審議を進める条件としてまだ整っておりませんので、きょうは、そういう前提に立って一部の問題について御質問を申し上げておきたいと思っております。いずれ資料が整い、さらに御説明をいただいた上で、最終的に質問を締めくくってまいりたいと思っているわけであります。そういう立場で御質問申し上げますけれども、……

第51回国会 建設委員会 第20号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 二、三点質問をしておきたいのですが、この前首都圏の緑地の状態というものを実際に見てまいりまして、非常に認識するところが多かったのです。その中で二、三私が疑問に思い、感じた問題があるので、この機会に質問をしておきたいと思うのでありますが、それは、一つは、飛鳥田参考人も申し上げたように、今日の緑地の状態を考えてみると、きわめて早急に、早い機会に指定をしてそうして保全をしていくという状態をつくっていかないと、これは団地その他の問題から、完全な緑地の保存ということが困難になってくるのじゃないかという意見がありました。私も現実に見てみて、思ったよりもひどかったので、そうであろうと思うのであ……

第51回国会 建設委員会 第21号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 この流通業務市街地の整備に関する法律でありますけれども、この法律は、都市問題、とりわけ大都市あるいは過密都市の対策の一つとして私は提案されたかと思うのでありますが、今日大都市問題あるいは過密都市問題としていろいろな弊害が、問題点が論議をされ、社会問題になっておるのでありますが、まず、お尋ねをしておきたいのは、大都市問題あるいは過密都市問題の今日的な問題点、顕著な弊害、こういうものをどう考えておられるか、まずそれをお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 三十八年のこの大都市の再開発に対する答申の内容を具体的にいまからしていこう、こういう御説明でありまして、私も一回読んでみまし……

第51回国会 建設委員会 第22号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 先回に引き続いて御質問申し上げますが、前の委員会で有料高速道路の、特に今回の国土開発縦貫自動車道建設法に基づくところの道路の管理について、若干問題点を投げかけ御質問をいたしたのでありますが、その答弁の中で、道路局長の答弁でありますが、有料道路については元来建設大臣が管理責任者であるけれども、この有料期間については、道路公団が委任を受けて管理をする、そして償還が終わり、無料道路となったときに、建設大臣の一般道路と同様の管理形態に変える、こういう御説明であります。それで私は、この管理のあるべき姿として、有料であるがゆえに元来日本の道路網の幹線道路、動脈となり、あるいは鉄道にかわるべき……

第51回国会 建設委員会 第23号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 午前中に引き続いて、若干関連がありますので質問をしておきたいと思いますが、先ほど午前中の質問の中で、移転あと地の買い上げの問題について御回答がありました。そこで問題なのは、大臣の御説明ですと、都市開発資金で処置をしていきたいという御発言でありますけれども、私の認識では、都市開発資金というのは、工場あと地の買い上げ、これを大体目的にして特別会計をこさえたという認識でありますけれども、この都市開発資金でもって、一体今回の流通センター業務の移転あと地の買い上げも対象として考えておるのかどうか、明らかにしてもらいたいと思います。

第51回国会 建設委員会 第24号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 関連。この建設労働者とそれから製造業者の平均賃金の比較があればお示し願いたい。
【次の発言】 それをすぐ出してもらいたいと思うのですが、それからもう一つは、これは建設省と労働省に同時に聞きたいのですが、建設省のほうで、住宅建設のために従事する建設労働者の――これは総体的に賃金計数を出されておりますから、その場合の労賃を幾らに見ておるのか、建設省のほうからお答え願いたい。
【次の発言】 出し方として非常に不適当だと思うので、それは労賃の占める割合というのは、全体の工費の中で相当の大きなウェートを占めるわけですから、それは将来の賃金の水準の引き上げ、こういうことも考慮した基礎的な計数……

第51回国会 建設委員会 第25号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 さっきの公共性の問題について、大臣に関連の立場から質問しておきます。  御説明のように、確かに私は、公共性というのは、社会の変化によってその本質が変わるという性質をもっているということはわかるのです。そこで問題なのは、先回私は流通団地の問題の際に触れました。同時にまた緑地の整理法でございましたか、あの場合も触れたのでありますけれども、この公共性とそうして収用の拡大ということが便宜はかられているわけであります。ところが私は、確かに概念上見ていくと、社会の変化に伴って公共性が変わっていく、それに必要性を認めて公共性を拡大し、仕事をしていくという立場はわかるけれども、そのうらはらの関係……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 決算委員会 第閉会後2号(1966/08/31、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 この際、特に私は政府の基地問題、同時にまた、この付属施設に対する政府の態度についてお聞きをしたいと思います。  そこでまず、御承知だと思いますけれども、長崎県の佐世保市で御承知の米軍の名切谷住宅の移転返還の問題が最近起こってまいりまして、移転返還の問題について、佐世保市の当局をはじめ、地元から強い返還の要求が出ておるわけでありまして、今日まで防衛庁として、米軍に対してどういう折衝の経過をたどられたか、その経過と結果についてまず御答弁願いたい。
【次の発言】 そこで、この施設特別委員会の委員長ということですけれど、この委員会の決定、また委員長の通告を正式に日米間の決定としてみなして……

第52回国会 決算委員会 第閉会後4号(1966/09/02、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は原子力潜水艦の日本寄港の問題を中心にしてお尋ねをしたいと思います。  これは御承知のとおり、従来寄港のペースを見てまいりますと、三十九年以来、大体三カ月に一回あるいは二カ月に一回程度の寄港であったのでありますが、今回の寄港を見てまいりますと、一カ月に二回、しかも期間にいたしまして、大体一週間から五、六日程度というのが滞在の期間でありましたけれども、これが十二回目の寄港には一六日という長期滞在になっているのでありますが、この長期に、しかも短期間に入港しておるというこの辺の事情は一体どうなっているのか、お答えをいただきたい。


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 決算委員会 第2号(1967/03/22、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、この問題を決算委員会で取り上げることについてたいへん残念に思いますけれども、しかし、問題が日本赤十字社に関する非常に国際的な問題でもあり、しかも、日赤という崇高な国民のイメージを汚してはならないという意味でもたいへん重要な、しかも意義のある問題であろうと考えますので、この際ここで問題を指摘をいたしまして、そうしておのおのの立場から問題を解明をしていきたいと考えておるわけでありまして、関係の方々の、この際明確な見解なり態度を明らかにしていただきたいと考えておるのであります。  それで、すでに皆さんもこの問題については御承知だと思うんでありますが、新聞あるいはラジオ、報道機関等……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、航路の行政、とりわけ離島航路行政について若干質問をしておきたいのでありますが、それは、いまの離島航路では、相当整備をしなければならない問題点がたくさんあると思います。たとえば船が老朽化しておる、おそい、あるいは料金が高い、時間が非常に長くかかる、こういういろいろな問題があります。また企業によっては赤字で運航ができないというような状態があるのであります。  で、いま運輸省としてこの離島航路のこういう欠陥、隘路というものに対して、どういう整備計画というか、再建計画というのをお持ちであるのか、まず御説明を願いたいと思います。

第55回国会 決算委員会 第7号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私はこの機会に、郵政省の管理体制、とりわけ人事管理の問題についてこの機会に質問をしておきたいと思います。  それは、すでに当局でも御承知だと思いますれども、最近特に郵政の中で唯一の労働組合であります全逓信労働組合が、九州を中心に近畿その他で分裂騒動が起きております。この分裂に関係をして貯金、保険、郵便のこの郵政事業全般に大きな影響があると私ども聞いておりますけれども、一体この分裂の結果、事業にどう影響したと郵政当局は判断されているのか、まずその点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 郵便は。
【次の発言】 そこで、この分裂の原因あるいは理由、これは当局はどう判断されておるか、あ……

第55回国会 決算委員会 第8号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 実は私は道路行政についてお伺いをしたがったんでありますけれども、あす道路公団を中心とする公団関係の決算における質疑がなされるそうでありますが、大臣お見えじゃないようでございますので、私は、大臣がおられるこの機会に、道路行政は、公団関係の総裁もお見えでございませんから譲るといたしまして、この建設行政全体に対する問題点を少し指摘をして御解明をいただきたいと思っているわけであります。  そこで、まず会計検査院にお尋ねをいたしておきたいのですが、この三十八年、九年、四十年を見ますと、土木事業の中における不当事項、あるいは注意事項というのですか、指摘事項というのですか、そういうのが、特にた……

第55回国会 決算委員会 第10号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、地方公共団体の知事あるいは市長、町村長のこれらの首長の兼業、兼職の問題について、若干自治省の考え方なり方針をお伺いをしておきたいと思うのであります。  いま御承知だと思いますけれども、地方の首長の兼職あるいは兼務の問題について、たとえば地方の自治体においては、中央と同じように特殊法人的な性格を持たした公団あるいは公社あるいは公庫、その他性格的にはほぼこれらと同じようないろいろな団体がつくられておりますけれども、これにとりわけ県知事が代表者であってみたり、あるいは社長であってみたり、中心的なる役割りを果たす傾向が非常に多いのであります。いい面、悪い面、弊害等いろいろ考えられる……

第55回国会 農林水産委員会 第2号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 たいへん長い時間になっておりますので、私はポイントをしぼって御質問をしたいと思うのでありますが、それは、干拓行政が今日いろいろな問題をかかえておるようでありまするけれども、政府ではとりわけ大長崎干拓を、約三百億ないしは五百億ともいわれておりますけれども、国費を投じて干拓行政を行なう、こういう計画で今日実施をされておる段階にあるのであります。そこで、先般の委員会において、この大長崎干拓に対して、特に地元の沿岸漁業者から、干拓を中止しろ、ないしはやめろという意味での強い陳情が行なわれたのは、皆さんも御承知のとおりだと思うのであります。したがいまして、今日、そういう意味でも干拓行政の中……

第55回国会 農林水産委員会 第7号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、本日、水産行政、とりわけ沿岸漁業の問題を中心にしてお尋ねをしたいと思うのであります。  いま、水産行政の中でも重点的に政策あるいは行政として進められておるのは、資源をどうふやしていくかというような対策、それから漁場の開拓の問題、さらにまた魚介藻類をどう効率的に捕獲をしていくかというような問題で、これは不十分ではありますけれどもある程度改善あるいは改良の政策が進められ、ある意味では成果を生んでおると考えておるのであります。しかし、日本の漁業政策の中でもとりわけ沿岸漁業というものはたいへんに取り残されており、しかも経営形態そのものもたいへんおくれておる状態の中でさらに問題なのは……

第55回国会 農林水産委員会 第21号(1967/06/30、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 この蚕糸事業団法の一部改正法案でありますが、すでに本委員会でもあるいは衆議院においても大体論議が煮詰められておるわけでありまして、それでもなおかつ私は政府の答弁あるいは方針を聞いたり見たりしているわけでありますけれども、たいへん内容的に多くの問題を抱えていると理解をいたしておるのであります。特に今回出ている事業団法の一部改正というのは、価格の安定、あるいは輸出の振興ということが中心になっておりますけれども、その根底をなすものは、何といっても繭の生産体制の問題、あるいは将来の需給の見通し、あるいは輸入と輸出の均衡ということが根本的に解決をされなければ問題の基本的な解決にならないと思……

第55回国会 農林水産委員会 第22号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、ただいま提案になっております二つの法律案につきまして、特に外国人漁業の規制に関する法律案を中心にいたしまして、若干基本的な問題を御質問をしたいと考えておるわけであります。  外国人漁業の規制に関する法律案でありますけれども、今日の漁業を取り巻く諸情勢から考えてまいりまして、すでに何回も言われておりますように、今日の日本の漁業は、攻める漁業から守る漁業に方向をある程度持っていかなければならぬということは、日本漁業の今日おかれておるところの大きな問題であろうと私は考えるのであります。その意味において、今回提案されておる法律は、日本の漁業を守る立場の最初の一つの方法であろうと私は……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 決算委員会 第閉会後2号(1967/10/24、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、会計検査院制度のあり方の問題について、若干質問をしておきたいと思うのであります。  現在の会計検査院制度については、幾つかの問題点を指摘できるところでありますけれども、たとえば、今日の会計検査における検査制度と各政府機関内における部内監査との関係、あるいは国会に対する報告が出てまいっておりますけれども、 この会計検査の国会に対する報告のあり方の問題、あるいは書類検査と現地調査との関係の問題、あるいは必要的な検査対象の問題と選択的検査対象の問題等、いろいろ私は今日検討すれば相当問題点をかかえておる制度ではないかと実は考えておるのであります。とりわけ国の政府機関ないしはその他の……

第56回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1967/09/29、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 大長崎干拓の問題につきまして若干御質問を申し上げておきたいと思うのであります。  それは、先般、野知委員長以下五名が八月の二十七日から九月の二日まで長崎県並びに福岡県の農林水産業の実情を調査に参ったのでありますが、その際、ただいま陳情がございました大長崎干拓問題について、長崎県をはじめ関係の方々からいろいろ陳情やらあるいは御意見を承ってまいりましたし、また、調査団はつぶさに現地を見てまいったのであります。その結果、私どもがいままで認識しておった認識とは違った問題も出てまいっておりますし、さらに、また、干拓行政というものは一体どうなければならぬかという基本的な問題等もその中からいろ……

第56回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1967/10/24、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私いま政府のほうからの、西日本の干ばつについての農林省の災害対策本部の報告を見たわけであります。私も九州各県を見て回ったのでありますが、予想以上に災害の実情というのは甚大でございまして、また、しかも深刻であるわけです。そこで、私はひとつ、いま堀本先生のほうからも具体的な問題についていろいろ御質問があり、重複を避けたいと思いますけれども、基本的な問題としてお尋ねをしておきたいと思います。  それは、従来までの災害制度――災害のための法制度というのは、台風や風水害を中心にして災害制度というものがつくられておるように理解をいたしておるのです。今回みたいに異常な干ばつに備えて、この災害制……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、国有林野の貸し付けの問題について若干お尋ねをして、その実態と、それから法的立場を明らかにしてもらいたいと、こう考えております。  まずお尋ねしたいのは、国有林野の貸し付けで、高知の営林局管内で、農地法上の農業者でない高松の某観光業者に対して国有林を貸し付けている事実があるかないか、まずお尋ねをしておきたいと思うのであります。
【次の発言】 非常におかしいと思うのですが、これはあなたのほうですでに内部監査をやられているんですよ。その中でそういう指摘が行なわれているはずでありまして、何かいまの長官のお話ですと、この場において議員が実態をつかんでいなければそのまま逃げようという回……

第58回国会 決算委員会 第10号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、時間が非常に少なくて、きわめて簡潔に質問をしたいと思います。  いま竹田委員のほうから、郵政の労務、人事管理を基本とするいろいろの問題について開陳がなされたわけでありますけれども、私はこの際、特に業務管理の一面をとらえて、郵政のあり方について御質問をしておきたいのであります。  きょう私は、まず第一にお尋ねをいたしたいのは、郵便簡易書簡の調達についてであります。これは、まさに私は、四十一年度の会計監査の指摘にございますように、お役所仕事の典型であると考える。非常にだらしのない、権威のないやり方であると考えておるのでありますけれども、その指摘された内容によりますと、簡易書簡と……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 時間が非常に短いわけでありますから、ごくかいつまんで、まず、前回の四十三年の三月十三日に、私が当委員会で取り上げました国有林野の貸し付けの問題について、さらに質問をしておきたいと思うのであります。  まずお尋ねをしたいのは、当時の委員会の状況によりますと、観光業者に農地を貸し付けた事実はないのか、あるのかという御質問を私はしたわけでありますけれども、調査してみないとわからないという長官の御回答であったわけであります。その後調査の結果について、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この高松の屋島の観光業者に貸し付けになっておりますけれども、私も資料をいただきました。その中で……

第58回国会 社会労働委員会 第8号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私は、この法律に対して、若干政府の見解をただしておきたいと思うのであります。  いま提案の理由にございましたように、駐留軍労働者の雇用の安定の確立、さらには離職者対策の拡充強化については今日までしばしば国会でも取り上げられ、さらには唯一の労働団体でありますところの全駐留軍労働組合のほうからも雇用の安定と離職者対策については政府に対して強く要望、要請があっているところでございます。私は、今日、雇用主たる政府みずからの責任において対策ないしは措置を実施すべきであるにもかかわらず、必ずしも十分であるとは考えられないのであります。今日の現状をそういう意味においてきわめて遺憾と考えておるの……

第58回国会 農林水産委員会 第12号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○達田龍彦君 私はまず総合資金制度の問題について質問をしたいのであります。  この制度のねらいはすでに御説明がありましたように、農業経営の拡大による自立農家の育成ということを目的として総合資金制度が創設されるわけでありますけれども、たしかにねらいとしては大へん画期的な特徴のある制度であろうと思うのであります。しかし、その運用面ではまだ多くの課題や問題点が私はたくさんあると考えておるのであります。特に、この総合資金制度だけではなくて、農業金融制度全般について私は構造改善事業の裏づけとして根本的にこれを論議をし、解明をしなければならない問題がたくさんあるかと考えておるのであります。  そこで、まず……


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各種会議発言一覧(参議院7期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2022/12/18

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