このページでは松井誠参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○松井誠君 ただいま提出されました昭和四十二年度の決算について、日本社会党を代表して、総理及び関係閣僚にお尋ねいたします。 最初に、私は、決算審査のいわば前提ともいうべき二、三の問題について、質問いたしたいと存じます。 その第一は、決算審査の国政上に占める政治的比重の問題であります。世上よく、国会の財政的なコントロールは予算に始まって決算に終わる、予算と決算は車の両輪のごとし、などと言われております。政府もまた口を開けば、決算審査の重要性を強調することを忘れません。しかしながら現実には、たとえば委員会への関係閣僚、特に総理の出席率一つをとってみても、決算は予算に比すべくもなく、軽視をされて……
○松井誠君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、委員会における審議の経過と結果を報告いたします。 公害紛争処理法案は、大気の汚染、水質の汚濁、騒音、振動、地盤の沈下及び悪臭を原因とする公害紛争の処理を目的として、和解の仲介、調停、及び仲裁による行政上の紛争処理制度を設けるものでありまして、中央に公害審査委員会、地方に公害審査会の各処理機構を設置するほか、広く公害の苦情にも対処するために、公害苦情相談員を設置することを定めるものであります。 なお、本法律案は、衆議院において、中央公害審査委員会の事務を処理するための同事務局を設置すること等の修正が行なわれております。
○理事(松井誠君) 本日はこれにて散会いたします。 午後一時散会
○理事(松井誠君) それではこの程度にし、午後一時二十分再開いたします。 それでは暫時休憩いたします。 午後零時四十二分休憩
○理事(松井誠君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題といたします。
御質疑のある方は、順次御発議願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 速記始めてください。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 午前はこの程度とし、二時に再開いたします。
それでは暫時休憩いたします。
午後一時十三分休憩
○理事(松井誠君) 委員会を再会いたします。
質疑を続行いたします。
【次の発言】 速記をめとて下さい。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 午後は二時四十分再開いたします。
それでは暫時休憩いたします。
午後一時五十八分休憩
○理事(松井誠君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、渡辺武君が辞任され、その補欠として岩間正男君が選任されました。
【次の発言】 国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題といたします。
御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
○理事(松井誠君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、上林繁次郎君が辞任され、その補欠として、二宮文造君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が一人欠けておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に佐藤隆君を指名いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件につきましておはかりいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査の……
○理事(松井誠君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、渡辺武君が辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度決算外二件を議題とし、総括質疑を続行いたします。
御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 午前はこの程度とし、午後は一時から再開いたします。
それでは休憩いたします。
午前十一時五十九分休憩
○松井誠君 私は、いささか旧聞に属する事柄ではあるのでございますけれども、新潟県の長岡駅を中心として起こりました団体旅行の募集をめぐる、あえて言えば不正事件、そのことを中心に少しお伺いをしたいと思います。 あまりゆっくりした時間がないようでありますから、簡潔なお答えをお願いいたしたいと思うのでありますが、最初に、国鉄では旅客による収入、特に団体旅客による収入というようなものについて、全国の支社なり鉄道局なりごとに割り当てといいますか、何か達成目標といいますか、そういうものを毎年度の初めなら初めに割り当てるというようなことをやっておるのでしょうか。
○松井誠君 私も地すべり対策一般についていろいろお伺いをしたいと思います。 今度の新潟の広神村のあの惨事をきっかけにして、だいぶ地すべりというものに対する認識が改められたかと思いますけれども、私はこの災害対策の基本というものはもう言うまでもなく防災にあるわけでありますけれども、 防災という点から見て、地すべりというのは非常にやっかいな現象のように、少なくともいままでの経過を見る限りは思うわけであります。今度の広神村にしても、現実に地すべりが起こった地域は、砂防法の上での指定はあるけれども、地すべりの指定はなかった。あるいはまあことし起きた新潟県下の地すべり例だけを取り上げてみましても、たとえ……
○委員長(松井誠君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび皆さまの御推挙によりまして、委員長の重責をになうことになりましたことは、まことに光栄に存ずるところでございます。 新石炭政策も、これまでの皆さまの御努力により、ようやく実施の運びとなったわけでありますが、四千億の国費を投じてのこの新石炭政策が効率的に遂行され、わが国石炭産業の経営の安定、石炭産業労働者の福祉をもたらすことができるかどうかは、国民の重大なる関心事であろうと存じます。幸いにして、本委員会には石炭問題について深い御造詣と熱意をお持ちの方々がそろっておられます。皆さまのあたたかい御支援と御協力を賜わりまして、ふな……
○委員長(松井誠君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。
当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、住友歌志内鉱のガス突出事故による災害の状況について派遣委員から報告を聴取いたします。川上君。
【次の発言】 ただいまの派遣委員の報告に関連して、住友歌志内鉱の災害のその後の状況について、橋本鉱山保安局長から報告を聴取いたします。橋本鉱山保安局長。
【次の発言】 続いて、さる五月二十八日北炭夕張鉱で発生した落盤事故について、政府側から報告を聴取いたします。橋本鉱山保安局長。
【次の発言】 ただいまの住友歌志内鉱の災害に関する派遣委員及び政府委員の報告、並びに北炭夕……
○委員長(松井誠君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。
当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
○松井誠君 私は、いま問題になっておりますSDRに関連をして、幾つかの疑問をただしたいと思うわけであります。
最初に、大臣はゆうべ外国からお帰りになったばかりだそうでありますが、新聞の伝えるところによりますと、シドニーでアメリカのケネディ財務長官とSDRの問題について話し合ったということが伝えられていますが、その内容はどういうことですか。
【次の発言】 いまお話しのように、SDRの発動が急がれる状態にある。それで、急がれる状態にあるというのは、どういう理由ですか。
【次の発言】 いまのお話に二つの問題があったと思うんですね。一つは、SDRが必要だ、新しい準備資産が必要だという理由としては、ま……
○松井誠君 いま議題になりました法律案について、これからお尋ねをいたしたいと思います。 これは、衆議院の大蔵委員会や地方行政委員会、あるいは参議院地方行政委員会と、いろいろと審議をされておるわけでありますが、その審議の過程でむしろまた問題がたくさん出てきておるような気がするわけです。ですから、私はお聞きをしたいのは、主としていままで衆参両院のそれぞれの委員会で御答弁をいただいた方に御出席を願ってお尋ねをしたいと思っておったのでありますが、自治大臣も自治省の財政局長もなかなかゆっくりした時間がこちらにはないようでございまして、そういう意味で順序立った質問になるかどうかわからないんですが、そうい……
○松井誠君 最初に二点につきまして新井先生と須貝先生にお尋ねをしたいと思います。 一点は、先ほど西尾参考人からもちょっと触れられましたけれども、争点主義か総額主義かという問題であります。この問題は、きのうもこの委員会でちょっと問題になったのでありますが、政府はいままではともかく総額主義ということでありましたが、きのうのお話ですと、検討してから答弁をするということになったのですが、実質的な変更があるかどうかわかりませんけれども、この点について、先ほど、新井先生のほうからも、今度の前進的な側面の一つとして、理由を書かなければならぬのがふえたとか、あるいは答弁書を出さなければならぬということにされ……
○松井誠君 私は主として法律的な疑問をただしたいと思うのでありますが、最初の二、三点は主として大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 この通則法の改正案を全体として見てみますと、たとえば、異議の申し立ての期間を延長したとか、あるいは更正の請求の期間を延長したとかというそれだけを切り離して考えても、問題なく納税者の利益になる、そういう改正が含まれておるとともに、新しい審判機関をつくったというこのことをどう評価をするかという問題が実はあるわけでありますが、私は、結論を言えば、新しい審査請求の機関、それはいろいろ言われておりますけれども、全然私らとしては評価をしない。そういうことで、何がしかの前進的……
○松井誠君 前回に引き続いて、政策論議はあとで同僚の委員からあると思いますので、主として法律的な点から質問を続けたいと思います。名委員長のおかげで、今度はゆっくり時間ができましたので、このあいだ時間の関係で飛ばした点を最初に数点をお伺いしたいと思います。 このあいだ、七十五条の二項に関連をして、いままで審査請求という手続をとるはずのものが今度は異議の申し立てに変わった、相手を間違えたときの救済という点をお尋ねしたんですが、さて、今度は異議の申し立てになってからあとのことでありますけれども、異議の申し立てをして三カ月を経過しても決定がないときには審査請求ができるというのは七十五条の五項、そして……
○委員長(松井誠君) 一言ごあいさつを申し上げます。
このたび皆さまの御推挙により、委員長の職務を行なうことになり、職責の重きを痛感しております。皆さまのあたたかい御支援と御協力をいただきまして、委員会の円満なる運営をはかり、石炭産業のために最善の努力を尽くしてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に鬼丸勝之君、川……
○委員長(松井誠君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。
諸般の事情により、継続調査要求についておはかりいたします。
当面の石炭対策樹立に関する調査については、閉会の場合もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成及び提出の時期等については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松井誠君) 一言ごあいさつを申し上げます。
このたび皆さま方の御推挙によりまして、委員長の職務を行なうことになり、職責の重きを痛感しております。皆さまのあたたかい御支援と御協力をいただきまして、委員会の円満な運営をはかりながら、公害対策を積極的に推進させるために最善の努力を尽くしてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。
本特別委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(松井誠君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について報告いたします。 去る一月二十二日、菅野儀作君が辞任され、その補欠として鬼丸勝之君が選任されました。 同月二十三日、阿具根登君及び大矢正君が辞任され、その補欠として田中寿美子君及び加藤シヅエ君が選任されました。 二月十三日、小柳勇君が辞任され、その補欠として亀田得治君が選任されました。 同月十四日、佐藤一郎君及び土屋義彦君が辞任され、その補欠として奥村悦造君及び川上為治君が選任されました。 同月十七日、山内一郎君が辞任され、その補欠として中津井真君が選任されました。 また、同月十八日、……
○委員長(松井誠君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
本日の委員会に、参考人として、公害防止事業団理事長原文兵衛君の出席を求め、その意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公害対策樹立に関する調査を行ないます。
昭和四十五年度公害対策関係予算について、関係各省から説明を聴取いたします。
まず、総理府から説明を求めます。野村参事官。
【次の発言】 経済企画庁西川参事官。
○委員長(松井誠君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。去る三月二十六日大谷贇雄君が委員を辞任され、その補欠として山本敬三郎君が選任されました。
【次の発言】 公害対策樹立に関する調査を議題とし、大気汚染及び水質保全に関する件について質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
質疑の途中ですが、これから公害紛争処理法案(閣法第一八号)、公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第二〇号)、公害紛争処理法案(衆第五号)、以上三案を一括して議題と……
○委員長(松井誠君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨二十三日、河田賢治君が委員を辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任されました。
【次の発言】 公害紛争処理法案(閣法第一八号)、公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第二〇号)、以上、いずれも衆議院送付、公害紛争処理法案(衆第五号、予備審査)、以上三案を一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
○委員長(松井誠君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。
公害紛争処理法案(閣法第一八号)、公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第二〇号)、以上いずれも衆議院送付、公害紛争処理法案(衆第五号、予備審査)、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、一時三十分まで休憩いたします。
午後一時七分休憩
【次の発言】 ただいまから公害対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
○委員長(松井誠君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。
公害紛争処理法案(閣法第一八号)、公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第二〇号)以上いずれも衆議院送付、以上両案を一括して議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 私は、公害紛争処理法案について数点お尋ねをいたしたいと思います。
最初に管轄の問題でありますけれども、この管轄は具体的には政令にゆだねられておる、この政令は、案としてはもうでき上がりましたか。
【次の発言】 そのことを実は私きのう聞きまして非常に驚いたわけです。この法……
○松井誠君 一言ごあいさつ申し上げます。 今日まで不肖私が委員長として大過なく過ごすことができましたことは、ひとえに皆さま方の御協力のたまものと存じまして、深くお礼申し上げる次第であります。ほんとうにありがとうございました。(拍手)
○松井誠君 私は、国鉄の仙台鉄道局管内の不当労働行為を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 直接のきっかけは、去る六月に社会党の本部からの要請で仙鉄管内の郡山、福島、長町、それから小牛田、そういうところの機関区の不当労働行為の調査を同僚の数名といたしました。それがきっかけでありますが、われわれは、この問題をこれだけ切り離して特別に問題にするというのでは実はございません。そうじゃなくて、動力車労組全体にかかってきている同様の問題、あるいは国労を含めて国鉄全体のそういう職場の中におけるあり方あるいはさらに広げて政府企業に特に最近ひどくなっている合理化の攻撃、そういう労働強化に対する抵抗の弾圧をす……
○松井誠君 ちょっと関連して。いまの点ですけれども、木村委員が言われるように争点主義ということばを明確に書くということも制度的な保証の一つだと思うんですけれども、もう一つは、異議の申し立てがあったら原処分庁の調査権というものがその段階でなくなる、見直し調査というものができなくなるんだということがはっきりすれば、それなりに一つの保証になると思います。あなたが言われたように真実の発見をしなければならぬという任務がずっと続いていくとすれば、見直し調査をせざるを得ないということになると思います。しかし、人間のやることですから、一〇〇%どこまで行けば完全な調査ができるということは元来ないわけです。ですか……
○松井誠君 いま九十九条について長官の説明がありましたので、関連してそのことでお尋ねをしたいんですが、この九十九条の一項によると、審判所長が国税庁長官に申し出なければならない場合、二つの場合が書いてありますが、最初のほうの「通達に示されている法令の解釈と異なる解釈により裁決をするとき、」、このことはあまり問題ないと思うんですけれども、実際上の問題として、そのあとの「他の国税に係る処分を行なう際における法令の解釈の重要な先例となると認められる裁決をするとき」の「重要な」ということばがあると、実際上問題になると思うんですが、客観的には重要であると思われるにかかわらず、所長がこういう第一項の申し出を……
○松井誠君 最初に開銀法の改正のことでお尋ねをしたいのですが、開銀の融資を含めて、まず最初に、財政投融資全体の問題を一つだけお伺いをしたいと思います。
財政投融資のあり方がだんだん変わってきたということを聞いておるのですけれども、財政投融資全体の中で開銀融資の占める比重というか、それは大体一定をしておるものか、あるいは下がりつつあるものなのか、その辺をちょっとお聞かせを願いたい。
【次の発言】 私が聞いておるのは、開銀や輸銀というのは実際の問題として大企業のための融資というものが主たる仕事になっておるわけですが、財政投融資の中でそういう直接にストレートに大企業を対象にするものの比率というもの……
○松井誠君 私は、まず、物品税の改正案についてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、昨日資料もいただきましたので、日本の租税負担率の問題からお尋ねをしたいと思います。 納税者の側にとっては、平均的な租税負担率が幾らであって、国民所得が幾らであってというようなことはあまり重要な問題ではなくて、具体的に特定の階層がどういう負担になるのか、特定の個人がどういう国民所得になるのかということが大事なのであります。しかし、政府としては、盛んにこのごろ間接税増徴案だとかあるいは新経済社会発展計画でも増税の意向を示しておるのでありますけれども、それもやはり租税負担率の高い低いというところから出てくる議論……
○松井誠君 いま議題となりました三法案について、特に法人税を中心にして二、三お伺いいたしたいと思いますが、前の委員の質問と重複するところがあるかもしれませんけれども、その点はひとつ御容赦をいただきたいと思います。 最初に、私の質問はきわめて大ざっぱな質問ばかりでありますから、主として大臣にお答えをいただきたいと思うのでありますが、ことしの法人税率の引き上げは、最初からことしの税制改正の大きな柱で、所得税の減税、利子・配当課税をどうするかということのほかに、もう一つ、法人税率の引き上げということがあったと思うのでありますが、それが二年間という臨時措置になって、法人税法の改正としてじゃなく、特別……
○松井誠君 ただいま提案されました法律案について、二、三お伺いをいたしたいと思います。
いま、補足説明の中で、四十三年度のノリ養殖共済で九億幾ら払わなければならない、そのうち四十三年度、四十四年度の予算で払って、なおかつ五億か六億足りないという、四十三年度と四十四年度の内訳ですね、それはどうなっているのですか、大蔵省でも水産庁のほうでもどちらでもいいですから、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 国が再保険をするという制度は四十二年から――この制度の発足をしたのか昭和三十九年ですか。三十九年から四十二年までの漁業共済の収支の状況といいますか、それは大体どうなっておりますか。
○松井誠君 大臣に二、三点お尋ねしたいと思います。 順序が引っくり返るものですからなかなか質問しにくいのですけれども、最初に、いま戸田委員から話しがありました、いまちょうど御答弁がありました納本命令に関する問題です。いま大臣のお話を聞いておりまして、多少うなずける点がないでもありませんけれども、しかし、私はやっぱりどうもすっきりしない。衆議院でああいう修正をしましたけれども、依然としてやっぱり問題の本質は残っておると思います。この条文を読んでいきました限りにおいては、納付命令というくだりが出るまでの間は、給付金というものはいわば私的な金だという印象を受ける。ところが、いきなり納付命令というも……
○松井誠君 委員長の選任につきましては、委員長代理の指名に一任することの動議を提出いたします。
○松井誠君 私は、沖繩返還にからむ諸問題について外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 いま、大臣の所信表明をお聞きをしておりますと、もう実は何を質問してもむだではないかという気がしないわけでもございません。しかし、それでは委員会の役割りを果たすわけにもまいらぬと思いますので、あえてお聞きをいたしたいと思います。 最初に、この委員会がきょう始まります前に、琉球政府の立法院の議員の方がお見えになりまして、この委員会に陳情をされたわけです。この陳情はおそらく外務大臣にも回ると思いますけれども、そのことについてまず最初にお伺いをいたします。 それはこの立法院が今月の九日に超党派で決議をした要……
○松井誠君 私は、一昨日長官がこの席で表明された所信について基本的な点を一、二お伺いをしたいと思います。ただその前に、緊急の問題が一つ出ましたものですから、そのことをまずお尋ねを、というよりもむしろお願いをしたいと思います。 それは渡航制限の問題であります。今月の二十三、二十四、二十五と、この三日間に沖繩で「新しい沖繩をつくる国民大会」というものが開かれるのであります。これは本土から約三百名向こうへ行くという予定で計画がされたわけでございます。こういう形で本土と沖繩があらゆるいろいろな意味での断絶をなくして復帰ができるだけスムーズに行くようにという、そういうことも考えて計画をされた大会であり……
○松井誠君 いま参考人もおっしゃられましたけれども、われわれも近く大規模な毒ガスの撤去が行なわれることを期待しておりますし、そうなければならぬと思います。その際に、この第一次の撤去の教訓といいますか、経験といいますか、そういうようなものがほんとうにフルに利用されなければならぬと思いまして、それで、そういう点から二、三お聞きをいたしたいと思います。 いろいろございますけれども、先ほど、米軍はその地域住民の安全対策というものについてほとんど考えていなかったということをおっしゃいましたけれども、それが特徴的にあらわれておったのはどういう点であったのか、そういう点をまずお伺いをいたしたいと思います。
○松井誠君 きわめて事務的なことを二、三お尋ねをしたいと思うのですが、最初に、沖繩の貨物取扱人法による貨物取扱人というものと貨物取扱人の資格を有する者との関係ですね。本土の法律の通関業法で通関士と通関業者ですか、それからもう一つ、あるのかないのかわかりませんけれども、通関士の試験に受かった者が当然通関士になるなら問題ありませんが、何がしかの手続を経て初めて通関士になるものとすれば、通関士の試験に合格した者と通関業者、これの関係をちょっと御説明を願いたい。
【次の発言】 私のお聞きしたのは、沖繩の法律で資格を有する者と、取扱人あるいは取扱業者ですか―法文には「取扱人」というようですがそれとの関係……
○松井誠君 いま長官から報告がございました「復帰対策要綱」について、二、三お尋ねいたしたいと思います。 第一点は、「沖縄振興開発公庫」、これはおそらく今度の要綱のいわば目玉だと思うのですが、おそらくは政府としても開発庁構想というものとの裏腹の関係であるいは構想されたんじゃないかと思うのですが、開発庁のほうが足踏みをしておると、そういうことでちょっと跛行的な感じがないではないのですけれども、しかし、これはたとえば本土にある北東開発公庫のような地域開発だけの問題ではなくて、これを見ますと、いろいろな庶民金融の機関も一緒になっておる。これは非常にその意味では画期的な制度だと思いますが、どの程度まで……
○松井誠君 ただいま議題になりました法律案、及び、それに関連をしまして、沖縄返還をめぐる諸問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、外務大臣が見えておられますので、沖縄返還協定のことから先にお尋ねをいたしたいと思います。だいぶ返還交渉も煮詰まってきたと思うんでありますが、この間外務大臣は、いろんなたくさんの問題全部ワン・パッケージだといったようなことを言われたんですけれども、形式的にはあるいはそうかもしれませんが、しかし、すでに実質的に合意ができた問題とまだ合意ができない問題というように分け得るのではないかと思うんでありますが、もしそうだとすれば、現在合意ができていないのはたとえば……
○松井誠君 ただいま議題になりました二つの法律案についてお伺いをいたしたいと思います。なにしろ証券などというものには全然縁がございませんので、その実情はさっぱりわかりません。そういうことで、もっぱら法律的な問題だけを取り出してお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、証券取引法の関係でありますけれども、今度の改正の一つの柱が、いわゆる虚偽記載をしたことに対する損害賠償責任の問題で、届出者だけではなくて、役員その他にも損害賠償の責任を負わせるというのが一つの大きな柱であると思うのでありますが、そのことを最初にお尋ねをいたしたいと思います。 そこで、改正案の二十一条の新しい損害賠償の性格というも……
○松井誠君 ただいまお述べになりましたことについてちょっとお伺いをしたいと思うのでありますが、参考人はちょうど証券取引審議会の委員だそうでありますので、答申とそっくり、したがってこの改正案とそっくりな意見を述べられるのはやむを得ません。ただ、しかし、私は、何がしかの疑問も持っておるものですが、それをお伺いをしたいと思うのでありますが、一つは、これから外国の証券業者が日本に当面支店という形で入ってきて、日本の証券業界に具体的にどういう影響を与えるだろうかという見通しであります。御承知のように、この証券業の免許は業種別になっておるわけですが、証券会社が行なおうとする四つの業種の中で、とりあえず日本……
○松井誠君 いま議題になりました二つの法律案について質問をいたしたいと思います。 最初に、預金保険法の問題についてお伺いをいたしたいのでありますが、、この預金保険法というもののねらいといいますか、そのことについて、提案理由では「預金者保護」ということをうたっておりますし、補足説明ではそれにもう一つくっついて「信用秩序の維持」ということが付随的にうたわれておる。まあこの限りでは私は問題はないと思うのでありますけれども、しかし、この法律案が出るきっかけになった金融制度調査会の審議の経過を追っていきますというと、どうも、表看板である預金者保護というのが偽りのない看板であるのかどうかということについ……
○松井誠君 最初に、小泉参考人にお尋ねをいたしたいのですが、いまも鈴木委員からのお尋ねの中にもちょっとありましたし、いま伊原参考人のお答えの中にもちょっと出たのでありますけれども、 預金保険と効率化の関係ですね。私は、預金保険そのものを切り離して考えれば、もちろん反対すべきいわれはないわけですが、何かやはりひっかかるのは、金融ないし金融機関の効率化というものとの関係の問題なんです。私がいままでの経過を読んでみた限りでは、最初金融制度調査会で預金保険の問題が議論をされたときには、やはり金融機関の効率化という問題と不可分の問題として、というよりも、むしろ効率化を進めるための欠くべからざる前提として……
○松井誠君 いま議題になりましたIDAの増資の法律案につきましてお尋ねをいたしたいのでありますが、この法律案そのものよりも、むしろこの法律案のいわば前提というか、基礎になるいわゆる経済協力あるいは経済援助全般の問題に主として焦点を当ててお尋ねをいたしたいと思います。 いわゆる経済協力というのは、経済的な問題であると同時に、あるいはむしろそれ以上にきわめて政治的な問題であるわけでありますけれども、きょうは大臣がお見えになっておりませんので、主として具体的な事実関係を確かめるというようなことで質問をいたしたいと思うのです。昨年、一昨年と、海外で、外務大臣や大蔵大臣が、国民総生産の一%を経済援助に……
○松井誠君 私は、経済協力についての資料を要求しようと思っておるんですが、その前に、一言だけ、次官にいままでの御答弁を聞いておりましてちょっとお伺いをしたくなったわけでございます。大臣代理としての次官に敬意を表してお尋ねをいたしますが、それは経済協力のあり方について国際分業ということを言われたんですけれども、国際分業というのを簡単に言っていいかどうかという疑問があるわけです。国際分業というのを、もし、戦前よく言われたように、先進国が工業国、だから後進国はそれとぶつからないように農業国でおれという、そういう形の国際分業を考えておるとするというと、これは、後進国、低開発国と呼ばれる国にとっては、大……
○松井誠君 輸銀の総裁がお見えになっておりますので、輸銀の業務内容などについてちょっとお尋ねいたしたいと思います。 輸銀というのは、私のきわめて常識的な理解から言うと、貿易振興のための輸出の信用供与、そういうのが主であって、経済開発なり援助なり経済協力なりそういう低開発国向けの信用供与というのはむしろ経済協力基金がやるというように、大まかに交通整理ができておるような気がしておったのでありますけれども、いろいろ見てみるというと、必ずしもそうではないようです。 そこで、最初に、輸銀の融資残高における低開発国向けと先進国向けとの比率、そういうものがありましたら、まず教えていただきたいと思います。
○松井誠君 四つの法律案が出ておるわけでありますが、最初に、税法関係の二つの法律案について簡単にお尋ねをいたしたいと思います。
最初に、相続税法の改正案ですが、配偶者の優遇措置というのは、言うまでもなく、配偶者であるというそういうことを前提にしての優遇であるわけですが、逆に配偶者であることをやめる――離婚ですね、離婚の際の財産分与という制度があるわけですけれども、この財産分与の場合には、その配偶者の優遇という措置は適用にはならないわけですか。
【次の発言】 そうしますと、たとえば所得税の対象とか、そういう取り扱いはどうなるのですか。
○松井誠君 最初に、斎藤参考人にお尋ねをしたいと思いますが、お話の中で、アメリカの資本が東南アジアあたりでつくった製品がいわゆる再上陸をするというお話がありましたが、それと同じようなことが、おそらく、韓国や台湾に行っておる日本の資本がやっぱり同じように日本へ再上陸してくるということもあり得るだろうと思いますが、そういう可能性としてどういう具体的な品目があるだろうかということが一つと、それからそういう形で再上陸してくるものに特恵関税ということになりますと、どうせ再上陸してくるのは相当高度の工業品だと思うのですが、経済協力という少なくともたてまえで日本の場合には資本が出ていっているわけですが、それ……
○松井誠君 私は、大蔵大臣に、租税特別措置の問題に限ってお伺いをしたいと思いますのは、基本的な問題、そういう意味ではあるいは初歩的な問題かもしれませんけれども、二、三点お伺いをいたしたいと思うんですが、最初に、去年の秋、これは予算編成前のころのある新聞に載っておったのでありますけれども、その年の経団連の総会で、会長のあいさつの中で、輸出優遇措置というものを政府が廃止をするやに聞いておるけれども、とんでもないことだといって原稿を離れてそこのところは強調した。これは、その年の春に、衆議院で平林議員が総理大臣にこの輸出優遇の特別措置は廃止をする意思があるかどうかということを聞いたら、総理大臣は、私個……
○松井誠君 最近の国際通貨不安のことについてお尋ねをいたしたいと思います。 これは、マルクを暫定的であるにしろ変動相場制をとるようになった、そのほかEEC諸国やその他の諸国が平価を切り上げたりあるいは変動相場制をとるようになった、そのこと自体も重要でありますけれども、しかし、そのことよりももっと重要だと思いますのは、十日に取引が再開されても、なおかつこのマルクに対する投機の気配というものが鎮静をするというような気配が必ずしもない。そういう意味で、通貨に対する先行き不安が相当深刻だと思うんです。何年前でありましたか、金の二重価格制をとったときに、根本的な問題の解決にはならないにしても、ともかく……
○松井誠君 いま提案のありましたこの法律案について、私は、米の過剰という問題に限ってお尋ねをいたしたいと思います。 なるほど、いま、米が過剰になっておることは間違いございませんけれども、これがほんとうにこれからずっと続く過剰であるのかどうか。そういう意味で、恒常的な、あるいは構造的な過剰と言えるような状態に現在なっておるのかどうか。もしそうでないとすれば、ここで大きな農業政策の転換が必要ではないわけでありますから、したがって、現在の過剰という状態がこれからも将来にわたって続くかどうかというその問題に限ってお尋ねをしたいのです。 よく、つくられた過剰というようなことを言いまして、消費の面では……
○松井誠君 大臣にせっかくおいでをいただいたのでお尋ねをしたいのですが、質問の順序が逆になってしまったので、その前に、大臣にお伺いする前提の問題を事務当局にちょっと一、二点お伺いをしたいと思います。 このあいだいろいろ資料のお願いをしまして、資料をいただきました。そこで、私がやっぱり問題にしたいのは、長期的な需給の関係がどうなるかというその問題にまだまだ疑義があるわけです。将来の供給の見通しでありますけれども、千四百万トン台が定着できるかどうかという問題について一つ長期的な見通しとして必要なのは、やはり規模別の農家の反収というものが長期的にどうなってきているのかというそのことは相当大事な資料……
○松井誠君 前回に引き続いて、私は、ちょっともっぱら米の需給のことについてお尋ねをしたいと思います。 いろいろな資料をいただきました。その資料のいわば読み方みたいなものになるかもしれませんけれども、最初に、農薬の問題ですね。何度も言いましたけれども、農薬の使用というのが、公害の問題にからんで、これから禁止をされる、あるいはその使用が控えられる、そういうことになってくる可能性は大いにあるわけですが、このいただいた統計を見ますというと、これは農薬年度で四十四年度までなんですけれども、四十五年の農薬年度というと、四十四年の十月から四十五年の九月までですけれども、だとすれば、もうそれの数字ぐらいはあ……
○松井誠君 いま木村委員からいろいろな疑問が出されましたけれども、私も大臣の言われる奇想天外の疑問を持っている者の一人なんです。なぜ一体いまの時期にいわゆる見切り発車のようなことをやらなきゃならなかったのか、その理由がまだわからない。この税の、何というか、特異さというのは、一体これがこのあとどうなるのか、ニワトリになるものやらカエルになるものやらわからぬというところにある。ですから、いまこれがオタマジャクシなのかタマゴなのかその正体がわからぬというところにあるわけですよ。それは、この税が生まれてきた経過というものがよくわからぬというところに一つは由来をしておると思うのです。先ほど第六次の道路整……
○松井誠君 いま御報告がありましたこの中間報告、これが、一昨日、衆議院で報告をされましてから、国民の多く、特に反戦復帰というものを願い、平和憲法のもとにおける復帰を願ってきた多くの国民にとって、非常に大きな不満、不安というものを呼び起こしたのであります。特に、現地沖繩では、もういち早く、多くの団体がこれに対して不満を表明をする、屋良主席みずからも、具体的にこの中間報告の個々の項目について、すべて、不安ないし不満、そういうものを表明をされる、こういう反響を見るに至りました。そこで、非常に限られた時間ではございますけれども、やはり、ここであらためて政府のこの返還交渉に臨む基本的な姿勢そのものを問題……
○松井誠君 私は米の生産調整及びその制限買い入れ、そういうものを中心にお伺いをいたしたいと思います。 政府はこの生産調整のいわゆる歯どめとしての制限買い入れ、それをまあ今年度一体として強行しようとしておる。食管法という法律を改正しないで政令改正という手段でそれをまあやろうとしておるわけです。で、これは政治的に不当であるだけでなくて、明らかに法律的にも私は違法であると思いますけれども、しかしそういうふうな根本的な議論はきょうはいたすつもりはございません。むしろ具体的に制限買い入れというのが進んでいく段階でまあ起こるであろういろんな矛盾、そういうものについて具体的にお尋ねをしたいと思います。 ……
○松井誠君 私は主として沖縄に関連をしてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、沖縄にある毒ガスの問題でありますが、御承知のように、第二次の撤去のコースをめぐっていま沖縄ではもめておる。無責任な、第三者から見れば、早く持っていけという、その毒ガスのコースにおれのところはいやだということで、何か妙なエゴイズムのように聞こえるかもしれませんが、しかし、そうではなくて、これはやはり、毒ガスというものが持っておる言いようのないおそろしさ、不安、そういうもののあらわれでしかないと思うのです。ことにアメリカ軍が第二次の撤去で言っておるように、八週間ないし十週間かかる。この長い期間を沖縄の人たちが一体どう……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。