松井誠参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○松井誠君 ただいま提出されました昭和四十二年度の決算について、日本社会党を代表して、総理及び関係閣僚にお尋ねいたします。 最初に、私は、決算審査のいわば前提ともいうべき二、三の問題について、質問いたしたいと存じます。 その第一は、決算審査の国政上に占める政治的比重の問題であります。世上よく、国会の財政的なコントロールは予算に始まって決算に終わる、予算と決算は車の両輪のごとし、などと言われております。政府もまた口を開けば、決算審査の重要性を強調することを忘れません。しかしながら現実には、たとえば委員会への関係閣僚、特に総理の出席率一つをとってみても、決算は予算に比すべくもなく、軽視をされて……
○松井誠君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、委員会における審議の経過と結果を報告いたします。 公害紛争処理法案は、大気の汚染、水質の汚濁、騒音、振動、地盤の沈下及び悪臭を原因とする公害紛争の処理を目的として、和解の仲介、調停、及び仲裁による行政上の紛争処理制度を設けるものでありまして、中央に公害審査委員会、地方に公害審査会の各処理機構を設置するほか、広く公害の苦情にも対処するために、公害苦情相談員を設置することを定めるものであります。 なお、本法律案は、衆議院において、中央公害審査委員会の事務を処理するための同事務局を設置すること等の修正が行なわれております。
○松井誠君 私は、日本社会党を代表して、主として内政問題の数点にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。 世界一勤勉だといわれる日本の勤労者は、低い賃金、低い米価、悪い労働条件のもとで、おくれた社会保障制度を補うために、乏しいさいふの底をはたいて貯蓄さえしながら、営々として働き続けてまいりました。そして、その結果報いられたものは、貯金の利子を上回る激しい物価の上昇、公害による生命そのものへの脅威、そして国民の汗の結晶とも言うべき外貨の大部分を占めるドルは、いまや金と交換のできない不安定なものに成り下がる。これが、戦後営々として働き続けてきた国民に、働き過ぎたがゆえに、いま突きつけられている計算……
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