このページでは山本茂一郎参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○理事(山本茂一郎君) 三時四十五分まで休憩いたします。
午後三時三十六分休憩
【次の発言】 ただいまから再開いたします。
先ほどに引き続き、質疑を行ないます。速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○政府委員(山本茂一郎君) お許しをいただきまして発言をさしていただきます。農林政務次官の山本茂一郎でございます。 去る九月二十一日、中尾前農林政務次官が、当院科学技術振興対策特別委員会の出席要求に応じ、午後二時二十分ごろより出席したのでありますが、たまたま、同日衆議院本会議が開かれており、午後三時頃から防衛庁長官不信任案の採決が行なわれることとなり、採決のための議場閉鎖時刻に達しましたので、急遽衆議院本会議場に参るべく、当委員会を退席せざるを得なくなったのであります。 しかしながら、当委員会においては、なお審議中であり、野々山委員の発言中にもかかわらず、委員長の了解を得ず、発言を求め、退……
○政府委員(山本茂一郎君) 昨年十一月に農林政務次官を拝命いたしました山本茂一郎でございます。微力ではございますが、最善を尽くしてまいりたいと思いますので、皆さま方の御指導、御協力を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。 昭和四十九年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十九年度一般会計における農林関係予算の総額は、総理府など他省所管の関係予算を含めて一兆八千二百八十九億円であります。前年度の当初予算額と比較して一一九・二%、二千九百四十四億円の増加となっております。 予算の内訳は、食糧管理費七千百三十二億円、公共事業費五千七百九十七億円、一般事業費五……
○政府委員(山本茂一郎君) ただいまきわめて具体的な御意見を拝聴いたしましたが、農林省といたしまして審議会のほうに出しましたあの案は、農林省としては、その作成当時及び現況の判断等から、理論的にも正しいものと思ってこれは諮問をいたしたものと私は察しておる次第でございます。これはいろいろと考え方の相違でございますが、従来の政策の線に沿って算出したものと私は考えておるわけでございます。しかし、このたび審議会のほうから御答申をいただきました農林省といたしましては、この諮問に対する御答申の趣旨をよく尊重をいたしまして、この問題について善処をいたすつもりでおるわけでございます。
○政府委員(山本茂一郎君) ただいま御質問がございました粟島漁港は、第五次漁港整備計画において、事業費十二億円をもって防波堤、岸壁等を整備することになっておりました。今回の被災しましたのは、そのうち、泊地への漂砂の流入を防止するために建設中であった第三防波堤がおもなものであると存じております。御指摘のように、今回の漁港施設の被災原因、復旧工法の検討を含み合わせまして、粟島漁港の整備計画について、根本的に再検討を行なって、第五次漁港整備計画において想定しておった漁港の機能が低下しないように、万全の対策をはかっていきたいと考えております。
○政府委員(山本茂一郎君) ただいまの御質問の中にございましたように、日本の漁業が相当な進歩をいたしまして、将来に対して大きな希望を持てるものがあると思われますが、それと同時に、第三次海洋法会議そのほかのこういう情勢を考えてみますというと、世界的な立場において、いろいろと考えていかなければならない点があると、こう考えるわけでございます。ことに、ただいま御指摘になりましたように、国によりましては、これは、世界の一流国でないと言うと、ことばは悪うございますが、そういう国の中におきまして、二百海里ないしいままでわれわれの持っておった常識以上の広い場面を、自分専有の漁場にするような考えを持っておりまし……
○政府委員(山本茂一郎君) ただいま、長官からもお答えしましたように、計画のとおり、これを実行するごとくわれわれは腹をきめている次第でございます。
【次の発言】 ただいまの問題につきましては、長官からお話しましたように、これを関係方面と十分検討をいたしまして、いまの御質問の趣旨に合うごとく努力をいたしたいと、こう考えております。
○政府委員(山本茂一郎君) 農業者年金制度は、農業者の経営移譲及び老齢について必要な年金の給付等を行なうことによって、農業経営の近代化及び農地保有の合理化に寄与するとともに、農業者の老後生活の安定及び福祉の向上に資することを目的として昭和四十六年一月に発足したものであります。これは御承知のとおりであります。農業者年金制度はこのような発足以来三年を経過いたしまして、昭和五十一年一月からは経営移譲年金の給付が開始されようとしているところでありますが、昨年、厚生年金保険をはじめとして公的年金各制度の改善が行なわれたこともあり、本制度についても年金給付の水準の引き上げ等が必要となっているほか、本制度の……
○政府委員(山本茂一郎君) わが国の農業生産の維持、増強をするためには、農業経営の規模を拡大すること、生産性向上のための条件を整備いたしまして、自立経営農家を含む農業生産の中核となるにない手を育成確保する必要があるとこう考えます。自立経営農家をはじめとする農業生産の中核となるにない手の育成のためには、従来から、総合施設資金等の農業金融の充実、経営技術の指導の強化、農業団地の育成、第二次構造改善事業の推進等をはかるとともに、農業生産基盤の整備、農産物の価格の安定対策等、各般の施策を強化したところでございます。今後とも、これらの施策を推進をして、農業生産のにない手の育成をはかりたいと思っております……
○政府委員(山本茂一郎君) ただいまこちらから、事務当局からお話を申しましたような方針でございまして、また、先生からも御意見がございましたように、この点は特別会計の運用というものと、一般会計の適用すべき範囲というような問題について十分な検討をし、将来その線に沿って関係役所のほうの指導に当たりたいと、こう考えておるわけであります。
【次の発言】 国有林に関します産業につきましては、ただいま御質問がございましたように、また長官からお答えいたしましたように、長い間の歴史におきましてこれが相協力をして今日までに至ったわけだと、こう思っております。したがって、その存在する地域の産業の発展と住民の福祉の向……
○山本茂一郎君 それでは、旧軍人恩給に関しまして御質問を申し上げたいと思います。 その第一問は、旧軍人恩給におきます仮定俸給の改善をはかっていただきたいということに関連する事項であります。 旧軍人恩給の仮定俸給につきましては、昭和四十七年以後、従前いわゆる長期在職者に特例的に適用されたものを、本則の仮定俸給として軍人中、長期服務者に対する号俸を短期服務の者の六十五歳以上のものにも適用されることになりました。なお、昭和四十六年、四十七年の両年度の公務員給与の改善率、すなわちベアをそのまま適用する画期的な増額を行なわれんとするなど、逐次改善が見られつつあることは感謝をいたしておる次第でございま……
○説明員(山本茂一郎君) ただいまの御意見は十分に拝聴いたしました。そういうような考え方も一つの顧慮せなければならぬ問題であると考えますが、現在、農林省といたしましては、ここに出してありますような行き方が現状に合うものと考えまして、そうして諮問そのほかの手続をとっているということだけを、御承知のとおりでございますが、申し上げたいと、こう思います。
【次の発言】 お答えをいたします。
ただいまの問題でございますが、大臣がおっしゃられましたことのほんとうの趣旨はどこにあったかということも私は存じませんし、またその事実も存じません。しかし食糧問題というものが世界的に見て一つの大きな問題になっておる……
○政府委員(山本茂一郎君) 用水は、申すまでもなく、農業者といたしましては、生産要素としまして、土地とともに用水というものが大きな問題になると考えます。それを確保するためには土地の改良事業を実施する等いろいろな対策を講じて今日まできておるわけでございます。また、最近各種の水の需要がだんだん増大をしてまいりましたので、それに対抗するために水資源開発計画というものを立てることにして既得の農業水利権との競合が生ずるようなおそれが出てまいったと思うのであります。これらの水利権に支障を生ぜないように、水資源開発計画について関係の行政機関と十分に協議をし調整を行なっておるところでございます。 今後におき……
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