このページでは藤井丙午参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○藤井丙午君 私はいま申しましたように、座って質問することをお許しいただきたいと思います。 私は質問に入る前に、本委員会で各委員の皆様方が強調されておりますとおり、国民の生命の尊重と健康を守ることが何より大切であるということにつきましては全く同感であるということをまずもって申し上げておきます。しかしながら、私がここで申し上げたいことは、わが国の環境行政が理想を追うに急で、公害防除技術の開発状況や日本経済にかかわる経済的側面を無視していささか独走しているのではないかという懸念を持っておる次第でございます。 そこで、まず第一に小沢環境庁長官にお尋ね申し上げたいことは、環境基準とは何ぞや、すなわ……
○藤井丙午君 ちょっと関連して質問をお許しいただきたいと思います。 槇枝参考人の御意見はまことに傾聴に値することと思います。私の申し上げたいと思っているようなことが網羅してありますので非常に感銘したわけでございます。特にこの入試制度の前提となる根本的な解決策として社会の学歴偏重が最大の原因であるということはもう御指摘のとおりでございます。私もかねがねこの問題を取り上げまして、もう能力主義、実力主義の社会にするために、学歴偏重の根強い社会慣習を何とかして打破したいということで、実は私事でございますけれども、旧八幡製鉄、新日鉄を通じて高校生、大学生、卒業は教育年度が年数が違いますから、最初の賃金……
○藤井丙午君 時間がありませんのでごく簡単に申し上げますが、国連大学については、先ほど宮之原委員からまことにポイントをついた質疑が行われましたので、重複を避けます。ただ、私が申し上げたいのは、先ほど大臣の提案理由の中に、「世界の飢餓」 「人間と社会の開発」及び「天然資源の利用と管理」と、この三つの重点の研究研修課題を御説明になったのでございますが、実はこの第一の「世界の飢餓」の問題ですね、これは御案内のように世界の人口はいまや四十億になりました。そのうちで先進工業国が十一億、あとの二十九億は開発途上国でございます。しかも、人口の伸び率は先進工業国は一%で発展途上国は二・五%、なかんずくこの六〇……
○藤井丙午君 委員長にお願いいたしますが、私、四、五日来おなかを壊しておりまして、下痢でもって大変体力が衰えておりますので、あるいは座ったままで質問をさせていただくかと思いますが、その点よろしゅうございましょうか。
【次の発言】 同時にまた、各大臣にも立ったり座ったりしていただくようなことは、ごめんどうなことはかけませんから、まとめてひとつ御答弁を願いたいと思います。
私は、自民党主党を代表し、また私見を交えまして、三木総理大臣並びに各関係大臣に御質問をいたします。
まず第一に、率直に申しますと、国権の最高機関でありながら、国会ほど時間を浪費し、これくらい非能率きわまるところは、これは世の……
○藤井丙午君 先ほど来、委員長並びに委員の皆さんの御意見全く同感でして、この各研究機関の基礎的な研究とかあるいは研究開発の成果の総合的な調整活用ということについて、私は言われるような、いままで御説明を伺ったようなはたして成果があがっておるかどうかという点、まあ非常に疑問を持っておる一人ですが、それはいま諸先生のおっしゃるように積極的にその総合活用ということ、特にメーカーに対するいまの研究成果のアプローチのしかた等が私は非常に不十分だと思っております。 それから文部省のお話も、いまたくさんの項目をあげられて、伺っている限りでは一々ごもっともですけれども、まあ実際申しますとね、予算的にいうとごく……
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