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藤井丙午 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤井丙午[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは藤井丙午参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤井丙午参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 鉱工業委員会 第1号(1947/07/02、1期、緑風会)

○藤井丙午君 ちよつとこの機会に理事になられた方を御紹介いただければ……
【次の発言】 くだけた話ですが、今の予算は何かの基準があるのですか。日当、宿泊料等……。

第1回国会 鉱工業委員会 第20号(1947/11/27、1期、緑風会)

○藤井丙午君 石炭増産が現下の經濟復興の根幹をなしておることは當然でございまして、この國管案に對する國會竝びに國民の期待には、増産できるかどうか。又それによつて炭質の向上ができるかどうかということが重點であろうと思います。石炭の増産と申しましても、無論理念的な問題もありましようけれども、結局において經營者竝びに從業者の勤勞意欲の向上と相俟つて資金、資材、設備等の具體的な生産條件の整備ということが一番大事な問題であります。この本法案が數ケ月に亙つてむしろ問題の實質を離れて、政治的な問題にすり換えられて、現場面においてこれに要した努力、エネルギーというものが若し生産の實質面に導入されたならば、私は……

第1回国会 鉱工業委員会 第23号(1947/12/01、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私は土曜日に病氣で欠席いたしましたので、その間のことを存じませんが、私の希望意見を申上げますれば、本法案は本國会を通じての最重要法案でございまして、愼重審議すべきことは当然でございます。特に衆議院のああいつた経過もございまして、國民の期待も参議院に集中されておる。その意味からも非常に重大なこの取扱については我々は愼重を期さなければならんことは当然でありますが、ただ私の憂慮いたしますのは、この法案が原案通りになりますか、或いは修正が出ますか、そのいずれにしましても、あと九日一日ということで八日に採決をするということは、少し時間的に私は無理ではないかと思うのであります。と申しますのは……

第1回国会 鉱工業委員会 第24号(1947/12/02、1期、緑風会)

○藤井丙午君 石炭増産の問題は、これは炭鉱の経営者並びに勤労者諸君の奮闘に俟つことは無論でありますけれども、これは資金の面におきましても、資材の面におきましても、一般の産業経済との綜合、有機的な関連においてこれは推進さるべきものであると私は考えるのであります。然るに最近の産業経済の情勢は、もうすでに御承知のように、石炭の不足に加えまして最近の電力、危機の非常に深刻な樣相は各重要産業におきましても、殆んど一週間に一日乃至二日の操業しかできない、殆んど休止状態になつておりまして、ために重要物資等の生産の減退は非常なものであります。このために各企業体におきましても、一面におきましては一般的な金融梗塞……

第1回国会 鉱工業委員会 第26号(1947/12/04、1期、緑風会)

○藤井丙午君 この第五條の届出る毎年度の予定事業計画及び毎四半期の事業計画、これの内容は命令に讓つてありますが、事業計画の大体はどういつたものを内容とすると考えておられますか。
【次の発言】 そういたしますと、この個々の届出る事業計画というものは、事業主側の一方的な、つまり生産計画に伴う資材、資金獲得計画といつたものでありましようか、その前提となるべき、いわゆる物資需給計画に基いて大体の資金なり資材なり、そういつたものの綜合的な計画との関聯においてこれを出すか、或いはそういうものと関聯なしに、全然一方的に事業主がこういうものを届出るか、その辺の関係はどうなつておりますか。

第1回国会 鉱工業委員会 第27号(1947/12/05、1期、緑風会)

○藤井丙午君 折角ここまで運んだのでありますから、第三節だけ一應済まして、それから休憩にしたらいかがかと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/12/09、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私は燃料不足の折から、亞炭の持つ重要性からこれの地位が非常に高まつて參つておりますので、この際本法案には贊成するものであります。ただこれは配給の問題でありませんが、私は一つ希望を申上げておきたいことは、御承知のように目下燃料不足は非常に深刻なものでございまして、而もこれは將來の日本全體の燃料對策を考えましても、すでに先般の關東の大水害のときも論ぜられましたが、日本の森林の資源というものは非常に枯渇して參つておりまして、從つて薪炭というものにつきましても、資源的に見て今後非常に憂慮すべき状態になつておる。その意味におきまして、この亞炭は殆んど無盡藏といつていい程非常に豐富な資源を持……

第2回国会 決算委員会 第9号(1948/04/30、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤井丙午君) 只今の御賛同は非常な重大な御質問でございますので、これは改めて安定本部の設置法案の際に、大臣から詳細答弁願うといたしまして、取敢えず私から只今の御質問に対し、私の承知している限りにおきまして御答弁いたしたいと思います。  御質問の第一点は、安定本部は、経済安定に至るまでの臨時的の官職である、從つてその経済安定の今後の見通し如何というようなふうに伺つたのであります。一口に経済安定と申しましても、これは非常に測定のむずかしい問題でございまして、例えば國民生活の水準をどの程度にするか、或いは又物資の生産の水準をどの程度に見るか、或いは又これに伴う産業の編成構造をどういうふう……

第2回国会 鉱工業委員会 第1号(1948/01/28、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私も実は田村さんの御意見に賛成する者であります。無論この小委員会を持つということも意味はありますけれども、今までの運営の結果から見ますと、私共自身まあ関係しておりまする小委員会のことだけしか深く研究しないということになつて、全般的な問題に対する関心同時に研究の機会が少いというようなこともありますので、全体の委員会を開くことについていろいろ故障があるかと思いますけれども、運営上そういう点はやはり皆さんで御檢討頂く必要があるのじやないかと思います。

第2回国会 水産委員会 第5号(1948/05/06、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤井丙午君) 只今の水産関係の資金の面につきまして、昨今漁業方面においても、相当資金が窮屈になつて参つたという実情につきましては、我々も段々と事情を伺つておる次第であります。申上げる迄もなく、この食糧問題の有力なる支柱としての水産業の振興並びにその配給の確保につきましては、今後とも特段な力を注がなければならんということは当然でございまして、従つてこれに関連しまして金融の問題につきましても、只今御心配になりました点が若干議に上つておるやに聞いておりますが、第一生産関係の資金につきましては、当然現在の通り甲類で行くことはこれは間違いございません。ただ問題は荷受機関、その他の融資につきま……

第2回国会 通信委員会 第10号(1948/05/27、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤井丙午君) 只今の新谷さんの御指摘になりました點は、誠に我々としましては不行屆きの點を深く豫めお詫び申上げます。お説のように、委員會から政府委員の出席を要求されます場合は、もうこれは當然出席すべきことは申すまでもないのであります。特に御審議になつておられまする案件につきましては、安定本部といたましては、御案内のように、それは鐵道、遞信の特別會計におきましても、事、建設關係に亙りまする問題は、豫算といたましては特別會計でございますけれども、その建設事業の事業内容等の査定は、他の公共事業一般と同樣に安定本部の方も建設局關係でこれを査定する建前になつておりまして、事柄の性質から申しまし……

第2回国会 労働委員会 第7号(1948/05/25、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤井丙午君) この問題は非常に重要な問題でありますので、栗栖安本長官から御答辯申上げるのが當然でありまするが、止むを得ん事情のために、私の承知しておる限りにつきましてお答え申上げます。御指摘のように經済安定の基本的の要件として、物價の安定と賃金の安定ということが取上げられるということはこれは當然のことでございますが、只今加藤勞働大臣からお話のございましたような經緯で、政府としましても、今安本側といたしましても、この問題の取扱いについて研究はいたしております。併しながら先程勞働大臣のお話もありましたようにこの問題は一片の法令等によつて解決される問題でなくして、むしろ如何にして經済、賃……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第7号(1949/09/27、1期、緑風会)

○藤井丙午君 今の岩村專門員の問題は特殊な事情があるように伺つておりますので、この際文部委員長の申請通り、從前通りに復活することに私は異議がありません。
【次の発言】 ちよつと委員長……今の概算要求としては了承しましたが、第五の彈劾裁判所の運営に関する必要な経費が本年度相当三千百万円も一氣に殖えている。理由は先に伺いましたけれども、このもう少し詳細な檢討を小委員長にして頂くようにできれば、又我々も内容を何らかの機会にもう少し詳細を承わりたいと思うということを希望しておきます。

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第11号(1949/10/24、1期、緑風会)

○藤井丙午君 事務総長の後任の問題につきましては、緑風会といたしましては、本日公務委員会並びに議員総会を開きましてお諮りしました結果、現在の近藤次長をその人格、識見並びに国会以来の業績に徴しまして、最適任者と考えまして、一致推薦することになりました。同時にこの選任の方法につきましては、先日中村委員からお話がありましたように選挙の手続を廃しまして、議長指名ということに緑風会は決定いたしましたからさようお取計らい願いたいと思います。
【次の発言】 折角任命になつたことですから、今後のことを気をつけるようにされまして、我々は総務部長のお顔を拜しておりませんので、大部分の運営委員も存じ上げんようなこと……

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/20、1期、緑風会)

○藤井丙午君 在外同胞のいわゆる吉村隊の問題につきましては、この取上げ方につきましてはいろいろ御意見があるのでありますが、現在の段階としましては、これは重大な國民的視聽を集めた問題でもありまして、道義としても中間報告を求めて然るべきじやないかと思いますが、運営委員会といたしましては、求めることに私としては賛成いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/21、1期、緑風会)

○藤井丙午君 ちよつとお伺いします。そうするとこの政務次官と参政官とをプラスした数は、現在の……、参政官とをプラスした数は、現在の政務次官の数より何人多くなることになりますか。
【次の発言】 重ねてもう一度お伺いいたしまするが、只今の御説明ですと、この政務次官、参政官が法制上では三十四名になる。これは総理大臣はその必要がないから、結局三十二名ということですが、今度の行政組織法に基く各省の設置法案を全部読んでおりませんから、その点ちよつとお伺いしますが、現在の総理大臣、國務大臣を除いて十六名、これは今度は各省設置その他によつて、全部國務大臣が行政機関の長になられることになつているのですか。ただ國……

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/23、1期、緑風会)

○藤井丙午君 この問題は運輸、大藏両委員会に跨る点がありますので、それぞれの見解が成り立つと思いますが、先程來お話がありますように、審議期間の点も十分考えなければならんし、一方すでに運輸委員会におきまして相当審議も進んでおりますので、私はこの段階において付託替することには反対であります。但し両委員会において至急合同の審査をされて、そして運輸委員会を主として合同審査を始めて、実質的には先程來皆さんの御意見の出ておるような趣旨に副うような線に副つて、至急審査をして下されんことを望みます。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/25、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私は緑風会が代表しまして、この会期延長の議決は有効であるという意見を表明いたします。  先程來の無効論の根拠の最も大きなものの一つとして、つまり参議院規則では懲罰動機が成立した場合に議長はこれを直ちに会議に付する、このルールを破つて会期延長を御決定なされた、これが大きな反対理由の一つであるようであります。成る程参議院規則はその通り決めてございますので、これは正常の場合には当然のことと思いまするが、併し先程お話がありましたように、もう十一時五十四分に再開されて、あと三、四分、而もその重要なる、國政に非常な重大影響を齎すような重要なる法律が審議未了のままに、あて三、四分のこの切迫した……

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/27、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私もこの門屋さんの意見に賛成です。從來鉄道の審議会は、私の記憶では今の運賃決定の諮問機関というようなこともあつて、輸送の需要者側の代表という人が必らず入つているのです。重要物資の指定産業とかいろいろ……。それがつまり経済代表、産業代表ということと同時に、輸送事業側の代表というような意味も確かに入つておる、私はこういうことがあると思つております。そういう要件を備えた人が入つていないということは私も奇異に感ずるのであります。少し人選が……、人のよしあしは別として、偏り過ぎているという感じを持つわけです。
【次の発言】 懇談会賛成ですが、祕密会は、私はこの際懲罰問題が会期延長の問題とか……

第5回国会 議院運営委員会 第41号(1949/05/28、1期、緑風会)

○藤井丙午君 門屋さんの意見の本会議を休むということは賛成ですか、懲罰委員会が本國会延長の一面の理由になつておるのですから、懲罰委員会だけは、開かなければならんと思います。
【次の発言】 矢野氏の言われるように、小委員会でそれぞれ時間等も見通しがつくわけですから、今日中にどうしても上らんということになれば、もう一遍改めて議運を開いて貰つて、開くかどうか決めたい。

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/31、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私も中村さんの御意見に賛成する。この問題が参議院の法務委員会だけの問題として、取扱つておるというところに問題があるので、これは立法府としての権威からも、参議院が統一的意思決定をしなければならんということは、これはその通りであります。それについては、ただこの運営委員会に総理大臣乃至は、法務総裁を呼んで聞くというだけのことでは、それじや意味をなさないので、若し今これをやるのでしたら継続審査なら継続審査をやるということにして、最高裁判所なり、法務委員長なり、その他憲法学者等、相当の権威者を網羅して愼重な調査をして、結論に到達すべきものであつて、ただこれを切迫した時間に、政府だけの参考意……

第5回国会 経済安定委員会 第1号(1949/03/30、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私はこの改正案律案に賛成するものであります。先程から各委員から御意見がありましたように、この臨時物資需給調整法は法自体にも再檢討をすべき幾多の問題がありますし、又この法律に根拠する幾多の統制法規につきましては、もう御承知のように國民経済の現状に適応しないのみならず、幾多の矛盾、欠陷、弊害をも露呈しておるものが多々あるのでございまして、これは國民の輿論でもあり、同時に政府自体におきましても、その点を夙に痛感されて、目下関係方面ともそれが改善努力をされておる現状がこれを明らかに証明しておるようなわけであります。私共としましても、先程帆足委員から御発言がありましたような点については同感……

第5回国会 経済安定委員会 第3号(1949/04/07、1期、緑風会)

○藤井丙午君 政府委員に伺いますが、半年の猶予期間中の取扱を具体的にどうなさるんですか。それをちよつとお伺いいたします。猶予期間は分りました。具体的にどういうふうな……
【次の発言】 ちよつと関連して……今北村さんの話を聞いておると、まあ過渡的に猶予期間をおいてくれというだけで問題は片附かないで、今のお話の通りだとすると、まあ暫く價格調整公團の統制下において調整した方がいいというような業者側の……
【次の発言】 ……声に聞えるのであります。
【次の発言】 そうするとあれですが、先程のお話だと、大体砂利の需給関係から見て、價格調整の必要はないという段階に大体ほぼなつて來たというお見通しのように伺……

第5回国会 経済安定委員会 第4号(1949/04/08、1期、緑風会)

○藤井丙午君 鉄鋼局長から何か説明に御補足になることはありませんか。
【次の発言】 私から質問すると少し変ですが、私先程から政府の御当局並びに民間側の証人の方からお話を伺いまして、終戰後鉄鋼業が非常な苦難を克服しつつ二十四年度普通鋼材百八十万トン計画ができ上がるに至りましたことは、全く私共多少鉄鋼に関係のあります者といたしましては感慨無量なものがありまして、その間政府並びに民間業界双方の非常な御努力に対して深く敬意を拂うと共に、特に鉄鋼関係は商工省に鉄鋼局ができますし、かたがた民間側と非常に緊密な協力態勢で以て、関係方面との折衝も他産業に比して非常にスムースに進んでおる点を私は深く敬意を拂うわ……

第5回国会 経済安定委員会 第5号(1949/04/11、1期、緑風会)

○藤井丙午君 石炭鉱業が終戰後まあ経済復興の基幹産業として、先程お話のありましたように全く採算を無視して生産第一主義を強行して來られて、現在でもすでに赤字補償等で百三十四億ばかりのものが負債が帳消になるとはいえ、百六十五億も赤字が累積しておる。又價格問題につきましても依然として幾多の問題があつて、先程村木さんのお話では、現状のままで行つても少くとも平均三百円の赤字で、これを賃金の補償打切とか源泉償却というようなことを考えれば、五百七十円トン当り赤字がある。こういつたような現状において、矛盾に直面しておる矢先に六原則の強烈な指示を受けたというわけで、石炭鉱業界においては一切我々としても御苦心お困……

第5回国会 経済安定委員会 第11号(1949/05/14、1期、緑風会)

○藤井丙午君 この價格調整公團法の一部を改正する法律案の提案理由の説明の際に、從來の買取り賣戻しの方法によることを止めて、資金の受入れ及び交付の方法に転換することが諸般の事情に鑑みて是非とも必要だと、こういう御説明がありまして、これは経済の情勢の推移に即應して、当然とらるべき措赤で、その根本趣旨に私も同感でございますが、現在價格調整公團で取扱つております主要物資につきまして、この價格調整公團の機能は、價格調整という機能と同時に、金融的な機能が相当重要性を持つて來ておりますので、この方法の転換につきましては、この業界のそれぞれの特殊性金融事情というようなものを相当考慮に入れて、段階的に円滑に移行……

第5回国会 経済安定委員会 第12号(1949/05/18、1期、緑風会)

○藤井丙午君 只今議題となつております法律案に直接関連のない問題等も質問してよろしうございますか
【次の発言】 間接的関連……間接的関連というのは、これは安本長官にちよつと我々の希望でございますけれども、私共はこの安本のお仕事の内容、或いは関係方面との関係等も多少理解しておりますので、從來とも余りお立場にお困りになるような質問は差控えておるわけですが、一面今國会の委員会の当初、丁度中川政務次官もおられまして、成るべく一つ委員会には少なくとも週一回ぐらいは長官にも御出席を願つて、いろいろまあ御懇談も願いたいという希望を申出て、特にそのために安本の幹部会であるとか、或いは顧問会、定例の閣議のないよ……

第6回国会 議院運営委員会 第2号(1949/10/26、1期、緑風会)

○藤井丙午君 常任委員会の定員の再調整という問題は、適当な機会に別途考えることにいたしまして、当面の逓信を郵政と電気通信に改め、常任委員会の増加に伴い、人員の点につきましては、経済安定委員会を現在の十五名を十二名に、人事委員会の十五名を十三名にし、それから出ております五名を適宜両委員会が、新しくできる二つの委員会が十名づつに按分されるようにしたらいかがと思います。
【次の発言】 すでに御案内のように衆議院議員齋藤隆夫氏が、御承知のように民主自由党の顧問でございますが、先般御長逝されましたので、皆様も御承知のように齋藤氏は憲政の長老として国政に貢献されたことは非常に偉大なものがありますので、二十……

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、1期、緑風会)

○藤井丙午君 そうすると参議院の二日以降の定例日を事務局から知らして頂きたい。
【次の発言】 そうしますと、衆議院と同調するという意味ではありませんけれども、大体八日までがどうあつても施政方針演説等ができないというお見通しでありますならば、当院といたしましても二日、四日、七日、この三日は本会議をしないという議運の決定をしたらどうかと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/08、1期、緑風会)

○藤井丙午君 緑風会は先刻からこの問題を中心に会務委員会を開きまして、いろいろ議論がありましたが、必ずしも衆議院その他の慣例による必要はないじやないか。大会派順にやつてよいではないかという議論もありましたけれども、過去の第一国会から第五国会までの例を見ましても第四国会の吉田内閣の施政方針の際においては私の方の田村君が第一陣を承つたことがありますけれども、それ以外は四国会とも野党第一党が質問の第一陣に立たれるという先例等もありますので、社会党が第一陣に立たれることについては緑風会は異議はありません。それ以降の質問順位につきましては只今大隈委員の述べられたような線で行くということに会務委員会として……

第6回国会 議院運営委員会 第7号(1949/11/11、1期、緑風会)

○藤井丙午君 そういう申合せだけれども、併し実際問題として今朝も時間をこう差繰つて見ると、どうしてもはみ出す慮れがあるのですね、時間的に、物理的に、空間的に……
【次の発言】 明日議員会館の開館式ながければ、明日済んでしまうのです。

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/14、1期、緑風会)

○藤井丙午君 すでに一般質問で相当大きな問題は論議されておりますし、予算の審議は非常に時間もありませんし、細かい問題については、当然予算委員会で、審議するわけですから、私の方は小川さんの御提案にあつたように、この際財政演説に対する質問は各派代表一人ということに賛成します。
【次の発言】 この一般施政方針に対する質問の関係大臣の答弁は、今度財政演説の方はまあ無論大蔵大臣限りではないでしようけれども、質問の分野が相当限定されておるわけですから、当然時間はそうかからんのではないかと思います。
【次の発言】 大体私も中村委員の割当時間に賛成ですが、短縮する意味において無所属懇談会も二十分にして頂いたら……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/15、1期、緑風会)

○藤井丙午君 今小串君の言われるように、これは当面の議長選挙並びに大蔵大臣の演説を先にやつて貰いたいと思います。尚まだ総理大臣の施政演説に対する一般質問も残つておりますので、その発言者の中には講和問題等を予告しておる方もありますので、従つて今兼岩委員の言われる意味は分りますけれども、少くとも一般質問を終つて後、その他の緊急質問等を勘案してやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 僕の申しましたのは、一般質問が残つておりますから、一般質問の中には講和問題等を予告しておる方もありますから、当然そういうものに触れられる方もあるかも知れませんから、一般質問を先にして、時間があつたらということに願いたい……

第6回国会 議院運営委員会 第10号(1949/11/16、1期、緑風会)

○藤井丙午君 その方がいいね。それから明日の本会議で松平前議長に対する追悼演説があるわけです。これはこの間年長者ということでお決め願つたのですが、木檜さんが最年長者でございますけれども、只今のところでは木檜さんに連絡がよくつかない。そのでその次になりますと、今度西田天香氏になるわけですが、星さんと西田さんは同年輩で、西田さんは昨日も議長のあれに祝辞を述べたような関係もあつて、御遠慮申上げるということで、若し木檜さんがお見えにならなければ市來さんに順繰りになるということを一つ御了承願いたいと思います。(「了承」「異議ない」と呼ぶ者あり)

第6回国会 議院運営委員会 第11号(1949/11/18、1期、緑風会)

○藤井丙午君 まあ今朝の佐々木君の議事進行に関する発言に対する首相の答弁は、答弁というか釈明は、非常に言葉多くして甚だ内容は鮮明を欠いたような点もあるのですけれども、併しまあこれを速記録によつてもう一度調べて見なければ詳しいことは分りませんが、大体まあこの問題は、当日も要領を得ませんでしたが、星野君もなにしておられますし、その問題を取上げてどうということになりますと、又いろいろと議論もあると思いますが、今中村組が提案されたように、この問題もまあ含めて一遍総理に議運に出て頂いて、いろいろ意見の交換をするということであつたら私は差支なかろうと思います。賛成したします。

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/22、1期、緑風会)

○藤井丙午君 簡單に申上げます。私は門屋委員のお説に賛成いたします。ただ先程官房長官のお話がありましたが、今後提出見込みの法案の中には、まだOKを取つていないものもあります。これは予算の執行に是非必要な法律案のようでありますので、これにつきましても政府の格段の御努力を願いまして、一週間以内に、期間内に予算案と関連した法案が審議完了するように、政府において十分の御督励をせられるようにということを附加えまして賛成いたします。
【次の発言】 これは緊急の提案でございまするが、すでに今朝の新聞で御承知のように、若槻禮次郎氏が逝去されました。若槻氏は皆さんすでに御案内のように、長い間の憲政の長老であり、……

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/25、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私は格付の方法としては、今事務総長の提案に賛成します。ただ大隈委員からも言われたように、この中には三十三という実に若い人もあり、外の專門員、調査員等も年令、経歴等から言つて殆んど同格とみなされるような人もあるやに聞いておるので、趣旨としては、大隈君、中村君の言われたように、先般参議院としては五十級職三号ということだけで決議したくらいでありますから、原則はさようにして頂いて、特定の例外の方は、これは又当該委員長が然るべく善処して頂いて、例えば調査員に下がるとか、当該委員長に善処して頂くようにして頂けたらばと思います。
【次の発言】 ちよつともう一回言つて下さい。所掌替えになつたもの……

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/30、1期、緑風会)

○藤井丙午君 外国為替及び外国貿易管理法案はよいのですか。
【次の発言】 昨日の議院運営委員会では、民自党の方から二日間の会期延長の要望がありましたが、先程来衆議院の審議状況或いは昨日の委員長懇談会等の進捗状況を勘案いたしまして、あと三日しかないのですからこの際三日間の延長ということに決めたら如何かと思います。
【次の発言】 まだ明日は予算案の外に相当重要な法律案が上つて来るものがあるかも知れませんから、やはり一応本会議を開くことにして頂いた方が……。延長があるわけですから。

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/12/03、1期、緑風会)

○藤井丙午君 只今の下條君の動議に賛成いたします。

第6回国会 経済安定委員会 第2号(1949/11/18、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私、具体的に質問したい事があるのですが、次の機会……

第6回国会 経済安定委員会 第3号(1949/11/30、1期、緑風会)

○藤井丙午君 この改正の問題は、すでに復金の融資が廃止になりました現状におきましては、これは当然法律の改正を要する問題でありますから、賛成いたします。  ただ調整公団の金融等につきましては、認承手形等が相当割れないもの等がありましたりして、金融がとかく円滑を欠く点から、一般の有効需要の現状と睨み合して、重要物資の供給が相当困難を来しておるような現状もありますので、価格調整公団の金融につきましては、政府におかれましても、特段の御努力御斡旋を願いたいと思いますことと、もう一つは早晩統制が緩和乃至廃止される段階になつて行きますにつれて、価格調整公団も相当多額の資金を動かしておるわけでございまして、従……

第6回国会 地方行政委員会 第5号(1949/11/21、1期、緑風会)

○藤井丙午君 西郷君がこの問題について論議することは、勧告という意味は先程遠山次長、或いは佐久間課長が言われたように、拘束力を持つ行政力という、そういうことになるというと、若しか受理されない場合には意味がないのだから、申達するという形をとれば、私はこの意味が、十分に西郷さんの言う意見が通り通ると思います。勧告ということは責任を感ずるのであります。單に申達するという言葉に変更するような意思はあるかないかというのです。そういう意味じやないですか。委員会が内閣に申達する、こういう意味にするというわけには行かないのですか。
【次の発言】 シヤウプ案を私は絶対的に守る義務はないと思う。さつきの西郷君のい……

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/05、1期、緑風会)

○藤井丙午君 只今の門屋氏の提案に賛成いたしますが、更にそれに附加えて、これは各党それぞれ自発的に整理をして貰う。特にまあ共産党に一つの例を引けば、大体共産党の諸君は党の方針というものがはつきり決つておつて、一人でやられても二人でやられても、大体はつきりしておるのですから、どうですか、兼岩さん、あなたの方でも板野さんと岩間さんをどつちか一つに纏めて頂くようにお願いできんでしようか。
【次の発言】 性質は違うと思うけれども……
【次の発言】 私も門屋さんの御提案に賛成するものですが、ただ今門屋さんのお話のように、特別委員会を設置するか、常任委員会の総合調整によつて特別に必要とする委員会の数を殖す……

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、緑風会)

○藤井丙午君 予算関係をもう一度……
【次の発言】 門屋、山下両氏からの御提案に私は賛成いたします。というのは、大体これは必要な事項でございますから、調査承認はいたしまして、その調査の事項につきましては、既定経費の中で賄えるもの等を勘案して一つやるということにして頂けばいいと思います。
【次の発言】 この問題につきまして我々緑風会の方でも重大な関心を持つておりますので、私は今の両大臣の御答弁の中で一点だけはつきりさしておきたいと思う。それは先程来再々小澤国務大臣が、政府としてはこの問題については予算的措置をとる意思はないと、従つて政府が予算的措置を講じないということについて国会の承認を求めるん……

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/14、1期、緑風会)

○藤井丙午君 緑風会としまして、この社会党提案の決議案に対しまして、かように修正して頂いたら私共同調できると思います。修正の案文を読み上げますから、お書き取り願いまして、御検討願いたいと思います。「政府は公共企業体仲裁委員会の裁定の趣旨を尊重し、緊急に万般の方途を講じ、速かに支拂の行われるよう措置すべきである。」というのは、この支拂は政府だけが支拂うのでなくて、公共企業体自体が支拂うことがありますから……。(「結構」だと呼ぶ者あり)

第7回国会 議院運営委員会 第7号(1949/12/19、1期、緑風会)

○藤井丙午君 岡元特別委員長が折角お見えになつていますから、この決議案に関する説明をやつて貰つたらどうかと思います。
【次の発言】 ちよつと岡元委員長にお尋ねいたしますけれども、これについて政府当局と事前に何か見通しでもつけられるために、折衝されました事実があれば……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/21、1期、緑風会)

○藤井丙午君 結局、取敢ず明後日の問題は、従前通りとして、後の取扱については、佐々木君の御意見も私一理あると思いますが、併し一つの考え方としては、旧来と反対に衆議院を午前十時、参議院を午後一時というように切替えるというようなことになりますと、これは参議院の議事運営に非常な大きな問題になつて来ますので、これはそう簡単に行かない。でありますから、御提案は御提案として、差当つて二十三日は旧来通りとして、その後の取扱については、外のことは、委員も非常に少うございますし、愼重にこれは検討を要する問題でありますから、その点……。
【次の発言】 これはやはり施政方針演説その他を検討する意味から言つても、一両……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私も先程の大蔵大臣並びに議長からのお話を承つた印象は、門屋君と同じように、話が済んだあと、こういう機会を私は持たれたのじやないか、それ程重大には私は印象はありませんが、そこで又どういう理由で言われたか、それは政府の御説明が一方的で、参議院が誤解をされておるのだ、その問題を掴えて、いわゆる掛合をするようなことは私は成るべく差控えたい。但し適所な機会に、参議院の審議状況等を適当な方法でお話になるようなことは、これはよかろうと思います。そういつたことは議長にいろいろお考えがあるだろうと思いますから、この際議長の裁量にこの取扱を御一任してやつたらどうかと思うのです。私はまあそういうふうな……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、緑風会)

○藤井丙午君 やはりこれは相当重要な法案でございますから、委員会に付託して一応審議をして頂きたい。尚ちよつと皆さん誤解せぬように聞いて頂きたいことが一つあります。それは今総会でこういう重大な折柄であるから、緑風会としては明日予算の審議のために本会議を開くのか我々の職責上当然だという意見が相当出たわけですが、これは出ましたが、本朝来、昨日来からの運営委員会の空気を十分にお伝えしはしたところが、それは運営委員に一任するということでございましたから皆さんによきようにお決め願います。ただ一応それを申上げておきませんと……緑風会の主張として出ましたからお聞きとり願つておきます。

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、緑風会)

○藤井丙午君 先程の補正予算提出を要求するの決議案上程の件、これを私共緑風会に帰つて総会で詳細報告をいたしましたところ、ミス・ローブから渉外課長への電話云々ということにつきましても、その経過をそのまま報告したわけであります。それで緑風会の大多数の御意見は、この決議案の内容等を私共は読上げまして、御紹介をしてお諮りしたわけでありますけれども、その経過は十分了承した。併しながらこの決議案の内容のどの点が占領政策乃至はその一環としての経済政策に違反するか、了承しかねる点が多い。例えば農業復興であるとか、中小企業の振興であるとか、地方税の減免その他の問題は、これは常識で考えても占領政策に違反するとは考……

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/04/06、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私は後から参りまして、前の経緯はよく存じませんが、只今の小林さんの発言の内容を記録で拜見したのですが、あのときの私の記憶をはつきり申上げますと、予算案と給與法案とが並行的に進んでおつた。一日の晩、そのことで與党側も非常に焦燥しておつたけれども、緑風会の方も、その前いつか私発言しましたが、予算のない国家、公務員の給與法のない国家というようなことではいかんということで、できれば一日中に両案共成立させたいという緑風会の強い希望であつたことは、これは事実です。ところが予算の方は、第一分科会がひつかかつて上りそうもないと、片一方の給與法案も、あのときの情勢ではこのままで行けば一日には成立の……

第7回国会 建設委員会 第16号(1950/04/11、1期、緑風会)

○委員外議員(藤井丙午君) 私はこの日本鉄鋼連盟と、それから、全国鉄鋼更生協議会、それから鋼造船更生協議会、この三団体の代表者の請願の紹介を申上げておるわけでございまして、以下簡単に請願の趣旨を申述べたいと思います。御承知のごとく鉄鋼業が、終戦後鋼材生産が四十万トン程度の非常な慘憺たる状況でございましたが、その後国内の経済復興、最近は特に輸出貿易の振興の線に副うて逐年飛躍的な生産の増加を見せて参りました。二十五年度のごときは普通鋼材だけで二百五十万トンの生産を見、そのうち六十万トン以上輸出を計画しておるようなわけでございます。これは業界の努力はもとよりでありますが、国家からも非常な価格差補給金……

第7回国会 大蔵委員会 第34号(1950/03/31、1期、緑風会)

○藤井丙午君 只今まで各党から誠に傾聽に値いすべき反対討論が出たのでありますが、私は緑風会を代表いたしまして、本改正法案に賛成するものであります。本改正法案は、申上げるまでもなく今回の税制改革の一つの根幹をなす、極めて重要性を持つものでありますが、成る程国民的な見地から申しますならば、本改正法案にはまだまだ幾多不満の点があるのであります。併しながら従来の所得税法に比べますれば、例えば基礎控除、或いは扶養控除その他相当国民の負担軽減という点に改善された点がありますし、又徴税方法等につきましても、合理化の相当見るべき点があるのでありまして、私共は今後財政事情の改善と相俟つて国民の税負担の軽減に向つ……

第7回国会 大蔵委員会 第37号(1950/04/06、1期、緑風会)

○藤井丙午君 私は緑風会の多数意見を代表いたしまして本法案に賛成をいたすものであります。この旧軍港四都市が敗戦によつて非常な打撃を受けられたこと、並びにその復興の困難性等につきまして、全く特殊の事情のある点を私共十分了解しております。従いまして本法案によりまして、この目的に掲げてありますような平和産業、港湾都市として更生発展されまして、関係地方住民の経済的福祉並びに地方財政の確立を図られるということは、心から希望するものであります。ただ一、二希望意見を緑風会の皆さん方の意向を代表して付け加えたい点は、先程来各委員からも御意見の御開陳がありましたように、本法案は極めて簡単な條項から成つておりまし……

第7回国会 大蔵委員会 第43号(1950/04/27、1期、緑風会)

○藤井丙午君 国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案によりまして、この国家公務員共済組合の年金等を今回更に六千三百円ベースに増額されるということになるのでありますが、この際私は八幡製鉄所の共済組合の年金の問題につきまして、政府当局にお質ししたい点が二、三ございます。御承知のようにこの八幡製鉄所は昭和九年の二月に製鉄の合同によつて民営に移管されるまでは、官営の企業体でございまして、国有鉄道、逓信その他と同様な形態をとつておつたわけなのです。従つて八幡製鉄所の従業員の共済組合は明治三十八年にできまして、大正十年十一月から勅令に基いて、国鉄その他と同様に、製鉄所の雇員以下の現業員を以て共済組合を……

第7回国会 労働委員会 第10号(1950/04/24、1期、緑風会)

○藤井丙午君 ありません。


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1975/06/18、10期、自由民主党)

○藤井丙午君 私はいま申しましたように、座って質問することをお許しいただきたいと思います。  私は質問に入る前に、本委員会で各委員の皆様方が強調されておりますとおり、国民の生命の尊重と健康を守ることが何より大切であるということにつきましては全く同感であるということをまずもって申し上げておきます。しかしながら、私がここで申し上げたいことは、わが国の環境行政が理想を追うに急で、公害防除技術の開発状況や日本経済にかかわる経済的側面を無視していささか独走しているのではないかという懸念を持っておる次第でございます。  そこで、まず第一に小沢環境庁長官にお尋ね申し上げたいことは、環境基準とは何ぞや、すなわ……

第75回国会 文教委員会 第5号(1975/03/25、10期、自由民主党)

○藤井丙午君 ちょっと関連して質問をお許しいただきたいと思います。  槇枝参考人の御意見はまことに傾聴に値することと思います。私の申し上げたいと思っているようなことが網羅してありますので非常に感銘したわけでございます。特にこの入試制度の前提となる根本的な解決策として社会の学歴偏重が最大の原因であるということはもう御指摘のとおりでございます。私もかねがねこの問題を取り上げまして、もう能力主義、実力主義の社会にするために、学歴偏重の根強い社会慣習を何とかして打破したいということで、実は私事でございますけれども、旧八幡製鉄、新日鉄を通じて高校生、大学生、卒業は教育年度が年数が違いますから、最初の賃金……

第77回国会 文教委員会 第8号(1976/05/20、10期、自由民主党)

○藤井丙午君 時間がありませんのでごく簡単に申し上げますが、国連大学については、先ほど宮之原委員からまことにポイントをついた質疑が行われましたので、重複を避けます。ただ、私が申し上げたいのは、先ほど大臣の提案理由の中に、「世界の飢餓」 「人間と社会の開発」及び「天然資源の利用と管理」と、この三つの重点の研究研修課題を御説明になったのでございますが、実はこの第一の「世界の飢餓」の問題ですね、これは御案内のように世界の人口はいまや四十億になりました。そのうちで先進工業国が十一億、あとの二十九億は開発途上国でございます。しかも、人口の伸び率は先進工業国は一%で発展途上国は二・五%、なかんずくこの六〇……

第77回国会 予算委員会 第3号(1976/04/24、10期、自由民主党)

○藤井丙午君 委員長にお願いいたしますが、私、四、五日来おなかを壊しておりまして、下痢でもって大変体力が衰えておりますので、あるいは座ったままで質問をさせていただくかと思いますが、その点よろしゅうございましょうか。
【次の発言】 同時にまた、各大臣にも立ったり座ったりしていただくようなことは、ごめんどうなことはかけませんから、まとめてひとつ御答弁を願いたいと思います。  私は、自民党主党を代表し、また私見を交えまして、三木総理大臣並びに各関係大臣に御質問をいたします。  まず第一に、率直に申しますと、国権の最高機関でありながら、国会ほど時間を浪費し、これくらい非能率きわまるところは、これは世の……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、自由民主党・自由国民会議)

○藤井丙午君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私藤井が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行いたいと思います。  つきましては、選任の方法をいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に片岡勝治君を指名いたします。(拍手)

第86回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1978/12/06、11期、自由民主党・自由国民会議)

○藤井丙午君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの森下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に田中寿美子君を指名いたします。(拍手)

第87回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1978/12/22、11期、自由民主党・自由国民会議)

○藤井丙午君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの森下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは、委員長に田中寿美子君を指名いたします。(拍手)



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第2号(1947/10/22、1期、緑風会)

○藤井丙午君 大臣に対する質問は、これからお願いしてよろしうございますか。
【次の発言】 本法案は國民経済の現在及び將來に至大な関係を持つものでございまして、政府当局におかれましても、國会提出前に関係方面と非常に愼重な折衝を続けられたやに伺つております。又この法律が持つ特殊事情も我々は十分承知しておるのでありますけれども、この本案の目的及び趣旨につきましては我々は全然賛成のものでありますけれども、この具体的実施面におきまして、その運用を一歩誤りました場合には、現在及び將來の國民経済に非常に大きな影響を持つものでありますので、私共としましては十分審議を盡したい、かように考えるものであります。そこ……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1948/05/28、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤井丙午君) 本日は栗栖安本長官が出られますところでしたが、よんどころない差支ができまして私が代つて御説明申上げたいと思います。経済査察廳設置に関する法律案は只今衆議院で審議中でございまするが、近く同院の審議を経ましてこちらに送付され、正式御審議を仰ぐことになるのでございますが、予め予備審査をお願い申上げるということで、今日の説明に罷り出た次第でございます。  この経済査察廳設置を必要といたしまする理由、或いは組織の大要、任務の範囲並びに職務遂行の権限等につきまして、概要を以下申上げたいと存ずる次第でございます。経済統制の励行を確保いたしますためには、全國的又は地域的に統一ある企画……

第2回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第2号(1948/06/08、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤井丙午君) 御承知のように、日本は経済資源が非常に貧困でありまして、戰前も工業や食糧の多くの割合を外國に依存しておつたのでございまするが、敗戰後は從來の日本の経済を支えておりましたところの東亞の資源、領土資源といつたものは全部喪失しました、又一面、人口は急激に増加しておりますというような関係から、今後日本経済を賄つて行くためには、従來よりも上り高い割合で、いわゆる貿易に依存して行かなければならんということは、私は國民経済としての基本的な條件であろうと存じます。その点は油井さんの御意見と全く同感であります。現在におきましては、昭和五年――九年当時の基準年度に比べまして、輸出が僅かに……

第5回国会 経済安定・商工連合委員会 第1号(1949/04/25、1期、緑風会)

○藤井丙午君 先程來安本長官の御説明を伺つておりますと、從來の非常に資材の割当の不公平、現物化の困難という問題について、資材割当方式の改善、今お話になりましたように需要者選択制度を採用するというお話、或いは中小企業金融対策についても從來の興銀、勧銀或いは商工中央金庫等を更に活用するとか、或いは日銀の特定融資を増額するとか、企業受信能力の問題を積極的に図るというお話でございますが、理論的には誠に御尤もでありますが、引続いてお説明になりました中小企業廳長官のお話ですと、目標は大体同じようでありますが、実施面においては全然これの喰い違つているというようなお話です。特に需要者選択の問題にしましても、現……

第6回国会 経済安定・大蔵・通商産業連合委員会 第1号(1949/11/25、1期、緑風会)

○藤井丙午君 ちよつと説明に先立つて希望があるのであります。その只今上程になりました法案を私共通読いたしまして、なかなか内容が広汎でありますと同時に、相当專門的知識を要するような点がございますので、御説明の際は條文をできれば具体的に例等を引用して分り易く願いたいと思います。

第6回国会 経済安定・大蔵・通商産業連合委員会 第2号(1949/11/26、1期、緑風会)

○藤井丙午君 この国際経済への、待望の参加態勢が急速に確立できる段階になつたということは誠に我々としては喜ばしい次第であります。が併しながらこの法案は考えによつては、日本の経済自立の根幹をなす問題であり、又日本の産業構造にも、運用如何によりては一大変革をもたらすような非常に重要な法案でありますので、審議期間の短かいということを非常に私は遺憾に思うわけであります。  そこで私は、先程和田委員がお尋ねになりました点で、まだちよつと十分納得できない点がございますので、関連して安本長官にお伺いしたいのでありますが、先程通産大臣の御説明もありましたように、この爲替予算の編成については当然その年度乃至四半……

第6回国会 経済安定・大蔵・通商産業連合委員会 第4号(1949/11/29、1期、緑風会)

○藤井丙午君 先日、五十條の問題につきまして、私稻垣通商産業大臣に質問しましたときに、そのときの御答弁は、これは、尤も今商務官があるわけでなく、貿易上のエージェントがあるわけでないから、外国の事情をいろいろ詳報するのに、いろいろな不便がある。そういう際にこれはどう扱うかということを私は質問をしたのに対してそれは例えば国内物価よりも下廻つた価格で出すとか、或いはレターンとかリべートとかというようなものにそういう非難があつた場合に、これを日本政府で、当該機関で調べて処罰する。その処罰については、只今説明員から説明がありましたように、非常に愼重なる手続をとつてやる、こういうふうな説明があつたわけであ……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員打合会 閉会後第1号(1974/10/14、10期、自由民主党)

○藤井丙午君 先ほど来、委員長並びに委員の皆さんの御意見全く同感でして、この各研究機関の基礎的な研究とかあるいは研究開発の成果の総合的な調整活用ということについて、私は言われるような、いままで御説明を伺ったようなはたして成果があがっておるかどうかという点、まあ非常に疑問を持っておる一人ですが、それはいま諸先生のおっしゃるように積極的にその総合活用ということ、特にメーカーに対するいまの研究成果のアプローチのしかた等が私は非常に不十分だと思っております。  それから文部省のお話も、いまたくさんの項目をあげられて、伺っている限りでは一々ごもっともですけれども、まあ実際申しますとね、予算的にいうとごく……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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