このページでは佐藤信二参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○佐藤信ニ君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 国鉄は、過去百年間にわたり、わが国内輸送の大動脈として国民生活の向上と国民経済の発展に寄与してまいりましたが、近年において、産業構造の変革や他の交通機関との競合により、その占有率は低下し、旅客三〇%、貨物一三%と、かつての独占的地位を失ってまいりました。しかしながら、鉄道が持っております高速大量輸送等の特性に加え、安全性、エネルギー効率等の観点から、国鉄は将来にわたって国民の足としてその果たすべき使命は重大であります。 一……
○佐藤信二君 第二班、御報告いたします。 本特別委員会の小谷委員、星野委員及び私の三名は、北方領土問題等に関する調査のために、去る十月十四日から十七日までの四日間にわたって北海道を訪問し、札幌市、根室市及び羅臼町においてそれぞれの当局者並びに関係諸団体等からの意見や要望を聴取するとともに、海上保安庁の巡視船で北方領土の視察を行ないました。なおこの調査には、全日程にわたって相沢理事が現地で参加いたしました。 今回の調査においては、現地関係者からは、北方領土の早期復帰実現及びそのための国論の統一と国民世論の喚起並びに外務大臣の北方領土視察の実現、歯舞、色丹、国後及び択捉の四島周辺における安全操……
○佐藤信二君 どうも御丁寧にありがとうございます。
○佐藤信二君 今回の海洋博は一応成功裏に終わったということであります。これは関係各位の御努力ということに心から深甚の敬意を表するわけでございますが、しかし一方、初めに予定した四百五十万という参加者に対して実際的には三百四十八万というふうに百万人の落ち込みがあったということ、これはいろんな実は悪条件が重なったことだとは思いますが、その中で私はどうしても抜くことができないのは、沖繩県というのが地理的に非常に遠隔地にあるという、そうした地理的悪条件にあったということではないかと思うわけであります。 そこで、この問題は今後の沖繩の開発という乙とに関しても絶対に避けることができない問題であります。要す……
○佐藤信二君 ただいまの黒住委員の質問に関連して若干補足質問したいと思います。 どうも、大臣もまた総裁も、私は与党でありますが、あるときは野党的質問になりますことをお許し願いたいと思います。 いま出ておりますこの二法案、これは私が言うまでもなく、いままた黒住委員が指摘しましたように、四十四年、四十八年という二回にわたる再建計画というものがいろんな理由によって失敗に帰して、そして昨年の十二月三十一日の閣議了解事項、日本国有鉄道再建対策要綱ということで出発しているわけであります。そしてこの中のいわゆる骨子というのは、財政面では四十八年、四十四年の場合では十年間でやろうとしたのを五十一年、五十二……
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