このページでは案納勝参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○案納勝君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありました昭和五十年、五十一年度の決算について、福田総理初め関係大臣に幾つかの質問をいたしたいと思います。 今日、福田内閣が行き詰まっている課題の主なものは三つあると思います。それは、第一に雇用不安の解消、第二に円高不況対策、第三に成田開港についてであります。そのどれ一つとっても、それは福田内閣の政策の失敗が原因であり、その無能無策はまさにそのもの自体を暴露したものと言わざるを得ません。 これらの三つの問題は、そもそも四十九年から五十年、五十一年にかけて、その危険が予知されていた問題であります。特に五十年には、福田総理は、副総理、経済企……
○理事(案納勝君) 速記とめてください。
【次の発言】 速記始めて。
○案納勝君 いまから電電公社及び郵政省に対して、二、三の一般業務について質問をいたしたいと思います。 まず冒頭に、電電公社関係について質問に入りますので、よろしくお願いをいたします。 すでに五十一年、七十八国会で電電公社の料金値上げが可決をされまして、すでに一年を経過をしようとしています。さらに先ほどは、第六次五カ年計画についてその構想が発表をされました。きわめて電電公社といいますか、電気通信事業にとって重大な時期だと思います。 そこで、以下質問をするのですが、まず、五十一年、七十八国会における公衆法可決の際の附帯決議の中に重要な柱が幾つかあります。その一つは、料金制度及び今後のサービス……
○案納勝君 関連。 ちょっと質問が飛びましたけれども、実は中期計画あるいは収支予算の立て方、この問題について関連をして、少しく大臣とさらには会長に、少し形の違った角度からお聞きをしてみたいと思います。 まず最初に会計検査院にお尋ねをいたします。 NHKの予算というのは政府機関、その範疇に入らないわけですね。そこで、NHKというのは国民の受信料によって成り立つ、権力からは一番遠い、国民のしかも公正な言論を守っていくためにあるわけです。それだけに国の財政法、会計法の拘束がないわけです。また、たとえば郵政省の監督機関的な、監督を受けているような機関でありませんから、大臣は意見を言うだけに一つし……
○案納勝君 私は、厚生省の四十九年度の審査に当たりまして二、三質問をいたしますが、その前に、当面をする問題について大臣の御見解を承りたいと思います。 大臣は、十二月十二日に中央社会保険医療協議会の円城寺会長へ中医協の早期開催を要請をされたと報ぜられております。けさの新聞等で――この中医協の開催要請というのはこれは診療報酬、医療費の引き上げの問題が重点であります。医療費引き上げの問題について、ある新聞の見出しをみますと、厚生大臣、日医会長と秘密会談と、これは秘密会談というのはまあ字句上の問題でしょうが、このように報道されています。大臣は、今日までさまざまな理由でこの医療費の引き上げ、診療報酬の……
○案納勝君 私は、今日まで、四十九年の九月から問題になっておりましたいわゆる田中金脈の最大の問題であります信濃川河川敷問題について、今日の段階では本決算委員会も一定の方向を出すべきだと思います。したがって、私は今日までの経過を整理をして、その問題点について幾つかお尋ねをいたしますので、大臣及び関係者の御見解を明らかにしていただきたいと思います。 まず、建設省が廃川処分をいたしたのは十一月一日であります。その後当委員会は十一月の二日、この廃川処分が果たして国民の納得する措置であったのか、その中身も含めて多くの論議がありました。これをいま私は繰り返そうと思いませんが、その後の経過について、今日的……
○案納勝君 私は、四十九年度の通産省の決算審査に当たりまして、円高の還元問題と日中貿易と原子力行政について、三点にわたって大臣等の御見解を承りたいと思います。 まず第一に、今日の円高はまさに急ピッチに進んでいます。不況がそのために増幅し、日本経済に激しい動揺が与えられていますが、私がお伺いしたいのは、円高はデメリットだけでなくメリットを持っている側面を持っています。このメリットを日本経済、そして国民生活へ還元することを深刻に考えなくてはならないときではないか。このメリットが最も端的にあらわれているのは石油、食糧、鉱石などの輸入原材料ないしは一般商品であります。これらは円ルートが上がった分だけ……
○案納勝君 最後の質問になります。 まず冒頭に、今回提出をされております承認に関するこの件につきまして、日本放送協会の資金計画説明書等、私は決算に関する委員会等で、わかりやすく国民に理解ができるように配慮をすべきだと何点か指摘をいたしました。それを受けて一定の配慮がされていることについてまず評価を申し上げておきたいと思います。 まず、私は、時間の関係がありますから、今日まで三日間にわたって同僚議員から問題点をしぼりつつ御意見が出されました。重複をできるだけ避けて、なおもう一歩詰めたいと思う問題等について整理をしてお伺いをしたいと思います。 まず総論の部分でありますが、最初に坂本会長にお尋……
○案納勝君 私は、最後になりましたが、皆さん方に御協力をする意味で時間が大変縛られていますので、きょうは二、三点にしぼって御見解を聞きたい。 まず最初に、どうしてもこれは聞いておきたい、聞かなくてはならない問題があります。先ほどの木島先生の質問、あるいは十一日の最上さんの質問等がありました成田空港の問題をめぐっての措置であります。 私はああいう過激的な、極左的な暴発事件というのは全く認めることはできません。そういう意味で、それとまた成田空港に対する対策というのは、私はきのうも本会議で福田総理に言いましたように、また別な面から重要な問題を含んでおる。それはきょうは申し上げません。ただ、大臣が……
○案納勝君 私、一点だけ短時間で関連で緊急に質問をいたしたいと思います。
まず第一に、電電公社の総裁に、これはきょうは電電の一般質問ですから。いま手動局の自動化が進められて、ほぼこの計画は終わろうとしております。五十三年度中に改式が全部完了すると聞いておりますが、その計画は予定どおり進んでいるんですか。その点、ちょっと。
【次の発言】 これ、ちょっと畑違いですが、きょう、ここへ簡保の局長お見えになっておりますか。
簡保局長 お尋ねしますが、簡保資金の運用について、地方自治体に法律に基づいて貸し出しを行っていますが、これは法律に基づいて行われていますか。どういう手続で行われていますか。
○案納勝君 私は国際電電に二、三質問をいたしますが、最後ですからできるだけ簡潔にお答えいただきたいんであります。 その前に大臣に何点かお尋ねをいたします。きわめて重大な問題であります。 あなたはいま当委員会を中座をされました。あなたの所管事項として審査をしている当委員会を中座をせざるを得ない中身は、すでに虚礼あるいはこれに類する問題について政治的責任としてきわめて厳しく批判をされている問題、あるいは衆議院の申し合わせ事項等について大臣みずからが違反をするというようなことで、この重要な所管事項の審査の席を外さざるを得ない状態に大臣が至りました。大臣はどういうふうにこれらについてお考えになって……
○案納勝君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び第二院クラブの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律及び資金運用部資金法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行にあたり、次の各項の実施につとめるべきである。 一、簡易保険の募集については、加入者利益の擁護をはかるため、今後とも節度ある募集活行われるよう十分配意すること。 一、簡保会計の余裕金を郵政省が直接運用する制度の実現……
○案納勝君 最後になりましたが、私は、いままで多くの同僚議員が質問をしてきましたので、重複をできるだけ避けていきますが、実は、教育ローンの構想が発表されると、国民やあるいは多くの人々がこれに共鳴をし、一日も早く実現するように期待を当初はしたんです。ところが、現実にでき上がったものを見ますと、まさに中身は似て似つかぬものであります。 先日も、青島先生が質疑をする過程を通じて、これは当初期待をしていたようなそういうものじゃない、多くの迷いを感ずるという発言がありました。私どもも、いままで論議を聞いている過程で、この進学ローンの構想というのが、何か教育問題にすりかえられてきてやしないか、本当に当初……
○案納勝君 大変大臣お忙しいところを急がしまして申しわけないと思います。 きょうは大臣、ちょっと言いにくいこともありまして、またちょっと生臭い話になるかもしれません。その点ひとつ大臣の職柄としてお聞きいただきたいと思います。 まず最初に、私はお尋ねをしますのは、過般、きのうの新聞、十一月十六日の朝日新聞に、西部本社版の十五面トップに、「自民党総裁選の郵便物不公平な優遇措置」ということで、大変重大な内容が報道をされております。 いま、大変自民党総裁選挙はテレビ、新聞その他でさまざま反響を呼んでおります。これはいずれにしても百五十万の投票によって予備選挙が行われるとしても、一政党の、国民的、……
○案納勝君 官房長官、どうもお忙しいところをお運びいただきまして、私は短時間ですが、官房長官に、いま国会で承認を求められていますNHKの経営委員の問題について、御見解を二、三承っておきたいと思います。人事問題ですから、これはできるだけ慎重にやっていきたいと思っておりますから、特定の名前等は差し控えさしていただきたいと思います。 この経営委員の人選問題は、官房長官御存じのようにNHKの根幹にかかわる問題なんです。それだけに当委員会でも、五十一年度の受信料値上げ等、いまの経営問題きわめて重大な段階にあるだけに、公聴会等で多くの意見が実は出されてきた。これらの論議については、もう官房長官も御存じだ……
○案納勝君 私は、まず最初に大臣の御意見を承りたいんですが、その前に、二十七日から本日と当委員会は、昨年年末から引き続いて年末の郵政の紛争問題について十一月は二十三日、さらには年が明けては理事会、理事懇等で早期な解決について郵政省にその誠意を求めてきました。そういう経過で二十七、本日と二日にわたって労使問題紛争解決についてのお互いの知恵を出し合っているわけです。 そこで、私は最後になりましたが、同僚議員、先生の御指摘ずっとお聞きをいたして、大臣の答弁をお聞きしてまいりまして、できるだけ重複を避けるということにしたいと思います。ただ、明確にしてもらわなくてはならない、まだ明確でない問題がいっぱ……
○案納勝君 私は最初に、昨年の逓信委員会、三月の三十日に五十二年度のNHKの予算が委員会で承認をされました。今回の五十四年度のNHKの予算を審議するに当たりまして、その予算案を一見をいたしますと、昨年及び一昨年、当委員会で論議をしてきました問題点、課題というのは何ら解消されていない。同じような課題が実は残されたままにきている、こういうふうに理解をせざるを得ない。ただ違うのは昨年、五十三年度は、五十一年から三カ年間のトータルを通じて経営の中期見通しの中での予算の提案。そこで提案をされたやつの中では、五十四年度からの収支についてはきわめて厳しい状態にあった。NHKの財政見通しというものについて、収……
○案納勝君 私は、ただいま承認すべきものと決定いたしました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案) 政府及び日本放送協会は、本委員会における質疑の内容を体して、公共放送の使命達成のため一層の努力をはらうこと。 右決議する。 以上でありますが、この決議案は、昨日来の本委員会における審議の経過を踏まえて作成したものであります。……
○案納勝君 私は、ただいま可決されました通信・放送衛星機構法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出をいたします。 まず、案文を朗読いたします。 通信・放送衛星機構法案に対する附帯決議(案) 政府は本法の施行にあたり、次の各項の実施に努めるべきである。 一、わが国における宇宙の開発および利用の基本理念をふまえ、本機構は平和利用の目的に限り業務の運営に当ること。 一、本機構設立の趣旨にかんがみ、機構が公正かつ効率的に運営されるよう留意するとともに今後機構の業務の拡大について検討すること。 一、……
○案納勝君 私は、けさ来報告を聞いてきましたが、今回のKDDの不祥事件が相次いで報道され、その経営姿勢がいま問われていますが、しかも板野社長が、副社長を含めて辞任をされるという中で、けさ来の報告を聞いても全く実はよくわからない。KDDは、けさからも質問で明らかにされておりますが、その株式が上場されている株式会社ですが、法律によって特殊法人として、公益企業体であり、しかも国策会社であり、独占企業体である。国会には予算審議権もありません。あるいは料金法定化のこともありませんし、いずれにいたしましても、国会で一年に一回事業計画についての報告を聞く、こういう程度である。しかしながら、それだけに、監督官……
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