このページでは中野明参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○中野明君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました原子力基本法の一部改正案に対して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 エネルギーが人間生活に不可欠であり、エネルギーなくして人間の生存はもはや考えられなくなっておることは、ひとしく認めるところでございます。農業の機械化が進むにつれて、石油を離れて人類の生存に不可欠な食糧生産はあり得ないとさえ考えられる現状もその一例であります。 このような中で、石油危機の到来が憂慮されています。昨年、米国政府が発表したホワイトハウス・レポート、カーター大統領のエネルギー教書、CIAレポート、さらに国際原子力機関の報告書等々、一九八五年から九……
○中野明君 法務委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○中野明君 私は、ただいまの大塚君の動議に賛成いたします。
○中野明君 私は、ただいまの片岡君の動議に賛成いたします。
○中野明君 運輸委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○中野明君 鉄道建設審議会委員の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○中野明君 私は、去る十月二十日に起こりましたクウェートの国籍であるタンカー、アル・サビア号の重油流出事故についてお尋ねをしたいと思います。海上保安庁に最初にお尋ねをいたします。
この事故は、十月二十日の夜、高知県の室戸岬沖合いでアル・サビア号から油漏れの通報があって、保安庁では直ちに停船命令を出して、高知海上保安部の巡視船「くま」が現場へ急行し、その状態としては、油は東に向かって帯状にあり、土佐湾沿岸にはほとんど影響がないだろうとの見通しが発表されたようですが、そのとおりでございましょうか。
【次の発言】 時間が非常に限られておりますので、なるだけ要点よくお答えいただきたいと思います。
……
○中野明君 私、三点ほど質問を申し上げたいと思いますが、けさほど来、またこの国会で大変議論になっております――重複するかもしれませんが、非常に私も、このことだけは改めて大臣の心境を含めてただしておきたいと思いますのでお尋ねをするんです。 まず、いまもお話に出ておりました郵便貯金の利下げの問題です。この郵便貯金の利子を下げるということは、これは弱い者いじめの最たるものだと私どもは憤慨をしております。特に、わずか三カ月の間に二度も金利が下がるということで、こういうことはけさほども恐らく先輩の案納委員からお話が出たんじゃないかと思いますが、大臣任期中に二回も一年のうちに下がるというようなことは、前……
○中野明君 では二、三点ちょっとお尋ねいたします。簡単にできれば御答弁いただきたいと思います。 この春以来問題になっておりましたし、また午後高橋委員の方からも出ておりましたモスクワにおけるオリンピックの放送の問題ですが、大臣は非常に楽観をしておるというようなお話でありまして、私もちょっと心配をしておる一人でございますが、オリンピックの放送がNHKの電波を通じて全国の国民に放映されること、これが一番望ましい形であると私も思いますし、多くの国民の皆さんもそういう点については期待をなさっていると思うんですが、NHKが諸般の事情がありまして、当委員会でも、会長の御答弁を私も議事録で拝見もいたしました……
○中野明君 けさほど来大臣の就任ごあいさつもお聞きいたしまして、非常に法秩序の維持そしてまた国民の権利の保全ということにつきまして、毅然たる姿勢を聞きまして心強く思っておりますが、私、きょうは非常にショッキングなニュースが伝えられておりますので、最初にそのことにつきまして、裁判所の法廷内の秩序維持ということについてお尋ねをしたいと思います。 御承知のように、去る十五日に、銀座の路上で暴力団員がささいなことから発砲をいたしまして、善良な市民に、無実の市民の人たちに重傷を負わした、こういう事件がございました。この事件の取り調べの中から明らかになってきたということでございますが、この犯人がその事件……
○中野明君 最初に、大臣に改めて見解をお尋ねしたいのですが、今回の日航機のハイジャック事件は、人命を尊重するという見地からは一人の犠牲者も出すことがなく解決できました。私どももそれなりに評価はいたしておるものでありますが、同時に犯人側の要求を容易にかつ全面的に受け入れたこの態度というものは、今後禍根を残すものと考えられるのでありますが、特に既決、未決の凶悪犯罪者を釈放して、その上に莫大な資金を提供したということになります。そうなりますと、犯人たちはさらにこれに自信も持ったでしょうし、将来再犯の可能性と危険性というものも増大したことはこれは否めない事実であります。この点について政府としては、国内……
○中野明君 いま寺田委員から世界観を通して非常に高度な質問があったわけですが、私は現実に戻しまして、今回のハイジャック事件が起こりまして、これはもう政府はもちろんのこと全国民が大変心配をいたしました。その結果、犯人の要求を入れられまして、既決、未決の犯罪者の釈放、これを国外に連れ出す、しかも日本赤軍に全然関係のない凶悪犯も含めて、その上に身のしろ金の六百万ドル、こういうことの要求に応じられたわけですが、この応じられるに至りました経緯といいますか、これは私どもこのように承知しておりますが、これは内閣が意思決定をして、そして法務大臣が直接指揮命令をして処置をされたと、このように理解をしておりますが……
○中野明君 長官の所信並びに予算の中にも、かなりの部分を割いて瀬戸内海の閉鎖性水域における水質汚濁の問題で触れておられますが、私、きょうは赤潮問題についてのみお尋ねをしてみたいと思います。 けさほど来議論が出ておりましたが、御承知のように瀬戸内海の中でも特に播磨灘一帯が大規模な赤潮発生地域としての様相を持ってきたということが明らかになってきたわけです。四十七年に続いて昨年の大量発生で、もうこの播磨灘地域が常襲地帯とまで言えるような地域になってきたわけですが、最初に、環境庁においてこの播磨灘水域の状況、これをどのように認識をしておられるかということをお尋ねしたいわけですが、すなわち、あの地域で……
○中野明君 私は、きょう二点御質問をしたいと思います。 まず第一点は、水質汚濁に関連をしての質問でございますが、御承知のように、水と油はこれはもう相入れないということは昔から言われているとおりでありますが、まず最初に通産省にお伺いをしたいんですが、オイルショック以来石油の蓄えが必要であると、いわゆる石油の備蓄ということについて、国の方で国策として備蓄をしなきゃならぬと、こういうことになってきておるわけですが、いま申し上げたように、水と油という関係がございますので、非常に自然環境の保全という面で心配の面があると私は考えておりますが、まず、現在のわが国の石油の備蓄量と施設の現状、これを教えていた……
○中野明君 一、二問簡単にお尋ねしたいと思います。
先ほど助川参考人がちょっとお話しになっておりましたが、私、鈴木参考人にお尋ねするんですが、光化学反応での二酸化窒素のかかわり合い、これについてはどの程度意見がかわされたんでございましょうか。
【次の発言】 いま一点。矢田部委員からもお話が出ておりましたが、この答申を出されるときにかっかしておったというお話なんですが、指針値を決められて、他の参考人のお方は大体、環境基準は変更しなくてもよろしいと、対策は十分できると、そうすべきだという御意見のように私お聞きをいたしたんですが、指針値をお出しになられました鈴木参考人として、現在の環境基準値をやは……
○中野明君 最初に、けさほど来議論になっておりました、森下委員長もおっしゃっておりましたが、いままた坂倉委員もおっしゃっておりましたように、環境庁を取り巻く世論というのは、後退性ということをめぐって非常に厳しいものがございます。特にけさほども森下委員もおっしゃっておりました、毎日新聞の「こんな環境庁は、いらない」という記事、けさほど来長官の答弁を聞いておりますと、ずいぶん誤解もあるんじゃないかという意味の御答弁もなさっておりましたが、長官もごらんになったと思いますが、私もこれ一通り目を通してみましたが、余り間違ったことを書いてないように私は受け取っております。そういうことで、これを誤解というふ……
○中野明君 きょう、下水道の問題と浄化槽の問題でちょっとお尋ねをしたいと思います。
富栄養化対策の推進ということで汚濁負荷量を削減を図るということになりますと、下水道の整備、これが急務であるということが、過日来議論の中で出ておるわけでございますが、瀬戸内海沿岸各県の公共下水道の処理区域の普及率、これを最初に、建設省おいでになっておりましたら。
【次の発言】 いまの御説明で、大阪が五四%と普及はかなり進んでおるようですが、四国関係、それから和歌山もいま二%というようなことをおっしゃいましたが、このように自治体によって普及率に大きな格差が出ておりますが、これはどういう関係と受けとめておられるのか……
○中野明君 岡市参考人にお尋ねいたします。 先ほどお話の中で、農薬の問題に少しお触れになっておりましたが、御承知のように、去年の六月に香川県がマツクイムシの防除の空中散布をしました。それで、仁尾町方面のクルマエビの養殖に被害が出た。そのために県などが見舞い金を払うということになったということを私、承知しておるんですが、 これ、やはり空中散布による原因ということがはっきりしたものかどうかということが一点です。 それからもう一点は、関係の業港がやはり支払うことを内諾しておると伝えられておるわけですが、それにもかかわらず、またことしも六月初旬から三千四百ヘクタールの山林でやはり空中散布をしようと……
○中野明君 まず最初に、NHKの方から出されたこの五十三年度から五十五年度、付録として五十六年度もついておりますが、経営見通しの試案についてお尋ねをしたいと思います。
郵政大臣は、この試案をごらんになってどういう御所見をお持ちでしょうか。最初に大臣に。
【次の発言】 会長にお伺いしますけれども、これは経営委員会と御相談の上でお出しになったんでしょうか。もう一つは、経営問題委員会というのもございます。この両方に御相談の上でお出しになったものかどうか。
【次の発言】 過日来、当委員会で大変議論になっておりますが、この試案を私も見せていただきまして、何かしらNHKの経営の姿勢といいますか、取り組む……
○中野明君 関連して、一、二お尋ねしておきます。先ほど中塚さんから視聴者会議のことについてちょっとお話が出ましたが、この視聴者会議委員の選び方ですね。これはどういう基準でお選びになっておられるのか、関係者からお聞きをいたします。
【次の発言】 私も、資料として会議委員のメンバーを何カ所かいただいてみたわけなんですが、いつも感じるんですが、農協の会長さんとか、商工会議所の副会頭さんとか、あるいは市長さんとか、非常にお忙しい、重要な仕事をなさっている方を選ばれているような、いつの場合も――番組審議会も同様だろうと思うんですが、その辺の考え方が、実際にテレビを見ている生の声といいますか、私も先般申し……
○中野明君 最初に大臣にお尋ねをいたします。
いま矢原委員からも貯金の金利のことにつきまして、非常に高度な立場から議論が展開されておりますが、私は現実の問題に引き戻して、郵政大臣として、もうここまできている以上は、貯金の利子を何がしか引き下げなければならぬという、そういう判断に立っておられるのですか、どうですか。
【次の発言】 そういたしますと、大臣が白紙で郵政審議会に諮問をされている、これは異例のことだと、私の決意のほどを理解してくれという意味でおっしゃっているようですが、私は非常にこの諮問の仕方に危険性があるというふうに受け取った一人であります。
というのは、郵政大臣に与えられた権限の……
○中野明君 私、きょうの本題に入る前に、昨日発表されました三公社五現業のベースアップの問題ですが、非常に三・八%という驚くべき低い数字が有額回答として出されたわけです。過日の当委員会の質疑でも大木委員からも御発言がありましたように、現在の厳しい情勢を考えて、組合側におきましてもストの問題については慎重に対処する姿勢を持っているという意味のお話もございましたが、このような物価上昇にも満たないような低い回答で、あたかもストをしろと言わんばかりのような、こういう状況では非常に私も憂えるわけでして、もうすでにきょうから国鉄もストに入っていると、こういうような状態であります。これはどこまでも個々に労使の……
○中野明君 質疑に入る前に、けさほども問題になっておりました、きょうからとうとう郵便貯金の金利も引き下げが実施されるわけですが、かねがね郵政大臣は、預貯金者の利益を守るために努力しているというお話でありましたが、この結果を見ますと、郵政大臣の努力の跡というものがどの程度出たものか、私ども非常に疑問に思っているわけですが、御感想をお聞きしたいのです。
【次の発言】 委員会の審議で、利下げの問題は連動してするのはどうかといういろいろの議論が非常に出ておりましたが、せめて最後の段階ででも、今回の利下げで銀行との幅をつけてもらいたかったというのが私どもの率直な感想でございます。済んだことをとやかく言っ……
○中野明君 過日来、当委員会でも問題になっております貯金の利下げの問題で、最初にちょっとお尋ねをしたいわけですが、これは当委員会で私も、大臣に、郵政審議会に諮問をなさるときに、この郵貯法の十二条で貯金者の保護という項目、これだけはぜひお忘れにならないようにということで注文をいたしておりましたが、残念ながら先日の大木委員の質問に対しても、大臣は非常に諸般の圧力が強くてというようなことでございましたが、この貯金者保護という項目を、今回の諮問で大臣としてはどういう面で生かしたと思っておられますか。
【次の発言】 大臣のお話はよくわかるわけですが、お気持ちはよくわかるわけですが、そうしますと、郵貯法の……
○中野明君 せっかく大蔵大臣おいででございますので、私、最初に、昨年から本年にかけて、前後三回にわたって郵便貯金の金利が引き下げられました。その都度、大蔵大臣は郵政大臣に金利引き下げの要請をなさったわけでありますが、大蔵大臣として、このような金利引き下げの要請をされた当事者として、御所見を最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 郵政審議会も理解をしたという意味のお話でございますが、無条件で理解をしてるんではございません。その点はぜひ御認識の中に入れておいていただきたいと思うんでございますが、先ほど来話がありましたように、この郵貯は、財政投融資の原資として非常に政府、財政当局者とし……
○中野明君 最初に円高の問題について二、三お尋ねをしたいと思います。
昨日の海外の動きを反映しまして、きょうの東京市場で午前中に二百二十八円二十五銭まで円が上昇いたしました。とうとう二百二十円台になってしまったのでありますが、こうした動きに対して大蔵大臣は何か談話を発表されたというようでありますが、そのときに、何らかの措置をとらなければならないという意味の御発言があったようですが、具体的にどういう措置をとろうとなさっておるのか。
【次の発言】 自動車総連の招待で来日しておられますUAW、全米自動車労組のグレートハウス副会長がきのうの記者会見で、日本車は米国車より有利な条件で競争しており、UA……
○中野明君 けさほど来、当委員会でのやりとりを聞いておりまして、環境庁、特に長官の水俣病に対する取り組み、これが非常にいいかげんだと、こういう感じを受けてなりません。 まず、私最初にお尋ねをしたいわけですけれども、すでに長官もたびたび当委員会で指摘をされて御承知のとおり、わが国の環境行政が非常に後退をしている、そういう厳しい世論の批判を受けておることはもうたびたび当委員会で指摘をしたところでございますが、こういう状況の中で、特に今回の法案の審議に当たりまして、水俣病で苦しんでおられる方々に対して過去から環境庁がとってきた態度というもの、私どもも非常に遺憾に思うわけでありますが、ことしの国会で……
○中野明君 私、三点御質問したいと思いますが、まず最初は郵便局の設置の問題でございますが、それに入ります前に、先般来当委員会でも問題にたびたびなりました相模大野の局を一つの契機にして、特定局の事故が非常に頻発しておる、こういう状況の中で郵政省は、特定局長は商品取引に手を出さないようにというきわめて異例の指示を出されたことが報道されております。それほどどう言ったらよろしいですか、特定局長の状態といいますか、特定局の状態が変になっておるのかどうか、なぜこういうことを言わなきゃならなくなったかというその背景と趣旨を最初に御説明いただきたいと思います。
○中野明君 NHKの五十年の決算でございますので、一応いただいております決算書で二、三点お尋ねをしたいと思います。 けさほど来議論が出ておりますように、NHKの将来の経営状態については大変私どもも心配をしておる一人でございますが、この五十年の決算書では、やはり百八十九億の赤字が出ております。これは翌年料金が改定されました経緯から見まして大変大きな赤字になっておりますが、五十一年にまた受信料が改定されたにもかかわりませずさらに赤字が見込まれるという現在の状況で、本年当初の予算のときにお示しをいただきました将来の見通しの資料によりますと、大変な、五十五年、五十六年までに一千五百億ですか、それぐら……
○中野明君 きょうは公社が見えてますので、一点だけ、時間がございませんので私の方から申し上げますので、御返事だけいただきたいと思います。 老人福祉電話の問題ですが、老人福祉電話の基本料のことでございます。これは昨年来衆議院、参議院の委員会でも議論になっておりまして、実際問題として、使っている人が老人のひとり暮らしの家庭ですので、これは当然住宅用にすべきだと、これはもう現実がそうでございます。しかし、現在の公衆法の関係で、所有権を持っているのが市町村ということで事務用と、高い方の基本料金になっている、これはもう先刻御承知のとおりでありますが、事務用と住宅用ということについての基本料の議論は、私……
○中野明君 最初に、環境庁長官の所信表明の中で、環境影響評価の制度というところで、これは懸案の「法制度化を図るべく鋭意努力いたしておるところであり」ますと、こうおっしゃっておるのですが、いまだに国会に提案された形跡がないのでございますが、どうなっておりますか。
【次の発言】 この国会でお出しになるんですか、ならないんですか。
【次の発言】 どうもお答えか無責任なお答えなんですが、これはもう毎年のように環境庁長官がかわられるものですから私どもも非常に遺憾に思っているわけですが、毎年のように環境庁長官が所信表明の中で、ことしは出します、ことしはやりますと言ってもう四年になります。しかもいま長官のお……
○中野明君 私も、ただいま新谷委員の方からお話がありましたので、大臣の所信の質問に入る以前にこの問題について二、三お尋ねをしておきたいと思います。 いまお話がございましたように、日米の貿易の不均衡、経済摩擦というのは、これは大変な大きな問題でございますが、この不均衡を結局電電公社の門戸開放によって解決しよう、そういうような空気が政府部内にもしあるとすれば、これはゆゆしき問題でございまして、この点、いま郵政大臣も新谷委員並びに過日の大木委員の質疑でさらに認識を深められたと思いますが、外務なりあるいは通産の考え方が日米のこの経済摩擦を、言葉はどうかと思いますが、公社の門戸開放を人柱のような形で政……
○中野明君 けさほど来、五十四年度の予算の審議に当たりまして、との事業収支において百五十一億七千万円の支出超過、いわゆる赤字、これを五十二年と五十三年で何とか埋めた。こういうことにつきまして、NHKの経営財政事情、これが非常に大きな話題の中心になっております。また案納委員の質問に対しましても、会長より、今後の長期の見通しについてはことしの秋ごろ何とか策定をしたいというような御返事もありましたが、大体これからの長期の見通しについて、何カ年ぐらいの区切りで物を考えようとしておられるのか、最初にその点をお尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、来年つくられるわけですから、五十五、五十六、五十七……
○中野明君 時間がありませんので、私関連して一、二点お尋ねして終わりたいと思いますが、せっかく官房長官おいでになっておりますので、最初にこの政府の調達額七十億ドルと、このように算定をされた根拠、何を根拠にこの七十億ドルと裁定されたか、それを最初に。
【次の発言】 時間がありませんので続けてお尋ねいたしますが、電電公社の総裁が、わが国の通信事業の混乱を招いてはいかぬということで、ずっと国会その他を通して筋を通して答弁をなさってきたわけですが、これほど心配されていることにつきまして、総理も、私は素人で技術屋でないからよくわからぬ、なるたけ公社の事業その他、日本の電気通信に支障のないように解決するた……
○中野明君 大変時間も詰まってきておりますので、ずいぶん用意しましたが、要点だけ質問さしていただきたいと思います。 まず最初に、郵政省の通信、放送に対する姿勢でございますが、これは先ほど来各委員からいろいろ厳しい御意見も出ておりますが、私も監督官庁としてこの通信、あるいは放送のこの日進月歩の動きについていっていないんじゃないかという気持ちを持っております。すべてが後手に回って、電電の門戸開放の問題にしましてもそうですし、データ通信もそうです。あるいはまたいま各党とも、特に野党側ではこの放送大学の問題につきましても、郵政省の放送というものに対する考え方が非常に私ども理解に苦しむような、そういう……
○中野明君 私、まず最初に、今日的な、大きな政治的な課題となっております電電公社の資材調達に関しての問題についてお伺いをいたします。 けさほど来、大木委員の質疑を私も聞かしていただきまして非常に痛感をいたしておりますのは、外務省がこの問題に対して非常に認識が甘いということ、そのような認識でこの外交交渉に当たられて、果たして国民の納得のいくような、そういう外交処理ができるんだろうかということを痛感いたしております。 本委員会でもたびたびこの問題については質疑が重ねられました。この質疑の内容について、きょうは大臣お願いしましたが、委員会の関係でおいでになっておりません。経済局長がどの程度真剣に……
○中野明君 過日の大木委員の質問に続きまして、私も本法案に関連をしまして二、三、最初にお尋ねをしたいと思います。
まず、きょうは事業団も見えていただいておりますが、宇宙開発基本法の制定等に当たりまして、かねがね国会で決議がされております。この決議を受けましたその後の政府の宇宙開発基本法制定についての検討状況を最初に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大体基本法の制定というのをいつごろにめどを置いておられるんですか。もう一度。
【次の発言】 国会で決議をされまして、非常にこれは大切な基本法でございますので、いつまでも検討では困ります。早く今後の宇宙開発につきましての基本的な方向を明……
○中野明君 けさほどからいろいろ議論が出ておりますので、なるだけ重複を避けてお尋ねしたいと思っております。 まず最初に一番疑問に思っておりますことは、前社長が今回の密輸というんですか、不正事件は社員二人の単純ミスである、このように発表しておられたこの段階で、監督官庁の郵政省として、この実態の掌握も報告も十分にないままに、首脳の退陣の要請を出された。これはけさほど官房長がお答えになりましたが、こういうことについて私ども非常に疑問に思うわけです。何となれば古池会長は、問題を処理してそれから自分も退陣をしたいと、こういうようなことを言われたというような報道もあります。本来、やはりこういう事件は、責……
○中野明君 倉石法務大臣は非常に経験豊かな方で、前回も大臣として発言をめぐって辞任なさったという経緯を私どもも承知しております。それほど大臣としての発言というのは非常に重要な意味を持ち責任もあるということをよく御存じのあなたが、就任早々にああいう発言をなさったということ、これは事の重大性は国会のみならず全国民の厳しい批判を受けたわけであります。 そういうことにつきまして、あなたは、反省をして取り消すと、こういうことでございますが、事の内容は辞任に値すると私どもも強く主張はいたしておりましたが、改めてあなたの方から発言の取り消しと、そういうことでございましたので、取り消して済むような問題ではご……
○中野明君 今回の改正に対して二、三点御質問いたしたいと思います。
まず第一点は、この六十五条の改正規定によりまして、国際航海に従事する船舶の無線電信局に対しまして、無線電話の遭難周波数五〇〇に加えて二、一八二、これの無休聴守を義務づけておりますが、この周波数によるところの送信装置、送信の方はこれは強制をしておりません。となりますと、航海安全の確保のための改善策としては、聞く方だけで送信の方がないというのは不十分じゃないかというような気がするんですが、その辺はどのようにお考えになっていますか。
【次の発言】 いまおっしゃったように、確かに聴守体制が強化されたということは一歩前進であります。そ……
○中野明君 きょうは大臣の所信をお伺いして、そして質疑になっておりますが、先ほど来各委員からお話がありましたとおり、大臣の所信にもあります、冒頭にKDD問題を触れなきゃならぬほどこの事件は世間を騒がしております。しかしながら、いま坂倉委員からも御指摘ありましたが、この所信を読ましてもらう限りにおきましては、会社の経営姿勢が悪かった、これが根本であるということをおっしゃっておりますが、郵政省の監督責任については今後に譲っておられるように私は受けとめております。しかし、「監督規制のあり方を含め」と、このようにおっしゃっている以上、いままでの監督は不十分だった、このようにも受けとめられるわけですが、……
○中野明君 しばらく委員会が持たれておりませんで、本格論議はしばらくでございますので、ちょっとこの際に、先ほど大木委員からもお話がありましたが、KDDの問題で郵政部内から逮捕者が出た、こういうことが起こりました。大臣の所信では、こうおっしゃっております。「このたびの国際電信電話株式会社をめぐる事態は、きわめて遺憾であります。このような事態を招来したことは、基本的には、同社の経営姿勢にかかわる問題であり、経営刷新が強く要請されるところでありますが、他方、監督する立場にあるものとして、監督規制のあり方を含め、今後とも信頼の回復のために適切に対処してまいりたい」、当時はこのようにおっしゃっております……
○中野明君 最初に、この今回のNHKの五十五年度の予算審議なんですが、先日も大木委員がお話しになりましたように、暫定の一カ月が組まれたということについて大臣は、私の不徳のいたすところ、こういうことで頭を下げられたわけですが、私自身も閣議決定後の経緯ということは非常に異例なことで憂慮しておる一人でございます。 こういう点、今後の動きを十分見ていかなければならないと思っておりますが、いずれにいたしましても、その問題はさておきまして、このNHKに対して以前から批判的な人というんですか、批判があることは私も承知をしておりますけれども、今回ほど批判が各方面、非常に幅広い面で批判が出てきているというよう……
○中野明君 先ほど坂倉委員も申しておられましたように、NHKの予算並びに決算の私どもに出していただく資料でございますが、何回か資料要求も各委員からなされておりますし、随時それが参考資料の中に付加されておることは私も認めますが、もう少し親切な、わかるような資料を出していただくように、私の方からも改めて要求をしておきます。 それで、きょうは時間が制約を受けておりますので、この五十一年度の決算の審議に当たりまして、この年は、先ほど来話がありますように受信料の値上げの年でありました。五〇・六%ですか、相当大幅なアップが行われた年になります。 そこで、この資料を見せていただきますと、この五十年に比べ……
○中野明君 きょうは、長官も御病気のようでございますので、長官にかわってと言えばなんですが、御答弁をお願いしたいと思います。
まず最初に、瀬戸内海の水質汚濁の問題に絡みまして、昨年は御承知のように赤潮で大変大きな被害が出ました。地元の漁民の方々は、やはりその時期が参りますと赤潮については大変神経をとがらしておるわけですが、中央で赤潮研究会というものが持たれておることを承知しておりますが、この研究会のその後の状況について最初にお尋ねをしたい。
【次の発言】 非常に、赤潮の発生のメカニズムがいまだに解明できていない現状でありますが、関係者にとりましては、一日も早く発生のメカニズムの解明あるいはま……
○中野明君 最初に、水産関係からお尋ねをしたいと思います。
二百海里問題が表面に出てまいりまして、かまぼこなどの原料となっておりますスケトウダラの漁獲量、これにどのような影響が出ておりますか、数字で示していただきたいわけです。洋上、陸上の別と、日本の海里内あるいはソ連、米国海里内別にちょっと教えていただきたい。
【次の発言】 陸上と洋上の加工のすり身に価格の差があるということを聞いておるんですが、その理由はおわかりでしょうか。
【次の発言】 先ほどの説明では、二百海里問題で、スケトウの漁獲量でいいますと、洋上ですか、すなわち、大手水産会社が米国の海里内で行っているものの影響が一番少ないように……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。