このページでは岩上二郎参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○岩上二郎君 あらかじめ御連絡申し上げておきました文書館法の制定の問題につきまして、二、三の意見を申し上げて、特に自治省、安孫子さんの御意見等をいただきたいと思います。 近、現代、特に明治以降なんですが、公文書関係の保存のきわめてずさんな点が多いわけでございます。江戸時代の検地帳、これはリサーチングブックというのかリサーチングダイアリーというのかわかりませんが、土地を具体的に調べて、その生育の上に土地台帳というのが明治以降できたわけなんですが、この検地帳というのがいまでも有効に裁判等においても使われているわけなんです。明治、大正、昭和と、非常に有効に使われていたわけでございますが、戦後圃場整……
○岩上二郎君 私は、町長あるいは知事の経験からして、今回国会に出て日も浅いわけですが、地方交付税法の改正問題をめぐって、二、三の私見を述べながら、大臣並びに局長からの御答弁をいただきたいと思う次第でございます。 原則的に、新憲法のもとに華々しくスタートしたこの地方自治の条章、第八章に四条にわたって明記された地方自治は、まさしく民主主義の母体としてわれわれが深く理解していたわけでございますが、特に最近、口を開けば地方の時代どこのように言いながらも、その実態並びに運営については、遺憾ながらいまだに従来の中央集権の体制というかいわゆる縦社会というか、そういうものの構築に埋没しているような現状である……
○岩上二郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、以下数点につきまして御質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、総理の言う和とは一体何か、この和というのは英語ではなかなか訳しにくいものでありまして、英語のピースとも違うし、それから従来「倭の国」、「大和の国」と言われておりますが、この稲作民族の持っているいわゆる穏やかな、やわらぎのある、そういう心を言うのか、あるいはまた、私はここ十年来研究しておりますが、東洋思想の根底にある和というようなものであるのか、その和の意味、これについて大変「和の政治」ということを総理は言っておられますので、その根底にひそんでいる内面的なもの、それ……
○岩上二郎君 自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、質問をさしていただきます。 本年度は国際障害者年に当たりまして、そのサブタイトルであります「完全参加と平等」という理念の上に立って従来の福祉行政を見直すべき重要な時期を迎えていると思うのであります。したがって、いままでの福祉行政は、どちらかというと慈恵的な行政というか、あるいは措置行政というか、そういうふうな行政に終始していたかのように感ずるわけでございまして、したがって従来の法律体系は、ある程度入り口においては相当程度整備をされつつあるようでございますけれども、出口においてはきわめて迷路、渋滞を来しているような理状である、このように……
○岩上二郎君 すでに御案内のとおり、情報公開という問題が非常に論議されつつある昨今であります。すでに第二次臨調においてもこの問題を取り上げ、さらに行管においても来年度新規事業として情報公開問題対策費というものを計上しつつあるようでございますが、しかし、この情報公開の前提になるべき公文書等の資料問題については、遺憾ながらフランス、西ドイツ、イギリス、イタリー、さらにはアメリカ、そしてインドよりもはるかに低位にある、きわめて文化国家としてはふさわしくないような現状であります。 さらに、さきに発足を見ました国立公文書館、そして各省別のそれぞれの資料整備体制もまちまちでございまして統一的な原則もない……
○岩上二郎君 地方自治をどう守り育てるかということについて、与党も野党もそれぞれ角度の相違こそあれ、大体同じようなことではないだろうか、こんな印象を持っております。私は、どちらかというと性格的に減点主義者なものですから、これでいいんだろうかと、こんなふうな感じを平素抱いておるんです。そんな感じからいろいろと御質問申し上げたいと思うんです。 せっかく憲法や法律で議会の選挙あるいは首長の直接選挙、そしてさらには法律と同じような効果を持っている条例の制定あるいは改廃権、それから課税自主権等々が決められているわけですけれども、それだけに地方自治の機能というものは相当独立性が明らかになっているはずであ……
○岩上二郎君 現在特に農林漁民においては、冷え切った農村経済の中で冷災害の後遺症を初め、けさの新聞報道に見られるように、牛肉、オレンジ等貿易の自由化に伴う貿易摩擦のしわ寄せ、財政難に伴う農林予算の縮減、そして第二臨調の行方が農業者過保護論を背景にどうなるか、近来にない不安に襲われております。特に、たばこ、養蚕、畜産、果樹、園芸、林業、漁業、全般にわたりかってない厳しい政治不信さえも抱いている現状であります。このような認識の上に立って、具体の問題について二、三お尋ねをいたしたいと思います。 食糧不足時代に発足しました食管制度も、時代の変化に対応し切れず、たび重なる生産調整等政策転換を続けて、辛……
○政府委員(岩上二郎君) このたび科学技術庁に係ります政務次官として拝命をいたしました岩上でございます。 先ほど大臣のごあいさつにありましたように、エネルギー問題はきわめて重要な問題でございますので、今後各方面にわたりまして鋭意勉強し、皆さん方の御期待にこたえるように努力をするつもりでございます。委員長初め各位の皆さん方の御支援、御協力のほどをお願い申し上げまして、一言ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。(拍手)
○説明員(岩上二郎君) このたび科学技術政務次官を拝命いたしました岩上二郎でございます。 ただいまの大臣のごあいさつにありましたように、原子力を初めとして宇宙開発、海洋開発、さらにはライフサイエンス等、科学技術の振興はわが国にとってきわめて重要な仕事でございまして、国家百年の大計として大いに振興を図っていかなければならないと思うのであります。同時にやはり、人間居住の環境、さらにはまた、人類の求めてやまない平和の問題とどう技術開発がかかわり合いを持つかということも、きわめて重要な課題ではないであろうかと、このように考えておるのでございます。 大変微力ではございますが、きわめて重大な職責を与え……
○政府委員(岩上二郎君) 原子力委員会委員向坊隆君は十一月十九日任期満了となりましたが、同君を十一月二十日再任いたしましたので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、原子力の利用に関してすぐれた識見を有する者でありますので、原子力委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御承認されますようお願いいたします。
○政府委員(岩上二郎君) 原子力委員会委員新關欽哉及び渡部時也の両君は四月十四日任期満了となりますが、渡部時也君を再任し、新關欽哉君の後任として西堀正弘君を任命いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 両君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも原子力の利用に関しすぐれた識見を有する者でありますので、原子力委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。 原子力安全委員会委員大山彰及び御園生圭輔の両君は四月二十日……
○政府委員(岩上二郎君) 科学技術会議議員岡本道雄及び山下勇の両君は五月二十七日任期満了となりますが、両君を再任いたしたいので、科学技術会議設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 両君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも科学技術に関してすぐれた識見を有する者でありますので、科学技術会議議員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されますようにお願いいたします。
○岩上二郎君 ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。
本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもって私が主査及び副主査の選任につきその議事を主宰いたします。
これより主査及び副主査の選任を行いますが、選任は、先例により、主宰者の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、主査に亀井久興君、副主査に渋谷邦彦君を指名いたします。
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