このページでは杉山令肇参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○杉山令肇君 長期的展望に立って社会や文化の発展に対応する教育の実現のため教育全般にわたる改革を進めなければならない大事な時期に直面をしていると思います。このたび臨時教育審議会設置法案の担当大臣に指名されたと聞いておりますが、どのような決意で取り組まれるのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 臨教審の重要な事柄の一つに委員及び専門委員の人選がございます。委員及び専門委員は文部大臣の意見を聞いて内閣総理大臣が任命するとなっておりますが、各界各分野の幅広い角度から選ぶのはもちろんのことと思いますが、特に教育のゆがみと教育現場の荒廃の原因を考えるとき、人選には慎重に臨んでいただきたい……
○杉山令肇君 私は、まず財政の問題、続いて教育の問題につきまして順次担当大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 まず、財政の問題でありますが、最近、経済企画庁が発表いたしました月例経済報告によりましても、景気が次第に回復傾向を強めていることが理解ができるのであります。しかし一方、地域別、業種別のばらつきがありまして、回復がなお十分でない点も見られるところであります。したがいまして、景気の回復を力強いものにするもう一手の政策が必要でないかと思うのであります。財政は既に身動きのできない点を考えますと、当然、金融政策にその役割をお願いせざるを得ません。金利引き下げの足かせであった為替レートも二百二十……
○杉山令肇君 まず初めに、道徳教育の充実について若干のお尋ねをさせていただきたいと思います。 大臣の所信表明の中に、 初等中等教育につきましては、児童生徒の豊かな人間形成を図ることを基本とし、個性、能力に応じた教育を一層推進してまいります。 特に、道徳教育の充実に加えて、しつけなどの基本的生活習慣を確実に身につけさせ、他人を思いやる心、国、郷土、家族を愛する心を育てることなどを重視した心の教育を推進すべく努力してまいります。 と言われておりますが、また一方、国民の世論の中にも教育の改善の柱として道徳教育を重視をしていただきたい、このような高い世論のあることも事実であります。 それに……
○杉山令肇君 最近、頻繁に報道されておりますが、高等学校におきましていわゆる三ない運動、二輪車について買わない、乗らない、免許を取らないという内容のようでありますが、関係者の御努力にもかかわりませず必ずしも期待どおりの成果が上がっていないと聞いております。調査によりますと、少年の免許取得者数は十六歳から十九歳まででありますが、原付二輪車、昭和五十四年は百五万九千八百人、年々増加をいたしまして昭和五十八年には百十二万六千八百三十三人となっております。また一方、無免許運転の摘発者数をこれまた少年を調べてみますと、五十三年は八万二百三十八人、それが年々増大をいたしまして昭和五十八年には十一万四千三百……
○杉山令肇君 去る十月二日から四日までの三日間、私ども第二班は山口県に派遣されましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。 第二班の派遣委員は、吉川春子理事、仲川幸男委員、高木健太郎委員と私、杉山令肇でございます。 まず、調査いたしました施設等の概略について御説明いたします。 一日目は、山口県庁において、中村恒易副知事、高山治教育長等より県全般の教育行財政の状況と今後の施策について説明・要望を受けた後、「ルーベンス」展を開催している県立美術館を訪れ、日本初公開の絵画に魅了されるとともに、県民の美術への関心の高さに驚かされました。次にも利家を初めとする県内の古文書、県政発足以来の行……
○杉山令肇君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となっております私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案及び我が党提出の修正案に賛成の討論を行います。 これまで我が自由民主党は、すべての国民に豊かで安定した生活を保障するため、福利厚生制度の拡充整備に努めてまいりました。その中でも特に国民の安定した老後生活を保障するための公的年金制度の充実に力を入れてまいったところであります。 しかしながら、近年の著しい社会変化、なかんずく人口の急速な高齢化及び産業構造、就業構造の変化によりまして、現行の公的年金制度の抜本的見直しが緊急に必要になってきたことは、皆様御存じのとおり……
○政府委員(杉山令肇君) 中央更生保護審査会委員本明寛君は四月一日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君は、広い知識と豊富な経験を有する者でありますので、中央更生保護審査会委員として適任であると存じます。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○政府委員(杉山令肇君) このたび法務政務次官に就任いたしました杉山令肇でございます。 時局柄、大任ではございますが、鈴木法務大臣のもとに、よき補佐役として、時代に即応した法務行政の推進のため、微力ではありますが、最善を尽くしてまいりたいと存じております。何とぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。 簡単ではございますが、ごあいさつといたします。
○杉山令肇君 両先生につきましては大変貴重な御意見をちょうだいいたしまして感謝をいたしております。 まず、原先生に若干のお尋ねをいたしたいと思います。 先生御指摘のように、我が国は近年非常に高齢化人口が増加をいたしてまいりましたのと、二十一世紀に向けましてさらに増大をする状況下にございます。それに対応することもございまして、今後ますます年金や医療等、社会保障経費が増大をしてくる、膨大な金額が必要になると考えられるのであります。したがいまして、これらの経費を個人と政府がどのような負担割合をすべきであろうか、あるいは政府の内部でも国と地方自治体がどんな比率で負担をしたらいいのか等、一般的な原則……
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