抜山映子 参議院議員
13期国会発言一覧

抜山映子[参]在籍期 : |13期|-14期
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このページでは抜山映子参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

抜山映子[参]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第7号(1984/03/09、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております法人税法の一部を改正する法律案等につきまして、総理並びに関係大臣に御所見をお伺いいたします。  まず、当面必要だと考える税制改正についてお伺いいたします。  将来の我が国の社会を展望するとき、女性の職場への進出と、欧米にも類を見ない高齢化社会への突入という二つの時代の流れは、今後ますますその勢いを増大させ、我が国社会が新たな対応を迫られることは必至であります。そのような時代の流れに沿った税制をつくり上げることが今要請されていると思うのでございます。  このような観点から、以下の質問をさせていただきたいと思います。  まず……

第101回国会 参議院本会議 第26号(1984/08/01、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま提案となりましたいわゆる男女雇用機会均等法案に関し、総理並びに関係大臣に対し質問をさせていただきたいと存じます。  周知のごとく、一九四五年に効力が発生した国際連合憲章は、つとに男女同権を前文にうたっております。また、戦後の民主化の中で、日本国憲法は男女平等の原理をうたい、教育の平等、婦人参政権の獲得など、女性史にとって第一次革命とも言うべき大きな変革がもたらされました。一九八〇年、婦人差別撤廃条約に署名した日本は、今、批准期限を来年に控え、民主主義国家として諸外国に引けをとらない男女平等の制度を確立することが急務とされております。特に、……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 参議院本会議 第15号(1985/05/10、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 私は、民社党・国民連合を代表して、政府提出の雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保を促進するための労働省関係法律の整備等に関する法律案に反対の立場から討論を行うものであります。  憲法第十四条は、すべて国民は性別により差別されないと明記しておりますが、就労、勤労の分野では依然として男女間の差別が存するのは残念ながら衆目の認めるところであります。政府は、昭和五十五年に女子差別撤廃条約に署名し、国内準備体制を整えて、本年までに批准することを決定いたしておりましたが、この五年間、政府の活動にはまことに遅々たるものがあり、このたび批准のタイムリミットを目前にして急遽提出したのが……

抜山映子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

抜山映子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/11/26、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 私は、民社党・国民連合を代表し、国家行政組織法の一部を改正する法律案を初め、今回提出されております行革六法案に対し、一括して賛成の討論を行うものであります。  言うまでもなく、行財政改革の断行は今日の国政の最重要課題であります。戦後の古い体質のまま肥大化した行政機構、歴代自民党政権の放漫な振る舞い行政などは、国債残高約百十兆円、地方の借金約五十七兆円に及ぶ財政破綻という憂うべきツケを国民に残しているのであります。また、先進国にもその例を見ない急速な高齢化社会の到来、国際化の一層の進展は、縦割り行政の中で硬直し切った行政機構の抜本的改編を不可避としているのであります。  わが国経済……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 外務委員会 第3号(1984/03/31、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 我が国の外交予算額を先進サミット国と比較いたしますと、米国は日本の五倍、ドイツ連邦共和国は日本の二・五倍、フランスは日本の一・七倍、それぞれ非常に高いわけでございます。その結果、外務省の定員もこれらの国より目立って少ない。さらにインドやイタリアよりも日本の外務省の定員は少ないという実情でございます。  そういうわけで、在外公館の必要最小限の定数は、館長を初めといたしまして政務、通信、それから警備に至るまで最低八名が必要だと言われておりますけれども、現在、在外公館の四四%が七名以下というありさまであると伺っております。さらに実館と兼館がございまして、在外公館二百二十八の中、六十四の……

第101回国会 外務委員会 第4号(1984/04/06、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 本日は、朝鮮民主主義人民共和国――北鮮と略称したいと存じますが、北鮮に帰化した日本人妻の問題について質問させていただきたいと存じます。  実は、この問題は同会では三十二回にわたる委員会で質問がなされ、総理、外務大臣外所管大臣に数々の質問と要請がなされてきましたが、いまだに進展を見ないわけでございます。  ところが過日、日本人妻の帰還を推進する絶好の機会が訪れました。御存じのように先月二十四日、北京で行われた中曽根首相と胡耀邦中国共産党総書記との会談で、胡総書記が日本と北朝鮮の意思疎通を図るべく中国としては努力したいと提唱したのでございます。この後首相は記者会見で、政治経済問題で依……

第101回国会 外務委員会 第5号(1984/04/12、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 ペルーとの文化協定に関連しまして、日本に来ております外国人留学生の問題についてまずお伺いしたいと思います。  現在、日本の留学生受け入れ数は南米からも大変ふえておると思いますけれども、国費留学、私費留学全部含めまして一万四百二十八名というありさまでございます。これを諸外国と比較いたしますと、米国は三十万名を超えておりますし、イギリス、西ドイツも五万名を超えております。これをもっと拡充して日本の理解をより深めてもらう、そして海外において将来いろんな意味で重要人物となる人材に日本を知っていただく、こういうことは非常に大切なことではないかと思うんですが、この留学生の受け入れ数を将来ふや……

第101回国会 外務委員会 第10号(1984/05/08、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 漁業協力費の四十二億五千万円、これは毎年の協力費金額の推移を見ますと、一九七八年には十七億六千万、それから逐次ふえてまいりましてことしは四十二億五千万と、こういうことなのでございますけれども、漁獲量につきましては七八年から八三年まで一貫して四万二千五百トン、そしてことしは四万トンと、こういうことになってまいりましたので、漁獲量あるいは魚価とは関係ないものと考えられます。この漁業協力費の算定基準は何なのでしょうか。
【次の発言】 今の御回答でも明らかなように、その算定基準は極めてあいまいであるということが言えると思うのでございます。七八年から八三年までに二・四倍以上に増加しておるわ……

第101回国会 外務委員会 第11号(1984/05/10、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 我が党といたしましてはこの協定自体には賛成するものでございますが、いただきました資料を見ますと、各国の航空機生産の生産額、輸出額の比較を見ますと日本は第七番目ということですけれども、航空産業が大変に付加価値の高い産業であり、現在発展途上国の追い上げが大変に厳しく、軽工業は次第に発展途上国に譲っていかなくちゃいけない時代を迎えまして、技術立国日本はこの分野にもっと力を入れなければならないと考えられるのでございます。  そこで、今日の日本の航空機技術でございますが、率直に言って世界でどれくらいの水準なのでしょうか、お答えいただきたいと思います。

第101回国会 外務委員会 第12号(1984/07/17、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 本日は軍縮と平和の問題についてお伺いしたいと思います。  日本の成人に達している人口のうち、過半数は幼児期であれ青年期であれ戦争を体験しているという意味におきまして、日本人ほど平和に対する希求の強い国民はないのではないかと思うのでございます。しかし、その平和への方策として、党はもとより各個人の意見が余りにもばらばらの国はないのではないかと思うのでございます。平和を考えますときに、これを日本国内だけの問題と考えて、閉鎖的に孤立的に国内問題として考えるのはもう時代おくれなのではないか。ただ平和を念願し希求しているだけで平和が達せられると考えているグループ、あるいはまた、日本が自力で戦……

第101回国会 外務委員会 第13号(1984/07/31、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 本日は、平和と安全保障の問題を中心にお伺いしたいと思います。  唯一の被爆の経験を持つ日本人は、諸外国に比して人一倍平和への希求が強いというように思われます。かく言う私も、小学生の低学年、実際に子供心に戦争の経験を経て、平和に対する希求は人一倍強いものと自負いたしております。  ところで、日本ほど安全保障の問題について国論の分かれている国はないのではないかと、こういう気がするわけでございます。一方においては、自力で自衛できるだけの軍備を持つべきだという意見もございますれば、他方において、軍備は一切持たないのが平和への道だという、こういう議論もあるわけでございます。  そこで、外務……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1984/02/01、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 企業のハード企業とソフト企業で、アメリカではソフト企業の方がもう七〇%と。伝え聞くところによりますと、世界全体が企業がソフト化しつつある、アメリカでは企業のソフト化が七〇%に達したというようなことも本で読んだことがあるんですが、日本の企業のソフト化が現在どれぐらい進んでいるのか。そして、そのソフト化が私たちの将来の生活の展望にどういう影響を及ぼしていくのか、そこらあたりをちょっと御説明いただきたいんです。
【次の発言】 先ほど、先生の前に講演くださった竹内先生は、女性が社会に進出すると、いま主婦代理業などというものができて、すき間産業と呼ばれていると。主婦が進出すると、子供の非行……

第101回国会 社会労働委員会 第5号(1984/04/07、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 このたび、男女雇用平等法案につきまして、審議会が三論併記という異例の報告を出されました。この男女雇用平等法案の中におきまして、今労基法の重大な改正が行われようといたしております。これのみを引き出して論議することになれば世論も沸騰することになると思われるのですが、たまたま男女雇用平等とセットで持ち出されたために、いささか焦点がぼけているように思われるのでございます。平等というなら保護も撤廃というのが一つの論調ですが、御存じのように、公益委員の出された案では、平等の方は実はなく保護の方はごっそり抜けるわけでございます。日本の労働環境、労働条件、そして社会環境の整備がないまま、この保護……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外務委員会 第4号(1985/04/03、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 まず、本年度の予算の関係でお伺いいたしますが、外務省予算は先進サミット国と比較して格段に低いことを、まあ昨年この外務委員会でも御指摘申し上げたようなことでございました。これについては、大臣も改善に取り組むと、このように言われましたけれども、本年度この外務本省が三千二百九十四億余り、在外公館が七百十六億三千万余り、これの獲得に当たってどのような取り組み方をされたのか、ちょっと明らかにしてください。
【次の発言】 今回、この一般会計歳出予算の明細書、これを見ますと、住居手当、在外公館の人に出す住居手当ですね。この手当の額なんですけれども、これで満足だとお考えでしょうか。

第102回国会 外務委員会 第5号(1985/04/04、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 海外に赴任する外交官の方で、子弟を日本に残していかれる方と、ともに連れていく人とのパーセンテージはどういうことになっておりましょうか。
【次の発言】 日本に子弟を残していく場合に、たしか学齢期に達した人の寮か何かございましたかしら、そこに入れて行かれる方のパーセンテージをさらにお知らせください。
【次の発言】 概括的でよろしいんですけれども、その寮の規模ですね、荒っぽくてよろしいんですが。
【次の発言】 海外で教育費の手当が出ておるわけですけれども、日本人学校それから現地の学校、両方あると思いますが、その手当と月謝とはまあほぼ見合うレベルに達しておるのでしょうか。

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/09、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 最初に、貿易摩擦の問題についてちょっとお伺いいたします。  このたび四分野市場開放策がとられるわけで、米国なんかはこれに期待を含めて予測大体百億ドルぐらい対日輸出が拡大するだろうなんという見方もあるわけですが、一方、先ほど関議員が申しましたように二、三十億だろうという悲観的な見通しもございます。この点について、恐らく今回大臣が行かれますOECDの閣僚会議でも問題にされると思いますので、大臣としてこの四分野の開放の結果どれぐらいの対日赤字が減るだろうと予測しておられますか。
【次の発言】 今大臣が言われましたように、アメリカの圧力がある、そして日本の譲歩がある、そして一時鎮静する、……

第102回国会 外務委員会 第7号(1985/04/16、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 このたび、大臣、大変御苦労さまでございました。幸いにして、コミュニケでは日本一国の非難にということではなくて三極痛み分けとなったということは、やはり大臣が心血を注がれた結果と私ども野党としても大変感謝しておる次第でございます。大臣は、過去四年間、閣僚委員会の中でも今度ほどつらい会議はなかった、このように記者会見で述べられたそうですが、出発前と出発後で大臣の認識に変わった点がございましたらお教え下さい。
【次の発言】 私の質問は、出発前と出発後で認識の変わった点があったらおっしゃってくださいというところに焦点があるんですけれども。

第102回国会 外務委員会 第9号(1985/05/13、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 この交渉は約一年ぐらい数次にわたって継続されてきたわけで、しかも五月一日に出漁期が来るということは、日本サイドとしては明確にわかっておったにもかかわらず、このようにおくれてしまって、実際の漁業に携わっている人に甚大な損害を与えてしまった。特に数カ月前に、もちろん日本サイドとしては早く締結しなければいけないという意識はあったと思うんですが、この五月に迫る時期においてもなおできなかった理由は、やはり先ほどおっしゃったような母川国としての権利と経済的損害ですか、混乱ですか、それとの対立に終始しておったんでしょうか。その点はいかがでしょうか。

第102回国会 外務委員会 第11号(1985/05/16、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 まず北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約を改正する件ですが、これは昭和三十二年に締結されて、そして五十九年十月十三日まで続いてきているわけです。ところが、科学的調査の実施がもう既に二十年近くたっているのに、オットセイ資源の適正な管理方法についてまだ最終的な結論が出ていないように説明されておりますが、どうしてこのように長きにわたって結論が出ておらないのでしょうか、その理由をお教えください。
【次の発言】 まぐろ保存国際条約に関する議定書、これは内容自体は問題ないと思いますが、大体資源保護の観点からの条約というのはどんなものがあるんでしょうか。

第102回国会 外務委員会 第12号(1985/05/21、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 本日は、在日外国人の地位の問題についてお伺いしたいと思います。  日本が今国際化という大きな流れに向かっていることは紛れもない事実でございますが、まず外務大臣に在日外国人の地位あるいは処遇についてどのようにするのが穏当であるとお考えか、基本的姿勢についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこでお伺いしたいんですが、厚生省の方にお伺いしたいと思います。  在日外国人の年金権が不十分であるという批判がなされておるわけですね。これは外国人も年金加入権ができたわけなんですけれども、その適用に当たって経過的救済措置が実質的に伴っていないから不十分である、こういう批判を受けておると思う……

第102回国会 外務委員会 第13号(1985/05/23、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 アメリカを初め各国の中南米に対するコミットメント、まあコミットしている国を上位から五番目ぐらいまで教えていただけませんか。
【次の発言】 いいえ、コミットしているというんですか、投資額とかそれから貿易額とかですね、そういう意味です。
【次の発言】 先ほど同僚議員からの質問でも回答が出ましたけど、援助費については日本は中南米に一割ぐらいしている。世界全体の比率からいくと、大体アジアが七割、中近東一割、アフリカ一割、そして中南米一割、こういう比率になっておると理解しておるわけです。  そのほか、投資とか貿易額とか、そういう方面では日本はどの程度南米にコミットしておりますでしょうか。

第102回国会 外務委員会 第14号(1985/05/28、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 先回、米州投資公社を設立する協定に関してはほぼ質問を済ましたので、本日は岡本公三の釈放の件に関連してお伺いしたいと思います。  十三年前、空港ロビーにいた乗客二十六名を殺害し、同じくロビーの七十六人にけがをさせた無差別なテロ行為は世界の耳目を集め、また我々日本人としても大変恥ずかしい思いをしたというのはまだ記憶に新しいところでございます。新聞によりますと、従来この釈放は、武闘派のパレスチナ解放人民戦線総司令部派が、すなわちPFLP・GCというんですか、それが単独でやったんだろう、はねあがってやったんだろうと、こういうような解説がなされておったわけですけれども、つい先日のこれもまた……

第102回国会 外務委員会 第15号(1985/06/04、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 女子差別撤廃条約の第二条の(f)でございますが、ここで「女子に対する差別となる既存の法律、規則、慣習及び慣行を修正し又は廃止するためのすべての適当な措置(立法を含む。)をとること。」こういうように規定してございますが、外務省として今回幾つかの法律をつくったわけでございますけれども、あるいは修正したわけでございますけれども、まだし残しておるというような法律の規定がお考えにあるということはございませんか。
【次の発言】 民法七百三十三条に再婚の禁止期間がございます。「前婚の解消又は取消の日から六箇月を経過した後でなければ、再婚をすることができない。」と、こういう規定があるわけでござい……

第102回国会 外務委員会 第16号(1985/06/06、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 条約の第十条の関係で家庭科の必須問題が先般来取り上げられてまいりましたけれども、この問題については戦後から今日に至るまでかなり変遷があるようなんですね。昭和二十三年四月に発足した新制高校の教科課程においては、家庭科は選択教科として置かれてきた、十四単位を必修させることが望ましいとなっておったわけですね。それが、昭和二十六年の学習指導要領によりますと、七単位のうち五単位は学校で学習し二単位は家庭実習として課することが望ましい、こうなっていた。ところが昭和三十年の学習指導要領によりますと、全日制普通課程の女子については家庭科四単位履修が望ましい。で、その後昭和三十五年の学習指導要領の……

第102回国会 外務委員会 第17号(1985/06/18、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 条約の第六条でございますが、「締約国は、あらゆる形態の女子の売買及び女子の売春からの搾取を禁止するためのすべての適当な措置をとる。」と、こういうように規定しておるわけでございます。しかし、日本では売春防止法というものが確かにございますけれども、これは売春それ自体を処罰するものではございませんで、売春のあっせんとか、売春を行う場所の提供とか、そういうように周辺の行為をとらえて処罰しておるわけです。このような法的な枠組みでは有効な、条約に言う「売春からの搾取を禁止するためのすべての適当な措置」がとれておるとは言いがたいんじゃないかと思うんですが、法務省の御見解いかがでしょう。

第102回国会 外務委員会 第18号(1985/06/20、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 男女雇用機会均等法案が国会を通過し、また女子差別撤廃条約が批准の運びに近づいてまいりました。そして国連婦人の十年の最終年を迎えたわけでございますが、今後改めてこれを起点として女子差別を撤廃すべく努力することは必要と存じますが、首相として今後どのようなことに努力されるか、大きな柱として首相がお考えになるものを三つ挙げていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまいろいろとお挙げになりましたけれども、一番長期的に時間がかかるのはやはり意識の改革ではないかと思うのでございます。この意識の改革を今後どのような方面からどのような形で具体的に取り組んでいただけるか、お伺いしたいと思います……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第閉会後1号(1985/08/07、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 今年度貿易黒字は、昨年度の四百五十六億ドルを上回って五百億ドルを突破する見込みだと言われております。このたびの市場開放が行われた暁において、貿易黒字はどれくらい減る見通しであるのか。そして、もし市場開放がさらに進められて、仮に一〇〇%に限りなく近く開放された場合において、日本の貿易黒字はどれぐらいになると試算していらっしゃるか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 私は、正確な数字を出せと申し上げているのではなく、やはり一つの措置をとるについては、これぐらいのものではなかろうかというおおむねの試算というものをお考えになって政府としては措置をおとりになったんだろうと思うん……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第4号(1985/04/12、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 最初に、前川先生にお伺いいたしますけれども、アメリカは財政赤字に貿易赤字という双子の赤字を抱えていながら資本の方は大変流入しているわけですけれども、資本流入が日本を含めて主要国からどれぐらい、五百億ドルを超えるとか何か言われておりますけれども、内訳はわかりますでしょうか。
【次の発言】 それからもう一つ、これは雑誌で読んだ記事なんですけれども、アメリカの高金利政策は対ソ政策の意味もあるんだという記事を読んだのですが、そのような面についての御見解をお聞かせください。
【次の発言】 それでは、新田参考人にお伺いいたしますけれども、今、法案なんかで人材派遣法というのが出ておりまして、非……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第6号(1985/06/12、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 きょうは御苦労さまでございます。  最初に、松本さんにお伺いしたいと存じます。  日本の農業の問題なんですが、自給率が三十数%、食糧の安全保障の意味からもこれは維持しなければならないという感じのお説であったかと思います。そのほかにも農業は治山治水の観点、空気の浄化の問題、環境保全の問題、そういう問題から農業がなおざりにされてならないことは言うまでもないことでございます。  しかし、農業オンリーで食べている家庭はほとんどなくなってきているという状態は先ほど伺いました。実際に農家に具体的にいろいろ問題を聞いてみますと、農機器が大変高い、それを各家庭が購入してそれのローンの返済に常時苦……

第102回国会 社会労働委員会 第10号(1985/04/02、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 私は、昨今健康食品と銘打った食品が非常に出回っておりまして、ざっと二千程度は出回っておる。年間売り上げは四、五千億円とも言われますが、これは御存じのように食品衛生法の適用を受けておりますが、薬事法の適用は受けておりません。しかし実際には、食品として使われていない原料を使ったり、加工のときに非常に濃縮されたり、それから抽出するときの熱加工によって変質したり、いろいろ問題があるわけでございます。  四月一日に厚生省認可の財団法人日本健康食品協会が発足したとのことですが、この事業目的についてちょっと御説明ください。
【次の発言】 これはあくまでも自主規制ということになると思うのですけれ……

第102回国会 社会労働委員会 第13号(1985/04/11、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 待ちに待った男女雇用平等法案であったわけですけれども、実際に出てきたものを見ましたら、勤労福祉法案に接ぎ木をした形での男女雇用機会均等法案であったわけで、しかも労基法の改正というありがたくないおまけまでついてきたわけです。この名称が変わった、この最初の発議なさったのはどなたなんでしょうか。簡単にお答えください。
【次の発言】 じゃ、均等法に接ぎ木をしようというアイデアが出てきたのはどこからでしょうか。
【次の発言】 失礼しました。勤労福祉法案に接ぎ木という形で出てきたのはどういうわけでしょうか。
【次の発言】 私は勤労婦人福祉法案がどなたからの発議で出てきたかということをお尋ねし……

第102回国会 社会労働委員会 第16号(1985/04/18、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 前回、本社労委員会におきまして労働大臣は、夫婦はパートナーシップである、そのように申されましたけれども、具体的にはいかなる形のパートナーシップが理想の型とお考えでしょうか。
【次の発言】 多少抽象的だったと思うのですけれども、具体的には、どちらも職業人であることがパートナーシップとして好ましいのか、それともM字型に、一時家庭に入ってまた出るのが好ましいのか、それとも専業主婦としているのが好ましいのか、時にパートとして出るのが好ましいのか、理想の形としてどれが好ましいとお考えになっているか、そういうことをちょっとお伺いしたかったんです。

第102回国会 社会労働委員会 第18号(1985/04/25、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 前回、前々回とかなり細かい技術的な問題もお尋ねしてまいりましたので、きょうは比較的総論的な立場から質問を展開してまいりたいと存じます。  この法案を見ますときに、基本理念といい、募集、採用、昇進、配置については努力義務規定であることといい、有効な救済機関がないことといい、働く婦人の勤労権を基本的人権としてとらえるという観点よりも、むしろ経営者側の雇用管理、経済効率を優先しているように思われます。公益委員の意見よりも後退していることはその一つのあらわれかと存じますが、この点について労働大臣の御所見をお願いいたします。
【次の発言】 私が申し上げましたのは、経営者側の意見を取り入れて……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1985/11/08、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 先ほど来高杉先生の方からもちょっと御指摘ございましたが、今回の貿易摩擦の解消は対米向けを主として考えているんじゃないかと、これは私も全く同感でございまして、対ECの問題は高杉先生がおっしゃいましたので、私はむしろ開発途上国との貿易摩擦の問題ももっと重視していかなければならないのではないか、こういうように思うわけです。そうでないと、日本を太平洋経済地域の中で孤立化させるということになっていくんではないかと思うわけでございます。  それで、開発途上国と競合するような産業体質を改善しなければいけないと思うんですが、これまでにその産業体質の改善に日本としてどういうような努力を払ってきたか……

第103回国会 地方行政委員会 第4号(1985/12/12、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 このたびの国・厚年金の改正及び共済年金の改正につきましては、受益と負担のバランスを図る、そして長期的に安定した年金制度をつくる、こういう説明が一般になされておるわけでございまして、この改正自体やむを得ないというように認識はいたしておりますけれども、結論から言いますと、実際の年金のレベルダウンである、こういうことがはっきりと言えると思うのでございます。それで、国民にわかりやすい形でどれぐらいレベルダウンするのか、各年金について総括して簡単におっしゃっていただけないでしょうか。
【次の発言】 今の説明を聞きますと、地方公務員の共済についてはまず粗っぽく言うと二〇%ぐらいダウンする、こ……

第103回国会 地方行政委員会 第5号(1985/12/17、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 諸外国、特に欧州では日本より先に高齢化に達してしまっているということが言われておりますが、ヨーロッパ諸国では年金の支給年齢が六十五歳であるということが主流のように言われておりますが、主要各国についてどういう状況であるか、ちょっと御説明ください。
【次の発言】 年金の制度は大体男性中心に今つくられていると言って過言でないと思うわけです。ところが、御存じのように、女子の平均寿命は八十歳を超えております。一方、男性は七十五歳を下回っている。平均寿命に大体五歳の差がある。加えまして二、三年年上のカップルが多いわけですね。そうしますと、その両方を加えますと大体女性が七、八年は未亡人で暮らさ……

第103回国会 地方行政委員会 第6号(1985/12/19、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 このたびの改正によりまして基礎年金五万円というナショナルミニマムというものを確立したとはいうものの、加入期間の短い人、今まで国民年金に加入していなかった人、そういう人たちについてはナショナルミニマムすらないということで老後に大変不安を感じていらっしゃる方が多いと思うのです。  一方、このナショナルミニマムの概念もちょっとあいまいでございますが、少なくともこのナショナルミニマムで生活ができるということではないと思うのですね。これはある社団法人福祉社会研究所でヒアリングによって統計をとった結果によりますと、一人暮らしの場合は七万から十万だというのが三五・七%、十万から十五万かかるとい……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1986/04/11、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 四月十日の新聞発表によりますと、貿易黒字が史上最高の五百二十六億ドル、こういうことでございます。特に米国との黒字額が膨らんだのは自動車輸出が三三・六%も急増したからだ、こういうように解説ございまして、米国との均衡をとるためには、やはり先般国際協調のための経済構造調整研究会が発表した中にありますように、産業が直接投資するということが一番貿易構造を変えるという近道ではないか、こういうように思うんですけれども、テレビなんかはかなり諸外国において現地生産しているという傾向が出ておりますが、自動車についてはまだまだだと思います。そこで、自動車産業が外国などでジョイントベンチャーをつくって直……

第104回国会 法務委員会 第4号(1986/03/27、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 法務大臣の所信表明の中に、過激派集団の法と社会への挑戦というべき反復行為、そういうものに対しては厳戒を要するものがあると、こういうように言っておられるわけでございます。同僚委員が先ほども申されましたように、先般、米大使館にロケット弾が発せられた、こういう事態がございまして、恐らくこれはサミットに対する一つの牽制もあるかというように新聞報道されておりますが、このような過激派集団に対する国民のいら立ち、不安、そういうものははかり知れないものがあると思います。今後こういうものに対して厳しい警戒態勢をとる必要があると思いますが、どういう対処をなさるかお聞きいたします。

第104回国会 法務委員会 第5号(1986/04/02、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 警察庁にお伺いいたします。  いじめに起因する事件ですが、いじめによる事件、いじめの仕返しによる事件、これはどういう数になっておりますでしょうか。
【次の発言】 いじめの原因、動機をどのように把握しておられますか。
【次の発言】 いじめられた側の行動別の状況ですね、どうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 学校の先生に話した者のうち、先生がどういうように対応してくれたか、これは把握していますか。
【次の発言】 文部省にお伺いいたします。  いじめに対する日教組の緊急提言、それと全日教連のいじめ問題に対する意見書、それぞれ出ておるわけなんですが、奇妙なことに全く矛盾するものがあ……

第104回国会 法務委員会 第6号(1986/04/10、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 このたびの扶養義務の準拠法に関する法律、一読いたしますと、従来の法例の基本的考え方、すなわち扶養義務者をどちらかといえば保護する考え方から転じて、扶養権利者を保護する立場に変わったということが概括的には言えると思うのです。このように変わりましたが、時期的にいつごろ変わって、どういう経過で変わって今回ここにその条約の方を批准し、かつこの法律を制定するに至ったか、ちょっと経過を御説明ください。
【次の発言】 この扶養義務の準拠法に関する法律の第三条ですけれども、二行目に、「異議を述べたときは、」とございます。技術的な問題ですけれども、この異議は裁判上の異議、裁判外の異議両方を含むのか……

第104回国会 法務委員会 第7号(1986/04/22、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 もう既に同僚委員から数々の問題が提起されましたので、私は一問だけちょっとお伺いしたいと思います。  今度の扶養義務の準拠法に関する法律によりまして、今まで扶養義務者の方を保護する方に力点がありましたのが百八十度転回したと、こういうふうに了解していいのだと思うんです。  この第八条なんでございますけれども、扶養の程度は扶養権利者の需要と扶養義務者の資力を考慮して定めると、こういうようになってございます。私が疑問というか、どういうように実際にはその扶養料を決定するのかなというように感じますのは、例えば貨幣価値が十倍も二十倍も違う国同士の国籍を有する当事者の間で扶養料の請求があったとき……

第104回国会 法務委員会 第9号(1986/05/08、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 本法律は、日弁連と政府間とで何回もすり合わせを行った結果こういう形で出てきたわけですけれども、昭和六十年十二月九日議決の臨時総会議案という弁護士会のがございます。これからこの法案が後退している点は、どのような点がありますでしょうか。
【次の発言】 では、表現上の差は多少あっても後退点はない、こう了解してよろしいですね。
【次の発言】 御存じのように、日本は弁護士自治の制度をとっておるわけでございます。一方、アメリカの弁護士制度といいますか、それは州の固有権になっており、アメリカン・バー・アソシエーションは日本の弁護士連合会とは違いまして任意団体で代表権がない、こういうことになって……

第104回国会 法務委員会 第10号(1986/05/13、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 最初に小島先生にお伺いいたします。  先ほどこの法律については将来思い切った調整を迫られることもあろう、このように申されました。それで、先生はどの点に大幅な調整というものが加えられなくちゃいけないとお考えになっていらっしゃるのか、個人的で結構ですから、御意見を伺わしていただきたいと思います。
【次の発言】 次に釘澤先生にお伺いいたします。  現在、日本にトレーニーとかクラークという名前で仕事をしておる人たちがいるようでございますが、こういう人たちの非弁活動があるのかどうか、また、それを弁護士会の懲戒委員会なんかで取り上げた事例があるのかどうか、それをちょっとお伺いしたいと思います……

第104回国会 法務委員会 第11号(1986/05/15、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 本日は審議の最終日でございますので、多少細かい点に立ち入りましてお伺いしたいと思います。  本法律によりまして外国法事務弁護士と、こういう名称になったわけでございますけれども、先般来経団連の方のお話も伺いまして、クライアントはほとんど外国から進出してきた企業になるであろう、こういうお話がございました。そうしますと当然、ネームカード、名刺に使う場合に外国法事務弁護士と書けばそれで問題ないわけなんですが、恐らく英語があるいは自国語の外国語で表示することになろう、そういう場合の外国法事務弁護士の翻訳の言葉としてどういう言葉を使うのならばオーケーなのか、あるいはあたかも法廷活動もできるよ……

第104回国会 予算委員会 第3号(1986/02/15、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 既に同僚委員によりまして貿易摩擦、国鉄民間移管の問題等々御質問がございましたので、重複を避ける意味におきまして、主として女性の視点からの質問を行いたいと思います。  まず首相に伺いますが、民活ということをよくおっしゃいますが、その構想、ビジョンについてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまのお話によりまして、民活を活用しなくちゃいけないというのは行政改革と財政難であるということがよくわかりましたけれども、それでは、民活をするに当たってのやはり私はルールというものがあると思うんです。そのお考えについて伺いたいと思います。

第104回国会 予算委員会 第5号(1986/02/26、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 民社党の抜山です。大変有益な御意見をありがとうございました。  先生は民間活力の活用を模索しなければならないということを言われまして、これは全くもって同感なんでございますけれども、安易に民間活力の活用を言うことは危険がある。先生も「六〇年代財政政策の課題」におきましているじくも民間活力の活用が「実態がはっきりしないままに、政府の無為の免罪符に用いられてきたきらいがある。」、「民間活力活用のあり方を工夫する」ことが必要だと指摘されております。民間活力の活用と申しましても、東京湾横断道路の場合には所有者は日本道路公団でおる、事業主体は官民合同の第三セクターである、明石海峡大橋の場合は……

第104回国会 予算委員会 第18号(1986/03/31、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 いよいよ明四月一日から男女雇用機会均等法が施行されますけれども、当然労働局婦人少年室の充実が図られると思いますが、現状が何人で、何人増員されることになりましょうか。
【次の発言】 主要都道府県の婦人少年室の配置人数をお教えください。
【次の発言】 大変に少ないように思うんですね。既に東京の六人のスタッフは、まだ施行前、今年度に入ってきりきり舞いをしているということですから、ほんの一人ぐらい、十七人を割り振りますと一つの少年室に一人ふえるぐらいのことかと思いますけれども、とてもこれでは助言、指導、監督をすることができないと思われますが、この点労働大臣はどのようにお思いですか。

第104回国会 予算委員会 第21号(1986/04/04、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております昭和六十一年度予算三案に対し、一括して反対の討論を行います。  政府予算案は、財政構造改善の努力の跡がそれなりに見受けられますが、このテンポでは六十五年度赤字国債脱却という財政再建目標が達成されることが不可能なことはだれの目にも明らかであります。また、一方において、経済の減速により六十一年度税収見込みの達成も危ぶまれているところであります。  民社党は、政府が行財政改革を断行することにより、経費を節減するとともに、この際弾力的に積極経済運営に転換し、拡大型均衡予算をとることを強く要請するものです。  私は、以上の見地から……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1984/02/15、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 把握しておられるのかどうか、寝たきり老人、ぼけ老人の数と年齢の関係、わかりましたら教えていただきたいんですが。
【次の発言】 今後老齢化が進みますと、老人ホームなんかも増設しなくちゃいけないということになりますが、ある本で読みますと、ピークに達しますと、今の各県下にある高等学校と同じ数だけ老人ホームが必要になるだろうというようなことが書いてございました。そうしますと、今先生がおっしゃったように、選別的福祉から普遍的な福祉に持っていかなくちゃいけないだろうというお説、もっともだとは思うんですけれども、財源の問題もあり、どういうように日本として対応していかなくちゃいけないかということ……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第3号(1984/05/11、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 途中から入ってまいりましたので、もし触れられておったらお許しください。  私は、高齢化社会への対策というのは、六十五歳以上とか、そういうような見方に局限すると大変危険がある、むしろ若年者を含めて高齢化社会への対応というものを把握しなくちゃいけないんじゃないか。  例えば教育がしかりでございますし、ボランティア活動の意義を社会的に広めるということもそうでございますし、それから現在、山陰地方なんかでは大変に若者が戻ってこない。そうなりますと、どうやって引き戻すか、それの就職先と、それから大学をそういう地方にも持っていかなくちゃいけないんじゃないかとか、あるいは三世帯同居といっても、建……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1985/02/22、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 不動産を担保に養護を受けるとか、こういうふうに簡単に書いているんでございますけれども、もうちょっと具体的に、例えばその不動産の評価はだれがしてとか、それから担保といっても実際には抵当権の設定なのか、それから代物弁済の予約の仮登記とか、そういうことをやるのか。最後にその借りたお金をどういうように清算してやるのか、子供が後を引き継いでどうやるのかとか、ちょっとそこを具体的に……。
【次の発言】 それから、ちょっと雑誌で読んだので、それは誤解の記載だろうと思うんですけれども、長く生きたら得をする、短かく生きたら、まあ言えば、そのまま市に帰属して損をするんだけれども、それはいいんだという……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号(1985/04/19、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 中宮参考人の方にお伺いいたしたいと思います。  日本の六十歳定年が六五%という数字を伺いましたんですけれども、六十歳で再雇用している会社はどれぐらいあるか、それから六十五歳定年、伊勢丹があると言いましたが、これがたった一つのケースか、そのことをお伺いいたしたいと思います。  それから内山参考人にお伺いしたいんですが、労働組合が最近は、勤務期間だけでなくて生涯ステージを通じて生活設計に協力しようということで、第二の就職を会社側の子会社なんかをつくって積極的にやっている会社もあるように聞いておりますんですが、そのような実情をもし御存じでしたらお教えいただきたいと思います。

第102回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1985/04/17、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 民社党の抜山映子でございます。  時間がないのであるいは全員にはお伺いできないかもしれません。  まず、熊崎さんにお伺いいたします。先ほど熊崎さんは、東京都の男女差別苦情処理委員会に所属しておられるということを言われましたけれども、東京都の苦情処理委員会と今回の雇用機会均等法案に出ております調停ですね、両者を比較してどのように違うか、簡単におっしゃってください。
【次の発言】 東京都の苦情処理委員会にも出頭を強制する規定はございませんね。
【次の発言】 その結果、大勢の方から申し立てがあっても出てこないで終わっている件数があるのではありませんか。


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1985/11/27、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 先ほどマンパワー対策の確立についてはボランティアの義務づけということをおっしゃいましたけれども、これは具体的にどういう形での義務づけをお考えになっていらっしゃるのか。私なんかは学校の教科組み入れということも一つではないかと考えているんですが、その点が一つ。  それから、もう一つの質問は、今大変子供の数が減っておりますし、核家族化しておりますので、ひとり暮らしの老人が大変にふえるであろう。そのひとり暮らしの老人の人たちの声を聞きますと、夜が怖いということを皆さんおっしゃるんですね。そういう場合に、自分がひょっと苦しくなったときに緊急警報装置ですぐ来てもらえるようなサービスがあれば、……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 予算委員会公聴会 第1号(1986/03/20、13期、民社党・国民連合)

○抜山映子君 江見先生にお伺いしたいと思います。  社会保障と私的保障ということを言われましたんですけれども、社会保障の方は、先般来国会でたくさんの法案が通りまして、大変にレベルダウンをいたしました。一方、私的保障の方はそれなりの対応がなされるべきであるのに放置されていると思うのでございます。諸外国におきましては、公的保障の柱のほかに企業年金とそして個人の自助自立、こういうように言われておりますけれども、日本において社会保障のほかに私的保障としてどういう政策をとるべきであるか、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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