このページでは中村哲参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○中村哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村哲君 理事者ということもありまして、最初に発言をさしていただきます。 新聞等で御承知のように、日ソの関係は問題を含みながら非常に緩和するような、また私どもが見ると理解をしようという動きのように見えるのでありまして、さきに中曽根内閣の外務大臣でありました安倍さんがいろいろ交渉されておられて、その後倉成外相になりましてから今回こういう問題をお聞きするのは初めてでありますが、外相は特に日ソの関係の経済的な面での、また文化的な面ももちろんありますけれども、特に経済関係の交流を促進されるように期待しているんでありますけれども、その点どうでありましょうか。
○中村哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村哲君 ただいま担当の長官から説明がありましたが、総論的な部分で、沖縄は本土から遠く離れてかつ広大な海域であり、そして多くの離島から構成されているという地理的な条件のことを言われた一方で、多年にわたる米国の統治下にあったという歴史的なことを挙げておられますが、米国の統治下にあったという状況は経過的なもので、既にその時代が過ぎております。この地理的な条件の方は、これはそう簡単に変わるものではなくて、絶対的な条件というのも強過ぎますけれども、そういう二つの条件を挙げて、現在の沖縄の経済が依然として厳しいと言っておられるのです。この二つの条件などについて長官の考え方はどうなのですか、そう長い言葉……
○中村哲君 ただいまこの法律案の改正理由を提出された方からお聞きしましたが、これは我々も既にこの委員会に関係しまして知っておりますように、本年までに百億を想定していたにかかわらず、実際にはそれが集まっていないという現状でありまして、これをここではなお何年延長するのか、五年の延長でしょうか。それで予定が満たされる、こういうふうにお考えのようですけれども、こういう案があったにもかかわらず、実際にはそれが達成していないという事実上のいろいろな障害の理由を関係の方にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 現地の官庁の方の問題というよりは、政府がこういうことを了解しておきながらそれだけの努力をしなかった……
○中村哲君 ここに提出されました法律の改正についてですが、今松前さんが質問された中には、在外企業の関係の人たちの子女の教育の問題を含めて言っておられましたけれども、それは今日大きな問題ですが、直接にこの法案の問題とは言えないと思うものですから、私はここに出されている問題に限定してお聞きして、あともし時間があれば文部省関係の方にも今のことをお聞きしたいとは思うんです。
この法案によりますと、これは外交官として海外におられる職員の子弟について規定していることだと理解しておりますが、それは問題ありませんですね、その点は。
【次の発言】 そうしますと、この二枚目の真ん中よりちょっと前ぐらいのところに……
○中村哲君 今回ここに出されました法案は、社会党としましては特に異論があるわけでなくて、細かな点に対するこちらの所見あるいは議論というものがある程度であります。 それで、私はこの中で自分も関心がある水鳥の条約のことに絞って申しますが、その前に、倉成外相が出ておられるので、私は予算委員会等には出ませんものですから一言申したいのは、先ほどの日本の農業のこと、米、それから山林の問題というのは、これは島国の日本にとっては非常にやっぱり大きな問題であり、それからまた歴史的に日本文化という場合にはほとんどこれと結びついている。これは私が言うことをただお聞きになっていただいていいわけで、質問するほどのこと……
○中村哲君 委員長の選任については、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村哲君 ここに提案されました法律案の文言についてお聞きしたいと思うんですが、その前に一言、自分の自己弁護みたいに言っておこうと思いますのは、私は本来、大学を出て政治思想史を専攻した南原先生の助手をしておりましたものですから、ただ当時、美濃部達吉先生の天皇機関説がこの国会の前身である貴族院において問題になり、そして当時の学界はほとんど天皇機関説だったんです。私はたまたま無職の新人だというのと、就職の日が、その当時は大学の職がありませんでしたものですから、たまたま台北帝大の憲法の講座の担当者に行きまして、その関係で憲法論をいたしましたのですけれども、今別に憲法論にこだわっているわけじゃないんで……
○中村哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村哲君 北方領土という北の端と沖縄という南方の端と、両方の問題をここで論ずることになりますので、ただ、私ども昨年沖縄の現地に参りましたものですから沖縄の方を先にやらせていただきます。 沖縄は、本土に復帰して以来十六年がたっておりまして、私も沖縄には、私自身が自分の大学に沖縄文化研究所というものを開設いたしまして復帰を記念したものですから、もう何回も行っております。しかし今回のように政治、社会、経済の問題を正面から考えることをしてまいったわけではありません。むしろ歴史的な研究をしてまいったわけです。 それで、昨年参りましたときに沖縄の現地の司令官に面会したいと申し出ましたところ、日本の国……
○中村哲君 ちょうど本日はチェルノブイリの事件がありましてからたまたま二年目に当たるということを知りまして、こういう原発の問題に対しては、日本の国民の一人として慎重に、そして今後の世界のいわば宇宙史の展開にいろんな弊害が起こらないように、今の時代を担っている国会の皆さん方とともに責任を持って考えていきたい、こういうふうに思っております。 たまたま私は戦前、戦場にも出ましたし、負傷もしましたし、それから戦争末期の終戦の工作にも関係しましたし、それから戦後の民主的憲法の制定にも発言をしてきまして、じかにお聞きしていないんですけれども、奥野さんが発言されていることなどを間接に知りますと、戦前からの……
○中村哲君 社会党としては、非常に政治的に大きな問題を松前さんの方でやられますので、その持ち分の一部について、外交官の子女に対する手当て、このことを話さしていただきたいと思います。 それは、明日、天皇の誕生日ということになっていますが、私どもの子供のときには摂政宮でありまして、英国の大使が珍田でありまして、珍田は多少関係があったものだから、あのころから外交官の生活というものを私はいろいろ見聞きしておりまして、それで戦後の今日に及ぶわけですが、戦前の外交官というのは、私自身が憲法の講義をしてきたように、美濃部達吉先生の憲法論によって代表されるように全権大使、全権公使、戦前は公使と大使が相手国の……
○中村哲君 この主題についてお聞きしようと思うんですけれども、ただその前に、アフガニスタンからソ連の撤兵が実現しましたので、この機会に大臣の感想をお聞きしたいと思うんです。これまでの委員会でも発言しておられるようですからダブったことは要りません。そんなに長くというわけじゃありません。
【次の発言】 この会合でも一言したことがあるんですけれども、アフガニスタンというのは、本来ロシアとはほかのところよりも近い関係がありまして、つまり今のソビエトの前のロシアの古い時代はキエフが中心で、今日のようなモスクワに首都があったわけじゃなくて、したがって北海に面してでなく、黒海の方に出口を求めていたわけで、そ……
○中村哲君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
先例により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの及川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に守住有信君を指名いたします。(拍手)
○中村哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村哲君 きょうは法案の審議だものですから、それについては二点お聞きする程度にします。 一つは、ウィーンになぜ日本代表部を特に今回置くようになったかということ。それからもう一つは大使館で、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、これは太平洋戦争でも関係の深かったところで、殊にこれは戦略地区、信託統治の戦略地区だということ、そのことがどうなっているのかということ。この二つをお聞きしたい。 後に関連してお聞きするのは、今回の予算の中にナミビアの独立の問題が、これはかねてからの懸案ですが、出ておりますので、それをお聞きしたいと思うんです。もう一つは、私は北方領土委員会にこのところ出ているわけですけれ……
○中村哲君 中国と日本の問題のみならず、ソビエトと日本の問題、また今不幸にして分かれております朝鮮半島のうちの朝鮮民主主義人民共和国、これらは御承知のように社会主義国でありまして、その上日本にとっては最も関係の深い、しかし同時に、それだけにデリケートな問題を抱える隣国であります。なお、今は正式な国交は国連の加入等で切れておりますけれども、私は台湾の問題もあると思う。ただ、台湾は、今申しました三国とは別に、社会主義を建前としてはおりません。しかし、ソビエトを含む社会主義国というのは今まさに大きな転換をしようとしている。これは、ゴルバチョフのペレストロイカという政策で代表されているように、実際には……
○中村哲君 私は六年間の比例代表制の任期、前半は文教関係でありましたが、後半は外務委員会に属しましたので、日本の置かれている国際的な問題、そしてしかもそれは経済、政治、文化すべてに及ぶ、まさに委員会としては一番重要な委員会ではないか、それに列することができましたことは私としてはまことに感銘深いものがあります。予算委員会も大きいけれども、予算委員会はどうも、言うと語弊があるけれども、欠陥をつくというようなことをやり過ぎているような感じでありまして、戦前の国会は本会議において全員が討論した、そして読会制度だったんですが、それを委員会制度に専門化したその結果、委員会によっては小さなことをやったり、あ……
○中村哲君 私は、先日の外務大臣の一般的な施政に関する見解をもう少し違う観点からお閥きすることにしたいと思うんです。
ですが、その前に、この法案がここに出ておりますが、この法案に関して細かなことを一々お聞きするほど検討しておりませんけれども、トルコとの航空協定、これとオーストリアとの協定とは内容が違うことを感じます。一つは、オーストリアとの関係ではハイジャックのことが非常に強く規定してある。トルコの方はそうではない。それはどうしてこういうふうになっているんですか。
【次の発言】 ところが、条文を拝見しますと、トルコの方にはハイジャックを予想するような規定が全然ないように思うんですけれども、片……
○中村哲君 私は、いきなりそんな話を聞いただけですけれども、今宇宙法の問題があって、日本では学会までできようとしている。それで、いろんな問題がそこで出てくると思います。私なんかはほとんど問題意識がないけれども、ただ、いわゆる国際法と違う点は、領海とか公海ということの例をとっただけでも、宇宙の次元では全部が公の空でもあるし、そして軌道を回ったりなんかしている中で日本の上にその宇宙基地が来れば、それは日本の領空的な問題が実際は出てくると思うんです。だから、確かにそういう問題はちょっと今までの国際法で言えないところがあります。 にもかかわらず、あなたの説明だけ聞いていても主権という概念とか管轄権と……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。