関嘉彦 参議院議員
14期国会発言一覧

関嘉彦[参]在籍期 : 13期-|14期|
関嘉彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは関嘉彦参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院14期)

関嘉彦[参]本会議発言(全期間)
13期-|14期|
第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 参議院本会議 第8号(1987/08/28、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 私は、民社党・国民連合を代表しまして、外国為替及び外国貿易管理法の一部改正案につきまして、政府に対して質問するものでございます。  第一は、この改正案の背景になっている基本的考え方につきまして総理に質問いたします。民社党は基本的にはこの改正案に賛成するものでありますが、政府の考えが我が党のそれと同じであるかどうかを確認するためでございます。  まず最初に明らかにしておきたいことは、国際情勢の認識についてであります。  戦後既に四十二年を経過しましたが、その間、局地的な紛争は連続して起こっているにかかわらず、世界的規模では平和が維持されてまいりました。それはアメリカを中心とする自由世……


■ページ上部へ

第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 参議院本会議 第16号(1988/05/11、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 私は、民社党・国民連合を代表しまして、教育公務員特例法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。  本案は、臨時教育審議会の答申に基づいて行われる改革案の中でも中核をなすものであると考えております。けだし、いかなる制度もそれを運用するのは人であります。教育においても、いかに多くの予算を投じ、いかにすぐれた制度をつくりましても、それを運用する教師に恵まれなければ仏つくって魂入れずであります。学校において教師に適切な人を得るりかどうかは、教師を自由に選択する自由を持たない生徒にとりましては、その後の人生行路を左右する重大問題であると言って……

関嘉彦[参]本会議発言(全期間)
13期-|14期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院14期)

関嘉彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
13期-|14期|
第106回国会(1986/07/22〜1986/07/25)

第106回国会 決算委員会 第閉会後1号(1986/08/22、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 宮澤さんには、内外非常に財政経済問題難しい情勢のもとに、一方を立てれば他方が立たない。ジレンマというか、トリレンマというか、非常に難しい時期に大蔵大臣になられていろいろ御同情申し上げるわけですけれども、同時にそういう問題についてどういう考えを持っておられるかきょうはゆっくり質問したい、質問というよりもむしろ教えていただきたい。幾つかの質問を用意しておりますけれども、その前にちょっと前国会からの持ち越しのごく簡単な問題がございますから、それを先に片づけてから農水大臣及び大蔵大臣に御質問申し上げたいと思います。  最初は、総務庁長官きょうはお体の調子が悪いそうで、それに対する質問を用意……

第106回国会 決算委員会 第閉会後2号(1986/09/09、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 私がこれから質問することは、本来総理大臣に対して質問することでございます。 第一回の前総括質疑のときに総理大臣の出席を要求したんですけれども、前例がないということで断わられて、そのかわり官房長官を出すからという話だったので、したがって官房長官も総理大臣の代理としてお答え願いたい。女房役、懐刀でございますので、よく総理の考え方は御存じだろうと。  最初に藤尾問題。先ほど来いろいろ取り上げられました。今は共産党の沓脱委員の方からも質問がございまして、私はふだんは共産党と意見が違うんですけれども、この問題に関しては非常に似ている点があるわけで、ただ全部が全部同じではございませんので、私の……


■ページ上部へ

第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 決算委員会 第1号(1986/10/17、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 先ほど来山本委員及び服部委員から国際化の問題について質問がございました。私もその問題をまず最初に重複を避けて取り上げたいと思っております。  中曽根内閣は国際国家であるとか国際化ということを重要な施策の一つの柱にしているわけですが、その内閣の一員として労働大臣は労働行政の面において、どういう面について力点を置いていわゆる国際化を図っていかれるつもりであるか、そのことをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 国際交流並びに発展途上国に対する技術指導、それに対する予算、いただぎました五十九年度、六十年度、六十一年度、これは為替相場が変動しておりますのでこのまま比較するのもどう……

第107回国会 決算委員会 第2号(1986/11/21、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日は専ら文部省に対しまして当面している文教行政、文教政策について質問したいと思います。  まず最初に、文部大臣にお伺いしたいと思いますけれども、先般の教科書問題と申しますか、「日本を守る国民会議」の編集いたしました高等学校用の「新編日本史」、この検定、この問題が外交問題になりまして、一度教科用図書検定調査審議会ですか、略して検定審と言わしてもらいますけれども、一度検定審において内閲本が合格した後において異例の修正が行われた。私はこういったことは非常に遺憾であるというふうに考えております。  誤解のないように申しておきますけれども、私はあの教科書がすべていい、あるいはすべて悪いなん……

第107回国会 決算委員会 第5号(1986/12/10、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは朝早くから短い昼食時間、労働基準法にも違反しているような短い昼食時間を挟みまして、長時間にわたりまして、殊に委員長及び農水大臣にはずっと終始おつき合いをいただきまして敬意を表する次第でございます。  先ほど来梶原委員は小麦につきまして、それから久保田委員は牛肉につきましてそれぞれ消費者の立場から質問がございまして、私も非常に同感するところが多い、そう思って聞いていた次第でございます。私は米の問題について取り上げるつもりでおりましたけれども、この問題については既に井上委員及び田代委員、多少立場は違っておりましたけれども、それぞれ質問をされまして、私の理解にして間違っていなけれ……

第107回国会 決算委員会 第6号(1986/12/12、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 中曽根内閣の施政の重要な柱の一つとして国際化ということを掲げておられます。私もその点賛成なんですけれども、国際化という場合に、単に商品の自由化、貿易の自由化というだけにとどまらず、外国との文化的な交流ということが日本の国際交流にとっても非常に大事なことではないかというふうに考えておりますので、その観点から外国郵便の郵便料金の問題についてまず最初に質問したいと思います。  現在、日本から外国に対して出す郵便と、それから外国から日本に入ってくる郵便、その料金、これはどういうふうになっているか。一つ一つについてお答えいただく必要ないんですけれども、代表的な例としまして航空便の書状二十グラ……

第107回国会 災害対策特別委員会 第3号(1986/12/05、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 質問に先立ちまして、今回の三原山の火山噴火によって避難されてきました島民の方方に対して、心からお見舞いを申し上げます。また、島民の避難に当たりまして尽力されました大島町、東京都、あるいは海上保安庁、警察、自衛隊、消防、そういった関係各機関の努力、それは私は本当に大成功だったと思いますけれども、努力をされた方々に対して心から敬意を表したいと思います。また、火山噴火予知連絡会の皆さんたち、噴火を予知するということは本当に難しい、あるいは不可能に近いことかと思いますけれども、それについてやはり何らかの判断を下さなくちゃいけない、そういう非常に難しい仕事を担当されて心労されている方々に対し……

第107回国会 農林水産委員会 第2号(1986/11/18、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは、お三人の参考人の方、お忙しいところどうもありがとうございました。  いろいろお教え願いたい点がたくさんあるんですけれども、我が党は零細企業でございますので割り当て時間がたった五分しかございません。一、二の点だけ質問したいと思います。  まず最初に、岸参考人に質問したいと思いますけれども、現在の食管制度を手直しして生産者米価を引き下げて、浮いた金を基盤整備に充てる、あるいは一部を消費者に還元すべきじゃないかという御意見だったと思いますけれども、私も基本的にはそれに賛成なんですが、生産者米価を下げる場合に、例えば昭和何年度からこういうふうに下げるんだ、あるいはさらにその二年先……

第107回国会 法務委員会 第1号(1986/10/23、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 私、今度初めて法務委員になったのですけれども、法律の問題については全くの素人であります。六法全書を読んだだけで頭が痛くなるようなぐあいで、法律の問題については詳しくございません。私が質問しますことも専門家の間では当然のことであるかもしれませんし、また、私が使います言葉でも法律の専門用語から見るとおかしい用語例なんかがあるかもしれませんけれども、一般の素人の立場から、一般の国民の立場から質問したいと思いますので、その点御了承願いたいと思います。  三つほど質問通告を出しておきましたけれども、第一の指紋押捺の問題につきましては、けさ猪熊委員から詳細に質問されました。私の質問したいことは……

第107回国会 法務委員会 第2号(1986/12/18、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日の議案になっております裁判官及び検察官の給与改定の問題については、何ら異存がございませんので質問することはございません。きょう質問したいと思っていますことは、私、かねがね考えている問題について若干お尋ねいたしたいと思っております。  物の本なんか読みますと、アメリカの社会というのは何でもかんでも何か争いがあるとすぐ裁判に訴える社会で、極端な場合は子供が親を訴えるというようなことまであるそうで、そこまで行き過ぎるのはいかがかと思っておりますけれども、日本の社会は逆に、本来裁判に訴えて正義を求むべき事件であっても何か裁判というのは一般の人たちが近寄りがたいような感じを持っていて、争……


■ページ上部へ

第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 決算委員会 第閉会後4号(1987/06/18、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず最初に防衛庁に質問いたします。防衛庁に関しては随分質問することが多いんですけれども、きょうはほかの省庁にも質問しなければなりませんので、一つだけ質問することにいたします。  日本の国防の基本方針は、外敵の侵略に対してこれに打撃を与えて撤退せしめるということにあると思うんですけれども、そのためには武器を近代化することはもちろん必要なことですが、同時に隊員の士気及び技術を不断に高めていくことが何より肝要なことではないかと思います。この隊員の士気に関係するのは、やはり後方の施設と申しますか生活条件のことを常に配慮してやる、特に自衛隊の方はいざとなれば命を的にして戦わなければならないし……

第108回国会 決算委員会 第閉会後5号(1987/06/19、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず最初に、国会図書館の問題を取り上げます。  国会図書館につきましては、我々が、特に私、何かこういう質問する場合にいろいろ資料を集めていただいたり、また私個人の勉強する本なんかについてもいろいろ集めていただいたりなんかして、平生感謝しているところですけれども、この問題を取り上げるのにいささからゅうちょしないわけでもございませんけれども、やはり国会図書館というのは国民の税金によって賄われておりますので、そのお金の使い方に不的確な点がいささかもあってはならないというふうに考えておりますので、あえてきょう質問として取り上げるわけでございます。  質問に入ります前に、最近の図書館の一般利……

第108回国会 決算委員会 第閉会後6号(1987/07/02、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 最近本屋の店頭で、一九二九年のときの世界恐慌の本でありますとか、あるいは大恐慌来るというふうなセンセーショナルな本が売れているようでございますけれども、私は簡単に歴史が繰り返してそういう大恐慌が来るなんというふうなことは信じておりません。しかし、もしやはり対策を誤るとそういう危険性があるということも排除できないのではないか。つまり、今日世界経済はかってとは比べものにならないぐらい商品、資本、技術が国際的に自由に動き回っている。他方において政治の方はそれぞれ各国が別々に財政政策を立て、経済政策を立て、別々に対応している。したがって、各国がよほど政策的に協調して対応するのでないと、そう……

第108回国会 決算委員会 第閉会後7号(1987/07/03、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 最近、外国の圧力なんかもありまして、物、財貨であるとか金融であるとか、そういった方面の門戸開放は進んでまいりました。国際化が進んできた。それなりの努力は政府としてもやられてきた、その点は評価するに異存ありませんけれども、しかし、それに伴って心の国際化がおくれているんではないかということを感ずるわけであります。  心の国際化と申しますのは、つまり物の見方、社会問題なんかを見る場合のそういった物の見方が国際的に通用しないような見方をしていたり、あるいは時代おくれな見方なんかをしていますと、日本の憲法の前文に言ってあるような、国際社会において名誉ある地位を占めることはできないというふうに……

第108回国会 法務委員会 第1号(1987/03/26、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日の議題になっております裁判所職員の定員の増員の件については異存ございませんけれども、それに関連いたしまして、裁判官並びにそれに伴う事務職員の量的並びに質的な充実についてきょうは質問したいと思っております。  これは、昨年の十二月に私が質問したものの補充、そのときも質問いたしましたけれど、それの補充としてお聞き取り願いたいと思います。  まず最初に、判事、判事補の定員が過去においてどういうふうに増加してきているか。細かな年度は必要ございませんけれども、大体昭和三十五年以降大体十年ごとぐらいで結構ですから、わかっておれば数字をお示し願いたいと思います。


■ページ上部へ

第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 決算委員会 第閉会後1号(1987/09/21、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 大蔵大臣はけさ朝早くからずっと座りづめで、大分お疲れの御様子で御同情申し上げる次第でございます。きょうは抜山さんが余儀ない事情で質問を放棄されたので、その時間だけ早く終わればあるいはお喜びかもしれないと思うんですけれども、もともと私の質問は初めから十分間ということは不可能だと思っておりましたので、抜山さんの持ち時間全部を使うつもりはございませんけれども、多少食い込みますから覚悟しておいていただきたいと思います。  土地問題、地価問題の重要性、それから国民的関心の深さについては、ただいま佐藤委員から御説明がありましたのでここでは繰り返しません。また、この対策の問題も政府全体の問題で、……

第109回国会 決算委員会 第閉会後2号(1987/09/22、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず最初に通産省に対しまして、先般成立しました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案につきまして質問いたしたいと思います。  この改正案につきましては去る八月二十八日の本会議で代表質問をいたしました。しかしそのときは、時間も限られておりますし、わずか十分間で話さなくちゃならないので、十分意を尽くしていない点もありますし、また大臣の答弁でもよく理解できなかった点がありますので、改めて質問申し上げる次第でございます。  私が通産大臣に質問した趣旨は、外為法にあります第二十五条及び第四十八条、国際の平和と安全の維持という言葉が使われているわけですけれども、もし私があの法案を起草……

第109回国会 決算委員会 第閉会後3号(1987/10/15、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず、外務省に外務省の機構の問題についてお伺いいたします。  私、政治家になる前から長らく疑問に思っていたことなんですけれども、欧亜局というのがございますですね、外務省に。その欧亜局というものの亜というのはオセアニアのことだろうと思うんですけれども、ユーロピアン・オセアニアン・ビューローというんだろうと思うんですけれども、それは間違いないですね。としますと、これは私昭和六十年四月二日の外務委員会でも質問したことですけれども、オセアニアを、大洋州をヨーロッパを主として扱っておる局の中に入れておくということは、何かオセアニアをヨーロッパの一部であるというふうに日本政府は考えている、そう……

第109回国会 決算委員会 第閉会後5号(1987/10/26、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 私、きょう質問しようと思いますことは、去る九月十七日の法務委員会で、外国人登録法の問題に関して質問したときに時間が足りず、質問をし残した問題がありますので、その問題を取り上げたいと思っております。  その問題と申しますのは、いわゆる人の国際化と申しますか、単に物や資本だけの国際的な交流だけではなしに、人間と人間との交流あるいは心と心の交流、その問題は今後避けて通ることのできない問題であり、だんだんふえていくだろうと思っております。こういう交流がふえれば当然国際結婚というふうな問題もふえていくだろうと思う。国際結婚がふえれば日本から国籍を離脱する人もふえるでしょうけれども、同時に日本……

第109回国会 法務委員会 第2号(1987/08/27、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 上程されております下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部改正案につきましては、簡易裁判所の性格、機能、歴史というふうなものについて質問することを通告しておいたんですけれども、先ほど来一井委員あるいは猪熊委員から詳しい質問がございましたので、同じことを質問するのも時間の浪費ですから、本日はその問題についての質問は取りやめますので、私に関する限りはお引き取りいただいて結構でございます。  それで、きょうは前国会の一番最後に質問を通告しておいて急に体調を崩しまして質問できなかった入国管理の問題、この問題だけを質問したいと思っております。  最近、国際交流がだんだんふえてくるにした……

第109回国会 法務委員会 第3号(1987/09/01、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 民社党の関です。  きょうは、各参考人にはお忙しいところどうもありがとうございます。私の持ち時間は十分でございますので、まず江藤参考人と長岡参考人お二人にだけ限って質問したいと思います。  江藤さんの久しぶりにアカデミックなお話を聞かせていただきまして、私も政治家になって四年ですけれども、大分ディスインテリになっておりまして、きょうお話をお聞きして、大学時代の懐かしい雰囲気を思い出した次第です。  お話が非常にアカデミックでございましたので、直接簡易裁判所の問題には関連しないと思うんですけれども、将来の日本の裁判制度を考える場合の参考意見として質問したいと思っておりますが、それは、……

第109回国会 法務委員会 第4号(1987/09/03、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 けさほど来専門家のいろいろ質問を承っておったんですけれども、法律の文言というのは専門家の人にも一見しただけではなかなかわからないように書いてあるものだというふうなことをおっしゃいまして、私実は安心したわけでございます。私も学生時代、法律というのは一番嫌いな学科でした。法務委員になって少し勉強しなくちゃいけないと思って法律の本を買ってきて読むんですけれども、何遍繰り返して読んでも全然頭に入らなくて、これは私はよほど頭が悪いんだと思って悲観していたんですけれども、専門家でもなかなかわからないようなものを我々わかるはずがないんで、その点についてはいささか安心した次第でございます。  議題……

第109回国会 法務委員会 第5号(1987/09/10、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 議題となっています外国人登録法の一部改正案について質問いたします。本日は、主として原理的な問題、考え方の問題につきまして質問いたしまして、運用上の問題につきましては次回また詳しく質問したいと思っております。  まず最初に、事実を確認しておきたい。統計数字を確認しておきたいと思ったんですが、既に多くの委員から質問がございましたので、時間を節約する意味で私の方から言います。確認したいと思いますので、間違っておれば訂正していただきたいと思います。  まず、外国人登録をしている外国人、六十一年末で八十六万七千人、それから登録の内訳は韓国人それから北朝鮮から来た人、これが六十八万人、中国人が……

第109回国会 法務委員会 第6号(1987/09/16、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは参考人お忙しいところどうもありがとうございました。  まず最初に斎藤参考人にお伺いしますが、この配っていただきました「指紋採取制度の早急な改善を」という論文を拝見したんですけれども、これの終わりの方、十六ページの下の段のところに「制度改善に蛮勇をふるえ」という小見出しで「読売新聞の五月十日と十五日付けの社説も制度面での早急な改革を政府に要望しているが、筆者も同じ見解である。」ということを書かれておりますが、これは一九八五年の七月号で二年ほど前のあれですけれども、このときにどういう点の制度の面の改革を考えておられるのか。その内容は今度の改正案及びその附帯決議ですべて尽くされて……

第109回国会 法務委員会 第7号(1987/09/17、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 前回のこの委員会で指紋押捺の問題性につきましては質問いたしました。そして、法務大臣から将来の問題として制度の再検討について大臣としてぎりぎりの答弁をなされましたから、きょうは指紋押捺の問題を離れまして、今度の改正案の運用上の問題について若干質問したいというふうに考えております。  しかし、その前に、去る十一日の質問のときにも、私の質問の仕方が悪かったのかもしれませんけれども、ちょっと誤解を与えかねない答弁がございましたので、それを再確認しておきたいと思いますが、市町村からの指紋のその原紙との照会があったときに原紙と照合をするその問題に関連しまして、たしか審議官からではなかったかと思……


■ページ上部へ

第110回国会(1987/11/06〜1987/11/11)

第110回国会 決算委員会 第閉会後1号(1987/11/12、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 藤本厚生大臣及び堀内環境庁長官、いろいろ難問が山積しているときにそれぞれ大臣及び長官になられて、お役目御苦労に存じます。  まず最初に環境庁の問題を取り上げます。  これは既にきょう午前中、菅野委員から質問がありました。私の問題と全く同じで、経済先進国と言われている日本が多くの環境行政の点についておくれていると私思います。特にワシントン条約、絶滅に瀕した野生動物の保護に関する条約の点について発展途上国というふうに言われるということは日本のために非常に不名誉であり、それを少しでも改善していく、そういう角度から環境行政をバックアップする意味で質問したいと思います。  先般国内法が制定さ……


■ページ上部へ

第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 決算委員会 第1号(1987/12/08、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは文部省と科学技術庁についての決算委員会ですけれども、科学技術庁については質問するだけの勉強をしておりませんので、きょうは専ら文部省についてお伺いいたしたいと思います。  最近、国際化ということが盛んに言われるようになりましたけれども、国際化という場合に、単に物の交流、商品であるとか資本なんかの自由な交流というだけではなしに、むしろそれ以上に大事なのは、文化あるいは人間の交流ではないかというふうに思っております。その人間の交流の中でも、単なる観光旅行に出かける、これもある意味では勉強になると思いますけれども、やはり一番その中心になるのは、ある相当期間にわたりまして外国の青年が……

第111回国会 決算委員会 第閉会後1号(1987/12/16、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは大蔵大臣に二問ほど質問したいと思います。  一つは、国際交流に対する寄附金の免税の問題でございます。  国と国との間の友好関係を増進する場合に、人間の交流あるいは文化交流が非常に大事であるということは言うまでもないだろうと思います。文化交流を伴わない経済交流だけが突出しますといろんな摩擦を生み出してくる。現在、竹下総理大臣、フィリピンに行っておられてASEAN首脳会議に出席しておられますけれども、その席でも、単に資金還流だけでなしに、ASEAN諸国との文化交流を強調しておられました。こういった文化交流は国が力を尽くすべきであるということは言うまでもございません。しかし、単に……

第111回国会 決算委員会 第閉会後2号(1987/12/17、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは労働省に四つほど質問いたしたいと思っています。  一つは、ILO条約の批准の問題でございます。国際条約で多くの先進国が批准している条約に対しては日本もやはり進んで批准することが日本が何か特殊な国であるというふうに見られないために必要なことではないかというふうに考えております。特にILO条約というのはヨーロッパ――労働問題の起源はヨーロッパでございますので、ヨーロッパ諸国は、先進国は大部分の国が多くの条約を批准しているわけでございますが、これに対して日本がもしおくれているとしますならばやはりECなんかの諸国との摩擦の一つの原因にもなるんではないかというふうに考えております。 ……


■ページ上部へ

第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 決算委員会 第閉会後1号(1988/05/26、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは質問通告表に「日本語教育について」、「外国人労働者について」となっておりますけれども、日本語教育についてということは内容は留学生の問題でございます。  政府が今世紀末までに留学生を十万人にふやすという計画を立てられているそうで、これは非常に結構なことだと思います。しかし、それに対してはやはり住居の問題でありますとか健康対策であるとか、そういった環境を整備する必要があるかと思います。  そのことにつきましては先ほど杉山委員からも質問がございました。私もこの委員会で前に取り上げたことがございます。きょう取り上げますのはちょっと少し違った観点からでございます。  と申しますのは、……

第112回国会 決算委員会 第2号(1988/04/15、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 国際化がだんだん進んでまいりますと、単に物やお金の国際化だけではなしに、好むと好まざるとにかかわらず人の国際化というのが進んでくるんではないかと思います。最近でもいわゆる外国人労働者を入れるべきか入れるべきでないか、いろいろ議論がされておりますけれども、私がきょう取り上げようと思うのはその問題ではございませんで、公務員に対して外国人をどの程度まで採用すべきであるかすべきでないか、 その問題でございます。これにつきましても、やはりはっきりした考え方を持っていないと、むやみにこれを認めるということはこれは大変なことになると思いますし、他方、また余りに厳格に拒否するという態度をとることも……

第112回国会 決算委員会 第閉会後2号(1988/05/27、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 経済大国になりました日本が、しかし軍事大国にはならない、その日本が世界の平和と繁栄に寄与する道は、やはり発展途上国に対する開発援助の方法による以外はないと私は思っております。したがって、国際的にも日本がもっとODAの予算をふやすように要求が高まってくるだろうと思っておりますけれども、同時に、日本の国内においては必ずしもそれに賛成する人たちばかりではない。日本がいろんな問題を抱えているときにそこまでやる必要があるのかどうか、あるいは外国、途上国を援助したためにかえって日本の輸出なんかが閉ざされてくるんではないかというふうなことで怪異の念を持っている人もあると思うのであります。しかし私……

第112回国会 決算委員会 第3号(1988/04/18、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 農水大臣は就任以来、自由化の問題で日夜御苦労されていると思います。御同情申し上げます。  前回、渡米される直前に、私は予算委員会の一般質問のときにも質問したんですけれども、ちょうど交渉中でありましたので、詳しいことは質問いたしませんでした。しかし、そのときに私感じたんですけれども、どうも農水大臣はせっかく交渉に行かれるんだけれども、何か手足を縛られておいて無理に泳げと言われているようなものじゃないかと思って、大変その立場に御同情申し上げた次第です。恐らく今月末また行かれると思いますけれども、今度はもういよいよ五月四日のタイムリミット直前でございますので、ぜひとも解決されるように希望……

第112回国会 法務委員会 第1号(1988/03/28、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日は出入国管理法一本に絞って質問をしたいと思います。  この問題につきましては、昨年の八月二十七日の法務委員会でも取り上げまして、今後国際化が進んでいくだろう、それに適正に対処するためには予算面及び職員面において充実していくことが必要であるということを申し上げた次第でございますけれども、けさほどの法務大臣の所信表明演説の中でも、「今後とも出入国管理事務の迅速適正な処理及びそのための組織、体制の一層の充実強化に努めてまいりたいと考えております。」というふうに述べられたように、予算及び人員の点で若干はふえております。しかし私は、それで果たして対応できるだろうか、その観点から質問申し上……

第112回国会 法務委員会 第2号(1988/03/31、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日、議題になっております簡易裁判所の判事及び書記官、事務官の増員については異存ございません。  きょうはそれに関連いたしまして、この委員会でも前からしばしば取り上げられ、また私もこの委員会で取り上げたことがあるんですけれども、法曹界の人員の増加及び任官者の若返りの問題の必要について、今回法務省としてその方向への第一歩だろうと思うんですけれども、法務大臣の私的諮問機関である法曹基本問題懇談会に対して諮問されたわけですね。そのことは私は非常に賛成でございます。しかし、その答申の意見には若干疑問もありますので、それを申し上げまして今後の具体化に当たっての参考にしてもらいたい、その趣旨で……

第112回国会 法務委員会 第3号(1988/04/26、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは四人の参考人、お忙しいところをどうもありがとうございました。 私は法律の専門家じゃないので、あるいはプリミティブな質問になるかもしれませんけれども、御了承願いたいと思います。  まず第一に、先ほど猪熊委員も指摘されたように思いますけれども、下限を上げることですね。これが一番最初二百円だったのが千円まで上げられてからそれ以上はストップしている。これをストップさした理由は、心神喪失者なんかの行為の場合にそれを補償するのがいいかどうか、そういうことから上げないで、つまり一番最低のところでそういうときはやろうということになっていると思うんです。今度の改正に私は間に合わないと思います……

第112回国会 法務委員会 第4号(1988/04/28、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日の議題になっております刑事補償法の改正につきましては、既に同僚議員から一昨日及び本日朝からいろいろ質問がございました。重複する点はできるだけ避けたいと思っておりますけれども、質問の順序上若干重複する点もあるかと思いますけれども、お許し願いたいと思います。  最初に、現在提案されています改正案自体について質問申し上げます。  まず、刑事補償法で定めている抑留または拘置に対する補償の性質、補償の意味と申しますか、それは何でございますか。
【次の発言】 つまり、拘束ないし抑留されたことに対する損害というわけですけれども、その損害の中には精神的な苦痛、そういうのは入っていないわけですか……

第112回国会 法務委員会 第6号(1988/05/17、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは各参考人の方、どうもお忙しいところをいらしていただいて貴重な御意見どうもありがとうございました。  コンピューターの問題は、私は全くの素人であるいはとんちんかんな質問をするかもしれませんけれども、せっかくシステム工学の専門家がおいでですので、主として大須賀参考人からいろいろ教えていただきたいと思います。  先ほど来工藤委員からも質問が出まして、それに伴って多田参考人からもお答えがあったと思いますが、地図ですね。この地図をコンピューターに入れること、これはきょう私板橋に行ってきたんですが、あの板橋あたりにあるコンピューターで技術的に可能なのかどうかということが一点と、それから……

第112回国会 法務委員会 第7号(1988/05/19、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日の議題であります不動産登記法及び商業登記法の一部改正の法律案につきましては、既に同僚議員からかなり専門的な質問がございましたので、素人である私が質問することもほとんど重複するんですけれども、若干確認しておきたいこともございますので、重複する点は御了承願いたいと思います。  まず最初に、今度のコンピューター化につきましては、事務の取り扱い件数によってはコンピューターを置かずに端末機だけを置く、それで他のコンピューターとつなぐ、そういう登記所があるわけです。それとその端末機だけのものと、それからコンピューターを置いているのと、そういった分ける基準は申請件数だけで決められるわけですか……

第112回国会 予算委員会 第13号(1988/03/24、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日は広い意味の日本の安全保障に関する問題を取り上げます。  まず最初に外務大臣に質問いたしますけれども、INFの協定が昨年の暮れ米ソ両国の首脳によって署名された、調印されたということはまことに喜ばしいことでありますけれども、このようなINF協定の調印を成功にまでもたらした大きな要因というのは何であるか、そのことと、それから日本では、1NFの協定が調印されたからデタントの方向にだんだん向かっていくんだ、したがって防衛の問題なんかは余りする必要はないんじゃないか、そういう意見もあるんですけれども、外務大臣はINF調印以後の国際情勢をどのように認識しておられますか。その二つをお伺いしま……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/04/01、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず最初に外務省、あるいはむしろ外務大臣にお伺いいたします。  発展途上国に対する開発援助は、重武装を持たない日本が世界の平和及び日本の安全保障に寄与する非常に重要な道だと私は思っております。そういった途上国に対する援助の目的は、私の考えでは、そういった途上国の人たちが援助を受けなくて済むように経済的、社会的、政治的に自立していく、それを助けることだと思うのであります。  ところで、先ほど来質問を聞いていてちょっと奇異な感じがいたしたんですけれども、日本では、先ほど来政府委員の人が経済協力という言葉を盛んに使われましたし、外務省には経済協力局という局があります。予算の項目を見ても経……


■ページ上部へ

第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 決算委員会 第2号(1988/11/09、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは、昭和六十一年度決算についての総括的な質問第一日目でございますので、まず会計検査院に対して総括的な質問をいたしまして、残りの時間を大蔵省に対して質問いたしたいと思っております。  まず最初に、検査院長にお尋ねしたいと思いますが、昭和六十一年度の決算検査報告についての院長の総括的な所感、それが第一点。それから第二点として、最近の傾向として会計検査院はどういう点に重点を置いて検査をしておられるのか、その二点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今院長は、お役人は節約の観念が薄いということを言われました。私も前に公立学校で行政の仕事をやっていたこともあるんですけれども、そこで……

第113回国会 決算委員会 第3号(1988/12/16、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 先般ある人から教えられまして、イギリスで出しておりますエコノミストという雑誌、十一月二十六日号ですけれども、その中に日本の汚点と申しますか暗黒点と申しますか、そういう趣旨の論文が載っておりますので、それを読みました。  その趣旨は、今度のリクルート問題に関連いたしまして、腐敗が日本の政界、財界にますます深く潜みつつある、もし日本人がわいろを握らせる政策になれているのであれば、そのような日本の官僚や政治家が、今後国際機関――世界銀行なんかのことを言っていると思いますけれども、世界銀行などの国際機関を指導すべきであろうか、そういった言葉で結んでいるんです。これは日本の国民に対する一つの……

第113回国会 法務委員会 第2号(1988/11/22、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日の議題になっております裁判所の休日に関する法律案、いわゆる隔週土曜休日法案、これについては労働時間の短縮という意味で趣旨には賛成ですけれども、ただ、それに伴いまして、例えば保釈の手続の問題であるとか、令状の発付の問題であるとか、その他国民の権利に関する問題が傷つけられる心配はないか、そういう点から質問をする予定でおりましたけれども、けさほど来、専門家である同僚議員からいろいろ微に入り細に入り質問がございまして、それに対する答弁、必ずしも明白ではなかったように思いますけれども、私から質問しましてもそれ以上の回答はないと思いますので、その問題についての質問は重複しますから取りやめま……


■ページ上部へ

第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 予算委員会 第4号(1989/03/07、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日の議案は昭和六十三年度補正予算案でございますけれども、私は、原則としてその議案に従って質問することにしておりましたけれども、きょうはその予算案の内容よりも、政治改革の問題一点に絞りまして、専ら総理及び官房長官に質問いたしたいと思います。ほかの大臣の方はお忙しければ退席していただいても結構です。  この問題を取り上げますのは、国民の政治不信というのはこれは現在の最も重要な政治問題であるからであります。私かねがね政治改革の問題について意見を交換したいと思っておりましたけれども、私はあと三カ月ぐらいで退任いたしますので、総理とお話しする機会はこれがあるいは最後になるかもしれませんので……


関嘉彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
13期-|14期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院14期)

関嘉彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
13期-|14期|
第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1986/10/08、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず最初に、私の質問をよく理解していただくために、私の質問の基本的なスタンスを明らかにしておきたいと思います。  私は、戦後の日本の新憲法の精髄は、自由と民主主義を守っていくということにあると思うんですけれども、その自由と民主主義を守っていくためには、やはりアメリカを初めとする自由民主主義陣営との団結が不可欠ではないかというふうに思っております。確かにソ連も自由あるいは民主主義ということを言っておりますけれども、その言葉の意味は、内容は我々が理解しているのとはかなり違うんです。そういったソ連が、しかも強大な軍事力を持って日本の隣にいるということについては、やはり我々日本人として心配……

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1986/11/12、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうはお三人お忙しいところをどうもありがとうございました。久しぶりにアカデミックな話を聞かせていただいてディスインテリになってきた私も大分啓蒙されました。お礼申し上げます。  三人の方に質問したいのですけれども、私の持ち時間は十分しかございません。あるいは皆さんに御質問する機会がないかもしれませんけれども、お許し願いたいと思います。  まず最初に、中嶋さんにお願いしたいのですが、中国とソ連との関係が改善されてくるだろう、いつもの御持論をお聞かせ願ったわけですけれども、これは国と国との関係について言われているのか、あるいは中国共産党とソ連共産党との党と党との関係についても同じような……

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1986/11/21、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうはお三人の参考人、お忙しいところをどうもありがとうございました。ほかの委員会とかけ持ちしておりましたので、参考人の御意見は伺ったのですけれども、委員の質問を全部聞いておりませんので、あるいは重複する点があるかもしれませんけれども、その点御了承願いたいと思います。  まず最初に、斎藤参考人にお伺いしたいと思いますけれども、アジアとそれからアメリカ、ヨーロッパで、アジアの方に移ってきつつあるのだというお話でしたが、いわゆる環太平洋圏構想というのをどういうふうにごらんになるか。基本、技術の供給源として日本だけで果たしてやれるかどうか。やはりアメリカなりカナダというような国を巻き込ん……


■ページ上部へ

第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1987/03/13、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本日は、安全保障政策そのものよりも、国際情勢の現状認識を中心に述べますけれども、この現状認識の前に、安全保障とはどういうものであるか、それについて基本的な考え方を述べておきます。  安全保障、セキュリティーという言葉は、広い意味には、個人ないし集団の生活の安定を確実にすることを意味し、老後の生活の安定を集団的に図る社会保障、ソーシャルセキュリティーや人類全体の生活の安定を脅かす自然環境の保全、あるいはエイズなどの伝染病の予防などもそれに含めることができます。しかし、余り概念の外延を広げるとその内包が希薄になりますので、ここでは、第一次大戦後一般的に使われるようになった国際政治上の概……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1987/04/14、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 最初に堀江委員に対して質問いたします。  会議録の三ページ一段目の終わりの方ですけれども、「中国との関係についていえば」云々として、「近隣国としての国際的な配慮と過去の両国間の経緯に対する配慮は必要であるが、みずから独立国としての自主性を失うことがあってはならない」云々。この後段の方は言うまでもないことですけれども、中国、それから同じ文脈において韓国に対しても私は同じことが言えると思いますが、どうも最近の議論を見ていますと、国際的な配慮あるいは過去の両国間の経緯に対する配慮が欠けているような議論が日本に最近台頭しつつあるように思います。  例えば、韓国との日韓併合の問題については、……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号(1987/05/15、14期、民社党・国民連合)

○小委員外委員(関嘉彦君) 私、番外ですけれども、委員長の特別の計らいで時間が与えられましたので、ごく簡単に御質問申し上げます。  最初に、まず外務省に対して、先ほど石井委員 が言われたことと同じことですけれども、財政赤字の問題、これはアメリカとしては削減、改善してもらわなければならない。しかし、三分の一は軍事費であり、これは議会の方はSDIなんかの予算については削減の意向はありますけれども、行政府の方はなかなか承諾しないだろうと思いますし、社会保障費あるいは農業補助費といったふうなものについては、とれは議会の力がなかなかうんと言わないだろうと思うので、財政赤字を削減するということはなかなか難……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1987/05/18、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず最初に、中村さんに事実関係をひとつ聞きたいんですけれども、先ほど大木委員が言われましたように、定員がだんだん減ってきている、これをふやす必要があるということ、私も同感ですが、この定員の中には農水省なんかの各省庁から出向している人が入っているわけですね。出向している人と、それから土着というとおかしいけれども、プロパーの人との比率がどうなっているかということと、出向している人は大体何年ぐらいで交代してかわっているかということ、それが第一点。  それから九百人前後の人数。だんだん減ってきておりますけれども、この本部とそれから現地といっても日本でいろいろ研修センターなんかありますわね、……


■ページ上部へ

第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1987/07/31、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 どうも三人の御参考人御苦労さんでございました。  私の持ち時間は十分しかございません。お一人に一つずつ質問したいと思いますので、それぞれ三分以内でお答え願いたいと思います、大変難しい注文をいたしますけれども。  まず最初に、西原参考人に対して、今まで米ソ間の軍縮交渉がなかなか進まなかったのは、両国間における体制の差から来るところの相互不信がやはり一番大きな原因ではなかったかと私は思うのですけれども、ゴルバチョフが権力をとって以来、確かにいろんな面で変わってきている。これはやはり国内の改革、いわゆるペレストロイカあるいはグラスノチス、そういうものと軍縮交渉というのはかなり時間的に見ま……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号(1987/09/04、14期、民社党・国民連合)

○小委員外委員(関嘉彦君) この小委員会は外交・軍縮に関して日本が何をすべきかということを最終的に結論を出す委員会ですけれども、そのためにはまず事実関係をはっきり認識しておく必要があると思いますので、きょうは専ら事実関係、事実はどうなっているか、その点だけ御質問いたします。大部分は外務省ですけれども、防衛庁の方にまず最初に一点だけ質問しておきたいと思います。  ゴルバチョフのウラジオストクの演説以来蒙古においてソ連はどの程度軍隊を減らしたか、撤兵したか。それから同じように・アフガニスタンからソ連はどの程度撤兵したのか。伝え聞くところによると、不要になった軍隊だけを撤兵したにすぎないのだという報……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1987/08/21、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 どうも御三人お忙しいところありがとうございました。  いろいろ質問考えていたんですけれども、大分ダブっている点もありますので、ダブっている点は全部省略いたしまして、ただ、今矢田部委員の質問に関連してちょっと思い出したことがあるので、それを質問させていただきたいと思います。  それはフィリピンの問題ですけれども、土地制度の改革、これがやはり私は、フィリピンの今度のアキノ政権が改革に成功するかどうかのかぎは土地問題の改革に成功するかどうかにあるんじゃないかと思います。私ちょうど一月に行ったんですけれども、そのころはまだアキノ政権の周辺の人たちは割に意気軒高としていたときで、やはりこの問……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第閉会後1号(1987/09/25、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 まず初めに、日本で経済協力と言われ、一般には開発協力と言われている発展途上国に対する援助の問題は、単に政府のみでなく、民間企業の直接投資、金融機関の融資、自発的団体の諸種の援助活動なども含めて考慮すべきであるが、ここでは政府が直接関係する援助、中でも政府開発援助、ODAに限って意見を述べたいと思います。また、これは民社党内部でも細部にわたっての議論を詰めていないので、一つの試案としてお聞きとり願いたいと思います。  次に、開発援助の理念あるいは必要性とその目的について述べます。  現在、日本のODA予算は、GNPとの比率においてこそ諸外国に比して低いとはいえ、一九八六年実績で日本は……


■ページ上部へ

第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第閉会後1号(1987/12/15、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは外務省、防衛庁からも来ておられますけれども、外務省、防衛庁に対しては、質問したいこともありますけれども、いずれまた後の機会があると思いますので、きょうは忙しい中をわざわざ御列席いただきました明石参考人に対して専ら質問したいと思います。  私のちょっと聞き間違いかもしれませんけれども、明石参考人の言われたことの中に、非同盟諸国は米ソ両国主導の軍縮交渉に反発をしているんだというふうなことを言われたように思うのです。核兵器の軍縮交渉と言えば、やはり米ソ両国が超大国ですから、これが直接交渉するのは当たり前であって、そういう場に非同盟諸国が入っていくというのは、かえってその交渉のまと……


■ページ上部へ

第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1988/04/20、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 きょうは参考人の方、どうもお忙しいところいろいろありがとうございました。いろいろ教えてもらいたいことがあったんですけれども、時間もありませんし、同僚議員の質問されたこととダブる点はすべて省略いたしまして、一つだけ質問いたしたいと思います。  私の質問の観点は、累積債務の問題は、先ほど宮崎参考人がこれは単なる金融の問題ではなしに経済全体の問題だと言われましたけれども、私はむしろ単なる経済問題でなしに政治問題ではないかという感じを持っているんですけれども、その観点から質問したいと思います。  渡部参考人、先ほどいろいろ分析されまして、私は大体当たっているんじゃないかと思うんですけれども……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1988/05/16、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 当調査会は外交・総合安全保障の長期的な問題を討議するところでございますので、久しぶりに御出席願いました外務大臣及び防衛庁長官に対していろいろ意見を述べたいことはたくさんあるんですけれども、持ち時間がわずか十分しかございませんので、きょうは開発協力の問題だけに絞って申し上げます。その他の問題については当調査会でしばしば私意見表明をしておりますので、ついでのときにお読みいただければありがたいと思っております。  その問題に入ります前に、実は最近外務省の外交方針についていろいろな批判があるように思っておりますので、その問題について私の意見を申し上げておきたいと思います。  外務省の仕事は……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号(1988/04/13、14期、民社党・国民連合)

○小委員外委員(関嘉彦君) どうもお三人の参考人、きょうはお忙しいところありがとうございました。また、私委員外にもかかわらず質問を許していただきましたことを委員長に感謝いたします。  私持ち時間が少ないので、最初にずっと質問を三人の方に言いますので順々に答えていただきたいと思います。  最初に蝋山参考人、これは質問ではなしに意見ですけれども、日本では昔から源氏と平家、陸軍と海軍、民族派と国際派の対立においては常に源氏、陸軍、民族派が強いという言い伝えがありますが、日本の国会の中においてもそちらの方の声が非常に高いんですけれども、しかし必ずしも平家、海軍、国際派の人たちがいないわけでは決してない……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第2号(1988/04/22、14期、民社党・国民連合)

○小委員外委員(関嘉彦君) この小委員会は外交・安全保障に関する特別調査会の中の一分科会として、特に外交と軍縮に関することを主として論議するものであります。したがって、これから述べますことは、昨年、昭和六十二年三月十三日の親委員会で私が述べましたこと、すなわち、安全保障とは何か、特に日本にとってのその意味、社会体制と平和との関係、第二次大戦後の国際情勢、軍事情勢の認識、国際経済情勢、近隣諸国の情勢分析などを前提にいたしまして、それから展開したところの議論であります。重複する点は省略いたしますので、前回の議論を参照しつつお聞き取り願いたいと思います。  まず最初に、前回触れなかった外交のあるべき……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1988/02/19、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 二つ問題を出したいと思います。  一つは外務省に対してですけれども、これは援助の透明性の問題、先ほどの中西委員の質問されたことに関連するんですけれども、私もやはり予算の場合に予算書、予算書の中には書き込めないにしても参照書ですか、あるいは附属文書として各国別、あるいは事業別のプロジェクトの最高限、そういったふうなものを書いて国会の審議にゆだねることが、私はやはり透明性を維持していく上において必要ではないか。その場合に外務省のお答えは、相手国のプロジェクトの内容に触れるので、外交上いろいろな問題が生ずるおそれがある、そういうふうにお答えになったわけですね。しかし、後の評価の報告書には……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第2号(1988/02/26、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 国際開発協力について、小委員長の指示された項目の大部分については昭和六十二年九月二十五日の本委員会において述べましたので、ここで述べることとは重複する点もあると思いますけれども、了承願いたいと思います。また、広義の開発協力は、民間企業、金融機関などの投融資、自発的団体の援助活動、貿易などをも含めて考うべきであるが、ここではODAに限定して述べることも前回と同じであります。なお、個々の問題については民社党の意見は固まっていない点もありますので、試案としてお聞き取り願いたいと思います。  ア開発協力の理念、目的、原則  日本のODA予算は、GNP比率において諸先進国に比しなお低いとはい……


■ページ上部へ

第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 運輸委員会,内閣委員会連合審査会 第1号(1988/07/28、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 今回の第一富士丸の遭難事故はまことに痛恨のきわみでございます。ただ一人残っている行方不明の方が一日も早く生きて帰ってこられることを祈念するとともに、犠牲者のみたまに哀悼の意を表し、遺族の方に謹んでお悔やみを申し上げる次第でございます。  事故の原因並びにその責任の所在につきましては海上保安庁その他で現在調査中であると思いますので、きょうは私はここでは取り上げません。私が取り上げたいと思っておりますのは事故後の対応策、自衛隊の対応策並びに今後こういうことを再発しないための対策、それの基本的な方針について総理にお尋ねしたいと思っております。  まず、事故が起こった後の人命救助及び遭難の……


■ページ上部へ

第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/03/22、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 私は、民社党・国民連合を代表して意見を述べます。ただし、国際情勢の基本的な認識に関しては昭和六十二年三月十三日の調査会において、各論に当たる外交・軍縮、安全保障及び国際的な開発協力に関してはそれぞれ昭和六十三年四月二十二日、同五月二十四日、同二月二十六日の小委員会において意見開陳をいたしましたので、ここではそれとの重複を避け、それ以後の国際情勢の変化を考慮して外交、総合安全保障政策の若干の基本方針についてのみ補足的意見を述べておきたい。  第二次大戦後の国際政治の基本的枠組みは、日本を含む自由民主主義の擁護を主張する西の陣営と、ソ連共産主義を中核とする東の陣営との間のイデオロギー並……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1989/03/22、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 本小委員会の取り扱うべき問題は、例えば発展途上国の累積債務や先進工業国間の経済摩擦の解消を含む国際経済秩序問題、ますます急を要する国際環境問題なども含まれるが、ここでは発展途上国への開発協力、その中でも政府開発援助(ODA)の問題に限定して意見を述べる。なお、この問題については既に昭和六十二年九月二十五日の本小委員会で述べたことがあり、今回の報告もそれと重複する点があるが了承願いたい。  日本のODA予算は、対GNP比率においてこそ先進国の基準であるDAC平均の〇・三五%になお及ばないとはいえ、その絶対額においては一九八九年度予算で百十億ドル、アメリカを抜いて世界第一位である。さら……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員打合会 第1号(1989/03/08、14期、民社党・国民連合)

○関嘉彦君 大蔵省見えていますか。――食糧増産援助とかそれから食糧援助という項目、これは大蔵省の所管になっておりますね、予算の上では。これはなぜ大蔵省の所管にしておかなくちゃいけないのかということなんです。歴史的な理由は、これは私たしか決算委員会で取り上げたと思います。そのときに詳しくお伺いいたしましたから、歴史的な経過は結構です。なぜ現在大蔵省でこれを所管していなくちゃならないかという理論的な根拠をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 その見返り資金の積み立て、向こうで積み立てているのは食糧援助だけですか。ほかのあれもやっているんじゃないですか。



関嘉彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
13期-|14期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

関嘉彦[参]在籍期 : 13期-|14期|
関嘉彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 14期在籍の他の議員はこちら→14期参議院議員(五十音順) 14期参議院議員(選挙区順) 14期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。