このページでは杉元恒雄参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○杉元恒雄君 この法律案は、我が国の産業構造が、国際経済環境と調和のとれた方向で活力あるものに転換していくことを目的としておりますので、この法案の提出の背景にあります国際関係について御質問をさしていただきます。 先ほど梶原委員からも御質問がございましたが、昨日から今朝にかけて、テレビ、新聞などは、半導体貿易に関して報道しております。最近、米議会では対日非難決議が出るなど、米側の不満やいら立ちが高まっているようですが、そもそもこの問題は、昨年九月の日米協定について、特に第三国でのダンピングと日本市場での外国製の半導体のシェア拡大に関して、この日米協定を、日本はこれを忠実に遵守しているのにもかか……
○政府委員(杉元恒雄君) このたび環境政務次官を拝命いたしました杉元恒雄でございます。 堀内長官の補佐役として環境行政の推進に全力を傾けてまいりたいと存じます。 委員長初め各委員の皆様方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○政府委員(杉元恒雄君) 公害健康被害補償不服審査会委員島田普及び岸野駿太の両君は十二月二十四日任期満了となりますが、島田晋君を再任し、岸野駿太君の後任として出原孝夫君を任命いたしたいので、公害健康被害補償法第百十三条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○杉元恒雄君 政府は、ゴルバチョフ来日を来年の一月に実現させるために外交ルートでの調整に努力しておられます。またソ連の方も、これに、時期はともかく、それなりの対応を見せているように認識しておりますが、この作業はどんなぐあいに進んでおりまして、見通しはどういうぐあいであるのか、御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 大変恐縮ですが、時間がないものですから、なるべく簡明にひとつお願いをいたしたいと思います。
もしゴルバチョフ訪日が実現しますと、これは聞くところによりますと、帝政ロシアそれからソ連を通じてソ連の最高首脳が日本を訪れるというのは初めてのことだそうであります。そういうことでありま……
○杉元恒雄君 戦後、世界の安全について、東西両陣営はともに均衡、抑止を基本としてやってきましたが、実際には均衡とは、そして抑止とはどのような状態を言うのか、こういうことになると双方にエゴが働き、その理解あるいは意識には大きな隔たりがあったと思います。 私は、かつて抑止を意味する英語に当てはまる言葉がロシア語にはなく、おどしという言葉をソ連人は使っているということを耳にしたことがあります。軍縮交渉で使用する用語のイメージがこのように違う一事をもってしても、相互理解ということは容易なものではないことがうかがえるわけであります。しかし、この理解の隔たりも軍縮交渉の経験を重ねるごとに徐々に狭まってき……
○杉元恒雄君 ことしの五月に日韓外相定期会議がありまして、その際に、南北対話を促進するということについて合意されたと承知しておりますが、先ほどお話を承りましたように、南北対話は今スポーツ会談以外は中断しているわけであります。しかし、ソウル・オリンピック開催を契機にして、南北対話の再開も期待されないわけではない。しかし、南北対話で一番いつも痛感させられるのは、最も重要で欠かすことのできないのは、相互信頼というこのことだと思います。しかし残念ながら、現在は決して良好なものではありません。こういった環境の中で、日韓外相会議で南北対話を促進させるというこの合意というのは、具体的にはどういうことが内容に……
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