山本富雄 参議院議員
15期国会発言一覧

山本富雄[参]在籍期 : 11期-12期-13期-14期-|15期|-16期
山本富雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山本富雄参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

山本富雄[参]本会議発言(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 参議院本会議 第3号(1990/03/06、15期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(山本富雄君) 赤桐議員の御質問にお答え申し上げます。  我が国農業の健全な発展を図るためには、生産性の向上を進め、農業経営の安定を図りつつ、国民の納得し得る価格での食糧の安定供給に努めることが基本であると考えております。  このため、進取の気性に富み、すぐれた技術と経営力を有する担い手の育成確保を図るとともに、農業基盤整備事業の着実な推進、経営規模の拡大や機械の共同利用、農作業受委託の促進、バイオテクノロジーなどを活用した新技術の開発普及等、各般にわたる施策を推進してまいる所存でございます。(拍手)
【次の発言】 平井議員の御質問にお答え申し上げます。  農業問題各般にわたりまして……

第118回国会 参議院本会議 第4号(1990/03/07、15期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(山本富雄君) 井上議員にお答え申し上げます。  総理からも御答弁がございましたが、食糧自給率の低下に歯どめをかけ、できればいささかなりとも高めたい、こういう気持ちは農政に携わる者の共通の認識でございます。  先般、閣議で決定をいたしました農産物の需要と生産の長期見通しでは、国内農業の持てる力を十分発揮することにより食糧自給率の低下傾向に歯どめをかけ、供給熱量で五割の自給率を見込んでおります。  このために、米については国内での自給を基本とし、良質米や加工用米の供給など需要に即した生産を推進するとともに、小麦、大豆については品質、コスト面での改善を進めることにより生産の拡大を図ってま……

第118回国会 参議院本会議 第16号(1990/06/18、15期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(山本富雄君) 角田議員の米の輸入問題に関する御質問にお答え申し上げます。  米は日本国民の主食であり、かつ我が国農業の基幹をなすものであります。また、水田稲作は、国土や自然環境の保全、地域経済上不可欠の役割を果たしております。  このような米及び水田稲作の格別の重要性にかんがみまして、国会における決議等の趣旨を体し、今後とも国内産で自給するとの基本的な方針で対処してまいりたいと考えております。(拍手)


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 参議院本会議 第2号(1990/10/17、15期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(山本富雄君) 浜本議員の御質問にお答え申し上げます。  ウルグアイ・ラウンド農業交渉におきまして我が国は、農業生産の持つ特殊性や農業が果たしている多様な役割が交渉結果に十分配慮されることが不可欠との基本的立場に立ちまして、これまで積極的に対応してまいったところであります。  先月末には、米のような基礎的食糧及びガットの規定に基づく輸入制限品目は関税化が困難であること、また、国内支持及び国境措置についてはAMS、保護の総合的計量手段でございますが、による保護の削減を行うこと等の基本的立場を踏まえた国別表及びオファーをガットの事務局に提出したところであります。  今後とも、我が国といた……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 参議院本会議 第2号(1990/12/11、15期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(山本富雄君) 細谷議員の御質問にお答え申し上げます。  先週、ウルグアイ・ラウンドを終結させるための閣僚会議がブラッセルで開かれましたが、農業交渉につきましては、従来からの輸出補助金等をめぐる米、ECの対立が依然として厳しく、個別事項の検討に入ることなく、会議が延期されることになりました。このため、引き続きジュネーブで交渉が続けられることになっておりますが、我が国といたしましては、食糧輸入国としての従来の立場を踏まえ適切に対処してまいりたいというふうに考えております。  次に、米の自由化阻止についてであります。  米は日本国民の主食であり、かつ我が国農業の基幹をなすものであります。……

山本富雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

山本富雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 決算委員会 第閉会後1号(1990/10/03、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  水俣病問題の重大きにつきましては十分認識をしておるつもりであります。しかしながら、本件訴訟のうち農林水産省に関係する部分は、漁業法及び水産資源保護法の運用をめぐる法的責任を前提とした賠償請求でありますが、この法的責任を容認することはできないとの立場について裁判所の判断を得たいと考えているところであります。

第118回国会 決算委員会 第閉会後2号(1990/10/04、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えをいたします。  会田委員十分御承知のとおりでございますが、米は日本国民の主食でございます。また、我が国農業の基幹をなす作物でございます。さらに、米づくり、いわゆる水田稲作は、国土や自然環境を保全する機能あるいは今御指摘のように我が国の地域隅々までを活性化させていくというふうな大きな役割を、多面的な役割を持っておるということは申し上げるまでもありません。  このような米及び水田稲作の重要性にかんがみまして、今委員の御指摘なさったような三たびにわたる国会決議が衆参でなされ、与野党一致、全会一致のもとにこれは可決をされておるということをよく承知しておるわけでございま……

第118回国会 農林水産委員会 第1号(1990/03/26、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) このたび、農林水産大臣を拝命いたしました山本富雄でございます。  農林水産行政がまことに重要な時期を迎えている折から、その責務は極めて重大であり、身の引き締まる思いがいたします。  農林水産業は、申すまでもなく、国民生活にとって最も基礎的な物資である食料の安定供給のほか、地域社会の活力の維持、国土・自然環境の保全等を通じて我が国の経済社会の発展と国民生活の安定に不可欠の役割を果たしております。  私は、皆様方の御支援を得て、農林水産行政の責任者として我が国の農林水産業に新たな展望を切り開いていくよう最大限の努力をする決意でございますので、よろしくお願い申し上げてごあい……

第118回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1990/07/05、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 今先生御指摘のとおり、七月が文字どおり一つの山だというふうに私も心得ております。そして、直接関係ございませんけれども、明日、総理はサミットにお立ちになります。サミットの中あるいは日米首脳会談も事前にございまして、そこでもあるいは農業問題一般としては話が出るかもしれないというふうな状況もございます。総理にも、私から十二分にお願いもしておりますし、総理も心得ておりますが、あすのサミットあるいは月末にはジュネーブで貿易交渉委員会、これが一つの大枠をドゼウ議長のもとで仕切る状況がくるのではないか、それも一つの大きな山である。  なお、直接ガットには関係ございませんけれども、七……

第118回国会 農林水産委員会 第2号(1990/03/29、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。  農林水産業及び食品産業などの関連産業は、国民生活にとって最も大切な食料等の安定供給のほか、地域社会の活力の維持、国土・自然環境の保全など、我が国経済社会の発展と国民生活の安定に不可欠な役割を果たしております。また、農山漁村は、農林水産業の生産の場であるほか、地域ごとにそれぞれ特色のある文化をはぐくみ、都市住民が健康的な余暇を楽しむ空間として、重要かつ多面的な機能を担っております。  したがって、農林水産業や関連産業の健全な発展と農山漁村の活性化なくしては、我が国経済社会の調和ある発展と、豊かでゆとり……

第118回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1990/08/03、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 先般開催せられました五カ国農業大臣会議への出席につきまして以下御報告を申し上げます。  先月末にアイルランドで開催されました第二回五カ国農業大臣会議に出席いたしまして、一昨夕帰国いたしました。  この会議に先立ちまして、まずベルギーを訪れ、今回、議長を務められるマクシャリーEC農業委員にお目にかかり、さらに、先進輸入国として我が国と似通った状況にありながら、これまで余り交流のなかったオーストリアを訪れ、フィッシュラー農業大臣にお会いいたしました。  ブラッセルにおいては、マクシャリー委員とウルグアイ・ラウンドにつきまして、特にECの輸出補助金についての我が国の基本的考……

第118回国会 農林水産委員会 第3号(1990/03/30、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 今先生の御指摘でございますけれども、これから実施をしようというところでございますから、矛盾を最初から想定してこれを実施するということは適当ではないというふうには思っておりますけれども、しかしお話しのとおり、何分初めての試みでもあり、しかも中山間地、条件の不利なところを何とかしよう、こういうことでつくる制度でございますから、また実施をしてみた上で、その状況等を見ながら、そういうタイミングがあればまたそこで検討もさせていただきたい、こう思っております。
【次の発言】 法律御専門の先生に申し上げるのは恐縮ですが、それぞれの法律というのはそれなりの趣旨、目的があってつくられる……

第118回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1990/09/27、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えをいたします。  十月一日、さらに引き続いて十五日にリストを出すことになっておりまして、今最後の詰めを全省を挙げてやっておるというところであります。今明日中には結論を出したいというふうに考えております。  中身につきましては今局長の申し上げたところまででございますが、従来我々が繰り返し申し上げてまいりました日本政府としての基本的な方針に従ってリストを作成したいというふうに考えております。  それから、問題の米でございますけれども、これも我が国の農産物、農作物の主幹の作物でございますし、かつ国民の主食であることは言をまちません。また、水田稲作の持つさまざまな国土保……

第118回国会 農林水産委員会 第4号(1990/04/19、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農業者年金制度は、昭和四十六年一月に発足して以来、農業者の経営移譲及び老齢について必要な年金の給付を行うことにより、若い農業者の確保、規模拡大など農業構造改善の推進と、農業者の老後生活の安定に寄与してまいりました。  しかしながら、農村における高齢化の進行等の状況のもとで受給権者数が増加し、被保険者数が減少するなど本年金の財政の現状は厳しいものになっております。また、農業構造改善の一層の促進が求められております。  このため、農業構造の改善の一層の促進に資する観点……

第118回国会 農林水産委員会 第5号(1990/04/24、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 結論から先に申し上げますが、今先生御指摘の鹿野前大臣もしっかり答弁をされておるようでございます。その後第二次海部内閣、すなわち私が農林水産大臣に就任をいたしまして約二カ月になりますが、何の変更もございません。従来どおりの方針でこの木材交渉についても現在臨んでおるということを申し上げたいと思います。
【次の発言】 今お話しのとおり、昭和四十六年に創設をされましてから十九年、約二十年を経過するわけでございます。さまざまな経過がございましたが、これも結論から申し上げますと、時代の変遷はございましたけれども、それなりに日本の農村、農家を守っていくために大きな役割を本年金制度は……

第118回国会 農林水産委員会 第6号(1990/05/24、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  水産業協同組合制度は、漁民及び水産加工業者の自主的な協同組織の発達を促進し、その経済的社会的地位の向上と水産業の生産力の増進を図ることを目的として、昭和二十四年に発足いたしました。以来、水産業協同組合は、我が国経済及び水産業の歩みとともに発展し、活発な活動を展開してきたところであります。  しかしながら、国際漁業規制の一層の強化、底魚類を中心とする資源状態の悪化、漁村の活力低下等、近年における我が国水産業及び漁村をめぐる難局を打開していくためには、漁業者及び水産加……

第118回国会 農林水産委員会 第7号(1990/05/29、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 最後に、先生から出ましたかかる事件が再び起きないように、そのことが非常に大事だと、こういう御指摘はまさに私もそのとおりだと思っております。  それからまた、まだこの事件の全貌が把握をされておりませんので、ここで私からコメントできませんけれども、しかしこのような事態が起きたということはまことに遺憾なことだというふうにも思っております。  水産庁長官からるる答弁がございましたが、長官と私の間でもこの件についてけさまでいろいろやりとりがございまして、中身は申し上げませんけれども、おおむね先生が御心配なすっているようなことを含めまして、私と長官の間でやりとりがあった。一つは、……

第118回国会 農林水産委員会 第8号(1990/06/01、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 平成二年度農林水産予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二年度一般会計予算における農林水産予算の総額は、総理府など他省庁所管分を含めて、三兆一千二百二十一億円となっております。  予算の編成に当たりましては、財政及び行政の改革の推進方向に即し、各種施策について、予算の重点的かつ効率的な配分により質的充実を図り、農林水産行政を着実かつ的確に展開できるよう努めたところであります。  以下、予算の重点事項について御説明します。  まず、農業施策に関する予算について申し上げます。  第一は、土地利用型農業の体質強化等を目指した構造政策を積極的に推進することであり……

第118回国会 農林水産委員会 第9号(1990/06/14、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  都市農業は、都市の住民に対しまして野菜などの生鮮農産物を供給しているほか、緑、それからレクリエーションの場を提供する、あるいはまた最近では、環境保全の問題などいろいろ言われておりますが、これらの総合的な役割を果たして今日に至っておるというふうに認識をしております。一方、都市農業に供されている農地を、宅地等農業外の土地需要、最近土地問題はこの海部内閣でも一つの大きな政策課題になっておりますが、その土地需要とどういうふうに調和をさせていくかというふうな問題などもございます。このため、都市農業の果たしている役割を十分踏まえながら、都市計画法あるいは農地……

第118回国会 農林水産委員会 第10号(1990/06/19、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 変わりございません。
【次の発言】 せっかくのお尋ねですからお答え申し上げます。  今御指摘のとおり、七月四日の米価審議会の答申の附帯意見の中で、特に中山間地に対して触れておりまして、これが非常に重要だというふうなことを意見として明記してある。それを受けて、今官房長からも答弁ございましたが、例の補正予算のときにも、この中山間地の問題を含めて基金の造成などもお願いをした、また今年度の予算を先般成立させていただきましたが、これらについてもさまざまな施策を講じておる。認識といたしましては、中山間地域の活性化を図る、そして活力のある地域社会を維持していくということがもう国策と……

第118回国会 農林水産委員会 第11号(1990/06/26、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) ただいまの決議につきましては、その趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上適切に対処してまいりたいと存じます。

第118回国会 予算委員会 第2号(1990/03/23、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 安恒先生にお答えをいたします。  農山漁村振興基金につきましての御指摘でございますけれども、先生御承知のとおり、近年における農林漁業をめぐる厳しい情勢の中で、足腰の強い農業経営を育成するとともに、よく指摘をされております中山間地域を活性化する、こういうことを通じまして農山漁村の振興を図ることが緊要な課題だというふうに考えております。  このため、元年度補正予算により、農山漁村振興基金五百億円を造成いたしまして、その運用及び取り崩しによりまして、農業者等が今後五年間に農林公庫等から借り入れる一定の資金につきまして金利負担の軽減を行う、それによって農山漁村の活性化を緊急に……

第118回国会 予算委員会 第3号(1990/03/26、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  先生御承知のとおりでございますが、食管制度につきましては過去にいろんな経過、経緯がございます。そのときの経済事情などの変化に即応しまして種々の改善を行って今日に至っておるということは御承知のとおりでございます。  例えば、数字的に言いますと、昭和五十年度のときには特別会計、一般会計から繰り入れた額は七千五百億という膨大な額だった。それが年月がたちまして、この制度の運用よろしきを得ながら、昭和六十三年度には二千六百二十億円。あるいは平成元年度には二千三百二十億円というふうに逐次減少してきておるということでございます。また、その後いろいろな施策を総合……

第118回国会 予算委員会 第4号(1990/04/04、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  先ほど大蔵大臣からも御答弁がありましたし、あるいは政府委員からもお話がございましたが、先生の御指摘の現地事情などにつきまして、内容につきまして我が方の政府委員から答弁をさせたいと思っております。

第118回国会 予算委員会 第5号(1990/05/11、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えをいたします。  今委員御指摘のアメリカの最近の考え方でございますが、これはこういうことであります。米国の農産物に関する関税化の考え方は、関税以外のすべての貿易障壁を内外価格差をもとに関税に置きかえまして、十年間でこの関税をゼロまたはニアリーゼロと言っておるんですけれども、ゼロに近い水準にまで低減する、こういう考え方を示しておる。そこで我が国といたしましては、ガット農業交渉の場において、一つ、関税化については、農産物の国際価格の変動、為替レートの価格に与える影響、品質格差等をいかに取り扱うかという技術的な問題があること。二つ、基礎的食糧及びガットの規定に基づく輸……

第118回国会 予算委員会 第6号(1990/05/14、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 存じておりません。聞いておりません。
【次の発言】 お答えいたします。 今委員から御指摘の酸性雨でございますけれども、ヨーロッパやアメリカ、北米ですね、これは森林の生態系に深刻な影響を与えている、そしてそれが国際問題化している、こういうことでございます。  今環境庁の方からもお答えがございましたが、林野庁としていろいろ今まで状況をキャッチしておりますところでは、大変際立って被害が我が国の森林に対して起こっておるというふうな状況は今のところございません。しかし、森林の維持保全をするということは、今だけじゃなくて、これからずっと先々まで必要でございますから、これに対しては……

第118回国会 予算委員会 第7号(1990/05/15、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  今食糧庁長官らか、従来の例外的な泡盛などの例を申し上げたわけでございますが、重ねての御質問でございますけれども、これは国内産で自給をするということの方針については全然変わりはない、また私もこれをひとつ引き続いて貫いていきたい、こういう考え方で進んでおります。
【次の発言】 衆参の国会の御決議もございます。これは非常に重いというふうに受けとめておりまして、その御決議の趣旨を踏まえまして、ただいま申し上げたような国内産で自給をするということでしっかり貫いてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 池田委員、いろいろ報道などをお聞きになって、また……

第118回国会 予算委員会 第8号(1990/05/16、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。これは梶原委員、腹の中から申し上げることですから。  国会決議が重いという意味で総理もしばしば引用なすっておりますし、私もその都度、衆参の国会決議を読んで肝に銘じておる、こういうことでございます。今農家を殺すか生かすかという話がありましたけれども、これはどんなことがあっても生かさなくちゃならない。こういうことでございますから、国内産で自給をしていく、日本国民のためにどんなことがあってもお米は自給をしていくんだという覚悟でやらせていただきたい。これはもう参議院から出ている大臣としても、この場でぜひ皆さん方にお力添えをお願いいたしたい、こう思っております……

第118回国会 予算委員会 第9号(1990/05/18、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 御説のとおりだと私は思っております。経済的な機能に加えまして、国土の保全とか水資源の涵養、あるいは最近では生活環境を保全していく、今環境庁長官に御質問でございましたけれども、そういう意味合いを非常に強く持っておる。したがって、我々の立場からすれば、林業の生産性の向上ということを第一目標ではいきますけれども、今委員の御指摘のような森林の公益性というふうなことを十分踏まえながらこの森林の整備の務めを果たしてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 非常にきついおしかりでございますが、まさにそのとおりなんです。私はそういうふうに心得ております。  これはもう委員は私ど……

第118回国会 予算委員会 第10号(1990/05/21、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  今、私どもの局長から答弁がありましたとおり、ゴルフ場における農薬使用については、都道府県を通じまして従来ともに指導をやってまいりました。各県でも相当指導要綱ができておりますから、その指導要綱などを取り寄せて見ておりますが、これからもそれらを通じましてできるだけ、今委員の御指摘のような点、被害の及ばないように、人間の健康に関することでありますから気をつけてまいりたい。特に今御審議いただいております平成二年度の予算、水質目標値設定ということも踏まえて、防除指針を作成する等の予算をまたつくっておりますので、ひとつこれを活用いたしまして、各省庁とも連絡を……

第118回国会 予算委員会 第12号(1990/05/23、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  農業基盤整備を初めとする農林水産関係の公共事業、これは首都圏を中心とする一極集中を是正して国土の均衡ある発展に資する、こういう政府の方針があるわけでございます。農山漁村、これはまだまだおくれておる、そしてこれはふるさと創生の意味でも充実強化をしていかなくちゃならないというふうなことを考えながら、この方向に沿って社会資本整備を行うというふうな意味合いも含めまして強力に進めてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 お答えします。  これは委員よく御承知だと思いますけれども、今建設大臣もお話しになりましたが、特に農林水産省の関係の公共事業費です……

第118回国会 予算委員会 第13号(1990/05/25、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) いささか抽象的で恐縮でございますけれども、心構え、方針を述べろと、こういうことでございますから。  申し上げるまでもないんですけれども、農林水産省の大きな政策的な柱、これは国民の納得し得る価格で長期安定的に食糧を供給することにある、こういうふうになっておるわけでございます。ですから、集団的な優良農用地はできる限り確保する、こういうことが一つ。しかし、当節土地問題は今先生の御指摘のとおりでございまして、また土地基本法もできたわけでございますから、一方、住宅宅地等の土地需要に対しましては、地域における合理的な土地利用が図られるように配慮しながら現実的に対応していきたい。す……

第118回国会 予算委員会 第14号(1990/05/28、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えします。  もう委員が先ほど来日本農政全般にわたりましてうんちくを傾けてお話になりましたとおりでございます。全く私同感です。  それでウルグアイ・ラウンドでございますが、いよいよ正念場を迎えつつあるというふうなことでございます。かねて当委員会でもあるいはまた本会議などでも発言をしてまいりましたとおり、国内産で自給をしていくという考え方に何の変わりもない。また、昨年の十一月、我が国がガット・ウルグアイ・ラウンドで新しいルールづくりに向かって提案をいたしました中で、米については格別な事情があるんだというふうなことを旨といたしまして提案をしてございますし、これらを含め……

第118回国会 予算委員会 第16号(1990/05/30、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 福島第二原子力発電所三号磯原子炉ポンプ損傷事象についての報告書記載の基礎としたデータのリストについては、早急に作成し、提出する。  また、特別委員会において議論の対象とした資料については、そのリストの概要についてまとめ、報告をする。 以上でございます。
【次の発言】 お答えします。今委員から大臣と水産庁長官の答弁が報道によると多少食い違っているんじゃないか、こういう話でございましたが、それは報道したり解説するのは自由なんですけれども、全然食い違っておりません。出どころは一つでございまして、食い違 うはずはないのであります。  ただ、今最後にお話しになったことで、私が申……

第118回国会 予算委員会 第19号(1990/06/06、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えの前に、委員が非常に長い間農業基盤整備事業問題に大変な関心を持たれて、随時随所で指摘もされたりあるいは助言もいただきましたり、非常な熱意を私は今まで読んでまいりまして感じました。敬意を表する次第でございます。  さて、この土地改良事業なんですけれども、確かに今御指摘のように工期のおくれだとかあるいは金利負担の増加がございまして、事業に伴う負担金の問題で農家が非常に不満を持っている、割高感を持っているということについては承知をしております。この中身についてでございますが、くどくど申し上げませんけれども、労務費や資材費が上昇してきた。あるいは安全性の要請等に伴う整備……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 決算委員会 第閉会後2号(1990/11/15、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  ただいま大変な御激励を賜りまして、恐縮しております。従来ずっと、当然のことですけれども、同じことを申し上げ、かつ同じ行動を続けてきたということでございますが、米は日本国民の主食でございますし、かつ我が国農業の基幹をなすものでございます。また、水田稲作は国土や自然環境の保全、地域経済上不可欠な役割を果たしてまいりました。このような米及び水田稲作の格別の重要性にかんがみまして、今先生お話しのように、国会において三たび決議がなされておるわけでございまして、私どもはこの決議の趣旨を体しまして、今後とも国内産で米は自給するという基本方針で対処してまいりたい……

第119回国会 農林水産委員会 第1号(1990/11/01、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 大変先生にも御心配しただいているわけではありますが、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉は十二月初旬に交渉を終結させよう、そのための最終的な閣僚会議をECの本部のあるブラッセルで行おう、こういうふうに予定がされておるわけでございます。そのための合意文書というのを今月下旬までにはつくっておかなければならない。それをもとにして最終閣僚会議を行おう、こういう段取りになっておるわけです。  私ども担当しております農業交渉の分野でございますが、今先生の御指摘のように、十月十五日オファーの期限というふうに夏場に申し合わせをいたしまして、それに従って日本が一番先に出したわけでありますけ……

第119回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1990/11/22、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 先生御指摘のとおりでございまして、北海道を中心にして畑作農業の基幹的な作物であるという認識は強く持っております。ウルグアイ・ラウンドの交渉につきましても、先般のオファーを含めまして私どもの方針を明らかにしているところでございまして、米同様しっかり頑張ってまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 二点目から申し上げたいと思いますが、先生御承知だと思いますけれども、オファーの中で、国内支持につきましては一九八六年を基準として十年間で三〇%削減するということを基本にうたっておるわけであります。これまでの削減実績を控除した上で生産調整の割合または輸入の割合を勘案して修正……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会 第2号(1990/12/14、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。  まず、村沢団長を初めといたしまして社会党の議員団の先生方に大変な御激励を受けたということをお礼を申し上げたいと思っております。  今、角田委員の御指摘のとおりでございまして、これは輸出補助金、ECが現在とっております基本的な農業政策の一つですけれども、それをめぐってECとアメリカ、それからケアンズ・グループというのがございますが、これとの間でもう基本的な意見の相違がずっとあった。これはジュネーブでもあった。それが何ともまとまらずにブラッセルに持ち越した、こういうことでございまして、今回の場合も入り口のところで会議の持ち方あるいは議題の取り上げ方、……

第120回国会 予算委員会 第3号(1990/12/17、15期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(山本富雄君) 先週も角田委員とそれから吉田委員にもお答え申し上げたのでございますが、これはブラッセルの閣僚会議は、輸出補助金などをめぐるアメリカとケアンズ・グループ、それからEC、主としてこの対立が非常に厳しくて、個別交渉に入ることなく延期ということになったわけでございます。これは、私はかねがね申し上げておりますが、農業については各国がそれぞれ難しい事情を抱えておる、そういうことを端的にあらわしたのではないかというふうにも思っております。  これから先の見通しでございますが、最終段階で議長から、これは延期である、中断ではないという宣告がございまして、そしてジュネーブに場面を移しまし……


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 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2022/12/18

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