このページでは橋本孝一郎参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○橋本孝一郎君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表し、海部総理の所信表明演説に対し質問いたします。 まず、政治姿勢についてであります。 さきに行われました参議院選挙の結果は、日本の政治にとってかつてない変化をもたらしました。すなわち、第一に、自民党が大敗し、国民が自民党政治を不信任したという重大な事実であります。第二に、強行された消費税について国民がノーとの意思表示をしたことであります。第三に、参議院で与野党逆転し、今後長期にわたって国会は一党一派の意思によっては動かない時代に突入したことであります。総理が今後の政治を進めるに当たってまず肝に銘ずべきは、この参議院選挙の結果を厳粛かつ率……
○橋本孝一郎君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表し、先般行われた海部総理の施政方針演説に対し質問をいたします。 総理、国際情勢はまさに大変動を続けております。 昨年の米ソ首脳会談におけるいわゆる冷戦終結宣言に象徴されるように、米ソ関係は今や新たな段階に突入しつつあります。また、ソ連のペレストロイカに端を発した東欧の民主化の大きなうねりは、一党独裁と統制経済による共産主義の崩壊と民主社会主義への世界的な潮流を示すものであります。 しかし一方、こうした緊張緩和と民主化への動きは、ともすればヨーロッパ中心であり、我が国周辺の北東アジア、北西太平洋においては、依然として緊張緩和とは言いがた……
○橋本孝一郎君 既に通告申し上げております私の質問事項というのは、もうさきの議員が相当消化されております。したがって、できるだけ重複を避けたい。私の質問はむしろ落ち穂拾いみたいになっちゃうと思うんですけれども、しかし基本的な問題についてはやはりただしていかなければならないと思いますので、そういう立場から質問申し上げたいと思います。そしてまた、私、農水委員会初めてでございまして、農業関係は全く素人でございますので、専門用語等で異なるようなことを言うかもわかりませんが、その点ひとつ御了承願いたいと思います。 まず、長期ビジョンの問題についてお尋ねしたいわけでありますが、農水省ではそれを作成されて……
○橋本孝一郎君 参考人の方御苦労さまでございます。二点お尋ねいたします。 まず、第一点ですけれども、これは半田先生にお尋ねしたいんですが、本法案には、例えば森林の機能が劣らないようにするために裸地状態というのですか、裸地状態の森林伐栽量については区域の一〇%以内と、こう規定しております。その他いろいろ設備に関しても多くの基準が設けられておりますけれども、そこで、これらの基準で森林機能が劣ることはないのかどうか、これが一つお尋ねしたいところでございます。 それからもう一つ、この本案とは関係ない問題ですが、専門的な方がお見えですから、山本参考人と半田先生にお尋ねしたいんですけれども、いわゆる最……
○橋本孝一郎君 既に、この法案に関する質問は多く出尽くされていると思いますが、私はこの法案そのものは森林の保健機能の増進によって、停滞している林業産業の振興、活性化を図ろう、そういう一環の法律として賛成の立場で質問申し上げたいわけです。ただ問題は、こういったつまり開発ということとそれから自然保護ということは必ずしも両立しない、両立する部分といわば両立しがたい部分、その接点というものをどう調和をとっていくかということが一番難しい問題だろうと思います。そういう関連から、まず本方式を選択した基本的な理由についてお尋ねしたいわけです。 既に言われておりますように、この林業の産業振興、若者の定住対策等……
○橋本孝一郎君 農業関係二、三重複するかもわかりませんが、違う角度からの御質問を申し上げたいと思います。 先ほど、食管法違反の問題で、違反による自由米に対する御質問がありまして非常に厳しい通達であると。しかし実際、この前の委員会でもお聞きしましたら、当局としては申し上げにくいかもしれませんけれども、出回っておるのが六十万トンぐらいだというようなお話を聞きました。しかし、専門業者に言わせるとそんなものじゃなくて、二百ないし三百万トンぐらい出回っておるのじゃないかというふうな話も報道等では見るわけであります。そうなると、それは二、三〇%という膨大な量になるわけでありまして、実際守る農家、守らない……
○橋本孝一郎君 一元化問題は私もよくわからないんですが、一元化と農林漁業団体の共済年金の独自性という問題についてお尋ねしたいわけです。 完全に一本に統合されていけば、これはもう独自性というのがそれぞれの団体とも全部なくなっちゃうわけなんですけれども、そうでないもう一つの方法として、いわゆる給付と負担の両面において、今回のような調整を進めてできるだけ整合性を図っていこう、こういうことになってまいりますと、一方現在農林年金が持っておる独自性というんですか、メリットというものが失われていくと思うわけであります。したがって、それをどう存続させようとされておるのか、所見をひとつお聞きしたいと思います。
○橋本孝一郎君 できるだけ重複しないように、まず大臣にお尋ねしたいんですが、和牛の質の向上の問題であります。 当然、輸入自由化になりますれば国産牛肉と輸入牛肉の競争ということで、価格の面では大変コスト面、いろいろと問題がありますけれども、最近グルメ志向というのも非常に多くなってきておるわけであります。そういった点で、現在和牛の方が味の面から見ても上等とされているのが一般的な常識であります。特に日本人好みというんでしょうか。これも、日本をターゲットにして牛肉の輸出国がいろいろな優秀な種牛等、あるいは生産を含めて努力してくるというようなことも聞いております。過去、オーストラリアでもそういうことが……
○橋本孝一郎君 今回の改正は、異性化糖などのいわゆる自由化に伴う措置であって制度の整合性からして私どもは妥当と思っております。 ちょっと重複するかわかりませんが、いただいた資料で見てまいりますと、国内の砂糖と異性化糖の需要量が三百二十万トン前後とほぼ安定しているわけでありますが、そのうち異性化糖が五十七年には五十四万四千トン、六十三年に六十六万八千トンとふえてきておるわけであります。昭和五十七年と昭和六十三年度では、異性化糖は二二・八%の伸びに対して国内産糖が六・八%の伸びにすぎない。今後この異性化糖の自由化によって、砂糖の原料であるてん菜とかあるいは甘蔗などの生産調整が非常に激しくなってい……
○橋本孝一郎君 最後になりましたけれども、今般の災害で犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈りいたします。また、火山活動の長期化が大変予想される中で、避難されている方々及び被災地において日々懸命に救援活動を展開している方々の苦労に対しまして心から敬意を表します。 さて、観測体制なりあるいは住宅環境整備等、既にもう質問されておりますので重複は避けますが、これは先ほど井上委員からも質問がありましたけれども、住宅問題というとすぐ災害の場合には学校とか公民館、武道館というふうに一歩も進歩していないわけでありますけれども、今日の時代はもう大分それから変わっておるわけでありまして、やっぱりホテルとか旅館……
○橋本孝一郎君 ほとんど通告してある質問も出尽くしたように思いますので、別な角度から二点ほど意見並びにあわせて質問をしてみたいと思います。 大臣、先日WFCに出られまして、その後アメリカのマディガン農務長官それからマクシャリー委員らと会われまして、その後の大臣の決意が新聞等で報道されておりました。むしろ会談前よりか会談後の方が自信を持たれたというふうな記事等も出ておりまして、非常に心強く思っておるわけでありますが、先ほど各委員から出ておりますように、サミット前の日米会談においても当然出るのではなかろうかという問題でありますけれども、それらを総合してみますると、やはり大臣のそういった一つのお考……
○橋本孝一郎君 最後になりましたが、米市場の開設が実施されましてから、これに対する消費者を含めいろいろな期待があります。特に消費者の立場から二、三問題をお尋ねしたいと思います。 市場の開設に当たりましては、消費者の好みやあるいは需要動向を反映するためという目的が唱えられまして、したがいまして消費者は、市場原理が導入され米が安くなるだろうという期待を抱いたはずであります。実際行われました取引の結果を見ましても、これまでトップブランドと言われていましたササニシキ、コシヒカリのうち新潟コシヒカリ以外の大部分は評価が下がりました結果が出たわけであります。このような結果は、当然小売価格に反映されてしか……
○橋本孝一郎君 牛肉の自由化の影響に関連する問題について二、三お尋ねしたいと思います。 四月一日から牛肉が自由化されるということは既定の事実でございますが、それだけに競争力の弱い部分は非常な不安を持つわけであります。したがって、的確な展望に立った目標なり方針というものを示していくことはこれは重要でありますけれども、そういう観点から、過去の目標とか、あるいはそういうビジョンとの関連で自由化の影響についてお尋ねしたいと思います。 九〇年代は、前半は七〇ないし五〇%の高関税によってある程度保護されておるわけでありますけれども、後半にはその保障がないわけであります。 一九八八年の農林水産省農業総……
○橋本孝一郎君 参考人、御苦労さまでした。
もうほとんどダブっておりますので省略しますが、今村教授に一言お聞きしたいんですけれども、営農者問題で日本だけの事情、いろいろ国際的に違うと思いますけれども、産業構成等によって農業後継者問題というのはそれぞれ国によって事情が違うと思いますが、特に日本の場合における問題点はどこにあるのか、御指摘を二、三点お願いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
○橋本孝一郎君 既に米の自由化問題も先の方々からされておりますので省略いたしますが、農産物外交というのは非常に難しいと思います。これはもう日本だけではなくて、各国共通の問題をそれぞれ抱えておりますがゆえに、一般的な工業のような自由市場の秩序が維持されておるというふうな総論では賛成しても、各論になると必ず国際的な摩擦が起きるわけであります。 そういう中で、ちょっとひとつお尋ねしておきたいんですけれども、農業補助の問題ですけれども、ウルグアイ・ラウンドで農業補助の削減の問題が取り扱われております。農業問題は、このようにアメリカ、ECともにそれぞれ先進国にとっては複雑な問題を抱えております。例えば……
○橋本孝一郎君 私も時間がありませんので、簡単に村尾先生にお尋ねしたい。今まで重複していない問題で教育と広報の問題についてお尋ねしたい。 つまり、今先生、ヨーロッパのお話の中で特にドイツを中心にして、マイスター制度を含めて労働力確保には非常にいい条件があるというお話がございました。確かにドイツと日本を比べた場合に私は思うんですけれども、日本の場合には、森林を育成する場合にヨーロッパと基本的な条件の違いがあると思います。日本は非常に恵まれた条件にある。日照時間も長い、それから雨も多い、したがって湿度もある。ヨーロッパ大陸というのは日照時間は日本に比較すれば悪いですし、非常に条件が悪い中で、森林……
○橋本孝一郎君 もう既に多くの質問が出ておりますので重複しないように質問していきたいと思いますが、この法案の目的、そして今回のこの構造改善の内容ということからいきますとどうしてもちょっと基本的にお尋ねしておかなければならないのでありますけれども、法案の目的が、「食品に係る流通機構の合理化と流通機能の高度化を図り、あわせて一般消費者の利益の増進と農林漁業の振興に資することを目的とする。」、これはそういう意味では非常に結構なことでありますけれども、一方、我が国の流通業、特に中小小売業を見てまいりますると、これは農業と同様に非常に虚弱な体質であるわけであります。 流通経済論の立場で論じられておりま……
○橋本孝一郎君 参考人御苦労さんであります。全く競馬はわかりませんので貴重な十分間もったいないと思いますけれども、せっかく割り当てられておりますので一つだけお聞きしたいと思います。渡邊中央競馬会理事長に。 新聞の記事によりますと、英国のブックメーカーが何か進出してきておるという記事を見たわけであります。いわゆる日本で言っておるのみ屋ですね、中央競馬会の競争相手になってくるような気がするんです。それと、これからいわゆるパソコンがどんどん入ってきます。そうすると密室によるギャンブルがふえてくる。そういう傾向に対して、総元締めとしての中央競馬会としてはそれに対する防止策とかそういったものを検討され……
○橋本孝一郎君 通告した質問をできるだけ重複しないように尋ねたいと思いますので、もし重複していたら簡単にしてもらいたいと思います。 そこでまず最初に、非常に抽象的かもしれませんが、大臣にお尋ねしたいんですけれども、今まで述べられた中で、競馬が非常に最近、健全レジャーという言葉がいいのかどうか知りませんが、国民のレジャー活動の中で非常な数を占めてきた。レジャー白書によりますれば、何か一年間に一回行ったことのある人を入れますとゴルフが一四%で競馬が二一%というので非常に急速にふえてきておるようであります。そういうことから国民的レジャーという言葉も出てくるのかもしれませんけれども、今回の競馬法の改……
○橋本孝一郎君 レディス・ハローワークは結構なシステムなんですが、いろいろ聞いておりますと、ダブっていないような質問で、まだ通告していないかもしれませんからちょっとそれますけれども、要するに女子労働力のデータを、いわゆる働きたいという意思が厚い人を登録制のもとに的確に把握するということが一つのポイントだと思うんですね。その場合に、今の施行された二カ所、これから将来に向かってスクラップ・アンド・ビルドのシステムで今後大都市中心に設置されていくわけですけれども、そういう労働力を把握する場合に必ずしも大都市と限っていいのかどうかという問題があると思うんですけれども、実際に本当に必要な地域ということに……
○橋本孝一郎君 大分時間もたちまして、できるだけ重複を避けたいわけでありますが、通告してあります質問との関連でどうしてもダブる部分がありますので、ちょっと別な角度から見てみたいと思うんですが、最近の失業率と日本の労働力不足問題ということについて二、三お尋ねしたいと思います。 ことしの一月の有効求人倍率は、景気が減速ぎみと、バブルが崩壊して鈍いとは言いますけれども、一・二八倍でありますし、失業率は二・一%で、アメリカ、ヨーロッパいわゆる欧米に比べて完全雇用の状態に近い。まさに完全雇用、労働力不足時代だということではまだ変わりません。 そこで、労働力不足ということは、労働市場の要因からして賃金……
○橋本孝一郎君 他の委員との重複をできるだけ避けたいんですけれども、重要な幾つかの点について再度確認していきたいと思います。
まず、今回の法案については既に衆議院において修正が行われました。今後、雇用保険制度のあり方に関する基本問題について政府において検討を行うということが法案上明記されることになったわけですが、その検討内容については、雇用保険制度のあり方に関する基本問題について幅広く検討されることになると理解していますけれども、労働省の認識はどうなんですか。
【次の発言】 それでは、重複を避ける意味で、検討事項となっております船員保険と雇用保険の通算問題に問題を移したいと思います。
船員……
○橋本孝一郎君 ことしの九二年春闘ですが、先ほどからいろいろと賃金、労働時間の問題が出ておりますけれども、私は時間短縮、つまり時短問題にちょっと限って二、三質問から入ってみたいと思います。 まだ継続中でありまするから、全部を把握しておらないと思いますが、大体山場は過ぎたといいましょうか、大企業、労使間、特にIMF・JCを中心にした毎年の春の賃上げなりあるいは生活改善の労使間交渉というものは、一つ大きなもう山を越したと思います。 一方、労働時間問題については、御案内のように経済運営五カ年計画において九二年度中に千八百時間という一つの目標はもう公的にずっとカバーが出ておるわけであります。それと……
○橋本孝一郎君 大臣の揚げ足をとるわけじゃありませんけれども、国連障害者年十周年で当然我が国としてその実績を御報告なさるわけだと思います。アピールする一つのポイントとしてILO百五十九号の批准、これが一つ大きなアピールのポイントだというふうなことをおっしゃられたんですけれども、それ以外に何かアピールするポイントがあるとするならばお聞きしたいんです。 大体、我が国のILO批准というのは一応工業国、他の先進国と比べればこれだけの、私は経済大国という言葉は嫌ですから使いませんけれども、先進工業国として大国じゃない、つまり非常に批准が悪いんです。ですから、当然批准されるべきでありまして、我が国の場合……
○橋本孝一郎君 重複するかもわかりませんけれども、千八百時間の基本的な問題について一言だけ確認の意味でお尋ねしておきたいと思います。 千八百時間、御案内のように六十三年に決定されておりまして、一九九二年末が一つの期限といいましょうか、目標期限にされておるわけであります。その間、当初は二千百時間程度であったのがずっと減りまして、平均して大体年三十時間の短縮が達成されてきておりまして、平成三年度は二千六時間程度に進んでおるという状況であります。 さて、労働省として現在千八百時間達成時期の見通しというのを、これは非常に酷な言い方ですけれども、どう考えられてみえるのか、確認の意味でお尋ねしておきた……
○橋本孝一郎君 私も常々申し上げておりますように、本来これは労働組合のあるところでは時短なんというのは労使の本来の任務でありますから、任せるべきことだと思うんですけれども、ないところが非常に多いわけでありますから、そういう面での法律的な整備が必要であると思います。 そこで問題は、今まででも、六十三年の基準法改正時点でも、当時は平井労働大臣だったと思いますが、二千労働時間をひとつの目標にし、古いんですけれども、所定外時間の短縮だとかあるいは長期有給休暇の取得だとか週休二日制の実施だとか、いろいろな具体的な施策を並べて、その目標に向かっての努力をなされてきたと思うんです。 現実に、今出されてお……
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