谷本巍 参議院議員
15期国会発言一覧

谷本巍[参]在籍期 : |15期|-16期-17期-18期
谷本巍[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは谷本巍参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

谷本巍[参]本会議発言(全期間)
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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 参議院本会議 第13号(1992/04/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 ただいま議題となりました農協法の一部改正案等について、日本社会党・護憲共同を代表し、総理並びに農水大臣に質問いたします。  仁の法律案は、農協の大型合併や県連廃止による事業組織の二段階移行など組織の一大再編成を基礎に、金融自由化などの状況変化に対応し得る農協経営体制をつくっていこうというものであります。  農協の経営も大事ですが、忘れてならないのは、農業と農家あっての農協だということであります。これまで農業危機の具体例として新規学卒で農業に従事する者が激減してしまったことが挙げられてきましたが、最近は、それに加え、農業に就労している若い担い手が農業から離れるという動きさえ生じている……

谷本巍[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

谷本巍[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 農林水産委員会 第1号(1989/11/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 先ほどの同僚の三上委員と同じように、私もきょうは初質問であります。大変緊張しておりまして意を尽くせぬ発言が多かろうと存じますが、その際はひとつお許しいただきたいと存じます。  私の属する会派で協議をいたしまして、私は主として食管と市場開放問題、これについて伺うことにさせていただいておるのでありますが、その前に、先ほど来問題になってまいりました水田農業確立後期対策、この問題と絡んで全国的に注目されております八郎潟対策の問題について伺いたいと存じます。  御存じのように、八郎潟で米の転作をやっている農家が三百五十四戸であるのに対して、転作に応じない皆さんが二百二十八戸であります。転作に……

第116回国会 農林水産委員会 第5号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 中山間地域活性化対策と、それから前回時間が不足いたしまして十分聞くことができなかった食管問題、食糧安保の問題等について伺いたいと存じます。  まず初めに、中山間地域活性化対策問題であります。  人が亡くなりますと、町場でも、近所、隣が集まりまして葬式を出すわけでありますが、中山間地域に参りますとお葬式も出すことができないという限界集落が異常にふえてきております。そうしたところの川下の町場では、川上の村が過疎化すると川下の町は、雨が降ると激甚災害に見舞われる、からから天気が続くと水不足に見舞われるという話が最近非常に多くなってまいりました。  その中山間地とその周辺で今どんな問題が起……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 沖縄の本土復帰が実現されましてからあと二年で二十年の節目を迎えようとしております。そういうときに米ソの冷戦時代が終わりを告げて、沖縄の軍事基地の一部返還が俎上にのってまいりました。  そこで、跡地利用とそれからまたこれから大きな課題になってまいります沖縄の第三次振興計画などの問題をめぐって伺いたいと存じます。  初めに基地返還の現状がどんな状況になっておるのかについて伺いたいと存じます。  御承知のように、日米合同委員会の下部機関、施設特別委員会と施設調整部会の中で日本とアメリカの事務折衝が行われております。新聞報道によりますと、早ければ六月にも一部返還が実現するだろうということが……

第118回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1990/07/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 午前中、ことしの生産者米価についてのあらましの問題点は既に指摘されておるところでありますが、午前中に質問がなかった点、また関連する点について若干御質問を申し上げたいと存じます。  まず初めに、ことしの新しい米価算定方式問題について伺いたいと存じます。  既に、米価審議会に諮問されておる新しい算式によることしの生産者米価は、一・五%の引き下げということで出ております。  昨日のことでありましたが、米価審議会会場で新聞記者の皆さんからこんな話がございました。食糧庁が出された別の試算、つまり昨年お蔵入りした一・五ヘクタール以上平均生産費方式に基づいてことしの生産者米価をはじくと、一・六%……

第118回国会 農林水産委員会 第2号(1990/03/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 今菅野委員から酪農問題を中心にして質問がありましたので、私は牛肉問題を中心に若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。  きょう、大臣から所信表明がありましたが、三月二十六日の当委員会で大臣があいさつされたのは極めて手短でありまして、私はあのあいさつに大変強い関心を持って聞かせていただきました。大臣が言われましたのは、農業は国の基だ、そして日本は高温多湿の国で、山間地あり、中山間部あり、平野部もあるという条件は決して不利な条件ではないと強調されながら、日本は消費水準の高い国内市場に恵まれているということを強調されました。そして、その中でそうした自然条件とすぐれた生産者、この能力をどう……

第118回国会 農林水産委員会 第4号(1990/04/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 参考人の皆さん、大変きょうは御苦労さまでございます。私は、若干不安に感じている点を中心にしまして、皆さんの御意見を伺いたいと存じます。  まず初めに、池田参考人に伺いたいのであります。それは、この制度における農業生産法人構成員の扱いの問題についてであります。政府のこれまでの構造政策は中核農家の育成に中心が置かれてまいりました。同時に、最近は生産の集団化、協業化等による規模拡大、これが構造政策のもう一つの柱に据えられるようになってきました。ところが、この年金制度は個別的農家の規模拡大は対象にしておるのでありますが、法人組織については極めて冷ややかそのものであります。農産物の市場開放が……

第118回国会 農林水産委員会 第5号(1990/04/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 農家の立場からしますと、今回の改正案は掛金はふえて受給額の方は限定されるといったような問題等々があるのでありますが、困難な農業者年金制度の維持とその財政を再建していくために、財政当局との交渉などで大変な御苦労があったかと存じます。なお、実態に合う改正であるのかどうか、こうした点を中心にしまして幾つかの点についてお尋ねを申し上げたいと存じます。  まず最初に伺いたいのは、農年制度における生産法人の扱いについてであります。  初めに農林水産省に伺いたいのでありますが、御承知のように、構造政策のあり方は本制度をつくった当時と大きく変わりました。本制度がつくられた当時は、自立経営農家育成と……

第118回国会 農林水産委員会 第8号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 先々月の四月二十七日に、「自主流通米の価格形成の場の設定に関する検討結果について」という文書が出されております。私はこの点を中心にいたしまして質問をさせていただきたいと存じます。  まず初めに、私はこの文書を読みまして強い衝撃を受けたということを申し上げておきたいわけであります。その一つは、自主流通米の価格形成の場、運用次第で戦前の間接統制型、部分管理下に食管制度が変質をしていく可能性があるということ。それを想定してみますというと、その先には米の投機時代が再びやってくるのかという不安感すら私は感じました。二つ目に感じましたのは、運用次第で国会が決議した米の自給、外米輸入阻止、これが……

第118回国会 農林水産委員会 第10号(1990/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 前回、自主流通米価格形成の場の問題について、食糧庁長官からいろいろお話を伺いました。きょうは、ことしの政府決定米価に関連する事項と、それからもう一つは価格形成の場、ことしはどんな段取りで進められつつあるのか、その状况について承りたいと存じます。  その前に、大臣に米市場開放問題について所信を承りたいのであります。御承知のように、米の市場開放そしてまた食管問題については、財界の皆さんが対外的にも対内的にも自由化の考え方を示されてきました。例えば、昭和四十一年における経団連、そして経済同友会が示した食管問題についての提言がその一つでありましょう。極めて残念なことでありますが、食管崩しは……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1990/11/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 初めに十一月九日の毎日新聞が書いております「乳製品 でんぷん 関税化の受け入れ検討」という記事について伺います。  当日の毎日新聞を見てみますというと、「大詰めを迎えている関税貿易一般協定・新多角的貿易交渉の農業交渉で、政府が脱脂粉乳などの乳製品とでんぷんの二品目について、関税化の受け入れを検討していることが八日、明らかになった。」というふうに書いてあります。そういう事実があったのかどうか端的に伺いたいと存じます。
【次の発言】 乳製品、でん粉を受け入れて米を助けていくという記事になっておるわけであります、端的に申し上げますと。これは毎日新聞だけじゃなくて、北海道新聞も同じようなこ……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 建設委員会 第7号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 日本の大都市は、コンクリートジャングルの町となってくる中で、町の中心街から過疎化が進むという状況が見られるようになってまいりました。そういう状況の中で市民運動サイドから出始めているのは何なのか、それは農業のある町づくりということであります。  既に、こうした事例はアメリカにもヨーロッパ諸国にも見られるような状況になってまいりました。そんな状況の中で本改正法案が緑の空間として農地を位置づけながら、農地保全による良好な都市環境の維持を国や自治体の責務としたことはへ都市住民にとってはもとより、農家にとってもよいことだろうと思います。  そこで、初めに伺いたいと思いますのは、宅地化する農地……

第120回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1991/07/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 本院は、米の完全自給というのを再三にわたって決議してきておるわけであります。また、大臣もそういう立場でガットに臨んでおるという決意の表明がございました。ところが実態はどうなのかといいますと、米の自給体制が今の米価政策が続いていったならば崩壊的状況になるのではないか、私にはそう思われてなりません。  大臣も御承知かと思いますが、昨年の七月、農林水産省の技術会議が委託調査をした結果を見てみますと、昨年七月現在で、荒廃農地ありと答えている市町村が八・三%であります。そのうち山間地でいいますと、一割以上の水田が既に荒廃状態にありと答えておる市町村が三五・四%であります。  さらにはまた、こ……

第120回国会 農林水産委員会 第2号(1991/02/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 初めに、新ラウンド交渉再開をめぐる状況について伺いたいと存じます。  農業交渉は、二月二十日ダンケル事務局長主宰の非公式会合で再開されました。きのうの会合ではダンケル事務局長は、国内支持と市場アクセス、輸出競争三分野ごとの合意づくりを目指す意向を示したと言われております。  ところで、そうした報道とともに、けさの日本農業新聞を見てみますと、「米国・EC「農業」で密約の懸念 今月末まで妥協探る」という見出しで水面下の話を報道しております。要点だけ読んでみますというと、「在ジュネーブのガット筋の情報によると、米国と欧州共同体は難航している新ラウンド農業交渉の打開に向けた水面下の調整を続……

第120回国会 農林水産委員会 第6号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 私は、ただいま可決されました土地改良法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    土地改良法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   我が国農業を取り巻く内外の厳しい状況下で、土地改良事業は、農業の生産性の向上に不可欠であるばかりでなく、近年の農村地域の混住化の進展、中山間地域における過疎化の進行等により、農村地域の活性化、国土・自然環境の保全等公益的機能を増大させてきている。   よって政府は、本法施……

第120回国会 農林水産委員会 第8号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 参考人の皆さん、大変お忙しいところを本日はありがとうございました。  初めに、山形県金山町長の岸宏一さんに伺いたいと存じます。岸さんからは産直住宅、そして公共建築について木材の使用などの消費拡大やそれから森林浴の話など大変興味の持てるお話を紹介いただきまして、ありがとうございました。  今回の森林法改正案では、市町村の役割が強められるということが大きな特徴だろうと存じます。これまでの森林行政は森林組合重点であったことから見て、大きな前進ではないかと私は思います。しかし、今回の法改正では、森林整備計画、そして森林整備協定、さらには特定森林保全区域の保全、間伐、保育の実施の勧告などのた……

第120回国会 農林水産委員会 第9号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 本法案は食品流通について初めての本格的な立法でありまして、そういう意味では大きな前進ではなかろうかと存じます。  また、本法案が制定されるに至りました経緯の中には、外的要因と内的要因と二つの要因が挙げられておりました。そのうち、内的要因については、ほぼ法案の中に盛り込まれておるのでありますが、外的要因として挙げられました大店法の規制緩和との関連、あるいはまた内外価格差是正の必要性、さらにはまた農産物輸入自由化に伴う措置といったような点等については本法案では必ずしも明らかにされておりませんので、初めにそれらの点について若干伺いたいと存じます。  まず初めに、輸入自由化に対処する国内生……

第120回国会 農林水産委員会 第11号(1991/04/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 私は、ただいま可決されました競馬法及び日本中央競馬会法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     競馬法及び日本中央競馬会法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   競馬が畜産の振興等に果たす役割の重要性にかんがみ、今後においても、競馬の有する社会的影響力、国民世論の動向等に配慮しつつ、さらに、その社会的位置付けを高め、健全な運営を通じてその発展を図る必要がある。   よって政府は、競馬の制度及び運営の在……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1991/09/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 沖縄の経済問題について若干伺いたいと存じます。喜岡委員の方から総論的な質問がされておりますので、私は主として各論的な御質問を申し上げたいと存じます。  御承知のように、ことしの三月、第三次振興計画の大綱なるものが示され、そしてさらに五月には沖縄開発審議会の最終報告が出されております。この報告の最大の特徴は日本経済の発展に寄与できる沖縄の特性を生かした経済振興ということでありまして、そしてそういう立場から本土との格差是正に努めていくというふうにされております。これまでもお話がありましたように、物の出入りで見てみますと沖縄県経済は大赤字であります。したがって、財政依存の体質にならざるを……

第121回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1991/10/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 ウルグアイ・ラウンドの問題とサトウキビの価格問題について伺いたいのでありますが、私が予定しておった四十分の時間が三十分に短縮されてしまいましたので、極めて簡潔に伺いますので、簡潔に御答弁いただきたいと思っております。  十月十六日から三日間、ウルグアイ・ラウンドの事務レベルの協議が行われております。これが終わりますと、十一月初めにも包括的合意試案とを言われるダンケル事務局長のペーパーが出されるであろうということが言われております。  そこで、まず初めに伺いたいと存じますのは、ダンケル局長から包括的合意に関する文書が出された場合、その後の交渉の進め方はどうなるのか、外務省はこれをどう……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 農林水産委員会 第2号(1991/12/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 ガット・ウルグアイ・ラウンドの問題についてお伺いをいたします。  御承知のように、ドンケル事務局長は十二月十八日までに七分野の協議をまとめて、十二月二十日に大枠合意案を提示したいということで提起をしてまいりました。  新聞報道によりますまでもなく、サービスなどほとんどの分野で合意づくりがおくれておるようであります。そしてまた、けさの日本経済新聞を見てみますと、フランスのクレッソン首相は、ドンケル提案は米国の言い分を支持しており、欧州の利益に全く配慮をしていないという批判をしながら、焦点の農業分野だけではなく、知的所有権や紛争処理の分野でも同提案には納得できないと語りながら、ドンケル……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 大蔵委員会 第9号(1992/06/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 金融制度調査会の「地域金融のあり方について」の報告を読んでみますというと、経済の大都市集中、地域格差の是正が我が国経済社会の最大の課題だということが強調されております。  最近の農業・農村の動向を見てみますというと、新たに学校を卒業して農業につく者はゼロも同然ということになりました。この一年の新たな動向で見てみますというと、既に農業についている若手・中堅従事者も農業から離れていくという状況が生まれ始めてきました。この状況をそのままにしておきますというと、過疎化は山間部から平場へ広がっていくという時代となっていくでありましょうから、これにどう歯どめをかけていくか。そのために農林水産省……

第123回国会 農林水産委員会 第3号(1992/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 牛肉の自由化後一年がたちました。現在、新ラウンドで包括合意案の中での例外なき関税化問題、これが提起されております。牛肉の自由化問題というのは、言うならば自由化の先鞭をなすものでありまして、現在それでどんな打撃を農家が受けつつあるのか。また、事前の自由化対策というのが果たして実効を伴っているのかどうかということを中心に御質問を申し上げたいと存じます。  六十三年六月の牛肉自由化の合意がされて以来の状況を見てみますというと、品質の競合する度合いの高い枝肉価格から低落状況が生まれてきております。そしてそれが昨年の自由化移行後一段と下落をしてきた。これに伴いまして中間牛、初妊牛の価格が下落……

第123回国会 農林水産委員会 第4号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 まず初めに、松くい虫法案の問題について伺いたいと存じます。  政府は、この原因についてマツノザイセンチュウが原因であるとしまして、その運び屋であるマダラガミキリをなくすために特別防除いわゆる農薬空散を続けてこられました。特別防除法の制定の五十二年当時、政府は五年以内に被災率を一%以内におさめたいというお話でありましたが、結果としましては被害は減るどころか逆にふえるというような状況になって今日に至っております。  その間市民団体や学者、研究者などの間から多くの問題点が指摘されてまいりました。一つは農薬空散の効果に対する疑問であります。また同時に、松枯れ原因につきましても、大気汚染であ……

第123回国会 農林水産委員会 第9号(1992/05/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 参考人の皆さん、きょうは大変ありがとうございました。  初めに松旭全中常務にお尋ねをいたします。  農協の大型合併を行いますと、通常、農家との関係が希薄になると言われてまいりました。きょうここにおいでいただいた参考人の皆さんから、それぞれ営農指導事業、これを強めていかなきゃならぬというお話がございましたのは大変頼もしいことであります。頼もしいことでありますが、例えば平成二年度に全中が行いました合併農協を対象としてのメリットですね、この調査を見てみますというと、ベストスリーにランクされておりますのが、信用・共済事業の拡充、施設整備の拡充、経営基盤の強化ということでありました。肝心の営……

第123回国会 農林水産委員会 第10号(1992/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○谷本巍君 初めに、合併助成法の問題について伺いたいと思うのです。  今回の農協二法の提案の背景になっておりますのは、一つは金融自由化等々の情勢変化があり、そしてそういう中で農協の経営をしっかりしたものにしていくためにはこれが必要であるということと、もう一つの事情として挙げられておりましたのは、組合員の経済圏、生活圏、これの広域化も進んだという点が挙げられております。  私どもから見ますというと、農協の組織再編成を行うに当たっては、少なくとも地域農業をどうしていくんだ、したがってそのために農協組織の再編成が必要なんだと、こういう点が出されていなければなりません。ところが、今回の場合は、農業経営……


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各種会議発言一覧(参議院15期)

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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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