このページでは三石久江参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○三石久江君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました外国人登録法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 第二次世界大戦における敗戦から約半世紀、平和憲法のもとで、今や日本は世界第二の経済大国となっております。我が国の国際的役割は急速に拡大し、国際交流の活発化、経済社会の国際化の進展に伴い、日本に入国、滞在する外国人見近年大幅に増加しております。今後とも在留外国人はますます増加していくものと思われ、外国人の人権尊重は一層の重要性を増しております。 このような状況に照らしてみますと、施行後四十年を迎えようとしている外国人登録法は、このような社……
○三石久江君 三石久江でございます。
まず、官房長官にお尋ねをいたします。
私は、長い間、自由、平等、人権、平和ということをもとに、女性の地位向上に力を入れながら女性運動をいたしてまいりました。あなたと同じうさぎ年生まれです。このたびは官房長官になられまして、同性といたしまして大変喜んでおります。
そこで、あなたは女性だから官房長官になったとは思っていられないと思いますが、今、女性の地位向上に向けてまず何をなさりたいと思っておられますか、お願いします。
【次の発言】 次にお尋ねしたいのは、前官房長官の女性問題です。
公人である方の女性問題を、このような低次元の問題で官房長官をやめること……
○三石久江君 まず、労働省にお尋ねいたします。
昭和六十一年四月一日に男女雇用機会均等法が施行され、その後、施行規則と女子労働基準規則の一部が改正されて平成元年から施行されておりますが、その法律の趣旨がどのように生かされておりますか、その状況をお尋ねいたします。
【次の発言】 ただいまの御答弁で民間での男女差別撤廃の努力がなされていることがわかりました。今後とも成果の上がることを期待しております。
次に、前回の本委員会におきまして公務員のI種相当在職者の女性公務員について伺いましたが、女子の昇進「昇格がおくれているということがわかりました。
そこで本日は、II種、III種のクラスについて……
○三石久江君 私は、市民的な立場で医療のチェックについてお尋ねいたします。 私は必ずしも全面的に医師を信用しているわけではないのです。それは、ある女性が、臓器移植ではありませんが開腹手術をした折にガーゼを体内に残したまま縫合した。二度三度の開腹手術でガーゼは取り出しましたけれども、一応回復をしたということですけれども、その後は余り調子はよくありません。またその上、子供が全くできなくなったということを聞いております。その場合どこに苦情を言っていいのかわからないし、裁判に持っていくとお金がかかるのであきらめたということを言っている方を知っております。 そこで、現在の医療過誤事件はどのように監督……
○三石久江君 私は、脳死及び臓器移植について否定をしているものではないんです。 そこで、村瀬さんにお伺いしたいのですが、今この最終報告を拝見させていただきまして、臓器移植のところで、「脳の死と臓器移植とは、それ自体としては全く別の問題である。脳の死と臓器移植の両者を併せて論じることには、」等々書いてありますけれども、この言葉は医者の立場で言える言葉だと思うんですね。患者や一般市民はこれだけ見ているとわからないと思うんです。私は、一般市民の立場としてこれをもう少しやさしく説明をしていただく、それが社会的合意につながるんではないかと思うんですけれども、そういうお気持ちございますか。
○三石久江君 三石です。 きょうは、同僚議員も質問されましたけれども、単身赴任、年金制度について私の立場から少しお話をしながらお尋ねをいたします。 私の友人の女性ですが、いわゆる転勤家族、転勤族の男性と結婚をいたしました。東京で結婚をしたわけですけれども、そのお連れ合いが半年くらいで北海道へ転勤が決まったのです。このことは二十年も前のことですけれども、先に夫がまず赴任をし、彼女は仕事を持っているわけですから、やめたくないと思いながら、子供が宿ったということもありまして、仕事をあきらめて北海道へおくれて行ったわけです。その後、北海道で四、五年、次に四国、そして東京、次に石川県という転勤につい……
○三石久江君 三石です。 初めにお断りとお願いをいたします。私は至って庶民的な議員です。もし言葉が貧しかったり御無礼があるかもしれませんので、どうぞそのときは広い寛容な心と御容赦をお願いしたいと思います。そしてまた、わかりやすい言葉で御答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、皇室典範第一条について御質問いたします。 皇室典範によれば、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」と定められておりますが、歴史的に見ても、どんな理由があったにしても女帝が即位されたことがあるんです。男子に限ることは伝統ではないと思います。恐らく江戸時代までは明文化されていなかっ……
○三石久江君 私は、四月二十六日内閣官房長官より御説明いただきました総理府関係施策、特に婦人に関する施策についてお伺いいたします。 その前に私は、大変こだわるようでございますけれども、婦人という言葉について考えて使っていただきたいと思うわけです。その理由は、性別役割分業の固定観念を変えるには、まず言葉からもと考えるものです。婦人の婦について書かれているこの本を読ませていただきます。 婦人と女性ちょっと違うんです。 婦人問題を女性問題、婦人施設を女性センター、婦人雑誌コーナーを女性誌コーナーというように、最近、「婦人」という言葉が使われなくなってきた。ここ数年の活発な女性の社会進出にとも……
○三石久江君 人事院にお尋ねいたします。
国家公務員災害補償法の一部改正について質問いたしますが、現在国家公務員で傷病補償年金、障害補償年金または遺族補償年金を受給している方はそれぞれどれだけおりますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 次に、過去数年間における国家公務員の死亡者数はどれだけですか、死因別に実数と割合をお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、過去五年間においても脳・心臓疾患がかなり多いようですが、いわゆる一般に言われている過労死として公務上の災害と認定された件数と申請件数を六十一年度から年度別に挙げていただきたいのです。
○三石久江君 私は、大変女性に理解のある海部総理に質問いたします。 総理は施政方針演説の中で、「人口の高齢化の問題で忘れてはならないのは、高齢者がふえていくという側面だけでなく、我が国においては、誕生する子供の数の減少が進んでいることであります。出生数の減少は、我が国の将来にさまざまな問題を投げかけるものであります。若い人々の子供を持つ意欲を積極的に支えていくことに、日本の未来をかけて努力していかなければなりません。」と言われました。厚生省が六月九日付で公表いたしました「一九八九年の人口動態統計の概況」によれば、女性の一人当たりの平均出産数はこれまでの最低の一・五七人で、このまま進むと今世紀……
○三石久江君 恩給局に恩給法に関連いたしまして質問させていただきます。 恩給法の中で遺族に支給される普通扶助料と公務扶助料について質問させていただきます。 まず、平成三年度恩給種類別予算の内容によりますと、普通扶助料の受給者は、文官が六万二千人、軍人関係が五十一万五千人、合計五十七万七千人。公務扶助料の受給者は、文官が六千三百人、軍人関係が三十四万五千人、計三十五万一千三百人。そして、普通扶助料には妻に支給される寡婦加算があるということ、公務扶助料には妻のみではなく両親など広く支給される遺族加算があるということで、この普通扶助料の寡婦加算の受給者数、すなわち寡婦の数と、公務扶助料の遺族加算……
○三石久江君 私は、中期防衛力整備計画の中で、同僚議員の方々は主として正面装備のことを質問されましたので、私は後方の支援施設などについてお尋ねいたします。 今までの防衛計画といえば飛行機が何機とかミサイルだとか船が何隻とか、いわゆる正面装備が論議のほとんどではなかったかなと思われます。しかし、それら装備を動かすのは人間であり自衛官なんです。そこで、自衛官の人権を十分保障しているかどうかという観点から質問をさせていただきます。 まず、自衛隊の隊舎、宿舎などの施設についてお尋ねいたします。自衛隊の施設は旧軍隊の施設跡を使用しているのがほとんどと聞いておりますが、旧軍隊の建物を使用しているのは現……
○三石久江君 三石です。 国家公務員の育児休業法案について質問をさせていただきます。 まず、その前に総務庁長官に。私は、育児休業とは、特に近年の女性の著しい社会進出や核家族化に伴います家族形態の変化から発生しましたところの女性の職業の継続と育児という家庭生活の二つの課題を両立させるための重要な制度の一つと考えております。ですから、職業を持ちながら育児をした経験のある私からいいますと、さきに成立を見ました育児休業法も、今国会に提出されました公務員の育児休業法案にしましても、決して早いということは言えませんし、またこの法案がベストのものと評価をすることはできないのであります。 質問に入る前に……
○三石久江君 三石です。 私は、完全週休二日制問題について質問させていただきます。 日本が国全体として労働時間の短縮、週休二日制を進めていく中で、特に国家公務員の完全週休二日制は、地方公務員や中小企業の完全週休二日制、労働時間短縮への社会機運を高めることにもなり、一日も早い実施を望むものであります。 そこで、まず総務庁にお伺いいたします。 完全週休二日制実施に伴い解決すべき課題が幾つかありますので、これらの中身について具体的にお伺いいたしますので、易しくわかりやすく真摯な答弁をお願いいたします。 一般職給与法及び人事院規則十五−一、職員の勤務時間等の基準ですね、これに基づく四週六休体制……
○三石久江君 私は一昨年、平成二年五月二十四日の内閣委員会で皇室経済の内廷費の定額に関して質問をいたしました。 皇室経済法によりますと、独立の生計を営む親王は定額相当分、内親王に対しては定額の二分の一に、また皇族費の定額は、妃殿下は殿下の半額になっていることの理由をお尋ねいたしましたところ、男子皇族には皇位継承資格があり、皇族としての活動の量、範囲があるという判断が加わっている、皇位継承資格は一般的な基本的な人権には含まれない、これは憲法あるいは皇室典範におきましてその皇位継承資格を限定しているわけで、そのように差別を設けたとしてもこれが男女差別になるということにはならないと考えている、概略……
○三石久江君 私は、国民生活調査会というところが気楽に、そして私の立場で主婦的感覚で建設省の方に御質問をさせていただきたいと思います。 最近特に日本は豊かになった、国民生活は豊かになった、そしてお金が余っているということをよく耳にいたします。しかし、実際に本当に衣食住が満ち足りているのだろうかといいますと、そうは言えないという面が随分あると思うんです。そこで、まず土地の問題です。土地というのは住宅と切り離せないものですからお尋ねをします。 ここに、一九九〇年四月十八日の新聞に大きい見出しで、「法人の五割値上がり期待」という記事が出ております。この中に、 地価高騰の原因の一つに企業の土地……
○三石久江君 功刀先生にお願いしたいのですけれども、先ほど地球の人口動態のお話をなさいましたと思いますけれども、人口分の資源掛けるテクノロジーというお話ですが、五十何億とかいうお話を聞いていて、日本の人口動態を今見ますと一・五七%と出ておりますけれども、二十一世紀に向けてこれをどう考えられるかということと、それから日本の現在の女性の地位というものを国際的に見てどうごらんになっていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
○三石久江君 ただいまは、大変有意義な莫大な資料の御説明を賜りよくわかりました。私も環境庁に質問させていただきたいと思います。 昨日いただいた同じ資料を夜、朝までかけてじっくり読ませていただきました。現実に地球環境は最近急速に悪化の道をたどっていると思うわけです。外交・安保調査会がなぜ地球環境の問題を取り上げたかは今までの御説明でよく理解できました。国境を越えて迫ってくる環境汚染の脅威を排除することは、広い意味での安全保障であり、そのためには地球規模での環境保全に対応しなければならないと思うわけです。 さて、我が国における地球規模の環境に対する対応は古いものではなく、先ほどの環境庁の御説明……
○三石久江君 私、三石です。 本日は、諸先生方の論文を読ませていただいての質問にさせていただきたいと思います。 論文を読ませていただいて、読者というか、私の気持ちをいやか上にも引きつけるような論文で、ひとり食い入るように読ませていただきました。 そこで、まず進藤先生にその論文の中から質問をさせていただきます。 先生は、世界は軍事経済から民生経済へと移行、さらに国際的相互依存の同盟政治から国際的統合化の時代へと変化するであろうとのお考えのようです。それは大賛成なんです。 そこで、我が国に最も近く、お互いが影響し合う隣国の中国、人口十二億の超大国である中国の行方については、国際的統合化の……
○三石久江君 三石です。私ごとですけれども、梅原先生には四、五年か五、六年前に京都で講演を聞かせていただきました。それは、たしか地方政治ということでのお話だったと思います。そのとき私は政治家になるとは思っておりませんでしたけれども、そのときやっぱり女性も政治に向けなければならないなというふうに気がつかせていただいたんではないかなと思っております。 参考人の方の論文をずっと読ませていただきまして、梅原先生の「人間と自然の関係を根本的に変えないとだめだ」ということと、「もう一度母なる土地に人間は帰らなくてはならない。」というのに感銘を受けました。そして、近藤先生のはこの中に三つのシナリオがある、……
○三石久江君 調査会長の案を拝見して、とても立派だなと思っているんですけれども、余りうまく言えないんですけれども、この中で地球的に大変大事な問題が抜けているんではないかなと。小さくしか取り上げていないんですけれども、人口問題というのが地球的に大変な問題なんですね。そのことをもう少し大きく、平和的にと言うとまたしかられますけれども、考えていただきたい。それが抜けているような気がするものですから、一言言わせていただきました。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。