このページでは深田肇参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○深田肇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表するとともに、自衛隊の掃海部隊の海外派遣について疑問を持ち、さらに法的にも納得できないとして反対の意思を抱いている数多い国民の声を代弁しながら発言をいたしたいと存じます。 特に、報道で明らかなように、自衛隊の隊員の中に掃海活動への拒否反応があること、そして昨日のように、隊員が法による基本的な権利として今次の政府決定の撤回を求める行動を行ったことなどを考えながら発言をしていきたいと存じます。 一昨日の四月二十四日政府が決定して、二十六日の本日出発する自衛隊の掃海部隊の海外派遣、ペルシャ湾の機雷除去のための活動を行うことは、憲法並びに自衛隊法に照らし……
○深田肇君 初めての質問でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 沖縄問題を中心にして、少し御意見を伺ってみたいと思います。 実は、私は青年時代、一九六〇年代のことでありますけれども、沖縄の復帰をかけて何度か沖縄の痛みを全身の痛みとして考えようというようなことをスローガンといたしまして、いわれるところの渡航申請も当時やりました。ところが、私本人は理由がわからないんですけれども、数度にわたってビザが出なくて、復帰前には沖縄へ行くことができなかったのであります。その際、あの鹿児島の港に立って、行く仲間たちを見送ったりしながら、近い沖縄が大変遠い状況になっているなというふうに痛感し……
○深田肇君 質問をするに当たりまして、一つだけお願いをしておきたいというふうに思います。 実は、私も堀さんと同じようにことしの夏までは一市民でおりましたので、その当時の実感に基づいて率直なことを話してみたいと思いますので、ひとつ御了解をいただきたいというふうに思います。 率直に申しまして、国会外の市民から見ますと、今までの国会の問答ややりとりについて数多くの市民たちが感じていることは、国会のやりとりというのはどうも形式的であって、内容が抽象的で、もっとはっきり物事を率直に話してもらうことができないのだろうかということが大変強いだろうと思うんです。私は、そういうような状況が長く続いたりたび重……
○深田肇君 お答えいたします。 被爆者援護法の制定が実は我が国の非核政策と一体のものであるという御指摘は、そのとおりだと思います。私は、核兵器に依存する核抑止論というのがありますが、これには反対の考え方を持っているところであります。将来とも世界のすべての国の人々が再び核による惨禍を受けないよ うにするためには、何より核兵器自体の廃絶が優先されるべきだと考えておるところであります。 そのために、日本は何よりも非核三原則を堅持し、非核政策が世界の潮流となるようにあらゆる外交チャンネルなどを通じて平和外交に徹するべきだと思います。また、被爆者に対して国が償いをするということは、我が国の非核政策を……
○深田肇君 初めての質問でございますから、的が外れれば笑ってください。失礼な質問がありましたら怒っていただいて結構であります。よろしくどうぞお願いいたしたいと思います。 質問に入る前に、実は十二月五日の本委員会で、その際に堀議員と厚生大臣や年金局長との間の討議を聞いておりまして感じましたことを率直に申し上げておきたいというふうに思います。 日本社会党は、みずからが護憲の党だと言ってまいりましたし、人権擁護、反差別の党であるということで今日まで頑張ってまいりました。そのようなことを含めて、実は参議院の比例区に私たちは堀さんに立候補を何度かお願いいたしまして、このたび見事に当選をすることができ……
○深田肇君 済みません。私の方で時間を短縮しまして協力いたしますので御了承のほどをお願いいたしたいと思います。 そんなわけでございますので前置きを省略いたしますが、大臣、私は夏の参議院選挙までは一市民で外におったものでありますから、とっぴな質問をするかもわかりませんけれども御了承のほどをいただいておきたいと思います。 いろんなお話がありましたように、大臣の所信演説の中でも明らかなように、厚生の政務次官から衆議院の社労委員長を務められて、大変我々にとってはよき先輩であるし近い人だというふうに実は考えておりました。同時にまた、三月の二十八日、私どもの原水禁や労働組合の被爆者を中心としたメンバー……
○深田肇君 先ほど、先輩委員の糸久さんの質問に対して、大臣からお話があったわけですので、ちょっと重複するかもしれませんが、大臣に冒頭にお尋ねいたしたいんでありますけれども、中国に残留している孤児の仲間たちのことや、それからサハリンにおります残留の私たちの仲間たちのことなんでありますけれども、これは言葉をかえて申し上げますと、戦争の犠牲によってなったものであって、確かに苦労があっただろうというお言葉は出ましたけれども、率直に申し上げて、戦争の犠牲になった我々の仲間である、こういうことをはっきり確認ができるのではないかと思いますが、いかがですか。 そうだとすれば、いわゆる援護活動という形の中で各……
○深田肇君 十二時になっていますから、申しわけありませんが、少しの時間おつき合いいただきまして、お願いいたしたいと思います。 中退金共済法の改正に関連して、一、二御質問を申し上げたいと思います。労働省の出しました文書の中に、その普及状況及び内容はいまだ必ずしも十分なものとは言いがたいと、こうみずからおっしゃっていますから、そのことを踏まえて大きな枠組みで一、二御質問申し上げますので、お答えいただければありがたいと思います。 衆議院におけるやりとりを参考に拝見いたしますと、約六百万人ぐらいのいわゆるこの中退金共済によって補償されるべき人が補償されていないような数字が出ておりますけれども、この……
○深田肇君 おはようございます。 きょうは、いただきました時間が五十分でありますので、少し労働省の皆さんと意見交換をさせていただきたいというふうに思います。 高年齢者の雇用の安定に関しての施策に関連をしていろいろと御質問をいたしたいと思いますが、大変初歩的な質問で恐縮ですけれども、今使われております定年とか定年制というものについての労働省のこれに対する定義といいますか位置づけはどういうものなのでしょうか。昔の文献によりますと、停年、いわゆる車がとまる停年という言葉もあったようでありますが、それを現在の年を定める定年制に変わってきた経過などを含めて、労働省側の見解や解釈の御説明をまずいただい……
○深田肇君 深田でございます。先輩の山口先生の時間を私が少し短くして、他の会派に迷惑かけないように努力いたします。 私は一年生でございますから、しかも内閣委員会での質問は初めてなので、先輩諸氏のひとつ御協力をお願いいたしておきたいというふうに思います。 先ほどもアイヌ民族の問題について人権問題を大変勉強させてもらいましたが、やはり日本の憲法に基づいて考えますときに、国際的にも人権問題や反差別の問題が大変話題になっているときであるだけに、ぜひひとつこの内閣委員会で長期間 にわたってこれから連続的に討論をさせてもらったり意見をお聞かせいただいたりして、我が国の人権政策がよりよりスピードを速めて……
○深田肇君 長官、御苦労さまです。よろしくお願いします。持ち時間は三十分ちょっとしかありませんので、よろしく御協力のほどお願い申し上げます。
したがって、一問一答方式でずばずばとやりたいと思いますが、第三次の行革審の鈴木会長が最近の新聞報道によると、米の輸入自由化に踏み切るべきだと述べられて、政府の政策転換を求めよう、こう言っていますが、米問題を行革審で取り上げますか。
【次の発言】 今の話を聞いていると、どうも米をやりそうな感じがするんで大変心配ですが、はっきり言いますと政府や総理は米の自由化のことについては第三次行革審には審議を頼んでいない。頼んでいないと確認できますね。
○深田肇君 きょうは特別にお許しをいただきまして、私は埼玉県からの選出でございますので、埼玉県の方でただいま千葉刑務所に服役中の石川一雄さんの仮出獄要請について少しお話し申し上げながら、法務大臣を初めとして法務省の関係当局の方々から現状についてのお話を少し伺いまして、これからのことについてお願いをいたしてみたいというふうに思います。 この機会でございますから、先輩及び同僚の議員の方々を初めとして皆さんは十分御存じのことと存じますけれども、少しこの石川一雄さんの事件といいますか、狭山事件につきまして日程を追いながらお話をまずさせていただきたいと思います。 実は、一九六三年でありますから大変古……
○深田肇君 先輩の千葉議員の方から詳細にわたって御質問があり、私もそばで聞いておりまして、どうもやっぱり大臣の答弁はいただけないなと率直に感じたことを申し上げた上で、ちょっと本論に入る前に、大変恐縮ですが、次のことについて法務省の方から御説明なり釈明をいただきたい。 いわゆるこの改正案を衆議院に提出、まあ我々もいただいたわけですが、そのときに法案上のミスがあったようですね。そしてそれを衆議院では、資料によりますと修正をする際にうまく法務省は一括でぱっと法案を手直しされているようなんです。そういうことが事実あるのかないのか、あるならこれはどういうことなのかということについで、大臣御存じかな、大……
○深田肇君 委員派遣の概要について御報告申し上げます。 去る二月五日及び六日の二日間にわたり、田会長、大木理事、白浜理事、古川理事、足立理事、平野委員、神谷委員並びに私の八名のほか、西野委員及び福間委員がそれぞれ現地参加されて、兵庫県、大阪府において、産業・資源エネルギー問題に関し、通産省地方機関及び大阪府等より概況説明の聴取、エネルギー関係施設の視察等所要の調査を行ってまいりました。 以下、その概要について申し上げます。 最初に、近畿通商産業局管内における経済動向及びエネルギー事情について申しますと、我が国経済に占める近畿地域のシェアは昭和六十三年の製造品出荷額等が約五十二兆円に達する……
○深田肇君 第二班の派遣報告をいたします。 去る二月町日から六日まで三日間にわたり、産業・資源エネルギー問題に関する実情調査のため、田沢理事、足立理事、向山委員と私、深田の四名で、愛知県及び三重県において、通商産業省中部通商産業局、愛知県、三重県当局及び経済団体等より概況説明の聴取、流通・エネルギー関係施設並びに地場産業などの視察等所要の調査を行ってまいりました。 以下、その概要を御報告いたします。 最初に、中部通商産業局管内における経済動向及びエネルギー事情等について申しますと、中部地域経済の特徴は、総生産、総人口で全国の約一割を占めており、産業構造は輸送機械等のウエートが高く、かつ地……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。