このページでは柳川覚治参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○柳川覺治君 柳川覺治でございます。 私は、自由民主党を代表いたしまして、総理を初め、関係大臣にお尋ねいたします。 幕末の動乱期におきまして、「他を知り己をおさめて変に応ずる」と佐久間象山公は申されました。そして、日本は明治維新によって営々として西欧の文明を吸収し、努力をして今日の日本を築いてまいりました。今、内外の大きな変動のときにあって、恐らく佐久間象山公は今おられましたら、おのれをおさめて他を知り、そして変に応ずるという、むしろそういうお心、言葉を言われているのではないかという感じがいたします。 このようなときに、宮澤総理大臣、政治の場はもとよりでございますが、財政についてもあるい……
○柳川覺治君 予算委員会派遣第一班の調査について御報告いたします。 第一班は、遠藤委員長を初め、石川理事、柳川理事、角田理事、村沢理事、野間委員、堂本委員、猪熊委員、吉岡委員の九名で編成され、二月二十四日から二十六日までの三日間、長野県を訪れ、長野県内の産業経済の動向や財政事情について概況説明を聴取するとともに、北陸新幹線碓氷トンネル建設現場、中央自動車道長野線更埴インターチェンジ建設現場、また松本空港のジェット化に伴う空港拡張工事現場などの総合交通網体系の整備促進状況を視察し、さらには、一九九八年に開催される第十八回オリンピック冬季競技大会の予定地である白馬村の関連施設の整備状況などを現地……
○柳川覺治君 最初に、平成五年度の予算審議に当たりまして、この予算が遠藤委員長のもとで与野党の協議が重ねられ自然成立を避け年度内成立を見ることができますことは、緊急課題である景気浮揚にとりましても、また参議院の良識、独自性の面からも、また国民の負託にこたえた国会政治のあり方の上からも大変意義あることと思う次第でございます。政府もこれにこたえ、適切にその実効を上げられることを強く望むところでございまして、私もそこに重点を置いた質問をさせていただきたいと思います。 まず、総理にお尋ねいたします。 政府も新年度予算の編成に当たられまして御苦労され種々景気対策等創意工夫をされたわけでございますが、……
○柳川覺治君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成五年度予算三案に対し、賛成の討論を行います。 今回、金丸信元衆議院議員が所得税法違反の容疑で逮捕されましたことは、国民の模範たるべき政治家の行為としてまことに残念であります。このような相次ぐ政治スキャンダルによって国民の不信が高まっていることは極めて遺憾なことであります。 今、我が国の政治にとって一番必要なことは、政治に対する国民の信頼を回復することであります。我々は選挙により国民の負託を受けた代表者であり、より一層の強い倫理が求められるのは言うまでもありません。政治改革は焦眉の急であり、我が党は政治家個人への寄附禁止な……
○柳川覺治君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成五年度一般会計補正予算外二件に対し、賛成の討論を行うものであります。 我が国経済は、昨年八月の総合経済対策に盛り込まれた公共投資の本格的実施や二月の第六次の公定歩合の引き下げ、十月の補正予算の編成、さらには景気に配慮した平成五年度予算の年度内成立等の一連の努力により在庫調整の進展や住宅建設の回復の動きなど一部に回復の兆しが見られるものの、需要の二本柱である個人消費や設備投資が依然低迷しております。 我が自由民主党は、今回の不況を厳しく受けとめ、本年一月に総合景気対策本部を設置し、党本部では、八十六団体に及ぶ有識者や各界各……
○柳川覺治君 自由民主党の柳川でございます。 自由民主党といたしましては、このたび労働省が大変御苦労されて御提案になられました労働関係の三法案につきましては、かねてから自民党としても取り組んでまいりました内容が盛られておるものでございますので、すべて賛成という立場で質問をさせていただきます。 その前に、鳩山前文部大臣がこのたび労働大臣に御就任になられました。まずもっておめでとうを申し上げる次第でございます。 若干感懐なきにしもあらずでございますけれども、特に私は、せっかく文部大臣を御経験された労働大臣でございますので、二点につきまして、要望と申しますか、希望を申し上げさせていただきたいと……
○柳川覺治君 私はまず第一に、雇用に関するビジョンにつきまして大臣の御見解等を賜りたいと思います。 厚生省の人口問題研究所による世界と日本の人口の推移を見させていただきますと、まず世界の人口は毎年一億ずつふえ、一九九〇年の五十三億人が二〇〇〇年には六十二億人を超え、また二〇二五年には八十五億人に近づくという結果が出ております。二〇五〇年には百億あるいは百二十億の人口になるとも言われております。 うち、先進国につきましては一九九〇年の十二億一千万人が二〇〇〇年には十二億七千万人に、そして二〇二五年には十四億人とわずかですが増加している状況でございます。また開発途上国を見ますと、一九九〇年の四……
○柳川覺治君 きょうは雇用保険法の大改正が本会議で可決され成立する運びになっておる次第でございますが、今平井元労働大臣がお着きになられてすぐ、為替が大変な大荒れになってきているということを一言申されました。天は人をして試練を与えるということが言われておりますけれども、まさにそのとおりだなという感じがいたします。 そして、このことによって既に報道等でも改めてリストラの問題、そして海外への工場進出の問題等が加速されるのではないか。これはドル安による現象でございますが、やがてアメリカでもドルの安定についての努力がなされていくと思います。またサミットでも、為替の安定の問題はまた大きな課題になっていく……
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