このページでは北村哲男参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○北村哲男君 北村でございます。
先日の衆議院での証言において、証人は東京佐川急便から政治資金の提供はないという証言をされました。実際に本当にないんだろうかという疑問を感じるんですけれども、そこで、証人自身が東京佐川急便から政治資金の提供はなかったことはわかるとしましても、証人の周辺の方々、すなわち秘書あるいは家族、あるいは証人の政治団体、あるいは指定団体、あるいは後援会、これらの団体及び証人と一体として政治活動をしている方々も東京佐川急便から一切の政治資金の提供は受けていなかったのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 その調査の結果はいずれこの当委員会に出していただく……
○北村哲男君 北村でございます。
ただいまの証言の中で、裁判所で渡邊さんの調書が読まれたことは非常に遺憾であるというお話がありました。ということは、あの調書の中身は違うというふうな意味で遺憾であると思われたのか、あるいはああいう形で公表したのが遺憾であると思われたのか、そのどっちでしょうか。
【次の発言】 ただいまの御証言でしたけれども、進め方については遺憾であると言われたけれども、中身が実は自分の意に反してうそであったかあるいは本当であったかについては、ここでは言いたくないということと理解してよろしいですか。
【次の発言】 それでは、今までの委員長それから上杉委員からの質問を踏まえまして、……
○北村哲男君 北村でございますが、外務大臣に御質問したいと思います。
昨日のボー・バン・キエト・ベトナム首相と宮澤首相との会談でベトナムのいわゆるドイモイ政策に対する協力を一層推進していくことが合意されているという報道がなされております。もちろん外務大臣もお会いになっていると思いますが、外務大臣はキエト首相の来日をどのように評価しておられるのか。特に外相は以前からベトナムあるいはカンボジアとの関係を強めてこられたとのお立場から、その評価もあわせて御所見を伺いたいと存じます。
【次の発言】 宮澤首相は、去る一月のタイ・バンコクにおけるアジア外交についての政策演説で、インドシナ復興援助支援への我……
○北村哲男君 社会党の北村でございます。 私は、国際移住機関憲章についての質疑を行っていきたいわけでありますが、まず最初に大臣にお伺いしたいことがあります。 というのは、今、世界には千八百万人ぐらいの難民がいると言われておりますし、難民千八百万時代の援助をどうするかということが世界的な課題となっている。その中で今、審議を行う国際移住機関すなわちIOMは、難民支援の分野、特に難民とか避難民の支援の充実に努めておりますけれども、最近のユーゴ紛争あるいはソマリア紛争に見られるように、冷戦構造崩壊後の地域紛争の多発化に伴って難民あるいは避難民問題が深刻になっていることが懸念されておるわけです。 ……
○北村哲男君 社会党の北村でございます。 私は、イスラエルとの間の租税条約とトルコ共和国との間の租税条約の二つの条約についての質疑、質問を行っていきたいと思います。 まず初めの質問ですが、我が国とトルコとの間では昨年投資保護協定が結ばれて今般は租税条約を締結することとなるわけです。条約の内容について見ますと、OECDモデル条約と比べ源泉地国側の課税権がより広く認められ、またいわゆるみなし外国税額控除制度、タックス・スペアリングと言うようですけれども、この制度が採用されるなどトルコ側の主張がかなり反映されたものになっているように思われます。一方、イスラエルとの間の条約ではこのタックス・スペア……
○北村哲男君 私は、証人、ここに一枚の怪文書を持っております。それは、証人がここにお見えになることが決まったのが先月の二十六日、それからわずか五日か六日しかたってないんですけれども、その間に、私のところに同じものが、何通か怪文書が来ております。 内容を言いますと、旧平和相互銀行社長田代一正に対する情報、平和相銀の合併に際し住銀は、田代一正の秘書に住友の息のかかった女性を送り込み、彼女を田代の女として目黒に居住させ、面倒を見さしていた。その上、田代への報奨金とも言える一億円を同文に与え、しかもその一億円の税務処理は大蔵省が目黒税務署長に命じて穏便に済ませたという話だ。田代を平和相銀に送り込んだ……
○北村哲男君 社会党の北村でございますが、私は沖縄の厚生年金問題についてお伺いしたいと思います。 沖縄の厚生年金格差の問題でございますが、この格差の問題をめぐっては、復帰の年の一九七二年五月と九〇年四月、二回にわたって特別措置が講じられておりまして、しかし、その特別措置が講じられているのにもかかわらずなお問題が残されております。 ここにことしの一月の沖縄タイムスの社説があるんですけれども、そのことに気づいたのは年金受給者その人たちだったと。「定年退職し、実際に年金を手にするようになって初めて本土に居住する友人、知人との年金の差が気になり出したのだという。 全国ではひとり平均年百七十五万九千……
○北村哲男君 私は、時間の関係もありますので、四点だけの質問をしていきたいと思います。そのうち二点は、午前中に矢野委員が与党は十分納得したのかという質問をされた点でありまして、私どもは連立与党全体としては合意をした、されど社会党は、あるいは私は必ずしも納得していないという点もありますので、あえて「子どもの権利条約」という通称をもってこれから質問をしていきたいと思っています。 まず最初の二点は大臣に対してでありますけれども、この条約を実施するに当たっての大臣の御所見あるいは決意を問うわけでありますが、先国会の最終段階でまさに承認を得るに至らんとしたときに、私どもはかっての与野党間で一つの決議案……
○北村哲男君 日本社会党の北村でございます。 私は、このPL法につきましては特別の感慨がございます。実は、私ごとですけれども、四年前から社会党のPL法、製造物責任法の議員立法に携わって、一年半前にやっと社会党案をつくって国会に上程したんですけれども、解散やら何やらで廃案になりました。そして、昨年細川内閣ができたときに、細川内閣の一つの政策の目玉としてこのPL法をつくるということがありまして非常に喜んだと。そして、連立の皆様方と協議をしながらやっとこの法案をつくり上げてきた、その連立プロジェクトのメンバーの一人でもあります。そういう意味におきまして、とても親しみというか感慨があるんでございます……
○北村哲男君 日本社会党の北村でございます。 最初に藤木参考人に、あなたは三月三十日に国会で記者会見をしておられます。その際に、自民党の衆議院の筆頭理事の深谷さん陪席のもとに記者会見をしておられます。それで、その翌々日の四月一日には、あなたは今度は参議院で参考人として出てほしいという要請を受けて一日待機をしておられたという経過があります。私どもは、あなたが自民党の衆議院筆頭理事と一緒に記者会見をしたということについて非常に強い疑問を持ちまして、こちらの参議院の与党筆頭理事であった梶原理事の方からおかしいではないか、一党を代表する者と共同して記者会見をするような人は公平を欠くんだということで強……
○北村哲男君 私は社会党の北村哲男でございます。 冒頭、若干申し上げたいと思いますが、大変残念なことながら、昨今、公共事業の発注、受注をめぐるいわゆるゼネコン疑惑の暗雲が国民の頭上を覆っております。国民の血税で賄われて国民の福祉の向上に役立つべき公共事業が、中央、地方の政治、行政と建設業者との金まみれあるいは欲まみれの関係の中で執行されていることが白日のもとにさらされ、国民の政治不信、行政不信はそのきわみに達していると思います。 特に、本日おいでになった廣瀬参考人も関与されておられた埼玉土曜会をめぐっては、二十七年ぶりに前建設大臣の現職代議士が国会開会中に逮捕、起訴されるという事態が起こっ……
○北村哲男君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました平成六年度総予算三案に対し、賛成の討論を行います。 戦後既に半世紀近くが経過し、既存の社会構造及び政治構造に腐敗と閉塞状況が蔓延するに至り、その打開のためにまず政治改革が行われたことは歴史的必然であったと言わなければなりません。六年度予算においては、こうした認識の上に立ち、あらゆる行財政への見直しの第一歩をしるしたわけでありますが、本格的な所得税減税を含む景気対策、生活者の立場に立った公共事業の推進、福祉政策の充実、さらに防衛費の縮小などと、従来とは違った施策が盛り込まれたことは大いに評価できるものであります。 ……
○北村哲男君 北村でございますが、引き続いて質問をいたします。 私は震災の終わってからちょうど十日目、二十七日に一人で現地まで普通のバスに乗って行って、いろいろな場所を見て歩いて、そこで法律相談なんか、そのときはまだ法律相談体制は整っていなかったんですけれども、被害に遭った弁護士さんたちとお会いして、その後また、つい先週の土曜日に行きまして、今度は現実に法律相談を担当している何人かの弁護士さんに集まってもらって状況を聞きまして、どういうふうにすればいいだろうかと。あの人たちの悩みは、罹災都市借地借家臨時処理法が適用になったものの、それを説明はできるんだけれども、全然解決にならないと。 例え……
○北村哲男君 北村でございます。 この三つの法案についての関連でお伺いしたいと思いますが、法務省におかれましては今回の震災についていち早く震災都市借地借家臨時処理法を適用され、さらに調停費用の軽減、そして今回の三本の法律、そしてまた調停が予想されるということで、もう恐らく一万件もの調停が予定されるということで、調停委員の配備等いち早く対応されたことについては、本当に法務省としては異例の素早い対応ということで、敬意を表しておきます。 ところで、しかし、ずっと今までこれだけ多くのものをしてみたにしましても、あそこであれだけの被災者の方々がひどい目に遭っておられるのを、法務省として本当にすぱっと……
○北村哲男君 社会党の北村でございます。 まず水谷参考人にお伺いしますが、昨年の十一月だったと思うんですけれども、読売新聞が憲法改正試案というのをつくりまして、その後憲法改正についてかなり議論がいろんなところで起こりました。 私も幾つかの勉強会へ行ったとき、先生が先ほどおっしゃった、法典は美しくあるべしという言葉は、今改めて、その議論の中で出てきたなということがありまして、ある学者があの読売新聞の案を見て、これは文章が大体なってない、品が悪いという意見を言われたことがあるんです。それで、そういう憲法たるもの、国の基本法たるものは哲学者が書いて法律家がチェックをすればいいと、そういうものだと……
○北村哲男君 社会党の北村でございます。 総理、連日御苦労さまでございますし、また昨日は現地に行かれたそうでございますが、私は本日の質疑をやはり阪神大震災の問題に限ってお伺いいたしたいと思っております。 と申しますのは、第四次災害という耳なれない言葉を私は使わせていただきますけれども、四次災害といいますと、一次災害というのは直接震害によって被害を受けた、二次災害はそれによって火事が起こったりあるいは倒壊したことによって災害を受けた、三次はまたそれによって直接避難をした避難民の人たちがそこで病気をしたりして生命、身体の侵害を受けているというのが三次災害。 ところで今、四次災害が広がりつつあ……
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