このページでは高井和伸参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○高井和伸君 私は、民主改革連合を代表しまして、宮澤総理の施政方針演説に対し質問をいたします。 私ども民主改革連合は、この第百二十六通常国会から会派名を、「連合参議院」を改め「民主改革連合」といたしました。 民主改革連合は、三つの改革を活動の中心とします。一つが政治改革であり、二つが立法府の改革であり、三つが地方分権の改革であります。私どもの活動をぜひ御理解いただきたいと思います。 さて、総理は政治改革が焦眉の急だと申されます。しかし、前国会における佐川事件の解明は不十分でした。国民の生活感覚からほど遠い巨額の金銭が政治の世界で動いたという佐川事件の真相解明ができないとき、国民の政治への……
○高井和伸君 私はきょうは、建設省、国土庁、それから安全保障室、それから最高裁、郵政省にお尋ねしたいと思うので質問通告しておりますけれども、その前に、私がそれなりに考えている前提を申し上げておいた方がよろしいかと思って、申し上げます。 実は私の出身県は岐阜県でございますが、岐阜県は山の飛騨と町の平野の美濃地方に分かれております。そして、美濃の方は東海経済圏の中心の横っちょにありましてそれなりに隆盛ですが、山の中の飛騨は何としてもどうしようもない。その部分だけでいろいろやろうとしてもなかなか妙案は出てこない。そういうときに、今国会で通過するであろう大阪湾ベイエリアの開発の法案の立法作業に関与す……
○高井和伸君 まず、官房長官にお尋ねしますけれども、ことしの二月の閣議了解で、国家公務員第T種採用試験については特定大学の採用率を下げよと、簡単に言うと東京大学の採用者を下げよということで各省庁に指導なさったということを聞いておりますが、十月二日発表のT種の各省庁別の内定状況などを見ますと、そういった方向が各省庁、任命権者が各省庁だからというようなこともあるんでしょうけれども、かなり実践されてない、守られていないというようなことがございますが、現状はいかがでしょうか。
【次の発言】 実は、こういった話は私立大学の就職の責任を持っている教授の方々が悲鳴のような声を上げられるんですね。やはり一つの……
○高井和伸君 私は、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律の一部を改正する法律案に対して賛成の立場から討論いたします。 そもそも議院証言法、略称で呼ばせていただきますけれども、この法律は先ほど提案趣旨説明にございましたとおり、憲法第六十二条にゆえんしているものでございまして、「両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。」と、こういう規定になっております。そもそも、なぜ証人喚問を求めるかというところに立ち返って考えますときに、この議院証言法の第一条にもありますように、「議案その他の審査又は国政に関する調査のため、」という……
○高井和伸君 まず通産省にお尋ねしますけれども、商品販売における信用供与の問題で、個人信用情報の運用において問題点はどんなところにあるのか、一般論ですがまずお尋ねいたします。
【次の発言】 ちょっと細かい問題ですが、情報の充実ということが一つのテーマだとおっしゃられましたけれども、充実度というのは大体どんなふうになっておるのか。そしてもう一つは、充実していない部分があるとすれば、そういった問題で運用の効用というものはどのくらい図ればうまくいっているのか、中くらいなのかというようなことになるとどうなりますか。
【次の発言】 まだ続いて質問いたしますが、プライバシーの保護について問題になっているん……
○高井和伸君 電気通信基盤充実臨時措置法の関連で、まず第一に大臣に基本的な点でお尋ねしておきたいと思いますけれども、電気通信網というネットワークは、私から見れば日本を基本的に支える社会的共通資本、インフラの非常に重要な一つだろう、こう考えております。そういった事業が今民間レベルで行われておりますが、こういった事業に対する郵政省の対応というのは基本的にどうあるべきかというお考えについて、まずお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 今度は少し各論的な世界で電気通信局長さんにお尋ねしたいんですけれども、昭和六十年に電気通信事業法ができて新しい電気通信行政が始まった。そして現在まで約七年ぐらい経……
○高井和伸君 きょうは私の趣味の世界と国務の世界が一致いたしまして、つらつら郵便切手カタログを見ましたら、一九五六年五月五日発行の世界子供の日記念の切手が私の郵便局へ行って買った初めての切手でございます。数えますと三十七年になります。そのときそれは五円切手で、二十枚シートで百円でようやく自分のポケットマネーで買えたという、そういう思い。そして、私は郵政省に高校を卒業しましてから十二年働きまして、そのうち外国郵便を四年やっておりました。そんな経験を踏まえて、私のこれまでの全郵便切手あるいは郵趣にかける思いを二十分間披露できることを大変楽しみに思いながら、ややオタク族的な世界に流れるようなことを懸……
○高井和伸君 防衛庁に、自衛隊員の日ごろの訓練の中で、特に私は、隊員の国を思う心というところに昨今の日本の政治の動きというのは非常にいろいろな場面で反映しているんじゃなかろうかと、こう思っております。 防衛庁長官、いきなりで恐縮でございますけれども、今のこういった総理大臣を最高司令官とする日本の自衛隊の枠組みの中で、この日本の国会における政治改革がなかなか進まない。その前提で、いろんな事件が連続して起きていると。そういったときに、かつて自衛隊の高級隊員がクーデターを起こしたいような起こしたくないような、問題を醸し出すような発言があり、それなりの部内処置が行われた。 こういうときに、この政治……
○高井和伸君 私は、恩給問題で初めて質問するという立場から基本的に日ごろから考えている大きな枠組みの問題になるかもしれませんが、諸問題について質問したいと思いますけれども、特に恩給の問題と絡めまして、先ほど翫委員も御質問されました戦後の補償という側面のトータル的な観点についても御質問させていただきたいと思っております。 今までの質疑を聞いておりましても、恩給法という国家公務員であった方に雇い主の国が約束どおりきっちり老後の補償をするという側面からの制度がいろいろ説かれ、そして特に戦地加算というような要素が非常に問題になり、それに準じていろんな類似の方々が恩給法に準じた取り扱いをしてくれ、こう……
○高井和伸君 民主改革連合を代表いたしまして、皇太子徳仁親王及び小和田雅子さんの結婚の儀に対して大変心うれしく思っております。 そういったことを前提にしまして、ちょっと二、三確認的な質問をさせていただきますけれども、皇室行事のうち、国の儀式としている範囲はどれだけかという質問なんでございます。今回の場合は、休日に絡む皇室行事ということになりますとより限定されますけれども、天皇家というような言葉が先ほど出てきました。そういった場面で、国の行事ということで憲法七条十号による天皇が主宰する国の儀式としてとり行っている範囲は、一般的にはどういうふうに説明されますでしょうか。
○高井和伸君 外務省にちょっと簡単なことから聞きます。 外地におられる邦人を日本国が保護しなきゃいかぬという基本的なことはわかりますけれども、そうした場合に、外地におられる以上、外国の主権下にいるということが基本的な枠組みだろうと思うんですね。だから、やみくもに邦人救出だからといって、どこへでも自衛隊機が着陸して日本人をかっさらうように連れて帰るというわけにはいかない、こう思うわけですが、一般的に言って邦人保護の限界というのが外地にある場合あるんじゃないかと思うんですが、そこら辺の法的な枠組みは、国際法上慣例としてパスポートに書いてあるように、我が国の国民を無事に安全に保護してくれとパスポー……
○高井和伸君 防衛庁長官にお尋ねします。
せんだっての本会議場における趣旨説明の中に、本改正は「一般的、恒常的な権限」を付与する必要がある、こうおっしゃられました。この一般的、恒常的な権限を自衛隊法に盛り込む趣旨、もう少しかみ砕いて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官が外務大臣の要請を断る場合があるというのが本会議における答弁でした。今までの議論の中でかなりいろいろ出てきたんですが、そこで、今までの話を私なりにまとめて言いますと、安全性が確認できないときは断るということだと思います。
二つ目は、ここの法文上に載っているとおり、自衛隊の本体的な仕事である「任務遂行に支障が生じ……
○高井和伸君 民主改革連合を代表しまして、景気対策に関して二つほどテーマを絞って質問させていただきます。 今までのお話は大変スケールが大きくてマクロベースのお話でしたけれども、私は市民のレベルからミクロの小さな話になるかもしれませんけれども、日本の政治を変えるほどに重要なテーマじゃなかろうかと思うことがございます。その一つが、端的に言いますと、裁判所に破産法によって個人が自己破産を申し立てるという事件が非常にふえております。 私、個人的なことを申し上げますと、弁護士をやっております。選挙で当選してから、平成元年でございましたけれども、しばらくこういったことから離れておりましたけれども、万や……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。