このページでは高井和伸参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高井和伸参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○高井和伸君 このほど行政手続法研究会が「行政手続法研究会(第二次)中間報告」というものを出されました。これにつきまして総務庁にお尋ねいたします。
まず、その行政手続法研究会の性格についてどのように私ども理解すればよろしいんでしょうか。その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、この行政手続法研究会、今日に至るまでの経過で第一次の報告案もあります。そういったものと臨時行政調査会との関係はどのように理解すればよろしいんでしょうか。
【次の発言】 この中間報告によりますと、その中の「はしがき」の部分に総括的なところで報告してあるのでございますが、それを引用して読みますと、「主として行……
○高井和伸君 私は、環境庁を中心に、実は岐阜県を流れて三重県に注ぐ長良川の河口に、ダムじゃありませんが、せきをつくるという問題で昨今自然保護派と地元の方々の対応が非常に激しくなっている、そういった問題につきまして、自然環境保護という立場から環境庁のお立場をお尋ねしたいと思います。
それに先立ちまして、まず長良川河口ぜきの建設事業の概要につきまして、建設省の方お見えになっていると思いますけれども、その概要を御説明願えればありがたいと思います。
【次の発言】 念のためあと二、三点データとしておわかりになれば教えていただきたいんですが、河口ぜきの計画をなさったその基準点といいますか、治水それから水……
○高井和伸君 私は、連合参議院の議員といたしまして決算委員会に代表して参っているわけでございます。そして、現在税制問題等特別委員会の委員といたしまして税制問題についても関与いたしまして、わからない世界で頑張っておるところでございます。今度の決算に当たって、こういった決算委員会でどういうことをすればいいのかというようなことで、いろいろいただいた資料をあちらこちらひっくり返し、そして読み、わからぬところを聞きながら有限の時間で今日までやってきました。 そこで感ずることは、六十一年度の決算によれば歳入決算は五十六兆円余りというような数字が出ております。そういった決算の審査をするときに、我々がそうい……
○高井和伸君 私は、いわゆるODAにつきまして六十一年度決算を中心にお尋ねしたいわけですが、時間の関係から、特に私が関心を持っていることは、ODAに関して統一的な法律がない。ある意味では予算の形で国会の関与が行われている。 他面、参議院では本年の六月二十二日の本会議におきまして、国際開発協力に関する決議という中で、私の関心のある部分を引きますと、国会と行政府との関係を強めることというようなことで決議がなされております。そのベースには外交・総合安全保障に関する調査会報告書というものがございます。その中で、特に参議院においても国際開発協力に関して審議する場が必要であるというようなことにもなってお……
○高井和伸君 私は、連合参議院を代表いたしまして、消費税廃止関連法案九法案につきまして質問さしていただきます。 新米議員でございますので、皆様方の御指導よろしきを得て任を終えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私は、今度の選挙におきまして消費税廃止、これを大きな選挙公約として戦って当選してまいりました。また、二大政党時代を迎えよう、連合政権を目指そうということも強く訴えまして出てきました。そういった立場から、この消費税廃止法案に私は賛成者といたしまして名を連ねさしていただいております。 その前に、私の所属しております連合参議院、ここにおきまして当選しました十一名のうち十名は全……
○高井和伸君 参考人の皆さん方の御意見を拝聴いたしまして、私、消費税を廃止する、そして関連法案を提出していることに賛成する立場の者でございますが、まず井上先生にお尋ねしたいのでございますが、先ほど逆進税ということで消費税を把握しておられる、そして特に所得のない人で貯金で暮らしておられる方、年金で暮らしておられる方が消費の場面でしか関与しない、そういったところで消費税がかかってくることは非常に逆進性が強くなるということもおっしゃられましたし、また中小企業の世界で経済的な弱者と言うべきでしょうか、そういった方が転嫁し切れないというところでの逆進性を問題にしておられました。 地方の商工会、特に過疎……
○高井和伸君 連合参議院を代表いたしまして、まず、前の神谷委員の質問に続きましてちょっと消費税についてお尋ねしたいのでございますが、自民党税調の見直し案を聞く前に、転嫁の問題で、先ほど半分にも満たない転嫁しかなされていないというようなことでございますが、きょう現在でもいつ現在でも、最新の転嫁状況を教えていただけますか、地方自治体、わかれば。
【次の発言】 これは金額的にはどのぐらいになるかということは積算はできてないんでしょうかね。わからなきゃわからぬでいいです。
【次の発言】 こういった転嫁できないという状況につきまして先ほど大臣の御答弁を聞いておりましたんですが、基本的にはどこで吸収してい……
○高井和伸君 警察庁の方にちょっと申し上げますが、私も弁護士をやっておりまして、事件でかなり緊迫したことがございます。私も一週間ほど身の危険を覚えたこともございまして、ぜひとも坂本弁護士一家の失踪事件の早からんその解決をお願いしたいと思います。 厚生省の方にお尋ねいたしますが、今回衆議院で厚生年金の保険料の引き下げ修正が行われました。これに対して、先ほども給付負担の額、私の聞き間違いでなければ四百五十七億円ぐらいじゃないかというようなことをおっしゃっておられましたけれども、こういったまあ政府原案というんですか、そういったものに対して料率が引き下げられたことに対して厚生省ほどんなふうにお受け取……
○高井和伸君 沖縄公庫の理事長さんからお尋ねいたしますが、今までのお話を聞いておりますと、今回の法改正によりまして新たに貸し出しを行ういわゆる立ち上がり支援資金、研究開発資金の貸し付けに当たっては従前の枠よりはリスクの大きい貸し付けになるんじゃなかろうか、こう思うわけですが、現場を預かる身としてはどのような対応をなされるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 六十三年度の沖縄公庫の決算書を見ますと、貸付金償却が六億九千七百万余りというような数字が出ております。殊さらこの数字がまた大きくなるのもやむを得ないという事情を今理事長さんがおっしゃったんだろうと思うんですが、それはそれなりに経済は生き物……
○高井和伸君 私は、六十二年度決算に係る問題で、行政改革という視点から、総務庁を中心にして行われております行政手続法問題に関する進捗状況について伺いたいと思います。 前回、前回というのは昨年度におきましても、行政手続法研究会という機関から出されました報告書がございました。その後、第二次の中間報告というのが昨年の十月に出されまして、その後の行政手続法への歩みというものがかなり進んでいるというふうに私も理解しておりますが、総務庁におかれまして、前回から一年の間どのような作業を行われ、検討をなされ、どのような結論を持たれているのかという、そういった進捗状況を伺いたいと思います。
○高井和伸君 前回は行政手続法制定への動きの中の行政処分を中心に伺いましたけれども、きょうはその続編で、行政指導を中心に伺いたいと思います。 きょうの今までの議論の中でも、行政各庁のいろんな行政指導的な側面の言葉もたくさん出てきました。一般的に行政指導というのは、行政庁がある個人ないしは会社あてに、ある一定の行為をやってくれ、やってくれるなというような両方を要請する行為というふうに一応受けとめた上で、こういった行政指導が行政によって国民のいろんな、特に経済活動が中心だと思いますけれども、いろんな場面で影響を及ぼしてくる。行政指導ですから、柔道の試合でも指導という言葉があるように、聞く聞かぬは……
○高井和伸君 ただいま税理士の問題が出ましたけれども、私は、前回の全般的な質疑でも質問いたしました大蔵省所管の事項の中で、行政手続法の中の行政処分あるいは行政指導という側面から、大蔵省の御担当についての実際を伺いたいと思います。 それで、私の持ち時間を有効に使うということで、あらかじめ、大蔵省が所管しておられます法律の中で侵害処分、侵害処分というのは例えば税理士の免許を受けていた、その免許を取り消されるというような、そういった過去の利益が阻害されるというような意味で侵害処分というような言葉が使われておりますが、そういった侵害処分が決められている法律は幾つありますか、どんな名前ですか、どんな条……
○高井和伸君 私の質問時間は十分でございますので、よろしくお願いします。 それで、まず私の方が財政局長さんの方にいろいろお尋ねいたしますので、最後に大臣からそのやりとりの結果を踏んまえた御答弁をいただきたい。 そのテーマは、補正予算における地方財政の健全化の方策はいかにあるべきかという論点から聞きます。私の結論は、やはりこういった自然増収、税制の増収があった場面において借金返済に充てるのが筋じゃないか、もっと単純に充てるべきじゃないかという論点からお尋ねします。 そこでまず第一に、地方交付税法において返さなきゃいけない借金の残高、これをお尋ねいたしますが、地方債の残、それから財源対策債の……
○高井和伸君 地方税法の一部の改正という膨大な法案を前に新米の私は戸惑っておりますので、非常に単純な質問からさせていただきまして、また私のいろんな考え方も一つの仮説を前提に立てましてお尋ねするということになりまして、皆さん方政府当局の方々の御見解を伺いながら私の立場も明らかにしていきたい、このように考えておりますのでよろしくお願いいたします。 そこで、今回の地方税法の一部を改正する法律案の提案理由のところに簡潔に五行ほどで書いてあるわけでございますけれども、この中で一番初めの「最近における社会経済情勢等にかんがみ、」、このような言葉で書いてございますが、この「社会経済情勢」というのはどのよう……
○高井和伸君 奥田自治大臣におかれましては、ただいまの休憩時間中選挙制度審議会から第八次かと思いますが答申があったように聞いております。この答申は内閣においてこれを尊重しなければいけないと義務づけられた答申だと理解しておりますけれども、先ほどの自治大臣の所信表明の中にも政治改革をやるという大きいテーマで御主張なさっておられました。ただいま答申があったその現場に立ち会われまして、今後の選挙制度をいかに持っていくか、内閣の構成メンバーとしての国務大臣として、あるいはまた所管の自治大臣としてどのような御覚悟なのか御所見を伺いたいと思います。
○高井和伸君 自治省にお尋ねします。
話をがらりと変えまして、平成二年度の予算編成に当たって、ある意味では通俗的な言葉で言えば、大蔵に要求してそれが実現できなかった、そして今でも残念に思っているような項目はあるんでしょうか。予算編成のダイナミックスを少し聞かせてください。
【次の発言】 続きまして、固定資産税を中心にお尋ねいたします。
自治省所管の私どものいただく書類の上からは直接固定資産税、地方税ですから、幾ら平成二年度で税収があるのかわかりませんので、そこらはどのような積み上げをしておられるのか、本省レベルではどうやって掌握しておられるのかをお尋ねしたいと思います。
○高井和伸君 まず、地方税についてお尋ねしたいと思います。 消費税導入に伴いまして大蔵省がパンフレットを出しまして、日本は直接税が多過ぎるあるいは所得課税が多過ぎる、したがってサラリーマンの重税感というのが大変大きいというようなことで、所得課税そして消費課税、資産課税というバランスの問題だとか、また直接税、間接税の比率の問題などがいろいろ討議されましたし説明もされました。そこで、地方税レベルで見た場合、それが現実的に、直近のもので結構だと思いますけれども、所得課税と消費課税と資産課税、どの税金がどれに当たるか、厳密にちょっと資産課税のところ私も悩むところがあるんですが、こういった三つの金額と……
○高井和伸君 過労死についてお尋ねいたします。
自治省の関係だけで結構でございますが、先ほどの六十三年度の認定件数は脳疾患で九件、心疾患で十件というようなことでございました。これの申請件数というのはわかるんでしょうか。
【次の発言】 町田千秋さんは見えないんですか。
【次の発言】 基金の町田理事さんにお尋ねしたいんですが、六十三年度のいわゆる過労死の認定申請というものは何件くらいあったのかおわかりでしょうか。
【次の発言】 認定したのでなくて、申請が三十一件ですか。
【次の発言】 八十六件。今そして認定が三十一件とおっしゃいましたですね。それで、先ほどの公務員部長さんの数字とはどういう整合性……
○高井和伸君 まず、道交法改正につきましてお尋ねしますが、放置車両に対する使用者責任の追及というテーマで今度の改正がなっております。他方、通称車庫法の中身を見ますと、保有者に対する措置というようなことになっております。これの大きな落差はどう理解したらいいのか、ちょっと教えてください。
【次の発言】 法律を読む人は素人でございますから、素人がわかりやすい概念としては、今のお話を聞いていますと、保有者と使用者は基本的には一緒だと言うんですが、いろんな過去の法令の制定の仕方の流れの中から、従前の流れの規定をパラレルに使って立法なさったというふうに理解するんですが、ちょっと細かい話ですが、今のリースの……
○高井和伸君 法務大臣の四月二十六日の当委員会における所信表明を中心に三点お尋ねしたいと思います。
第一点は、刑事施設法案を「今国会に法案を再提出いたすべく所要の検討を行っているところであります。」、このような所信表明がございました。あれからおよそ一カ月たっておりますけれども、この「所要の検討」、具体的に進んで、法案提出は間近なんでしょうか。
【次の発言】 いろいろ検討を進めているという場面におきまして、内部的な検討はもちろんそうだと思いますが、法務省以外の各機関との検討などは行われているんでしょうか。
【次の発言】 日本弁護士連合会はその中に入っているでしょうか。
○高井和伸君 私は連合参議院の高井和伸でございますが、予算委員会での初質問でございますのでよろしくお願いいたします。そして、持ち時間は二十二分でございます。どうかよろしくその点もお願いいたします。 そこで私は、きょうお尋ねする点、土地の高騰によりまして持ち家の夢が奪われている都市サラリーマンの市民層の悲鳴を背景に質問したいと思います。 こうした現状を打開する決定打としまして、大土地保有税の創設を提言し政府のお考えをお聞きしたいと思います。この提言は、私ども連合参議院を支える日本労働組合総連合会、いわゆる連合でございますが、この連合が昨年から提言しているものでございます。簡単に申し上げますと……
○高井和伸君 私は、行政手続法制定への内閣の取り組みということで、きょうは厚生省を中心にお尋ねいたします。環境庁長官、労働大臣もおられますのでちょっと前置きのところで申し上げますが、きょう私二十分しかないものですから、環境庁関係、労働省関係につきましては質問できませんけれども、また後日書面でいただくなりいたしますので、ぜひその点、御協力のほどをお願いしたいと思います。 行政手続法のことにつきましては、きょうの委員会でも種々いろいろございましたけれども、要するにいろんな行政をなさる手続の一般を制定しようということでこれまで総務庁を中心に行われてきました。そして、閣議決定なども行われ、せんだって……
○高井和伸君 私は、決算委員会でずっと行政手続関係の問題につきまして各省庁の実態、それから方向などをお聞きしております。それで、きょう今から通産省、経済企画庁そして科学技術庁の皆さんに御質問するわけでございますが、時間の関係から、私の趣旨を冒頭に申し上げまして、あと質問は具体的にいたしますので、私の質問の趣旨というところをまず冒頭に申し上げますので、よろしくお願いします。 きょうお聞きしたいのは二点でございまして、各省庁の管轄におきます行政手続のうち、侵害処分という国民の権利侵害をする可能性のある処分の手続の内容、それから行政指導といって国民の任意の協力を得る行政の一つの行為、その場面におけ……
○高井和伸君 私は、農林水産省と法務省に対しまして、基本的には同じテーマについて、各省庁の御担当の中身についてそれぞれ御答弁いただきたいという立場で質問いたします。 私は、行政手続法(仮称)と呼んでいます、政府部内においても検討されています行政手続の一般ルールについて、法制への道の一環として統一法制する必要性があるのじゃなかろうか。その前提といたしまして、各省庁所管の法律で私の関心を持っているのは二点でございますけれども、特に侵害処分、国民の権利義務を制約するような侵害処分の手続において公正な手続がとられているかというような側面で関心を持っておりまして、各省庁にその実態をお尋ねしてまいってい……
○高井和伸君 外務省、防衛庁、防衛施設庁にお尋ねいたしますが、私の関心を持っているのは、政府でも前向きに検討されております行政手続の一般規定の制定という側面から、特にそのうちの国民の権利義務に関与する侵害処分というところについてお尋ねしたいと思います。 まず、外務省でございますが、あらかじめお尋ねしておきましたところ、旅券法というのがあって、これがある意味では侵害処分に当たるだろうというふうなことで、資料をいただいております。そこで、旅券法の十三条、十九条に絞りましてお尋ねしますが十三条では一般旅券の発給、これを拒否する手続はどのようになっているのか。それから、十九条の旅券の返納命令、これは……
○高井和伸君 私は、運輸省と郵政省両方に共通のテーマで御質問いたします。 第一は、行政手続に関する統一法制の必要性の前提条件として、各省所管の手続について具体的な実態をお尋ねしたい。二つ目は、行政指導の手続においてその手続の実態をお尋ねしたいということでございます。 質問の趣旨は、行政の中におきまして手続法制がどうもほっておかれて、ある意味ではばらついて置いておかれ、さらに国民の権利義務の保護という面ではやや行政目的の後ろに引っ込んでしまっているのじゃなかろうかという視点でございます。 それで、私の時間二十分でございまして、余りございませんので、能率よくやりたいと思いまして、それぞれ各省……
○高井和伸君 私は、行政手続法制定に向けて、建設省、総務庁、国土庁に、簡潔に幾つかの質問をさせていただきます。あらかじめ資料はいただいておりますので、質問事項に対して簡潔にお願いいたします。 まず建設省に対しまして、侵害処分につきまして法律の本数、六十本規定されている法律があるということでございました、そのうちから実績のある二つの法律を選んでお尋ねします。 まず建設業法、これにつきまして建設業者に対するいろいろの侵害処分を行うという規定が多々あるんですが、その中身は、指示あるいは営業停止あるいは許可の取り消しというような手続でございますが、この事前手続などの規定の存否を含めてその実態、実際……
○高井和伸君 私は、北方四島の返還と日米安保条約のことについてお聞きしたいと思いますが、今ちょうど外務省の兵藤欧亜局長さんがお見えになりますのでちょっとお尋ねしたいのですが、基本的には今、日ソの間でこういった安保条約の存在あるいは米軍の日本における駐留という問題はどのようなところでどのように出てきているのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。そうであっても、やっぱりソ連側の立場になれば、安保条約の存在というものはいろいろな面で、四島の領土問題という面から見た場合、非常に大きな問題になるのだろうと思っております。
そういったようなことで、外務省の問題点の指摘の中にも、北方領……
○高井和伸君 まず、郵政省にお尋ねしたいと思います。 六十二年度の決算におきまして、私は行政手続の統一法制を目指すというような方向から、侵害処分というものをお尋ねしてまいりました。その中で、郵政省の方で侵害処分を、法律の中にあるものを挙げてくださいという要請をしましたところ、数にして数件挙がってきました。ちなみに十二件でございましたけれども、その中に第三種郵便物の認可の取り消しという問題については殊さら挙がってきませんでした。そこで、侵害処分であるかどうかという概念論争はさておいて、現実的に、第三種郵便物の認可及びその取り消しというものの実態をお尋ねしたいと思います。 まず、過去三年間、最……
○高井和伸君 労働省の関係から先にやらせていただきます。
前回の委員会で同僚の井上議員が、日東あられの社内預金の保全につきましてお尋ねしました。御答弁では、届けがきちっとしているからその上では問題ない、このような御回答だったようでございますが、その後どのような事実がわかり、どのような対応を労働省サイドでなさったのか、お尋ねします。
【次の発言】 社内預金の現在高はどれぐらいだか、わかっておるのでしょうか。
【次の発言】 私も、そのような数字と同じものをつかまえております。
そこで、この社内預金の保全という問題につきましては、賃金の支払の確保等に関する法律、通称賃確法と言われているようでござ……
○高井和伸君 文部省にお尋ねいたします。 私が参議院議員になりましてから、今までちょっとぼんやりして気づかなかったことで、学校へ行って気づくことがあります。それは小中を通して制服の問題でございます。私のここで言いたい論旨をあらかじめ先回り言っておきますと、放課後の時間ぐらいはある程度学校の制服の着用を除外してもいいんじゃないか。もう少し自由にした方がいいんじゃないか。日曜日も同じ。お父さんとお母さんと一緒に町へ遊びに行くときも同じ。そういうような観点を持っておりますが、どうも実態はそうでないらしいということを踏んまえての質問をいたしますけれども、この小中学校の制服というのは、これは規制という……
○高井和伸君 ようやく労働省にお目にかかれることになりまして、私はこれまでの決算委員会で一回、二回、三回、連合参議院として都合三回社内預金について質問させていただいてきました。
それで、きょうは私にとりましては総括的な質問ということになりまして、まず労働行政における社内預金というのを労働省はどうとらえて、どう存在価値を与えて、どのような方針で今後やっていこうとお考えになっているのか、現時点における社内預金に対する労働行政の基本的立場を御説明ください。
【次の発言】 簡潔で結構です、簡潔で。もうわかっていますから。時間がありませんから。
○高井和伸君 経済企画庁にお尋ねいたします。
昭和六十三年度及び平成元年度における当初の経済見通し、そしてその結果出たその二つの間における数字の乖離、離れた原因はどこにあるのかという点から、まずお伺いいたします。
【次の発言】 今最後に申された、数字についてのある種の幅が必要だということは、この「経済見通しと経済運営の基本的態度」という文書にもちゃんと書いてありまして、それはよくわかる話でございます。
しかしながら、日本経済の世界における経済的地位のポジションからいった場合、世界情勢が予測しがたいから日本の経済の数字もなかなか読めないんだというような、他人ごとで済まされるような時代はもう過……
○高井和伸君 大蔵大臣にお尋ねします。 湾岸の平和協力基金としての九十億ドルの算出根拠については、今までの議論もございましたけれども、結局政府の算出根拠は、平和貢献のために国際的地位にふさわしい日本の貢献策として総合的判断で決めた、特に石油輸入の七割を頼っているというような中東地域の紛争であることを考慮に入れた、答弁でこういう算出根拠が言われている、このように私は理解しております。 アメリカの要求に従ったんじゃないかだとか戦費の三カ月分の二割だとかいろいろ言われているわけですが、それはさておいて、総合的に判断をしたならば、それはどういう要素を考慮して決めたのか。日本の国際社会における地位、……
○高井和伸君 既に岩本委員、神谷委員からお尋ねありました点でございますが、来年度の地方交付金をカットするという点について、ちょっと角度を変えてお尋ねしますが、まずこういった自治省と大蔵省の話し合いは現実的にはどんなふうに進んでいるんでしょうか。
【次の発言】 法律用語的に言うと、特例減額という制度は、これはどちらかが申し入れすれば他方がそれを受けない場合はそれなりのペナルティーがあるというような制度なんでしょうか。具体的に地方交付税法の条文を示しながら簡潔に説明してください。
【次の発言】 そうしますと、この附則三条の中身は裏っ側の読み方で行われているんだろうという自治省の見解だというふうに理……
○高井和伸君 大臣の所信に対する質疑と法律案の問題をあわせて一括して御質問させていただきます。
地方自治の根幹法である地方自治法の改正を足場に何点か御質問したいと思いますが、まず、現行の職務執行命令訴訟制度が設けられた、古い昭和二十二年のことでございますが、その理由はどういう理由であったのか、ちょっと教えてください。
【次の発言】 地方自治法の改正で、政府原案ということで申し上げますが、司法における判断が省かれた、こういう政府原案でございました。その後修正案がございますが、その政府原案のところで今の司法の関与が省かれた理由を中心に御説明ください。
○高井和伸君 先ほど当委員会で採決されました地方自治法の一部を改正する法律案の中にございます地縁による団体、二百六十条の二でございますが、この所有物に関する固定資産税の課税の改正前と改正後はどんなふうに違うんでしょうか、それとも一致しているんでしょうか。
【次の発言】 念のために、この改正地方自治法の二百六十条の二の十六項というのを見ますと、この地縁による団体は法人税法上などでは公益法人などとみなす、このようにぱっと変えちゃったんですが、これは今の話とは全然摩擦はないんですね。
【次の発言】 私の二番目の質問事項として通知しておきました公益法人の公益性の認定、そして税の減免の認定権者はだれか、……
○高井和伸君 初めにちょっと総務庁の方にお尋ねしますけれども、行政手続法研究会の第二次中間報告に関して以前聞きましたところ、地方公共団体にアンケート調査をしているという話でございました。それの目的と、それからどんな回答があったのかを回答できる限りでお願いします。
【次の発言】 こういった成果は、今のお話ですとかなりばらつきがある内容のようでございますけれども、大体こういったアンケートの成果はどのように後の手続の中に反映されていくのか。
【次の発言】 自治省にお尋ねします。
地方交付税の総額の特例について、今年度五千億を減額する、それについては実質的な損害を与えないのだ、このような説明もあり、……
○高井和伸君 昨日をもちまして統一地方選挙の結果がすべて出ました。それで私は、投票率の問題もございますけれども、無投票当選ということが今度の統一地方選挙の中でかなり、どんなものだろうかという疑念を持ちました。
そこでまず第一問は、今回の統一地方選挙における無投票当選の数、そしてそれが全体に占める割合はどのくらいなのか、そして今までのそういった傾向はどういった方向にあるのか、その点をまず事実問題としてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今のお話を聞きますと、特に町村長が非常に多い、そして一般市長が多い。そのほかデータ的には、絶対数は少ないとしても過去より多い方に統計としては出ているというお……
○高井和伸君 きょうはお三方の参考人の方、大変ありがとうございます。
それでは、服部市長さんに一点お尋ねいたします。
地方財政の現状についておっしゃられました冒頭で、税源は順調である、しかしながら六十八兆円の累積債務があることだし、バブル経済もあって先行き不透明感を持っておられる、このようにお聞きしました。こういった要素で先行き不透明感があるというようなことでございますが、具体的にどんな点があるのか、市長さんが感じておられる点をお述べ願えればありがたいと思います。
【次の発言】 じゃ、もう一点だけ。土地の高騰が市政運営上どのような影響を及ぼしているか、端的にお感じになっているところをお願い……
○高井和伸君 地方行政と北方領土というテーマでございますが、今回のゴルバチョフ大統領と海部総理の交渉、日ソ会談におきまして、北方領土がテーマとなりましていろいろ声明が出され、それなりのひとまずの決着がついているという段階で、今後の地方行政を進めていく上にどんなかかわり合いがあるかということで、特にそういった視点からこのたびの日ソ交渉の経過、結果、特にその間に示されましたソ連側の中間的な取り扱いなどの提案があったのじゃなかろうか。日本側は四島の主権を認めてもらうことが先決問題だということで終始したようでございますが、そこらの日本の国土として正式に日本の行政権が及ぶようになったという前提でどんな交……
○高井和伸君 あちこち飛ぶと思いますが、まず条文の方からいきますと、二十四条の「仮の命令」というのをお尋ねしますが、私が弁護士をやっておるときにやくざの方々に三日間追いまくられまして、追い込みをかけられまして、事務所にも帰れず、自宅にも帰れず、倒産した会社にも戻れず、三日間ワープロを担いでホテル住まいをしたことがございまして、お兄さん方の威力については、ベンツ三台、ポケットベル付、それから自動車電話付でいろいろ私を追いまくりました。その趣旨は基本的には面会強要なんですね。弁護士として、倒産した会社の不動産がいっぱいあるものですから、債権者の代理と名のりまして面会強要をしているわけです。私はその……
○高井和伸君 私は、前回法務大臣の所信表明の中にございました「子供をめぐるいじめ、体罰問題につきまして、法務省といたしましても、関係省庁と緊密な連絡をとりながら、一層啓発活動を充実強化してまいりたいと考えております。」というこのことに関しまして、実は私が弁護士といたしまして関与しましたいじめに関する事件に例をとりまして、いじめに対する防止についての御見解を伺いたいと思います。 実は、この事件は、昨年、平成二年十二月二十六日に判決がございました福島地方裁判所いわき支部における判決でございまして、いじめによって自殺した佐藤清二君に係る裁判でございまして、私もその遺族の方々の代理人、原告の代理人と……
○高井和伸君 連合参議院の高井和伸でございます。 私の方は三問ばかり予定しております。簡潔に御答弁をお願いいたします。 まず第一に、一連の事件、架空定期預金証書をつくって云々、こういう事件の原因は、先ほどのお話ですと、金利自由化という環境があった、そしてそれを助長したバブル経済があった、こう申されました。そういった観点から収益偏重主義に陥った。陥ったというか、収益第一主義になった。この収益第一主義をとったその功罪。よかった点、悪かった点、この事件になったわけですから悪かったという面もあるんでしょうけれども。 そこで、私ども国民がよくわからないのは、なぜ収益偏重に行ったのか。金利自由化であ……
○高井和伸君 私は、金融問題につきまして、まず日本銀行にお尋ねいたしたいと思います。
過日の当委員会におきまして、富士銀行、住友銀行、日本興業銀行の各頭取の方々に私、参考人として意見をお尋ねいたしました。その中でいろんなことを感じてまいりましたけれども、金融システム全体の信用制度の維持あるいは保持という観点から日本銀行にお尋ねしたいと思うんです。
まず、今回の一連の銀行不祥事、証券不祥事も含めて結構ですが、日銀は金融機関の信用の失墜についてどう受けとめて、どう対応されるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 お話はよくわかりました。
次に、三人の銀行の頭取の方々、それぞれ自分の銀行の不祥……
○高井和伸君 連合参議院の高井でございます。 まず、連合参議院から総理の政治姿勢について一言意見を述べさせていただきたいと思います。 総理に就任されましてから、国の内外におきまして重要かつ緊急な大事件に対する対応の遅さ、決断力のなさ過ぎる点に失望を抱くものでございます。先日のソ連のクーデターに対する対応もしかり、雲仙岳災害についてもいまだ立法措置もとられておられません。名立たる経済大国日本が政治に関して欧米各国に肩を並べられない原因は、総理、あなたの政治姿勢にあるんではないんでしょうか。 そして、このたびの証券不祥事においても同様であります。その端的なあらわれが証券会社に対する不祥事再発……
○高井和伸君 信楽高原鉄道が再開されるに至った経緯をお尋ねします。
基本的には責任問題、それから補償問題、原因の究明、そういったものがある意味では後へ、ちょっと横っちょへ置いて再開されたというようなふうに受け取っております。この事情は先ほども少し答弁ありましたけれども、どういう経過があったのでしょうか。
【次の発言】 今のお話はそれなりにわかりますが、事故の原因がわからずして事故防止の方法もなかろうというのが一つの疑問です。それから補償も、再開されてしまいますと、原因もわからぬままでは補償問題も片づかないのがこれは通例でございます。責任の分担が決まらぬわけですから。こういったことが行われた背……
○高井和伸君 連合参議院の高井和伸でございます。連合参議院を代表いたしまして、この国会がPKO国会と言われているそのPKO法案についてお尋ねいたします。 連合参議院の議員五名がPKO先進国のスウェーデン、オーストリアヘ行ってまいりました。そして、キプロスの現場で国連平和維持軍の実際を見てまいりました。そういった現場を見てきたとき、私の考えるところは、国民が割れてPKO隊を海外に送ってはいけない、これが一つの結論でございます。 そこで、総理、せんだって朝日新聞の十一月十日付に出ました世論調査の結果、まず、自衛隊参加五八%が反対、賛成が三三%。ある意味じゃ、ざっとで言うとダブルスコアで反対が多……
○高井和伸君 まず、総務庁長官と総理にお尋ねしたいと思います。
昨日、第三次行革審が第二次答申を出されたというふうに伺っておりますが、その内容の概略、そして、私はこれまで行政手続法の制定ということにつきましていろいろの場面で発言してまいりました。その行政手続法に絞った今後の対応などをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 総理の力強いお話を聞きまして、ひとまずここでその早からん実現を希望いたします。きょうは全大臣がおそろいでございます。五百もある法律ということが関係する行政手続法の整備でございますので、ぜひとも今の総理のお言葉に従ってやっていただきたいと思います。
それでは次に、労働大……
○高井和伸君 副総理そして外務大臣に外務委員として初めて質問する機会でございます。 少し唐突かもしれませんけれども、今の日本の外交を担当なさっていまして政治改革との関連でどのような御感想をお持ちなのか。日本の政治改革がしっかりできていないので外交はやりにくくてしょうがない、あるいは今のままでいいのだ、あるいはもう少し何とかならないか、いろいろお答え想像できるのですけれども、端的に言いまして、米ソの対決のもと、冷戦のもとで政治の仕組みがこれまで行われてきた。それが氷解した後、ある意味では日本がアメリカとの関係だけを主に考えておればよかった時代から広くグローバルに見なければいけないというときに、……
○高井和伸君 在外分館のことがきょうの法案のテーマでございますけれども、このほどペルー・フジモリ大統領がお見えになりました。そして、この在外公館の方は中を見ますと北半球のテーマになっておりますけれども、私はきょうは南半球の特に中南米の外交政策について質問したいと思います。
まず、外交を行う上で。いろいろな要素があるわけでございますけれども、外務省として人的にどれほどの方が在外公館、中南米に限定いたしますが在外公第におられまして、さらに内部部局といいますか、日本においてはどれほどの対応でやろておられるのか、そこからお尋ねいたします。
【次の発言】 私ども中南米でイメージをするときは、日本の移住……
○高井和伸君 渡辺外務大臣にお尋ねしますけれども、四月五日の朝日新聞の記事によりますと、「連合は毛針、政策なし」というサブタイトルの新聞記事がございます。その記事を念のため重要なところだけピックアップして読み上げますと、「渡辺美智雄副総理・外相は四日夜、地元の栃木県鹿沼市で開かれた同氏の後援会組織の大会で講演した」と、こういう書き出しで二つのテーマについて講演された。そしてその後「さらに、奈良や宮城での参院補選で連合型の候補者が当選したことに関連して「社会党と民社党はPKO(国連平和維持活動)、日の丸、君が代問題などで意見が食い違っており、その両者が推す連合候補に実質的な政策はない。だましだ、……
○高井和伸君 旅券法の改正につきましては、いろいろ疑問もありますけれども、基本的にはやむなし、賛成という立場でございます。
そこで、旅券法全部つらつら読ませていただいて、細かい点いろいろな面でお尋ねしたいと思いますが、まず先ほどから旅券を発行することは行政サービスだと、こうおっしゃっておられます。旅券という概念が表から法案に書いてないのですよ。旅券とは何ですか。まずそこからちょっと。
【次の発言】 そういったことを取り決めた条約というよりは、そういうふうなもう長年の外交慣行ででき上がっていて余り疑問も挟む余地もないということなのだけれども、じゃなぜ条文化しなかったのですか。
○高井和伸君 私も核の問題を取り上げようということでそれなりの質問を準備してきました。今の立木委員からの質問で尽きているようなところもございますけれども、非常にレベルの高い質疑応答がございました。
そこで、日本の基本的な核の四つの政策があるというふうに認識しておりますが、一つは非核三原則、そして核の廃絶、そしてもう一つは日米安保条約のもとにおけるアメリカの核の抑止力に依存して日本の平和を維持しているという点、そして核のエネルギーは平和利用に徹すると、この四つは今ももちろん間違いないと思いますが、そのとおりでございますか。
【次の発言】 国会における答弁の中でそういった文章を見せていただいてお……
○高井和伸君 トルコとの投資促進の協定についてお尋ねしますが、まずトルコ共和国に対する日本の外交政策の基本は何か、こういうことから聞きたいと思います。
【次の発言】 各論になるかもしれませんが、友好関係での経済取引ということでは、この協定が成立する以前の現状というか実態はどんなぐあいでしょうか。
【次の発言】 トルコの経済状況というものは日本からの投資に見合った状況かという端的な質問に対しては、現状はどうでしょうか。
【次の発言】 日本の企業がトルコに意欲をもって投資できるような経済環境がトルコ国にあるか、こういう趣旨でございます。
【次の発言】 この協定が効力を発した暁に、現実的に日本の経済……
○高井和伸君 外務大臣にお尋ねしますが、私がこの外務委員会に所属するようになりまして条約案件の審議をするについて思う一番初めの印象は、やたらと条約の名前が難しいというのですか長ったらしいというのですか、例えば「千九百六十八年二月二十三日の議定書によって改正された千九百二十四年八月二十五日の船荷証券に関するある」、「ある」というのを強調しておるのですが、「ある規則の統一のための国際条約を改正する議定書」というようなこんな長い名前、この世の中にちょっと合わないと思うのですよ。 そして、もう一つの今回の条約によりますと、略称はどうやら北太平洋サケ・マス保存条約、これはよくわかるのですが、他方では「……
○高井和伸君 きょうは主にアフガニスタンとユーゴスラビアの紛争につきまして国連の役割というようなことを中心にお尋ねしたいのですが、カンボジアの問題で現在日本国、議論が沸騰しております、そしてその中で、外務省の支援をいただきまして、連合参議院、せんだってカンボジアにも行ってきました。そこで感じたことを少し大臣にお尋ねしたいと思うのです。 中国の兵が、工兵でございますが、上陸していたというような状況がございました。そこで感ずるのは、カンボジアは大変日本が大好きだということを感じてまいりました。その理由は大国によってカンボジアの国内がじゅうりんされたという思いの反作用というようなこともあろうかと思……
○高井和伸君 この租税条約三つの審議に当たってちょっと総論的なことをお尋ねいたします。
オランダ、ルクセンブルグ、ノールウェーの税制というのは日本とは当然一致するわけはないですけれども、こういった租税条約を締結あるいは改正することによってどのぐらいバランスいい二重課税の回避ができるのかということになろうかと思うのですが、まず各国の税制と日本の税制の大きな違いというのはワンポイントで言うとどのぐらいあるのでしょうか。特に所得税で結構です。
【次の発言】 それぞれの国の状況によって差はあるということはわかっておりますが、直間比率というのは大体どれぐらいになっているのかというのはおわかりでしょうか……
○高井和伸君 連合参議院を代表いたしまして、質問させていただきます。 昨日、国会におきまして、フジモリ・ペルー大統領の演説を聞かせていただきました。宮澤総理も渡辺外務大臣も最前列で聞いておられましたけれども、四十年ぶりの日本語を使っての演説は大変私感銘を受けました。冒頭の、私は全ペルー国民の代表として皆様にごあいさつ申し上げるとともに、一八九九年よりペルーへの移住を開始し、多くの困難を乗り越えて、ペルーで人数も多く進歩的なグループの一つとなった日本人移住者及びその子孫の代表として皆様にごあいさつ申し上げますという言葉に、私大変感銘を受けました。 経済の再建に取り組まれまして、さらに麻薬問題……
○高井和伸君 連合参議院の高井和伸でございます。 本日の締めくくり総括の質問では、生活大国について質問いたします。 まず、宮澤総理は、施政方針演説の中で生活大国への前進ということを提唱されました。非常に結構な提案だと受けとめております。総理には最後に御質問いたしたいと思います。 この生活大国という言葉、総理の定義によれば、「国民一人一人が豊かさとゆとりを日々の生活の中で実感でき、多様な価値観を実現できる、努力すれば報われる公正な社会ことされておられます。私ども連合参議院に対して支持協力関係にあります連合の政策のキャッチフレーズであるゆとり、豊かさ、社会的公正、この三つがそのままキーワード……
○高井和伸君 私はきょうは、建設省、国土庁、それから安全保障室、それから最高裁、郵政省にお尋ねしたいと思うので質問通告しておりますけれども、その前に、私がそれなりに考えている前提を申し上げておいた方がよろしいかと思って、申し上げます。 実は私の出身県は岐阜県でございますが、岐阜県は山の飛騨と町の平野の美濃地方に分かれております。そして、美濃の方は東海経済圏の中心の横っちょにありましてそれなりに隆盛ですが、山の中の飛騨は何としてもどうしようもない。その部分だけでいろいろやろうとしてもなかなか妙案は出てこない。そういうときに、今国会で通過するであろう大阪湾ベイエリアの開発の法案の立法作業に関与す……
○高井和伸君 まず、官房長官にお尋ねしますけれども、ことしの二月の閣議了解で、国家公務員第T種採用試験については特定大学の採用率を下げよと、簡単に言うと東京大学の採用者を下げよということで各省庁に指導なさったということを聞いておりますが、十月二日発表のT種の各省庁別の内定状況などを見ますと、そういった方向が各省庁、任命権者が各省庁だからというようなこともあるんでしょうけれども、かなり実践されてない、守られていないというようなことがございますが、現状はいかがでしょうか。
【次の発言】 実は、こういった話は私立大学の就職の責任を持っている教授の方々が悲鳴のような声を上げられるんですね。やはり一つの……
○高井和伸君 私は、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律の一部を改正する法律案に対して賛成の立場から討論いたします。 そもそも議院証言法、略称で呼ばせていただきますけれども、この法律は先ほど提案趣旨説明にございましたとおり、憲法第六十二条にゆえんしているものでございまして、「両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。」と、こういう規定になっております。そもそも、なぜ証人喚問を求めるかというところに立ち返って考えますときに、この議院証言法の第一条にもありますように、「議案その他の審査又は国政に関する調査のため、」という……
○高井和伸君 まず通産省にお尋ねしますけれども、商品販売における信用供与の問題で、個人信用情報の運用において問題点はどんなところにあるのか、一般論ですがまずお尋ねいたします。
【次の発言】 ちょっと細かい問題ですが、情報の充実ということが一つのテーマだとおっしゃられましたけれども、充実度というのは大体どんなふうになっておるのか。そしてもう一つは、充実していない部分があるとすれば、そういった問題で運用の効用というものはどのくらい図ればうまくいっているのか、中くらいなのかというようなことになるとどうなりますか。
【次の発言】 まだ続いて質問いたしますが、プライバシーの保護について問題になっているん……
○高井和伸君 電気通信基盤充実臨時措置法の関連で、まず第一に大臣に基本的な点でお尋ねしておきたいと思いますけれども、電気通信網というネットワークは、私から見れば日本を基本的に支える社会的共通資本、インフラの非常に重要な一つだろう、こう考えております。そういった事業が今民間レベルで行われておりますが、こういった事業に対する郵政省の対応というのは基本的にどうあるべきかというお考えについて、まずお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 今度は少し各論的な世界で電気通信局長さんにお尋ねしたいんですけれども、昭和六十年に電気通信事業法ができて新しい電気通信行政が始まった。そして現在まで約七年ぐらい経……
○高井和伸君 きょうは私の趣味の世界と国務の世界が一致いたしまして、つらつら郵便切手カタログを見ましたら、一九五六年五月五日発行の世界子供の日記念の切手が私の郵便局へ行って買った初めての切手でございます。数えますと三十七年になります。そのときそれは五円切手で、二十枚シートで百円でようやく自分のポケットマネーで買えたという、そういう思い。そして、私は郵政省に高校を卒業しましてから十二年働きまして、そのうち外国郵便を四年やっておりました。そんな経験を踏まえて、私のこれまでの全郵便切手あるいは郵趣にかける思いを二十分間披露できることを大変楽しみに思いながら、ややオタク族的な世界に流れるようなことを懸……
○高井和伸君 防衛庁に、自衛隊員の日ごろの訓練の中で、特に私は、隊員の国を思う心というところに昨今の日本の政治の動きというのは非常にいろいろな場面で反映しているんじゃなかろうかと、こう思っております。 防衛庁長官、いきなりで恐縮でございますけれども、今のこういった総理大臣を最高司令官とする日本の自衛隊の枠組みの中で、この日本の国会における政治改革がなかなか進まない。その前提で、いろんな事件が連続して起きていると。そういったときに、かつて自衛隊の高級隊員がクーデターを起こしたいような起こしたくないような、問題を醸し出すような発言があり、それなりの部内処置が行われた。 こういうときに、この政治……
○高井和伸君 私は、恩給問題で初めて質問するという立場から基本的に日ごろから考えている大きな枠組みの問題になるかもしれませんが、諸問題について質問したいと思いますけれども、特に恩給の問題と絡めまして、先ほど翫委員も御質問されました戦後の補償という側面のトータル的な観点についても御質問させていただきたいと思っております。 今までの質疑を聞いておりましても、恩給法という国家公務員であった方に雇い主の国が約束どおりきっちり老後の補償をするという側面からの制度がいろいろ説かれ、そして特に戦地加算というような要素が非常に問題になり、それに準じていろんな類似の方々が恩給法に準じた取り扱いをしてくれ、こう……
○高井和伸君 民主改革連合を代表いたしまして、皇太子徳仁親王及び小和田雅子さんの結婚の儀に対して大変心うれしく思っております。 そういったことを前提にしまして、ちょっと二、三確認的な質問をさせていただきますけれども、皇室行事のうち、国の儀式としている範囲はどれだけかという質問なんでございます。今回の場合は、休日に絡む皇室行事ということになりますとより限定されますけれども、天皇家というような言葉が先ほど出てきました。そういった場面で、国の行事ということで憲法七条十号による天皇が主宰する国の儀式としてとり行っている範囲は、一般的にはどういうふうに説明されますでしょうか。
○高井和伸君 外務省にちょっと簡単なことから聞きます。 外地におられる邦人を日本国が保護しなきゃいかぬという基本的なことはわかりますけれども、そうした場合に、外地におられる以上、外国の主権下にいるということが基本的な枠組みだろうと思うんですね。だから、やみくもに邦人救出だからといって、どこへでも自衛隊機が着陸して日本人をかっさらうように連れて帰るというわけにはいかない、こう思うわけですが、一般的に言って邦人保護の限界というのが外地にある場合あるんじゃないかと思うんですが、そこら辺の法的な枠組みは、国際法上慣例としてパスポートに書いてあるように、我が国の国民を無事に安全に保護してくれとパスポー……
○高井和伸君 防衛庁長官にお尋ねします。
せんだっての本会議場における趣旨説明の中に、本改正は「一般的、恒常的な権限」を付与する必要がある、こうおっしゃられました。この一般的、恒常的な権限を自衛隊法に盛り込む趣旨、もう少しかみ砕いて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官が外務大臣の要請を断る場合があるというのが本会議における答弁でした。今までの議論の中でかなりいろいろ出てきたんですが、そこで、今までの話を私なりにまとめて言いますと、安全性が確認できないときは断るということだと思います。
二つ目は、ここの法文上に載っているとおり、自衛隊の本体的な仕事である「任務遂行に支障が生じ……
○高井和伸君 民主改革連合を代表しまして、景気対策に関して二つほどテーマを絞って質問させていただきます。 今までのお話は大変スケールが大きくてマクロベースのお話でしたけれども、私は市民のレベルからミクロの小さな話になるかもしれませんけれども、日本の政治を変えるほどに重要なテーマじゃなかろうかと思うことがございます。その一つが、端的に言いますと、裁判所に破産法によって個人が自己破産を申し立てるという事件が非常にふえております。 私、個人的なことを申し上げますと、弁護士をやっております。選挙で当選してから、平成元年でございましたけれども、しばらくこういったことから離れておりましたけれども、万や……
○高井和伸君 小野寺参事官にちょっとお尋ねしたいんですけれども、先ほど稚内のあたりでソ連の空軍機が来て、何か模擬演習のようなことをやっているという話でしたけれども、これはレーダー基地に対してどのような行為をやっているんでしょうか。
【次の発言】 それは稚内だとか三沢だとか、そこら辺ですか。
【次の発言】 領空侵犯という事実はあったんですか、ないんですか。
【次の発言】 私の聞きたかったのは、こういった東欧の政治情勢がかなり流動的になってきた段
階において、日本とソ連との関係において、先ほどの「説明要旨などを見ますと、「米ソが太平洋を挟んで直接対峙している」。また、アジアには中ソの対立もあるし、……
○高井和伸君 牛嶋先生にお尋ねいたします。 私は連合参議院を代表いたしまして短い時間で御質問しますが、第一点といたしまして、税制のあり方と国民の間をどうつなげるか。まあ政治の問題だと思うんですが、今回の参議院選挙、我々十名は一人区の全県一区で全員当選してきまして、すべて消費税廃止、このようにやってきたわけでございますけれども、先ほど先生がおっしゃられました納税の諸原則のうち手順を守る、すべての納税者に満足いく税制はないけれども、せめて手順をきっちり守ることによって納税者である国民がやはり国家を支えていく税金を払う、こういうシステムになろうかと私は考えるわけでございます。 それで、先ほどの各……
○高井和伸君 私の時間は十分間でございまして、私がひとり言のようなことを申し上げます。それで、その後環境庁の方、それから石先生、橋本先生にお答えいただきたいと思っております。 実は私の友人から、東京の奥の方、奥と言うと語弊がありますが、東武東上線の東松山、森林公園というあたりに住んでおられる方から手紙をいただきました。そこの松が枯れ始めて、さらに杉だとかヒノキの最上段のこずえが枯れて、これは酸性雨だろうと、このようなことを予想しておられます。酸性雨という言葉につきましては、先ほど中部ヨーロッパと北ヨーロッパの関係、アメリカとカナダの関係というようなことがございましたけれども、まあ非常に話が小……
○高井和伸君 私の質問のテーマは、まずはヨーロッパ主義というようなことをテーマに外務省佐藤情報調査局長にちょっとお尋ねしたいんです。二つ目は内田参事官に、軍縮問題などを考える場合に、例えば一個師団削減するといったような場合に先ほどのお言葉の中に、軍縮の事実は立証されていないといったような、そういった側面でちょっとお尋ねしたいと思います。 それで、先ほどのレポートの中に、東ドイツの統一大連合の政策協定の中にも、NATOに一部入っていて、将来大きくできたときには全ヨーロッパ的な安全保障の中に入っていこう、このような発想でございました。そしてさらに、先ほどの田村委員の質問の中にも、アメリカから見た……
○高井和伸君 お疲れでございますが、私の時間は十分でございますので簡潔に、あらかじめ三つほど細かい話を伺いまして、その後にドイツ問題をお聞きしたいと思います。
まず、秋野先生にお尋ねしたいんですが、先ほどのお話の中に、冷戦をうまく生きてきた国が日本であった、新しい情勢にはなかなかついていけないんじゃなかろうかというようなお話がございました。そこでお尋ねしたい点は、この冷戦をうまく生きてきた国日本というのは具体的にはどんな点を御指摘なのか、まずその点から教えていただきたいと思います。
【次の発言】 伊藤先生にお尋ねします。
先ほどの一番初めのお話の中で、少し時間がないということでカットされた……
○高井和伸君 連合参議院の高井和伸でございます。 お三方にお話をお聞きしますが、その前提といたしまして、アメリカが日本に持っているいら立ちがこの日米の経済摩擦という側面に出ているんだろうと思っておりますけれども、その背景には、金持ち国日本、お前は国として立派なことをやっているのか、経済的には大国になったんだけれども、もう少し品のいい国になるべきだというようないら立ちがバックにあるんだろう。その一つに、やはり政治の構造というか、日本の政治過程において自分の力でそれを処理する能力が欠けているんじゃないか。おせっかいだけれどもいろいろ要求するというような前提にアメリカの立場があるんじゃないか、本音……
○高井和伸君 百瀬参考人にお尋ねいたします。 全体の話を聞いておりまして、環境問題解決策は、先進国はある意味では途上国に近づき、途上国はある意味では先進国に近づく生活、経済を含め、国家間の平準化ということをやらない限り環境問題は解決というんですか、いい方向に向かわない、私はこう思うわけです。そういった観点を持った上で、一国の努力を最大限にしても隣の国が努力しない場合やっぱり環境問題はうまくいかない。こういった仕組みを考えるときに、国際政治を行っていく従前の概念だけでは、国家という単位だけではうまくいかないということを先ほどもおっしゃっておられました。経済のレベルあるいは生活のレベル、いろんな……
○高井和伸君 今回の法律の改正に当たりまして、いわゆるお金の面が全然制度的に触れられていない。例えば賃料の値上げの額をどうするかだとか、更新料をどうするかだとか、それから承諾料をどうするかだとか、一番肝心な権利金をどうするかだとか、そういった問題に触れなかった理由を簡潔に述べてください。
【次の発言】 今の御答弁の中で、そういった金銭問題につきましては経済法則に従う、このようなお考えであることはよくわかりますけれども、そうするならば、今回の立法に当たって、基本的な枠組みの一つとして、土地の収益性というのを、例えば利回り何%、時価一億の土地ならば年どれぐらいに回さなきゃいけないかとか、こういった……
○高井和伸君 連合参議院の高井和伸でございます。 まず、一河先生にお尋ねいたしますけれども、日本の財政あるいは景気というものが平成四年度予算で三・五%という数字でセットされました。日本の経済は、ある意味では前年比プラスでいかないともたない経済だと言われている。この状況をどのようにお考えなのか。 それからもう一点は、バブルがはじけたことに対する責任を金融機関は持ってもらわなければいけないのに、そのツケ回しか市民レベルにおりてくると、こうおっしゃいます。今までの景気のよさは、ある意味ではバブルの効果が太いにあった。それが金利政策によって今冷えてきた。金利政策が今大変中心的な課題になっている。こ……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。