このページでは旭堂小南陵参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○西野康雄君 新党・護憲リベラルを代表して、総理初め関係大臣に質問を申し上げますが、その前に、国立劇場だけではなく国立演芸場の方にも各大臣は足を運んでいただいて、本当に貧しい中で一生懸命伝統芸能を守ろうとしている若手の落語家や講談師に力添えをしていただきたい、かようにお訴えをさせていただきます。 質問を申し述べる前に、十七日に起きた阪神大震災で犠牲になられた方々とその御遺族に対し慎んでお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方々及び被災なされた方々に心からお見舞い申し上げます。そして、被災者の一人として質問をさせていただきます。 総理には初期対応のおくれは十二分に反省していただきたいことは……
○西野康雄君 加藤官房長官、本当は官房副長官というのはやはり公人でありますし、地位の高い者というのはそれだけの責任というものは負うべきもので、公人、私人というそういうふうな分け方、物の考え方そのものがおかしいんじゃないか。非常に苦しい答弁をなさっておいでだな。後でまた理事会で諮りますけれども、ぜひとも副長官のみずからの弁明というものをしていただきたいと思います。それは約束していただけますか。
【次の発言】 近藤副長官がこちらに来ることに努力していただけますか。
【次の発言】 やはり地位の高い者というのは、一つ一つの発言が公人、私人だとかあるいは一議員だとか、そういうふうに分けるという考え方自身……
○西野康雄君 カンボジアとアンゴラの国連平和維持活動、PKOに協力するための実施計画が正式に決まりました。そういう中で、私きのうも申し上げました、宮澤総理あるいは金丸元副総裁が選挙中に、やはり武装解除がなければと、そういうふうな非常な慎重論がございました。それにもかかわらず派遣を正式に決定なさいました。そこの部分だけきっちりと押さえておきたいと思います。そういうふうな慎重論があったにもかからわず派遣を正式に決定したその辺の政治的な判断、これをお示し願えたらと思います。
【次の発言】 昨日テレビを見ておりましたら、中国軍のカンボジアにおける道路の補修だとかのいろんな活動が映っておりました。今おっ……
○西野康雄君 突然ですが、林環境庁長官はゴルフはお好きでしょうか、おやりでしょうか。
【次の発言】 それは大変に健康にいいと思います。私自身もゴルフはやりません。道具を持ってしばらくはやっておりましたけれども、ゴルフ場の農薬の問題あるいはスポーツの面から見ましても、大変にこれは危険度の高いスポーツです。
例えば、厚生省がスポーツの種目別の危険率を分析して、その結果を発表いたしました。私は四十を過ぎておりますから、例えば昭和五十九年からの五年間に突然死した、その四十から五十九歳の中年組ですね、百六十六人を調べた。その中で一番突然死をしているのがゴルフで、四十一人です。さらに六十歳以上、余りスポ……
○西野康雄君 まず、古賀衆議院建設委員長にお尋ねをいたしますが、大阪湾臨海地域開発整備法案では、大阪湾という地域にかかわるだけに環境面で配慮した内容が盛り込まれているということが特徴かと思いますが、その点御教示をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、国土庁にお伺いをいたします。
第一条の目的に、大阪湾臨海地域を住民の良好な居住環境等を備えた地域として整備する、このことが盛り込まれております。これは単に再開発の主な対象となる臨海部の埋立地がよくなるだけではなくて、旧市街地などでも緑のオープンスペースがふえたりより広い公共住宅が供給されるといった、地域住民の生活環境も改善されるということを……
○西野康雄君 最初に、建設省にお伺いいたします。金融の自由化と都市銀行のことについてです。 金融の自由化に伴いまして都市銀行、地方銀行、農協を問わず信託銀行業務ができるようになりました。信託業務ができるということになると不動産取引が自動的にできるということになるわけですが、しかしながら不動産業者にとってはこれは大変な痛手であるということで、建設省が大蔵省と話をして、不動産業者の要請を受けたかどうかそこまでは詳しくは存じませんが、不動産取引業務にこれら新規参入者は加わらせないということで合意したということを聞いておりますが、そのあたりの詳しい経緯を御説明願えますか。
○西野康雄君 まず、少し文化庁にお伺いをしたいと思います。 私は国会内では西野康雄ですけれども、一歩外へ出ますと旭堂小南陵という講談師でございます。いつも芸術祭に参加をしたいなという思いをいたしておったわけでございますが、大阪にいて東京へ芸術際のために参加をするというのは、そのスタッフあるいは会場の手当て、そしてまたまさに基本的なチケットを売るとかそういうふうな面から考えると、なかなか大阪の芸能人が東京で参加するということは難しゅうございます。これは名古屋の人もそういうことが言えるかと思いますが、とりわけ大阪はいろんな芸能がたくさんにございます。 東京一極集中の時代じゃないですけれども、こ……
○西野康雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました予備費関係十二件のうち、平成三年度一般会計予備費(その1)、平成四年度一般会計予備費(その1)の両件については承諾を与えることに反対、残余の十件については賛成することを表明し、以下討論を行います。 一般会計予備費は、憲法及び財政法の規定にのっとり、予見しがたい義務的経費あるいは災害関連経費として使用されることには異論ありません。しかるに、本日議題となっている十二件中、その使用内容がこうした予備費本来の姿からかけ離れており、承服しがたいものが一部見受けられます。 その一つは、平成三年度一般会計予備費(その……
○西野康雄君 私の方は、地元から少し実情を聞いてくれという要望がございました事項についてまず質問をさせていただきます。 兵庫県に明石大蔵海岸というところがあります。瀬戸内海の万葉の時代から非常に景勝地であったわけですが、なだらかな湾曲をした海岸美で地元の方々からも非常に愛されている海岸でございます。その海岸を建設省、CCZ、コースタル・コミュニティー・ゾーン、横文字の好きな省でございますな、それのCCZ計画整備事業として認定を受けておるということですけれども、建設省は一体どういうふうな補助内容をこのCCZ計画の中で大蔵海岸でおやりなのか、その概要からちょっと御説明願います。
○西野康雄君 岩井局長とは初めての質疑ということになります。どうして西野は河川局ばかりいじめるんだ、道路局だとか住宅局だとかほかにいじめるところがあるじゃないか、そういう嘆き節が聞こえてきそうな感じもいたしますが、今私は河川行政というのを大変に高く評価をいたしておりますし、こちらが魚道を見直しなさいよというふうな提案をいたしますというと、やはりきっちりとそれにこたえてくださっている。 これは、「アユの目で魚道やせき点検」ということしの一月十九日の新聞でございますが、そういうふうに非常にいいように河川行政が随分と変わってきているな、いろいろ注文をつければつけるほど、何というんですか、よいものは……
○西野康雄君 この阪神高速道路公団法の一部を改正する法律案、ずっと見させていただきました。その中で、今大臣もちょっとおっしゃってましたが、「役員の任命」のところの改定でございます。第二十条が「理事長及び監事は、建設大臣が任命する。」、二項が「副理事長及び理事は、理事長が建設大臣の認可を受けて任命する。」、一体なぜこれを変えなければならないのか少しわからないんで、ちょっと御説明願います。
【次の発言】 それは理解できるんですが、第二
十一条でございます「役員の任期」「理事長及び副理事長の任期は、四年とし、理事及び監事の任期は、二年とする。」。以前は「役員の任期」のところは「役員の任期は、四年とす……
○西野康雄君 西野です。よろしくお願いいたします。 まず、通産省からお聞きをしたいと思います。 日本商工会議所の会頭である石川六郎氏はやみ献金が明らかになった鹿島の会長です。国民の意識としてはやめるのが当然であるという意識も非常に強いわけです。新聞の社説を見ましても、 日商は経団連、日経連、経済同友会と並ぶ経済四団体の一つである。これらの団体の首脳は財界人と呼ばれる。日常の経営者としての活動に加えて、経済界の総意を酌み、政府、与党の政策に反映させ、時には政治のあり様に注文をつける公的役割を担っているからだ。 石川氏は経済界から代表として選ばれた、いわば公人の一人である。と同時に私企業……
○西野康雄君 この法案の質問に入る前に、少し中村建設大臣に御意見というんですか、所感というのをお伺いしたいなと思うんです。 最近新聞の社説なんかを見るというと、随分と建設省に対して厳しい意見が述べられております。例えば、五月二日の毎日新聞の社説では、 金権政治の温床となっている公共事業の入札、運営システムは、外圧ということではなく、独自に全面的な見直しが不可欠である。 私たちは、その手始めに入札制度の抜本改革を訴えてきた。また、これまで官民の癒着の中核であった建設省に改革を任せられないことも、次第に明らかになってきた。 そろそろ建設省自体の改革を視野にいれて、改革に取り組まねばならな……
○西野康雄君 環境基本法、今西田先生のいろいろな御質問を聞いておりまして、特に畜産公害のことなんか、何か戦前の東京帝大の美濃部達吉さんがニューザンスの法理論というのを紹介して、ロンドン郊外にパン屋があって、そこでパンを焼いていたんですが、どんどんと住宅が広がってくる。その中でパンは売れるのはよいけれども、朝の二時ぐらいからまきは割るし煙は出てくるわというので地域住民から出ていけと言われて、結局パン屋さんはおまえのところの方が後から来たやないかと言うたんやけれども、裁判の方ではパン屋が出ていけというふうになったと。さりとて住民もパンを食べなきゃならぬわけで、どこかその辺の折り合いというものが今日……
○理事(西野康雄君) 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
○西野康雄君 大臣、御就任おめでとうございます。大臣が奈良で、国土庁長官が大阪で、建設委員長が和歌山で、私が兵庫でございますので、近畿をよくしろと言うと、すぐにその施策が実施されるようなそんな気がするわけでございます。 地域間交流で道路の建設だとかいろんなお話を伺っておりました。しかしながら、ある村で東京まで直結するような高速道路をつくって、村長さんが、ああこれで東京へ行った若い者が昔この道路を使って帰ってくる、過疎は解消になると喜んでいたのもつかの問、その村のわずかに残った若者も道路を使って皆東京へ行ったという、そんな話があります。つまり道路計画だとかいろんな面で、このお話はやっぱりどこか……
○西野康雄君 広中和歌子前環境庁長官からもいろいろ河川のお話がございました。最近、河川局も随分と自然の方の保護という面には力を入れ始めているなということは実感をするわけですが、五月十九日から三日間の調査において、長良川河口ぜき上流の底層部が酸欠状態になった、こういう報道がございました。報道ではよくわからない部分もございます。どういうふうな経過でそのような状況になったのか、ちょっとお知らせください。
【次の発言】 私、以前にヤマトシジミの大量へい死があったときに酸欠を指摘いたしました。あのときはたしか無酸素水が上がってくる、初めは建設省はいやそうじゃないんだみたいなお話をなさっていたんですが、結……
○西野康雄君 護憲リベラルの会の西野です。 まず、環境庁の方からやりましょうか。 先日、大阪の方の新聞、毎日新聞ですけれども、尼崎コスモ工業団地の問題で、「尼崎市南初島町の尼崎コスモ工業団地を巡る問題は、企業側からの公開質問書という形で公になって既に四カ月近くがたった。虚偽の公文書を作成してまで工事費をごまかしていた市の不正の実態が明るみに出た」というふうなことです。この工業団地というのは、環境庁の外郭団体、前の公害防止事業団、今の環境事業団です、これが二次に分けて用地を造成、二十三社の入居企業の注文に応じて建物を建設、そして九二年四月に完成したわけです。これを一たん市が引き取って、そして……
○西野康雄君 共産党さんからもありました。各政党からも住都公団の値上げについていろいろと質問もございました。 決して各政党が、住都公団にお住まいの方に対して無条件で家賃を値上げしたりとか、そういうふうなことの無配慮ではなくて、そしてまた、共産党さんに対しては自民党から五分、新緑風会から五分というふうな形での配慮もございます。新党・護憲リベラルもちょうだいと言うたんですが、今回は辛抱しておけと、こういうふうなことでした。 しかし、建設大臣、同一のところに公営住宅と公団住宅を建ててそこで配慮だと言うけれども、これは逆に言うたら本当に厳しい。おまえさんは貧しいんだからそっち側に住んでおけみたいな……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野でございます。お忙しい中、参考人の皆さん、ありがとうございます。 まず溝口参考人にお伺いをいたします。 手前どもの方にもいろいろとファクスが送られてまいります。WTOに関するアメリカの態度というもの、例えば「ドール議員、WTOの監視機関の設立を提案」というふうなことで、「WTOが厳しい貿易紛争処理の規定によって、アメリカの貿易関連法の修正を求める権限を持つことを危惧する十から十五人の共和党上院議員の意見を代弁している。」、「アメリカの貿易規定に対するマイナス影響への対応が強化できるとともに、WTOの紛争処理委員会に対してアメリカ国内の行政手続きの違いと……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。 まず、総理と外務大臣にお伺いをいたします。 WTO、私の党の立場としても、農業従事者の皆さん、あるいは皮革産業に従事している皆さん、あるいは食品に対して非常に安全の問題に対して疑問を呈しておられる方、そういう方々の立場を考えるというと、とても賛成というふうにはまいらないわけですが、大和総研理事長の宮崎勇氏が十一月二十三日付の朝日新聞紙上で、APECも、WTOを効果的なものにするものであるべきだ。進め方について言えば、同一政策を同一時点で行うのは無理がある。アジアの多様性とは、人種、自然環境、言語のほかに、経済の発展段階の違いを意味す……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。各大臣、長い間御苦労さまでございます。 私は、質問を文部省に限らせていただきたいと思います。 先ほど河野外務大臣が、アジア諸国で随分と多くの国々が発展をしてきたんだと、そういうお話をなさいました。私は、通称四匹のトラと言われておりますが、韓国、台湾、シンガポール、香港、そしてまた最近目覚ましいインドネシア、そういうふうな国々がなぜ急成長を遂げるかといったときに、教育の問題というのが随分とあるんじゃないか、初等教育が随分と普及している国々がやはり急速な経済の発展を遂げているのではないだろうかと。 逆に、八〇年代に同じようなレベルであっ……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野でございます。 食糧の自給率の問題等々随分と取り上げられてまいりました。九〇年代に入って、日本だけでなく韓国も含めた先進工業国家で急速な穀物自給率の低下が見られるようになりました。アジア諸国の工業化の進展と農業生産の拡大の間にギャップが生じること、これは目に見えているかと思います。そういった摩擦が世界の食糧需給を過剰から不足へ一転させてくるというおそれがまことに多いかと思います。事実、食糧需給の予想というものは逼迫の方向に向かっているということが各種の報告書で報告されております。世界的に見て食糧不足であることも事実です。 今後、食糧不足の国々から逆のこ……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。 政治改革特別委員会のときでしたでしょうか、首相と外務大臣に対してある本を出して、ソ連から社会党は金もろうとるやないかと、CIAから自民党は金もろうとったやないかと、その本の著者を事実でなかったら訴えたらどうやというふうな御質問をなさった方がいらっしゃいますけれども。この本は「アメリカ殺しの超発想」というニューヨーク市立大学教授の露見芳浩さんという方の本でございます。「包括協議強要、モトローラ日本占領、湾岸戦争協力費カツアゲ、コメ騒動、防衛費水ましなどで国を売ったのは誰か」というふうなことで、中身のところに、 日本のフィクサー小沢一郎……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野でございます。 野中大臣あるいは三塚先生のいろんな御意見も今、拝聴しておりました。小選挙区導入の理由に、政党本位で、そして基本政策で争うんだ、こういうふうなことでございましたが、しかしながら皮肉なもので、連立政権が誕生して与党、野党ともその垣根というものが随分と低くなってまいりました。まさに政策本位で争うと言うが国民の目に映るのは、基本政策で一体どこが違うのだと。消費税の導入にしても、片や五%、それも六%の含みがある。片一方は国民福祉税という形で七%と。そして、片や五%の導入の際には福祉福祉ということをば大きく強調をしている。一体どこにそれだけの相違があ……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野でございます。 活発な議論を随分と承っておりました。しかしながら、法人格だとかあるいは公職選挙法の一部を改正する法律案をずっとぎりぎり詰めていくと、どこかにするっと抜けていく、ケース・バイ・ケースによりますがとか、いろんな場合がありますがとか、そういうふうなところでどこかに詰めの甘さがあるんじゃないかな、そんな思いもいたします。 近ごろの政治不信というのか政治に無関心、自治省はいろんな啓発活動をしている。 この間、兵庫県知事選挙が行われたときに、オリックスのイチローだとかあるいは阪神の藪、こういった選手をずらっと持ってきて商店街でやりました。若い女の……
○西野康雄君 新党護憲リベラルの西野でございます。 先ほどから総理は解散についてはないんだというふうなことでございますが、けさほども社会党のとある政策集団が会合を開いて、一月に向けての民主リベラル新党ですか、党大会に解党みたいなものをずっとやるんだみたいな、そういうふうなことも聞こえてまいりました。そういう中で、また解散風が吹いてくるのかな、そんな思いもしております。既に耳に達しておるでしょうし、そういうシナリオはもう御存じでしょうけれども、何かそういうふうな風もどうも吹くんじゃないかななんて思ったりもいたします。 総理に対して御質問を申し上げます。 小選挙区制度が政党間の政策争いになる……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。よろしくお願いをいたします。 質問に先立って、今までの第一日目、第二日目の各党の質問の中で、やはり大江健三郎さんのノーベル文学賞受賞に対して祝意を表するというそういう気持ちがなければならないんじゃないか、残念ながら自民党の片山虎之助さんだけであったということが非常に残念であるなと思います。新党・護憲リベラルとしても、大江健一郎氏のノーベル文学賞受賞に祝意を表したいと思っております。 また、大江文学が一貫して訴えてきた戦後民主主義の反核、平和、護憲といった概念が日本で失われて、逆に外国から見直されているということ、いささか残念な思いでご……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。 田中金脈を随分と追及なさっておられる。田中金脈を追及するならば、国民としてはやはり小沢金脈もきっちりと追及をしてもらうということが、国民としての疑惑というんですか、そういうふうなものの疑問に答える部分じゃないだろうか、そんな思いもいたしております。 政治家のいろいろな疑惑に対してきっちり追及していくということは正しいことではあると思いますが、今、グランディーの問題が随分とやかましくなってきております。北茨城あたりの、とあるゴルフ場の認可をめぐってのいろいろな巨額のお金のやりとりだとか随分と出てきております。 ところが、一線の検察が……
○西野康雄君 これは、委員長に対しての要望でもございますし、環境庁長官に対しての要望でもございますが、先ほどからだらだらだらだらした答弁が続いております。どれほど午前中からの質問の中で、議員各位が、端的にとか、的確にとか、明確にとか、こういう言葉が続いてきたか。だらだらだらだらした答弁なら答弁になっていないんです。状況を把握してその上で質問しているのに、まず状況から申し上げます、こんなものは答弁でも何でもないんです。しっかりと端的に、明確に答えるようにということを、委員長からもきっちりと、だらだら答弁が続いたときには注意をしていただきたい、このように思いますので、御要望だけさせていただきますし……
○西野康雄君 長官、今の文化庁だとか農水省の課長の答弁を聞いておっても、部下の書いてきたのをつっかえつっかえ読んでいる。問題点を全く把握していない。こういうふうなことで委員会に臨むという、そういうふうな態度というんですか、ひとつ閣議の中で、こんな政府委員がおったんだということだけははっきりとさせておいていただきたいなと思うんですね。やっぱり議員は議員なりに、いろんな方の要望を受けて質問しておるわけでございます。そうした中で、農水省と文化庁の答弁を聞いておったら全く同じ答弁が出てきました、関係省庁と連絡をとり合いましてどうのこうのというふうな。こういうふうな答弁のあり方というのは、やっぱり間違い……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野でございます。 悪臭と公共福祉というのは、これはまさに古典的な命題で、昔、イギリスのロンドンの郊外にパン工場があって、初めはよかったんですが、そこへどんどんどんどん住宅が進出をしてきた。住宅に住んでいる人は、パン工場は朝早くからですし、昔のことですからまきを割る、そしてまた悪臭も放つ。出ていけというふうなことで訴訟合戦になって、結局、公共の福祉ということでパン工場が出ていかざるを得なかったという、こういうふうな、今から二百年ほど前の話で、法律を学ぶ方は、大抵の方はこれは学んできたことでございます。 畜産の場合も今そういうふうなことが言えるんで……
○西野康雄君 基本的にこの法案には賛成でございます。
法案を読んでおりますと、市場自由化とともに、これまで維持されてきた品質と異なるさまざまな品質の燃料が流通されるおそれがあると、そういうふうに書かれておりますが、具体的に、国名を挙げるとちょっと難しいでしょうけれども、どのような事態を予測なさっておられるのかお聞きいたします。
【次の発言】 この法律は、運用の仕方によっては非関税障壁とでも申しましょうか、貿易自由化の障壁であるというふうにとられる可能性もあります。その点についての見解をお伺いいたします。
【次の発言】 ギリシャのアテネがこの四月の十日からでしたですか、都心部に車を一切乗り入れ……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野康雄です。 最初に、言葉の概念が随分と間違って、国土庁の答弁が少しおかしいなと。青木薪次先生が阪神大震災、こういうふうなネーミングはおかしい、淡路島が入らなければならない、そういうふうなことをおっしゃったのに対して、村瀬さんあんたは、気象庁のネーミングのルールがありまして兵庫県南部地震と呼びます、こういうふうなことを言いました。 地震というものの名前と震災というものの名前は違うんです。地震というのは、これは日本国語大辞典、「火山の活動や断層、陥没などにより大地が震動すること。」が地震。震災というのは「地震による災害。」。だから、地すべりだとか……
○西野康雄君 この法案を見ておりますと、住民の皆様方の理解というんですか、そういうものを得なければなかなか前に進まない、下手に持っていくというと反対運動が必ず起きてくるんじゃないだろうか、そういうふうな危惧をしております。
市民の理解を得るためにどういうふうな手法をとるのか。広報だとかそういうふうなことを若干お聞きをいたします。
【次の発言】 それと、イメージ図では、住、商、工分離等、整然とした町並みということなんですが、大体これ一ブロック、真ん中に公園を置いてどれぐらいの規模を想定なさっているんだろうかな、その辺お聞きいたします。
○西野康雄君 まず、住宅金融公庫関連から御質問をいたします。
阪神・淡路大震災で住宅ローン債務を持ったまま財産を失った人が多うございます。被災者が希望する場合、この住宅ローンの対象となっている不動産とともに住宅ローン債務を引き取る機構を設立して、そこにおいて住宅ローン債務と対象不動産を引き取るべきであるという、そういうふうな考え方もございますが、建設省はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 これは質問通告していませんけれども、定期借地権ですか、そういうふうな問題等々も視野に入れておられるんですか。
【次の発言】 そうしたら、電線共同溝の方に移らせていただきます。
電線共同溝、私も基本的に賛……
○西野康雄君 阪神・淡路大震災以来、活断層、活断層ということが随分と言われ始めました。原発もそうでございますけれども、随分とあちらこちらで活断層ということが言われ始めました。長良川河口堰に限らず、ダムとか河口堰と活断層の関係というので住民が大変に不安になっておるようでございます。 まず、既存のダム上に活断層があるのかとか、それからダムをつくるときに活断層の調査をちゃんとしているのかという、そういうふうなことを我々の方にも随分と陳情があったりもしております。万全を期しているだろうとは思いますけれども、その辺の対策だとかそういうところをお伺いいたします。
○西野康雄君 私も、この河川法を一部改正する法律案には賛成でございます。都市型洪水というものが随分と起きております。そういう中で地下河川、これは河川という概念でとらえるよりは排水溝としてとらえた方が一番適当ではないかなと思うんですが、局長の答弁を聞いておりまして、地域の方の意向を十分に尊重して、ある日に一方的につくるんじゃないという、そういうふうなことも十二分に理解をいたしております。なぜその論理が長良川河口堰に生かされないんだろうかというふうな思いもいたしております。 事治水に関したならば、引き堤をするだとかあるいは堤防をかさ上げするだとか、それができないからしゅんせつをする、しゅんせつを……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。このたび一人ふえまして市民連合というふうなことが一つ下につくわけでございますが。先ほど河本三郎議員ともお話をしていたんですが、丁寧にお答えいただくのは結構なんですが、そのうちにどこに回答があるのかわからないような、そういう部分もございます。ひとつ簡潔にお願いをしたいと思いますし、各党に時間を守っていただきたいな、そういうふうな思いもございます。主張するのは主張するで結構なんですが、後の迷惑というものをきっちりと考えていただきたい、かように思います。 そこで、総理大臣、アメリカ連邦非常事態管理局、FEMAの長官とお話をなさいました。FEM……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野でございます。よろしくお願いいたします。 大震災あるいは大地震、そしてまたいろんな国家の危機が出てくるとすぐ持ち出されるのが増税論でございます。先ほども増税というふうな文言を出しておられた委員もいらっしゃいます。増税論だとか消費税率アップの前倒したとかそういう論議がされているわけでございます。しかし、ずっと国民は重税感を持っていて、そして大変な重税の中であえいでいて、皆さん方も何とかしてその重税感をぬぐい去ろうということでずっとここ数年来やってこられました。そのことも十二分に承知でございます。 今いきなり増税論というのを持ち出すというのは大変……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野康雄でございます。よろしくお願いいたします。 四年ほど前に、全日建運輸連帯労組という労組と一緒に、山陽新幹線がどうもぼろぼろとコンクリートが落ちたりしている、手抜き工事があるのではないかというふうなことで調査をしたことがございます。事実、下からずっと橋脚がコンクリート打設されていく、そして上に線路の台が乗るわけですが、その境目あたりが随分と壊れたりしている。何が原因なんだろうかなと思っておって、海砂利だろうかな、そんな思いもしておったんですが、今回、高架橋の落下現場で見たものは何かといったら、コンクリートの上に発泡スチロールが乗っている。(資料……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。私は旭堂小南陵という芸名を持っている講談師でもございまして、今、お休みごとに被災地、避難場所を慰問いたしております。そしてその中で、随分といろんな被災を受けた方々からの悩みを聞いております。その悩みを中心に御質問をしたいと思います。 まず法務大臣にお伺いをいたしますが、今、被災地では、家主さん、こっちの言葉で言ったら大家さんですか、雲隠れをしている例が随分とあるわけなんです。 被災者の借地借家についてお伺いするのは、現在、政府により罹災都市借地借家臨時処理法が兵庫県と大阪府に適用されております。ところが、これがまだ十分に理解されておら……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野康雄でございます。よろしくお願いをいたします。 農水大臣、私、ここに淡路だとか神戸の名産のイカナゴのくぎ煮というのを持ってまいりました。小さいお魚でございます。今がちょうど句でございまして、漁師さんが一生懸命おとりになっているんです。ところが、ことしは余り売れません。というのは、兵庫の方が自分のところで、しようゆだとかみりんだとかで味つけして御自分でおつくりになるんですが、ライフラインが復旧しておりませんので御自分のところでつくることもできないということで、随分と漁師さんも売り上げが伸びないということでちょっと悩んでおられたりもいたしております……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄です。 長銀が何でもかんでもこの事件を見ていると高橋さんに責任をおっかぶせていて、随分ひきょうなことであるなというふうなことが私自身は感想としてありますが、この件はレジャー投資のバブルがはじけての損失だけで迫っていくと本質が見えなくなるんじゃないか。 あなたが副頭取から頭取時代のプロジェクトとして、ベトナム南部沖とそれから豪州の灯油・ガス開発事業がありますよね。平成三年に帝国石油は、豪州の分、イ・アイ・イの油田開発権を取得していますよ。イ・アイ・イは七億豪ドル、あの当時西九円ですか、で取得をしている。イ・アイ・イが七億豪ドルで取得したのを帝国石油に……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野康雄でございます。 大蔵官僚の接待漬けが大変に問題になっております用地方へ行くと町長さんあるいは村長さんからよく承るんですが、中央からいろんな省庁の官僚が来ますとその接待に大変苦労するんだ、土地の名産を出してきたりとかいろいろするんだというふうな苦労話をお聞きいたします。これはもう閣僚の皆様方もそういうふうなお話は聞いておられるだろうと思います。 一方、一生懸命まじめに頑張っている官僚もいることは、これはもう私も否定はいたしません。それだけに、飲み食いでたかるというふうな官僚がおるということは、その人たちにとっても非常に嫌な思いであろうと私は……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野康雄でございます。
前回質問をいたしましたら、週刊ポストにベトナムの利権というふうなことで特集が組まれました。
先ごろ、堀江さんは社会党の大脇雅子さんの質問に対して、越南商事というのはシーコムの一〇〇%の会社なんだと、その後ロトスという会社に売却されたと、こういうことですが、ロトスという会社はどういう会社なんでしょうか。
【次の発言】 自分のところがさも責任のないような言い方で、アラビア石油さんが出資をなさってと。もう一つは富国生命も入っておりましょうし、長銀さん、あなたのところがたしかメーンのはずじゃないですか。
そういうふうなことで、ロ……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野康雄でございます。 質問に先立ちまして、サリン事件でお亡くなりになられた方の心からの御冥福と、そして入院中の方々の一刻も早い御回復を御祈念申し上げます。 こういったサリン事件ですが、首相、化学兵器だとか生物兵器をつくり得る物質、これがこれほど野放しになっているとは国民も思わなかったであろうし、議員も思わなかったんではないだろうか。国民は特に驚きを持って見ているんではないかなと思います。そういう中で、やはり政府の取り組み方の不十分さ、そしてまた今後の取り組み、こういうものに対して国民自身は注目しているかと思います。今後の取り組みについてお伺いを……
○西野康雄君 新党・護憲リベラル・市民連合の西野でございます。 規制緩和論というのが随分と出ていますが、私はこれはもろ刃の剣ではないかと、そんな思いもいたしますが、今回は円建て論だけで質問をいたします。 日本はドイツのマルクをまねて円建てでやりなさい、こういうふうな論がたくさんございます。私もその論には賛成なんです。しかし、多くの論者が、ドイツがマルク通貨圏をこしらえることができたというその前提の検証が欠けているんではないだろうか。なるほどドイツはうまくマルク通貨圏をこしらえましたけれども、その前提に戦争責任の明確化とか軍隊のあり方とか海外派兵のやり方、すべて旧のEC、今のEU諸国との融和……
○西野康雄君 新党・護憲リベラルの西野康雄でございます。 戦後五十年の国会決議ということで、随分とかまびすしくなってきております。そこで、総理にお伺いをいたします。 謝罪をしたら賠償しなければならないのだ、こういうことで反対の論議があって、片一方で謝罪をして賠償してすっきりした方が、円の経済圏をつくる上においてはその方がスピーディーで国益に沿っているんではないか、そういうふうなこともよく言われております。今回の戦後五十年、ちょっと自社の間での文言等々もひっくるめて随分とあるようでございますが、総理に対して、今度はどのような態度で臨まれるのか、ちょっとお伺いをいたします。
○西野康雄君 日本社会党の西野でございます。 参考人のお三方、お忙しい中、有益な御意見を聞かせていただきまして本当にありがとうございます。 私も省エネだとか自然環境保護、こういうものについて人一倍関心を持っている議員の一人でございます。省エネ対策の一つとして私は何ができるんだろうかということで、去年から車を手放しました。そして、持っているとまた乗りたくなると思うので免許証の方も効力を失効させました。そういうふうな中で、公共交通の利用だとかそういうふうなものを一つ一つみんなが実践していけばいいんじゃないかなと思っているわけです。 ただ、省エネというものをそんな中で、頭の中でころころと考えて……
○西野康雄君 黒川先生にお伺いをいたします。 私も西宮で、被災地なもんですから、いろんなところで町づくりのこと、再建について御相談を受けたりもいたします。復興するときに区画整理をいたします。そのときに、今までならば二、三〇%の減歩をいたしましても、それで都市がよくなって土地の値上がりもあるから十分カバーできるんですよという説得の仕方ができたかと思うんです。ところが、バブルがはじけてからというものは、そういう説得の仕方がだんだんにできなくなってまいりました。そうするときに、安全な町づくりの面では減歩という部分もひとつ必要であるということで、どんな説得の仕方が今有効なんだろうかということのお知恵……
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