このページでは笠原潤一参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○笠原潤一君 お許しをいただきましたので、外務大臣並びに政府当局者に質問を行いたいと思います。七件ほどでありますが、ちょっと膨大になりますので言葉が早目になるかもわかりませんが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 二日に行われたニューヨークの市長選挙で、共和党のジュリアーニ氏が当選、またニュージャージー州、バージニア州でも共和党の知事が民主党を敗って当選、国内外で政策の弱さを露呈したクリントン政権に早くも米国民が失望している現状が如実に示されたと思います。 一方、我が国においては、細川連立政権は成立以来三カ月、外交、防衛の国家の基本政策が全く異なる政権が果たして外交上世界に規範を示し、……
○笠原潤一君 実は、規制緩和それから地方分権、両方ともこれはもろ刃の剣だと思うんです。私も実はこの地方分権について、確かに地方分権はやらなきゃならぬと思っていますが、私は長い間、二十数年間地方議会におりまして痛いほどよくわかっています。したがって、今地方分権でいろんな規制緩和をやって果たして本当にいろんな意味でうまくいくだろうかということを心配しています。それは特に、この規制緩和、地方分権をやろうと思えば、それだけのやっぱり人的資源といいますか、地域住民もまた役所の皆さんも本格的にそういう体制を整えなかったら、これはもう言うだけの話で恐らく終わってしまうんじゃないか、こう思います。 我々もよ……
○笠原潤一君 自民党の笠原です。 どうも私は質問の仕方が下手だし、自分の思っていることがうまく言えないかもわかりませんのでその点お許しいただきたいと思いますが、どうも日本人というのは熱しやすく冷めやすくて、ついこの間までは古米が余っておる、そんなの規制をせにゃあかぬせにゃあかぬと言ったのはみんななんです、日本人全部が。今やもう規制緩和規制緩和と言い出した。これも恐らく来年になったらこんなことは言わないと思うんですよ。 政治改革もそうですね。この前までやかましかったけれども最近流れが変わったのと同じように、どうもおかしい。今西先生のお話を聞いておりまして、規制緩和というものは必ずしもそれほど……
○笠原潤一君 お許しをいただきました私は自民党の笠原潤一でございます。 運輸省並びに科学技術庁についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず、運輸大臣にお尋ねをいたします。 我が国の航空行政、なかんずく政策についてお伺いをしたいと思います。 私が申すまでもなく、航空行政というのは最も我が国にとって大事な、運輸行政の最たるものだと信じております。したがいまして、その政策について、特に航空インフラの整備、それから航空の将来についての見通しについてお尋ねをしたいと思います。なお、運輸大臣については、一項目ごとございますから、順次私が質問をした後でお答えをいただきたいと思います。 特に、航空政……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一であります。 まずもちまして、柿澤外務大臣御就任おめでとうございます。あなたは非常に外交政策に詳しいというお話を聞いておりましたし、いずれかは外務大臣におなりになる、こう信じておったものですから、このたびの御就任、大変私は期待いたしております。 しかし、大臣、今、世界を取り巻く情勢というのは非常に厳しいわけでありまして、かつてないくらいいろいろな諸問題がここ一年の間に起きております。なかんずく、今一番大きな問題はアジア北東部における問題でありまして、この問題は一歩誤ると大変なことになる、こういうことを大変懸念いたしておるわけです。そういう点で、私は、我が国のと……
○笠原潤一君 私は、自民党の笠原潤一であります。
ただいま議題となりました油濁関係条約四議定書について質問をしたいと思います。
まず、この油濁損害についての民事責任に関する国際条約を改正する千九百九十二年の議定書について、六十九年条約第二条の改正によりまして、一応我が国の何といいますか、区域といいますか、それは具体的に河海里をいわゆる海域としておられるか、その点についてまず第一点お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 かつては十二海里であったんですけれども、二百海里に広げたということですからこれは非常に意義があります。しかし、この問題はある意味では漁業水域との問題もありまして、甚だ私ども……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一であります。 まず、農林水産大臣にお尋ねいたしますが、実は農林水産大臣は大分県の日田市の御出身だと聞いております。 私は、実は昭和四十七年か八年であったか、当時、岐阜の市会議員でありまして、御地にお邪魔をいたしました。実は私の方は有名なウ飼いがあるところでありまして、御市にもウ飼いがありましたので親しく拝見させていただきました。ちょうど日田林工が甲子園へ出場するときでもありまして、町の方で大変応援なさっておられました。それから、流しそうめんをいただいて、非常にユニークなことをやっていらっしゃるなと思って実は感心したわけであります。そういう点から、いつも大臣のお……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一でございます。 きょう決算の委員会で質問ができ、大変光栄に思っていますが、何分にいたしましても甚だ浅学非才でありますので、その点は御了承いただきたいと思います。 まず、橋本通商産業大臣、本当に御就任おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。 久方ぶりの超大物の大臣の御到来で、我が国の今湿りがちのこの不景気を持ち前の豪快さで吹き飛ばしていただきたいと思っております。厚生大臣のときの御経験やら、日本の高齢化時代を迎えつつ、この将来ビジョンやまた環境の問題、さらには大蔵大臣時代、特に湾岸戦争時代、あの見事に乗り切られた百十億ドルの国際支援の問題や、その他政……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一であります。 九月末でありましたか、河野外務大臣が、非常に長い間、日米間に懸案のいろんな問題ありましたけれども、多少のいろんな批判、これはどこでもあると思いますが、ああいう形で決着をされまして、ある意味で一種の安堵感を覚えたと思います。 私もちょうど九月六日から私ども参議院の三人の方々と一緒にアメリカの国務省、たまたまレーバーデーでしたからいろいろと忙しかったんですけれども、それでもそれを割いて、USTRそれからペンタゴンの方も行ってまいりまして、担当補佐官の皆さんといろいろお話をしてまいりました。 日米間の話を突き詰めていきますと、結果的には、お互いに議論……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一でございます。 ただいま南野先生の後を受けまして、環境行政に対して数点にわたって質問をしたいと思います。 ただいま宮下環境庁長官の御答弁を聞いておりまして大変私も意を強くしたわけでありますか、なかんずく特にドイツの教育等もお引きになりまして、かつて私どもは鉛筆とかすずりとかそういうもので小学校時代習ってきましたが、それも木の鉛筆ケースを使うとか、そういうことをおっしゃっておりまして、大変おもしろいと思いました。 実は私は今その御答弁を聞いておりまして思い出したのは、我が市で、御承知のように児童のための食器を何にするかということで大変に大きな問題になったことが……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一であります。 きょうは、宮澤参考人、渡邊参考人、大変御多忙のところこうやっておいでいただいて、いろいろと御意見を陳述いただきまして心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 そこで、私はちょっと両参考人にお尋ねいたしますが、今、渡邊参考人が言われたように、けさの大体午前二時ごろだと思いますが、米国下院において二百八十八対百四十六、こういうことで、一応は大差ということでWTOに来年から参画する、ガット・ウルグアイ・ラウンドをWTOに変更する、こういうことについて下院は通ったわけです。しかし、二百八十八票は確かに賛成でありますが、百四十六というのは反対であっ……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一でございます。 いよいよWTOの審議も今回が最後の委員会になってまいりました。君に忠ならんと欲すれば孝ならずと、平重盛、ハムレットの心境であります。前におられます総理大臣初め各閣僚の方々も、国会で衆参で六回の決議がされました、あのことを思い合わせ、昨年の今ごろ、十二月十三日、細川元総理大臣がついに米の部分自由化を受け入れたわけであります。したがって、私どもにとっても、また総理大臣初め各閣僚にとっても、考えてみれば前政権の、それは外交は継続しなきゃならぬ、世界の大勢には逆らえない、こういうことで苦渋の選択をされた、こう思っております。 そもそも、東京ラウンドの後……
○笠原潤一君 まずもちまして、去る一月十七日、我々も予想だにしなかった阪神・淡路大震災が起きまして五千四百名になんなんとする皆様方が残念ながらああいう形になりました。心から哀悼の意を表します。かつまた、多数の負傷者の皆さん、また二十万もの被災者の皆さんに対しまして心からお見舞いの意を表するとともに、一刻も早く立ち上がられることを心から希望いたす次第であります。 このたびの阪神・淡路大震災につきましては本当に驚天動地の思いでありますし、何人も夢想だにしなかったことであります。日本は明治維新以来、私の方の濃尾大震災も想像を絶する空前の大震災でありまして、有名な根尾谷断層に象徴される大震災がありま……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一であります。 ただいま委員長から御報告がありましたように、条約承認案件二件でありますけれども、先般河野外務大臣からこの案件についての趣旨説明がございました。その中で、私は特に千九百八十八年五月三十一日に総会において採択された千九百二十八年十一月二十二日の国際博覧会に関する条約、この承認案件ですが、この問題について二、三質問をしたいと思います。 特に、国際博覧会については言をまつまでもなく、御承知のようにパリでエッフェル塔ができまして、自来世界各国で博覧会が開かれ、その都度人類に大きな夢と希望を与えてきたわけです。その中でも特にニューヨークの博覧会、シアトルの博……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一であります。 まず、先般河野外務大臣から御提案ございました、今、委員長がお述べになった在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案でありますが、全面的にこれはもう賛意を表するわけであります。もともとこれはパラオに大使館を設けて大使を任命するというお話でありますから、非常に時宜を得たことだと思って、喜んでおります。 なかんずく、パラオにつきましては、御承知のように、長い間、日本とのかかわり合いが非常に多いわけでありまして、私の友人のお父さんもパラオの司政官もやっておりましたし、第一次世界大戦の後、委任統治になっ……
○笠原潤一君 昨年の十一月初め、横浜でアジアフォーラムが開催されたわけです。日華両国から百名の方々が出席されまして、非常に熱心にアジアの問題を御討議いただいたわけでありますが、そのときに公式に李登輝総続からメッセージが送られまして、来年、すなわち本年十一月に大阪で開催されるAPECに出席をしたい希望を表明されたのであります。 昨年の広島のアジア大会は大変な成功に終わったわけですが、御承知のように、李総統におかれては、公式に招待されましたけれどもああいう政治的な問題があって、日本の大成功に終わることを非常に期待されたために、残念ながら御本人は御出席をされなかったわけであります。そういう点では東……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一でございます。 去る十八日から国連に河野外務大臣に御出席いただいて、無事御帰国いただきました。国連においての演説はなかなか評価がよろしかったようでありまして、私ども大変そういう点ではうれしく存じております。 同時に、NPTの問題でありますが、なかなか大変な問題でございまして、この無期限延長に対する賛成、反対、意外に多くの国々がこのNPTの延長に対して非常に反対の意向が強いということでもありますが、その中で国連外交においての河野外務大臣の御出席の状況について、また各国首脳とのお話の問題について御意見を賜れればと思っております。
○笠原潤一君 笠原潤一であります。お許しをいただきまして質問をしたいと思います。 まず、政府調達に関する協定の締結について承認を求めるの件でありますが、これは今、外務大臣御説明のとおり、平成六年四月にマラケシュにおいて作成されたわけです。現行の政府調達に関する協定が、今度はこういうことで新しい協定になったわけであります。前回よりも一層充実したということでありますが、同時に、国においても地方自治体においても大変大きな問題を提起するわけであります。政府とか地方自治体も含めるわけでありますが、今まではどちらかといいますとこの政府調達に関しては、特に日本の場合は日本国の産品を調達すると。 一例を挙……
○笠原潤一君 自民党の笠原潤一であります。これから質問をさせていただきます。
御承知のように、再び史上空前の最高値、一ドル八十八円七十五銭、八六年当時の倍に上がってしまったこの円の問題ですが、今回の円高ドル安の原因は一体どこに要因があるか、大蔵大臣、何とお考えになっていますか。
【次の発言】 実は米国経済は非常に順調に推移しているんですよ。失業率は四、五年前はまだ九%、一〇%近くあったのが、今や五%台に落ち込むというか、非常に順調に推移しています。それから消費者物価はほとんど上がっていない。御承知のように、史上空前の四千ドルをつけたアメリカのウォール街では沸きに沸いているわけですよ。アメリカ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。