このページでは大渕絹子参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○大渕絹子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、トリクロロエチレン等の有害物質により汚染された地下水による人の健康に係る被害を防止するため、地下水の水質の浄化のため必要な措置を定めるとともに、油の流出事故による水質汚濁を防止するため、事故時の措置に関する規定の整備を行う等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、有害物質による地下水汚染の実態と本法律案の実効性、未規制有害物質に対する今後の対応、地方自治体に対する財政支援措置、土壌汚染対策に対する今後の取り組み方等の諸問題について質疑が行……
○大渕絹子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、近年、我が国の大気中からベンゼン等多様な有害物質が検出され、これらの物質に長期的に暴露されることによる健康影響が懸念される状況に至るなど、近年における大気汚染をめぐる状況に的確に対処するため、有害大気汚染物質対策の推進、自動車排出ガス規制の対象の拡大、建築物の解体等の作業に伴う特定粉じんの排出・飛散の防止、事故時の措置の充実等に関する規定の整備を行おうとするものであります。委員会におきましては、本法律案の実効性、有害大気汚染物質による健康影響、情報公開の必要性、……
○大渕絹子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、ただいま議題となりました介護保険法案等三法案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 介護保険の創設は、家族依存介護から社会的な介護システムへ、病院依存介護から生活支援を重視した介護ステムへ、国の措置制度に依存した介護から市民参加型・自治体主体の介護システムへを目標に、国民の期待にこたえる新しい制度を構築するものでなければなりません。二十一世紀を目前にして、我が国は少子・高齢化社会に突入し、要介護人口も毎年十万人ずつ増加をしており、一日も早い新制度の創設が望まれております。 急激な社会、経済の進展は、家族構成にも大きな変化をもたらし、……
○大渕絹子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、ただいま議題となりました金融システム安定化対策及び平成九年度補正予算案に対し、橋本総理大臣、三塚大蔵大臣に質問をいたします。 きのうまで滞在されておりました英国のトニー・ブレア首相は、テレビ番組の中でインタビューに答えて、日本経済の強さは認識をしている、自信を持って対処すれば現在の金融不安は必ず乗り切れると語りました。総理との会談では、ビッグバンを実施した経験や、来年に迫った欧州通貨統合に向けて努力しているEU各国の様子や、タイから始まり香港、韓国、フィリピンとアジアに広がる通貨危機に共同対応することや、戦争中の英国軍捕虜問題など話し合われた……
○大渕絹子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題になりました三法案について、総理及び関係大臣に質問いたします。 現在の景気動向は、政府が多くの経済対策を打ち出したにもかかわらず停滞を続け、雇用の面にも悪影響を及ぼしています。失業率は三・九%と上昇し、最近は特に五十代、二十代の失業率が高くなっています。新卒者が就職できない事態は深刻であり、社会不安を拡大させています。日本経済を支えている中小商工業を救済し、そこに働く人々の雇用の安定を図らない限り、景気を立ち直らせることはできないと思います。 金融機関の不良債権処理と倒産防止のために三十兆円の財政支援枠を組みましたが、中小商工……
○委員長(大渕絹子君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙をいただきまして委員長の大任を仰せつかりました大渕絹子でございます。
申すまでもなく、今日、環境問題は身近な生活環境から地球環境に至るまでの広範かつ重要な課題となっております。こうした中で、本委員会の使命はまことに重大なものがございます。この重責を担う委員長として、委員各位の御支援、御協力を賜り、公平かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございます。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件につきましてお諮りいたします。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件につきましてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきまし……
○委員長(大渕絹子君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして再び委員長の大任を仰せつかりました。
委員各位の御支援、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございます。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に河本英典君、野村五男君、釘宮磐君及び竹村泰子君を指名いたします。……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十四日、中尾則幸君が委員を辞任され、その補欠として末広真樹子君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。野村五男君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
なお、ただいまの野村君の御報告にございました秋田県、青森県等からの要望書につきましては、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二日、末広真樹子君が委員を辞任され、その補欠として中尾則幸君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件につきましでお諮りいたします。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(大渕絹子君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして前国会に引き続き委員長の大任を仰せつかりました。
委員各位の御支援、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございます。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に河本英典君、野村五男君、釘宮磐君及び竹村泰子君を指名……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件につきましてお諮りいたします。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十一分散会
○委員長(大渕絹子君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして前国会に引き続き委員長の大任を仰せつかりました。
委員各位の御支援、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございます。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に狩野安君、河本英典君、釘宮磐君及び竹村泰子君を指名い……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として大脇雅子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大脇雅子君を指名いたします。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたし……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、大脇雅子君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に竹村泰子君を指名いたします。
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
この際、申し上げます。
平成会及び新社会党・平和連合所属の委員の御出席が得られておりませんので、理事から出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
平成会及び新社会党・平和連合所属の委員に対し出席を要請いたしましたが、御出席を得ることができませんので、やむを得ず議事を進めます。
委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、石川弘君、鴻池祥肇君、佐藤泰三君及び西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として林芳正君、亀谷博昭君、武見敬三君及……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月十五日、阿部正俊君、亀谷博昭君、武見敬三君及び林芳正君が委員を辞任され、その補欠として西田吉宏君、鴻池祥肇君、佐藤泰三君及び石川弘君が選任されました。
【次の発言】 水質汚濁防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。岩垂環境庁長官。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十四分散会
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨九日、足立良平君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君が選任されました。
また、本日、西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として中原爽君が選任されました。
【次の発言】 水質汚濁防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これ……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日、加藤修一君が委員を辞任され、その補欠として足立良平君が選任されました。
また、去る十一日、中原爽君が委員を辞任され、その補欠として西田吉宏君が選任されました。
【次の発言】 大気汚染防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。岩垂環境庁長官。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十五分散会
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、足立良平君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君が選任されました。
また、本日、佐藤泰三君が委員を辞任され、その補欠として北岡秀二君が選任されました。
【次の発言】 大気汚染防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 大澤局長、質問に簡潔に答えてください。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
こ……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十六日、加藤修一君が委員を辞任され、その補欠として足立良平君が選任されました。
また、去る四月三十日、北岡秀二君が委員を辞任され、その補欠として佐藤泰三君が選任されました。
また、去る二日、畑恵君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君が選任されました。
【次の発言】 去る一日、予算委員会から、本日午前の半日間、平成八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公害等調整委員会及び環境庁について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題……
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月七日、加藤修一君が委員を辞任され、その補欠として畑恵君が選任されました。
また、去る五月十五日、中尾則幸君が委員を辞任され、その補欠として末広真樹子君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件につきましてお諮りいたします。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書……
○大渕絹子君 まず、北海道の豊浜トンネル事故についてお尋ねを申し上げます。 平成七年度版の国土建設白書では「ゆとりと安心を約束する道づくり」の項で、「わが国の道路の整備と管理は極めて厳しい自然条件下で行われてきた。したがって、」「地震、風水害、豪雪等自然災害に強い道路整備は最も根本的な課題のひとつである。」と述べ、「防災対策としては、昭和四十三年以降、」「「落石等の恐れのある箇所の全国総点検」が実施され、その結果抽出された要対策箇所を緊急性の高い箇所から逐次計画的に防災対策を実施してきたところであり、また、道路防災情報の提供についても充実を図ってきた。」と記されてあります。 しかし、残念な……
○大渕絹子君 都市公園等は、安全で安心できる都市づくり、活力ある長寿福祉社会の形成、都市環境の保全・改善、個性と活力ある都市づくり等に資する基幹的な公共施設であります。 しかし、我が国においては一人当たりの公園面積は全国平均で六・九平方メートル、東京ではわずか二・八平方メートルです。諸外国におきましては、ワシントンでは四十五・七平方メートル、それからイギリスのロンドンでは二十五・六平方メートル、パリでは十一・六平方メートル、お隣の韓国のソウルでも十七・四平方メートルと、我が国とは比較にならないほどの面積を持っているわけでございます。 また、下水道の普及におきましてもまだ普及率五四%と、これ……
○大渕絹子君 今、大臣は、阪神大震災の被災者に対して努力をなさるという御決意を述べていただきましたけれども、先日、被災をされた神戸の会の皆さんたちが国会陳情に参りまして非常に悲痛な叫び声を上げておりまして、一日も早く安心して住める住宅の供給をというふうに訴えておりました。私からも冒頭にそのことを心からお願い申し上げ、公営住宅の建設費という予算の枠が組まれるわけでございますけれども、そのほとんどを阪神に向けてもというぐらいの思いを込めて、一日も早く安心して住める住環境をつくっていただきたいことをお願い申し上げておきたいというふうに思います。 それで、今回の法改正でございますけれども、第一条の目……
○大渕絹子君 両参考人には、きょうは大変御苦労さまでございます。 私は、住んでいるところは新潟県の中山間地の農村部なんです。金融機関というと郵便局と農協しかないというところに住んでおりまして、地域の人たちは郵便局や農協さんに対する信頼というのは非常に高いものがございます。また、地域の触れ合いの場所としてもそういう農協系統の窓口が活用されているというような日常の中で、今回の住専の問題は、非常に信頼をしておった農協系統に対する問題として地域住民には大きなショックを与えたというふうに思っております。そのショックをできるだけ早く取り除き、そして地域の金融機関として信用を回復していただきたいということ……
○大渕絹子君 証人にお尋ねをいたします。 証人は従来から住専と母体行の経営責任ということを大変終始一貫して国会でも述べられてまいりました。設立の経過、経営の実態、金融制度上の位置づけ、また経営悪化の原因、再建計画の経過、金融機関の信義誠実の原則、そして紹介融資の実態からもそれは明らかです。 また、先ほど来メーンバンクはその会社の面倒を見るのが当たり前、親会社が子会社の面倒を見るというのは日本の商慣行だというふうにもおっしゃられたわけでございます。終始一貫して母体行責任を主張してこられた証人が、さっき、大臣の調停の中で政府案作成のときに五千三百億円の贈与を承認させられていくという、証人はそう……
○大渕絹子君 衆参両院の審査によって、住専に深くかかわってきた母体行にさらなる負担を求める世論は高まっています。母体行が紹介融資をしたうちの九〇%が不良債権になっていることが判明し、また主要二十一行の不良債権処理で九三年三月期は赤字になっているわけです。前年比の業務収益では低金利政策のおかげで五六%の増ということで高収益を上げています。資本剰余金は七兆円を超え、自己責任を果たす能力も十分にある。負担のさせ方もいろいろと議論をしてきたところでございます。大蔵大臣も昨日の記者会見で母体行負担は秋口までに決着をつけたいというふうにお述べになっておられると見ております。実現のための環境整備を早急に急ぐ……
○大渕絹子君 私は、新潟、長野県境で発生した土石流災害について、.その原因と責任の所在ついて今警察庁でも調査が進められていると思います。労働災害というとすぐ事業者責任ということが前面に出されるわけですけれども、ひとつ観点を変えて、発注者責任ということは問われないのだろうかという観点できょうは質問をしていきたいというふうに思っているところでございます。 白川大臣も十四日に現地入りをされたという一とが報道されているわけです。これは質問通告してありませんけれども、現地に入られまして、千九百人規模で捜索をされているような現場を見とれてあるいは崩落現場のあの山の状況を見られて、率直に感じられたことをお……
○大渕絹子君 私は、きょうは日本海の重油流出事故についてお尋ねをしていきたいというふうに思っております。 政府は、昨日、関係閣僚会議を開き、被害額のうち、関係自治体が直接油防除に要した費用の半額、約二十億円を国庫から拠出するということを決定されました。国が地方自治体の経費そのものを肩がわりするということは今回初めてとられた措置だということでございますけれども、三月に決算期を控えている関係自治体から強い要望が出されていたことでもあり、早急な対応に対して感謝を申し上げたいというふうに思っております。 私たち社会民主党も、土井たか子党首を先頭にいたしまして、福井県三国町を初め石川県の輪島、珠洲市……
○大渕絹子君 山下委員に引き続きましてダイオキシンの汚染の関係で質疑を続けていきたいと思っております。
厚生省では、ごみ焼却施設のダイオキシン類の排出濃度調査を実施したことは今の山下委員の御指摘でも明らかになっているわけでございますけれども、判断基準であります八十ナノグラムを超えていた施設が全連続炉では六、それから准連続炉では二十三、それから機械化バッチ炉では二十三施設と、七百五施設中に五十二施設あったということがわかっているわけでございますが、これらの施設に対して何らかの手当ての御指示がされたかどうかお尋ねします。
【次の発言】 大変早い対応でよろしいと思いますけれども、特に機械化バッチ炉……
○大渕絹子君 南極法が今審議をされておりますけれども、同僚委員からもいろいろな観点から質疑がされておりますので、重複する部分があるかもしれませんけれども、なるべく重複を避けて質疑をしていきたいと思います。 私がきょう問題にしたいのは、先ほど来の同僚委員の質疑の中におきましても、この法案がつくられるのが大変おくれている、そして議定書が締約されたのが大変おくれているということ。ロシア、アメリカ、日本、この三つの国がもう最後になってしまっているという状況。しかし、その原因について問いただしたとき、本会議での池田外務大臣の答弁も、「他国の動向等を念頭に置きながら、実施のための国内法の整備などについて……
○大渕絹子君 きょうは環境特別委員会で一般質疑ということでございますけれども、今まさに厚生委員会の中で廃掃法の改正問題が審議をされている中日ということでございまして、私たちも環境特別委員会で廃掃法の審議を一緒にやりたいということの中で御提案もし調整をしてきたわけでございますけれども、残念ながら連合審査ということにはならずに、きょう、こうして環境特別委員会の中で集中審議が行われているということでございますので、関係省庁におきましてはぜひこの環境委員会での質疑というものを参考にしていただく中で、行政方、努めていただければ幸いというふうに思っております。 以下、産業廃棄物施設について質問をさせてい……
○大渕絹子君 私たち社会民主党が長い間法案の制定を望んでまいりました環境影響評価法がきょうこうして参議院で審議が始まったことに対して、大変喜んでいるところでございます。 中環審答申は、今回のこのアセスメント制度の見直しの基本的な考え方として、環境基本法制定による環境保全の基本的理念が示されたこと、あるいは行政手続法の制定による行政運営の公正確保と透明性の向上が求められるようになったこと、そして地方分権推進法の制定により国と地方の役割分担等についての考え方が示されたことなど、環境影響評価制度をめぐる状況に対応するものとしている。答申は、制度の見直しの基本原則七項目と環境影響評価制度のあり方につ……
○大渕絹子君 私も、先ほど足立委員の方から質問がございましたけれども、「リゾート開発見直し」というこの五月二十三日の読売新聞に取り上げられた件についてお尋ねをしていきたいと思っています。 この新聞によりますと、「「リゾート構想見直しのための環境配慮指針」を策定し、」「民間も含むすべてのリゾート開発行為、構想について環境対策の抜本的な見直しを求める。」としておりまして、これを読んだときには、ああうれしいニュースだなと思いました。 そして、さらにニュースの中では、 環境保全規定を持たないリゾート法の欠陥を補完する内容で、環境への影響が大きい場合は事業中止も含めた対応を求めるようにしたい。ゴル……
○大渕絹子君 それでは、引き続きまして、質疑をやらせていただきたいというふうに思います。 これまでの委員会の中でも、今回の法案につきましては大変不備な点もまだあり、これから改正をされるときにはその改正をしていかなければならないような点も随分と指摘をされているわけでございますけれども、事後調査の件についてきょうはちょっとお聞きをしていきたいというふうに思っております。 事後アセスにつきましては、本法律案に明示がされておらないのではないかということで、環境庁にこの間ずっと説明をお聞きしてきたところでございますけれども、十四条一項七号ハの、準備書に書き込むことによってそれが担保されているとか、あ……
○大渕絹子君 総理、連日の御活動、本当に御苦労さまでございます。 私は、今回のアセスメント法案の審議を通じまして、環境庁の権限の強化ということをたびたび申し上げてまいりました。きょうは、その件で総理にぜひ聞いていただきたいと思います。 諌早湾の問題については、環境庁の対応について、国民からは環境を守らないような環境庁だったら要らないのではないかとか声が上がっています。また、行政改革の流れの中で国民生活省に組み込んだらどうかというような構想もあるやに聞いています。これに対して環境庁は、環境保全を目的とする独立の行政組織が必要だという御主張をされていると聞いています。 そこで、橋本総理にお伺……
○大渕絹子君 まず、金川公述人にお伺いいたします。
私自身は、この問題を考えるときに本当に心の中が引き裂かれるような思いがしておりまして、今も大変重い気持ちでおります。
金川公述人は、脳死を人の死と認めて積極的に臓器移植を推進すべきだというお考えだというふうに思います。日本は臓器移植の後進国であるというふうに今言われていますけれども、臓器移植先進国では臓器提供者が減少しつつあるというふうにお伺いをしているわけですけれども、この傾向をどのようにとらえていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 額田公述人にお伺いいたします。
医師として脳死判定が必要な場合というのはどのような場合なんでしょ……
○大渕絹子君 今回、国の補正予算において平成八年度の国税の増額及び平成七年度の決算の確定による国税の精算額が計上され、これを受けて地方交付税が三千四百十二億円増額するということでこの法律案が出されておるということです。 三千四百十二億円のうち、当初の交付税算定で行われた調整減額四百八十一億円を復活し平成八年度分として配付をする、残り二千九百三十一億円すべてを翌年度に繰り越し平成九年度の地方交付税総額に加算をするということが決められている法律ですけれども、地方交付税法第六条の三第一項においては、毎年度分として交付すべき普通交付税の総額が各地方団体について算定した額の合計を超える場合は、その超過……
○大渕絹子君 私は、きょうは大臣の所信表明を受けて若干質疑をしていきたいというふうに思います。 自治大臣は警察庁まで所管をするということで、非常に広いエリアでお仕事をなさることは大変と思いますけれども、ぜひこの所信に沿って頑張っていただきたいということを冒頭申し上げておきます。 地方分権推進委員会が第一次勧告をしましたけれども、国と地方の新たな役割分担が示され地方分権に向けて一歩踏み出したわけですが、受け皿である地方自治体の財政はまことに深刻な状況になっていると言わざるを得ないと思います。 地方財政全体の借入金残高は、平成八年度で百三十七兆九千五百十六億円となっています。五年前の約二倍に……
○大渕絹子君 日ごろ交通安全に携わっている皆さんの御努力に心から感謝を表するわけでございます。 統計表を見て実はびっくりしているわけでございますけれども、平成八年度の免許の保有者数が六千九百八十七万四千八百七十八名、そして自動車保有台数は七千百四十五万八千七十二台と、こうなっています。そして、こういう状況の中で、平成八年度は死亡事故というのが非常に減ってまいりました。九千九百四十二名の死者と統計上は出ているわけですけれども、免許人口一万人当たりの死者は一・四二、自動車一万台当たりの死者数は一・三九と、これはもう十年前と比べますと非常に小さい数字になってきている。免許者数とか保有台数がこれほど……
○大渕絹子君 まず、森林病害虫等防除法についてお尋ねをいたします。 松くい虫被害対策特別措置法が施行されて二十年になりますが、当初、この法律で五年間で松枯れについては終息ができるという目標の中で時限立法としてつくられたわけですけれども、残念ながら五年間では終息をするどころか被害はむしろ拡大をして、今では青森、北海道を除く日本全土に蔓延をしてしまいました。 法改正のたびに、私たち社会民主党は、伐倒駆除や樹種転換、あるいは薬剤の樹幹注入であるとか天敵利用を含めたいわゆる環境保全型の松枯れ対策に変えていくべきだという強い主張をしてまいりました。それがだんだん大きく取り入れられて、そして財政的にも……
○大渕絹子君 私も、今の関根委員に続きまして、今回起こりました友部達夫参議院議員の逮捕の事件から入らせていただきたいと思います。
白川国家公安委員長に、警察庁としては初めて逮捕許諾の国会議決を経ての逮捕に踏み切ったこの経過についてお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 これからの捜査の結果になろうかと思いますけれども、善意の第三者から九十二億円もの巨額なお金をだまし取り、そしてそのあげくに使途不明金が三十二億円もあると報道されている今回の事件について、警察庁として徹底的にこれからこの金の流れの究明をする決意を述べていただきたいと思います。
○大渕絹子君 私は、きょうまず最初に、昨日聴濤委員がここの場所で御質疑をされましたけれども、自衛隊の有事の場合の掃海艇を出せるのがどこの地域までかというような議論が盛んに行われていたわけでございます。私は、根本に日本の憲法、いわゆる九条の中で正義の戦争というのはもはやあり得ない、だから戦力そのものを持たないのだという平和主義を宣言している憲法であり、そしてどこの国にも求められている自衛権を確保するために必要最低限度のものとして自衛隊が存在をしているんだという基本的な原則を踏まえた場合に、周辺有事の場合に果たしてどこまで自衛隊が掃海艇を出せるだろうかという、そういう想定をすることさえおかしいとい……
○大渕絹子君 橋本総理は、行政、財政、社会保障、経済、金融システムそして教育の六つの改革を一体的に断行し、この国で暮らすすべての人が正義や公正を重んじ、他人や弱い者への思いやりを持ち、人生の先輩を敬い、郷土や国、そしてかけがえのない地球を愛する心を持つことができる環境をつくり出すことこそ政治の役割であると申しております。この考え方は私も全く同感でございます。 公正公平な社会づくりや弱い者への思いやりと言うならば、今回の医療保険制度の改定や消費税五%への引き上げの措置というのはそれとは少し逆行するのではないかなという思いをしているところでございます。私たち社会民主党は、医療保険制度についても、……
○大渕絹子君 きょうは事務方の皆さんに質疑をするということでございまして、今まで聞いておりまして、事務方の幹部たる者が自分たちがつくった政策が本当に頭に入っているのかどうかわからない、答弁が非常に不明快、自信を持っていない、これでは日本の農業は救えないと思いますよ。 二十日、生産調整目標面積の拡大分十七万六千ヘクタールについて、直近年の各都道府県の主食用水稲作付面積の全国に占める割合で配分をすることにしたというふうに発表されておりますけれども、これはだれが見ても文句が一番出ない方法で一番簡単な方法で決めたとしか思えないんですけれども、この配分方法にした意味を教えてください。
○大渕絹子君 私は、まず政治倫理についての御質問をしていきたいというふうに思っております。 十一月十六日に行われました宮城県の参議院補欠選挙でございますけれども、政権党でございます自由民主党が候補者を擁立しないということから、国政の場で大変重大な議論がされております、例えば行財政改革でありますとかガイドラインの見直しでございますとか、景気対策あるいは医療・福祉政策、教育改革、これら大変重要な課題があったにもかかわらず、選挙の争点とすることが大変難しかった、選挙の争点になり得なかったということがあると思っています。そういう状況の中で三一・一%という大変投票率の低下を招いたと私は思っているわけで……
○大渕絹子君 漁業の動向に関する年次報告の中で、HACCPについて危害分析重要管理方式ということで説明がなされています。「原料から最終製品に至るまでの各工程において、予想される危害をあらかじめ分析し、これを軽減又は除去させることで衛生・品質管理を行う方式である。」と。従来は食品の安全性や品質の確認は最終段階で行ったり、製品の抜き打ち検査等で行われてきたこととは大きく異なる。EUでは既に食品全体の基準としてこのHACCPが用いられているが、このたびアメリカにおいて、先ほど答弁にもありましたけれども、九七年十二月から水産物について適用されると。 これに対応した形で今回の法改正を行うということで認……
○大渕絹子君 社会民主党の大渕絹子でございます。 九人の公述人の皆さんには、きょうは大変参考になる御意見をお聞かせいただきましてありがとうございます。時間はわずかでございますけれども、公述人の皆さんに御質問をしていきたいというふうに思っております。 まず、猿田公述人にお願いをいたします。 私は、環境庁の権限の強化ということを図っていくべきだというふうに常日ごろ主張しているものでございます。環境庁は公害対策を主任務として発足をした省庁でございまして、ややもすると調整型の省庁として今まで携わってこられていで、環境保全のための強力なリーダーシップというものがなかなか発揮できないような状況にあっ……
○大渕絹子君 大変衝撃的なお話をお聞きして、でもマスコミ等で取り上げられていることが本当なんだなという思いをしながら、今は女性の方の話題になっていますけれども、日本の男性というのはなぜこうこらえ性もなく非常に安易に若い女性たちに魔の手を伸ばしてしまうのかなという思いがします。 また、買春ツアーなどと言われて、海外へ行って旅の恥はかき捨てて、外国で女性を買って、そして子供ができてもそれを放置してしまうようなことが今東南アジア諸国にも随分たくさんあるわけですね。 そういう中で日本の男性像というのが、ここには今男性ばかりいますが、本当に私、もう非常に情けないというか残念だなという思いをしているわけ……
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