堂本暁子 参議院議員
17期国会発言一覧

堂本暁子[参]在籍期 : 15期-16期-|17期|-18期
堂本暁子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは堂本暁子参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

堂本暁子[参]本会議発言(全期間)
15期-16期-|17期|-18期
第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 参議院本会議 第26号(1997/05/19、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 西山議員の質問にお答えいたします。  お答えする中で、中山案と猪熊案は決定的に違うということも御理解いただきたい、そう思っております。  まず、脳死をもって人の死とする国民的合意はあるか、さらに、性急な法制化が必要なのかという御質問ですが、私どもは、脳死をもって人の死とする国民的合意は確立されていないという前提に立っております。にもかかわらず臓器移植法案を提出する理由は、脳死をもって人の死としない立場に立っても、臓器移植を必要とする立法事実があるからであります。  中山案のように脳死をもって人の死とする立場に立ちますと、臓器摘出と無関係な大多数の人々、すべての日本人は脳死状態にな……

堂本暁子[参]本会議発言(全期間)
15期-16期-|17期|-18期

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委員会発言一覧(参議院17期)

堂本暁子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第133回国会(1995/08/04〜1995/08/08)

第133回国会 決算委員会 第閉会後6号(1995/09/28、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 大臣に御就任おめでとうございます。  新党さきがけの堂本暁子でございます。よろしくお願いいたします。  きょうは、先ほど環境庁を中心に十一省庁で編まれました生物多様性国家戦略について質問をさせていただきたいと思います。  まず、生物多様性国家戦略の原案でございますけれども、人類も生態系の一員であるとの基本認識に立っている点、しかもこの基本認識で十一省庁が協力なさって国連に提出し、そして世界に示す生物多様性国家戦略を策定なさった労を多としたいと考えております。大変な御努力をなさったものと存じます、  生物多様性、余り聞きなれない言葉でございますけれども、生命が誕生しておよそ四十億年……


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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 決算委員会 第1号(1995/10/30、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 前回に続きまして、生物多様性国家戦略について質問させていただきます。  現在、この地球上で最も深刻なのは温暖化とそして生態系の崩壊、つまり生物の食物連鎖ですとか、それから空気ですとか水とか土とか、そういった非生物をも含めての循環にひずみと申しますか狂いと申しますかが起こっていることだと思います。そのことへの危惧から、九二年の地球サミットで生物多様性条約が採択され、そして日本も批准したわけです。  国連は、国家戦略はNGO、市民団体ですとか専門家そして広く国民の総意をくみ上げてつくるようにというふうに求めています。前回の九月二十八日の決算委員会で、私は、決定を一年延期していただきた……

第134回国会 文教委員会 第3号(1995/12/14、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 初めて島村大臣に質問させていただくわけですが、きょうはずっと朝からいじめの問題が出通しに出てまいりました。  私も三十年前に文部記者会におりまして、そのころに登校拒否が数は少なかったんですけれどももうスタートしたわけですね。十五年ぐらい前は、どこかでお子さんが亡くなってはそこへ行き、千葉へ行き、秋田へ行き、関西へ行きと、そういう自殺が出るたびにその現場へ行って、親はどういうことを考えていたんだろう、地域では何があったんだろう、学校の先生はどう考えていたんだろう、ずっと記者という形で取材を続けてまいりました。  本当に先生も悲嘆に暮れておられたし、親ももちろんそうでしたし、つらい思……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 決算委員会 第閉会後6号(1996/09/12、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本暁子です。  今、厚生省では児童福祉法の改正の作業が進んでいますけれども、そのことで御質問申し上げたいと思います。  まず、保育制度についてですけれども、二点確認させていただきたいのですが、まず、乳幼児はまだ非常に体力がない、そして、ベビーホテルの問題で子供たちが劣悪な環境で次々に死亡していくという事件に私自身かかわったことがございますが、今度の改正でそういった意味でも子供たちに使われる公費が減るようなことがあっては大変危険であるというふうに認識しております。あくまでも子供たちがあの当時のように利潤追求の対象にならないような形で、十分に日本の子供たちが育つような……

第136回国会 文教委員会 第2号(1996/02/22、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 きょうは、中学、高校の女子生徒の中で急速に蔓延しておりますテレクラを初めとした性暴力、そして被害について伺います。  まず、大臣に一言伺いたいんですが、テレクラは御存じでいらっしゃいましたか。
【次の発言】 テレクラは電話で女の子とおしゃべりする機会を与えるというものですけれども、男性客の目的は、ほとんどが最終的には性的な関係を持つということにあるそうです。  警視庁の調査によりますと、その売春の代金というのは、孫ギャルと呼ばれる中学生の場合には五万から八万、それから子ギャルと言われる女子高校生の場合は四万から五万、そしてギャルという大学生の場合には三万円、主婦になると二万円とい……

第136回国会 文教委員会 第3号(1996/03/14、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 きょうの委員会は一つの会派が出席しない形で開かれる、しかもピケという議論を拒否した形が今衆議院で続いているということに対して非常に遺憾に思います。改めて議会制民主主義は何なのかということが問われていると思うんですけれども、それはやはり、本当に議論を尽くしてその上で多数決で物を決めていくというのが民主主義なのだろうというふうに私は思います。  その意味で申しますと本当に民主主義の危機なのではないかという危惧を抱くのですけれども、同時に、こうした委員会においても、質問してそれに役所が答えるという形の審議だけでいいのかという気もいたします。きょうはそういう意味で、大所高所から、それから……

第136回国会 文教委員会 第6号(1996/04/11、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 きょう提出されました文化財保護法の一部を改正する法律案、私は三十年あるいは四十年遅かったんではないか、この法律がもし四十年前にできていれば、大正あるいは明治の建造物がもっと残っていたのではないかという気がしてなりません。  特に、私は帝国ホテルの保護運動をしておりました。ライトという世界的な建築家の第一期の非常に価値のある建物でございました。国としてはその代替地の提案とかいろいろあったんですけれども、結局壊されてしまいました。もし、この法律がもっと早くあったらという思いは大きいのですけれども、きょうこれがここで採択され、そして国会を通過することになりましたら、私は文化庁に、これか……

第136回国会 文教委員会 第7号(1996/05/07、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 四月十一日に続きまして、鹿児島県奄美大島に生息しています特別天然記念物アマミノクロウサギなど数多くの天然記念物についてきょうは伺いたいと思います。  ゴルフ場の開発が予定されている場所なんですけれども、文化財保護法の八十条は、天然記念物の保存に影響を及ぼす場合には文化庁長官の許可を受けなければならないと定めています。その同じ八十条が、影響の軽微である場合にはこの限りでないということで、言ってみれば相矛盾する書き方になっていると私は思うのですが、そのいずれをとるかということの判断は非常に重要なことだと思います。  もうこの地区がどのぐらい多くの絶滅危惧種や貴重な生物の生息地であるか……

第136回国会 文教委員会 第9号(1996/05/21、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 よろしくお願いいたします。  文部大臣は、今回提出されました法律案の提案理由として、二十一世紀を目前に控えて、豊かな国民生活の実現、地球環境問題の解決などをもたらす創造性豊かな学術研究を積極的に推進することが重要であるというふうに先日お述べになりました。  先日来私はアマミノクロウサギについて御質問申し上げているのでございますが、これは非常に地球環境そのものでございます。普遍的・創造的な研究調査に基づいて国の特別天然記念物を保護する施策をぜひともとっていただきたい、かように考えております。  ところが、ゴルフ場の建設業者が行いました調査内容は国会にも鹿児島県民にも公開されておりま……


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第138回国会(1996/11/07〜1996/11/12)

第138回国会 決算委員会 第閉会後3号(1996/11/26、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 まず、総務庁長官にテレクラについて御質問を申し上げたいと思います。  テレクラを御存じかどうか存じませんけれども、私は一年ほど前からこの問題に関心を持ってきたわけでございます。業者がチラシを今マンションや各家庭のポストに入れますけれども、そこでもって広告に出ている番号に、小学校はありませんね、中学、高校の、あるいはもっと大きい主に女性が電話をすると見知らない異性にその電話が転送される、こういうシステムでございます。これが大変今日本ではやっている。  これは、それでも例外だろうというふうにおっしゃるかもしれませんけれども、実際には平成六年に日本PTA全国協議会が全国六十の中学校の二……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 文教委員会 第1号(1996/12/17、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 私は、写真であれ絵画であれ、自分の表現というものを守ること、著作権というものは基本的な人権のものだろうというふうに思っております。きょう、るる御説明のあったレコードその他については、国際的な事情もあり例外と考えてほしいということについては理解できません。なぜなら、権利というのはあくまでも平等で公正であることが原則でございまして、権利に例外というのはないはずです。何か議論が本末転倒しているのではないかというふうに思います。当事者はそれは理解できないと思います。  私も三十年間映像の製作者をしていましたから、自分の映像の著作権が侵害されて裁判になったこととかそういうこともないわけでは……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 決算委員会 第閉会後2号(1997/07/09、17期、会派情報なし)

○堂本暁子君 まず、児童福祉法の改正について質問させていただきたいと思っております。  児童福祉法がほぼ半世紀ぶりに改正されました。その中で、今まで市町村が保育に欠けると認めた児童を保育所に措置するといった現行の制度から、利用者が保育所あるいは保育サービスを選択できる仕組みというふうに改正されたわけなんですが、同時に、延長保育、夜間保育、障害児保育など、保育の多様なサービスに対応していくと申しますか、充実する方向性が打ち出されています。その方向性というのは、女性がいろいろな職場に進出している現在、大変大事なことだと認識しております。  しかし、まだ認可外の保育施設が、厚生省の統計で九千三百十カ……

第140回国会 決算委員会 第閉会後5号(1997/09/04、17期、会派情報なし)

○堂本暁子君 それでは、官房長官が今お出になりましたので、まず総務庁長官に質問させていただきたいと思います。  女性問題担当大臣になられて、さぞ女性の政策については詳しくおなりになったものと期待しているところです。今、大脇議員の質問にもございましたように、GEM、これは女性がどの程度意思決定の場に参画しているかということの順位を決めたもので、国連開発計画、「経済成長と人間開発」、一九九六年版でございますけれども、この中に各国の状況が詳しく書かれています。これは別に女性の問題だけを取り上げているわけではございませんで、経済成長と人間開発、その両者がバランスしていることが真の意味での先進国であると……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第3号(1997/05/26、17期、会派情報なし)

○委員以外の議員(堂本暁子君) ただいまの御質問にお答えいたします。  今までるる関根先生の御質問などで明確に中山案については発議者から御答弁がございまして、死について定義しているという御答弁だったと思いますので、そのようにお答えさせていただきます。  私どもの方の法案については、脳死を人の死と認めていない以上、脳死体という言葉を法律の中に書き込むことはいたしませんでした。したがって、定義する必要もないということでございます。  先進諸国の法律では、医学界に認められた判定基準で死は判定されるといったような表現が普通だというふうに聞いておりますし、脳死というものを法律に書き込むことはいささか乱暴……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第4号(1997/06/02、17期、会派情報なし)

○委員以外の議員(堂本暁子君) 私どもの法律では署名、そして作成年月日を記載することを求めております。本人の意思が十分に調査されて、慎重にその意思が確認されることが最も大事だというふうに思っています。  二番目の、気が変わったらというか、若いときはその気があったけれども、少し年をとってきてなくなったらということですけれども、常識的に言わせていただければ、やはりそのときは気の変わった方が意思の撤回をする必要があるんではないか。それを今度は、提供の意思が比較的古い場合でも、その意思が書面で家族に見せられていてきちっと意思が示されている場合に、その気が変わったか変わらないかということを判断することは……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第6号(1997/06/11、17期、会派情報なし)

○委員以外の議員(堂本暁子君) お答え申し上げます。  私どもも新聞紙上では修正案を拝見しておりますし、また修正案をおつくりになる御努力については敬意を表したいと思いますけれども、まだ内容が委員会に付託されていないので、ここでお答えを申し上げることは大変難しいことかとは存じます。また、私ども、実際に修正案が出された場合に賛成なさる発議者も反対の者もいろいろあると思いますので、その意味からもお答えしにくいという立場におります。  ただ、新聞で見ます限りでは、中山原案と今度出される修正案は法律的な根拠を全く異にしている新しい法案であるというふうに認識はしております。これから時間をかけて十分に審議を……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第7号(1997/06/16、17期、新党さきがけ)

○委員以外の議員(堂本暁子君) 妊婦の場合に出産をしたケースもあったようですし、そしてエルランゲン事件の場合は逆に死産になったということで、女性の体というのは産む性でございますから、いやが上にも非常に慎重でなければいけないというふうに思います。しかし、妊娠している女性だけなのでしょうか。ドイツで激減したという事実は、やはり脳死判定そして臓器移植の抱えている矛盾が吹き出したことではないかというふうに思います。  先日、柳田邦男さんが脳死狩りという言葉をお使いになったのに私は大変ショックを受けました。そういったことにならないように、先ほど田沢先生の質問のときに、ドクターたちは生体からは移植ができな……

第140回国会 文教委員会 第2号(1997/02/20、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 私は、橋本第二次内閣でも六番目に加えられた教育改革という問題、大変大事だと思っております。きょうは教育改革について小杉大臣に期待を込めながら伺いたいと思っております。  七月に出されました中教審の第一次答申、その内容が「生きる力とゆとり」というふうにくくられている。言ってみれば、逆に生きる力が減っていると申しますか、その活力がないがゆえに生きる力をどうつけていくかということ、またゆとりがないからどうゆとりをつくっていくかという問題だと思います。しかし、実際にそれでは生きる力とかゆとりというものではこの答申の目指している理念というものがなかなか見えてこないというように私は感じている……

第140回国会 文教委員会 第5号(1997/03/27、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 私はきょう、医学教育とテレクラについて質問させていただきます。  まず、医学教育なんですけれども、現在医療保険制度改革の中で、二十一世紀の高齢社会に向けて日本の医療の質的転換、そして抜本的な改革をどう実現していくかということで目下検討を重ねているところでございます。その中で医師あるいは歯科医師の需給の見直しの必要性が指摘されています。  厚生省の平成六年の医師需給統計によりますと、平成十二年には九千人のドクターたちが過剰になるというふうに言われています。しかし、医学部の定員を見ますと、昭和六十一年から平成七年までの十年間の削減率は七・七%、目標とする最小限一〇%をはるかに下回って……

第140回国会 文教委員会 第6号(1997/04/08、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 私は、児童福祉法の改正に関連して、きょうは文部省そして厚生省に質問をさせていただきます。  五十年ぶりの改正で教護院という名前が児童自立支援施設と変わったことは大変評価したいと思っております。今までいつも、教護院という名前ゆえにどれだけ大勢の子供たちが烙印を押され、そして生きにくい生涯を生きたかという事実を見てきただけに、名前が変わったことは大変喜ばしいことだと思っています。  教護院から児童自立支援施設となったからには、内容もぜひともそれに見合う内容に変えていただきたい。教護院へも私参りましたけれども、精神訓的、あるいは矯正的な生活指導はいささかもう時代おくれになっているという……

第140回国会 文教委員会 第7号(1997/04/15、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 きょうは、有馬先生、本当にありがとうございます。  私は、文部大臣にも、前々回でございますけれども、中教審の答申についての質問をさせていただきました。また、きょうはより深く会長に伺えることを大変光栄と申しますか、この機会を与えられたことを喜んでおります。ありがとうございます。  それで、三つ伺いたいんですけれども、一つは、森戸辰男先生が会長でいらしたとき、「期待される人間像」という答申が出ました。そのときもより個性豊かなということで、それからちょうど三十年の歳月がたちまして、会長のときにもまた同じような内容がどうしても強調される。  この三十年間、どうしてそういつも中教審では皆様……

第140回国会 文教委員会 第11号(1997/05/13、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本でございます。  今回、全国で放送大学が視聴できることになったことは大変いいことだと思っておりますが、今、江本委員も言われましたけれども、実は私は、もう今までも全国で見られていたんだと勝手に信じておりまして、関東だけしか今までは視聴できなかったということ自体を存じませんでした。その意味では、大変にこれだけ百億からの国費を投じながら、非常に宣伝が不十分なんじゃないかというふうに感じております。例えば、NHKのどこかでとか、だれにでも見えるようなところで、いつ学期が始まるのだとか、それからどういうチャンネルに合わせるのとか、どういう申し込みをするのだとかいうことは、……

第140回国会 文教委員会 第12号(1997/05/22、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 ダブる質問はこの際省略させていただきまして、日本の著作権は大変精微にできているということも、江本さんのお話とは逆にあるというふうに聞いていますし、インターネットへの対応も非常に先端を行っているというふうにも聞いております。  やはり問題は、まさに江本委員が言われたみたいに、制度ができていても運用する人がどれだけの倫理観を持っているかということが一番問題じゃないか。私も大変侵害された経験を持っているので、非常に強くそう思っております。  著作権審議会の小委員会の報告を見ますと、今回問題になっていますのは放送・送信に関する権利、これは著作者の経済的権利の放送・送信に関する権利と、それ……

第140回国会 文教委員会 第14号(1997/05/29、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本暁子です。  まず、細かい質問は私のところへ来るまでにほとんど終わっていますので、私は大学そのものをもう一度改めて考えてみたいというふうに思っております。  大学が本当に研究者にとって研究しやすい場であり、それから学生にとって最も自分の、社会へ出る前あるいは研究者として大学に残るにしても、そこで充実した学生生活が送れる場でなければいけないし、そして今大きな時代の変革期の中で、大学だけが今までどおりの伝統的な枠組みで存在するということは全く考えられないことでございます。  そこで、今任期制の問題が出ていますけれども、文部大臣にお伺いしたいのは、今大学教育の改革が叫……

第140回国会 文教委員会 第15号(1997/06/03、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本暁子でございます。きょうはありがとうございました。  まず、有本参考人に伺いたいんですが、きょうこの表を見せていただいて、おもしろいデータを見せていただきました。先ほど石田さんの方からも質問があったんですが、私は女性の問題について伺いたいんですけれども、この表を見てもう愕然といたしました。とにかく日本というのは七・九%しか女性の大学人がいないということで、一けたなのはここに出ている国の中で日本だけというのは、もう本当に多様性が重視され、価値観が多様になっている時代に何たることぞと思っております。  先ほど先生のお話では、公募するから多分今度女性もどんどん入れるだ……

第140回国会 文教委員会 第17号(1997/06/10、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本暁子です。  大変いい法案と申し上げさせていただきますけれども、お出しいただいて喜んでおります。今までいろいろ心配事、予算の問題、いろいろ出ていましたけれども、私は心配事があればそれは乗り越えればいいんだと、そんなものを恐れていたら何にもできない。この法案を出すことの方に意味を大きく感じていますので、心配事はここにいらっしゃる先生方がその迫力と気迫でやっていただくということで、そういうことはもう一切質問する気はありません。むしろ、これからどう前向きに取り組んでいかれるかということを伺いたいと思っています。  一番大事だと思っていることは、人の心の痛みがわかること……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 文教委員会 第3号(1997/12/11、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 これは池田参考人に伺うのが一番いいのかもしれませんけれども、ギャンブル性が非常に少ないと、百六十万分の一ですか。そういうことで、果たしてこのサッカーくじを導入してどのぐらいの収益が上がるというふうに思っていらっしゃいますか。
【次の発言】 田中さんに伺いたいと思うんですけれども、反対していらっしゃる団体がだんだんふえてきました。特に女性の団体がふえてきましたけれども、もう少し具体的に、どういうようなお話の中で団体がふえてきたのか、その辺を教えていただけますか。
【次の発言】 その自発的の内容は、先ほど説明なさったことをもう少し具体的に伺うとどういうことでしょう。


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 経済・産業委員会 第15号(1998/05/21、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 最初に伺いたいことは、大店法を廃止してどうしてこのような非常に大きな小売商業政策の転換を図られたのか、その経緯それから理由、簡単で結構なんですが、いろんな議論が尽くされてきたとは思いますけれども、その一番核の部分を率直に伺いたいというふうに思います。
【次の発言】 大臣が今おっしゃったようにすべてが展開すればいいのですけれども、産業構造審議会と中小企業政策審議会の中間答申にもございますように、やはり大店法の制約効果というのは無視できないというふうにまだ言われています。そこのところが今回の政策転換で十分に担保されるのかどうかということはもう今までるる議論されてきたことだと思います。……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号(1998/06/08、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 行財政改革に対する総理の御努力、そして熱意を評価させていただきたいと思っております。  ただ、さまざまな障壁があることを大変残念に思っているのですが、我が国の明治時代以来の官僚制度、もういささか古くなっておりまして、二十一世紀には通用しないということで、今回の中央省庁等の改革は効率だけではなくて質的転換が大事ではないかというふうに思っております。  その重要な問題の一つとして、設置法の権限の問題をきょうは伺いたいと思っております。結論から申しますと、私は廃止すべきだというふうに思っております。それは、総理の権限強化、そして内閣の権限強化と矛盾するのではないかという考え方からでござ……

第142回国会 国土・環境委員会 第17号(1998/06/04、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 COP3の名議長でいらした大木大臣に質問させていただきます。  日本は議長国として、地球温暖化対策推進に関する法律案、これを一刻も早く制定すべきだと思っております。COP4が十一月に開かれますが、それにぜひとも間に合わせていただきたい。いかがでしょうか。
【次の発言】 議長国としては一つの責務だと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  きょうは外務省にもお越しいただいておりますけれども、COP4に向けて幾つかの点を確認させていただきたいと思います。  おとといから補助機関会合がボンで開かれているということで、排出権取引の交渉、それから日本でCOP4の前に再度会議を開く……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第3号(1998/01/29、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本でございます。  きょうは、三人の参考人から大変示唆に富んだ御意見を伺いまして、ありがとうございました。  まず、山岡参考人に私は伺いとうございますが、先ほど最初に、市民という言葉の制度用語としての位置づけということに触れられました。私もこの法律の中で三年間かかわってきたわけですけれども、最も大事なことは、少なくとも民法が制定された明治三十一年にはなかった市民という新しい概念が入ってくるということだと思います。目的のところには、どんなにこれから改正されようと市民という言葉は残ります。  その場合に大事なことは、市民という言葉が民法の中でどのように位置づけられるか……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第4号(1998/02/03、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 NGOとあえて前回から言っておりますが、ノンプロフィットオーガニゼーションは非営利の団体ということですけれども、外国で日常的に使われているのはむしろNGO、ノンガバメントオーガニゼーション、非政府団体と言う方がポピュラーかと思います。その本質はどこにあるのかというと、やはり非政府の団体であるということ、そして非営利の団体であるというその二つの性格を持っているということを私は強く思っております。  去年の暮れに京都で地球温暖化防止京都会議が開かれ、日本のNGOはもちろんのこと、外国のNGOもたくさん京都に集まって大活躍をしました。政府ができないようなこと、その役割をNGOが果たした……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第5号(1998/02/05、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 今、戸田先生が官給法人と市民法人という表現をお使いになりました。  それで、この法律、九五年の春からつくり始めてちょうど三年になるわけですが、そしてこの委員会で審議が行われた二日間、それから参考人の御意見を伺った一日、それを全部総じて考えて私思いますのに、民法改正をしなければやはりだめなのではないか。なぜならば、今、民法三十四条で定められているいわゆる民法法人と言われる法人が官給であってはいけないのではないか。それが官給であるところにそもそも間違いがあって、官給法人と市民法人という形の分けられ方がなされるべきではなくて、民法で定める非営利の法人はすべからく市民法人、民間の法人であ……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第6号(1998/02/26、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 ちょうど一九九五年の二月にNPO法案の法案づくりを与党プロジェクトで、自民、社民、さきがけ三党で始めて以来、今月で丸三年になります。その間、いろいろ価値観の違う政党、あるいは市民団体もそうなんですけれども、意見をお互いに闘わせ、深めてまいりました。多くの小さい市民団体、大きい市民団体、北海道から沖縄までのいろんな意見が集約されて、市民がこの法律づくりに参加したと言っても過言ではないと考えております。  そうした中で、政治家の方でも、衆議院段階では民主党が修正をお出しになり、また参議院段階では実に二十時間に近い時間、党派を超えてよりよい法律ができるための大胆な議論を闘わせてまいりま……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第7号(1998/03/03、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 私は、新党さきがけを代表して、市民活動促進法案の原案並びに修正案について、賛成の立場から討論を行います。  自民、社民、さきがけの与党三党によるNPOプロジェクトが一九九五年二月十五日に発足してからちょうど三年になります。その間、この法案をめぐって全国で市民による集会が開かれ、与野党のNPO担当議員が法律の内容について市民と意見を交換してまいりました。その意味で、今回提出されている法案は、市民と議員によって議論を深め、ともにつくり上げてきたものだと言えましょう。  参議院の当委員会では、委員会はもとより理事懇の場で与野党の枠を超えて忌憚のない議論を闘わせ、修正案を完成することがで……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第9号(1998/03/12、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本暁子でございます。この委員会で初めて労働問題について質問させていただくことになります。  大臣は、所信の中で障害者の問題に触れておられました。きょうは障害者、中でも精神障害者の問題について伺いたいと思っております。「障害者の方々の能力と適性に応じた雇用の場が確保されるよう、障害の種類及び程度に応じたきめ細かな施策を総合的に推進してまいります。」というのが大臣の御決意かと存じます。  昭和三十五年に制定された障害者雇用促進法のたび重なる改正に基づいて障害者の雇用は進んでいるというふうに認識しておりますが、おくれているのが精神障害者の雇用対策ではないかというふうに私……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第14号(1998/04/02、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 最後になりますと大体質問は出切ってしまいまして、重なる分が非常に多いのでダブって伺うことはしないことにいたします。幾つかの点について確認をさせていただきたいというふうに思います。  それにつけても、同僚議員がるる今まで言ってこられたように、こういった景気が悪くなったときあるいは金利が下がったときに、中小企業に働く方たちのところへしわ寄せが来るような形できょうの法改正をしなければならないということ、大変何かつらいというか、こういう国民の信託を受けている立場としてもっとどうにかできないのかなということを非常に思います。  大臣は先ほどもおっしゃいましたけれども、年金の公平、不公平とい……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第15号(1998/04/07、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 今年度の労働省予算について質問をさせていただきます。  中でも、私の場合は事業所内託児施設助成金の拡大についてです。十三億八千七百万円、その中の新規予算二千八百万円について伺いたいと思います。  これは事業所内託児施設の時間延長、そして深夜託児に対しての助成金を出すというものですけれども、まず労働省に伺いたいのは、この対象となる子供たち、平成八年を見ますと二歳未満児が六百十八人という資料をいただいておりますけれども、何歳児を対象とするのか、それをまず教えてください。
【次の発言】 次に、その事業所の認定なんですけれども、二十一世紀職業財団の地方事務所長が認定するということなんです……


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各種会議発言一覧(参議院17期)

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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1997/03/19、17期、会派情報なし)

○堂本暁子君 きょうはお忙しい中、本当にどうもありがとうございました。  今の混雑税というのも大変おもしろい発想だと思いながらも、果たしてどういうインセンティブがどこまで継続するのかというあたりが一番問題かなと思いながら伺っておりました。  石先生に伺いたいんですけれども、石油税が道路財源になってこれだけ長いこと続いてきたということについては、かねがね大変違うんではないかと私も思い続けてまいりましたけれども、今、ほかの公共事業あるいは国鉄の債務に使ってはどうかというふうにおっしゃった。  最近、アメリカで知ったことなんですけれども、この間、石油の流出がありました。それと同じようにバルディーズ号……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(1997/04/16、17期、会派情報なし)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本暁子でございます。  きょうはお二人の先生方、大変示唆に富んだお話を伺いましてありがとうございました。  特に、私は比較的環境のことをやっているものですから、環境の視点、それから福祉の視点を入れた町づくりということでお話しいただいて大変うれしく思った次第です。  お二人に伺いたいことなんですけれども、京都で十二月にCOP3という気候変動枠組み条約の締約国会議も開かれまして、都市の空気の問題、これは大きな問題になってきていると思います。それで、公園が少ないとかそういうこともございますけれども、やはり自動車の乗り入れ、これがこれからの都市にとっては大変大きな問題だと……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(1997/05/07、17期、会派情報なし)

○堂本暁子君 本当に大変興味深いお話を両参考人に伺わせていただいてありがとうございました。  有岡参考人のこのグラフもこういう分析で私は大変おもしろく見せていただいたんですが、阿藤さんともたまたま人口会議その他の場所で随分お目にかかることがあるので、人口の統計面からこういった女性のことを分析なさったような点は大変おもしろく、おもしろくというか御示唆に富んでいるんですけれども、特におばあちゃんパワーを評価したいと、私も六十以上ですから、女性はもっと発言力を持てということをおっしゃっていただいて応援していただいたような気もしております。  一つだけ、女性の社会進出とか、それから結婚しないというよう……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第8号(1997/05/28、17期、会派情報なし)

○堂本暁子君 ありがとうございます。大変いい機会を与えていただいたと思っております。  私は、二十一世紀に向けての社会資本、特に公共事業のあり方について、環境と福祉の視点から考察を加えてみたいと思っております。  参考人として出席された上智大学の山崎教授のおっしゃっておりますことに、公共事業はどういうものかということの分析で、マクロ政策としての景気対策、それからミクロ政策としての資源配分の効率性と公正ということをおっしゃっているわけですが、山崎教授のお書きになった中に、「現在の景気の状態を深刻なものと認識する限り、仮に公共投資が望ましくない副作用を伴うとしても、景気対策としての必要性は否定でき……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号(1998/02/25、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 新党さきがけの堂本です。よろしくお願いいたします。  お願いしてある質問に入ります前に、建設省の方から総務審議官が御説明くださった資料でちょっと追加して説明をしていただきたいところがございます。  事業見直しについて、これは十ページからダムその他について書いてありますけれども、ずっと十ページを説明してこられて、十一ページの途中であとは省略なさったんですが、この最後の方にございます徳島県の細川内ダム、「委員会設立準備中」というようなことが書いてありますけれども、このあたりのところ、それからその下の熊本県、この辺については今現状どうなっているかを御説明いただけますでしょうか。

第142回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号(1998/03/11、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 きょうは、本当に貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。  まず、経団連の中村参考人に伺いとうございます。  いただきました参考人資料の、先ほど図で御説明いただいた「公共事業改革の具体的方策」というところを見ていたのですけれども、大変に丁寧な政策評価のやり方が提示してあります。  そのことに関連して、今同僚議員からも多々出た、果たして行政府なり立法府なり、それから会計検査院、行政府ですが、そこで十分に政策評価が可能かどうかという部分がございまして、大胆に伺いたいんですが、評価機能というのを民間でやることが可能かどうかということについてはどのようにお考えでしょうか。

第142回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号(1998/05/11、17期、新党さきがけ)

○堂本暁子君 今の御意見に関連してなんですが、参議院の行政監視委員会のような形のものを充実することもあると思いますけれども、きょういただきました委員会の自由討論資料の中の一枚目の一番下にある「評価スタッフの養成・確保に努める必要がある。」というところがございますが、その中で私が一番注目していることは下の一行目のところなんです。民間のシンクタンク等の活用を考えるということがとても大事なのではないかという気がいたします。  と申しますのは、行政監視というのも同じ人がいつまでもやっていると、どうしてもそこに癒着とは申しませんが、なれ合いが出てきてしまう。それから、やはり民間の方が厳しいということがど……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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