武田邦太郎 参議院議員
17期国会発言一覧

武田邦太郎[参]在籍期 : 16期-|17期|
武田邦太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武田邦太郎参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院17期)

武田邦太郎[参]本会議発言(全期間)
16期-|17期|
第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 参議院本会議 第3号(1996/01/26、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 新緑風会を代表いたしまして、第一に農業・食糧問題、第二に平和・安全保障問題、第三に地方分権、規制緩和の問題、第四に若い世代、特に女性の就業機会の問題につき、総理大臣、外務大臣、農水大臣の御所見を伺います。  今後の食糧問題は、世界にとっても日本にとっても平和・安全保障問題と同じく重大な政治問題であります。途上国人口の激増、特に中国、東南アジア諸国、インド等の経済成長に伴う食糧需要の増加と、逆に世界的な食糧生産力の発展速度の急テンポな低下によりまして、二十一世紀は「飢餓の世紀」と言われております。金があれば食糧は幾らでも輸入できる時代ではなくなりつつあるのであります。  このよう……


■ページ上部へ

第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 参議院本会議 第23号(1997/05/09、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 橋本総理の昼夜にわたる国政の御努力に深く敬意と感謝をささげます。ここに民主党・新緑風会を代表して若干の助言を申し述べ、御努力におこたえしたいと思います。  外国では、日本が長期の展望に立って総合的な大戦略を樹立する能力を持たない国だという批判があるかに聞き及びますが、これはもちろん誤りであります。能力は持っております。ただし、現在のところ、残念ながらそのような大戦略を樹立し得ていないことも事実であります。このたび米国等を訪問されて、この種の問題を感じられなかったものでしょうか。  例えば、平和・安全の問題、食糧・農業の問題がそれであります。  現代は、戦争学から見て、これまでの……

武田邦太郎[参]本会議発言(全期間)
16期-|17期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院17期)

武田邦太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|
第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1995/09/29、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの風間君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に成瀬守重君を指名いたします。

第134回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1995/12/06、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 いろいろの努力が各方面でなされておりますけれども、現状で判断する限り、沖縄県民の惨たんたる犠牲、過重な負担はなくなりそうもありません。  これでいいのか。こういう事態は未来永久に続くのか。あるいはどういう条件があればこれを解消できるのか。国を挙げて必死にこれらの問題を掘り下げなきゃならないのに、政府におかれても国民間でも、この問題をまともに掘り下げる努力は必ずしも期待するようには進んでいないと思います。  日米安保条約は絶対的なものだ、変えることのできないものだという、頭で議論しておったのでは、沖縄の犠牲や負担を解消するめどはまずないと、こう考えていいと思います。  それで、こ……

第134回国会 外務委員会 第1号(1995/10/19、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 私も日米安保について、基本的な点について若干大臣のお考えをお伺いいたします。  アメリカが今日の世界で持っている重さといいますか、そういう点で日本は心から対等な親友になるべきだと思うんです。ところが、日米安保を前提として日本とアメリカが心から対等な親友になり得るかということを考えますと、どうもそれは不可能ではないかと思うんですね。  今日、日本で識者と言われている人たちも、日本はアメリカに守ってもらうしかないんだ、それがいいんだと思う人が相当おられるようでありまして、アメリカの側が高みに立つ、日本の側が守ってもらっているという、ちょっと言葉がどぎつくなるかもしれませんが、卑屈な……

第134回国会 外務委員会 第4号(1995/10/31、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 インマルサット条約の改正につきましては格別に意見はございません。賛成いたします。  そこで、きょうは、日中米三国の問題とAPECにおける農業問題について年来の願望を申し上げて、御検討をいただきたい、こう思います。時間が少ないので、ひょっとすると御返事をいただく時間がなくなるかもしれません。その節はお許しいただいて、次の委員会ででも御返事いただければありがたい、こう思います。  前回のこの委員会で大臣は、日中米の平和的な共存共栄について毅然たる態度を持って努力すると、こういうお話がありまして、大変感銘いたしました。  そこで、その具体的な方策の一つとして、これは非常に難しいと思い……

第134回国会 外務委員会 第6号(1995/11/09、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 前回の委員会に引き続きまして、若干時間をいただいて日米安保についての大臣の御意見を伺います。例によって基本的な、いわば長期的視点に立った話でございますので、御辛抱いただきます。  日米安保というものがどういう役目を持っているかといえば、常識的に言って三つあると思います。  一つは、中国とか北朝鮮の軍事力に対して日本を守る。これは軍事的空白を埋めるとかなんとか抽象論的な言葉がありますが、こういうことはちっともわからないですね。はっきり言えば、中国、北朝鮮を主とする近隣の軍事力から日本を守る、これが一つですね。  もう一つは、これはこの前申しましたが、中国からイラクにかけてのアジア……

第134回国会 外務委員会 第9号(1995/11/30、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 私は、人種差別撤廃条約については賛成でございますので、きょうは前々回まで発言してまいりました日米安保の問題について結びをつけたい、こういうふうに思います。  毎々申し上げますように、日本はアメリカと対等の親友になるべきだし、なり得る。ところが、日米安保条約のある限り、アメリカは日本を守ってやる、日本の識者もそうでありますが、多くの人たちはアメリカに守ってもらわなければ日本は安全を期し得ない、こう思っておる限りにおいては対等の親友にはなり得ないというのが私の基本的な考え方であります。  なぜ日米安保が必要であるか。理由は三つあると思います。  一つは、中国や北朝鮮が危ない、こうい……

第134回国会 外務委員会 第10号(1995/12/12、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 今、立木委員のお話を伺いながら、私も当時を思い起こしました。私は当時、長春の大同大街のソ連戦車の進撃するルートを想定して、その両側にタコつぼを掘って爆弾を抱えて入っていたわけです、ソ連軍が来たらその戦車の下へ飛び込むと。考えてみれば、そんなことをやっても成功するような作戦じゃないですね。ないけれども、今言われたような避難民が右往左往するのに幾らかでも時間が稼げるかというようなことで爆弾を抱えているわけです。ソ連軍の作戦が何日がおくれたので、陛下の放送が伝わってまいりまして、私は今ここに生きているわけであります。そういうことを考えるにつけましても、少なくとも世界政策を考える場合に……

第134回国会 決算委員会 第2号(1995/12/05、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 毎々同じようなことを申し上げて恐縮でございますが、きょうもまた似たようなことをお尋ねするわけであります。  世界の一番のODA大国として、日本の援助が対象国の国民生活の向上あるいは平和的建設に役立ってもらいたい、軍隊の強化などには使ってほしくない、こういう熱願を持つわけでありますが、こういうことは一応日本としては特定の措置をとるのですか。
【次の発言】 それで、先般、中国が地下核実験をやりましたとき、日本側からはこれに抗議を申し込んで無償援助を打ち切るというようなことがあったときに向こう側は、日本の侵略戦争で中国に与えた損害に比べれば日本の援助などわずかなものだ、こういうことを……


■ページ上部へ

第135回国会(1996/01/11〜1996/01/13)

第135回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1996/01/11、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの風間君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に成瀬守重君を指名いたします。(拍手)


■ページ上部へ

第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1996/01/22、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの風間君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に成瀬守重君を指名いたします。

第136回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1996/03/15、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 今、私が夜昼なしに非常に気になりますのは、沖縄の県民の皆さんがどういう気持ちでおられるのか。政府も本土の皆さんも我々の気持ちなどは全く無視している。事あるごとに沖縄の皆さんの苦しみを我が苦しみとしてという言葉は繰り返されるけれども、余りにも白々しいではないか。こういうふうな思いを日々深くしているじゃないか。沖縄の県民の皆さんの意思をそのままにしておいて沖縄に関する日本の政策がやれるのか。まずこの点について大臣のお考えを伺います。
【次の発言】 今まで二人の同僚が言われたのを繰り返すことになると思いますけれども、日米安保を守るために沖縄が犠牲にならざるを得ないという論理的帰結にな……

第136回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1996/05/07、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 沖縄は、太平洋戦争で非常な犠牲を受けた上、戦後五十年にわたって本土の国民と比べて余りに公正を欠く非常な犠牲を受けてまいりました。この犠牲的負担は一日も早く解消しなければなりませんけれども、その償いとして、同時に、産業経済面あるいは生活面で本土の国民よりもレベルの高い状況をこれまた一日も早くつくり上げていく必要がある、こう思います。  きょうは、その中で農業についての所見を申し上げますが、長官はもう農業は権威者でありますので、私としては質疑というよりもむしろ陳情であります。  農業といいましても、やはり平野部の農業、緩傾斜、急傾斜、いろいろございますし、当面申し上げるのは平野部に……

第136回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1996/06/18、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 沖縄の問題なり日米安保、日本の安全保障を考えますと、私も昼夜にわたって血が騒ぐ人間でありますが、再度申し上げておりますように、アーノルド・トインビーの人類に対する警告に、現代は核戦争で人類が破滅するか、それとも国家対立のない世界をつくるのか、人類はまさにこの分岐点に立っている、これはかつて我々が生きたことのない時代であって、これを我々は十分心して努力しなければならぬ、こういうことを繰り返し警告したわけであります。  我々が持っております日本国憲法もまた、国際間のフリクションを解決するために武力を使わない、これはたまたまでありましょうが、二十世紀最大の歴史家が人類に発した警告に一……

第136回国会 外務委員会 第2号(1996/02/22、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 この数十年来、人類はいまだかつて経験のない歴史段階を生きていると思います。御承知のアーノルド・トインビーさんは二十世紀最大の歴史家と言われた一人であります。もう亡くなりましたが、彼が幾たびとなく、今、人類の歴史は核戦争で文明の破局に陥るのか、それとも国家対立のないいわば恒久平和的な世界を実現するのか、その分かれ道に立っている、こういうことを繰り返して申しました。もっともこの人が生きているときはまだアメリカとソ連の対立時代で今とは若干違うかもしれませんけれども、核兵器を持って対立しているという勢力があるという意味ではそう変わらないと思うんです。  そこで、日米安保体制というものは……

第136回国会 外務委員会 第6号(1996/04/11、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 例によって原則論的な問題でございますが、有事に対して対応するとか準備するとかということが盛んに言われるんですが、有事を起こさせないような努力がもっと大事だと思うんです。特に、外務省は防衛庁ではないわけでありますから、防衛庁とは多少意見が対立してもそういう御努力をお願いしたい、こう思います。  それで、このたびの北朝鮮の非武装地帯任務放棄のことについて、新聞情報ですが、北朝鮮は韓国を除いてアメリカと直接的に話したいんだと、こういう見解があるようでありますけれども、私などは、日本がアメリカや韓国を説きつけて、向こうはそういう気持ちがあるのかないのか、あるとすれば、大いに結構だよとい……

第136回国会 外務委員会 第8号(1996/04/26、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 また例によって平和論ですが、前の河野外務大臣のころ、余り同じような平和論をやるものだから気がとがめまして、大臣のお耳にたこができませんかと聞いたら、まだできていないということでしたけれども、池田外務大臣もお耳にたこができるようなことがあるかもしれません。私が繰り返し同じことを言うかもしれませんが、それよりも委員の先生方がもっと長いこと聞かれるわけですけれども。  二十世紀末から二十一世紀の初めにかけて、一体世界はどういうふうになるのか。今のままでずっと推移するはずはありません。仮に二十年後はどうなっているだろうかと、こういうことを考えますと、では二十年を振り返って、二十年前に我……

第136回国会 外務委員会 第9号(1996/05/07、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 先生方の話を伺っている間にちょっと予定外のことを話したくなりました、あしからず。  外務省が、ただ外国とのおつき合いじゃなくて、本当に望ましい世界を実現するための、むしろ世界政策省的性格をだんだん深くしているんじゃないかと思うんです。これは前の河野外務大臣のときにも申し上げたんですが、それにしても余りに予算がみみっちいですね。とにかく防衛庁の予算の六分の一もないですからね。だから、私は、今のお話にもありましたけれども、これから先の国際紛争を解決する手段として、日本だけじゃなくて世界のすべての国が武力は使わないというのが、これから先の歴史段階のいや応なしの歴史的要請だと、こう思い……

第136回国会 外務委員会 第14号(1996/06/07、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 造船協定及び商標法条約については賛成でございます。  ここで、先日来気になっていることを若干お尋ねしたいと思うんです。  四月十八日でしたか、日米安保共同宣言につきましてアメリカの言論界で非常な沸騰的な反応がありました。今まで日本は、マッカーサー元帥が起案した憲法の中で軍事的にはひそやかに平和的にやってきたが、今や五十年たって殻を破って、それで太平洋におけるアメリカとの軍事協力に姿勢を改めたと、そういう意味の言論が二、三にとどまらず出ておったようであります。  これは、その当時を考えてみますと、日本におけるその当時の日米安保に関する問題意識で最大なるものは、普天間基地が全面的に……

第136回国会 外務委員会 第16号(1996/06/13、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 自衛隊法を改正する法律に伴いまして後方支援、物品または役務の相互の提供と、こういうことによって防衛庁の予算はどれぐらいふえる見当になりますか。
【次の発言】 相互の提供ということになりますと、アメリカの側から日本に提供される物品・役務等もあるんですか。どういうようなものがあるんですか。
【次の発言】 たびたび申し上げておりますから誤解はないと思いますけれども、私の発言は反米政策をとるべしとか、あるいは日米安保を直ちにやめてしまえとか、そういう議論ではありません。  そういう立場を含みに入れて、この自衛隊法の改正とかあるいはCTBTなどで中国の核実験を封じ込めるとか、こういう政策……


■ページ上部へ

第138回国会(1996/11/07〜1996/11/12)

第138回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1996/11/07、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの星野君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に楢崎泰昌君を指名いたします。


■ページ上部へ

第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 外務委員会 第1号(1996/12/12、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 きょうもまた世界の現実の近未来についての原則論的な展望についてのお尋ねです。  この間、十二月三日でしたか、EUの議長さんが若干の随員を連れてこられて、この委員会と懇談したいということで、委員長以下何名かでお会いしました。最初、委員長がお話しされて、向こうの議長が話をされて、そしてこっちの委員が若干名発言したわけであります。  私が発言しましたのは、ECが国家を超えて手を握っていると。その条件は何かといえば、参加各国は政治的には独立している、しかし経済は一体化の方向に進む、防衛は共同と、この三つの柱があるように思う。防衛については、対象は主としてロシアの脅威であるけれども、アメ……


■ページ上部へ

第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 外務委員会 第2号(1997/02/20、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 きょうはちょっと中国問題をお話ししたいと思ったんですが、高野、田両先生の話を聞いているうちに、予定外の問題ですが、北朝鮮関係、これは今有事に対応するということが盛んに言われておりますけれども、これについて二つの問題があると思います。  一つは、有事を有事にしない、平和裏に事態が推移する努力を我々はどこまでやっているか。先ほどの食糧援助の問題もその一つでしょうが、食糧を向こうに送って、おまえたちの困っているのを助けるんだからおれたちの言うことを聞けという気配がちょっとでも向こうに感じられれば、この食糧は死んでしまうわけです。そうじゃなくて、日本の国民は北朝鮮の国民、特に老人とか病……

第140回国会 外務委員会 第5号(1997/03/18、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 このたびのように郵便連合憲章が一段と高度に整備されますことは、真の世界平和実現への一里塚と考えまして心から賛成であります。  同様に、万国郵便連合の憲章に基づく限定連合は世界のほかの地域にどのように進んでいるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今インターネットによる個人間の通信が国境を越えて発展して、ある意味では無政府状態の局面をも現出しているようでありますが、場合によっては悪質な犯罪の温床にもなっているようであります。  このように、文明の進歩の結果、法律では必ずしも効果的に制御できない状況が国境を無視した形で展開することはある意味で歴史の必然的現象かもしれませんが……

第140回国会 外務委員会 第6号(1997/03/27、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 私も沖縄米軍基地について若干お伺いします。  五月十四日の期限切れということは、これが設定された時期においては平成九年五月ごろになれば国際情勢がかなり変化するだろう、そういう予測があったんですか。期限切れを設定したときです、その時点においては。基地は要らなくなるという判断があったんですか。それとも期限は更改するというつもりで設定したんでしょうか。――意味がわかりませんか。
【次の発言】 期限切れです。平成九年五月十四日ですか、それを設定した時期においては、この時期には国際情勢が変化して基地についてやめるのか削減するのか、何らかの展望があったわけでしょう。

第140回国会 外務委員会 第8号(1997/04/01、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 大臣、過日中国においでになりまして、日本、アメリカ、中国は今後特段に友好を深めていこう、こういう話し合いをなさり、また日中間では首脳の相互訪問をしようと、こういう約束をなさったわけであります。これは非常に結構なことだと思いますが、実際現地に行かれ、中国の首脳に直接接触なさって、これからは今までとは違って特段に友好を深めていくことができる、そういう実感をお持ちになったでしょうか。その実感をお話し願いたいと思います。
【次の発言】 三国は今後三十年はお互いに戦争しないというところまで踏み込んでいただくと最もありがたいと思いますが、将来の問題としてお願いしておきます。  問題の中東・……

第140回国会 外務委員会 第11号(1997/05/13、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 田委員のお尋ねと全く重複するのでもう発言はやめてもいいような気がしておるんですが、一応端的にお伺いします。  ゲリラの主たる目的が投獄されている同志、特に幹部の釈放要求にあったということはたびたび報道されましたが、私の心に一番とまりましたのはこの初期の時期、先ほど田委員の言われたように、何ゆえに日本の大使館を目標にしたかと。それは、日本のペルーに対する政府援助が富める人々に対してウエートがかかり過ぎている、貧しい者には恩恵が及んでいない、これに対する抗議がこの事件を起こした目標といいますか理由といいますか、その重大な一つだと、こういったことが心に残っております。  これはどの程……

第140回国会 外務委員会 第12号(1997/05/15、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 きょうは高野委員から差し迫った具体的重要問題の幾多の提起がありまして、これに対する厳格な対処の要望がございましたし、また田委員からは平和的、建設的な実践に基づく提言がありまして、近来にない感銘を受けました。私は例によって抽象的な幻想論の意見を開陳して大臣とよく御相談したい、そういうことなんです。  それで、このたびの追加議定書あるいは改正議定書の趣旨には私は心から賛成するのでありますが、もしこういうことについて逆なことをやった国があったと、これに対する制裁はどうするかということになりますと、これは非常に進んだ兵器を使う国に対する制裁でありますから、制裁するという以上はまた兵器を……

第140回国会 外務委員会 第15号(1997/06/05、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 CTBTが発効するためには、先ほど来お話がありましたように、核保有国あるいは保有疑惑国ですか、それと核を持つ可能性のある国々四十四カ国の批准が必要であるわけでありますけれども、私が見るところでは四十四カ国の批准がことごとく得られる可能性は極めて少ないと思うんです。したがって、CTBTが発効する可能性が極めて少ないということになります。  そういう状態の中で、条約違反の核実験を検知する国際機関の一DC、国際データセンターですか、これの暫定的なものとして既におととしの一月からアメリカが始めていると。予算の九割はアメリカが持って、その研究員といいますか職員といいますか、約六十名の中で……

第140回国会 外務委員会 第18号(1997/06/17、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 私は三つの問題について大臣のお考えを伺いたいんですが、大臣のお返事が長時間にわたりますと三つとも発言することができなくなるおそれがありますので、まず三つの問題を続けてお聞き願います。  第一は、先ほどの高野委員の御発言と相当通ずるところがあるんですが、テロ集団が何ゆえに日本の大使館を対象にしたかということについて、日本の経済援助が貧民層のことを考えない、富める者を利することに急であることという不満を覚えたということを言っておりましたが、これはフジモリ政治を批判すると同時に、日本の経済援助のキャラクターを問題にしておるわけであります。特に、大統領が日系の方であるということにおいて……

第140回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第6号(1997/06/18、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(武田邦太郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任されました武田邦太郎でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。


■ページ上部へ

第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 外務委員会 第3号(1997/11/27、17期、各派に属しない議員)

○武田邦太郎君 これは外務大臣が新しく就任なさるたびにお願いしている問題でありまして、先生方の中にはまたあの話をするかとお考えの方もあろうかと思いますが、外務省の予算、これは新しい数字がないから九四年の外務省の資料で見ますと、大体全予算の一%弱です。ドイツは二・五%強、カナダは二・二%、日本は一%弱です。その中で四分の三はODAなんです。ODAの多いことは私も熱望するところでありますけれども、一%の外務省の予算が、ODAの四分の三を除けば四百分の一です。  今の外務省のお仕事というのは、諸外国とおつき合いをするというようなことではなくて、非常に問題の充満している今日の世界を、いかにして望ましい……

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1997/09/29、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの真島君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、武田邦太郎が選任されました。(拍手)
【次の発言】 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました武田邦太郎でございます。  皆様方の御指導、御協力を……

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1997/10/15、17期、各派に属しない議員)

○武田邦太郎君 去る六月十八日に委員長に就任して以来、今日までまことに短い期間ではございましたが、先生方からは本委員会の調査等に当たりまして多大なる御支援、御協力をいただきました。この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。  御繁忙の折からこのように会議を開いていただきまして、まことにありがとうございました。恐縮のきわみでございます。(拍手)


■ページ上部へ

第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 総務委員会 第5号(1998/03/31、17期、各派に属しない議員)

○武田邦太郎君 無所属の武田邦太郎でございます。  長時間の会議でお疲れでしょうが、最後の十分間よろしくお願いします。  国際情勢の流動が非常に激しくて、急速調なんですね。基本的な方向としては、オールグローバル化といいますか、世界一体化の方向に大きくうねっていることは間違いないと思いますが、流れが単純ではありませんで、例えばヨーロッパはEC、ロシアを主体とするCIS、東南アジアはASEAN、北米はNAFTA、南米はその一部ですがメルコスールと、こういうように国家連合的な形態に進む情勢がまず一面にございます。日本が位置する東北アジアは、アメリカの軍事力を背景とする世界政策との絡みもありまして、東……


武田邦太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院17期)

武田邦太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|
第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第1号(1996/03/12、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 私は、こういうことについては経験もありませんし、よくわかりませんが、今の非常に流動的な重要問題を抱えた時期に全く機能停止するということは、甚だ残念なことだと思うんですね。ですから、ただいまの皆さんの御発言を小委員長におかれては十分にお酌みの上で、やはり決定事項については全員そろう必要がある下しょうけれども、諸問題についての研究討議については必ずしも全員でなくても話を進めた方が私などは好ましいと、固執するわけではありませんが、そういう感じを持っております。

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第2号(1996/03/19、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 現状の認識では、アメリカの武力は圧倒的に強い、中国はそれほどでもないのに武力を発動する傾向がある、国内的には人権を無視する傾向が強い、日本は政治的には甚だ脆弱だ、こういう認識がポピュラーではないかと思います。仮に今後十年、二十年というスパンで物を考えると、その間に大きな戦争がないという前提で中国が経済をどこまで伸ばし得るか。これはエネルギーとか食糧関係についての改善がどこまであるかということが前提になりますけれども、経済の専門家がそういうことを検討した場合、経済が成長すれば中産階級がふえて民主主義が成長するということは歴史の当然なプロセスでありまして、現在のように中国が今後十年……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第3号(1996/03/27、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 中国の民主主義に対するシビアな見解がかなり多いようですが、それを幾らか弁護してヴォーゲル先生にお尋ねします。  中国の経済、相当の困難とか失敗があるでしょうけれども、長い目で見れば経済成長は否定できないと思うんですね。民主主義というのはどこの国でも経済成長の中で中産階級が成長する基盤の中で成長するわけで、中国が幾らかおくれるかどうかは別として、必ず民主主義というものは成長するんではないか。  インドの例で、ばらばらな情報ですけれども、インドは中産階級に約二億、全体の二割ぐらいと言われていますね。それで、アンタッチャブルの女性が州知事になったという情報がまた別にあります。その相関……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第4号(1996/04/03、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 新緑風会の武田と申しますが、若林参考人に伺います。  結びつく経済、離れる心というのは非常に興味深い切り口だと思うんですが、そういう意味で見ますと、かつて世界はどの国も離れた心、離れた経済だったと思うんです。第一次大戦以後、経済が結びつく芽生えがあらわれて、ヨーロッパでまずそういう芽生えができまして、現在ではあちこちに心は離れているが経済は結びついているという現象がかなり顕著に出ておりますね。トップはEUですけれども、NAFTAも割合素直に前進するかもしれませんし、APECとマハティール氏の言うようなEAECとどっちに落ちつくのかということは、アメリカ、中国の姿勢いかんにもより……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第5号(1996/04/10、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 日本としては、中国と台湾とが平和裏に一つになってほしいとか、そうあるべきだという基本方針がありますね。ところが、アメリカで見ると大体似たような線もあるようだけれども、もし中国が武力的な行動をとる場合にはアメリカが武力を発動して台湾を極端に言えば守るという姿勢があるとすれば、必ずしも日本とアメリカのこの問題に対する態度が完全に一致しているとは言いがたいと。特に、日米安保によって日本がアメリカの軍事行動の後方支援的なことをやらねばならぬとすれば、これは中国側から見れば、幾ら日本が平和的に一体になることを願うといっても素直には受け取れない条件がそこにあるのではないかというのが一つです……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第7号(1996/06/13、17期、新緑風会)

○武田邦太郎君 非常に困難な状況でしょうけれども、北朝鮮というのは世界で最もアウタルキー的な国家でしょうね。それで、ソ連からロシアにかけての援助は著しく低下しているはずですし、中国の援助も、時に消長ありますけれども、北朝鮮に対する親近度といいますか、これはもうかつてのごとくじゃない。それから、貿易関係は一応発展しているようには思えませんね。  そういうふうに考えますと、アウタルキーの中で、朝鮮戦争以後もう四十年、戦争以後生まれた人たちが国家の重要なところを担う年齢に達している。こういうことを総合的に考えて、北朝鮮というアウタルキーに近い国家は、非常に能力の高い民族だと思いますけれども、成長状況……


■ページ上部へ

第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1996/12/09、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 香港の問題じゃないんですけれども、長い目で見ますと、歴史を振り返ると、常に緊張状態と比較的ゆったりした状態を繰り返しているわけですね。緊張状態がひどくなると爆発して戦争になる、こういう繰り返しを持っているわけであります。だから今、これはちょっと老人の苦労性で言うようなものですけれども、ASEAN地域が前向きの非常に明るい姿勢を持ち得ているのは大変結構で、私もこれを心から祝福したいんですが、世界的な状況を見ますと、そういう方向にずっと行ってしまうと必ずしも言えない条件があると思うんですね。きょうはことごとく言いませんけれども。  第一は戦争要因。国際問題を軍事力で解決しようという……

第139回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1996/12/16、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 地球世界がグローバリゼーションをたどっている、それも相当急スピードにいっているということは間違いないと思うんですが、APECの今の段階がその方向に素直にといいますか、直線的といいますか、進んでおると見るのかどうかについては若干注意深く考える必要があるんじゃないかという気がするんです。  もちろん現在の世界は国家主義の時代じゃなくて、その次の時代に移っていることは間違いありませんが、例えばEUのあり方、これは十幾つかの国が、各国の政治は独立しているけれども、経済は一体化する、防衛は共同、アメリカの協力か応援かはありますけれども、ロシアという存在があるせいでその点ははっきりしている……


■ページ上部へ

第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1997/02/24、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 今までお話しになったお二人の先生の発言とかなり重複するところがあると思います。  今の日本で私が一番心配しておるのは、アジア太平洋の平和、各国の相互扶助的な発展と、ひいては世界の平和と各国の相互扶助的な発展、それに対する明確な展望なり具体的な政策なりがどうも日本にはできていないのじゃないか、日本は何を考えているかわからないと。政治家の各先生方はそれぞれお考えがありますけれども、国として外国に、日本はかく見通し、かく信じ、かく行動するということがちっともわからない。これは非常に心配であります。  例えば、北朝鮮の問題で北朝鮮と話すのに、韓国、中国、米国は参加しますけれども、日本は……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第8号(1997/05/19、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 先ほど来一部の委員方、特に上田委員から、政府援助する諸国、政府援助を受ける側の諸国がオールグローバルに協議、検討して援助の総合性あるいは計画性、効率性を十分検討して新しい出発を考えたらどうかという意味の御発言があったかと思いますが、これはぜひ少しでも早くこの問題を国際的に持ち出して、そういうことを検討する機会を提唱していただきたい、こう思います。  そこで、そういうことを前提にして、私は二つの特殊問題を申し上げて御検討をいただきたいと思います。  その一つは食糧問題です。これは日本の穀物の自給率は三〇%しかないわけで、特に肉類を二百何十万トンか輸入しておりますから、これを穀物に……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第9号(1997/05/21、17期、民主党・新緑風会)

○武田邦太郎君 この問題につきましては、もうこれまでの会合で発言したこと以上のことはまずないのでありますが、特に強調したいのは、これもたびたび申し上げることでありますけれども、戦争の歴史とか防衛の手段について人類が核兵器を持ち始めたということで、これまでとは全く異質の時代に入っているという理解をまず持つべきではないか、こういうふうに思います。今直ちに核戦争が起こるという公算は、米ソ冷戦期のようなことはまずないわけでありますけれども、科学技術の異常な躍進、特に核兵器を持ち始めた国々の異常なこの問題に対する努力の傾注を見ますと、核兵器が我々の予想以上に早く前進するというふうに考えた方がいいんではな……



武田邦太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

武田邦太郎[参]在籍期 : 16期-|17期|
武田邦太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 17期在籍の他の議員はこちら→17期参議院議員(五十音順) 17期参議院議員(選挙区順) 17期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。