椎名素夫 参議院議員
17期国会発言一覧

椎名素夫[参]在籍期 : 16期-|17期|-18期-19期
椎名素夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは椎名素夫参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
椎名素夫[参]本会議発言(全期間)
16期-|17期|-18期-19期

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委員会発言一覧(参議院17期)

椎名素夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|-18期-19期
第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第6号(1995/11/30、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 参議院フォーラムの椎名素夫でございます。  余り長い時間をいただいているわけじゃないので、二点だけお伺いしたいと思います。  一つ目は、宗教法人審議会について伺いたいと思います。  この宗教法人審議会は今までも非常に重要な役割を果たしてきましたし、また、これからは政府の質問権あるいは報告を求める権利というようなことで、ある意味ではますます重要な意味があるかと思います。  宗教法人審議会の現在のメンバーは十五人であるということですが、まず確かめておきますが、これは文部大臣が任命をなさるということですね。今の委員数は十五人ということですが、このうち十一人までが宗教関係者だということを……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 外務委員会 第8号(1996/04/26、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 私も平和論なんですが、大先生のような将来に余りみんな仲よしということにはならないだろうというふうに基本的に思っておるところから始めさせていただきます。  今度の日米首脳会談というのは、まだまだ宿題がたくさん残っているけれども、私は基本的に評価すべきだと思っております。日米同盟という言葉を使いますね。しかし、昔から国際関係をどうするかという話の中で、究極的には今おっしゃったような世界国家みたいな話になるのかもしれませんけれども、その一つ手前のある程度の理想的な段階として、ウィルソンが第一次世界大戦の後唱道をして、とにかく国際関係に法秩序を持ち込もうということで国際連盟つくりましたけ……

第136回国会 外務委員会 第9号(1996/05/07、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 いつも質問の順番が武田先生の後なものですから高通なお話を伺って少し調子が狂って困るんですが、きょうは予算の委嘱審査でもあり、外務省の予算それから定員についてちょっと御質問したいと思うんです。  昔、自民党時代に伊東正義先生が、正確な名前は忘れましたが、外交機能強化懇談会というのがあって、大臣も大変熱心なメンバーだったと記憶しております。また、総務庁長官におなりになったときに、総務庁は全部見なきゃいけないので外務省だけ無理するわけにもいかぬのでしょうが、その中でも随分努力をしていただいたということをいまだに覚えております。  今の武田先生のお話でも、みみっちいというお話がありました……

第136回国会 外務委員会 第11号(1996/05/16、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 この前の前の質問で、同盟論の途中ですから、また続きをやらせていただきますので、ちょっとおつき合いを願います。  日米安保共同宣言というのが出たわけですが、この中に「両国の政策を方向づける深遠な共通の価値、即ち自由の維持、民主主義の追求、及び人権の尊重に対するコミットメントを再確認」と書いてありますが、いろいろな方法で一緒にやろうという話はともかくとして、基本的には、この日米同盟関係で守ろうというのは今言ったこういうことなんでしょうか。
【次の発言】 おっしゃるとおりで、インタレストそれから役割、しかしその基本にはこの三つがあると、こういうことですね。これはもう共有していると。  ……

第136回国会 外務委員会 第16号(1996/06/13、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 ACSAですが、一九八八年からずっと話題になっていた部分がさまざまな打ち合わせ、相談でここまで来たということで、確かに一歩前進だと思います。きのう以来、同僚の皆さん方からさまざまな詳細な質問がありまして余り聞くこともないような気もするんですが、これを素直に読んでみて、またそれから周囲の事情を見て幾分わからない点がありますので、お尋ねをしたいと思います。  この適用範囲というのが三つありますね、共同訓練、PKO、それから国際緊急援助。この三つの中でやっぱり重点は共同訓練というあたりにあるように現実にも思うんですが、これはどうなんでしょうか。


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第138回国会(1996/11/07〜1996/11/12)

第138回国会 決算委員会 第閉会後3号(1996/11/26、17期、無所属クラブ)

○椎名素夫君 第二次橋本内閣ができて、この内閣では行政改革を全力を挙げてやるんだということで大変結構なことだと思っております。  今の日本というのは、行政改革のみならず、あらゆる面で目詰まりを来しているようなところもありますし、相当大きく直していかないと、それも早く直していかないとなかなかこれから先の展望が開けないように思うんですが、その中でも特に行政改革というのは重要であるという意味で、橋本総理以下、そして武藤長官も行政改革担当ということで張り切っておられる、大変結構なことだと思っております。  きょうは、この行政改革と行政監察について、その関連を少しお伺いしたいと思うんです。  行政改革と……

第138回国会 決算委員会 第閉会後4号(1996/11/27、17期、無所属クラブ)

○椎名素夫君 無所属クラブの椎名でございます。  今回、第二次橋本内閣に当たって、昔から存じ上げている、たしか同期で国会議員になったかと思っておりますが非常に政治家らしい政治家である白川さんが行革の中でこれから地方分権その他は非常に重要になってくると思いますので、自治大臣に任命されたということを大変に喜んでおります。  さて、もう御承知のとおりでありますが平成八年度末になりますと公債残高二百四十兆円ということになって、それから地方の長期債務の残高を合わせると四百四十二兆円、GDPの比にして八九%にもなるということで大変財政が危機的状況でありますけれども、その中で高齢化も進む、そして今年度の国民……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 外務委員会 第2号(1997/02/20、17期、自由の会)

○椎名素夫君 北朝鮮への援助について伺おうと思っておりましたが、先ほど高野委員その他から非常に詳しい質問があって、もう余りつけ加えることがないので、非常に素朴な感じをちょっと申し上げたいと思うわけです。  またWFPから援助しようということで、アメリカも韓国も出そうということを決めたということのようですが、日本もつき合わなきゃいかぬのかという話ですね。しかし、考えてみると三年がかりなわけでしょう。人道という言葉があって、これはもう緊急なんだと、とにかく飢え死にしている人たちが現にいるんだからというような話で緊急と言われた。それから収穫がうまくいかなかった、これは特殊、例外的なことなんだからとい……

第140回国会 外務委員会 第4号(1997/03/17、17期、自由の会)

○椎名素夫君 南極については私は賛成でございます。  きょうは、お許しを得て、いわゆる従軍慰安婦問題の平成五年八月四日の内閣官房長官談話についてちょっとお伺いをしたいと思っております。  この談話がいわば発端になって、その後基金というようなものが設立されたり、あるいは教科書での慰安婦問題の記述が、ほとんど全部の教科書に相当どぎつい表現で取り上げられたりというようなこともあります。それからもう一つは、これはもっと大事なことかもしれませんが、とにかく政府がこういったわけなので、その後の日本の政府の態度といいますか、これはいわば事実上拘束されて、これからもずっと拘束され続けるんじゃないかと思うんです……

第140回国会 外務委員会 第6号(1997/03/27、17期、自由の会)

○椎名素夫君 きょうは外交実施体制の話と経済協力のお話を伺うと言っておきましたが、在外公館の話が三十一日にありますので、実施体制の質問というのはそのときにできるかと思いますので、きょうは経済協力のお話を伺いたいと思います。  予算の委嘱審査をやっておるわけですが、現実問題からして、衆議院でもう通ってしまったんでこちらで細かいことをいろいろ言っても実際のところはしようがない話ではある。したがって、もう少し将来を考えて、どういう基本的な考え方で経済協力をお考えなのかということを極めて一般的な形で伺いたいと思います。  ことしは全部では二・一%で、外務省管轄のところでは二・六%伸びて、ODAが全部で……

第140回国会 外務委員会 第8号(1997/04/01、17期、自由の会)

○椎名素夫君 この銀行のお話で、これに関連して今の中東和平プロセスの現状というようなことについてまず伺おうと思っておりましたが、さっきは高野委員、それから立木委員、お二人から非常に詳しく御質問があり、そしてまたそちらからも答弁がありましたので、そこらあたりはもう割愛をいたします。  非常に簡単な質問になりますが、このごろ、冷戦が終わって、政治、経済の中で経済の方がはるかにウエートがそこらじゆうでふえてきたというふうなことを言う向きもありますが、依然として政治が重要な役割を担っているという地域は、特に中東というのはそういうところだろうと思うんです。  この銀行の協定というのは昨年のことですが、流……

第140回国会 外務委員会 第11号(1997/05/13、17期、自由の会)

○椎名素夫君 今までの各委員からの御質問、それから青木大使からの率直な御陳述でいろいろなことがわかりまして、私から特につけ加えることはありませんが、一つだけいわばお願いをしておきます。  今度、結果的には、とにかく暴力というものは割に合わぬということがはっきりしたという結果が出たことは非常によかったことだと私は思うわけです。テロリストには決して屈しないという日本の態度をさらに明確なものにこれからしていこうというきっかけにもなった。  ただし、考えてみると、ペルーにフジモリさんという大変決然たる大統領がおって、大変周到な話し合いも本当に最後までやり、その結果、突入をして救出したということをやって……

第140回国会 外務委員会 第12号(1997/05/15、17期、自由の会)

○椎名素夫君 地雷の問題でいろいろお聞きしょうと思っておりましたが、午前中以来の審議でもうほとんど済んでしまったような感じがいたします。  国際的な努力がどういうふうに行われているかというようなことについてもさまざまな会議があったり、あるいはオタワ・プロセス的なアプローチあるいはジュネーブ方式とか、そのどちらに重きを置くかというふうなお話がいろいろございました。  そこで、一つだけ伺いたいんですが、世界にいろいろたくさん国がございますけれども、このアジアの、日本の周辺の国がどんなふうな態度をとっているかということについてちょっと伺いたいんです。

第140回国会 外務委員会 第14号(1997/06/03、17期、自由の会)

○椎名素夫君 可塑性爆薬の条約ですが、私は賛成ですけれども、二、三伺います。  今この締約国というのは、いただいたのは平成九年の三月現在ということで二十六カ国となっておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 それで、その三つとも製造国なんですか。
【次の発言】 三つつけ加わって今二十九ですね。このリストにない国でつくっているというようなところはあるんでしょうか。
【次の発言】 締約国と書いてある今までの二十六で、つくっている国つくっていない国というのは区別してありますが、七カ国がつくっていると。カナダ、チェコ、ギリシャ、ノルウェー、スロバキア、スペイン、スイスというようなことになっています……

第140回国会 外務委員会 第15号(1997/06/05、17期、自由の会)

○椎名素夫君 核兵器というのは非常に厄介な兵器であります。一方では非常に強大な破壊力があるために抑止力があるという性質を持っている。抑止力というのはどういうことかというと、普通でしたら非常に使用の敷居の低い通常兵器までも使用するための敷居を高くしてしまう、これが一つの大きな効用だと思うんです。  しかし同時に、今もいろいろお話が出ておりますように、大変使いにくい兵器である。そこで考え出されたのが、ちょうど核兵器がずっと展開されたのは冷戦でありますから、冷戦のときに大変にIQの高い人たちが、少し利口ばかみたいなところがありますが、考え出したのが相互確証破壊に基づく冷戦のときの核戦略理論だったと思……

第140回国会 外務委員会 第17号(1997/06/12、17期、自由の会)

○椎名素夫君 ガイドラインの見直しの問題ですが、これは秋に向けてまだ作業中であるということで、どういうものになるかということは将来の日本の安全保障にとって大変大事なことであると思っております。したがって、できるだけいいものができるようにもう一段の御努力をぜひお願いしたいということをまず申し上げて、きょうは専らこちらが一方的にまた意見を申し上げるということにとどまるかと思いますけれども、御勘弁を願います。  日米安保関係というのは四十年続いたわけですが、非常にうまくいったということになっているわけですね。事実そうだろうと思うんです。しかし、うまくいったというのは、要するに軍事だけじゃなしに、いろ……

第140回国会 決算委員会 第2号(1997/05/01、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理、長い御旅行、大変御苦労さまでした。五分ということで、皆さん一分三十秒、三分、四分と時間超過のような話で、もうお疲れのところを余り聞くことはありませんので、一問だけお答えをいただいて終わりにします。  今度、アメリカにいらして、それから豪州、ニュージーランドへ行かれた。さっきそれに関連した御質問がありました。ある部分に絞った御質問だったわけですが、大変に意味のある両国での首脳会談だったと私なりに思っております。  そこで、総理から、今度の御旅行の、豪州、ニュージーランド、とりわけ豪州の、ねらいというか意味というか、及びその中での成果というようなものについてどうお考えになってい……

第140回国会 決算委員会 第3号(1997/05/02、17期、自由の会)

○椎名素夫君 きのうの続きのような話で、国債のお話を実はしようと思ってきのう事務方にお願いしておきました。大変たくさん国債がある、これを一体どうしていくか、減らすということだけでなしに、しばらくはゼロというわけにいかないでしょうから続くんだろうと思うんです。  幾つかのポイントがあると思いますが、ひとつ知識として教えておいていただきたいのは、一体国債保有というのはどういうふうな分布になっているかということ、これが一つ。  それから、建設国債ならいいということになっておりますが、よくよく調べてみると一部消費的な国債になってしまっているという要素が必ずしもないわけではない。借金として見たときに特例……

第140回国会 決算委員会 第閉会後3号(1997/07/31、17期、自由の会)

○椎名素夫君 沖縄の振興について伺いたいと思います。  今、沖縄復帰以来、振興開発計画は第三次の途中でありますね。三次にわたっていろいろとやってきておられますが、拝見しますと、「計画の目標」という中に、もう第一次から「自立的発展の基礎条件を整備」というのが入っておりまして、第二次にも入っているし第三次にも入っている。それから、いろいろ資料をいただきましたけれども、沖縄にそういうことで振興開発の事業費としてつぎ込まれたお金の額というのは小さいものではない。五兆二千八百億というようなお金が入っておって、そのほかに基地から入る収入というのは三兆ぐらいあるんでしょうか。それで八兆円ぐらいのお金が復帰以……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号(1997/04/14、17期、自由の会)

○椎名素夫君 椎名でございます。  今回の問題は、一方では日米安保を確保しなければいけないという非常に重要な一面、しかしそれにしても沖縄に今までかけてきたまた今でもおかけしている大変に多大の負担、この二つの間で非常に難しい選択をしなければいけないという問題かと思っております。衆議院、それからきょうの参議院の審議などを聞いておりましても、沖縄の今までの大変な御苦労というのは幾分わかっておるつもりでおりましたけれども、さらにひしひしと感じているところであります。  しかしながら、そういう沖縄問題の過去、現在あるいは将来にわたっても、その重みということを踏まえた上で、しかしやはりそのもとである日米安……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号(1997/04/15、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理以下、大変長時間でお疲れですが、もうしばらくおつき合いを願います。相変わらず大ざっぱな話にわたるかと思いますが、よろしくお願いをいたします。  今、島袋先生と総理とのやりとりを伺っておりまして、本当にこの沖縄の心というものと、これは沖縄、本土というような区別をするのは私は好みませんけれども、しかしその間の心理的な大きなギャップというものをやはり常に感じる。今回のことだけでなしに、きのう申し上げましたけれども、日米安保の問題についてもあるいは沖縄の振興あるいは負担の軽減ということについても、これからの本当に長い勝負になるということは確かだろうと思いますし、その中でそのギャップを……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号(1997/04/16、17期、自由の会)

○椎名素夫君 自由の会の椎名でございます。  先ほどの冒頭の三先生のお話を伺いまして、それから今までの各委員からの質問へのお答え、大変丁寧にお答えをいただいて、ここでずっとじっくり伺ってこれだけメモをとったんですが、本当にいろいろと勉強させていただきました。私の蒙を開いていただきましたことに対してお礼を申し上げます。  これだけいろいろ伺いまして、実はもう余りお尋ねをすることは残っていないように思いますが、一つだけ伺いたいのは、日米安保というのは基軸であるということですが、アメリカという相手がありますね。その際に、アメリカはと我々申しますけれども、例えば外から見て日本はと言われても、国会などで……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号(1997/04/17、17期、自由の会)

○椎名素夫君 今回の特措法については参議院でも大変濃密な議論が行われてきたように思います。  私は、一日目には日本の安全保障あるいはアジア太平洋地域の安定のために日米同盟を確保するということが非常に大事だということを申し上げ、二日目には沖縄に対する負担の軽減、そして振興策というようなことについてぜひ強力にやっていただきたいということをお願いしたわけであります。  きのうは六人の参考人の方に来ていただきまして、それぞれの立場から、あるいはそれぞれの学識の範囲からお話を承ったんですが、特に私が非常に感銘を受けましたのは沖縄から来られたお二人の方である。琉球大学の仲地教授、それから弁護士の金城さん、……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 決算委員会 第閉会後1号(1997/12/16、17期、自由の会)

○椎名素夫君 金融システムの問題について伺います。  これに関連して、韓国のことに関心を持っているんですが、IMFを中心として韓国に緊急融資をするということになった。それに当たっていろんな条件がついているわけですね。それを見ますと、金融改革の断行、特に不良債権に苦しむ金融機関の閉鎖、整理、金融機関の情報公開の促進、外国金融機関の業務の認可、外国人の株式保有枠の拡大、企業財務の透明性の促進とか輸入規制の撤廃とか、これを読んでみると日本がこれまでに進めてきた、あるいはこれから進めようとしているようなことがまさに連ねられているというふうに見えるわけです。  それで、日本との違いというのは、韓国の場合……

第141回国会 決算委員会 第閉会後2号(1997/12/17、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理には本当に毎日お疲れさまです。非常に時間が短いので、釈迦に説法とは思いますが、私は、きょうは政府のアカウンタビリティーということに関して私の考えを申し上げて、ひとつ御所感を伺いたいと思います。  今の改革のゴールというのは、ビッグバンのときにも言われておりますが、フリー、フェア、グローバルということで、まことにこれはもう我々が達成しなければならないゴールだと思います一が、同時に、それを達成するプロセスの中でもこの三原則というのは刻々と守らなければいけないと思うわけです。特にフェアの点、これをきちっとやっていかないと、国民の信頼を持った構造改革というのはできない。そういう意味で……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1997/11/10、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理、どうもお疲れさまでございます。  大変短い時間なので、きょうは財政改革についての総理の基本的なお心づもりについて伺うだけにとどめます。  そもそも予算の編成というのは政府のおやりになる仕事である、この法律案は専ら政府の手に制約をかけるものであるということで、先ほどややこしい議論はありましたけれども、基本的にはそういうことだろうと思うんですね。  そういうことでしたらば、政府がこれから集中的な改革期間を設けてこういうふうにするということを閣議で決めて、そして内外に明らかにし、それから与党の皆さん方もそれでいこうと一致結束してお決めになるということでも本来いいんじゃないかという……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号(1997/11/12、17期、自由の会)

○椎名素夫君 自由の会の椎名であります。  きょうは一つだけですが、ぜひお考えいただきたいことについてお伺いしたいと思うんですが、企業その他の資産の再評価と、それから時価による会計表示の問題をお伺いしたいと思うわけです。  今、総理、六つの改革ということで一生懸命御努力なさっておられますが、とりわけ経済構造の改革、構造の改革というところに重点があるわけでしょうけれども、これはもう非常に喫緊の仕事である。現にもう来年のビッグバンから実際、金融、為替の自由化だけでなしに、それに引きずられていろんなことが起こってくるだろうと思うんです。  そこで、三つの原則ということを言っておられます。フリー、フェ……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号(1997/11/21、17期、自由の会)

○椎名素夫君 自由の会の椎名でございます。  皆さん大変御苦労なさって、きょう、あしたぐらいには詰まるんでしょうが、中央省庁の再編というのは大体格好はついてきている、それなりに大変御苦労なことだと思っております。  しかし、一度に何もかも一緒にやるわけにいきませんから、これは無理はないんですが、もともと官から民へ、それから中央から地方へ、こういう分権と広い意味での規制緩和とそれから中央省庁の整理というのはセットになっているものだと私は理解しております。  しかし、今非常に大きくマスコミなんかで中央省庁の問題が取り上げられているが、地方に行ってみますと、どうもそのほかの二つが十分に見えていない。……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 経済・産業委員会 第15号(1998/05/21、17期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 どうも勉強不足か、よくわからないところが多いんです。  まず初歩的なことを伺うんですが、主に中心市街地活性化ということについて伺いたいんですが、中心という言葉、これがよくわからない。  今三千三百ぐらい市町村があって、それぞれ八十ぐらいはいろいろ考えていらっしゃるというんですが、先ほど平井先生もおっしゃったけれども、日本の町というのは、古い形をとどめたいというようなお話はよくありますけれども、余り古くないんです。  先ほど平井先生のおっしゃったことは全く同感なんですが、ヨーロッパの町というのは本当にストックになっている。人の家を訪ねていっても、このいすの上でおばあさんの前のひいお……

第142回国会 経済・産業委員会 第17号(1998/05/28、17期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 同僚議員からもう問題点は大体出尽くしたように思いますので余りつけ加えることはありませんけれども、省エネ法をめぐる考え方についてちょっとお伺いをしたいと思います。  一つ思い出すのは、大平総理のときに東京でサミットをやりまして、当時問題になったのは、それぞれどれだけ原油を中心とするエネルギーを国に割り当てるかということをめぐって、ホスト国である首相の大平さんを抜きにして朝食会か何かで談合みたいなことをやって、大平さんがおなかまで壊したというようなことがございました。  当時の日本の経済成長、それからエネルギー需要ということを見通して、このぐらいはどうしても獲得しておかなければいけな……


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各種会議発言一覧(参議院17期)

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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第1号(1996/03/12、17期、参議院フォーラム)

○小委員外委員(椎名素夫君) このアジア・太平洋小委員会というのができましたことは非常に画期的なことでもあり、そしてまた今進行しているさまざまな問題についてもっと、きょうにでもというか、むしろおとといから議論していなきゃいかぬというような状態であることは間違いありません。それが衆議院の予算委員会における紛糾のために全部とまってしまうというようなことは本来ばかげたことだと私は思いますね。ばかげたことであるということは、我々の参議院の同僚である平成会の諸君も十分に承知をしておると私は思うわけです。  しかし、だからといって、今までの院運営の慣例というような、これまたばかげたことが常に横行し、それが……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第4号(1996/04/03、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 一つ佐藤参考人に、技術なことですが、台湾から大陸への投資というのは地域的にはどういうふうになっているかということをちょっと伺いたいんです。  それから若林参考人ですが、一国二制と言いますね。一体そういうことというのは歴史上あるんだろうかという気がするんです。一制で二以上というのは、例えばアメリカ合衆国ができたときも、いわば一制十三国というようなことで始まったのがアメリカ合衆国の始まりですね。それから、ソビエト連邦というのはいろんなところを一制のもとに抑え込んでソビエト連邦というのができた。それが崩れると、この制度は嫌だと言った途端にソビエト連邦というのが崩れましたね。どうも一国二……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第5号(1996/04/10、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 日中共同声明のときですが、両方で唯一の合法の政府だということを当時の北京も台北も言っていたから、これはどっちか選ばなきゃしょうがないわけで、北京が唯一の合法政権だということを認めたと。それから、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であるという中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重したわけですね。しかし、日本は戦争に負けて、台湾を放棄して、その帰属については我々の方から言える立場じゃないというのが当時の立場ですね。それは今でもそうなんだろうと思うんです。そうすると、これは国内問題だとおっしゃる立場は、理解し、尊重するという以上のことは出ないだろうと思うんですが、それを一つ伺……

第136回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第4号(1996/05/31、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 全く不勉強で、学生でいうと白紙の答案を書かなきゃいかぬというような状態で出てきたのに物を申すのは非常におこがましいと思いますが、理屈からいいますと、これはやっぱりつくった方がいいということになるように思うんです。  とにかく、間違っていること悪いことを直そうというのが根本ですから、大体悪いことというのはやっている人は自分で直すというのはあらゆる場合難しいので、ですから、行政の中でやっていたんじゃ一生懸命やられていても限界があると、そうすると、それを直すものがどこかなきゃいかぬ。三権があって、司法はそれをやっていて今のところ問題がないということになれば、議会がいいと、議会の中でも衆……



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データ更新日:2022/12/18

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