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椎名素夫 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

椎名素夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは椎名素夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。椎名素夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第126回国会 決算委員会 第6号(1993/06/14、16期、自由民主党)

○椎名素夫君 時間も限られておりますし、極めて総括的なことを二、三伺いたいと思います。  私、実は昭和五十四年に衆議院議員になりまして初めて国の仕事をお手伝いすることになったわけですが、その前は民間で仕事をやっておりました。入ってみて、大変に民間と違う点があるなということをいろいろ感じたわけです。  その中でも非常に大きなことは、予算と決算との位置づけということがまるで百八十度違うような気がいたします。民間ですと、決算が勝負であるということで上場会社でも決算総会というのは社長は命がけでやるというような話になっておるわけですが、国に来てみると予算は大変な騒ぎですが、新聞なんかでも決算というとこの……

第128回国会 農林水産委員会 第4号(1993/11/09、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 ウルグアイ・ラウンドについてはもう先輩の先生方から詳しい御質疑がありましたし、またそれに対して大臣から委細を尽くした御答弁もありましたので、あえて御質問を重ねるということはいたしませんけれども、これは将来にかかわる非常に重大な問題であり、基本的な誤りのない交渉態度を貫いてぜひ御努力を願いたいということをお願いいたしておきます。  一つ感想を言わせていただきます。このウルグアイ・ラウンドの交渉というのは自由化の交渉、いわば少し古臭い例えですが、城をめぐっての攻防ということに例えますと、立派な城壁を築いて頑張ろう、こういうことだろうと思うんです。大臣の姿を見ておりますと、城の大手門の……

第129回国会 外務委員会 第3号(1994/06/20、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 大変時間も限られておりますので一つだけ伺いたいんですが、総理大臣が十八日、街頭演説を錦糸町でなすった。その中で、本当は私は北朝鮮は核兵器を持っていないと思う、つくろうとしてもいないと思う、こうおっしゃったわけですが、もしこういう認識ですと、今、北朝鮮についていろいろと大騒ぎをしているのは全部空騒ぎだという話になりますね。  そうなると、もし総理のこの認識が政府の認識だとすると、国連にしてもアメリカにしても韓国にしても、あるいは制裁などについては幾分慎重にすべきだというような慎重な態度をとっているロシアにしてもあるいは中国にしても、やっていること、それから一年数カ月に及ぶさまざまな……

第129回国会 外務委員会 第5号(1994/06/23、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 きょうの在外公館の法案ですが、三つ新しいのをつくってそれでパラグアイのエンカルナシオン領事館を廃止する、こういう話ですね。廃止してしまって困らないのかということについては、人員を同じものを残してサービス、機能、全く同じであります、こういうことでそれ自身結構なんですが、全く同じならなぜ廃止ということにしなきゃいかぬのですかね。
【次の発言】 つまり看板をかけかえるということなんですね。今スクラップ・アンド・ビルドを機械的に適用したわけではないとおっしゃるけれども、結局それがあるからこそ看板もかけかえなきゃいかぬということなんでしょう。

第131回国会 外務委員会 第1号(1994/10/27、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 時間も短いので、外交実施体制のことを伺います。  実は、六月二十三日のこの委員会で一回やりまして、私の感じでは、いろいろ仕事が広がっているのにもかかわらずどうも実施体制が少し不足ぎみではないかという認識で、在外公館の数、施設の中身、ロジの問題、それから一番大事なのは人員の問題、いろいろ伺ったわけです。ところが、これは前の内閣のときの末期でございまして、当時の大臣と政務次官が一生懸命やりますとおっしゃったんですが、もう一生懸命やれないところへ行ってしまったので、今度は大変な実力大臣が来られたし、このことはもう一度繰り返してお願いをしておきたいと思いますので、簡単に聞かせていただきま……

第131回国会 外務委員会 第2号(1994/11/01、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 十三分しかないんで削られないんですよ、余りいい数じゃないけれども。  ルワンダのことを伺うんですが、今、立木先生がおっしゃったような高尚な議論とは関係なしに、もう少し素朴な心配をしておりますので、その点についてお伺いをしたいと思います。  今までのところ、大変御苦労ですが、医療、給水その他で事故もなしに推移しておられるというのは大変いいことだと思いますし、御苦労だと思うし、そしてまた、どこで一体本当に任務が終わるのかということはよくわかりませんけれども、任務を終えて無事に帰るという運びになればいいなと思っております。  ただ、こういう組織としてよそに行くというときには、それぞれの……

第132回国会 外務委員会 第2号(1995/02/23、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 きょうの議題のコーヒー協定、国際博覧会の承認については賛成であります。  きょうはごくごく短い時間ですけれども、アメリカの話を伺いたいと思います。  クリントン政権ができて、長年の冷戦でくたびれてきたせいか、非常に内向きになったと言われてきました。その中で日米関係は三つの柱があって、一つは安保、政治、もう一つは経済、それからグローバルな問題、この三つの柱があるけれども、経済を除いては大変にうまくいっているからとりあえずは経済重点でやるというような話を聞かされました。その後いわゆる経済摩擦というのが非常にしぶとい形でずっと今まで続いてきたんですが、最近それも表面は少し静かになってき……

第132回国会 外務委員会 第5号(1995/03/16、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 きょうの二つの議題については賛成でございますので、きょうは極めて限られた時間ですけれども、これからの日本の外交の展開についてちょっと考えていることを申し上げたいと思います。  実は、最近、WTOが発足するに当たって最初の事務総長をだれにするかということで、三人の候補が一応出ていた。しかし、メキシコの大統領はだめになったというかもう候補外。あとはイタリアのルジェロさんという元貿易大臣、それからお隣の韓国の金さん、日本は金さんを推しているということですけれども。  最近のロンドンの「エコノミスト」にちょっとおもしろい記事が載っているんですが、このお二人についてはアメリカは嫌だという難……

第132回国会 外務委員会 第8号(1995/04/11、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 ILO百五十六条約の承認については賛成でありますのでそれに関する質問はやめておきますが、きょうは一つだけ、実は大変に最近困惑しておりますのでお知恵をかりたいんです。  一年来、私のところに随分いろんなところから、アメリカのみならずアジア、ヨーロッパ、諸外国の連中が訪ねてきたりしまして、日本の政治というのは一体どうなってしまうのかねという質問を年じゅう受けておりまして、去年の暮れぐらいからことし初めぐらいには少しはこれが緩んだのですね。どうしてこのごろ聞かないのかなと言ったら、ある人が、いやもう考えてもしょうがないと、こう言った。ところが一月からまたこれが再燃をいたしまして、地震の……

第132回国会 外務委員会 第11号(1995/04/27、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 化学兵器の問題については、二日間にわたって同僚議員からさまざまな角度からの御質問がありまして、もうあえて私がさらに質問すべきことは残っていないかと思うんです。時間がありますので、お許しを得て、足腰にかかわるのじゃないかという問題についてちょっとお伺いをしたいと思います。  せんだって、交通も余り便利ではないし、郵便なども便利でないんでしょうね、ある在外公館長にお会いをしたら、日本の新聞が届くのは六日おくれだというのですね。それで、何か情報島流しに遭ったような気分で非常に落ちつかないという話をしておりました。これはいろんな形で実際の仕事にも差し支えるんじゃないかと思いますが、それと……

第132回国会 外務委員会 第12号(1995/05/11、16期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 油の条約についてはいろいろ同僚議員から御質問があって、特につけ加えることはありません。  ただ、世界じゅうの海の話ですから、先ほどからもお話があるように、なるべく締約国をふやして世界的な規模でこういうことが行われるように、我が国としても加入したらそれなりのきちっとした努力をするように政府も努力していただきたいと思います。  ちょっと関連するようなしないような話ですが、海のことで、油の汚染ということに限っても今一番多いのは海難だとおっしゃったけれども、戦争をやって、海上戦闘かたんかやって海に沈めたりすると相当なことになりますね。そういう意味で、世界じゅうそうですけれども、特に日本が……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第6号(1995/11/30、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 参議院フォーラムの椎名素夫でございます。  余り長い時間をいただいているわけじゃないので、二点だけお伺いしたいと思います。  一つ目は、宗教法人審議会について伺いたいと思います。  この宗教法人審議会は今までも非常に重要な役割を果たしてきましたし、また、これからは政府の質問権あるいは報告を求める権利というようなことで、ある意味ではますます重要な意味があるかと思います。  宗教法人審議会の現在のメンバーは十五人であるということですが、まず確かめておきますが、これは文部大臣が任命をなさるということですね。今の委員数は十五人ということですが、このうち十一人までが宗教関係者だということを……

第136回国会 外務委員会 第8号(1996/04/26、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 私も平和論なんですが、大先生のような将来に余りみんな仲よしということにはならないだろうというふうに基本的に思っておるところから始めさせていただきます。  今度の日米首脳会談というのは、まだまだ宿題がたくさん残っているけれども、私は基本的に評価すべきだと思っております。日米同盟という言葉を使いますね。しかし、昔から国際関係をどうするかという話の中で、究極的には今おっしゃったような世界国家みたいな話になるのかもしれませんけれども、その一つ手前のある程度の理想的な段階として、ウィルソンが第一次世界大戦の後唱道をして、とにかく国際関係に法秩序を持ち込もうということで国際連盟つくりましたけ……

第136回国会 外務委員会 第9号(1996/05/07、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 いつも質問の順番が武田先生の後なものですから高通なお話を伺って少し調子が狂って困るんですが、きょうは予算の委嘱審査でもあり、外務省の予算それから定員についてちょっと御質問したいと思うんです。  昔、自民党時代に伊東正義先生が、正確な名前は忘れましたが、外交機能強化懇談会というのがあって、大臣も大変熱心なメンバーだったと記憶しております。また、総務庁長官におなりになったときに、総務庁は全部見なきゃいけないので外務省だけ無理するわけにもいかぬのでしょうが、その中でも随分努力をしていただいたということをいまだに覚えております。  今の武田先生のお話でも、みみっちいというお話がありました……

第136回国会 外務委員会 第11号(1996/05/16、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 この前の前の質問で、同盟論の途中ですから、また続きをやらせていただきますので、ちょっとおつき合いを願います。  日米安保共同宣言というのが出たわけですが、この中に「両国の政策を方向づける深遠な共通の価値、即ち自由の維持、民主主義の追求、及び人権の尊重に対するコミットメントを再確認」と書いてありますが、いろいろな方法で一緒にやろうという話はともかくとして、基本的には、この日米同盟関係で守ろうというのは今言ったこういうことなんでしょうか。
【次の発言】 おっしゃるとおりで、インタレストそれから役割、しかしその基本にはこの三つがあると、こういうことですね。これはもう共有していると。  ……

第136回国会 外務委員会 第16号(1996/06/13、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 ACSAですが、一九八八年からずっと話題になっていた部分がさまざまな打ち合わせ、相談でここまで来たということで、確かに一歩前進だと思います。きのう以来、同僚の皆さん方からさまざまな詳細な質問がありまして余り聞くこともないような気もするんですが、これを素直に読んでみて、またそれから周囲の事情を見て幾分わからない点がありますので、お尋ねをしたいと思います。  この適用範囲というのが三つありますね、共同訓練、PKO、それから国際緊急援助。この三つの中でやっぱり重点は共同訓練というあたりにあるように現実にも思うんですが、これはどうなんでしょうか。

第138回国会 決算委員会 閉会後第3号(1996/11/26、17期、無所属クラブ)

○椎名素夫君 第二次橋本内閣ができて、この内閣では行政改革を全力を挙げてやるんだということで大変結構なことだと思っております。  今の日本というのは、行政改革のみならず、あらゆる面で目詰まりを来しているようなところもありますし、相当大きく直していかないと、それも早く直していかないとなかなかこれから先の展望が開けないように思うんですが、その中でも特に行政改革というのは重要であるという意味で、橋本総理以下、そして武藤長官も行政改革担当ということで張り切っておられる、大変結構なことだと思っております。  きょうは、この行政改革と行政監察について、その関連を少しお伺いしたいと思うんです。  行政改革と……

第138回国会 決算委員会 閉会後第4号(1996/11/27、17期、無所属クラブ)

○椎名素夫君 無所属クラブの椎名でございます。  今回、第二次橋本内閣に当たって、昔から存じ上げている、たしか同期で国会議員になったかと思っておりますが非常に政治家らしい政治家である白川さんが行革の中でこれから地方分権その他は非常に重要になってくると思いますので、自治大臣に任命されたということを大変に喜んでおります。  さて、もう御承知のとおりでありますが平成八年度末になりますと公債残高二百四十兆円ということになって、それから地方の長期債務の残高を合わせると四百四十二兆円、GDPの比にして八九%にもなるということで大変財政が危機的状況でありますけれども、その中で高齢化も進む、そして今年度の国民……

第140回国会 外務委員会 第2号(1997/02/20、17期、自由の会)

○椎名素夫君 北朝鮮への援助について伺おうと思っておりましたが、先ほど高野委員その他から非常に詳しい質問があって、もう余りつけ加えることがないので、非常に素朴な感じをちょっと申し上げたいと思うわけです。  またWFPから援助しようということで、アメリカも韓国も出そうということを決めたということのようですが、日本もつき合わなきゃいかぬのかという話ですね。しかし、考えてみると三年がかりなわけでしょう。人道という言葉があって、これはもう緊急なんだと、とにかく飢え死にしている人たちが現にいるんだからというような話で緊急と言われた。それから収穫がうまくいかなかった、これは特殊、例外的なことなんだからとい……

第140回国会 外務委員会 第4号(1997/03/17、17期、自由の会)

○椎名素夫君 南極については私は賛成でございます。  きょうは、お許しを得て、いわゆる従軍慰安婦問題の平成五年八月四日の内閣官房長官談話についてちょっとお伺いをしたいと思っております。  この談話がいわば発端になって、その後基金というようなものが設立されたり、あるいは教科書での慰安婦問題の記述が、ほとんど全部の教科書に相当どぎつい表現で取り上げられたりというようなこともあります。それからもう一つは、これはもっと大事なことかもしれませんが、とにかく政府がこういったわけなので、その後の日本の政府の態度といいますか、これはいわば事実上拘束されて、これからもずっと拘束され続けるんじゃないかと思うんです……

第140回国会 外務委員会 第6号(1997/03/27、17期、自由の会)

○椎名素夫君 きょうは外交実施体制の話と経済協力のお話を伺うと言っておきましたが、在外公館の話が三十一日にありますので、実施体制の質問というのはそのときにできるかと思いますので、きょうは経済協力のお話を伺いたいと思います。  予算の委嘱審査をやっておるわけですが、現実問題からして、衆議院でもう通ってしまったんでこちらで細かいことをいろいろ言っても実際のところはしようがない話ではある。したがって、もう少し将来を考えて、どういう基本的な考え方で経済協力をお考えなのかということを極めて一般的な形で伺いたいと思います。  ことしは全部では二・一%で、外務省管轄のところでは二・六%伸びて、ODAが全部で……

第140回国会 外務委員会 第8号(1997/04/01、17期、自由の会)

○椎名素夫君 この銀行のお話で、これに関連して今の中東和平プロセスの現状というようなことについてまず伺おうと思っておりましたが、さっきは高野委員、それから立木委員、お二人から非常に詳しく御質問があり、そしてまたそちらからも答弁がありましたので、そこらあたりはもう割愛をいたします。  非常に簡単な質問になりますが、このごろ、冷戦が終わって、政治、経済の中で経済の方がはるかにウエートがそこらじゆうでふえてきたというふうなことを言う向きもありますが、依然として政治が重要な役割を担っているという地域は、特に中東というのはそういうところだろうと思うんです。  この銀行の協定というのは昨年のことですが、流……

第140回国会 外務委員会 第11号(1997/05/13、17期、自由の会)

○椎名素夫君 今までの各委員からの御質問、それから青木大使からの率直な御陳述でいろいろなことがわかりまして、私から特につけ加えることはありませんが、一つだけいわばお願いをしておきます。  今度、結果的には、とにかく暴力というものは割に合わぬということがはっきりしたという結果が出たことは非常によかったことだと私は思うわけです。テロリストには決して屈しないという日本の態度をさらに明確なものにこれからしていこうというきっかけにもなった。  ただし、考えてみると、ペルーにフジモリさんという大変決然たる大統領がおって、大変周到な話し合いも本当に最後までやり、その結果、突入をして救出したということをやって……

第140回国会 外務委員会 第12号(1997/05/15、17期、自由の会)

○椎名素夫君 地雷の問題でいろいろお聞きしょうと思っておりましたが、午前中以来の審議でもうほとんど済んでしまったような感じがいたします。  国際的な努力がどういうふうに行われているかというようなことについてもさまざまな会議があったり、あるいはオタワ・プロセス的なアプローチあるいはジュネーブ方式とか、そのどちらに重きを置くかというふうなお話がいろいろございました。  そこで、一つだけ伺いたいんですが、世界にいろいろたくさん国がございますけれども、このアジアの、日本の周辺の国がどんなふうな態度をとっているかということについてちょっと伺いたいんです。

第140回国会 外務委員会 第14号(1997/06/03、17期、自由の会)

○椎名素夫君 可塑性爆薬の条約ですが、私は賛成ですけれども、二、三伺います。  今この締約国というのは、いただいたのは平成九年の三月現在ということで二十六カ国となっておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 それで、その三つとも製造国なんですか。
【次の発言】 三つつけ加わって今二十九ですね。このリストにない国でつくっているというようなところはあるんでしょうか。
【次の発言】 締約国と書いてある今までの二十六で、つくっている国つくっていない国というのは区別してありますが、七カ国がつくっていると。カナダ、チェコ、ギリシャ、ノルウェー、スロバキア、スペイン、スイスというようなことになっています……

第140回国会 外務委員会 第15号(1997/06/05、17期、自由の会)

○椎名素夫君 核兵器というのは非常に厄介な兵器であります。一方では非常に強大な破壊力があるために抑止力があるという性質を持っている。抑止力というのはどういうことかというと、普通でしたら非常に使用の敷居の低い通常兵器までも使用するための敷居を高くしてしまう、これが一つの大きな効用だと思うんです。  しかし同時に、今もいろいろお話が出ておりますように、大変使いにくい兵器である。そこで考え出されたのが、ちょうど核兵器がずっと展開されたのは冷戦でありますから、冷戦のときに大変にIQの高い人たちが、少し利口ばかみたいなところがありますが、考え出したのが相互確証破壊に基づく冷戦のときの核戦略理論だったと思……

第140回国会 外務委員会 第17号(1997/06/12、17期、自由の会)

○椎名素夫君 ガイドラインの見直しの問題ですが、これは秋に向けてまだ作業中であるということで、どういうものになるかということは将来の日本の安全保障にとって大変大事なことであると思っております。したがって、できるだけいいものができるようにもう一段の御努力をぜひお願いしたいということをまず申し上げて、きょうは専らこちらが一方的にまた意見を申し上げるということにとどまるかと思いますけれども、御勘弁を願います。  日米安保関係というのは四十年続いたわけですが、非常にうまくいったということになっているわけですね。事実そうだろうと思うんです。しかし、うまくいったというのは、要するに軍事だけじゃなしに、いろ……

第140回国会 決算委員会 第2号(1997/05/01、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理、長い御旅行、大変御苦労さまでした。五分ということで、皆さん一分三十秒、三分、四分と時間超過のような話で、もうお疲れのところを余り聞くことはありませんので、一問だけお答えをいただいて終わりにします。  今度、アメリカにいらして、それから豪州、ニュージーランドへ行かれた。さっきそれに関連した御質問がありました。ある部分に絞った御質問だったわけですが、大変に意味のある両国での首脳会談だったと私なりに思っております。  そこで、総理から、今度の御旅行の、豪州、ニュージーランド、とりわけ豪州の、ねらいというか意味というか、及びその中での成果というようなものについてどうお考えになってい……

第140回国会 決算委員会 第3号(1997/05/02、17期、自由の会)

○椎名素夫君 きのうの続きのような話で、国債のお話を実はしようと思ってきのう事務方にお願いしておきました。大変たくさん国債がある、これを一体どうしていくか、減らすということだけでなしに、しばらくはゼロというわけにいかないでしょうから続くんだろうと思うんです。  幾つかのポイントがあると思いますが、ひとつ知識として教えておいていただきたいのは、一体国債保有というのはどういうふうな分布になっているかということ、これが一つ。  それから、建設国債ならいいということになっておりますが、よくよく調べてみると一部消費的な国債になってしまっているという要素が必ずしもないわけではない。借金として見たときに特例……

第140回国会 決算委員会 閉会後第3号(1997/07/31、17期、自由の会)

○椎名素夫君 沖縄の振興について伺いたいと思います。  今、沖縄復帰以来、振興開発計画は第三次の途中でありますね。三次にわたっていろいろとやってきておられますが、拝見しますと、「計画の目標」という中に、もう第一次から「自立的発展の基礎条件を整備」というのが入っておりまして、第二次にも入っているし第三次にも入っている。それから、いろいろ資料をいただきましたけれども、沖縄にそういうことで振興開発の事業費としてつぎ込まれたお金の額というのは小さいものではない。五兆二千八百億というようなお金が入っておって、そのほかに基地から入る収入というのは三兆ぐらいあるんでしょうか。それで八兆円ぐらいのお金が復帰以……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号(1997/04/14、17期、自由の会)

○椎名素夫君 椎名でございます。  今回の問題は、一方では日米安保を確保しなければいけないという非常に重要な一面、しかしそれにしても沖縄に今までかけてきたまた今でもおかけしている大変に多大の負担、この二つの間で非常に難しい選択をしなければいけないという問題かと思っております。衆議院、それからきょうの参議院の審議などを聞いておりましても、沖縄の今までの大変な御苦労というのは幾分わかっておるつもりでおりましたけれども、さらにひしひしと感じているところであります。  しかしながら、そういう沖縄問題の過去、現在あるいは将来にわたっても、その重みということを踏まえた上で、しかしやはりそのもとである日米安……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号(1997/04/15、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理以下、大変長時間でお疲れですが、もうしばらくおつき合いを願います。相変わらず大ざっぱな話にわたるかと思いますが、よろしくお願いをいたします。  今、島袋先生と総理とのやりとりを伺っておりまして、本当にこの沖縄の心というものと、これは沖縄、本土というような区別をするのは私は好みませんけれども、しかしその間の心理的な大きなギャップというものをやはり常に感じる。今回のことだけでなしに、きのう申し上げましたけれども、日米安保の問題についてもあるいは沖縄の振興あるいは負担の軽減ということについても、これからの本当に長い勝負になるということは確かだろうと思いますし、その中でそのギャップを……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号(1997/04/16、17期、自由の会)

○椎名素夫君 自由の会の椎名でございます。  先ほどの冒頭の三先生のお話を伺いまして、それから今までの各委員からの質問へのお答え、大変丁寧にお答えをいただいて、ここでずっとじっくり伺ってこれだけメモをとったんですが、本当にいろいろと勉強させていただきました。私の蒙を開いていただきましたことに対してお礼を申し上げます。  これだけいろいろ伺いまして、実はもう余りお尋ねをすることは残っていないように思いますが、一つだけ伺いたいのは、日米安保というのは基軸であるということですが、アメリカという相手がありますね。その際に、アメリカはと我々申しますけれども、例えば外から見て日本はと言われても、国会などで……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号(1997/04/17、17期、自由の会)

○椎名素夫君 今回の特措法については参議院でも大変濃密な議論が行われてきたように思います。  私は、一日目には日本の安全保障あるいはアジア太平洋地域の安定のために日米同盟を確保するということが非常に大事だということを申し上げ、二日目には沖縄に対する負担の軽減、そして振興策というようなことについてぜひ強力にやっていただきたいということをお願いしたわけであります。  きのうは六人の参考人の方に来ていただきまして、それぞれの立場から、あるいはそれぞれの学識の範囲からお話を承ったんですが、特に私が非常に感銘を受けましたのは沖縄から来られたお二人の方である。琉球大学の仲地教授、それから弁護士の金城さん、……

第141回国会 決算委員会 閉会後第1号(1997/12/16、17期、自由の会)

○椎名素夫君 金融システムの問題について伺います。  これに関連して、韓国のことに関心を持っているんですが、IMFを中心として韓国に緊急融資をするということになった。それに当たっていろんな条件がついているわけですね。それを見ますと、金融改革の断行、特に不良債権に苦しむ金融機関の閉鎖、整理、金融機関の情報公開の促進、外国金融機関の業務の認可、外国人の株式保有枠の拡大、企業財務の透明性の促進とか輸入規制の撤廃とか、これを読んでみると日本がこれまでに進めてきた、あるいはこれから進めようとしているようなことがまさに連ねられているというふうに見えるわけです。  それで、日本との違いというのは、韓国の場合……

第141回国会 決算委員会 閉会後第2号(1997/12/17、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理には本当に毎日お疲れさまです。非常に時間が短いので、釈迦に説法とは思いますが、私は、きょうは政府のアカウンタビリティーということに関して私の考えを申し上げて、ひとつ御所感を伺いたいと思います。  今の改革のゴールというのは、ビッグバンのときにも言われておりますが、フリー、フェア、グローバルということで、まことにこれはもう我々が達成しなければならないゴールだと思います一が、同時に、それを達成するプロセスの中でもこの三原則というのは刻々と守らなければいけないと思うわけです。特にフェアの点、これをきちっとやっていかないと、国民の信頼を持った構造改革というのはできない。そういう意味で……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1997/11/10、17期、自由の会)

○椎名素夫君 総理、どうもお疲れさまでございます。  大変短い時間なので、きょうは財政改革についての総理の基本的なお心づもりについて伺うだけにとどめます。  そもそも予算の編成というのは政府のおやりになる仕事である、この法律案は専ら政府の手に制約をかけるものであるということで、先ほどややこしい議論はありましたけれども、基本的にはそういうことだろうと思うんですね。  そういうことでしたらば、政府がこれから集中的な改革期間を設けてこういうふうにするということを閣議で決めて、そして内外に明らかにし、それから与党の皆さん方もそれでいこうと一致結束してお決めになるということでも本来いいんじゃないかという……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号(1997/11/12、17期、自由の会)

○椎名素夫君 自由の会の椎名であります。  きょうは一つだけですが、ぜひお考えいただきたいことについてお伺いしたいと思うんですが、企業その他の資産の再評価と、それから時価による会計表示の問題をお伺いしたいと思うわけです。  今、総理、六つの改革ということで一生懸命御努力なさっておられますが、とりわけ経済構造の改革、構造の改革というところに重点があるわけでしょうけれども、これはもう非常に喫緊の仕事である。現にもう来年のビッグバンから実際、金融、為替の自由化だけでなしに、それに引きずられていろんなことが起こってくるだろうと思うんです。  そこで、三つの原則ということを言っておられます。フリー、フェ……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号(1997/11/21、17期、自由の会)

○椎名素夫君 自由の会の椎名でございます。  皆さん大変御苦労なさって、きょう、あしたぐらいには詰まるんでしょうが、中央省庁の再編というのは大体格好はついてきている、それなりに大変御苦労なことだと思っております。  しかし、一度に何もかも一緒にやるわけにいきませんから、これは無理はないんですが、もともと官から民へ、それから中央から地方へ、こういう分権と広い意味での規制緩和とそれから中央省庁の整理というのはセットになっているものだと私は理解しております。  しかし、今非常に大きくマスコミなんかで中央省庁の問題が取り上げられているが、地方に行ってみますと、どうもそのほかの二つが十分に見えていない。……

第142回国会 経済・産業委員会 第15号(1998/05/21、17期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 どうも勉強不足か、よくわからないところが多いんです。  まず初歩的なことを伺うんですが、主に中心市街地活性化ということについて伺いたいんですが、中心という言葉、これがよくわからない。  今三千三百ぐらい市町村があって、それぞれ八十ぐらいはいろいろ考えていらっしゃるというんですが、先ほど平井先生もおっしゃったけれども、日本の町というのは、古い形をとどめたいというようなお話はよくありますけれども、余り古くないんです。  先ほど平井先生のおっしゃったことは全く同感なんですが、ヨーロッパの町というのは本当にストックになっている。人の家を訪ねていっても、このいすの上でおばあさんの前のひいお……

第142回国会 経済・産業委員会 第17号(1998/05/28、17期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 同僚議員からもう問題点は大体出尽くしたように思いますので余りつけ加えることはありませんけれども、省エネ法をめぐる考え方についてちょっとお伺いをしたいと思います。  一つ思い出すのは、大平総理のときに東京でサミットをやりまして、当時問題になったのは、それぞれどれだけ原油を中心とするエネルギーを国に割り当てるかということをめぐって、ホスト国である首相の大平さんを抜きにして朝食会か何かで談合みたいなことをやって、大平さんがおなかまで壊したというようなことがございました。  当時の日本の経済成長、それからエネルギー需要ということを見通して、このぐらいはどうしても獲得しておかなければいけな……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 総務委員会 第3号(1998/09/17、18期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 沖縄について官房長官にきょうはちょっと伺いたいと思っているんです。  今、男女共同参画社会というお話が出て、堂本さんから、これはグローバルスタンダードからおくれているというお話がありましたけれども、そして、そのついでの例として金融も同じじゃないかというお話がありました。  その二つだけでなしに、いろんなことで、おくれているというのか、おくれているというのはちょっと余り愉快な言葉じゃないんですが、少なくともグローバルスタンダードと食い違ったところは直していかなきゃいかぬ。食い違っていると言うからには、ただ追いつくだけじゃなしに、向こうにも直してもらうところは直してもらう、よその人た……

第145回国会 総務委員会 第2号(1999/03/09、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 少し時間も短くなってきたようでありますから、私も短くいたします。基本的には一問だけ官房長官にお伺いをしたいと思っております。せんだって最終報告の出た経済戦略会議の答申への取り組みということであります。  この間、代表質問で中間報告の段階でなかなかよくできているねということを申しましたが、最終報告も大変よくできていると思っております。これは大変広範囲にわたっておりますし、いわばお役所の作文の域を超えたいい報告書だと私は思います。  特に感心しましたのは、これは正確じゃないかもしれませんが、委員の方にちょっと聞いたところ、これをやるにはどういう法律をいじらなければいけないかという一覧……

第145回国会 総務委員会 第4号(1999/03/12、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 最近、国の内外で随分大変変化が起こってまいりまして、日本もさまざまなところで改革をしなきゃいかぬ、新しい角度からの政策などをいろいろ考えていかなきゃいけないという時代になっているかと思うのです。今よく言われていることは、今まで官僚主導で何もかもやってきた、これじゃいかぬという話であります。もう少し立法府はしっかりしろという声は随分強いんだと思うんですね。  そこで、特に我々参議院でありますけれども、参議院に求められることは、長期的、大局的な見地に立って補完とチェックの機能を持たなきゃいかぬということですが、今までのように官僚組織の方に相当情報は集まり、分析の力とかいうようなものも……

第145回国会 総務委員会 第7号(1999/04/27、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 私は、参議院の会を代表して、行政機関の保有する情報の公開に関する法律案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。  その提案理由と趣旨について御説明申し上げます。  本法律案につきましては、衆議院で既に修正がなされ、情報公開訴訟の土地管轄については、現行の行政事件訴訟法の特例として、被告の住所地のほか原告住所地を管轄する高等裁判所の所在地の地方裁判所を特定管轄裁判所とし、ここにも訴訟を提起することができることとなっております。これは、当事者間の公平、証人の便宜等を考慮した措置であり、国民の利便にかなうこのような修正を行った衆議……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号(1999/05/14、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 この法律は衆議院段階でたしか九十三時間とかあるいは九十六時間かよくわかりませんが、大変な時間を費やした、こういうことになっているし、当院に来てからもこの一週間みっちりとやっておりますので、もう百二十時間はとうに超えているだろうと思うんですね。それが総括のときなんかはテレビに出たりして、国民のたくさんの方が見ておる。にもかかわらず、何かみんなわからぬわからぬと、こう言うんですね。どういうことなんだろう、周辺事態って何だろうというような話から始まって、とにかくわかりにくい。いや、よくわかる法律ですと言う人に会ったことがない。困ったことだと思います、どっちにしても。  しかし、本来はそ……

第146回国会 総務委員会 第2号(1999/11/11、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 参議院の会の椎名でございます。  人事院総裁に伺うということにしておりましたけれども、けさの海老原議員あるいは先ほど山本議員からの御質問で、大体お聞きすることがなくなりましたから、結構でございます。お呼びしておいて失礼ですが、そういうことにしたいと思います。  ただ一つ、先ほどの山本委員の御指摘というのは非常に重要かと思いますので、よくお考えをいただきたい。  さて、きょうは総務庁長官と官房長官、主に総務庁長官でしょうか、極めてレベルの低いお話でありますが、公務員の諸君の働き方について、どうもわからないところがありますので、お伺いをしたいと思います。  かつて、一時、通商産業省と……

第147回国会 財政・金融委員会 第3号(2000/03/14、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 昼休みもつぶしてやっておりますし、少し時間が延びているようですから、なるべく簡単にしたいと思います。  きょうは朝から同僚議員の方々がいろいろな角度から質問をされて、私の感じでは、何もかもいろんな要素を全部わかっていらっしゃる大臣がやっておられるので余り聞くこともないんですが、実は前にちょっとまとまったお話をしたのはいつかなと思ってひっくり返してみましたら、総理をなさっているとき、平成五年に決算委員会の最終総括ということでちょっといろいろお話をしたことがありました。  そのときは平成二年度の決算をやっておりまして、当時は随分前のをやっていたわけですが、平成二年度は十五年ぶりに赤字……

第147回国会 財政・金融委員会 第4号(2000/03/15、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 きょうの委嘱審査の範囲からちょっと外れておるかと思うんですが、いわゆる思いやり予算についての質問をさせていただきたいと思います。  私は昭和五十四年に初めて国会議員になったんですが、五十五年に大蔵大臣が官房長官をやっておられたとき、それから中曽根内閣で大蔵大臣をなさった、そういうことをずっと通じて、いろいろと日米の安保協力について端っこの方で仕事をさせていただいて随分御指導いただいたわけです。おかげさまで、あの当時、最初はいろいろ問題がありましたけれども、日米間でつまらない摩擦というのは大体起こさないで済んだというふうに思っております。  最近ちょっと気になりますのは、私の感じで……

第147回国会 財政・金融委員会 第5号(2000/03/16、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 椎名でございます。  この赤字財政、特に特例公債のことについては一体どういうふうに考えればいいのかなということをずっと二十年近く考えてきましたけれども、いまだに自分の胸にすとんと落ちる結論みたいなものは全然浮かんでこない。きょうのやりとり、その中での財政法にまつわるお話とか、あるいは今の状況に対して宮澤大臣が言うならば言語道断であるというようなことまでおっしゃった率直なやりとりを聞いて、ますます混乱をしているというのが実は現状であります。  この間のお話では、別の話でしたけれども、プラザ合意までさかのぼりましたが、きょうはもっともっとさかのぼって、実は私は昭和五十四年に代議士にな……

第147回国会 財政・金融委員会 第11号(2000/04/20、18期、参議院クラブ)

○椎名素夫君 長時間お疲れのところですけれども、いつもながら感想めいた話になりますが、三十分だけおつき合いを願いたいと思います。  きのうの党首討論で森さんの言っていらっしゃったことを聞いておりましても、これは森さんだけが言っていることじゃないんですが、過去の日本の繁栄を支えてきたシステムというのが大変あるところまではうまくいったけれどももたなくなったというような話を皆さん割にすっとなすって、したがって変えなきゃいかぬという話が大変はやっているというか、みんなそんなふうになっているような気がするんです。どうも少し先へ滑り過ぎているんじゃないかという気が時々いたしまして、この金融三法案なんかを眺……

第149回国会 財政・金融委員会 第1号(2000/08/09、18期、無所属の会)

○椎名素夫君 何を伺うかというのを決めておりませんので、細かいことは申しません。  先ほど大蔵大臣がおっしゃったけれども、雇用問題とかあるいは家計を眺めてみて確信が持てる状態まではまだどうも来ていないということ、ですから、まだまだ財政というものが役割を果たすのは、完全に官需から民需へという格好はでき上がっていないというような感じだったと思うんです。  そこで、例えば収入が減っていると支出もふえないというようなことですけれども、我が国では、官需から民需へ移行するというところで、単にこの数字にあらわれただけでない問題をもう一つ抱えているというところが問題じゃないかと私は思っているわけです。  一つ……

第150回国会 財政・金融委員会 第2号(2000/11/27、18期、無所属の会)

○椎名素夫君 無所属の会の椎名素夫でございます。  けさから質疑を伺っていて非常にいろいろ勉強になりましたが、このところしばらくの予算のつくり方を見ておりますと、当初予算があって、これもそう小さなものじゃないけれども、その間、間に、時には年に二回、補正予算という山をどかんどかんとつくって運営をしているという形が続いておりますけれども、本来、余り健康な形ではないような気がいたしますね。  予算に飛躍なしとかいうことを申しますが、確かに、当初予算ずっと比べてみると、何となしにつじつまが合っているようだけれども、その間に大きな補正予算の山があって何とかかんとか埋めていくというのは、何か出たとこ勝負の……

第151回国会 内閣委員会 第11号(2001/05/24、18期、無所属の会)

○椎名素夫君 大変に時間も短いことでもありますし、ごくごく大づかみの話をいたしまして、参考にしていただければ幸いです。見当違いのことも言うかもしれませんが、その点はお許しを願います。  十年間の失われた時間というようなことを言いますが、今の時期に小泉内閣のような大変に高支持率の内閣ができたというのは非常にいいことだと思うんです。何にしても、一けたぐらいの支持率の内閣というのはどこへ出ても心細いものでして、高過ぎるというようなことを言う人もいるけれども、それは、九〇%ぐらい支持率のある総理大臣がうちにはいるんだよというのは悪い話じゃないので、うまく利用して、やれることをぜひできるだけやっていただ……

第151回国会 内閣委員会 第14号(2001/06/05、18期、無所属の会)

○椎名素夫君 けさ以来、この道交法の改正についてはいろいろな角度から御質問が同僚委員からありまして、もう余りつけ加えるような質問はないんですが、最近、アメリカあたりで複雑系の研究をやろうというのが始まりまして、これが全くおもしろいと思うんですが、一緒になってやるのは原子物理学どころかもっと下の素粒子の物理学者から始まって、それからいろいろ物性論、金属の構造の研究をやったり、あるいは生物学、分子生物学とかそういう人たち、それから驚くことに経済学、社会学、天文学、考古学、こういう大変に優秀な人たちが集まって研究所をつくっているんです、数年前からなんですが。  どういうことかというと、近代、特に現代……

第151回国会 内閣委員会 第18号(2001/06/19、18期、無所属の会)

○椎名素夫君 けさから委員の方々、いろいろとお詳しく質問をされまして、またそれに対して発議者あるいは石原大臣から大変丁寧なお答えがあって、大体お考え方というのはわかったように思いますので、余りつけ加えて質問することはありません。  ただ、おっしゃっているように、国というところには非常に万般について政策というものが必要であり、それをどういう手段でやっていくかということの一つとして、ある時期大変な必要性を感じて特殊法人というようなものをつくってやってきた。それが永遠に一番適当であるということはないので、この時期にゼロベースできちっと見直していこうということについては、そういうお考えだと思うんですが……


19期(2001/07/29〜)

第152回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(2001/08/07、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの有馬君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に輿石東君を指名いたします。

第153回国会 財政金融委員会 第3号(2001/10/18、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 無所属の会の椎名素夫でございます。  もう同僚議員から大変にあらゆる角度からの質問がありましたし、聞くことはないと言った方がいいだろうと思っております。  インフレターゲットの問題であるとか、あるいはRCCの問題、株式取得機構の問題、バランスシートに対する配慮その他その他よく伺わせていただきまして、大変にしっかりしたスタンスを持っていらっしゃるということで安心をいたしました。  私、ですから、ちょっと感想だけ申し上げて、きょう何か一時から向こうの本会議があるというので、なるべく早くやめます。大臣に昼飯食うぐらいの時間上げなきゃいけないから。  要するに問題は、じゃぶじゃぶというよ……

第153回国会 財政金融委員会 第8号(2001/11/08、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 無所属の会の椎名でございます。  最初にお断りしておきますけれども、私、何にも予告しておりませんから、たまに聞くかもしれませんけれども、お答えになりたくなければお答えにならなくても結構です。  というのは、いつでも七番目か八番目ですから、これはなるべく時間をむだ遣いしたくないと思うので、重複したようなことは余り言いたくない。思い出すと、各党の皆さんに、一体何をお聞きになりますかというのを、ちょうどお役所の方が質問をとるように、とって歩いた上で考えなきゃいけないというようなことを考えますと、私は生来、不精なものですから、とてもそんなことをやる気が起こらないので、前からの方はおわかり……

第153回国会 財政金融委員会 第9号(2001/11/13、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 皆さんがいろいろ質問をしてお答えがありまして、もう余り聞くことはないんですけれども、今度の法案をめぐる問題ですが、せんだってからどうも見ていると、またきょうのお話でもありましたけれども、四月ごろから話がずっと続いている。あのころの様子を見ると、大変に声の大きな人たちがいて、何かやれというようなことで緊急経済対策というのが出てきたんで、それの最初のところでは、要するに、銀行を救えというのと、PKOみたいなニュアンスと、両方ありましたね。  きょう伺ってわかったんですが、最初はそんなことなら反対だというような感じが非常に強かったんだろうと思うんですね、大体評判の悪い話でしたから。しか……

第153回国会 財政金融委員会 第11号(2001/11/20、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 椎名でございます。  この法案に関する私の感じというのはこの前にも申し上げたようなことで、それから、せんだって参考人の先生方三人来られてお話を伺ったんですが、余りその感覚は変わらなかったというように思っております。  いろんな懸念がつきまとっているようなところもあるかと思うんですが、きょうの皆さんの御議論を伺っていて、本当に国民が持っている懸念というものがほとんど網羅されて出ているように思いますので、もう特に質問はございませんが、これから政令を書き、省令を書き、規程をつくり、そして何より大事なことは、委員会にどういう人をそろえてきちっとした仕事をやってもらうかという仕事にかかった……

第153回国会 財政金融委員会 第12号(2001/11/22、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 余り明確な形では予告しておりませんが、おつき合いを願います。  実は、前から感じておりましたけれども、法案をおつくりになってお出しになりますね、これはこういう法案ですという提案理由の説明があるんですが、これが実に貧弱なものだと私は思っております。大変に手続的で、今度の提案理由の御説明を大臣からいただきましたけれども、一体これ何のためにつくったのかなんというあたりはほとんど書いてなくて、何か信頼性をどうのこうのというような、証券市場のためこうこうこうしたと、内容はこうですという話だとしか出てこない。その証拠に、きょう、与党の若林理事が冒頭で、この法案のねらいは何ですかということをわ……

第153回国会 財政金融委員会 第14号(2001/12/05、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 お三人の参考人の方々、どうもありがとうございました。  結局、不良債権問題、銀行、それからそれにつながる企業、あるいはそれに関連して雇用されている人たちの大変な苦労、そしてまた自殺問題というようなことにつながっているわけですね。それで、それぞれの個別のことはちょっと棚上げをして、私はどうも自分でよくわからないことがありますので、お三人の先生方の御意見を聞きたいのです。  前に土光臨調というのがあって、いわば構造改革みたいなことを大がかりにやることになってやりました。そのときによく出た話ですけれども、民間は大変に苦労して、今の言葉で言えばリストラをやって大変苦労していて、そのときに……

第153回国会 財政金融委員会 第15号(2001/12/06、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 椎名素夫でございます。いつもながらですが、思いつきのようなことしか言いませんので、しばらくおつき合い願います。なるべく早く終わろうと思っております。  さっき大渕さんも取り上げましたが、おたくの、おたくのと言っちゃ悪いな、これは自民党の政調会長が大変に食い違ったようなことをおっしゃって、一体あれはどういうことなのかということをみんながいぶかっている。これは政府の政策に対する信頼感が非常におかしくなるので、これは注意していただきたいと思います、お答えはいいんですが。  昔、トラックしかつくっていなかった自動車会社がありまして、戦争後しばらくたって乗用車をつくることになりました。ある……

第154回国会 財政金融委員会 第8号(2002/03/28、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 今日のやり取りを拝聴しておりまして、それから、最近いろんな議論がございますが、そういうものを眺めていてまた急に思い出した話なんですが、せんだってブッシュ大統領が来ましたときに、いろんな配慮から表立った経済関係の閣僚などは来なかったという。これはいろんな意味があるんでしょうが、しかし、付いてきた経済の顧問みたいな人はいて、この人はそんな表立って官職に就いているわけでもないんですが、随分発言力のある人のようです。  これが、この人が日本のある雑誌でインタビューをやりまして、日本の経済についてどう思うか。そうしたら、どうなんでしょうか、小泉内閣の改革というのはどう思うかとか、それに対し……

第154回国会 財政金融委員会 第9号(2002/04/04、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 もうなるべく短くいたします。  この前に、去年の十月十八日に日銀の総裁に御質問を申し上げて、質問というか、私の意見を勝手に言ったような話でありますが、そのとき極めて大ざっぱなことを言いましたが、一番最後に、日銀というのは非常に金融背負っていらっしゃるので大きな存在みたいに見えるわけで、まあ事実そうなんでしょうけれども、しかし、必要なことはやっていただきたい、必要でないことは場合によってくださいと、やってはいけないことは絶対やらないということで行ってくださいと、こう申し上げたんですがね。  それは、その前提としては、あのときももう既に流動性の供給で、今はじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶとい……

第154回国会 財政金融委員会 第13号(2002/04/18、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 テロ対策関係のいろいろな法律ができ上がるわけで、枠組みができるわけですけれども、実際、実効があるようにするには、やっぱりこれもうむしろ運用の問題だと思うんですね。先ほどからの御質問でもう特にお聞きすることはありませんけれども、相当これから政令、省令でいろいろなことを決めていかれるという辺りで、なるべく実効はきちっといくようにお願いをしたいというのが一つです。  それからもう一つは、省庁間の情報交換、協議というのをやるという規定が盛り込まれておりますが、これもまた運用次第で、これは日本の国内だけの問題じゃないし、様々な角度があるわけでして、外務省とかあるいは警察庁などとも協力しなき……

第154回国会 財政金融委員会 第20号(2002/06/11、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 今日はもう随分長いことやっておりますし、私自身も座っていてくたびれちゃったので二十五分全部使うつもりはありません。ムーディーズのその格付の話と、それから一、二、連結納税のことを伺おうかと思っていたんですが、もう既に随分、午前中以来、峰崎委員とか、あるいは先ほどは浜田委員、大変雄弁に私の言いたいことを相当言っていただきましたので、もう余り言うことはありません。  それで、ちょっと付け加えると、日本の円建て国債の格付の問題ですが、余りそういきり立つこともない話だと私は思うんですね。というのは、何も日本の国力について議論したわけでも何でもない、要するに証券市場に出ている日本の円建て国債……

第154回国会 財政金融委員会 第21号(2002/06/13、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 今日、お三方の参考人の方々、ありがとうございます。すぐに終わるようにいたします。  中村参考人に伺いたいんですが、要するに、世界の国際的な流れ。それで、これに対抗するためにはやっぱりグループ経営みたいなことをどんどんやっていかなければいけない。事実、それが海外でも進んでおって、したがって、その具体的な形としてはこの連結納税というようなことが各国で取り入れられていて、このインフラを日本でも作っておかないと競争力の基本的な条件が整わないというような話の筋ですね。  しかし、実際にこれやろうと、こういうことになってみると、それほどの会社あるいはグループが、これもうじりじりして待っていた……

第154回国会 財政金融委員会 第24号(2002/07/11、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 初めはペイオフのことも伺おうと思っていたんですが、今朝方から皆さんがいろいろ議論なさって、もう余りこれ以上聞いたところで仕方がないと思いますので、それは全くやめます。  一つ伺いたいのは、今、日本の経済が非常に難しいところに陥っていてどうしようかということで、政府はどうするか、日銀はどうするか、企業はどうするか、銀行はどうするか、個人はどうするかというようなことでやっているわけですが、この報告書いただいて、自分でも御苦労なことにと思いましたが、去年からのこの、政策委員会ですか、これの概要というのをずっとおしまいまで、どんなことを言っているのか見てまいりました。  そしたら、新聞な……

第154回国会 財政金融委員会 第25号(2002/07/18、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 今日は一般質疑でありますので、少し最近、自分でも頭の整理が付かないことについて伺いたいと思っております。
【次の発言】 今度、補正予算やるかどうかとか、あるいは税制の改正をどうするかというのが非常に大きな問題になっておりますね。それがどうのこうのというんじゃなくて、財政の構造というか、それから税制、両方にまたがるいろんな仕組みについて、考えれば考えるほどよく分からないことが出てきましたので、ちょっと教えていただきたいんですが。  先週、衆議院から回ってきて参議院通過いたしましたけれども、離島振興法というのが通りました。あれは、そもそもの最初は昭和二十八年、私に即して言えば、私の父……

第155回国会 財政金融委員会 第10号(2002/12/05、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 長いことお疲れさまです。今日は三十分あるんですけれども、この当面の二つの法案についてごくごく限定された大ざっぱな質問で、お互いくたびれますから、やめておこうと思っております。  今もお話がありましたけれども、ペイオフの実施延期ということになった、二年間延ばすと。それで、この二つの法案ですが、預金保険法及び何々と、こういう法案ですね。ただ延ばすということじゃなしに、いろいろ厄介なことがたくさん書いてあってはっきりしませんけれども、このいきさつを見ると、要するに、ペイオフはやるということを総理はずっと極めて最近に至るまでおっしゃっていたわけですね。  やるとなるとどうなるか。危なくな……

第156回国会 財政金融委員会 第7号(2003/04/17、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 椎名素夫でございます。  今、平野委員からお話があった最後のところ、私も全く同感でして、これ見ているとコンピューターの使用説明書を見ているような感じがして、いいんですけれども、やっぱりお役所関係の文書は、こういうのは余り多いと日本語が壊れますので、気を付けていただきたいということを申し上げておきます。  さて、こっちですが、私も、片仮名が多いだけじゃなしに、内容もなかなかよく分からなかったんですが、ここで主要行と中小地域金融、専らやっている中小金融機関ということで分けておられて、専らこの地域金融機関についてリレーションシップバンキングというのについて書いてあるわけですが、主要行の……

第156回国会 財政金融委員会 第11号(2003/05/22、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 この議論ずっと伺って聞いておりましたけれども、本当にだんだん分からなくなってきたですね。今まで随分いろいろとまずい事が起こるたびに聞かされた話とまた大体同じお話で、これについてはしっかり議論しております、利口な人を集めてやっているという話と、それから、何か例えば経営の話になると、健全化計画というのをしっかり出させて、それをフォローしてやりますと。毎回同じで、これ二年、小泉内閣の前からいえばもう十年ぐらいこういう話というのは聞いて聞いて、そのうちにもう一つのあれですね、ちゃんとましな企業なんというものは、創立から始めて大もうけして、人に売っちゃってにこにこしているというのもあるぐら……

第156回国会 財政金融委員会 第12号(2003/05/27、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 今日は、お三人の参考人の方、おいでいただきましてありがとうございました。  いろいろと勉強させていただきました。私自身の勉強は余りしておりませんので、余り、的を外れた質問になるかもしれませんが。  最初にお聞きしたいのは、戦前には公認会計士というものはなかったわけですね。戦後になって導入をされたと。言葉で言うと公認会計士、日本の公認会計士、アメリカの公認会計士、あるいは諸国ありますが、この公認というのはだれが公認しているんでしょうか。  ちょっと付け加えさせていただきますと、先ほどの八田先生のお話で、アメリカの場合に、いろんなことが起こって、一九二〇年代、三〇年代、そして、こうい……

第156回国会 財政金融委員会 第13号(2003/05/29、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 椎名でございます。  今、修正案の問題で第一条の話が出ておりますが、これ実は、この間、参考人の方がおいでいただいたときに私はちょっと妙な質問をしたんですが、公認会計士という名前を付けておりますね、こういうお仕事。この公認というのは一体だれが公認したのかねと、こう言ったんですが、どうもはっきりしないですね。  つまり、これ、恐らくアメリカのサーティファイド・パブリック・アカウンタントの、それが公認というようなことかというような話が横にずれてきて公認会計士と日本で言ったという感じなんだと思うんですけれども、しかし、そのアメリカのサーティフィケーションを持った会計士、会計のプロフェッシ……

第156回国会 財政金融委員会 第14号(2003/06/13、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 椎名素夫でございます。今日は大変御苦労さまでございます。  先ほどから同僚の委員の方々からいろいろ御質問がありました。私も幾つかお聞きをしたいと思っておりましたことはありますけれども、今日の参考人の方々からの御意見を伺うというのは、その目的は恐らく、こういう事態でりそなに多額の公的資金が注入されるということが決まって、そして一段落というような空気もあるけれども、これですっかり話が付いたわけではないとみんなは思っているわけでありまして、むしろ、不良債権をなくしていくという、この全体の金融の構造改革の中での一つの途中のワンステップであると。そうすると、その先をですね、一体どうなってい……

第156回国会 財政金融委員会 第18号(2003/07/08、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 椎名素夫でございます。  今日は大変御苦労さまでございます。  この法案ですが、法的な処理ということだけじゃなしに、その選択肢が一つ増えるというお話がずっとその基底にあるようですけれども、私から見ていて、どうもこれ本当に使える選択肢じゃないんじゃないかという気がするんですね。現に、横山参考人も言っておられますが、これはこれとして反対はしないというようなお言葉で。  それから先ほどの、これはちょっと伺いたいんですが、契約者に今度の法案ができたら周知徹底するということをおやりになる。例えば契約者集会でどこまで細かく説明をなさるのか、これは大変な話だと思うんですね。それで、最後に恐らく……

第157回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2003/09/26、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に佐藤道夫君を指名いたします。(拍手)

第158回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2003/11/19、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に櫻井充君を指名いたします。(拍手)

第159回国会 財政金融委員会 第14号(2004/06/01、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 私は、昼休みずっとやってもいいよと、こう言ってしまったものですから、皆様も昼飯抜きでお付き合わせさせて申し訳ありません。しばらく御勘弁願います。  私、実は、平成十二年、西暦二〇〇〇年の四月二十日にこの委員会で質問をいたしまして、そのときに、日本でも本気に本腰を入れてあのペコラ委員会みたいなことをやろうよというお話をした。何か最後のところでそう言いましたら、賛成、賛成というようなことを言っていただいた方が数人はおられた。ほとんど今はもうおられませんので、初顔の方が多いかと思いますが。それから、最後に、これ作ろうよというのは、大体ここで作らないと、あれと同じ形ならばそういうことにな……

第159回国会 財政金融委員会 第15号(2004/06/03、19期、無所属の会)

○椎名素夫君 さっき宮澤先生の話が出まして、それで思い出したことがありますので一言申し上げますが、これ、竹中大臣も一、二度参加していただいたかと思いますが、イギリスの連中との対話というのがあって、あれをこっちで、東京でやると、そのときの総理大臣に必ず会いに行くことになっていた。宮澤総理のときに二十人ぐらい連れて官邸に行きました。  当時、日本の農産物の自由化の問題、米の問題がちょうどありまして、そうしたら、一体、米どうするんだって聞くんですね、イギリス人が。そうしたら、御承知のとおり、もうイギリス人より立派な英語で二十分ぐらいおしゃべりになった。何か質問ないかと言って、私連れていったので聞いた……



各種会議発言一覧(参議院)

17期(1995/07/23〜)

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第1号(1996/03/12、17期、参議院フォーラム)

○小委員外委員(椎名素夫君) このアジア・太平洋小委員会というのができましたことは非常に画期的なことでもあり、そしてまた今進行しているさまざまな問題についてもっと、きょうにでもというか、むしろおとといから議論していなきゃいかぬというような状態であることは間違いありません。それが衆議院の予算委員会における紛糾のために全部とまってしまうというようなことは本来ばかげたことだと私は思いますね。ばかげたことであるということは、我々の参議院の同僚である平成会の諸君も十分に承知をしておると私は思うわけです。  しかし、だからといって、今までの院運営の慣例というような、これまたばかげたことが常に横行し、それが……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第4号(1996/04/03、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 一つ佐藤参考人に、技術なことですが、台湾から大陸への投資というのは地域的にはどういうふうになっているかということをちょっと伺いたいんです。  それから若林参考人ですが、一国二制と言いますね。一体そういうことというのは歴史上あるんだろうかという気がするんです。一制で二以上というのは、例えばアメリカ合衆国ができたときも、いわば一制十三国というようなことで始まったのがアメリカ合衆国の始まりですね。それから、ソビエト連邦というのはいろんなところを一制のもとに抑え込んでソビエト連邦というのができた。それが崩れると、この制度は嫌だと言った途端にソビエト連邦というのが崩れましたね。どうも一国二……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第5号(1996/04/10、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 日中共同声明のときですが、両方で唯一の合法の政府だということを当時の北京も台北も言っていたから、これはどっちか選ばなきゃしょうがないわけで、北京が唯一の合法政権だということを認めたと。それから、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であるという中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重したわけですね。しかし、日本は戦争に負けて、台湾を放棄して、その帰属については我々の方から言える立場じゃないというのが当時の立場ですね。それは今でもそうなんだろうと思うんです。そうすると、これは国内問題だとおっしゃる立場は、理解し、尊重するという以上のことは出ないだろうと思うんですが、それを一つ伺……

第136回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第4号(1996/05/31、17期、参議院フォーラム)

○椎名素夫君 全く不勉強で、学生でいうと白紙の答案を書かなきゃいかぬというような状態で出てきたのに物を申すのは非常におこがましいと思いますが、理屈からいいますと、これはやっぱりつくった方がいいということになるように思うんです。  とにかく、間違っていること悪いことを直そうというのが根本ですから、大体悪いことというのはやっている人は自分で直すというのはあらゆる場合難しいので、ですから、行政の中でやっていたんじゃ一生懸命やられていても限界があると、そうすると、それを直すものがどこかなきゃいかぬ。三権があって、司法はそれをやっていて今のところ問題がないということになれば、議会がいいと、議会の中でも衆……


18期(1998/07/12〜)

第147回国会 憲法調査会 第2号(2000/02/16、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 ありがとうございます。  今、会長が言われたことは非常に重要だと思いまして、きょうからいきなりそれぞれのお持ちになっている理念、これは大事なことであるけれども、そこに飛び込むまだ段階ではないように思います。とにかくいろいろな議論がされながら、初めてこうして憲法調査会が、さまざまな制約はあるとはいえ、ここに設置されたということは大変に評価をすべきことだと思いますし、また、何人の御発言者の中からありましたように、二十一世紀の日本の形をつくろうという意気込みでやるべきだということには大賛成であります。これは本当に本気になって考えなければいけないことで、我々二十一世紀に相当借金も残すわけ……

第147回国会 憲法調査会 第4号(2000/03/22、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 きょうは、お二人の先生から大変次元の高いお話を伺って大変勉強になりました。  私は、明治維新のときに、西尾先生に伺いたいんですが……
【次の発言】 西尾先生にまず伺いたいんですが、明治維新のときに明治憲法、ある意味では、先ほど佐藤先生が言われたように、ヨーロッパへ行って勉強してきてつくりましたですね。形としてはネーションステートに非常に似たというか、ネーションステートの形ができ上がったというふうに思うんです。  しかし、先生お話がありましたように、その前から日本というのはあの憲法があるなしにかかわらず国だったということは確かなんで、その中で培った文化というものもあり、それから地理……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2000/03/01、18期、参議院の会)

○椎名素夫君 きょうは先生から大変いいお話を伺いまして、ありがとうございました。  先ほど、最初にこの青い本の絵を見せていただいたんですが、この国際システムの概念図の中で、上から国家間システム、国連システム、国際市民社会、それから底辺社会。それと、あとおっしゃったことは、先生のおっしゃるネオリベラルというものが、こういうお話の中でいろいろといい世界を目指していることに阻害要因になっている場合が結構多いと。ダボスの例だとかシアトルの例とかお挙げになりました。  NGOという言葉は、要するにノン・ガバメンタル・オーガニゼーションというと。こういう今我々が普通に言っておりますNGOのほかに、マルチナ……


19期(2001/07/29〜)

第156回国会 財政金融委員会公聴会 第1号(2003/07/10、19期、各派に属しない議員)

○椎名素夫君 椎名素夫でございます。無所属です。  四人の公述人の方々、今日は大変に御苦労さまでございました。いろいろと勉強させていただきました。勉強させていただきましたけれども、皆さん御賛成あるいは反対という立場からお話伺いましたが、大渕先生のようにすっかりよく分かりましたということでもないんです。分からない。こっちは頭が悪いんだろうと思うんですが、大体、この法案が出てきたときから私はどうも分かりませんで、そういう意味ではこちらの私の個人的な感覚から言いますと、山野井公述人それから田崎公述人のおっしゃったことの方に非常に共感を感じて、村田公述人あるいは前川公述人のおっしゃることは、いろいろと……


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データ更新日:2022/12/09

椎名素夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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