このページでは保坂三蔵参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○保坂三蔵君 きょうは自由討議ということなので、私は東京出身の議員なものですから、ためにする発言のようで、聞いていただくのも甚だしく迷惑だと思って黙っていようと思ったんですが、瀬谷大先輩から戦前の東京の郷愁論のお話があって、なるほどお話を承ったとおりなんですけれども、今日戦後五十年ですね。特に戦後五十年の前半は、少なくとも東京をよくするためにやってきたわけじゃありませんでしょうけれども、東京を代表とする、言ってみれば日本の中央集権的な国家の体制の中で、むしろ東京をよくすることによって日本全体をよくするというような、そういう一つの方向論が現にあったような気がするわけです。 全国総合開発計画、全……
○保坂三蔵君 オウム真理教事件は、二十四名の死亡者と三千九百四十名の犠牲者を出すという前代未聞の大事件となりました。地下鉄サリン事件などで私たち地元の東京都民は無差別の殺りくに震えおののいたのが実情ですが、一方、オウム真理教の宗教法人認証を東京都知事が行ったという複雑な心境にもありました。わずかな間に熊本県、山梨県、神奈川県を初めとして被害は拡大していき、全国の自治体から約四百件の意見書や陳情書として東京都知事あてにオウム真理教の解散を求める動きがほうふつとして沸いておりました。特に東京都出身の私、議員といたしましては非常に責任を痛感して今日まで参ったのが実情であります。 この中で、犯人検挙……
○保坂三蔵君 自民党の保坂三蔵でございます。 この七月の改選で出てまいりました新人でございますので、今後よろしく御指導のほどお願い申し上げます。 ところで、この十一月一日、一千二百万都民待望の初の東京地区のローカルテレビであるMXテレビが開局をいたしました。郵政省、NHK等関係者各位の御協力に都民の一人として深く感謝申し上げる次第でございます。 皆様には、東京都民専門のテレビ局が今までなかったなどと言いましてもにわかに信じがたいものがあると思います。確かに、東京にはNHKのほかに民放五局が現に存在しておりますが、いずれも民放は全国ネットのキー局でありまして、実は今日まで東京における地域放……
○保坂三蔵君 自由民主党の保坂三蔵でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私の質問に入ります前に一言申し上げたいのでございますが、ただいま質問がございました我が党の服部委員が、さきの予算委員会におきまして、元検事という大変御経験も深いお立場から、御苦労なさって例の桃源社の佐佐木社長の偽証罪を摘発いたしました。現実に悪質で違法性のあることを、国会でも私たち国会議員を前にいたしまして偽証したわけでございます。司直の方でも国会の告発を待っているようなそういう傾向があると思うのでございます。 この間の委員会のときも、冒頭に林寛子議員が中国の原子力実験に反対して、そして今度は、国会決議、全党……
○保坂三蔵君 先ほど我が党の吉村理事からお話がございましたように、朝のテレビ番組、四月から今度は東京に戻ってまいります。偶然なんでございますけれども、私どもの選挙区の上野とか谷中とか下町の現代青年の生活をまた全国に放映していただけるというので非常に期待をしております。会長、日ごろよくおっしゃるとおり、放送は文化であると。まさしくいながらにして日本の風土あるいはまた歴史、伝統、そしてそれぞれの地域に住む方々のかたぎ、そういうことを知ることができまして、本当にいい時代に生活しているなということをNHKの放送を通じながら朝十五分の間に感じているような昨今でございます。 そんないい放送がございまして……
○保坂三蔵君 自由民主党の保坂三蔵でございます。 きょうは御出席いただきましてありがとうございました。 今回の質問をするに際しまして、私は、坂本弁護士御一家並びにサリン事件などの犠牲者の方々の御冥福をまずお祈りしたいと思いますし、五千名にも及ぶいまだに後遺症に悩んでいる方々の一日も早い回復を祈りたいと思っております。 質問をするに当たりまして、まず冒頭でお尋ねいたしますが、さきの衆議院の法務委員会にTBS大川常務が御出席をされました。この参考人出席の後に、大川常務が社内に帰ってまいりまして、国会なんてちょろいものだ、国会議員なんかちょろいものだ、こう言ったということが内部告発などで外部へ……
○保坂三蔵君 それでは、何点かお尋ねしたいと思います。 最初に、変造プリペイドカードの問題についてお尋ねをしていきたいと思います。 最近、パチンコカードの変造や偽造による被害が激増しておりまして、年間被害総額が何と五百億円に達したと聞き、大変に驚いております。また、年間四億枚の販売実績を持つテレホンカードも、既に七年前から変造・偽造カードが出回っておりまして、五百円や千円券という小額なプリペイドカードにもかかわりませず被害総額は年間数十億円に達していると言われております。今では高校生までがディスカウントショップであたかも物を買う気安さで違法カードを購入して、各地の教育関係者の間からも当局に……
○保坂三蔵君 自民党の保坂でございます。 一点だけお尋ねしたいんですが、その前に、前回の参議院逓信委員会にTBSの幹部の方々がお見えになりましたとき、鴨下重役もおいでになりましたが、そのときの質問の最後に、私はTBSとオウムの報道に関しての疑惑を要約いたしまして十項目にまとめてお尋ねしたわけです。 あのお尋ねは、何といいましてもTBSがオウムの報道では突出していた、「スペースJ」が視聴率の記録をとるほどの、やはりTBSは率直に言ってオウムでかなりポイントを上げていたというのが私たちの感覚だったんですよ。そういう中から先見性だとか、あるいは行き過ぎだとか癒着だとかというのが出てきた、こう判断……
○保坂三蔵君 自由民主党の保坂でございます。 きょうは、四名の参考人の先生方においでをいただきまして、大詰めに来ております私どもの審議に大変役に立つ切り口でそれぞれのお立場からお話を承りまして、心からお礼を申し上げる次第でございます。 限られた時間でございますが、何点かお尋ねしてまいりたいと思います。 最初に池尾参考人にお尋ねをしたいと思います。 先生は、知る人ぞ知るどころか皆さん御存じのとおり、日本版ビッグバンという言葉を最初に概念そして言葉ともども世の中に御提案していただいた、私どもも注目をした先生の行動でございました。 現在、先生が発表されておりますいろんな論文などを今日まで拝……
○保坂三蔵君 先生にお尋ねする前に、ひとつ見解もあわせて聞きたいんですけれども、国土庁が今計画しております新しい全総、全国総合開発計画、これが昨年の十二月に計画部会の取りまとめが発表になりまして新しい全総の骨子を世間に問うているわけですけれども、この中で、一つは、他の機関が検討している調査結果だとか検討項目を整合性を持たせてやると一方では言いながら、東京圏の機能のあり方について、今までの一次から四次までの全総では政治、経済、文化の中枢であるというような位置づけでこられたのが、今回はすっぽり政治の部分を脱落させているんですね。 これは、先生は国土庁じゃございませんけれども、国土庁はかつて首都の……
○保坂三蔵君 きょうは、首都機能移転の理論的なバックボーンの堺屋先生のお話を聞く機会を得まして大変感謝をしております。 お話を承りまして、ちょっと二点お尋ねしたいのでございますが、一つは、国家百年の計どころか数百年に一遍の計であると、こういうお話がございまして、お話としては納得いたしましたが、さすれば首都機能の移転などという言葉の上で非常に国民もわかりにくい、こういうことではなくて、むしろはっきり遷都となぜおっしゃらないんだろうか。特に東京が危ないとおっしゃるならば、陛下をお残しになっていいんだろうかということを含めて、私は先生の口から遷都と、あるいは首都移転と、こういうふうに御説明を承った……
○保坂三蔵君 私は、ペルーで起きました人質事件とテレビ朝日の関連につきまして、何点かお尋ねしたいと思います。 昨年十二月十七日発生いたしました在ペルー日本大使公邸人質事件も、早くも事件発生後二カ月を経過しました。激しいテロの発生と対決を続けてきたペルー政府に、武力解決を避けて七十二名人質全員救助という人命最優先の解決を求めてまいりました日本政府にとりまして、極めて長く短い時間であったと思います。事件解決への血の出るような関係者の努力が展開され、幸いここに来てやっと膠着状態を脱する動きも出てまいりました。けさも動きがあったようであります。当然、当事者の一員である日本政府や日本人の動きには世界じ……
○保坂三蔵君 大臣、連日の御健闘に心から敬意を表します。 きょうは、上程されております開発法の改正につきまして何点かお尋ねしてまいりたいと思います。 四月の政府の月例経済報告は、景気回復が依然としてテンポは穏やかだけれども続いている、民間需要は特に堅調である、雇用情勢も好転している、こういうようなお話があったわけでございます。昨年の実質経済成長率三・六%、これは先進諸国の中でもトップという実質成長率でありますが、現実に町場の声はなかなか景気の回復を体感するに至っていないというような、そういう報道が随分多いわけでございまして、私たちも町場に行ってみますとそういう実感があります。先日もテレビで……
○保坂三蔵君 畑恵議員に関連いたしまして何点かお尋ねしたいと思います。 最初に、NHKの奥ヒマラヤ事件、これはやらせと見ておりますけれども、それからテレ朝の椿事件、これは政治的な中立性の侵害、TBSのオウム事件、事件の拡大性に関与したこと、それから河野サリン誤報事件、つくば母子殺人事件、東電OL殺害事件等の三事件、これは人権侵害、それからペルー・テレ朝事件、取材モラルの問題等々、最近の俗に言うメディア不祥事、これの総括を承りたいと思います。また、その際、放送事業者や業界は世論や法律でどう裁かれたのでありましょうか。御見解を承りたい。
○保坂三蔵君 自民党の保坂でございます。 きょうは、石教授並びに連合の芹生さん、大変御苦労さまでございました。また、大変傾聴に値する御教示をいただきまして、ありがとうございました。 早速、何点かお尋ねしてまいりたいと存じます。 特に、最初に石教授からお尋ねをしたいのでございますが、政府の財政審また特別部会、仕切っていただき、大変御苦労を重ねていただいておりますことに、まず冒頭で感謝申し上げる次第でございます。 先ほど、いろいろお話を承ってまいりましたが、今度の橋本五原則に至るまでの経緯を国民がどう見ているか。とにかく、九八年から三カ年というわずかの期間を集中改革期間として、二〇〇三年ま……
○保坂三蔵君 自民党の保坂三蔵でございます。 順次お尋ねをしていきたいと存じます。 日銀の松下総裁に御質問をさせていただきます。 総裁、スイスから帰国早々連日の委員会の御出席、まことに御苦労さまでございます。松下日銀総裁はスイスのBIS、国際決済銀行の国際会議に出席をいたしましたが、早速会議の成果を御披露いただきたいと思います。 今回の会議では、当然アジアの金融安定につきまして論議がなされたものと思います。特に、先般のインドネシア・ルピアの相場下落に関しましては、対アジア向けとして初めて日銀が協調介入に乗り出したという一幕もありましたが、今後のアジアの市場動向についてどのような見通しを……
○保坂三蔵君 二問だけお尋ねしたいと思います。 一つは、いろいろ今論議がなされてまいりまして、因果関係の疎明とか、あるいはまた表現のガイドラインをおつくりになるとか、そして再発を防止するとかということがかなり明白になってまいりましたので、それは業界及び関係当局にも期待したいと思うんですけれども、さっきからお話がありましたんですが、今度の件も特別な手法、特異な演出ではなかった、こういうことが再三出てくるんです。 NHKさんが、たしかきょうも御報告ございましたけれども、これは三月二十九日ですか、「YAT安心!宇宙旅行」第二十五話の中で出ましたとおり、このときの報告の一番最後にも、フラッシュとい……
○保坂三蔵君 自民党の保坂でございます。 限られた時間でございますが、大臣並びに各局長さんにお尋ねをしてまいりたいと存じます。 最初に、昨日発表になりました政府の行政改革会議の最終答申についてでございますが、考えてみますと、昨年の十一月二十八日に発足以来一年、二〇〇一年からの新たな省庁体制の枠組みがここで固まったわけでございます。明治十八年に内閣制度が創設されて以来百十三年ぶり、これほど大規模な抜本改革はない、こう私どもは評価をしているところでございます。 この間、第二次橋本内閣がスタートしたのが九月十一日、堀之内前郵政大臣から継がれまして自見大臣が誕生されました。自見大臣は、かねてから……
○保坂三蔵君 自由民主党の保坂でございます。 恐れ入りますが、座ったままお尋ねいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。また、きょうは参考人各位におかれましては、お忙しいところまことにありがとうございました。 特に、マクロ的なお立場からの分析と、それから実体経済の中から極めて厳しい景況感を御報告いただきまして、私どもといたしましても政府を中心にその対応に懸命のところではございますが、改めて身につまされるお話を拝聴した思いでございます。 また、特に本院におきましては、経済活性化及び中小企業対策特別委員会、この委員会でございますけれども、新たに設置いたしまして、とにかくTPOを間違えな……
○保坂三蔵君 おはようございます。自民党の保坂でございます。 放送法の一部改正案につきましての質疑を行わせていただきたいと思います。 既に過日のNHK予算の中でも大いに論議が出まして中心的な話題になりましたデジタル化の問題でございます。 放送革命とも言われるような新しいポテンシャルを示しながらも、また一方ではグローバルスタンダードの波の中で拙速とも言えるような技術先行の論議がなされているのではないかという慎重論がありますが、当局並びにNHKも踏み切った、こういう段階で、全放送分野を巻き込んでの大きなうねりになっておりますことを痛感しております。 お話に入ります前に、この放送デジタル化の……
○保坂三蔵君 自民党の保坂でございます。 きょうは参考人の皆様方、連日にわたりましてお出ましいただきまして、ありがとうございました。 きょういただきました報告に基づきまして何点かお尋ねをしてまいりたいと思います。ごく限られた時間でございますので、恐れ入りますが、私もできるだけ簡にして明なお尋ねをいたしますが、御答弁の方もそのあたりで御配慮のほどをお願いいたします。 冒頭に申し上げたいのでございますが、今日の中間報告、またガイドライン策定、そしてアニメチェッカーだとかあるいは参考計測機の完成など、いろいろそれぞれの対策が立てられて今日に至ったわけでございますけれども、私は冒頭で、巷間伝わる……
○保坂三蔵君 ちょっとお尋ねする前に、局長に、言葉は軽々に使わないようにお願いしたいというのが一点あるんですね。 それは一つは、移転後は東京は経済首都だとおっしゃいましたけれども、首都という言葉は軽々に使わないでください。今度の国会移転というのは基本的には首都移転ではないですか、私に言わせると。三権の分立の中でも、結局は国会が移転すれば行政の大半も移転するし、司法も移転するんでしょう。これは首都の移転じゃないですか、だから皇居の問題が出てくるんですから。それを使わないでいただきたい。 それから、重都構造とおっしゃいますけれども、重都というのは、東京都も一つの展都だとか重都というのを提案して……
○保坂三蔵君 きょうはありがとうございました。 たまたま私は東京の選挙区ということで、やや東京寄りの発言、お尋ねを申し上げるかもしれませんが、その点は差し引いて聞いていただきたいと思います。 きょうは先生の貴重なお話を拝聴し、またスライドも見せていただきました。遷都だとか首都機能の移転に反対する多くの都民から見ましても、きょうの先生のお話は、むしろ東京の持っている東京プロブレムといいましょうか、その中で防災問題が非常に危機的な状況にあるという御指摘をいただきまして、これはある意味では我が意を得たりの御指摘でありました。したがって、首都機能の移転よりもむしろ急がれるのは、現在の東京にもっと構……
○保坂三蔵君 おはようございます。 東京選挙区出身の保坂でございますが、同士の皆さんから、今回東京に絡む自治法の改正であるから質問したらどうかという大変温かい御配慮をいただきまして、上杉大臣を初め各位にお尋ねをしてまいりたいと思っております。 この問題は東京に絡む問題、非常にある意味では全国三千二百の自治体の一つの自治体、言ってみればマイナーな問題ではないかということでなかなか全国的な関心を呼んでいるわけではないと私たちは思っておりますが、何せ首都東京であります。一千万近い人たち、いわゆる夜間人口は八百万でありますけれども、昼間は何しろ三百万に近い方々が働いておりまして、合わせて一千万を超……
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