このページでは照屋寛徳参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま趣旨説明のありました住民基本台帳法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 具体的な質問の前に、沖縄サミットと基地問題に絡むクリントン米大統領の驚くべき発言について総理に尋ねます。 クリントン大統領は、去る二十五日の記者会見で、基地問題が未解決な状態で沖縄には行きたくないとの発言をしたと報じられております。このクリントン発言は、沖縄サミットまでに普天間飛行場の移転問題を解決せよと日本政府に圧力をかけたものであります。サミットを機に沖縄から世界に平和を発信したいと願っていた多くの県民の間で、不安、動揺、困……
○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、ただいま議題となりました斎藤十朗議長不信任決議案に対し、賛成の討論を行います。 不信任の第一の理由は、斎藤十朗議長は、本院法務委員会において、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案、いわゆる盗聴法、刑事訴訟法の一部を改正する法律案の組織犯罪対策三法案が採択されたとして、我が党などが強く法務委員会へ法案審議の差し戻しを要求しているにもかかわらず、あえて本会議に上程した点であります。 去る八月九日、法務委員会の審議が荒木清寛委員長によって突如として打ち切られ、そのことをもって自民、自由、公明……
○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、警察法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 国民が安全で安心できる暮らしを送る上で、警察は重要な役割を担っております。しかし、神奈川県警に始まる一連の警察不祥事によって、警察組織や警察幹部に対する信頼は低下し、警察そのものの役割に対する疑問が出ているのは極めて残念であり、憂慮すべき事態であります。 神奈川県警では、元警察官の覚せい剤使用事件や本部長らによる組織ぐるみの証拠隠滅、犯人隠避事件など、次々と警察官による犯罪、不祥事が露見し、ついには元本部長の検挙という前代未聞の事件にまで発展いたしました。 一連の不祥事を契機に、警……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合を代表して、略称、米国との地位協定第二十四条についての新たな特別措置協定について質問いたします。 私は、基地の島沖縄に住み、五十五年生きてまいりました。これからも沖縄で生きていかねばなりません。沖縄県民は、米軍基地があるから嫌だといって生まれ島から逃げることはできないのであります。 二十万余のとうとい命が犠牲になった沖縄戦、それに続くアメリカの軍事支配下の二十七年と、日本復帰から二十八年を経て今日に至る沖縄の戦後は、我が国の安全保障の犠牲と負担を強いられた歴史でありました。 国土面積わずか〇・六%の沖縄に、今なお在日米軍の七五%が集中しております。沖縄で……
○照屋寛徳君 井上開発庁長官におかれましては、沖縄の振興開発のために昼夜分かたぬ御苦労、御奮闘をいただき、心から敬意と感謝を申し上げます。 きょうは時間が少ないですので、適宜要領よくまいりたいと思います。 まず、泡盛産業の件でございますが、申し上げるまでもなく沖縄の伝統的な地場産業でございます。私は、井上長官がこの泡盛産業の現状についてどういう御認識を持っておられるか。また、これから泡盛産業の振興を図っていかなければならないと思います。 とりわけ、琉球王朝の時代からタイの国から原料米を仕入れて世界の銘酒である泡盛をつくってきたわけでありますが、旧食管法、現在の新食糧法によって原料米が国家……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
私住まず最初に警察庁長官へ何点かお伺いをいたします。
防衛庁調達実施本部、いわゆる調本の背任事件、さらに背任事件に絡む証拠隠滅事件が今大きな社会問題になっております。これはもう大変な驚きと同時に、私は許しがたい犯罪行為であるというふうに断ぜざるを得ません。
その事件の渦中にあって、石附弘調本の総務担当副本部長が警察キャリアであるということが報じられておるわけですが、石附弘のまず警察庁における経歴についてお伺いをいたします。
【次の発言】 石附弘の警察庁における経歴に照らしても、例えば汚職や背任事件を担当する重要な職責を担われた、……
○照屋寛徳君 私は、小渕内閣の発足に当たり、総理を初め内閣挙げて沖縄の基地問題の解決や振興策の樹立に強力に取り組まれることを御要望申し上げたいと思います。
そこで、小渕総理に、沖縄の基地問題や振興策などについての所信をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 沖縄の基地問題や振興策を考える原点は、私は沖縄戦と二十七年間のアメリカの軍事支配だというふうに思っております。
そこで、小渕総理に、沖縄戦とそれに続くアメリカの軍事支配についてどのような御認識を持っておられるか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 総理は、所信表明演説で、沖縄県の協力と理解のもと、SACO最終報告の実現と振興……
○照屋寛徳君 私は、最初に厚生大臣にお伺いをいたします。
一昨日の八月二十二日、学童疎開船対馬丸で犠牲になった方々の五十四回目の命日でございました。五十四年という長い歳月を経て、なお犠牲者のみたまは船体とともに海の底深く眠ったままでございます。
厚生大臣、去る三月に第一回目の洋上慰霊祭を行いました。遺族の皆さん、県民の皆さん大変感謝をしておりますが、第一回目の慰霊祭に船の定員の都合で参加できなかった多くの遺族のための二回目の慰霊祭は、いつ、どの規模で実施されるんでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 対馬丸を含む戦時遭難船舶の犠牲者の件について、私、現在質問主意書を提出中でありますの……
○照屋寛徳君 それでは、最初に小渕総理に日米首脳会談の件について何点か質問をいたします。
クリントン大統領と三時間余にわたってさしでお話をされたようでありますが、その際にクリントン大統領との間で沖縄の米軍基地問題について具体的な話し合いはなされましたでしょうか。
【次の発言】 今御答弁ございましたワーキングランチの際には、大統領の方からは海上ヘリ基地については何かお話がありましたでしょうか。
【次の発言】 日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2でSACOの最終報告の着実な実施のコミットメントが再確認された、こういうことについて総理はどういうお考えを持っておられるでしょうか。
○照屋寛徳君 それでは、建設省おいででしょうか。私は、最初に羽地ダム建設工事からの浸水被害等についての補償問題などについてお聞きいたします。 ダムの建設を初め多様な水資源の開発というのは、もう基地問題と並ぶぐらいの沖縄県政にとって重要な課題でございます。幸いに、開発庁初め政府の取り組みでこれまでダム建設や水資源開発が進められてまいりました。現在、羽地ダムの建設が進んでおりますけれども、この工事現場から浸水が起こって多くの民家が被害に遭った、こういうことで沖縄で大きな問題になっておりますが、その調査結果、経緯等について御説明ください。
○照屋寛徳君 きょうは、先ほどから多くの委員の先生方から昨日の選抜大会での沖縄尚学の初優勝を祝っていただいて、県選出の国会議員として感謝を申し上げたいというふうに思っております。きょうは傍聴席に県の東京事務所の所長もおいででございます。随分喜んでおるようでございまして、感謝を伝えに来たのかと思っております。 選抜大会が始まりまして、行進曲がキロロの「長い間」という歌でございました。キロロのデビュー曲でありますが、最近のキロロの歌は「未来へ」、こういう歌でございます。「長い間」から「未来へ」だからきっと優勝するだろうと私念じておりましたら、実現ができて本当にうれしく思っております。 昨日は深……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、お忙しい中、官房長官・沖縄開発庁長官もおいででございますが、開発庁長官に対する質問は一点のみでございますので、それに関連する防衛庁長官への質問から先にやらせていただきたいと思います。 去る三月二十五日に嘉手納弾薬地区七十六・八九ヘクタールが返還をされました。ところが、去る六月二十四日の関係地主への引き渡し期日になって、環境基準をはるかに上回る有害物質が検出をされた、こういうことで大変大きな問題になっているわけでありますが、防衛庁長官、この嘉手納弾薬地区の返還地域における有害物質の検出……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 昨日に引き続いて、きょうは地方分権の各論にわたる分野を幾つか質問いたします。 税財源の地方への移譲を含む徹底した地方分権の推進というのは、私はかねがね我が国の成熟した民主主義社会をつくる上で極めて重要であるということを言い続けてまいりました。 ところで、現在審議が進められております地方分権推進一括法案は、四百七十五本の個別法の改正を含む大変膨大な内容になっております。 この地方分権の推進ということでありますが、一方で、地方自治法の改正において、法定受託事務やあるいは自治事務に対して、従来の総理の非権力的な関与から、今度はまた各……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 参考人の皆様方には早朝からお出まし願いまして、また貴重な意見をお聞かせいただき、心から敬意を表したいと思います。特に、諸井参考人におかれましては、五百回に及ぶ会議や、あるいはまた調査検討を経て、五次にわたる勧告をまとめるために御苦労いただいたことに心から敬意を表したいというふうに思っております。 参考人の皆様方からもさまざまな角度から地方分権の必要性が語られました。そして、分権を進める理念、哲学として、国と地方の従来の上下主従の関係から対等、協力の関係へと変えていく、こういうこともよく理解をするわけであります。 私はもう一つ、地……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。小会派で一人委員でございます。しかも予算委員会とちょうど午後はかち合っておりまして、午後のほかの先生方の質問を全部聞いておりませんので、重複をするかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 野田大臣には御就任本当におめでとうございます。ぜひ御奮闘いただきたいと心から期待を申し上げるものであります。 さて、私は沖縄の出身でありますが、沖縄県は、大臣御承知のように、戦後のある時期、要するに一九四五年から七二年の復帰までの間、他の都道府県とは違う特異な地方自治の体験をしておるのでございます。二十七年に及ぶ復帰運動は平和憲法の理念を……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 ただいまはドメスティック・バイオレンスをめぐって八田委員と大臣の比較文化論を私も聞かせていただきまして、大変参考になりました。思うに、ヨーロッパの罪の文化と日本の恥の文化の違いかなということを今感じた次第でございます。 そういう比較文化論の後にいきなり産業廃棄物の話で申しわけないのでございますが、きょうは予算の委嘱でございますので細かい話になりますが、私に与えられた時間は二十分という非常に少ない時間でございます。また、地方税法等の改正にかかわる三法についてはあしたやらせていただくことになっておりますので、お許しをいただきたいと思います。 ……
○照屋寛徳君 おはようございます。社会民主党の照屋寛徳でございます。きょうは、地方税法の一部を改正する法律案等三法について、質問をいたします。 最初に、平成十一年度の実質経済成長率の見込みと地方財政への影響についてお伺いをいたします。 現下の我が国経済は、深刻な金融不安あるいはまた雇用不安が重なって、極めて深刻かつ危機的な状況にあることはもう多くの国民が認識を同じゅうしているだろうと私は考えております。二カ年連続のマイナス成長を経験したわけでありますが、小渕総理は所信表明で、実質経済成長率の〇・五%達成を実現していくんだ、こういう決意を表明されました。この実質成長率〇・五%、もちろんこれは……
○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、地方特例交付金等の地方財政の特別措置に関する法律案について反対の立場から討論を行います。 具体的な反対理由を述べる前に一言申し上げます。一九九九年度予算は、去る三月十七日、参議院で否決されたものの、両院協議会での成案が得られず、衆議院の議決どおり政府案のまま成立しました。一九九九年度予算は一般会計の総額が八十一兆八千六百一億円で、政府は景気回復を目指す積極予算であることを強調しております。 だが、深刻な財源不足を穴埋めするための国債発行額は三十一兆五百億円にも達し、財政……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。私は、成田財特に関して運輸大臣に何点か質問をさせていただきたいと思います。
今回、予算委員会でもいわゆる周辺事態法第九条と成田空港の使用問題についてただしてまいりました。予算委員会の答弁、その後の運輸省の考え方を拝聴いたしておりますと、現行地位協定の五条でも成田空港そのものは基本的に使える、だけれども混雑空港なのでそう簡単に使わせるわけにはいかない、こういう基本的な考えなんでしょうか。
【次の発言】 成田空港については、開港前の一九七二年に、運輸省の航空局長立ち会いのもとに新東京国際空港公団との間で覚書を交わして、新空港は純然たる民間航空のため……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 参考人の皆様方には大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、感謝申し上げます。 最初に島野参考人にお伺いをいたします。関連して岩越参考人からももし御意見があればお伺いをいたしたいと思います。 私はチャイルドシート着用の法制化はやむを得ないのかなというふうに思っております。特に反対というわけではありませんが、本来はまさに自己責任というか、そういうことで六歳未満の子供を同乗させる親がきちんと責任を持つべきではないかなというふうに考えるわけでありますが、チャイルドシート着用を法制化するに当たって、チャイルドシートそのものの構造上の安全性が確保さ……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 私の方からも何点か質問をさせていただきたいと思います。 最初に、必ずしも通告の順序どおりではございませんけれども、運転中の携帯電話の使用禁止の問題についてお伺いをさせていただきます。 けさ、宿舎で朝飯を食べながらちらちらとテレビを見ておりましたら、日本の携帯電話の普及が世界で第四位だというふうなことを報道いたしておりました。御案内のように爆発的な勢いで携帯電話が普及をしているわけでありますが、運転中の携帯電話の使用にとどまらず、携帯電話の使用の場所の問題というのは基本的にはマナーの問題かもしれません。私はそういうふうに思うわけです。運転中……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。私の方からも何点か質問をさせていただきたいと思います。 このたびの地方公務員法の一部を改正する法律案、これはただいま多くの委員から質問がありましたように、我が国の超高齢社会の到来という社会的な背景があり、同時に年金制度の改正に合わせて六十代前半の公務員の生活を雇用と年金の連携によって支えていこう、こういう改正の趣旨でございますので、私も基本的に賛成でございます。 ところで、今回の地方公務員法の一部改正がうまく機能していくために、私はどうしても基本的な視点というか考え方を確立しなければならないと思います。と申し上げますのは、国家公務員……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 私の方からも何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、修正案の提案者にも一、二点でございますが通告をいたしましたところ、出席をいただきまして感謝を申し上げたいと思います。 私は、本会議における大臣の本法案の趣旨説明に対する代表質問の中でも、この法案に対して多くの国民が特に住民票コード十けたの番号が付されることについて、個人の非人格化を強く感じておるのではないか、そして人間が番号によって管理されることへの抵抗感や不安感や嫌悪感を持っておるのではないか、こういうことを申し上げました。 今や、我が国も国際社会もまさに情報化社会であり、……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私は国会へ参りまして満四年が経過いたしました。その間、予算委員会や法務委員会あるいは地方行政・警察委員会等を通して多くの大臣にお会いをし、大臣と各委員との質疑のやりとりを聞いてまいりましたけれども、野田自治大臣というのは大変すごい人だなと私は個人的に思っております。大変頭脳明晰でございますし、答弁が歯切れがいいというか、恐ろしいぐらいすごい人だなというふうに、これは正直本音でそう思っておりました。 ところで、魚住委員の先ほどのオウム真理教の信徒の転入届の問題あるいは信徒の家族の転入届の問題でかなり困ったような御答弁をきょう初めて私……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私は、この法案を審議する最初から、プライバシーの権利を私たちがどう理解するのか、そして本法案とプライバシーの権利のかかわりというのを慎重に吟味していくことが大事だというふうに言い続けてまいりました。プライバシーの権利については、私生活をみだりに公開されないといういわば消極的な狭義の考え方から、今や、憲法十三条が保障する幸福追求権に基づいてみずからの情報に関するコントロール権、こういう考え方に至ってきた、こういうふうに私は理解をいたすものであります。 そこで、最初に中村参考人にお伺いをいたします。 私は、中村参考人とは一つ違いでご……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 自治大臣並びに局長、大変御苦労さまでございます。 私どももきょう朝早くから大宮市で地方公聴会をやってまいりました。四名の公述人からそれぞれ大変貴重な御意見を拝聴いたしたところでございます。非常に参考になりました。とりわけ私は、練馬区役所で長年に及んで住民登録の事務に直接携わっておられるという江原公述人の意見を聞いたときに、どうもこの住民基本台帳法、私どもが審議をしている改正法では、住民票の広域交付という直接的なかつ具体的な国民の利便というのはその限りにおいてはよくわかるけれども、それほど自治省が言っているような国民の利便はないので……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 大臣と局長の答弁を聞いておりました。特に局長が笑みを浮かべて大変自信を持って堂々と御答弁されていることに私は感動いたしております。 高度なコンピューターネットワーク社会がまさに実現したというか、さらにまた進行しておるさなかにございます。そういう中で、不正アクセスの問題に見られるように、恐らく新しい犯罪が生まれたんだろうというふうに思います。そして、従来の刑法典にない構成要件で社会の秩序を維持していかなければならないということだろうと思います。 私のように二十七年前に弁護士になった者からすると、なかなか理解が十分に及ばないところも……
○照屋寛徳君 私は、小渕総理がガイドライン関連法の衆議院通過を手土産に日米首脳会議に出発した四月二十九日にサイパンとテニアンへ鎮魂と慰霊の旅に出かけました。玉砕の島サイパンで私は兄二人を失いました。そして、アメリカ軍の捕虜収容所で生まれた私にとって十五年ぶりの慰霊の旅でございました。一回目はサイパンの戦場をさまよった姉と二人、そして今回は沖縄戦で防衛隊に召集され戦死した父親を持つ連れ合いと二人でございました。 私は、サイパンのバンザイ・クリフのがけに立って、また沖縄塔の前で参拝することで、改めて戦争の悲惨さと平和のとうとさを胸に刻んだのであります。 私は、戦後五十四年間、基地の島沖縄で生き……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 参考人の先生方には貴重な御意見をいただきまして、感謝を申し上げる次第でございます。 金城参考人にお伺いをいたします。 昨日、それから一昨日の当委員会における野呂田防衛庁長官の発言でありますが、私は、沖縄に住む者として、野呂田防衛庁長官の発言はまさにこの審議をしているガイドライン関連法の本質を言い当てておるなというふうに思いました。きのうは舌足らずであったから撤回をするとか、総理が陳謝をするとか、私はそういう陳謝やごめんなさいで済む問題じゃないと思うんです。むしろ、十一日の当委員会における野呂田長官の発言こそが真意であり、このガイ……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 昨日、沖縄で地方公聴会が開催をされました。本日の委員会の冒頭で委員派遣についての報告がありました。同時に、六名の公述人の述べられた意見の要旨についても報告があったとおりであります。 昨日の沖縄地方公聴会で新崎公述人から、基地に苦しむ沖縄での地方公聴会が、法案通過の単なる通過儀礼ではなく、慎重な論議の出発点となることを願うとの意見が述べられました。他の公述人からも徹底審議や慎重審議を求める意見が述べられておったのであります。私も、沖縄での地方公聴会開催がガイドライン関連法の参議院における法案の通過儀礼になるのではとの多くの県民、国民……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
私は、最初に防衛庁長官にお伺いをしたいと思います。
けさ朝日新聞が報道した朝鮮半島有事を想定した日本への支援要請の内容、これは報道されたとおりでしょうか。
【次の発言】 防衛庁長官、私は、報道された内容というのはこれはもう日本の主権にとって、それから日本の憲法、平和にとって大変な一大事だというふうに思っております。
一九九五年の四月に、さまざまな交渉はあったでしょうけれども、アメリカからの朝鮮半島有事に備える支援要請にこたえて千五十九項目の防衛庁自身のまとめをしたことはありませんか。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
連日、総理を初め各閣僚、御苦労さまでございます。
私は、最初に真鍋環境庁長官にお伺いいたしますが、予算委員会の合間を縫って先日、初の沖縄視察をなされたようでございますが、視察の目的と成果、それから北部訓練場の国立公園化について、長官の御所見をお願いいたします。
【次の発言】 環境庁長官、本当に御苦労さまでございました。ぜひ、我が国で唯一の亜熱帯性気候、そして豊かな自然環境と生態系の保全のためにこれからもお力をかしていただきたいと思います。
ところで、五月にラムサール条約に登録される予定の漫湖鳥獣保護区を御視察されたようでございま……
○照屋寛徳君 おはようございます。社会民主党の照屋寛徳でございます。 いよいよ予算委員会締めくくり総括二日目で、最後の日でございます。 さて、私は中村前法務大臣の辞任に至る経緯についてただしておきたいのでありますが、中村前法務大臣の辞任は私は当然だと思いますし、むしろ遅きに失した、そして前大臣が改憲発言やあるいは指揮権発動を思わせるような言動があった際に総理が罷免をすべきであった、こういうふうに思うわけであります。ところが、本人は自分の言動で国会運営に支障を来して申しわけない、こういう理由で辞任をされたようでありますが、むしろそうじゃなくして、みずからの複合疑惑とも思われる大臣の適格性を欠……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
冒頭、六月以来の集中豪雨でお亡くなりになった方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族やすべての被災者にお見舞いを申し上げます。
被災者生活再建支援法などの適用による迅速な生活再建支援が求められておりますが、総理の御決意をお伺いいたします。
【次の発言】 今、国民から政治倫理の確立が強く求められております。
去る七月十四日、受託収賄罪などの罪に問われた中島洋次郎元自民党衆議院議員に下された実刑判決についての総理の所感をお伺いいたします。
【次の発言】 社会民主党は、政治家のあっせん利得を厳しく処罰する政治腐敗防止法の制定を強……
○照屋寛徳君 選挙制度と関連をいたしまして、一点だけ法務大臣に関連質問をいたします。 公職選挙法と学歴詐称の問題、それから告発と時効制度をめぐる捜査の問題についてお伺いをいたします。 七月十二日に女優の浅香光代さんがタレントの野村沙知代さんを、一九九六年衆議院選挙に立候補した際の学歴詐称で、公選法二百三十五条一項で東京地検に告発をしたようであります。 ところが、その告発が公選法の時効まであと二カ月半しかなく、捜査しても時間切れになってしまう、十分な時間がない、こういう理由でその告発状を受理しなかったということがかなりマスコミで報道をされました。 そういう事実はあったんでしょうか。
○照屋寛徳君 私は、サイパン島のアメリカ軍の捕虜収容所で産まれて、それから二十七年間アメリカの軍事支配下の沖縄で生きて、それから日本に復帰した二十七年間、合計五十四年間生きてまいりまして、五十四歳であります。 私に与えられた時間はわずか十分間でありますので、要領よくお答えをいただきたいというふうに思います。 久しぶりに河野外務大臣の所信をこの場所でお聞きいたしました。 私は、耳が痛いかもしれませんが、国会へ参りまして、日本の外務省は本当にアメリカに対して主権国家として沖縄の基地問題を含めてしっかり物を言っているのかなと。私には到底思えない。だから私は、外務省はアメリカ国防省霞が関出張所に……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私も自治大臣、警察庁長官、それから海上保安庁長官に質問通告しておりますが、先に警察庁関係の質問をお許しいただきたいというふうに思います。 けさから議論されております神奈川県警の一連の事件、これはもう単なる不祥事という表現ではおさまらない、まさに神奈川県警の組織を挙げての組織犯罪、組織ぐるみの犯罪だというふうに断ぜざるを得ない、こういうふうに私は思っております。そして、これほど多種多様な犯罪が繰り返される、こういう組織を警察という名前で呼んでいいんだろうかと言う人すら出てきておるわけですね。 したがって、今度の一連の組織犯罪と言わ……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 会期末になりまして、それぞれ委員会の開催が重なっておるようでございまして、実は私も、午後から沖縄及び北方問題に関する特別委員会が開かれ、そこでも質疑をしないといけないものですから、ちょうど質疑時間が重複をしておりまして、委員長を初め理事、各委員の御理解をいただきまして、質問順序を変更させていただきました。感謝を申し上げたいというふうに思っております。これも少数会派の悲哀でございますので、選挙になりましたら少し社民党も頑張らぬといかぬなと思っておるところでございます。 警察庁長官にもお忙しいところをおいでいただきましたので、先に長官……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
私からも、最初に、沖縄の基地問題をめぐる質問をさせていただきたいと思います。
稲嶺県知事が十一月二十二日に、米軍普天間飛行場の代替施設をキャンプ・シュワブ水域の辺野古沿岸区域に決定をするという意思表示をされました。この稲嶺知事の決断について、総理並びに官房長官、どういうふうに受けとめられたか、質問をいたします。
【次の発言】 稲嶺知事の決断に当たっては幾つかの条件が付せられておったと思いますが、その条件はどういうことであったのか、そしてそれをどういうふうに政府は受けとめておられるのか、お聞きをいたします。
○照屋寛徳君 私は、最初に米軍基地内から排出される医療廃棄物の問題についてお伺いをいたします。 御案内のように、米軍基地内というのは、条約や地位協定等でさまざまな特権、免除を与えられておるわけであります。基地内からどのような医療廃棄物がどういう形で排出されているかというのは、沖縄県民の健康あるいは環境にかかわる重大な問題であります。 この件について、沖縄県がかねてから基地内への立入調査を要求しているけれども、米軍がかたくなに拒否して一向に実現できないということが県議会でも大きな問題になっております。外務省、この米軍基地内の医療廃棄物の沖縄県の立入調査についてどういうふうに思っておられるのか……
○照屋寛徳君 沖縄は、先ほど外務大臣からお話がありましたように、十六世紀ごろから朝鮮半島、中国あるいは台湾、東南アジアの国々と交易をして栄えてまいりました。特に朝鮮半島とは文化それから工芸、非常に深い交流の歴史を持っておるわけであります。 今、日朝国交正常化へ向けて政府間の交渉が進められておりますし、また六月には南北首脳会談が行われる、このようなニュースに接して大変喜んでおるところであります。日本と朝鮮が近くて遠い国から、文字どおり近くて近い国の関係になるように、また南北首脳会談の進展いかんによっては北東アジアの安全保障環境にもいい影響を与えるのではないか、そのことがまた結果的には膨大な米軍……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 最初に、沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案について数点質問をいたします。 私どもの会派は今度の改正法案には全面的に賛成でございます。私もまた沖縄選出の国会議員として、他の同僚の委員の先生方にもぜひ速やかにこの法律案を可決していただきたいということを御要望申し上げたいと思います。 今回、改正法によって沖縄開発金融公庫の業務の拡大を図っていく、もう一つは開発金融公庫の資金調達手段の多様化を図る、こういう大きな目的があるだろうと思うんです。この資金供給との関係で新たに改正法で社債の取得ということができるようになるわけでありま……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 社会民主党は、参議院の選挙制度のあり方を論ずる場合、大前提として押さえておかなければならないのは参議院の役割とあり方であろうと思います。この点について、参議院選挙制度改革に関する協議会報告は、「参議院は、議会制民主主義の原理である国民主権、権力分立及び議院内閣制の整合性ある実現と、多元的な国民の意思の反映のために創設された」ものであると述べております。また、同報告書は、参議院は直接公選で選ばれた全国民の代表によるもう一つの議院という、現代民主主義における新しいタイプの議院であるとも論述しておるのであります。 このように、選挙制度は……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 きょうは予算委員会やそれから裁判官訴追委員会などがありまして先行して御質疑をされた委員の質問を聞いておりませんので、あるいは重複するかもしれませんが、お許しをいただきたいというふうに思っております。 私は、週末沖縄に戻りまして、知り合いの現職の警察官の皆さんといろいろ意見を交換する機会もありました。現場の警察官は私は非常に苦悩しているなという思いをいたしました。人間もそうですし、組織もそうですけれども、信用、信頼が崩壊をするときには、これはもうだだだっと一気にやっちゃうんですね。それを回復するのは私は大変な苦労があるだろうと思いま……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私は、昨日の当委員会でも一連の警察不祥事の問題、さらには国家公安委員会の権限、機能、国家公安委員長の職責等についても触れさせていただきました。 その中で、柏崎警察署が取り扱った柏和運輸労働組合員の襲撃事件を私はたださせていただきました。それについて警察庁から当該柏崎警察署からの報告を受けた御答弁をいただきましたが、あの中で、委員会終了後、私自身が入手した資料等に基づいて精査をしましたら、特に事件のあった翌日から当該被疑者らから犯行の用に供した手錠等の任意提供を受けた経緯について明らかな間違いと思われる事実がございましたので、ぜひそ……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
私もきょうは、税制・財政問題、それから警察の問題等について質問を行います。
最初に、七月の二十一日から九州・沖縄サミットが開催をされる運びになっております。このサミットと財政の関係でございますが、保利大臣も沖縄においでいただきまして、サミットの関連事業というんでしょうか、警察や消防を含めて御視察をいただいたようでございますが、まず最初にお伺いしたいのは、一九九九年度の特別交付税の沖縄県に係る三月分の交付額とその内容等についてお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 沖縄サミット関連事業の県、市町村もあるんでしょうか、財政負担へ……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私も公益法人等の一般職への地方公務員の派遣等に関する法律案、まずこの法律案に関して何点か質問をやりたいと思っております。 まず、細かいことからただしてみたいのでありますが、営利法人への退職派遣職員の復職の問題であります。条文で言いますと第十条の一項でございますが、これは公益法人への派遣職員の職務の復帰とはまた異なる定めになっておるわけです。五条の二項では、「派遣職員は、その職員派遣の期間が満了したときは、職務に復帰する。」、こういうふうに明示をされております。一方、十条では、退職して営利法人に派遣された職員は、地公法十六条三号を除……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。本日は、提案者の皆さん、それから自治大臣、大変御苦労さんでございます。 先ほどから、提案者、発議者と富樫委員の質疑のやりとりをずっと聞いておりました。思いますに、公職選挙法の一部を改正する法律案を現に審議しているわけでありますが、提案者を含めて、質疑をする私も、いわば選ばれる側であります。代議制民主主義のもとにおいて選ぶ側、すなわち主権者たる有権者、この選ぶ側の私は、何というんでしょうかね論理というか気持ちを大事にするということが一番大事であって、少なくとも選ばれる側の論理というか利便性の追求であってはならないと思います。そのことは提……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私は、ストーカー規制法の立法の必要性ということについては必要である、こういう考えを持っておりますが、同時に恋愛感情だとか好意の感情だとかあるいはまた怨恨の感情という、そういう刑罰を与えるときにそれらの感情をどう認定するかというのは非常に難しい問題だなという思いを持っております。したがいまして、一番大事なのは、このストーカー規制法によって、被害者がこの法律でどう扱われるのかということが一番大事ではないかなというふうに思うわけです。要するに、被害者の法的保護に十分であるだろうか、この法律の中で被害者が蚊帳の外に置かれたり、あるいは法的保……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。 私はきょうは、政治資金規正法と政治献金のあり方、また、いわゆる政治家と金の問題に絞って質問をやらせていただきたいというふうに思っております。 去る四月二十五日の予算委員会においても私はこの問題を取り上げました。とりわけ、橘自治政務次官が一九九五年から一九九八年までの間に合計四千万円の政治献金を清和政策研究会ほか八つの政治団体に献金している事実を問いただしました。この合計九つの政治団体は、いずれもいわゆる森総理の派閥であります森派に関連する政治団体でありまして、具体的には、山王政経調査会、政信会、清風科学研究会、世界人口問題環境保全総合研究……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私を含めて沖縄県民は、昭和の時代はまさに戦争の時代であった、こういうふうに思っておるだろうと思います。 私は、昭和二十年、一九四五年七月にサイパン島のアメリカ軍の捕虜収容所で生まれました。私と同じ昭和二十年に生まれた友人の中には、私のように捕虜収容所で生まれたという人もたくさんおります。もう一つ特徴的なのは、お墓の中で生まれたというのが多いんです。普通は人間は死んでからお墓に入る。ところが、生まれたときにお墓の中だったというのが、私と同じ昭和二十年に生まれた人の中には多いんです。 それはどういうことかというと、あのありったけの地……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 まず最初に、一連の警察不祥事についてお伺いをいたします。 質問に入ります前に、冒頭私は、九年二カ月余の異常な監禁状態から命の生還を果たした少女の勇気と生命力をたたえたいと思います。そして、家族の温かい支えで一日も早く健康を回復されるよう御祈念を申し上げるものであります。 この事件は、我が国の犯罪史上まれに見る事件であります。そこで、総理と国家公安委員長に、まず今度の事件そのものについて、事件の捜査のあり方についてどのようなお考えを持っているか、同時に被害者の少女や御家族に対してはどういう思いを持っていらっしゃるか、所感をお伺いい……
○照屋寛徳君 先に、官房長官の記者会見のお時間等の関係で、沖縄における普天間飛行場の代替施設に関連をして、移設予定地の辺野古区を集団移転させようという構想についてお伺いをいたします。 この集団移転構想というのは、もとより政府が策定をした案ではございません。報道によりますと、誘致派の一部というんでしょうか、そういう民間で出てきた構想のようですが、だがしかしこの構想に絡んで政府の高官や防衛庁の幹部が具体的な発言をしておるということが地元紙で大々的に報道されました。 そういう関連がございますので、官房長官、外務大臣、防衛庁長官にお伺いをいたします。 まず、この移転構想によりますと、普天間飛行場……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 きょうは、御両名の参考人には貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。 私ども社会民主党は、神奈川県警の不祥事が発覚した当初に、党の疑惑解明プロジェクトでもって警察庁の関係者をお呼びして意見交換をやりました。これは、神奈川県警の本部長を含めて、例の神奈川県警の一連の事件に関与してそれが刑事責任を問われるずっと以前の話でございます。 私はそのときに、警察内部で不祥事があったときに、服務規律に基づいて処分をする、それももちろん必要なことである、しっかりした事実関係を掌握して、そして迅速……
○照屋寛徳君 総理に伺います。
あなたのお国の群馬県公安委員会の小山、牛久保、正田の三委員を知っておりますか。
【次の発言】 三名の公安委員と総理と過去どのような御親交があったんでしょうか。
【次の発言】 三名の公安委員会の委員個人もしくは委員が代表する会社から政治献金を受けたことはありますか。
【次の発言】 公安委員が代表者を務める会社から献金を受けていませんか。──通告してありますよ、ちゃんと。
【次の発言】 小山委員からは幾ら政治献金を受けたんですか。
【次の発言】 その公安委員が代表者を務める会社というのはどういう会社ですか、国家公安委員長。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。
冒頭、今なお病魔と闘っておられる小渕前総理と御家族に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い御回復をお祈り申し上げます。
また、有珠山の噴火で被災に遭った方々や不便な避難生活を余儀なくされている皆様方にお見舞いを申し上げます。社会民主党も、過日、土井党首を先頭に被災地の視察と被災者の激励、お見舞いを申し上げたところであります。
そこで、有珠山の被災者支援対策の現状と今後の課題について国土庁長官にお伺いいたします。
【次の発言】 私は現行の被災者生活再建支援法、これは必ずしも十分だとは思っておりません。ともあれ、一部適用されましたが、この被災……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
きょうは基地問題はございません。予算委員会の物騒な劣化ウランもございません。ロマンあふるる鉄軌道、汽車ぽっぽの話をしたいと思います。
沖縄における鉄軌道導入への世論の高まりをどのように受けとめておられるか、まず白保総括政務次官にお伺いいたします。
【次の発言】 私は、沖縄の人たちの夢であり、同時に夢で終わらせてはいけないことだろうというふうに思います。
開発庁長官、私は、沖縄の自立経済を確立する、それから本当の意味での経済振興を図っていくという視点からも、この鉄軌道の導入というのはとても大事なことだと、こういうふうに考えておりま……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私は、最初にちょっと各論というか細かい話になりますが、地方財政再建促進特別措置法のことについてお伺いをいたします。 沖縄市が今度のサミットを契機にして、極東最大の空軍基地の一部、ここに市が市の予算で公園、広場を整備して、そこに遊具その他の工作物を市の予算で設置して、それらの所有権を空軍の方に移譲したと。報道で知る限りによると、アメリカ政府に寄附をしたのかあるいはアメリカの空軍に寄附をしたのか、そこら辺は必ずしも定かじゃありませんが、いずれにしろ沖縄市が寄附をしてアメリカ政府か空軍に引き渡した、こういうことでありますが、これは目下の……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
質問に入ります前に、伊豆諸島群発地震で被災に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
最初に、去る八月四日夜発生した米軍普天間飛行場におけるKC130空中給油機の緊急着陸問題について外務大臣に説明を求めます。
【次の発言】 KC130空中給油機が緊急着陸をした。しかし、一切情報は米軍から県民に伝えられないわけですね。地域住民は恐怖におびえております。命の縮む思いをやっております。
消防車が出動し、滑走路から逸脱をした、路面がえぐられる、これでも事故じゃないと、こういうふうに米軍は言い張っているんですか。
○照屋寛徳君 外務大臣にお伺いをいたします。
十五年使用期限の問題ですが、外務大臣は十五年使用期限の設定について、稲嶺知事や岸本市長は県内移設受け入れの前提条件として政府に要求しているのか、単なるお願いというふうに理解をしているんですか、どちらなんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、知事や市長ははっきりこれは前提条件だ、だから十五年が約束されなければだめなんだ、こう言っているんですが、その限りにおいては、知事や市長と政府の受けとめ方は全然違うわけですな。
【次の発言】 重くとか軽くとか、これで決められたら困るんです。市長ははっきり、それから知事も十五年は自分の公約なんだ、十五年が日米間で……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 冒頭、福田長官、御就任おめでとうございます。 沖縄は、ポスト三次振計へ向けて沖縄経済新法また新たな沖縄振興開発計画を策定する重要な時期でございますので、長官の御活躍を心から期待を申し上げたいというふうに思っております。 最初に、厚生省おいででございますでしょうか、厚生省に一点お伺いをいたします。 戦時遭難船舶犠牲者の洋上慰霊祭の実施についてでありますが、私は、戦時遭難船舶犠牲者の問題というのは沖縄における残された戦後処理の問題ではなかろうかと、こういうふうに思っておりまして、過日、質問主意書も提出をさせていただきました。犠牲者に対する、……
○照屋寛徳君 それでは、私の方から何点か質問をいたします。 大臣は、所信表明の中で、新世紀に向かって地方行財政はさまざまな課題に直面をしているとの認識を示されました。そのとおりだろうと思います。その上で、国、地方を通ずる行財政改革の推進、財政の効率化に徹するとの決意を所信で述べられております。国、地方合わせて六百四十五兆円の債務があると言われる現状に照らせば、大臣が所信で述べられたように、地方行財政が極めて厳しい状況にあることは、私は論をまたないだろうというふうに思います。 そのような中にあって、地方が独自に定める法定外税がここのところいろいろ論議を呼んでおります。その一つに、横浜市が独自……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 最初に、久保参考人と前田参考人にお伺いをいたしますが、まず久保参考人に、参考人が書かれました文芸春秋の論文、それからあらかじめ資料として当委員会でお配りをいただきました新聞への投稿文、それから最近御出版されたんでしょうか、「警察官の「世間」」という本も読ませていただきました。 私は、神奈川県警に始まる一連の警察不祥事の続発、それとキャリア制度の問題を参考人御両名にお伺いしたいと思いますが、神奈川県警の問題が起こって、当初、機動隊員らによる暴行事件というのが新聞で報じられた段階で、そう大きな問題にならない段階で、実は社民党は警察庁の幹部を呼ん……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 きょうの最後の質問でございますので、あとしばらくおつき合いを願いたいというふうに思っております。 私は、神奈川県警の不祥事に始まった一連の警察不祥事、さらにはこの不祥事を原因究明を含めて特別監察を実施した。ところが、どうもこの特別監察が空監察というか、監察の名に値しないということが新潟県警の特別監察のケースで判明をした。こういう一連の警察不祥事や特別監察のあり方をめぐって、国民はもはや警察は信頼できない、要するに国民の警察に対する信頼が揺らいだ、低下をした、失墜をした、こういうことではないかと思うんですね。あれだけ国民から批判を受……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。私の方からも二、三お聞きをいたします。 地方分権一括法が施行されましていよいよ地方分権が実行段階に入ってまいりました。いろんな方がいろんなところで、地方分権をより実効あらしめるために何が必要なのか、何を緊急に取り組まなければならないのかについて語っておるわけでありますが、やっぱり何といっても地方の財政をどう充実させていくかということが私は大事なことではないかなというふうに思っておるわけであります。一方で、国もそうでございますが、地方財政も極めて危機的な状況でありまして、しかもそれが一層深刻化を増しておるということは大臣も基本的に認識をしておられ……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 神奈川県警の不祥事に始まる一連の警察不祥事によって国民の警察に対する信頼は著しく損なわれておるということについては、私だけじゃなくして、国家公安委員長を初め多くの警察関係者が自覚をしておることだろうと思います。 当委員会でも、私も、この一連の警察不祥事の背景にあるいわゆる警察無謬観の問題、つまり警察は間違いを犯さないんだと、間違いを起こしてもそれを認めない、認めちゃいけないという考え方、あるいはまた不祥事が起こっても警察みずからそれを正していく自浄能力が欠如している問題などについても追及をしてまいりました。 私は、この警察法を改……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 私は、市町村の合併は各市町村の自主性、主体性そして市民の合意によって進められることが一番大事であるというふうに考えております。今さっき富樫委員からも触れておりましたが、第四十四回の町村議会議長全国大会で緊急決議を行っております。この決議の中で、我々は、従来から市町村合併は、将来にわたる地域のあり方や住民生活に大きな影響を及ぼす事柄であり、国や都道府県が強制的に進めるべきではないと、こういうことを決議しておるわけであります。 この町村議会議長全国大会の緊急決議を提案者や大臣はどのように受けとめておられるか、まずお聞かせください。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
質問に入ります前に、東海地方の集中豪雨でお亡くなりになりました方々にお悔やみを申し上げ、甚大な被害を受けた皆様方に心からのお見舞いを申し上げます。
社会民主党も本日現地に調査団を派遣し、現地調査、懇談、激励行動を行っておるところであります。速やかな激甚災害の指定と復旧事業の推進を図ることが大切かと思われます。
そこで、建設大臣に、今度の激甚被害をもたらした原因をどのようにお考えになっているか、お聞きをいたします。
【次の発言】 今、大臣もおっしゃったように、今度の災害は都市が招いた災害ではないかということ、あるいは自治体の本当に……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。
冒頭、私は官房長官にお伺いをいたします。
過日の内閣不信任案決議をめぐる衆議院の本会議に際して、官房長官は、野党議員は餓鬼だとか、餓鬼以下だとか語ったようでありますが、その真意をお尋ねいたします。
【次の発言】 大蔵大臣にお伺いをいたします。
補正予算に関連して、現下の景気の現状と今後の見通しについてどういう所見をお持ちかお聞かせください。
【次の発言】 今非常に雇用情勢厳しいですね。それから、生活不安による消費支出も私は不振だろうと思うんですね。
さて、大蔵大臣、今度の補正予算で大蔵大臣は景気回復の有効打になり得ると、こうい……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。
橋本沖縄担当大臣を初め関係各位におかれましては、第三次振計の最終年度に当たる平成十三年度の、来年度の沖縄関係の予算確保のために御奮闘いただいておりまして、心から敬意を表したいと思います。
きょうは時間が少ないので、今大きな問題になっております、三月十九日、キャンプ・コートニーで発生した日本人従業員に向けてのエアソフトガンによるプラスチック弾の発砲事件について、まずその詳細な内容を御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 これは長官、勤務中の従業員をいわばねらい撃ちにしたという私は極めて悪質な事件だというふうに思っております。
それで……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 私は、この沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案に賛成でございます。そして、沖縄選出の国会議員としては、ぜひ他の委員の皆さん方にも御賛同をいただきたいということを冒頭申し上げたいと思います。 その上で何点か質問をさせていただきたいのでありますが、大臣御承知のように、沖縄県はリゾート・観光産業を戦略産業、基幹産業と位置づけて、これまで国の各般にわたる援助等を得て、今観光客が毎年ふえております。平成十一年度は四百五十六万人に達した、こういうことも言われておるのであります。 今、この法改正との関係でいいますと、観光戻し税承認小売店とそれか……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。 私は、安全保障問題、それから日米外相会談、沖縄の基地問題について田中大臣にお伺いをいたします。 私は、五十五年間、基地の島沖縄で生きてまいりました。私は、日本にとってどういう安全保障をつくるかというのは、独立国家、主権国家としてとても大事なことだと思います。この日本の安全保障を考える場合に、冷戦時代の安全保障と冷戦崩壊後の安全保障というのは当然私は違って当たり前だと、こういうふうに思っております。 ところで、田中大臣は、この二十一世紀、新しい時代の、冷戦崩壊後の我が国の安全保障というのはどうあるべきだというふうにお考えなんでしょうか。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。 最初に、警察庁と国家公安委員長にお尋ねをいたします。 数年前から、神奈川県警に始まり、新潟県警含めていわゆる警察の不祥事が多発をいたしました。多くの方々が警察に対する国民の信頼を回復しようと、こういうことで大変な努力を尽くされておることは私もよく承知をいたしております。私の地元の警察の皆さん、私の先輩あるいは後輩たち含めて一生懸命でありますし、恐らく全国でもそうだろうというふうに思います。 そこで、警察刷新会議の提言があり、同時にこれまで警察法の一部改正等行ってまいりましたけれども、どうも最近またぞろというか警察の不祥事が相次いでいると……
○照屋寛徳君 私は、きょうは、森総理のノルウェー国王主催の答礼宴欠席問題、それからえひめ丸事故と政府の対応、さらには官房機密費の問題、そして警察不祥事と警察改革について、官房長官と国家公安委員長に質問をさせていただきたいと思います。 最初に官房長官にお伺いをいたしますが、去る三月二十七日の夜、元赤坂の迎賓館で開催をされましたノルウェー国王ハラルド五世御夫妻主催の訪日記念コンサートレセプションに森総理が欠席をした、このことが今大きな問題になっております。 もとより森総理は、昨日のマスコミとのやりとりの中で、私が必ずしも出なければいけないものでもないと、こういうふうに弁解をされたようですが、私……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうは、御四名の参考人の皆様には貴重な御意見をいただきまして、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。 私は沖縄の出身であります。この犯給法というのは、現在のところ故意犯による被害が対象でありますが、犯罪主体は限定をされていないわけです。 御承知のように、沖縄にはたくさんの米軍人軍属並びにその家族が駐留をしておりまして、米軍人軍属、その家族による特に性暴力、性犯罪その他の一般刑法犯による被害が続発をいたしているわけであります。参考人御案内のように、九五年には小学六年生の少女が海兵隊員ら四名に暴行されるという事件がございました。ことし……
○照屋寛徳君 私は、先に官房長官にハンセン病国家賠償訴訟の熊本地裁判決に対する控訴問題について何点かお聞かせをいただきたいというふうに思っております。 昨日、被告、国は控訴をしないという方針が発表されました。当然のこととはいえ、私はとてもいい判断、結論であるというふうに思います。私ども社会民主党も、過日、官房長官に土井党首ともどもお会いをして、国は控訴をすべきではないという申し入れを行いましたし、また野党三党がそろって、国に対して、政府に対して控訴断念を申し入れできたところでございます。 私ども社民党の申し入れの際に官房長官は、実は個人的に療養所の中にも官房長官の後援会の組織があるというお……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。 もう本改正法案についてはいろんな角度で質疑がされたところでありますが、私も何点かお聞きをしたいというふうに思っております。 基本的には私ども社会民主党はこの法改正に賛成でございます。今度の法改正は、児童買春の温床になっているテレホンクラブ業者に対する実効ある規制、これが主たる目的だろうと思うんですね。そのことは私どもも賛成でございまして、ただ改正後の法の運用に当たっては、これはあくまでも職権乱用等がないように、そして運用上、人権への配慮を十分尽くされるように一等最初に要望申し上げておきたいと思います。 さて、いわゆる風適法の今度の法改正……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 私の方からも一、二点質問をやりたいというふうに思っております。 きょうは、主として道交法の一部を改正する法律案に絞って質問をいたします。運転代行業の業務の適正化に関する法律については、後日の委員会の審議の際に質問をやらせていただきたいというふうに思っております。 私は、鉄軌道のない沖縄県に住んでおります。沖縄県は、鉄軌道がないということもありまして、まさに車社会そのものであります。その上に、二十七年間というアメリカの軍事支配がありましたから、また本土とは違う戦後の車社会を経験してきた数少ない県であります、社会であります。復帰後も、左ハンド……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 きょうは、参考人の皆様方には、貴重なお話を聞かせていただきまして、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。 私は、鉄軌道の全くない沖縄県に住んでおります。沖縄は鉄軌道がないだけに、いわゆる車社会というか、日常的に交通手段として車に頼らざるを得ないという状況にございます。一方で、私、三十年ぐらい弁護士をやっておりまして、交通事故に絡む犯罪、いわゆる業務上過失致死傷の被告人の事件を担当したこともございますし、逆に被害者の民事事件を担当したこともあります。そういう私の経験を踏まえて何点かお聞かせいただきたいのであります。 最初に、鈴……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 冒頭、大臣から、去る六月八日に大阪府池田市内の小学校で発生した殺人並びに殺人未遂事件についての御報告がありました。本当に痛ましい事件でございまして、亡くなられた児童の御冥福をお祈り申し上げるとともに、負傷した児童の一日も早い御回復を心から御祈念を申し上げる次第でございます。 さて、本来、私は学校というのは地域に開かれたものでなければいけないというふうに思うんです。地域に閉ざされた学校というのはちょっと想像しにくいわけでありますが、その中にあって、一方でまた子供たちの安全をどう守るかということが今度の事件を通して浮かび上がってきたのではないか……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。 先ほどから特殊法人の存在そのものの功罪論についてもいろいろ質疑が展開をされておりました。もとより行政改革が叫ばれて久しくなっておるのでありますが、この行政改革との関連で、特殊法人の改革問題についてもこれまでいろいろと議論をされてまいりました。 これまで何度も何度も特殊法人の見直し、改革が唱えられながら、必ずしもうまくいかなかった、これは一体なぜだろうか。どこに原因があったのか。過去の特殊法人改革が統廃合といった場当たり的な数合わせに終わった面があったのではないかというふうにも私は思うわけでありますが、石原大臣と発議者は、これまでの政府によ……
○照屋寛徳君 社民党・護憲連合の照屋寛徳です。
証人、最近よく眠れますか。
【次の発言】 その同僚の参議院選挙の心配よりも、あなたに疑いがかけられているKSDをめぐるこの疑惑について、国民に対しては率直どういうふうに思っていらっしゃるんですか。
【次の発言】 証人、政治資金管理団体である正邦会、この家賃は正邦会御自身でずっと支払っておりましたか。
【次の発言】 九六年六月から約二年間、二カ所の、正邦会を含めてね、事務所の家賃を二千二百、約二千三百万円KSDに立てかえてもらったと。これは事実なんですね。
【次の発言】 どういう理由、どういういきさつでKSDが正邦会の家賃を立てかえることになった……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。
私は、森総理に単刀直入にお伺いをいたします。
一昨日の衆議院における森内閣不信任決議の否決で、森内閣は信任を得られた、信任をされたとお思いでしょうか。
【次の発言】 各種世論調査によりますと、森総理あるいは森内閣に対する支持率はもう一けた台なんですね。そうすると、国民はもうとっくに森内閣を見放しておる、こういうふうにはお思いになりませんか。
【次の発言】 私は、国民は不信任だと思うんですね。国民は不信任、しかし国会は信任という、この民意との著しい乖離、これについては総理はどうお思いなんでしょうか。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。
先に、現下の景気、経済状況等について財務大臣にお伺いいたします。
一月の失業率が四・九%、これは一九五三年以降最悪の状態だというふうに言われております。私の住んでいる沖縄では、さらに失業率が八・三%という状況でございます。有効求人倍率も〇・六五倍で、これもまた二十カ月ぶりの悪化だと言われておりますし、完全失業者数も三百十七万人。こういう状況について宮澤大臣と坂口厚生労働大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 失業。
【次の発言】 私は、この高い失業率の解消、それから今し方厚生労働大臣がお触れになりました新しい産業の創造による雇用の創出とい……
○照屋寛徳君 私は三月十二日に沖縄で発生をした航空自衛隊幹部自衛官による女子中学生に対する暴行事件について、防衛庁長官と警察庁刑事局長にお伺いをいたします。
この報道を聞いて、私を含めて多くの県民が大きなショックを受けております。被害者の家族、本人含めて言い知れない衝撃を与えたことは間違いございません。
そこで、警察庁にまず最初にお伺いいたしますが、逮捕された航空自衛隊幹部自衛官の被疑事実についてお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 まだ被疑者として逮捕された段階で捜査中でありますから、私は捜査に支障の及ぶような事実について聞こうと思っておりません。
ただいまの説明で、午後六時ご……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。
総理、日米首脳会談さらには日ロの首脳会談、大変御苦労さまでございました。
私は最初に、アメリカのブッシュ新政権誕生後初の日米首脳会談となったわけでありますが、この日米首脳会談で安全保障問題についてはどのような話し合いが行われたのか、まず総理から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 私は、冷戦体制が崩壊をして、これからの新しい時代における安全保障、主権国家、独立国家としての我が国のあるべき安全保障というのは、軍隊や軍事力に頼らないようなそういう多国間の協調的な安全保障、これを目指すべきではないか、こういうふうに思っているわけですね。……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳です。
私は、冒頭、ハンセン病国賠訴訟熊本判決について、総理並びに法務大臣、厚生労働大臣にどのように判決を受けとめられたか、お伺いいたします。
【次の発言】 総理、厚生労働大臣も原告団、元患者の皆さんと直接お会いになりました。法務大臣も会ったようでございます。総理はどうしてお会いにならないんですか。
【次の発言】 控訴期限は間もなくやってくるんですね。いつお会いになるんですか。
【次の発言】 私は非常に情けない思いであります。四十年、五十年強制隔離をされて、人間としての尊厳を奪われてきたこの元患者、原告の皆さんに真っ先に総理は会うべきじゃありません……
○照屋寛徳君 先にハンセン病患者らへの損失補償立法についてお伺いをいたします。 ハンセン病国賠訴訟熊本地裁判決は、被告国の控訴断念により確定いたしました。提訴されているハンセン病訴訟の原告数約千七百二名のうち、沖縄県が五百三十八名であります。都道府県では最大の原告数であります。 さて、熊本地裁判決では沖縄からの原告に対する慰謝料は一千四百万から八百万までの四ランクのうち、一律に最低額の八百万円でした。その理由について判決は、「隔離規定の運用状況や退所許可の実情等については、証拠上必ずしも明らかではなく、本土復帰前の沖縄における被害を、同時期の本土のそれと同視することができるというだけの立証……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 きょうは、公述人の皆様方には貴重な御意見を賜り、また行政改革に対するさまざまな角度からの御示唆をいただき、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。 私は、この行政改革を考える場合に、やっぱり一番最初にどのような理念、哲学を持って行政改革を断行していくかということを定めることがとても重要ではないかなというふうに考えております。すなわち、二十一世紀の新しい時代に我が国の国家像をどういうふうなものとして定めていくのか、そしてそれを実現していくための行政システムのあり方、こういういわば国家戦略、国家目的を明確にしていくことが大……
○照屋寛徳君 両公述人には、貴重な意見を拝聴することができまして感謝を申し上げたいと思います。 私は沖縄選出でありますが、我が国の防衛や安全保障を考える場合に、一方でその防衛や安全保障で負担や犠牲をどう国民が分かち合うのかということを十分吟味しないとおかしいと思うんですね。私は五十三年基地の島で生きてきて、そして毎日のように基地と向き合って生きてきてよくわかりますのは、我が国は平和憲法が最高法規であるというふうに教えられてきた。ところが、沖縄に住んでいるとそうじゃないんです。そのことが毎日の生活の中でよくわかるんです。そうじゃなくして、実態はどうかというと、平和憲法の理念、憲法そのものが安保……
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。 本日は、両公述人におかれましては大変有意義な貴重な御意見を開陳していただきまして、感謝を申し上げたいというふうに思っております。 私に与えられた時間は非常に短うございますので、まず正村公述人にお伺いいたします。 先生のお話の中で、バブルが崩壊をして今長期の不況が続いている状況にあるわけでありますが、景気の下支えとなるべき消費が冷え込んでおるんだ、こういうことは私も同感でございます。そして公述人は、その原因はまさに国民生活の不安感に根差しておるんではないかという分析もしておられました。私もその点は全く同じでございまして、雇用不安、それから生……
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。 本日は、新崎、大沢両公述人には貴重な御意見を拝聴させていただきまして、感謝を申し上げたいと思います。 先に新崎公述人にお伺いをいたします。 私も基地の島沖縄に五十五年生きておりまして、公述人がおっしゃった問題点、よくわかるものがございます。一点、日米地位協定の改正問題について公述人の意見を聞かせていただきたいのでありますが、御承知のように、日米安保条約第六条に基づいて日米地位協定が締結をされておるわけであります。私はかねてから、日米地位協定というのは、一つは独立国家の主権の視点で全面的に見直しをすべきである、もう一つはやっぱり国……
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