このページでは佐藤雄平参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○佐藤雄平君 初めに、今回の臨界事故で直接被害を受けられました東海村の皆さん初め、風評などで甚大な被害を受けております茨城県の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。 私は、ただいま議題となりました原子力災害特別措置法案、原子炉等規制法改正案に対して、民主党・新緑風会を代表して質問をいたします。 まず、法案についての質問の前に、原子力安全委員会の権限の強化についてお伺いいたします。 もとより、政治、行政の基本は国民の生命、財産を守り、いかに安全で安心な暮らしの環境をつくることではないかと思います。 しかしながら、今日の社会状況を見てみますと、連日のようにその国民の生活の不安を助長するよう……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 まず、きょうこうしてまさに人類の存亡にかかわる、ある意味ではそういうふうな中での地球環境問題について、当選して初めてこうして質問させていただく光栄、本当にありがたく思っております。 私は福島県出身でございまして、皆さん方御承知のとおり八月二十七日に福島県、そして栃木県、茨城県を中心にして大変な実は災害がありました。私も何度か被災地を訪ねてみました中で、おじいちゃんおばあちゃんたちがよく言っていることは、もうとてもこんな災害がこの西郷村に、この白河にあると思わなかった、百年さかのぼってもこんなことがなかったんじゃないだろうか。そんな中で……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 実はきょうは当選して二回目の質問で、内閣のかなめである宮澤大蔵大臣、またそれぞれの大臣においでいただきまして本当にありがとうございます。 この委員会に所属をさせていただいてから、この問題についてどういうふうな世の中の状況であるのかなと私自身ひもといてみまして、それぞれの新聞、社説、論説を見させていただきました。 今までのいろんな法案の中で、賛否両論それぞれあると思うんですけれども、きょうの午前中の参考人質疑の中でも、玉置さんがいわゆるマスコミ代表ということでお出になっていただいたんですが、各紙とも本当にこの処理法案についてはまさに理……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 きょうは、何度か国土・環境委員会で環境政策についてお尋ねしているわけでありますけれども、改めてまた環境庁の決意等を含めて所信をお伺いしたい。 ちょうどおとといの新聞で、今後の地球環境も含めた環境行政の中での省庁再編で、これは委員会のときも林野庁の皆さん等も含めてそれぞれお話をお伺いしたわけでありますけれども、本当に環境行政というのは喫緊のまさに焦眉の急であろう、そんなふうに思うところであります。 戦後五十四年、確かに日本は立派な経済大国になりました。それはそれとして認めるところでありますけれども、しかしながら、一方、自然それからまた資源、こういうふう……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 本来ならば、これは五月に実は質問通告をしておりまして、ようやっと七月になって質問できたなと。しかしながら、この通告の中から幾つかもう既に質問する前に大臣から答弁をいただいたり、また文部省からいろいろ発表をいただいておりまして、本当にありがとうございます。 以下、質問させていただきますけれども、その一つに、子供とお年寄りのコミュニティー、確かに私はこれは大事であろう。たまたま福島県の熱塩加納村というところに私は先般の選挙のとき行きました、岩城さんと一緒なんですけれども。その中で、特別養護老人ホーム、そこにまた老健施設があるんです。そこの近くに実は幼稚園が……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 きょうは、農水省所管を中心にまずお尋ねしていきたい。 その前に、きょうも実は昼に会館に戻りましたら福島県の双葉町というところの町長さんと議員の皆さんがお見えになっておりまして、どうしたんですかと聞きましたら、福島県の双葉町というのは原子力発電所の所在地、また原発銀座と言われる福島県の浜通りの地域を代表する町でございまして、先般の東海村のジェー・シー・オーの大変な事故について、もう一回きちっとたださなきゃいけないということで科技庁の方に行っておられた。 まず、巷間、今大変問題になっている東海村の事故からお尋ねをしたい。所管大臣ではありませんけれども、国……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 今いろいろ話を聞いている中で、国も確かに一生懸命やっているとは思うんです。ただ、候補地になったところ、これは冷静に考えると、余り政治的なもので我が地域が我が地域がということになると、国民全体としてはどうしてもやっぱり白けてしまう。ですから、本当はもう審議会が、いわゆる移転をするという前提の中でこれはそれぞれ議論をしていることだと思うのです。 この話がさらに助長されたのは阪神・淡路の災害、特に地震ということだったと思うんです。ですから、そういうふうな中で、私はもう具体的に移転に際しての必要条件というか、こういうふうな条件が大前提として整っているところとい……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 私は賛成でございます。 きょう、一緒に竹村委員もお見えになっておりまして、党内でもいろいろ議論があり、会派の中ではそれぞれの意見がある。ある意味で私は、この問題がそれぐらい広範囲にわたって、またいろんな基本的な考え方がそれほど広いものであろう、そんなふうに思うところでもあります。 また、マスコミの論調もそれぞれありますが、たまたまきょうある新聞の記事をずっと読んできましたら、この問題というのは本当に、今、富樫さんおられますけれども、一番大変なのはやっぱり現場を持っておるところかなと。それに対して記事の中で、「強制せず、無視もせず」と……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 まず、国会議員はもう一つに地域の代表でもある、そんなことを含みながらこれから質問させていただきます。 まず冒頭に、昨年、福島県も含めてまさに未曾有の災害が起きました。太田理事はおられませんけれども、同じ福島県でございまして、その中で先週ちょうど復旧河川等についての採択もいただき、また福島県でまさに念願であったんですけれども、阿武隈川の河川の大改修ということで、一様にそれぞれ被災地の皆さんは安堵している状況のまず報告と御礼をさせていただきます。 まず、先般の大臣の所信の中で、建設行政が経済的な大きなファクターを担っているという所信がありましたが、私は先……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 大臣の所信の中の二番目の項目に、まさに経済対策ということ、午前中の審議の中でも出ておりました。 私は私なりに考えますと、景気、経済の中で、例えば経済は鶏かな、そして財政が卵かなと。しかも、財政をいわゆる景気対策のために投入するということであれば、その鶏がひなにかえらなきゃいけない。そんな思いの一つの景気の循環方式と。 そういう中で、実は土曜日の新聞、これは各紙ともそれぞれ出ていると思うんですけれども、「九八年、マイナス二・八%戦後最悪」、「民需低迷で年率三・二%減」、さらに見ると今度は、スーパー・ダイエーが希望退職者を募っている、さらにまたこの左側に……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 先週、今週とそれぞれ同僚議員の本法案についてのいろいろ質疑がありますけれども、基本的には、私はやっぱりその地域、その場所における町づくりをどういうふうにしていくのか、そこに帰するかなと、そんな思いであります。 その中で、私は昨今のいろんな青少年の問題、社会問題、こんなことを考えていくと、やっぱり一つの背景として町づくりもうんと大事な、青少年の動静についても影響しているかなと。そういうふうな中で、今度の法案そしてまた行政については、一つは合理性それから機能性、こういうふうなことを求めていくと思うんですけれども、それと同時にもう一つある意味では心の、いわゆ……
○佐藤雄平君 同僚の小川議員が極めて的を射た話をしておりますので、大分重複するかもわかりませんけれども、私なりの表現でひとつ質問をさせていただきます。 この地球、それから自然、これは当然人類だけのものでもありません。かといって、また鳥獣その他の動物だけのものでもありません。未来永劫それぞれの生き物が共存、共生しなきゃいけない。自然を大事にしながらそれぞれお互い相関関係の中で生きていかなきゃいけない。 今度の鳥獣保護法等についていろいろ読ませていただきますと、お互いにもたれ合いながら行かなきゃいけない中で、ある一部ふえたり減ったりする。そういう中で、私は、それぞれのある意味では役所の立場があ……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 住宅そのもの、私はこれはもう人生の中で最大の主眼となるところかと。ほかの買い物と違って一生に一度、場合によっては二代にわたっての大きな目標であるというぐらい大変大切なものであるし、また当然のことながらその住宅に住む家庭というのがあって、家庭が楽しいも楽しくないもある意味では住宅の環境がうんと大事であろう。さらにはまた、我々にとって生命の再生産、外に出て疲れた働く者がうちに帰り、さらにまた再生産、勢いを持って次の日につながる。そんなことと、同時にまた今の景気の状態の中で景気対策の最大の主眼としての住宅対策ということで、たびたびこの委員会でも質疑になっており……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 先般、決算委員会のとき、それぞれまた大臣に質問をさせていただきました。その中で、おとといの閣議で、多岐にわたる環境行政を遂行するにつけては、どうしてもやっぱり人員の少なさ、これを訴えていただいたわけでありますけれども、私は、行財政改革それからまた省庁再編、これはある意味では二十一世紀に向けた役所のめり張りがあっていいのかと。本当に長い中での、その時々にこの行政が大事であるというめり張りが当然あると思うんです。 ですから、一蓮託生のごとく小さな政府といいながらも、その中でその時に合わせた、役所がやらないことについてはそれに該当せずというぐらいの気持ちでぜ……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 まさに今の長官の言葉どおり、なかなか共管というのは難しいところがあるのかなと思いながら今聞いていたところであります。 このPRTR法案が上程されてから、おのずとそれらしき記事に実は目が行くようになってまいりました。そんな中で、ちょうどこれは我が県、福島県でありますけれども、福島県で、化学物質保安工場、事業所、県が立ち入り調査、三年間で六百カ所、排出量管理チェックという記事が載っておりました。そういうふうな中で、自治体が昨年、化学物質の適正管理等の条例を決めて既に始まっているときに今また国がこうしてPRTR法案というのを、ある意味では自治体の方が先行して……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 大臣また政務次官、本当にこのたびは御就任おめでとうございます。また御苦労さまでございます。 冒頭に、さっき田村議員が質問されましたいわゆる激甚災なんですけれども、昨年、我が福島県の白河地方も大変な災害を実はこうむりました。そのとき、先ほどの委員の話の中で、激甚災に期待しながらどうして指定を受けないのかなと、地域によっては大変な実は不満がありました。後ろに局長さんがおりますけれども、局長さんのところにも大分陳情に行って、林さんも困ったんじゃないかなと思うわけであります。 田村さんの話の中で多少足りないところがあったんですけれども、それは、災害をこうむっ……
○佐藤雄平君 大臣に来ていただきまして、ありがとうございました。 午前中からいろいろこの特別措置法案について聞いておりますが、参考人も含めて聞いている中で、本当にこれはそれぞれの立場の中で違うんだな、貸し手、借り手によってこうも違うものかなと。さらにまた、いろんな法律解釈の中で、多分この議論の中で半分以上が法解釈の話に尽きてしまうのかなと。その辺もなかなかそれぞれに難儀のところがあるのかなと今思っておりました。しかしながら、私はこの法案をこうして議員立法としてお出しになってきたそれぞれの先生方に本当に感謝、敬意を表します。 しかしながら、その中でもいろんな意見があって、それぞれの意見を聞き……
○佐藤雄平君 佐藤雄平です。 今、大臣の答弁を聞いている中で、通告はしておりませんけれども、今の吉野川の話についてまたちょっとお伺いをしたい。 私は、政治は国民から信託を受けてやっていると思います。また、行政もまさにそのとおりです。そういうふうな中でその地域のことを考えて、それこそ災害が起きないようにということで考えて可動堰をということになったと思います。しかしながら、この住民投票というのは、これまた地元の大事な意見であります。 私は、この一連の流れを見ている中で、ある意味でやっぱり行政もどうしてもっと地域の皆さんにこの堰の重要さを説得できなかったのかなと。また、大臣自身が今、岡崎委員と……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 先日からそれぞれ趣旨の御説明がありました。国調、そして農住利子補給臨時措置法、さらにまた宅地化促進臨時措置法、それぞれ適時質問をさせていただきます。 今、田村議員、また山下議員の方からそれぞれ質疑がありまして、大分重複するところがあるかもわかりませんが、そこのところはまた私の質疑として御答弁いただければと思っております。 まず、国調でございます。 私も今十四、五年前を思い出しているんですけれども、私どもの地元に棚倉町という町がありまして、ここに、あのときは全国で三人だったですか、女性の町長さんがおられました。藤田満寿恵さんという方で、その方が多分福……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 まず冒頭に、大臣、北海道の有珠山の噴火等でいろいろ即座の対応、本当に御苦労さまでございました。これからも万全の体制をぜひとっていただきたい。 それと同時に、ちょうど四月のスタートで、被災地の皆さんのところにいる子供さんを見ていると何ともいたたまれない。やっと今度一年生になるとか、新たに中学に入学するとか、そんなことを思うと、やっぱり子供さんたちの噴火による一つの衝撃というか、ある意味では失望というか、そんなことにぜひ勇気づけるためにも、他閣僚も、自信を持ってまた一生懸命頑張るような話でもしていただければ幸いかなと。万全の対策をまず冒頭お願いいたします。……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 まず大臣に、河川行政の重要性と次の二十一世紀に向けた河川行政の所見についてお伺いしたいと思います。 ちょうど五年前ぐらいになると思うんですけれども、「水の旅人」という映画を見たんです。これは、山林に降った一滴の水滴が山を流れ、川に来て、最後、海に流れていく、たしか山崎努さんが出た映画だったのかな。一滴の水滴が海に流れるまでのいろんな水の経験を見ると、本当に水というのは大事であるなと。草木、そしてまた、微生物から生物から、ある意味では本当に人間にとって大事なものでもあるなと。 あるときはエネルギー発電にもなったりする。そんなことを考えると、私は空気と水……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 きょうのそれぞれ議論を聞いている中で、大変な都市計画法の改正であるなという感じを持ちました。 どうしても都市計画の話になると、先ほど大臣の方から江戸城の話があったんですけれども、太田道灌が江戸城をつくって、ある意味ではそれが一つの都市計画のスタートかなと。それからまた、東京については後藤新平、これは我が県とも関係ありますけれども、そんなところから都市計画がスタートしているのかなと。昨今の地方の盛衰、これはもうすべからく何か都市計画の運用次第にかかってくるんじゃないかな、そんな思いをするところでもあります。 今の同僚の福山議員の話の中でも、本当に権限移……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 きょうは、文部省関係、文教政策についてそれぞれお伺いをさせていただきます。 まずその前に、大臣、政務次官、そしてまた郵政大臣、御就任本当におめでとうございます。 二十一世紀を見据えたときに、私はさまざまな重要な政策があると思いますけれども、その中でもやっぱり最も重要な政策というのは、まさに森総理大臣も教育改革ということでまた国民会議を諮問として開いておるとおり、教育が一番大事であるかなと。 また、きのう、きょうとこの決算委員会、きのうは労働省、厚生省、そしてきょうは文部、郵政、それぞれやっているわけでありますけれども、その所管、また質疑の中でも、き……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 きょうは扇大臣、川口大臣、本当にまさに森内閣のかなめ、本当に八面六臂で頑張っておられる両大臣、本当に御苦労さんです。特に扇大臣、活躍し過ぎて時々こっちも心配なときがあるんですけれども、さすが最後はすべて見事におまとめになっていると。活躍をお祈りいたします。 本来なら、これ十一月にたしか質問の予定だったんですけれども、ずっと長引いておりまして、ちょうどオランダのハーグの会議の前の質問の予定でしたが、越年してしまいました。きのうたまたま、また環境省の発足ということで憲政記念館でそれぞれの発足式に私も出させていただきまして、いかに地球環境が大事であるかなと感……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 きょうは参考人の三人の先生方、本当に御苦労さまでございます。 今の有馬先生のお話、まさに私はごもっともだと思うんです。このクローンの問題については、私は法律、技術よりも最も大事なのはやっぱり倫理であろうと、そんなふうに思っております。 たまたま「ヒト・クローン無法地帯」という本がありまして、この本をちょっとはしょって読んでみました。本当に末恐ろしい話になります。人工授精から始まって体外受精、それが最後には実はクローン人間の売買というか、そんなところまで行き着くであろうという本でありまして、生殖の技術、生殖そのものが何かマーケット化してしまって、それが……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。先週、そしてまたきょうの午前中、先週は参考人、そして午前中は水島先生の講義を聞いたような気持ちで、技術的な話も多少はわかってきたかな、そんなつもりでおります。 しかしながら、私は、いろんなお話の中で、つくる気ならばヒトクローンがつくれる、私はここがやっぱり一番の問題であろうと。ですから、本当にどんな立派な法律をつくっても、現実問題としてその研究をする人、研究する機関、これがまさに生命の倫理というものについてきちっとした理解をしない限り、この法の効能というのはどうしても出てこないであろうと。ですから、ある意味では法律以前に人の命とか、それから人の尊厳、こうい……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 きょうは、農水省、文部科学省という順でそれぞれ御所見をお伺いさせていただきます。 小泉内閣の中で、私は農林水産大臣が唯一の、武部さんが農村、農業、また地方の理解者であるかなと、そんな思いをしておりますし、またこの間農林水産委員会に代理で出させていただきましたが、本当に真摯な答弁に私は感激をしておりました。 それはなぜかと申しますと、小泉内閣は、いわゆる今日までの均衡ある日本の発展というのがいつの間にか割愛されておりまして、それぞれ地方の特性を生かした日本の国土づくりということになっており、その中でまた特記すべき話が都市の再生ということになっております……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 午前中は寺崎議員の格調の高い極めて政策的な議論をしましたけれども、一転して、実は私は外務省の機密費についてちょっと質問をさせていただきます。 今、地元を歩いていますと、本当にどこへ行っても言われるのが、自民党の総裁とそれから総理大臣はこの次だれかなと、その次の話が実は機密費の話なんです。そして、何で悪いところに使ったというふうなところがわかっているにもかかわらず同じ要望の中で予算をつけたのと。私はもう純粋に考えればまさにそうなのかなと思いますし、また、この間、地元のある家庭にお邪魔したら奥さんが、雄平さん、困っちまうわね、うちの子供が実はちょっと悪いこ……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 私は、冒頭、先日、コンクリートの落下、山陽新幹線の事故から始まったその安全対策について質疑をさせていただきました。 たまたまというか偶然というか、その次の日、東北新幹線の白河のトンネルでこぶし大ほどの破片が落っこってしまったという、そんなニュースが入りまして、あのときの答弁の中で安全対策には万全を期しているというやさきのそんな事故が、事故というか事柄があったので、非常にびっくりしておりました。 そうこうしているうちに、広島県を中心とした大変な地震があったり、日本を全国的に押しなべて見てみると地震列島と。どこでどんなふうな地殻になっているか、またトンネ……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 まず、農住組合法の方から質問をさせていただきます。 昭和五十六年に施行されて、この組合法、二十数年。残念ながら、私、この農住組合法の存在を承知しておりませんでして、これは冷静に考えてみると、福島県で施行しているところは一カ所もないと。地元にないとなかなか造詣にあずからないものだなと感じておりますけれども、この法案、それぞれ読ませていただくと、なるほど立派な法案であるなと。 しかし、この二十数年たった中で、五十六年ころを考えてみると、たしかあのときは住宅の事情というのは需要があって供給が少なかったような時代、そしてしかも、郊外にそれぞれ農地を持っている……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 このところ連日のように、国土交通省に関する記事が載っていないことがないぐらいにそれぞれ毎日載っておるわけでありますけれども、その中で私は大きな項目で三項目ほどお伺いしていきたい。 最初は中日本航空の衝突事故、まさにあの事故の知らせを聞いたときに私は唖然としました。こんなことが本当にあるんだろうかと。ヘリコプターそれから小型飛行機が真っ昼間に、しかも視界がすばらしくいいときに衝突をしてしまった。あれが万が一第三者に犠牲者を出したらどんなことになっただろうか、ある意味では不幸中の幸いなところもあるのかなと思っている中で、私は、訓練飛行のときも当然のことなが……
○佐藤雄平君 おはようございます。佐藤雄平でございます。 参議院に当選させてもらって三年になりますけれども、午前中トップバッターで質疑をさせてもらうのは実は初めてでございまして、しかし私はこの二法案についていろいろ勉強して、まさに非の打ちどころがない、そんな中で与党の皆さんはきょう質問を割愛されたのかなと思いますけれども、ただ立法府ですから、よしあしきは別としてもきちっと勉強はなさっておられると思いますが、質問していただいた方がよかったんじゃないかなと、そんな思いもいたします。 そういうふうな中で、私、実は測量法と水路業務法、全くこれも初めての勉強をさせていただきました。そうしましたら、私……
○佐藤雄平君 おはようございます。佐藤雄平でございます。 冒頭、扇大臣にお見舞い申し上げます。 水防法それから気象業務法、逐次質問させていただきますが、ちょうど六月の二日、先週の土曜日でありましたけれども、北陸の地方整備局と福島県とそして会津の町村、阿賀川の水防演習が実はありまして、行ってきました。本当に官と民が一体となったもう大変な演習でございまして、国土交通省の方からも、大臣は何か九州の方で新幹線の起工式ということでおられませんで、青山技監が行って、見事な訓練に実は感動をしてまいりました。その中でも私は、その最も特記すべきというか、頑張っていたなと思うのが約千人の民間水防団。これ、大体……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 午前、午後ということでそれぞれ質問をさせていただきます。 今、いろいろ午前中から議論を聞いておりますと、土地収用法改正、私は前提として土地に対する認識が、いわゆる役所それから土地所有している人の間の問題もあろうかなと。また、いろんな学者の論文等を読んでみますと、土地はある意味では天から授かったもの、ある意味では公共的なものである、それをたまたま国民が預かっているんだと、そんな実は論文もあります。そういうふうな点からすると、私は、まずこの問題というのは土地に対する認識というのが大前提になるのかなと。 かつて国土利用計画法がありましたけれども、あれもちょ……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 今いろいろお話を聞いている中で、私自身、会津の出身でございまして、ある意味では佐賀県と同じようなところがあるのかなと。実は先日も女白虎隊のなぎなたの会に行ってきまして、まだ戊辰戦争が終わっていないぞなんて、そんな地域の中で生まれました。 きょうは、楽しい話、ホットな話からまずさせていただきますけれども、ちょうど橋本議員がおられて、両先生とも、きのう議運の中で、橋本先生のおめでたの中で産休の議論がなされて、制度としてはあるが改めて国会の中でお認めになっていただいたと。 私は、これはきょうのお話のもっと基本的な話についてお伺いしたいと思うんですけれども、……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 今、南野さんからも話がありましたけれども、共生社会また男女共同参画の大前提として私は、男性は女性を、女性は男性をそれぞれ尊厳を重んずるという中で出発することがもう本当に共生社会の大前提であろうと、そんなふうに思います。 六人の方のいろんな意見を聞いている中で、私は、男女共同参画社会における、この調査会と、さらにまた、政治家は機会均等をいかにつくってやるか、さまざまな社会の中でつくってやるかというふうなことが大きな役割であるかなと。 六人の先生方の中で、特に統計的な話で、今、南野さんからも話がありましたけれども、私は特に地方議員が非常に少ないという結果……
○佐藤雄平君 共生社会の調査会に入れていただいてから、いろんな方のお話を聞かせていただいてまいりました。やっぱり基本的には、共生社会、これは、男女はもちろんでありますけれども、万物に対する共生心、これをきちっと前提として持つことが社会を構築する前提となるのかなと。 そんなことを考えますと、たまたまこの間地元の新聞の投稿にこんなことが書いてあったんです。これはお年寄りの方なんですけれども、男女共生共同社会、これは、基本的には男が女性の立場に立って物を考えること、また女性は男の立場に立って物事を考えて進めていくことであろう、こんな一稿がありまして、まさにそうだなと、そんな思いがしました。 そう……
○佐藤雄平君 ありがとうございます。佐藤雄平でございます。 二件ほどそれぞれ参考人にお伺いしたいと思うんです。 一つは、ラインハルトさんの二番目の項目のA、「日本の財政的貢献の強調は理解されてはいるが、嫌われてもいる。」、これは私はやっぱりどこの社会も同じだと思うんですけれども、これはともかく嫌われたら何もできないんですね。 それで、去年の五月、中国に行ってきたんですけれども、朱鎔基さん、それぞれいろんな方とお会いしてきました。そして、どこへ行ってもやっぱり日本に対する協力要請がさまざまあったんです。そして、帰ってきて非常に日中関係っていいなと思いましたら、中国から中国の子供たちの世論調……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 先週からずっと国連の話を聞いておりまして、本当に国連の重要性はもうひしひしと感じるんですけれども、また逆を言うと、何か国連はうんと頼りないようなところが幾つかあるんです。そういう意味で、やっぱり国連そのものは人命尊重の大前提に立つ、まず第一番目には紛争の解決、そのためには、今、大使の方からいろんな話がありましたけれども、安全保障理事会の中での常任、非常任の拡大とありますけれども、適正なる規模というか、これは余り多くても解決できるものが解決できない例もあるでしょうし、余り少なくてもこれ解決できないと思うんです。そういう意味でも、大使のその考え方、どれぐらい……
○佐藤雄平君 佐藤雄平です。 中国と北朝鮮についての情報を高木さんと山岡さんにお願いします。 去年の十月に中国に行ったんです。それで、帰ってきた。我々が帰ってくる、そして自民党の野中さんが北京に行ったということで、その北京に行ったということは北朝鮮のことでお願いに行ったんですけれども、ちょうどその後こういう新聞の記事を見たんです。野中幹事長が行って朱鎔基と江沢民と会談をして帰ってきた次の日に、北朝鮮の金首相が行って朱鎔基と江沢民と会談をしたと。そのときに外務省が、北朝鮮から金首相が行くというのが全くわからなくて、場合によっては北京飯店に野中幹事長と金さんが一緒に泊まっていたんじゃないかと。……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 今国会からこの国際問題調査会に出させていただきまして、本当に今までいろんな方のお話を聞いて、ある意味では感銘を覚え、またある意味では国連の一つの絶対主義というか、これが意外にも役に立っていないところもあるなと、さまざまな思いで聞いておりました。 その中でも、私が感銘を受けたのは緒方高等弁務官の話、これも本当に戦火に行って命さながら頑張っているあんな話を聞くと、我が日本の人もさまざまなところで頑張っているんだなと、そんな思いをしておりましたら、ちょうど今、その緒方さんが今月号のたしか文芸春秋に十年間を振り返ったみずからの手記を書いております。 その中で……
○佐藤雄平君 私は、フォーマルな外交の問題じゃなくて、国民外交というんですか、この重要性。 日本では今延べ約千七百万人、海外に行っているわけですね。我が県なんかも福島空港ができて、特に最近は韓国と中国、延べで三、四万人行っているんです。行っているんですけれども、これも単に観光で行っていまして、あの人たちがやっぱり中国に行っても韓国に行っても、本当に観光だけじゃなくて、半日間ぐらい自由にソウルでも北京でも上海でも歩いて、本当に友達をつくってきて、それこそ年賀状の交換をするぐらいの、そんなことも一つの大きなこれからの私は外交の背景としてうんと必要であろうかなと。そんなことを思うと、それをどういう……
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